JP2010267120A - 時刻指定診療予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】患者が予約を希望する時刻から遅れることなく時刻通りに診療を受けることができる時刻指定診療予約システムを提供する。
【解決手段】この時刻指定診療予約システムは、遠隔端末からネットワークを介して病院に対して予約を行うシステムであって、複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成する機能と、予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設ける機能とを有する予約情報管理手段と、患者が予約した予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するための患者管理情報記憶部を有する記憶手段と、患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力する機能と、患者管理情報データから患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出す機能と、入力された診察の開始時刻と読み出された予約枠の開始時刻、または入力された診察の終了時刻と読み出された予約枠の終了時刻とから遅れ時間を算出する機能とを有する診察処理手段とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、遠隔端末から容易に病院等の予約ができる時刻指定診療予約システムであって、特にたとえば、患者が予約をした際に希望した予約時刻から大幅に遅れることのなく診療を受けることができる時刻指定診療予約システムに関する。
例えば、病院などの予約において、病院の予約状況から希望時刻に予約ができ、また、病院の診療状況により希望時刻通りに診療されないなどの場合、事前に予約者に知らせることができ、待ち時間を少なくできる予約システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この予約システムは、予約された機関において開始時刻等が予約時刻と異なることが生じたとき、当該機関から予約状況を管理する予約管理装置に対して予約時刻の変更を通知することにより、予約管理装置において、管理している当該予約時刻を変更するとともに、当該予約者に対してその旨を通知する手段を具備するものである。
特開2002−351979号公報
しかしながら、上記の予約システムは、希望時刻通りに診療されない場合における時間の遅れの大きさがどれくらいかを自動的に取得したものではない。また、患者が予約した診療を希望する時刻と診療の開始時刻が異なる場合については、その旨が通知されるのみで、診療開始の遅れを解決する手段をなんら有していないという問題がある。これは、患者が診療を希望する時刻と実際の診療の開始時刻とが大幅に異なる場合に、特に問題となる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、患者が予約を希望する時刻から大幅に遅れることなく概ね時刻通りに診療を受けることを可能とする時刻指定診療予約システムを提供することである。
この発明にかかる時刻指定診療予約システムは、遠隔端末からネットワークを介して診療を受ける病院に対して予約を行う時刻指定診療予約システムであって、そのシステムが、病院に設置されるクライアントサーバであって、所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成する機能と、予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設ける機能とを有する、予約情報管理手段と、患者が予約した予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するための患者管理情報記憶部を有する記憶手段と、患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力する機能と、患者管理情報データから患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出す機能と、入力された診察の開始時刻と読み出された予約枠の開始時刻、または入力された診察の終了時刻と読み出された予約枠の終了時刻とから遅れ時間を算出する機能とを有する、診察処理手段と、を備える、クライアントサーバを含む、時刻指定診療予約システムである。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、クライアントサーバにおける記憶手段は、患者管理情報データの一部により構成され、予約の受付処理をするために必要な予約情報データを記憶するための予約情報記憶部をさらに有し、予約情報記憶部のみがネットワークと接続されていることが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、クライアントサーバが、遠隔端末に対してDM情報メールを送信する患者を抽出するための抽出条件を記憶する、DM管理情報記憶手段と、患者管理情報データと記憶された抽出条件とを照合することにより、DM情報メールを送信すべき患者を抽出する機能とを有する、DM管理手段と、抽出された患者の遠隔端末にDM情報メールを送信する送信手段と、を備えることが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、病院とは異なる場所に設置される予約管理サーバであって、予約情報記憶部に記憶される予約情報データと同期するためのデータベース管理手段と、同期された予約情報データを記憶するための記憶手段と、遠隔端末より患者情報データを受信する機能と、受信された患者情報データと記憶された予約情報データとを照合する機能と、照合した結果、予約を受け付ける場合に、遠隔端末から予約枠を指定した情報を受信する機能と、受信された予約枠を指定した情報により予約情報データを更新する機能とを有する、予約情報処理手段とを備えることが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、予約情報処理手段が、遠隔端末から患者情報データを受信した際に、該受信した時刻から最も近い空き予約枠を仮予約枠として一時的に確保する機能を有することが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、予約情報処理手段が、遅れ時間が発生した場合に、該遅れ時間を加算した予約枠の開始時刻から所定の時間前になると、遠隔端末に診察が開始される旨を通知する機能を有することが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、遠隔端末が携帯端末であることが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約システムでは、患者情報データが、患者ID番号および患者の生年月日により構成されることが好ましい。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約を行う方法は、遠隔端末からネットワークを介して診療を受ける病院に対して時刻指定診療予約を行う方法であって、その方法が、病院に設置されるクライアントサーバにおいて、所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成するステップと、予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設けるステップと、患者が予約した予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するステップと、患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力するステップと、患者管理情報データから患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出すステップと、入力された診察の開始時刻と読み出された予約枠の開始時刻、または入力された診察の終了時刻と読み出された予約枠の終了時刻とから遅れ時間を算出するステップと、病院とは異なる場所に設置される予約管理サーバにおいて、記憶された患者管理情報データの一部である予約情報データを同期するステップと、同期された予約情報データを記憶するステップと、遠隔端末より患者情報データを受信するステップと、受信された患者情報データと記憶された予約情報データとを照合するステップと、照合した結果、予約を受け付ける場合に、遠隔端末から予約枠を指定した情報を受信するステップと、受信された予約枠を指定した情報により予約情報データを更新するステップと、を含む、方法である。
また、この発明にかかる時刻指定診療予約を行うためのプログラムは、請求項9に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
