JP6552903B2 - 診察案内サービス装置、システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、診察順における予約を推進し、診察案内の精度を向上するための診察案内サービス装置、システム及び方法に関する。
病院の外来患者への診察案内において、診察順を適切に案内することについては、常に改善方法が求められている。病院の外来診療の患者の種類は大きく予約患者と予約外患者に二分される。予約外の患者とは、診察を受けたい当日に来院した患者であり、予約外の患者は当日予約といった形で予約患者と同様に診察を行っている。
近年、患者の予約率の向上に伴い診察案内の精度を向上させる外来診療が推進されている。しかし、現実の運営では、予約をしたのに来院しない患者、あるいは予約をしたが事情があって来院できない患者がでるため、予約情報によって、患者への正確な診察案内ができないという点が大きな課題となっている。
そこで、予約した患者を確実に来院させるために、患者だけでなく親族やホームヘルパーなどの患者の関係者へ患者の通院状況を通知して、患者が通院を忘れずに行えるようにする発明も提案されている(特許文献1)。
特開2014−106644号公報
来院の有無を確認するため、患者からの電話やメール返信を実現するといった方法が考えられるが、これらに対応するためには、予約コールセンタの設置や返信用アドレスを用意する必要がある。しかし、予約コールセンタの設置や返信用アドレスの用意は、病院側の負荷が高く実現できないというのが現状である。特に、患者の情報は秘匿性の高い情報であるので、病院と患者間での情報のやり取りには、細心の注意が要求されるからである。
本願発明は、上記課題に鑑み、簡単な端末操作で予約患者の通院意思を確実に把握して、診察案内の精度向上を実現する診察案内サービス装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、患者の端末に診察に関する案内メールを配信する診察案内サービス装置において、既に診察予約を済ませた患者である予約患者の端末に、少なくとも当該予約患者を特定する情報が組み込まれたURLを含む、当該予約患者の来院意思を確認するための予約確認案内メールを事前に配信し、前記予約確認案内メールが配信された端末における前記URLへのアクセスを検知した場合に、当該URLに組み込まれた患者を特定する情報に基づき対応する予約患者の来院意思があるものとして当該予約患者の診察予約を確定させることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な端末操作で予約患者の通院意思を確実に把握して、診察案内の精度向上を実現する診察案内サービス装置を提供することができる。
診察案内サービスシステムの全体構成を示す図である。 患者の最初のメールアドレス登録と登録後の携帯メール呼出を説明する図である。 予約確認案内メールによって予約が確定される様子を説明する図である。 モバイルサーバにより患者に適宜配信される当日案内メールの例を説明する図1である。 モバイルサーバにより患者に適宜配信される当日案内メールの例を説明する図2である。 モバイルサーバから端末に当日案内メールを通知する流れを示す図である。 モバイルサーバが、当日案内メールに対する端末での応答を検知して、予約受付情報に反映させる流れを示す図である。 患者DBの内容を示す表である。 クラウドに設けられるデータベースの内容例を示す表である。 電文及びメールの構成例を示す表である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、患者に診察情報を提供する診察案内サービスシステム1の全体構成を示す図である。本実施形態のシステム1は、病院内システム100と、メール配信サービスやインターネットサービスを行うクラウド200、患者の端末300、及び病院内システム100とクラウド200と患者の端末300を接続するネットワーク400から構成される。
また、診察案内サービスシステム1に接続される病院は、単一の病院内システムだけではなく、複数の病院内システム100(A病院の病院内システム100、B病院の病院内システム100b、C病院の病院内システム100c・・・)も可能である。B病院の病院内システム100b、C病院の病院内システム100cは、A病院の病院内システム100と同等な内部システムを有し、A病院と同等な診察案内サービス運営が可能である。以下では、A病院の病院内システム100を代表として、説明する。
