JP2010265947A - 結束バンド用支持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】結束バンドをバンド挿通穴に挿し通したり締め付けたりする際の引っ掛かりが防止されて、結束バンドを容易に装着することが出来ると共に、結束バンドの締付力も安定して発揮され得る、新規な構造の結束バンド用支持部材を提供することを、目的とする。
【解決手段】片面40に鋸歯状の係止突起42が形成された平形の結束バンド14が挿通されるバンド挿通穴22,22を長孔形状とし、少なくとも係止突起42が形成された結束バンド14の片面40が対向する側の長辺部24を外方に膨らむ凹形状にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤ等の被支持部材を結束バンドで締め付けて支持する結束バンド用支持部材に関するものである。
従来から、自動車等において通電ワイヤや伝動ワイヤ、電装部品等を車両パネルや電装品本体等で支持させるのに、平形の結束バンドが利用されている。この結束バンドは、例えば特開平10−37917号公報(特許文献1)に記載されているように、帯状部の一方の端部に挿通係止部が一体形成されている。また、帯状部の一方の平面には鋸歯状の係止突起が形成されていると共に、挿通係止部には帯状部が挿通される挿通孔が形成されており、挿通孔の内部に突出して係止片が設けられている。そして、帯状部を他方の端部から挿通孔に挿通させることにより、係止突起に対する係止片の係止作用で帯状部の挿通孔からの抜出しが阻止されて、対象物を弛緩不能に締め付けることが出来るようになっている。
ところで、この結束バンドを用いてワイヤ等の被支持部材を車両パネル等の支持部材に対して締め付けて固定的に支持させるためには、例えば特開2006−166621号公報(特許文献2)に記載されているように、支持部材に一対のバンド挿通穴を形成する。そして、結束バンドをこれら一対のバンド挿通穴に順次に挿し通すと共に、帯状部を被支持部材に巻き付けてから挿通係止部の挿通孔に挿通させて締め付けるようにされる。
ところが、支持部材のバンド挿通穴に結束バンドの帯状部を挿し通す際に、結束バンドに形成された係止突起がバンド挿通穴の内面や開口縁部に引っ掛かってしまうことがあった。そのために、バンド挿通穴に対して結束バンドを挿し通す作業が面倒で、時間もかかるという問題があったのである。
特に、一対のバンド挿通穴は、支持部材において互いに平行に貫通形成されることが多く、一方のバンド挿通穴に挿し通した帯状部を折り返し変形させて他方のバンド挿通穴に挿し通す必要がある。その際、帯状部が弾性で復元することから、バンド挿通穴の内面や開口縁部に対して帯状部が押し付けられて、係止突起の引っ掛かりが一層問題となり易い。
また、一対のバンド挿通穴に挿し通した帯状部を挿通係止部の挿通孔に挿通させて締め付ける際にも、締付力によって、バンド挿通穴の内面や開口縁部に対して帯状部が押し付けられ易い。このように、帯状部をバンド挿通穴へ挿し通したり締め付けたりする際に、バンド挿通穴の内面や開口縁部に対して帯状部が押し付けられつつ移動させられると、帯状部に形成された係止突起が潰れてしまうこともある。その結果、係止突起に対する係止片の係止力が充分に発揮され難くなり、支持部材による被支持部材の支持力の安定性や信頼性が低下してしまうおそれもあった。
特開平10−37917号公報 特開2006−166621号公報
本発明は上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、結束バンドをバンド挿通穴に挿し通したり締め付けたりする際の引っ掛かりが防止されて、結束バンドを容易に装着することが出来ると共に、結束バンドの締付力も安定して発揮され得る、新規な構造の結束バンド用支持部材を提供することにある。
本発明の第一の態様は、バンド挿通穴が形成されており、片面に鋸歯状の係止突起が形成された平形の結束バンドを前記バンド挿通穴に挿通すると共に被支持部材に巻き付けて締めることにより該被支持部材を固定的に支持する結束バンド用支持部材において、前記バンド挿通穴を長穴形状とし、少なくとも前記係止突起が形成された前記結束バンドの前記片面が対向する側の長辺部が外方に膨らむ凹形状とされていることを、特徴とする。