さらにまた、この発明にかかる時刻指定診療予約を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項9に記載の方法をコンピュータに実行させるための時刻指定診療予約を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の時刻指定診療予約システムでは、遠隔端末からネットワークを介して診療を受ける病院に対して予約を行う時刻指定診療予約システムであって、そのシステムが、病院に設置されるクライアントサーバであって、所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成する機能と、予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設ける機能とを有する、予約情報管理手段と、患者が予約した予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するための患者管理情報記憶部を有する記憶手段と、患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力する機能と、患者管理情報データから患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出す機能と、入力された診察の開始時刻と読み出された予約枠の開始時刻、または入力された診察の終了時刻と読み出された予約枠の終了時刻とから遅れ時間を算出する機能とを有する、診察処理手段と、を備えることから、診療の遅れ時間を明確に算出することができる。また、その診療の遅れ時間を予約枠テーブルに設けられた時間調整枠を用いて調整することで、遅れ時間を解消することができるので、患者が希望した予約時刻から遅れることなく診療を受けることができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、クライアントサーバにおける記憶手段は、患者管理情報データの一部により構成され、予約の受付処理をするために必要な予約情報データを記憶するための予約情報記憶部をさらに有し、予約情報記憶部のみがネットワークと接続されていると、患者個人を特定できるような個人情報に関わる重要な情報が外部に漏れることを防止することができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、クライアントサーバは、遠隔端末に対してDM情報メールを送信する患者を抽出するための抽出条件を記憶する、DM管理情報記憶手段と、患者管理情報データと記憶された抽出条件とを照合することにより、DM情報メールを送信すべき患者を抽出する機能とを有する、DM管理手段と、抽出された患者の遠隔端末にDM情報メールを送信する送信手段と、を備えていると、病院が患者にとって必要と考えられる情報をDM情報メールとして自動的に患者に対して配信することができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、病院とは異なる場所に設置される予約管理サーバであって、予約情報記憶部に記憶される予約情報データと同期するためのデータベース管理手段と、同期された予約情報データを記憶するための記憶手段と、遠隔端末より患者情報データを受信する機能と、受信された患者情報データと記憶された予約情報データとを照合する機能と、照合した結果、予約を受け付ける場合に、遠隔端末から予約枠を指定した情報を受信する機能と、受信された予約枠を指定した情報により予約情報データを更新する機能とを有する、予約情報処理手段とを備える、予約管理サーバをさらに含むと、病院側は、予約の受付処理を直接管理することなく、予約の受付処理を行う事ができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、予約情報処理手段が、遠隔端末から患者情報データを受信した際に、該受信した時刻から最も近い空き予約枠を仮予約枠として一時的に確保する機能を有すると、患者は、迅速に診療を受ける機会を確保することができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、予約情報処理手段が、遅れ時間が発生した場合に、該遅れ時間を加算した予約枠の開始時刻から所定の時間前になると、遠隔端末に診察が開始される旨を通知する機能を有すると、もし、遅れ時間が時間調整枠により調整できなかった場合に、その遅れ時間を加算した診療の開始時刻を知ることができる。
また、この発明の時刻指定診療予約システムでは、遠隔端末が携帯端末であると、患者は自宅外からでも迅速に時刻指定診療予約システムを利用することができる。
さらに、この発明の時刻指定診療予約システムでは、患者情報データが患者ID番号および患者の生年月日により構成されると、患者情報データが外部に漏れても個人情報を確保することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかる時刻指定診療予約システムの一実施形態を示す図解図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備えるクライアントサーバの構成例を示すブロック図である。(a)はクライアントサーバ、(b)は処理手段記憶部、(c)は第1データベース部、(d)は第2データベース部、(e)は第3データベース部のそれぞれの構成例を示すブロック図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診察室端末および受付端末の構成例を示すブロック図である。(a)は診察室端末および受付端末、(b)は処理手段記憶部の構成例を示すブロック図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える待合室用端末の構成例を示すブロック図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える予約管理サーバの構成例を示すブロック図である。(a)は予約管理サーバ、(b)は処理手段記憶部、(c)はデータベース部のそれぞれの構成例を示すブロック図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムにおける予約の処理動作を示す一実施例のフローチャートである。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムにおける予約の処理動作を示す他の実施例のフローチャートである。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムにおける予告通知の処理動作を示すフローチャートである。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムにおける受付処理の処理動作を示すフローチャートである。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムにおける診療処理の処理動作を示すフローチャートである。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える待合室用端末の表示手段に表示される待合室向け画面の表示例である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える予約管理サーバにおいて予約の受付処理の際に表示される表示画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える受付端末において表示される患者管理画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える受付端末において表示される予約管理画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示される診察処理画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示されるDM管理画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示される設定画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示される休診時間設定画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示される初期設定画面の医院情報設定画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末または受付端末において表示される初期設定画面の診療科情報設定画面の一例を示す図である。 この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える受付端末に接続される印刷手段が発券する番号札の一例を示す図である。
本発明にかかる時刻指定診療予約システムは、患者が予約した際に希望した予約時刻から大幅に遅れることなく診療を受けることができるシステムである。図1は、本発明にかかる時刻指定診療予約システムの一実施形態を示す図解図である。図2ないし図5を参照しながら時刻指定診療予約システム10の構成例等について説明する。
時刻指定診療予約システム10は、クライアントサーバ100、クライアントサーバ100に接続された患者の情報管理、予約情報の管理、診療・受付の管理等を行う診療室端末200および受付端末300、待合室用端末400、携帯端末600または患者用端末700から予約を受け付けるための予約管理サーバ500ならびに受付端末300または予約管理サーバ500に対して予約の申込をするための遠隔端末たる携帯端末600および患者用端末700を含む。そして、クライアントサーバ100、予約管理サーバ500、携帯端末600および患者用端末700が、ネットワーク800を介して接続されている。