病院内システム100は、電子カルテシステム120、モバイルシステム130及び外部配信サーバ140を有し、これらは院内のネットワーク(WLAN等)で相互接続される。なお、モバイルシステム130と外部配信サーバ140は、院内情報のセキュリティを図るため専用プロトコル150で接続される。
電子カルテシステム120は、医師等が患者の診察記録(カルテ)を記入して管理するシステムである。電子カルテシステム120は、患者の診察が終わった際に、医師等が患者の呼出の順番を更新する機能も有している。電子カルテシステム120は、電子カルテサーバ122、電子カルテクライアント124を有する。
電子カルテサーバ122は、電子カルテシステム120を管理するサーバである。電子カルテクライアント124は、診察室に設置された医療従事者により操作されるクライアント端末である。電子カルテクライアント124は、医師等が患者の診察記録(カルテ)を記入すると共に、患者の診察が終わった際に、医師等が患者の呼出の順番を更新する端末である。
モバイルシステム130は、患者が所有する端末(携帯端末)300に、メールで診察情報を提供して、診察案内サービスを行うものである。診察情報とは、患者の診療科名、医師名、予約時間、あるいは待ち人数等である。診察情報が提供されるメールを、以下で、「当日案内メール」と呼ぶ。
モバイルシステム130は、モバイルサーバ132と患者DB(データベース)134を有する。モバイルサーバ132は、モバイルシステム130を管理するサーバである。モバイルサーバ132は、診察案内サービス装置とも呼ばれる。
患者DB134は、診察案内サービスに必要な患者情報を記憶するデータベースである。患者DB134には、後述する受付情報TBL(テーブル)134a、患者情報TBL(テーブル)134bが記憶される。受付情報TBL134aは、患者毎の予約情報が記載されたテーブルである。患者情報TBL134bは、各患者のメールアドレスが記載されたテーブルである。
モバイルシステム130では、患者の端末300に、当日案内メールとして、受付開始前(例えば診察予約がある当日朝)に「予約確認用の当日案内メール(以下、予約確認案内メールと呼ぶ)」を配信させ、受付開始後には「受付開始後の当日案内メール」を配信させる。
予約確認案内メールは、患者の来院の意思を確認するためのメールである。受付開始後の当日案内メールは、主に受付後に、病院内で待機している患者に診察状況や待ち時間等の情報を提供するメールである。
モバイルサーバ132は、事前に診察を予約した予約患者に対して、例えば、診察当日の朝、患者DB134を参照して、予約確認案内メール用のメール依頼電文を作成する。なお、モバイルサーバ132は、診察当日の朝以外でも、診察時間の所定時間前に、予約確認案内メール用のメール依頼電文を作成してもよい。
診察開始後は、電子カルテサーバ122から、図9に示す診察電文D1がモバイルサーバ132に送信される。モバイルサーバ132は、診察電文D1を参照して、受付情報TBL134aを更新する。そして、モバイルサーバ132は、受付後の患者に対して、受付情報TBL134aを参照して、診察状況や待ち時間を案内する受付開始後の当日案内メール用のメール依頼電文を作成する。
モバイルサーバ132は、受付情報TBL134a及び患者情報TBL134bを参照して、メール依頼電文を作成する。
図7は、患者DB134の内容を示す表である。受付情報TBL134aは、予約患者の予約情報及び診察状況の情報等から構成される。受付情報TBL134aでは、患者IDに対応付けて、受付日、診療科、予約時間帯、予約フラグ、遅延フラグの各項目が管理される。再来受付機(不図示)で患者が受付を完了すると、「受付日」に本日の日付が記載される。「診療科」には、患者が予約した診療科名が記載される。患者が事前に診察予約をした場合には、「予約時間帯」に、予約時間が記載される。「予約フラグ」は、詳細は後述するが、予約確認案内メールで、患者が端末300で確定操作をした場合に、ONになる。「遅延フラグ」は、患者の診察遅延状況を示すフラグで、例えば、患者の予約時間から30分以上経過しても診察呼出がない場合に、ONが入力される。患者情報TBL134bでは、患者IDに対応付けて、端末300のメールアドレスが管理される。