本発明にかかるクライアントサーバ100は、患者に関する情報、予約に関する情報、医師に関する情報、診療科に関する情報等を管理し、受付処理、診療処理等を運用するためのサーバであり、例えば、病院等に設置されるサーバである。図2(a)は、この発明にかかるクライアントサーバ100の構成例を示すブロック図である。
クライアントサーバ100は、アプリケーション等である手段や患者に関する情報、予約に関する情報、医師に関する情報および診療科に関する情報等のデータベースを記憶している記憶手段110ならびに携帯端末600または患者用端末700に所望の内容であるお知らせ等をDM(ダイレクトメール)情報メールにより通知を行うためのメールサーバ120を含む。また、クライアントサーバ100において前記アプリケーション等の演算処理を行うために制御するためのCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、各演算処理を実行するときに使用するアプリケーション等である手段やデータを一時的に格納するためのRAM(Random Access Memory)、記憶手段110に各アプリケーションプログラム等を有しない場合のために、各アプリケーションプログラムを記憶しているROM(Read Only Memory)等(いずれも図示せず)を含む。
図2(b)ないし図2(e)は、記憶手段110に記憶されている各種アプリケーション等の処理手段を記憶するための処理手段記憶部112ならびにネットワーク800に接続されない第1データベース部114および第2データベース部116、ならびにネットワーク800と接続されている第3データベース部118の構成例を示すブロック図である。
図2(b)は、処理手段記憶部112の構成例を示すブロック図である。
処理手段記憶部112には、CPUにより制御されるアプリケーション等の各処理を行うための手段が記憶されており、データベース管理手段112aを含む。
データベース管理手段112aは、第1データベース部114における患者情報記憶部114a、医師情報記憶部114bおよび診療科情報記憶部114cに記憶されるデータの中から、患者管理情報データを構成するために必要なデータを抽出し、その抽出されたデータを、第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aに送信する機能を有する。また、データベース管理手段112aは、第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aに記憶されるデータの中から、予約情報データを構成するために必要なデータを抽出し、その抽出されたデータを予約情報記憶部118aに送信する機能を有する。
また、第1データベース部114は、患者情報記憶部114a、医師情報記憶部114bおよび診療科情報記憶部114cを含む。第2データベース部116は、患者管理情報記憶部116a、DM管理情報記憶部116bおよび設定情報記憶部116cを含む。また、第3データベース部118は、予約情報記憶部118aを含む。
図2(c)は、第1データベース部114の構成例を示すブロック図である。第1データベース部114は、ネットワーク800とは直接接続されていない。第1データベース部114は、患者情報記憶部114a、医師情報記憶部114bおよび診療科情報記憶部114cを含む。第1データベース部114に記憶されている情報の一部は、データベース管理手段112aにより第2データベース部116の患者管理情報記憶部116aに送信される。
第1データベース部114における患者情報記憶部114aは、患者情報データを記憶するデータベースである。
患者情報データは、患者のIDNo.(例えば、診察券番号)、患者氏名、ニックネーム、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号もしくはメールアドレス等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。また、患者情報データは、患者に接続された、例えば、医療機器等から得られる患者の身体情報や医療機器の制御情報等も含む。患者のIDNo.は、例えば、診察券番号等に対応し、患者を特定するためのコードである。患者情報データのうち、患者IDNo.、生年月日、メールアドレスは、後述する患者管理情報データおよび予約情報データに利用される。また、患者情報データのうち、患者氏名、性別、住所等の連絡先情報は、患者管理情報データに利用される。
第1データベース部114における医師情報記憶部114bは、医師情報データを記憶するデータベースである。
医師情報データは、医師IDNo.、医師名もしくは診療科IDNo.等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。医師IDNo.は、医師を特定するためのコードである。医師情報データのうち、医師IDNo.は、患者管理情報データおよび予約情報データに利用される。
第1データベース部114における診療情報記憶部114cは、診療科データを記憶するデータベースである。
診療科データは、診療科IDNo.、診療科名称、受付番号起点もしくは受付番号終点等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。診療科IDNo.は、診療科を特定するためのコードである。診療科データのうち、診療科名は、患者管理情報データおよび予約情報データに利用される。
図2(d)は、第2データベース部116を示すブロック図である。第2データベース部116は、ネットワーク800には直接接続されていない。第2データベース部116は、患者管理情報記憶部116a、DM管理情報記憶部116bおよび設定情報記憶部116cを含む。
第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aは、例えば、病院等のクライアント側において、予約情報の管理を含め、患者を管理するための情報である患者管理情報データを記憶するデータベースである。
患者管理情報データは、診療室端末200または受付端末300において患者の情報や予約の情報を参照するために使用され、診療室端末200または受付端末300において使用される少なくとも必要なデータにより構成される。患者管理情報データは、第1データベース部114における患者情報記憶部114a、医師情報記憶部114bおよび診療科情報記憶部114cに記憶されるデータの中から、患者管理情報データを構成するために必要なデータを、データベース管理手段112aにより抽出し、その抽出されたデータを受信することにより取得される。患者管理情報データは、患者のIDNo.(例えば、診察券番号)、患者氏名、性別、生年月日、連絡先、メールアドレス、予約時間、予約履歴、医師名もしくは診療科名等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。さらに、遅れ時間のデータも記録される。予約時間とは、後述する予約枠を特定するための情報を含むデータである。
第2データベース部116におけるDM管理情報記憶部116bは、患者に対するお知らせをするための情報であるDM管理情報データを記憶するデータベースである。
DM管理情報データは、診療室端末200または受付端末300においてDM管理手段212dを使用して作成される。
第2データベース部116における設定情報記憶部116cは、初期設定の情報ならびに休診時間設定および印刷手段320の使用について設定するための情報である設定情報データを記憶するデータベースである。
設定情報データは、診療室端末200または受付端末300において入力し、設定手段212eを使用して作成される。
図2(e)は、第3データベース部118を示すブロック図である。第3データベース部118は、ネットワーク800と直接接続されている。第3データベース部118は、予約情報記憶部118aを含む。予約情報記憶部118aは、例えば、携帯端末600または患者用端末700から予約を受け付けるために必要な情報である予約情報データを記憶するデータベースである。
予約情報データは、携帯端末600または患者用端末700から予約を行うことのみに使用され、携帯端末600または患者用端末700から予約を申し込まれた時に処理する際に、少なくとも必要なデータにより構成される。予約情報データは、第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aに記憶されるデータの中から、予約情報データを構成するために必要なデータを、データベース管理手段112aにより抽出し、その抽出されたデータを受信することにより取得される。予約情報データは、例えば、患者のIDNo.(例えば、診察券番号)、メールアドレス、生年月日、もしくは予約時間等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。また、遅れ時間も記憶される。
予約情報記憶部118aに記憶される予約情報データは、後述する予約管理サーバ500におけるデータベース部514の予約情報記憶部514aに記憶される予約情報データとデータベース管理手段112aにより同期されて、同一の情報となるように制御される。
メールサーバ120は、後述するDM管理手段212dにより設定された患者に対して、DM管理情報データに基づいて作成されたメールを送信するために使用される。