外部配信サーバ140は、ネットワーク400を介して、病院内システム100と外部(本例では、クラウド200)との情報通信を行うものである。また、クラウド200は、ネットワーク400を介してメール配信やWebサービスを行うよう、外部ネットワークに設置されるシステムである。
クラウド200には、クラウドサーバ202a、Webサーバ202b、メールサーバ202c、実績DB204、蓄積DB206等が設けられる。クラウド200により、モバイルサーバ132からのメール依頼が、端末300へ当日案内メールとして配信される。
クラウドサーバ202aは、外部配信サーバ140と、Webサーバ202b及びメールサーバ202cを中継する。また、クラウドサーバ202aは、モバイルサーバ132から送信されたメール依頼電文の内容(病院ID、診療科、診察室、メール配信時刻等)を、実績DB204や蓄積DB206に格納する。実績DB204及び蓄積DB206に保存される情報例を図8に示す。
Webサーバ202bは、端末300からのWebサイトへのアクセスを検知し、端末300に当日案内メールのWeb画面(図4A、図4Bで後述)を提供する。Webサーバ202bは、実績DB204や蓄積DB206を参照して、端末300に提供する当日案内メールのWeb画面を作成する。
メールサーバ202cは、モバイルサーバ132から送信されたメール依頼電文に基づき、当日案内メールを作成し患者の端末300に配信する。図9のD3は、メールの構成例である。メールサーバ202cは、メール依頼電文に含まれる患者のメールアドレスや診察情報に基づき、当日案内メールを作成する。
また、メールサーバ202cは、当日案内メールの本文に応答用のURL(Uniform Resource Locator)700を含ませる。応答用のURL700(応答用URLとも呼ぶ)には、診察案内Webに、患者IDと病院IDを暗号化した情報が加えられる。応答用URLの具体例は、図3で説明する。
クラウドサーバ202aは、端末300からの応答用URLによるWebサイトへのアクセスを、外部配信サーバ140を経由して、モバイルサーバ132に送信する。
患者の端末300は、メール通信可能な装置であればよく、患者の所有する携帯電話あるいはタブレットでもよい。端末300は、ネットワーク400を介して、クラウド200に接続され、更に外部配信サーバ140経由でモバイルサーバ132に接続される。
当日案内メールが配信される手順を簡単に説明する。診察予約日の朝あるいは診察予約時間の所定時間前、モバイルサーバ132から外部配信サーバ140経由で予約確認用のメール依頼電文がクラウド200に送信され、メールサーバ202cが、予約確認案内メール500aを端末300に配信する。端末300で応答用URLへのアクセス(応答)があると、Webサーバ202bが検出する。クラウドサーバ202aが、端末300からの応答用URLへのアクセスを外部配信サーバ140経由でモバイルサーバ132に通知し、モバイルサーバ132は、受付情報TBL134aの予約フラグをONにし、当該患者の診察予約を確定する。
また、モバイルサーバ132は、予約確認案内メール500aの配信後所定時間(例えば1時間)経過しても、端末300から応答用のURLへのアクセスがない場合には、予約を取り消すようにしてもよい。また、モバイルサーバ132は、応答用のURLへのアクセスが所定時間以上ない場合には、メールサーバ202cに再度、予約確認案内メール500aの配信を指示してもよい。
診察受付後には、モバイルサーバ132から受付後のメール依頼電文がクラウド200に送信され、メールサーバ202cが、受付後の当日案内メールとして端末300に配信する。端末300から、応答用URLへのアクセスがあると、クラウド200がモバイルサーバ132に通知する。モバイルサーバ132は、クラウド200に診察状況の情報を通知する。Webサーバ202bは、Web画面を作成して、端末300に送信する。患者は、診察の進行状況や待ち時間等を知ることができる。
なお、電子カルテサーバ122、外部配信サーバ140、モバイルサーバ132、クラウドサーバ202a等の各サーバは、汎用のコンピュータ等により実現され、よってそのハードウェア構成は、特に図示しないが一般的なものである。すなわち、例えば、CPU等の演算プロセッサ、ハードディスク、メモリ等の記憶装置、通信機能部等(何れも不図示)を有する。更に、ディスプレイ、キーボード/マウス等が備えられていても良い。
図2は、患者の最初のメールアドレス登録と登録後の携帯メール呼出を説明する図である。病院内システム100には、患者の端末300のメールアドレスを予め登録する登録端末160(不図示)が設けられ、モバイルシステム130や電子カルテシステム120と通信可能に接続される。
患者が、診察券(不図示)を登録端末160に挿入すると、登録端末160は、診察券の例えば、磁気ストライプに記憶されている患者IDを磁気的に読み取る。登録端末160は、患者IDに基づきQRコード(登録商標)を作成し、QRコード600を画面に表示する。QRコード600の内容は、送信先のメールアドレスと本文(患者ID)等である。送信先のメールアドレスは、例えば外部配信サーバ140のアドレスである。本文(患者ID)は、個人情報保護の観点から暗号化等のセキュリティ対策が施される。
患者は、端末300に予め内蔵されたQRリーダアプリを起動し、端末300のカメラを登録端末160の画面にかざす。端末300は、自動的にQRコード600を読み込み、読み込まれたQRコード600から送信先メールアドレスを取得し、患者IDをメール本文とする空メール520を送信する。外部配信サーバ140が送信先メールアドレスとなる。
外部配信サーバ140は、メールサーバ202c経由で端末300からの空メール520を受信する。モバイルサーバ132は、外部配信サーバ140から空メール520の受信通知を受ける。モバイルサーバ132は、空メール520の受信通知に対応して、空メール520を送信した患者のメールアドレスを、患者IDに対応して患者DB134の患者情報TBL134bに登録する。
モバイルサーバ132は、患者のメールアドレスを患者情報TBL134bに登録し、登録完了メール530を患者の端末300に送信するよう外部配信サーバ140経由でメールサーバ202cに指示する。そして、登録完了メール530がメールサーバ202cから端末300に配信される。図2のメール画面M1は、端末300に表示される登録完了メール530の例である。
登録完了後、モバイルサーバ132は、メールサーバ202cに適宜、当日案内メールの通知を指示し、メールサーバ202cから患者の端末300に当日案内メールが配信される。メール画面M2は、端末300に表示される当日案内メールの一例である。
次に、当日案内メールの内容を具体的に説明する。図3は、予約確認案内メールによって予約が確定される様子を説明する図である。患者は、事前に、電話あるいはWeb等で診察予約を行っていたとする。患者の端末300には、予約日の朝あるいは予約時間の所定時間前に、予約確認案内メール500aが配信される。図3のメール画面M3は、予約確認案内メール500aの内容である。予約確認案内メール500aには、診療科や医師名等の予約内容が記載され、下段には、応答用のURL700が添付される。
端末300で応答用のURL700がクリック(アクセス)されると、クラウド200のWebサーバ202bはアクセスを検知する。Webサーバ202bが、外部配信サーバ140を経由して、応答用URL700へのアクセスを、モバイルサーバ132に通知する。
モバイルサーバ132は、アクセスされた応答用のURL700の情報に基づき、アクセスした患者を特定し、受付情報TBL134aで対応する患者の予約フラグをONに設定する。これで予約が確定される。そして、モバイルサーバ132は、受付情報TBL134aにおける患者の各予約情報を、外部配信サーバ140を経由して、Webサーバ202bに通知する。
一方、端末300では、URL700がクリックされた後、Web画面W1に切り替わる。Web画面W1で「診察待ち情報」がクリックされると、端末300では、Web画面W2が表示される。Web画面W2は、モバイルサーバ132から通知された患者の予約内容に基づき、Webサーバ202bで作成された画面である。予約内容がWeb画面W2として表示されることで、患者は、予約内容の確認をすることもできる。
次に、図4A、図4Bを用いて、モバイルサーバ132により患者に適宜配信される当日案内メール500の例を説明する。図4Aの左欄のWeb画面W2は、診察予約日の当日朝(例えば8:00)の予約確定後に配信される当日案内メールの内容である。Web画面W2は、図3で説明したのと同じ画面で、受付はされていない状態での画面である。