なお、図1には、1つのクライアントサーバ100しか示していないが、実際には、多数のクライアントサーバ100がネットワークを介して予約管理サーバ500に接続される。
本発明にかかる診療室端末200および受付端末300は、例えば、病院内の受付や診療室内に設置される端末であり、受付員や医師等により患者の情報管理、予約情報の管理、受付・診療の管理等を行う際に使用することを目的とする端末である。図3は、この発明にかかる診療室端末200および受付端末300の構成例を示すブロック図である。
診療室端末200および受付端末300は、アプリケーション等である手段を記憶している記憶手段210、予約管理、診察処理等の処理画面を表示するための表示手段220および適宜、処理画面に所望の情報を入力するための入力手段230を含む。また、診療室端末200および受付端末300において前記アプリケーション等の演算処理を行うために制御するためのCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、各演算処理を実行するときに使用するアプリケーション等である手段やデータを一時的に格納するためのRAM(Random Access Memory)、記憶手段210に各アプリケーションプログラム等を有しない場合のために、各アプリケーションプログラムを記憶しているROM(Read Only Memory)等(いずれも図示せず)を含む。
図3(b)は、記憶手段210に記憶されている各種アプリケーション等の処理手段を記憶するための処理手段記憶部212の構成例を示すブロック図である。診療室端末200および受付端末300における記憶手段210は、処理手段記憶部212を含む。
処理手段記憶部212には、CPUにより制御されるアプリケーション等の各処理を行うための手段が記憶されており、予約情報管理手段212a、診察処理手段212b、患者情報管理手段212c、DM管理手段212dおよび設定手段212eを含む。
予約情報管理手段212aは、診察予約、予約取消および予約の状況の確認処理を行うための手段である。予約情報管理手段212aにおいて行われる診察予約等の処理は、例えば、受付端末300において行われる処理である。予約情報管理手段212aが実行されることにより、例えば、図14に示すような予約管理画面が受付端末300の表示手段220に表示される。予約情報管理手段212aは、患者が直接来院した際に予約を受け付ける処理を行う機能を有する。また、予約の状況や診療の状況等を所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルにより表示させる機能を有する。さらに、予約のキャンセルが発生した場合の処理を行う機能を有する。予約枠テーブルには、例えば、「予約済み」枠、「未使用」枠、「処理中」枠、「休診」枠により区別されて表示される。ここで、「休診」枠とは、例えば、診療を休む時間枠を表わす役割を有するとともに、診療時間が遅れた場合等に、時間を調整するための時間調整枠の役割をも有している。予約情報管理手段212aにおいて使用される情報は、クライアントサーバ100の第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aに記憶されている情報が使用される。また、予約を受け付けた処理により得られたデータは、クライアントサーバ100の第2データベース部116における患者管理情報記憶部116aに、患者情報に対応して記憶される。
予約情報管理手段212aにおいて行われる処理は、診療科ごとにされるようにしてもよい。
なお、携帯端末600および患者用端末700から行う予約処理については、後述する。
診察処理手段212bは、来院時の受付処理、診察室への呼び込みの処理を行うための手段である。診察処理手段212bは、受付端末300における受付員等による受付処理および診療室端末200における医師等による診療室内への呼び込み・診察終了処理により構成される。診察処理手段212bが実行されることにより、例えば、図15に示すような診療処理画面が診療室端末200または受付端末300の表示手段220に表示される。また、診療当日に予約がされている患者の一覧(待ち患者一覧)を表示させる機能を有する。
まず、受付処理とは、患者が来院したときに、受付員等により行われる処理をいう。診察処理手段212bは、例えば、患者が来院した場合に、来院済みの処理を行う機能を有する。また、来院済みの患者のうち、一時待合室等から離れる場合に、保留扱いの処理を行う機能を有する。
また、呼び込み・診療終了処理とは、患者を待合室から診療室への呼び込む際に行われる処理である。診察処理手段212bは、医師等が呼込みの処理を行うことで患者の診察の開始時刻を確定する機能を有する。このとき、予約情報管理手段212aにおいては、診療中の患者として扱われ、その旨表示されるように処理が行われる。また、後述する待合室向け情報管理手段412aにおいては、呼込み中の患者として扱われ、その旨表示されるように処理が行われる。
一方、順番を変えて患者を呼込む場合は、待ち患者一覧に表示されている患者の中から該当する患者を指定することにより、該指定された患者を診察中の患者として扱う機能を有する。さらに、現在診察中の患者を保留することで、該患者を「待ち患者一覧」に戻す機能も有する。
そして、診察の終了後に、次の患者を呼び込む処理を行うことで患者の診察の終了を確定する機能を有する。また、診察処理手段212bは、患者の予約枠における予約診察終了時刻と実際に診察を終了した時刻との比較し、遅れている場合は、遅れ時間情報として患者管理情報記憶部116aに記憶する機能を有する。なお、診察の開始時刻と予約枠の開始時刻と比較し、遅れている場合に、遅れ時間情報として患者管理情報記憶部116aに記憶する機能を有してもよい。
患者情報管理手段212cは、初診患者のデータを入力、編集する処理を行うための手段である。患者情報管理手段212cは、主に受付端末300において使用される手段であり、患者情報管理手段212cが実行されることにより、例えば、図13に示すような予約管理画面が受付端末300の表示手段220に表示される。患者情報管理手段212cは、患者IDNo.(例えば、診察券番号)と患者氏名、生年月日および性別とが対応した一覧を表示させる機能を有する。さらに、患者情報管理手段212cは、患者IDNo.(診察券番号)を所定の場所に入力することで、既登録患者のデータの一覧を表示する機能を有する。ここで、表示された患者の情報について変更したい場合は、変更箇所を入力することで変更する機能を有する。なお、変更された情報は、患者管理情報記憶部116aに記憶される。
携帯メールアドレスは、入力することで登録してもよいし、患者が直接携帯端末600から登録することもできる。また、PC用のメールアドレスについても、入力することで登録してもよいし、患者が直接患者用端末700から登録することもできる。
さらに、患者に対して送信するDM情報メールを指定するフラグの管理をする機能を有する。
DM管理手段212dは、患者にメールによりDM情報メール等の案内文を送る処理を行うための手段である。DM管理手段212dは、主に診療室端末200または受付端末300において使用される手段であり、DM管理手段212dが実行されることにより、例えば、図16に示すようなDM管理画面が診療室端末200または受付端末300の表示手段220に表示される。DM管理手段212dは、DM情報であるメールの内容を作成したDM管理情報データをDM管理情報記憶部116bに記憶する機能を有する。また、作成されたDM情報メールを送信する条件に適合する患者に対して送信する設定を行うための機能を有する。
設定手段212eは、休診時間の設定等の処理を行うための手段である。設定手段212eは、休診時間の変更や、印刷手段320の使用の有無についての設定を行うための機能を有する。図17aは、この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末200または受付端末300において表示される設定画面の一例を示す図である。ここで、休診時間とは、予約情報管理手段212aが実行されることで表示される予約枠テーブル上での「休診」枠に対応する。
休診時間設定を行う場合は、「設定ボタン」が選択されると、図17bに示すような休診時間設定画面が表示される。休診時間設定画面では、上段部に、診療科ごとの休診時間(休診枠)を設定することができる項目を設け、下段部に設定された休診時間の一覧が表示される。例えば、日付期間を指定する場合は、「指定日」、「毎日」、「毎週」、「毎月」等から選択し、設定することができる。時間指定をする場合は、休診の開始時刻および終了時刻を決定することで設定することができる。複数の診療科を対象とする場合は、日付期間、時間指定のいずれのかの設定を診療科毎に設定するか、全科共通とするか等、個別に設定をすることができる。さらに、一度設定した後に、追加で設定することもでき、削除することもできる。
なお、その設定が有効となるのは、予約可能期間の次の診察日からである。
また、後述する印刷手段320の使用の有無について設定することができる。印刷手段320を使用する場合は、「使用する」のチェックボックスにチェックを行った上で、「保存ボタン」を選択することで行う。また、印刷手段320の使用を停止する場合は、「使用する」のチェックボックスのチェックを外した上で、保存ボタンを選択することで行う。