Web画面W3は、患者が病院での受付をしていない状況(例えば、9:30)で、端末300に配信される当日案内メールの画面である。患者は、Web画面W3から、既に、診察状況が30分遅れであることがわかる。
患者は、病院に到着後、病院内システム100に接続された再来受付機(不図示)に自分の診察カードを入れて受付処理を行う。モバイルサーバ132は、患者が受付を済ませたことを再来受付機から通知され、患者DB134の受付情報TBL134aに記録する。
Web画面W4は、病院での受付を済ませた後、例えば10:30に、端末300に配信される当日案内メールの画面である。Web画面W4では、あいかわらず、診察状況が30分遅れであることが示される。
Web画面W5(図4B)は、混雑しているために、予約時間(11:00)を経過した後である12:00に、端末300に配信される当日案内メールの画面である。Web画面W6(図4B)は、患者の診察が終了した後(12:30)に、端末300に配信される診察が終了したことを知らせる当日案内メールの画面である。
次に、図5及び図6を用いて、診察案内サービスシステム1の各サーバ間における、当日案内メール配信の流れを説明する。図5は、モバイルサーバ132から、端末300に当日案内メールを通知する流れを示す図である。図6は、モバイルサーバ132が、当日案内メールに対する端末300での応答を検知して、予約受付情報に反映させる流れを示す図である。特に、端末300でなされた予約確認案内メール500aに対するアクセスを、モバイルサーバ132で検知して、診察予約を確定させる流れを説明する。
図5から説明する。モバイルサーバ132は、受付情報取得プロセスと当日予約送信プロセスを並列的に実行する。受付情報取得プロセスとは、患者の受付情報を、患者DB134の受付情報TBL134aに、適宜登録する処理である。受付情報とは、患者の診察予約や患者の受付状態あるいは患者の診察状況等に関する情報である。
モバイルサーバ132は、起動後に、P10からP30の間を無限ループとして、患者の各種受付情報を取得して、取得した受付情報により患者DB134の受付情報TBL134aを更新する。例えば、モバイルサーバ132は、診察中であれば、電子カルテサーバ122を参照して、受付情報TBL134aを更新する(ステップP12)。
また、モバイルサーバ132は、患者が再来受付機へ受付処理をした場合にも、受付情報TBL134aを更新する。また、モバイルサーバ132は、患者から電話や端末300により診察予約があった場合には、受付情報TBL134aの診療科や予約時間帯等に予約内容を登録する。モバイルサーバ132は、一定時間待機後(ステップP14)に、ステップ10に戻る。
当日予約送信プロセスとは、モバイルサーバ132が、当日の来院意思を確認するために、診察予約をした患者に予約確認案内メール500aを送信する処理である。前述のように、モバイルサーバ132は、予約確認案内メール500a以外の当日案内メール500も端末300に送信するので、当日予約送信プロセスは、当日案内メールの送信処理の一部である。
モバイルサーバ132は、起動後に、受信ポートをオープンにする(ステップP50)。モバイルサーバ132は、P52からP70の間を無限ループとして、受付情報TBL134aを参照して、予約確認案内メール500aを送信すべき患者の有無を判断する。モバイルサーバ132は、患者IDの受付情報で本日予約があるかを判断する(ステップP54)。
前述したように、早朝の所定時に、モバイルサーバ132は、受付情報TBL134aの患者IDの予約時間帯で、本日予約があるかを判断してもよい。また、モバイルサーバ132は、現時点から所定時間以内に予約があるかどうかで、予約確認案内メール500aの送信を判断してもよい。
モバイルサーバ132は、患者IDの予約時間帯で本日予約があると判断すると(ステップP54Yes)、外部配信サーバ140に所定のメール依頼電文を送信する(ステップP56)。メール依頼電文の構成例を、図9の電文D2に示す。
モバイルサーバ132は、患者IDの予約時間帯で本日予約がないと判断すると(ステップP54No)、ステップP70に進み、ステップP52に戻る。なお、モバイルサーバ132は、予約確認案内メール500a以外の当日案内メール500(図4AのWeb画面W3、Web画面W4、Web画面W5等)の配信についても、外部配信サーバ140に所定のメール依頼電文を送信するが、詳細は省略する。