なお、設定された情報は、設定情報データとして設定情報記憶部116cにおいて記憶される。
また、診療室端末200および受付端末300は、上述した各処理手段により実行された結果等を出力するための表示手段220を備える。表示手段220は、例えば、ディスプレイ等により構成される。
さらに、診療室端末200および受付端末300は、上述した各処理手段により実行された結果、表示手段220に表示された画面に対して適宜入力するための入力手段230を備える。入力手段230は、例えば、キーボード、マウス等が使用される。
また、受付端末300には、印刷手段320が接続されるようにしてもよい。印刷手段320は、例えば、予約済みの患者が来院した場合に、図19に示すような番号札を発券するために使用される。印刷手段320は、例えば、レシートプリンタが使用される。
また、診療室端末200には、読込手段240が接続されるようにしてもよい。読込手段240は、印刷手段320により発券された番号札を読み込むことで、自動呼込みおよび診察終了の処理を行うことができる。
本発明にかかる待合室用端末400は、例えば、病院内の待合室等に設置される端末であり、待合室で診療の開始を待つ患者等に提供するための情報等を管理するための端末である。図4は、この発明にかかる待合室用端末400の構成例を示すブロック図である。
待合室用端末400は、アプリケーション等である手段を記憶している記憶手段410および待合室向けに情報を提示するための表示手段420を含む。また、待合室用端末400において前記アプリケーション等の演算処理を行うために制御するためのCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、各演算処理を実行するときに使用するアプリケーション等である手段やデータを一時的に格納するためのRAM(Random Access Memory)、記憶手段410に各アプリケーションプログラム等を有しない場合のために、各アプリケーションプログラムを記憶しているROM(Read Only Memory)等(いずれも図示せず)を含む。
図4(b)および図4(c)は、記憶手段410に記憶されている各種アプリケーション等の処理手段を記憶するための処理手段記憶部412およびデータベース部414の構成例を示すブロック図である。待合室用端末400における記憶手段410は、処理手段記憶部412およびデータベース部414を含む。
処理手段記憶部412には、CPUにより制御されるアプリケーション等の各処理を行うための手段が記憶されており、待合室向け情報管理手段412aを含む。待合室向け情報管理手段412aは、後述する表示手段420に表示させる情報を構成するための手段である。図11は、待合室向け端末400の表示手段420に表示される待合室向け表示画面の例である。待合室向け表示画面は、患者向けのお知らせ等を提示するメッセージ画面と遅れ時間、待ち番号、呼び出し済み番号等を提示するための状況提示画面とにより構成される。
メッセージ画面には、待合室向け情報記憶部414aに記憶される配信インフォメーション画像・メッセージが表示される。これにより、病院からのお知らせメッセージの表示を行う。
また、状況提示画面には、遅れ時間、待ち番号、呼び出し済み番号、現在診察中の番号等が表示される。なお、メッセージ画面と状況提示画面との縦方向の比率は、例えば、それぞれ1/2で設定される。
データベース部414は、待合室向け情報記憶部414aを含む。待合室向け情報記憶部414aは、待合室向け表示画面を構成するメッセージ画面に表示するために必要なメッセージ画面用データと状況提示画面に表示するために必要な状況提示画面用データとからなる待合室向け情報データを記憶するデータベースである。
メッセージ画面用データは、テキストデータ、画像データもしくは動画データ等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。
状況提示画面用データは、遅れ時間、待ち番号もしくは呼び出し済み番号等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。これらのデータは、クライアントサーバ100の第2データベース116における患者管理情報記憶部116aから読み出すようにしてもよいし、待合室向け情報記憶部414aに必要データを抽出して記憶させた上で、そこから読み出すようにしてもよい。
また、待合用端末400は、上述した処理手段により実行された結果等を出力するための表示手段420を備える。表示手段420は、例えば、ディスプレイ等により構成される。本実施例においては、例えば、32インチのディスプレイが使用される。
本発明にかかる予約管理サーバ500は、携帯端末600や患者用端末700から予約を受け付ける処理やデータを管理するサーバである。予約管理サーバ500は、クライアントサーバ100が設置されている病院等とは異なる場所に設置される。図5は、この発明にかかる予約管理サーバ500の構成例を示すブロック図である。
予約管理サーバ500は、アプリケーション等である手段や予約に関する情報等のデータベースを記憶している記憶手段510および携帯端末600または患者用端末700に予約確認等のお知らせ等の通知を行うためのメールサーバ520を含む。また、クライアントサーバ100において前記アプリケーション等の演算処理を行うために制御するためのCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、各演算処理を実行するときに使用するアプリケーション等である手段やデータを一時的に格納するためのRAM(Random Access Memory)、記憶手段510に各アプリケーションプログラム等を有しない場合のために、各アプリケーションプログラムを記憶しているROM(Read Only Memory)等(いずれも図示せず)を含む。
図5(b)および図5(c)は、記憶手段に記憶されている各種アプリケーション等の処理手段を記憶するための処理手段記憶部512およびデータベース部514の構成例を示すブロック図である。
図5(b)は、処理手段記憶部512の構成例を示すブロック図である。
処理手段記憶部512には、CPUにより制御されるアプリケーション等の各処理を行うための手段が記憶されており、データベース管理手段512aおよび予約情報処理手段512bを含む。
データベース管理手段512aは、予約管理サーバ500の予約情報記憶部514aにおける予約情報データとクライアントサーバ100の第3データベース部118における予約情報記憶部118aとの予約情報データとのデータについて同期する処理を行うための手段である。
予約情報処理手段512bは、携帯端末600または患者用端末700から予約の申込がされた場合に受付処理を行うための手段である。例えば、予約情報処理手段512bは、携帯端末600等から予約の申込がされた場合、予約を行うための初期画面を送信する機能、診察予約画面を送信する機能、予約が行われたことを確認するためのメールを、メールサーバ520を介して送信する機能等を含む。また、患者が予約した診察開始時刻から所定の時間前に診察が開始されることを知らせるメールを、メールサーバ520を介して送信する機能を有する。
予約情報処理手段512bは、予約の方法について、「当日予約」か「事前予約」かのいずれかが選択できるように構成される。また、「当日予約」は、予約を申し込んだ時刻からみて、予約の空きがある時間枠のうち、最短の予約時間枠を予約する最短予約と、当日に診療予約する場合の時間帯を選択する時間帯予約のいずれかが選択できるように構成される。
予約時間の設定は、最短予約(予約の申込を行った時刻から一番直近の予約空白枠に設定)と時間指定の予約が可能である。
データベース部514は、予約情報記憶部514aを含む。予約情報記憶部514aは、例えば、携帯端末600または患者用端末700から予約を受け付けるために必要な情報である予約情報データを記憶するデータベースである。
予約情報データは、携帯端末600または患者用端末700から予約を受け付けたときの処理に使用され、携帯端末600または患者用端末700から予約を申し込まれた時に処理する際に、少なくとも必要なデータにより構成される。予約情報データは、クライアントサーバ100における第3データベースの予約情報記憶部118aの予約情報データとデータベース管理手段により同期されて、同一の情報となるように制御される。予約情報データは、例えば、患者のIDNo.(例えば、診察券番号)、メールアドレス、生年月日、予約時間もしくは遅れ時間等またはこれらの組み合わせ等により構成されたデータである。氏名等の患者の個人情報は、その秘密を保護するために含まれていない。
メールサーバ520は、予約の申し込みを受信したときに、予約の手続のメールや確認メール等を返信する際に利用される。
携帯端末600は、予約管理サーバ500に対して診療の予約を行うために使用される端末である。携帯端末600は、例えば、携帯電話等により構成され、予約管理サーバ500に対して予約を行う際に使用されるWWWブラウザ等のアプリケーションがあらかじめ備えられている。また、予約を行うために使用される入力手段および表示手段も備えている(図示せず)。
患者用端末700は、予約管理サーバ500に対して診療の予約を行うために使用される端末であり、主に、患者の自宅等に設置される端末である。患者用端末700は、例えば、パーソナルコンピュータを用いて構成される。患者用端末700も、予約管理サーバ500に対して予約を行う際に使用されるWWWブラウザ等のアプリケーションがあらかじめ備えられている。また、予約を行うために使用される例えば、キーボードやマウス等の入力手段およびディスプレイ等の表示手段も備えている(図示せず)。
なお、図1には、1つの携帯端末600および患者用端末700しか示していないが、実際には多数の携帯端末600および患者用端末700がネットワーク800を介して予約管理サーバ500に接続される。
次に、本実施形態における時刻指定診療予約システム10の動作について説明する。
まず、始めに、本時刻指定診療予約システム10を実行する際においてすべき初期設定について説明する。図18は、この発明にかかる時刻指定診療予約システムが備える診療室端末200または受付端末300において表示される初期設定画面の一例を示す図である。
図18aは、医院情報設定を設定するための初期設定画面の一例を示す図である。医院情報設定において、クリニック名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、予約枠期間、予約枠間隔、予約枠変更後枠間隔、予約枠変更日時、予約ディレイおよびメール通知時間およびフラグ名称等が個別に設定できる。メールアドレスは、クリニック側から送信用メールアドレスとして使用される。予約枠期間とは、予約ができる先日数を表わす。予約枠間隔は、1枠に区切る分数を表わす。例えば、予約枠間隔が「3」と設定されれば、1時間が20分割される。予約枠変更後枠間隔とは、予約枠間隔を変更した場合の変更後の枠間隔である。予約枠変更日時とは、予約枠を変更した場合の変更が反映される日付である。予約ディレイとは、例えば、携帯端末600から予約をする場合に、最短予約可能時間の現在時刻からの遅れを表わす。メール通知時間とは、予告通知である直前予約確認メールの発信時刻、すなわち、診療開始時刻からみて何分前にメールを発信するかの時間を表わす。フラグ名称とは、上述したDM管理手段212dで使用されるDM情報メールの件名を表わす。本実施例においては、フラグ名称は5つ設定できるが、適宜増減されるようにしてもよい。
また、図18bは、診療科情報設定を設定するための初期設定画面の一例を示す図である。診療科情報設定において、診療科ID、診療科名、診療開始時間および診療終了時間等が個別に設定できる。診療科名は、小児科等の診療科名を表わす。診療開始時間および診療終了時間は、各診療科の診療可能な時間を表わす。
なお、設定された情報は、設定情報データとして設定情報記憶部116cにおいて記憶される。
(予約処理)
図6は、時刻指定診療予約システム10に対して行う予約処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯端末600から予約を行う処理について説明するが、患者用端末700から予約を行う場合も同様の処理にて行われる。
まず、携帯端末600から予約管理サーバ500に対して、予約の申込があった場合、予約情報処理手段512bは、携帯端末600に対して、予約を行うための初期画面を送信し、携帯端末600には図12(a)に示すような初期画面が表示される(ステップS100)。続いて、携帯端末600において「診察予約画面ボタン」が選択されると、予約情報処理手段512aは、診察予約画面を送信し、携帯端末600には図12(b)に示すような診察予約画面が表示される(ステップS102)。なお、診察予約画面において、診療科を指定するようにしてもよい。そして、携帯端末600において、予約をする患者を特定するための患者情報データである患者IDNo.(診察券番号)および生年月日のデータの入力を行い、「当日予約」か「事前予約」かのボタンを選択し、予約管理サーバ500に対して、データを送信する(ステップS104)。予約管理サーバ500の予約情報処理手段512bは、受信した患者IDNo.および生年月日のデータと予約情報記憶部514aのデータとの照合を行う(ステップS106)。「当日予約」が選択された場合は(ステップS108)、仮予約枠が一時的に確保される(ステップS110)。ここで、仮予約枠とは、携帯端末600より予約を行った時刻からみて、予約の空きがある時間枠のうち、最短の予約時間枠を確保した予約枠のことをいう(後に最短予約となる)。仮予約枠が確保されると、予約管理サーバ500のデータベース管理手段512aは、予約管理サーバ500の予約情報記憶部514aの予約情報データとクライアントサーバ100の第3データベース部118における予約情報記憶部118aの予約情報データとのデータについて同期する処理を行う(ステップS112)。
続いて、予約情報処理手段512bは、メールサーバ520を介して予約画面を表示させるためのメールを送信し、携帯端末600には図12(c)に示すような予約画面が表示される(ステップS114)。この画面には、最短予約を行うための「最短予約ボタン」と、予約可能な空き時間枠のみが選択可能なようにボタン表示された「時間帯ボタン」とが表示される。さらに、「設定変更ボタン」も表示される。ここで、設定を変更しない場合は(ステップS116)、最短予約をするか否かを選択する(ステップS118)。最短予約が選択された場合は、仮予約枠が最短予約枠として確保され、携帯端末600には図12(d)に示すような確認画面が表示される(ステップS120)。確認画面に表示されている予約時間を了承する場合は(ステップS122)、「了承ボタン」を選択することで、予約情報処理手段512bは、正式に予約を行う。そして、予約情報処理手段512bは、受付番号を含む予約を行った旨の確認メールを送信し、携帯端末600において、当該メールを受信する(ステップS124)。また、上記確認画面において、「取消ボタン」を選択した場合(すなわち、了承しない場合)は(ステップS122)、予約情報処理手段512bにより仮予約枠が解除され(ステップS126)、初期設定画面が再度表示される。
また、設定を変更する場合は(ステップS116)、携帯端末600より「設定変更ボタン」を選択し、予約管理サーバ500に送信する。そうすると、予約情報処理手段512bは、携帯端末600に対して設定変更画面を送信し、携帯端末600には、図12(f)に示すような設定変更画面が表示される(ステップS128)。そして、所定の入力を行い、予約管理サーバ500に送信する。変更が行われた場合は(ステップS130)、予約情報処理手段512bは、携帯端末600に対して予約画面を再度送信する。一方、変更が行われなかった場合は(ステップS130)、予約情報処理手段512bは、携帯端末600に対して、初期画面を再度送信する。
また、ステップS108において、「事前予約」が選択された場合は、診療を受けたい日付の入力を行い(ステップS132)、予約管理サーバ500に対して送信することで、該当する日付の予約情報データを予約情報記憶部514aから読み出す。そして、予約情報処理手段512bは、メールサーバ520を介して予約画面を表示させるためのメールを送信し、携帯端末600には、図12(c)に示すような予約画面が表示される(ステップS114)。
図7は、最短予約を行わない、当日予約を選択した場合の処理を説明したフローチャートである。
ステップS118において、最短予約を選択しない場合は、「時間帯ボタン」から診察を希望する時間帯の予約枠を選択し、予約管理サーバ500に対して送信を行う(ステップS200)。続いて、希望の時間帯の予約枠が確保できた場合は(ステップS202)、希望予約時間枠の確保が行われ、携帯端末600には、図12(e)に示すような確認画面が表示される(ステップS204)。また、希望の時間帯の予約枠が確保できない場合は(ステップS202)、予約情報処理手段512bは、希望の時間帯から次に近い時間帯を抽出し、携帯端末600に対して、提示を行う(ステップS206)。そして、確認画面に表示されている予約時間を了承する場合は(ステップS208)、「了承ボタン」を選択することで、予約情報処理手段512bは、正式に予約を行う。そして、予約情報処理手段512bは、予約を行った旨の確認メールを送信し、携帯端末600において、当該メールを受信する(ステップS124)。また、上記確認画面において、取消ボタンを選択した場合(すなわち、了承しない場合)は(ステップS208)、予約情報処理手段512bにより仮予約枠が解除され(ステップS210)、予約画面が再度表示され、予約可能な時間帯の選択を行う。
(予告通知の処理)
図8は、携帯端末600等に対して、診察開始の予定時刻から所定の時間前に診察の時刻が迫ってきたことをお知らせするための予告通知を行う処理を説明したフローチャートである。
まず、後述する診療処理において算出された遅れ時間データに基づいて、予約管理サーバ500の予約情報処理手段512bにおいて予約診療時間の遅れ時間が生じているか否かが確認される(ステップS300)。遅れ時間が生じていない場合は、診察開始時刻から所定の時間前に診察が開始されることを知らせるメールを携帯端末600に送信する(ステップS302)。遅れ時間が生じている場合、その遅れ時間が上述したように予め設定されている休診枠(時間調整枠ともいう)の時間で調整ができる場合は(ステップS304)、予定通り、診察開始時刻から所定の時間前に診察が開始されることを知らせるメールを携帯端末600に送信する(ステップS302)。また、遅れ時間が休診枠の時間で調整できない場合は(ステップS304)、希望した予約時刻に遅れ時間を加算し、新たに診察開始時刻を算出する(ステップS306)。そして、新たに算出された診察開始時刻から所定の時間前に診察が開始されることを知らせる予告通知のメールを携帯端末600に送信する(ステップS302)。