外部情報連携プロセスとは、外部配信サーバ140が、起動後に、R10からR30の間を無限ループとして、メール依頼電文を送信する処理である。外部配信サーバ140は、モバイルサーバ132からメール依頼電文を受信して(ステップR12)、クラウドサーバ202aへメール依頼電文を送信する(ステップR14)。
クラウドサーバ202aは、S10からS30の間を無限ループとして、外部配信連携プロセスを実行する。クラウドサーバ202aは、起動後に、S10からS30の間を無限ループとして、メール配信を行う。
クラウドサーバ202aは、外部配信サーバ140からメール依頼電文を受信して(ステップS12)、メールサーバ202cにメールアドレスと本文を通信する(ステップS14)。メールサーバ202cは、メール依頼電文に基づき、予約確認案内メール500a(図3のM3参照)を作成し、メール依頼電文に記載されたメールアドレスに配信する。予約確認案内メール500aの構成は、図9のD3に示すようである。
また、クラウドサーバ202aは、受信したメール依頼電文に基づき、実績DB204の病院毎診察実績TBL204bに病院ID、診療科、診察室、メール配信時刻等を記載する(ステップS16)。
端末300は、起動後に、T10からT30の間を無限ループとして、メールを受信する(ステップT12)。端末300は、メールサーバ202cから配信される予約確認案内メール500aを受信する。
図6を用いて、配信された予約確認案内メール500aへのアクセスにより、モバイルサーバ132が予約を確定する処理を説明する。
端末300は、T10からT30の間を無限ループとして以下処理を行う。端末300は、予約確認案内メール500aの受信後に(ステップT12)、当日案内メール500の本文末尾の応答用URL700が患者によりアクセス(クリック)されると、メールのリンクを確認して(ステップT20)、リンク先に通知がされる。
クラウドサーバ202aは、S10からS30の間を無限ループとして外部配信連携プロセスを実行する。クラウドサーバ202aは、端末300からのアクセス情報をWebサーバ202bから受信すると(ステップS20)、クラウドサーバ202aは、対応する応答用URL700の内容から、病院と患者IDを特定する。
クラウドサーバ202aは、対応する病院の外部配信サーバ140に患者IDにつき予約確認案内メール500aにアクセスのあったことを通知する。また、クラウドサーバ202aは、実績DB204の病院毎診察実績TBL204bへ病院ID、診療科、診察室、メール配信時刻等を記載する(ステップS24)。
外部配信サーバ140は、R10からR30の間を無限ループとして外部情報連携プロセスを実行する。外部配信サーバ140は、クラウドサーバ202aからのアクセス情報を受信すると(ステップR20)、モバイルサーバ132へアクセスする(ステップR22)。
モバイルサーバ132は、P100からP110の間を無限ループとして、待ち人数更新プロセスを実行する。モバイルサーバ132は、外部配信サーバ140からアクセス情報を受信すると(ステップP102)、電子カルテサーバ122を参照して、患者DB134の受付情報TBL134aの来院予定を更新する(ステップP104)。モバイルサーバ132は、順番をカウントして待ち人数を返す(ステップP106)。
以上説明したように本実施形態によれば、メールに記載された応答用URLをクリックするという簡単な操作で来院意思を確認し、従来のようなメール返信をするというような面倒な操作を不要にしたので、患者からの来院応答をより確実に期待できる。
また、応答用URLを患者と病院を特定する情報のみで構成するので、患者の診察情報が外部に流出するおそれもない。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 診察案内サービスシステム
100 病院内システム
120 電子カルテシステム
122 電子カルテサーバ
124 電子カルテクライアント
130 モバイルシステム
132 モバイルサーバ
134 患者DB
134a 受付情報TBL
134b 患者情報TBL
140 外部配信サーバ
150 専用プロトコル
160 登録端末
200 クラウド
202a クラウドサーバ
202b Webサーバ
202c メールサーバ
204 実績DB
206 蓄積DB
300 端末
400 ネットワーク
500 当日案内メール
500a 予約確認案内メール
520 空メール
530 登録完了メール