(受付端末の処理)
まず、本発明にかかる時刻指定診療予約システムにおいて、初診患者の情報を登録する処理について説明する。図13は、初診患者の情報を登録する際に、受付端末300において表示される患者管理画面である。患者管理画面には、初診患者情報を適宜入力する項目が設けられている。診察券番号を入力後、「検索ボタン」を選択することにより、患者情報管理手段212cが患者管理情報記憶部116aより読み出すことで、該当する患者に関連する情報が表示される。また、「一覧ボタン」を選択することで、患者管理情報記憶部116aに記憶される患者情報が読み出され、表示させることもできる。ここで、表示される患者に関する情報は、例えば、診察券番号、患者氏名、生年月日および性別である。また、PC用および携帯端末用のメールアドレスを登録することもできる。ここで、登録されたメールアドレスは、患者管理情報記憶部116aに記録される。なお、携帯メールアドレスは、この画面より入力することで登録してもよいし、患者が直接携帯端末600から登録することもできる。また、PC用のメールアドレスについても、この画面より入力することで登録してもよいし、患者が直接患者用端末700から登録することもできる。
次に、患者が直接予約するために来院した場合に、受付端末300において行われる予約の受付処理について説明する。図14は、予約を受け付ける際に、受付端末300において表示される予約管理画面である。なお、この予約管理画面は、例えば、受付員等が予約の状況を適宜確認する際にも利用される。
予約管理画面は、例えば、上段部と下段部とで構成される。上段部には、カレンダ、診療科を区別するための項目、診察券番号の入力部、診察券番号に該当する患者の情報の表示部とにより構成される。また、下段部には、上段部のカレンダにより指定された日付の予約状況を示す予約枠テーブルが表示される。予約枠テーブルには、「予約済み」枠、「未使用」枠、「処理中」枠、「休診」枠とそれぞれ色分けして表示される。なお、上述した仮予約枠については、「処理中」として表示される。さらに、例えば、予約枠テーブルの左端に表示されている時間帯の項目を選択することで、その時間帯の情報について、予約情報記憶部118aのデータと同期し、最新の情報が表示される。また、カレンダで日付を選択することにより、予約情報記憶部118aのデータと同期し、現在の予約枠テーブルの状況が表示される。
続いて、予約済みの患者が来院した場合に、受付端末300において行われる処理および患者を診療室内に呼込む際に診療室端末200において行われる処理について説明する。図15は、予約済みの患者が来院した際に、受付端末300または診療室端末200に表示される診察処理画面である。
診察処理画面は、例えば、上段部と下段部とで構成される。上段部には、主に診療室端末200において使用される呼込処理部と主に受付端末300において使用される受付処理部とにより構成される。
呼込処理部は、主に診療の開始、終了を決定するために使用される部分であり、例えば、患者の呼込みを行う場合に使用する「次患者ボタン」および一旦呼込んだ患者を保留扱いする場合に使用する「保留ボタン」を備え、それぞれ、主に診療室端末200から医師等が適宜選択することで使用される部分である。「次患者ボタン」を選択することで、現在診察中の患者の状態で扱うことができ、「保留ボタン」を選択することで、一旦患者を呼込んだ後に、待ち患者扱いとすることができる。また、「次患者ボタン」を選択することは、前の患者の診療が終了したことも意味している。患者を呼込んだ場合、現在診療している患者の情報、例えば、診察券番号、患者氏名、予約時間、待ち番号等も表示される。さらに、順番を変えて患者を呼込む場合は、後述する「待ち患者一覧」に表示されている患者氏名を選択することで、その患者を現在診察中の状態で扱うこともできる。
また、受付処理部は、例えば、予約済みの患者が来院した場合に、主に受付端末300から受付員等が適宜入力することで使用される部分である。診察券番号の入力部と診察券番号に該当する患者の情報の表示部とにより構成される。また、予約済みの患者が来院した場合に、来院済み処理を行うための「確認ボタン」を備える。さらに、待合室を一時的に離れる場合に保留扱いすることもできる「保留ボタン」を備える。
また、下段部には、受付処理において、来院済み扱いとなった患者の一覧が、「待ち患者一覧」として表示される。
なお、上述した呼込処理部および受付処理部は、いずれか一方を表示、または、両方を表示できるように選択することができる。
図9は、患者が来院した場合に、主に受付端末300において行われる処理動作を示すフローチャートである。
患者が来院すると(ステップS400)、例えば、受付員は、診察処理画面において、診察券番号の入力を行う(ステップS402)。ここで、診察券を忘れた場合には、予約の際に予約管理サーバ500から送信されたメールに記載されている受付番号を入力してもよい。そして、受付員は、診察処理画面における「検索ボタン」を選択することで、患者管理情報記憶部116aから対応する患者に関する情報を読み出し、診察処理画面にその情報を表示する。そして、患者氏名を確認し、診察処理画面における「確認ボタン」を選択することにより、来院済み患者として扱われ、診察処理画面の「待ち患者一覧」に患者の情報が追加で表示される(ステップS404)。
ここで、来院済み患者として処理された後に、その患者が待合室から一時的に離れる場合は(ステップS406)、診察処理画面における「保留ボタン」を選択することで、その患者を保留扱いとすることができる(ステップS408)。このとき、「待ち患者一覧」においては、保留扱いとなっている旨を表示するように色分けされている。続いて、保留扱いとなっていた患者が待合室に戻ってきた場合は、保留の解除を行う(ステップS410)。
(診療室端末の処理)
次に、図10は、患者を診療室内に呼込む場合に、主に診療室端末200において行われる処理動作を示すフローチャートである。
診療室端末200から医師等により診察処理画面における「次患者ボタン」を選択することで患者の呼込みが行われると(ステップS500)、患者の診療開始時刻が確定する(ステップS502)。ここで、現在診察中の患者を保留したい場合は(ステップS504)、診察処理画面における「保留ボタン」を選択することで、その患者を保留扱いとし、待ち患者扱いとすることができる(ステップS506)。保留状態となった患者をその保留を解除したい場合は、「待ち患者一覧」から該当する患者を選択することで行うことができる(ステップS508)。診察が終了すると、「次患者ボタン」を選択することにより、その患者の診察の終了時刻が確定する(ステップS510)。ここで、診察の終了した患者の予約診察終了時刻とステップS510で確定した実際の診察の終了時刻との比較を行う(ステップS512)。ここで、診察時間に遅れが発生している場合は(ステップS514)、遅れ時間として、患者管理情報記憶部116aに記憶される(ステップS516)。
(DM管理の処理)
次に、本発明にかかる時刻指定診療予約システムにおいて、患者にメールにより案内を送る処理について説明する。図16(a)は、DM情報であるメールの内容の登録する際に、診療室端末200または受付端末300において表示されるDM管理画面である。DM管理画面の上段部の左側は、DM情報メールの件名およびその内容である本文を作成する項目が設けられている。また、DM管理画面の上段部の右側には、DM情報メールを送信する対象とする患者を表示するための一覧表示部が設けられている。また、DM管理画面の上段部の右側に設けられている「抽出ボタン」を選択することで、図16(b)に示すような抽出ウィンドウが表示される。ここで、全員を対象とすることもでき、また、性別、年齢、患者氏名、予約日時等により個別に抽出条件を入力することで、適宜、対象となる患者を抽出され、一覧表示部に表示される。まだ、DM管理画面の下段部には、これまで送信されたDM情報メールの履歴一覧が表示される。履歴一覧には、件名および送信者(条件)が表示される。
件名、本文を入力後、登録ボタンをクリックすることで、予め設定された時刻になると、自動的にDM情報メールが送信される。
なお、件名、本文を新たに入力せずに、履歴一覧から、過去に送信したDM情報メールを参照し、編集して送信することもできる。
DM管理画面において作成されたDM情報メールの件名および本文の内容ならびに履歴一覧に表示される情報等は、DM管理情報データとして、DM管理情報記憶部116bにおいて記憶される。
本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、予約情報管理手段212aが、予約の状況や診療の状況等を所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルにより表示させる機能を有し、該予約枠テーブルには、休診枠として時間調整枠を設けており、診察処理手段212bは、診察の開始時刻と患者の予約枠の開始時刻とを比較するか、診察の終了時刻と患者の予約枠の終了時刻とを比較することにより遅れ時間を算出する機能を有しているので、遅れ時間を算出することができ、さらにその遅れ時間を時間調整枠により調整することで、患者が診察を希望した時刻から遅れることなく診察を受けることができる。
また、本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、患者等の個人情報を含むデータを記憶する第1データベース部114および第2データベース部116はネットワーク800に接続されず、予約の受付処理に必要な情報が記憶される第3データベース部118のみがネットワーク800に接続されているので、個人情報がネットワーク800を介して漏れることを防止することができる。
さらに、本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、DM管理手段212dがDM情報メールを送信する患者を抽出するための抽出条件と患者管理情報データとを照合することで、DM情報メールを送信すべき患者を抽出する機能を有するので、病院側が患者にとって必要と考えられる情報をDM情報メールとして自動的に患者に対して配信することができる。
さらにまた、本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、病院側に設置されるクライアントサーバ100とは別の場所に、予約を受け付けるための予約管理サーバ500を備えることで、病院側は、予約の受付処理を直接管理することなく、予約の受付処理を行うことができる。
また、本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、予約情報処理手段512bが患者情報データを受信した際に、その受信した時刻から一番直近の予約空白枠に仮予約枠として一時的に確保する機能を有するので、患者は、迅速に診療を受ける機会を確保することができる。
さらに、本発明にかかる時刻指定診療予約システム10によれば、予約情報処理手段512bが診察に遅れ時間が発生した場合に、その遅れ時間を加算した予約枠の開始時刻から所定の時間前になると、携帯端末600または患者用端末700に対して診療が開始される旨を通知する機能を有するので、もし、遅れ時間が時間調整枠により調整できなかった場合に、その遅れ時間を加算した診療の開始時刻を知ることができる。
また、この発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、実施の形態で述べた構成に新たな構成要素を追加したり、削除したり、変更等したりして種々の変形を行うことができる。
10 時刻指定診療予約システム
100 クライアントサーバ
110、210、410、510 記憶手段
112、212、412、512 処理手段記憶部
112a、512a データベース管理手段
114 第1データベース部
114a 患者情報記憶部
114b 医師情報記憶部
114c 診療科情報記憶部
116 第2データベース部
116a 患者管理情報記憶部
116b DM管理情報記憶部
116c 設定情報記憶部
118 第3データベース部
118a、514a 予約情報記憶部
120、520 メールサーバ
200 診療室端末
212a 予約情報管理手段
212b 診察処理手段
212c 患者情報管理手段
212d DM管理手段
212e 設定手段
220、420 表示手段
230 入力手段
240 読込手段
300 受付端末
320 印刷手段
400 待合室用端末
412a 待合室向け情報管理手段
414、514 データベース部
414a 待合室向け情報記憶部
500 予約管理サーバ
512b 予約情報処理手段
600 携帯端末
700 患者用端末
800 ネットワーク

Claims (11)

  1. 遠隔端末からネットワークを介して診療を受ける病院に対して予約を行う時刻指定診療予約システムであって、前記システムは、
    前記病院に設置されるクライアントサーバであって、
    所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成する機能と、前記予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設ける機能とを有する、予約情報管理手段と、
    患者が予約した前記予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するための患者管理情報記憶部を有する記憶手段と、
    患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力する機能と、前記患者管理情報データから前記患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出す機能と、前記入力された診察の開始時刻と前記読み出された予約枠の開始時刻、または前記入力された診察の終了時刻と前記読み出された予約枠の終了時刻とから前記遅れ時間を算出する機能とを有する、診察処理手段と、
    を備える、クライアントサーバを含む、時刻指定診療予約システム。
  2. 前記クライアントサーバにおける前記記憶手段は、
    前記患者管理情報データの一部により構成され、予約の受付処理をするために必要な予約情報データを記憶するための予約情報記憶部をさらに有し、
    前記予約情報記憶部のみが前記ネットワークと接続されている、請求項1に記載の時刻指定診療予約システム。
  3. 前記クライアントサーバは、
    前記遠隔端末に対してDM情報メールを送信する患者を抽出するための抽出条件を記憶する、DM管理情報記憶手段と、
    前記患者管理情報データと前記記憶された抽出条件とを照合することにより、前記DM情報メールを送信すべき患者を抽出する機能とを有する、DM管理手段と、
    前記抽出された患者の前記遠隔端末に前記DM情報メールを送信する送信手段と、
    を備える、請求項1または請求項2に記載の時刻指定診療予約システム。
  4. 前記病院とは異なる場所に設置される予約管理サーバであって、
    前記予約情報記憶部に記憶される予約情報データと同期するためのデータベース管理手段と、
    前記同期された予約情報データを記憶するための記憶手段と、
    前記遠隔端末より患者情報データを受信する機能と、前記受信された患者情報データと前記記憶された予約情報データとを照合する機能と、前記照合した結果、予約を受け付ける場合に、前記遠隔端末から前記予約枠を指定した情報を受信する機能と、前記受信された前記予約枠を指定した情報により前記予約情報データを更新する機能とを有する、予約情報処理手段とを備える、予約管理サーバをさらに含む、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の時刻指定診療予約システム。
  5. 前記予約情報処理手段は、
    前記遠隔端末から患者情報データを受信した際に、該受信した時刻から最も近い空き予約枠を仮予約枠として一時的に確保する機能を有する、請求項4に記載の時刻指定診療予約システム。
  6. 前記予約情報処理手段は、
    前記遅れ時間が発生した場合に、該遅れ時間を加算した前記予約枠の開始時刻から所定の時間前になると、前記遠隔端末に診察が開始される旨を通知する機能を有する、請求項4または請求項5に記載の時刻指定診療予約システム。
  7. 前記遠隔端末は、携帯端末である、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の時刻指定診療予約システム。
  8. 前記患者情報データは、
    患者ID番号および患者の生年月日により構成される、請求項3ないし請求項7のいずれかに記載の時刻指定診療予約システム。
  9. 遠隔端末からネットワークを介して診療を受ける病院に対して時刻指定診療予約を行う方法であって、前記方法は、
    前記病院に設置されるクライアントサーバにおいて、
    所定の時間によって分割された複数の予約枠によって構成される予約枠テーブルを生成するステップと、
    前記予約枠に診療の遅れ時間を調整するための時間調整枠を設けるステップと、
    患者が予約した前記予約枠の情報を含む患者管理情報データを記憶するステップと、
    患者の診察の開始時刻と終了時刻とを入力するステップと、
    前記患者管理情報データから前記患者の予約枠の開始時刻または終了時刻を読み出すステップと、
    前記入力された診察の開始時刻と前記読み出された予約枠の開始時刻、または前記入力された診察の終了時刻と前記読み出された予約枠の終了時刻とから前記遅れ時間を算出するステップと、
    前記病院とは異なる場所に設置される予約管理サーバにおいて、
    前記記憶された患者管理情報データの一部である予約情報データを同期するステップと、
    前記同期された予約情報データを記憶するステップと、
    前記遠隔端末より患者情報データを受信するステップと、
    前記受信された患者情報データと前記記憶された予約情報データとを照合するステップと、
    前記照合した結果、予約を受け付ける場合に、前記遠隔端末から前記予約枠を指定した情報を受信するステップと、
    前記受信された前記予約枠を指定した情報により前記予約情報データを更新するステップと、
    を含む、方法
  10. 請求項9に記載の方法をコンピュータに実行させるための時刻指定診療予約を行うためのプログラム。
  11. 請求項9に記載の方法をコンピュータに実行させるための時刻指定診療予約を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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