700 URL700

Claims (7)

  1. 患者の端末に診察に関する案内メールを配信する診察案内サービス装置において、
    既に診察予約を済ませた患者である予約患者の端末に、少なくとも当該予約患者を特定する情報が組み込まれたURLを含む、当該予約患者の来院意思を確認するための予約確認案内メールを事前に配信し、
    前記予約確認案内メールが配信された端末における前記URLへのアクセスを検知した場合に、当該URLに組み込まれた患者を特定する情報に基づき対応する予約患者の来院意思があるものとして当該予約患者の診察予約を確定させる
    ことを特徴とする診察案内サービス装置。
  2. 前記診察案内サービス装置は、前記予約確認案内メールのURLへのアクセスを検知して予約患者の診察予約を確定させた後に、前記予約患者の端末に前記案内メールとして診察状況を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の診察案内サービス装置。
  3. 前記診察案内サービス装置は、前記予約患者の端末に、当日の診察開始後には、前記案内メールとして、少なくとも待ち人数を含む診察状況を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の診察案内サービス装置。
  4. 病院のネットワーク内に配置される前記診察案内サービス装置は、外部配信サーバを介して外部のネットワークに接続され、
    前記診察案内サービス装置は、外部のネットワークに設置されたメールサーバから前記予約患者の端末に前記案内メールが配信されるように、前記予約確認案内メールを作成するためのメール依頼電文を前記外部配信サーバ経由で前記メールサーバに送信し、
    前記診察案内サービス装置は、外部のネットワークに設置され前記予約患者の端末で行われる前記URLへのアクセスを受信するWebサーバから、前記URLへのアクセスを前記外部配信サーバ経由で受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の診察案内サービス装置。
  5. 前記診察案内サービス装置は、前記予約確認案内メールのURLに、病院識別情報を含ませる
    ことを特徴とする請求項1に記載の診察案内サービス装置。
  6. 患者の診察予約状況が患者の端末のメールアドレスに対応して記憶された患者データベースを参照して、既に診察予約を済ませた前記患者の来院意思を確認するための予約確認案内メールを前記患者の端末に送信する診察案内サービス装置と、
    病院のネットワークに接続された前記診察案内サービス装置を、病院外部のネットワークに接続する外部配信サーバと、
    前記病院外部のネットワークに接続され、前記外部配信サーバを経由して前記診察案内サービス装置から送信されるメール依頼電文に基づき、少なくとも前記患者を特定する情報が組み込まれたURLを含む前記予約確認案内メールを作成して前記患者の端末に送信するメールサーバと、
    前記病院外部のネットワークに接続され、前記患者の端末から前記予約確認案内メールのURLへのアクセスを検知するWebサーバと、を備え、
    前記診察案内サービス装置は、既に診察予約を済ませた患者である予約患者の端末に、当該予約患者の来院意思を確認するために前記予約確認案内メールを事前に配信し、前記WebサーバでアクセスがあったURLに組み込まれた情報に基づき、対応する予約患者の来院意思があるものとして当該予約患者の診察予約を確定する
    ことを特徴とする診察案内サービスシステム。
  7. 患者の端末に診察に関する案内メールを配信する診察案内サービス装置のコンピュータによる診察案内サービス方法において、前記コンピュータが、
    既に診察予約を済ませた患者である予約患者の端末に、少なくとも当該予約患者を特定する情報が組み込まれたURLを含む、当該予約患者の来院意思を確認するための予約確認案内メールを事前に配信し、
    前記予約確認案内メールが配信された端末における前記URLへのアクセスを検知した場合に、当該URLに組み込まれた患者を特定する情報に基づき対応する予約患者の来院意思があるものとして当該予約患者の診察予約を確定させる
    ことを特徴とする診察案内サービス方法。
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