第一の態様の結束バンド用支持部材では、バンド挿通穴の長辺部に付された凹形状のへこみによって、そこに挿通される結束バンドにおける係止突起の形成面がバンド挿通穴の内周面から離隔され得る。これにより、結束バンドのバンド挿通穴への挿通時や締付時におけるバンド挿通穴への引っ掛かりが防止される。その結果、結束バンドのバンド挿通穴への挿通作業や締付作業が容易になると共に、バンド挿通穴への引っ掛かりに起因する係止突起の潰れが防止されて係止突起による係止作用を安定して得ることが可能となる。
なお、本態様では、従来周知の平形の結束バンドを用いることが可能であり、好適には、係止突起が形成された面の幅方向両側の縁部に沿って一対の突条部が形成された構造の結束バンドが用いられる。このような結束バンドでは、バンド挿通穴への挿通に際して、一対の突状部がバンド挿通穴の内周面に当接し、幅方向中央部分に形成された係止突起のバンド挿通穴の内周面への当接が一層効果的に防止され得る。尤も、本態様では、そのような突条部が形成されておらず、結束バンドの幅方向全体に延びる係止突起が形成された結束バンドも採用することが出来る。その場合でも、少なくとも結束バンドの幅方向中央部分では、バンド挿通穴の内周面に対する係止突起の当接が回避されることにより、前述の作用効果が発揮され得る。
本発明の第二の態様は、第一の態様の結束バンド用支持部材において、一対の前記バンド挿通穴が短辺方向で互いに離隔して長辺方向で互いに平行となるように形成されており、前記一対のバンド挿通穴の少なくとも外側の長辺部がそれぞれ凹形状とされているものである。
第二の態様では、被支持部材に巻き付けた際の外周面が係止突起の形成された片面とされている結束バンドを採用するに際して、その係止突起のバンド挿通穴への引っ掛かりを防ぐことができる。特に、一対のバンド挿通穴に挿通するに際して、結束バンドが弾性で直線状に復元することにより一対のバンド挿通穴の外側の長辺部に係止突起が引っ掛かることを回避するのに有効である。
本発明の第三の態様は、前記第一の態様の結束バンド用支持部材において、一対の前記バンド挿通穴が短辺方向で互いに離隔して長辺方向で互いに平行となるように形成されており、前記一対のバンド挿通穴の少なくとも内側の長辺部がそれぞれ凹形状とされているものである。
第三の態様では、被支持部材に巻き付けた際の内周面が係止突起の形成された片面とされている結束バンドを採用するに際して、その係止突起のバンド挿通穴への引っ掛かりを防ぐことが出来る。特に、一対のバンド挿通穴に挿通した結束バンドを締め付けるに際して、結束バンドが締付力で変形することにより一対のバンド挿通穴の内側の長辺部に係止突起が引っ掛かることを回避するのに有効である。
本発明の第四の態様は、第一〜第三の何れかの態様の結束バンド用支持部材において、外方に膨らむ凹形状とされた前記長辺部における両側開口のエッジ部には、角取りが形成されているものである。
第四の態様によれば、バンド挿通穴の開口部のエッジ状角部をC面やR面からなる角取り形状としたことで、エッジ状角部への結束バンドの引っ掛かりを防止できる。それ故、バンド挿通穴への結束バンドの引っ掛かり等を防止する本発明の効果がより有効に達成され得る。
本発明に従えば、結束バンドにおける係止突起の形成面とバンド挿通穴の内周面との間の距離を容易に且つ効果的に確保することが出来、それによって、結束バンドをバンド挿通穴に挿し通したり締め付けたりする際の係止突起の引っ掛かりが防止され得る。
本発明の一実施形態としてのコネクタホルダにワイヤハーネスが結束バンドで装着された状態を示す斜視図。 コネクタホルダにワイヤハーネスが結束バンドで装着された状態の平面図。 図2におけるIII−III断面図。 コネクタホルダの要部を拡大して示す平面図。 結束バンドを示す斜視図。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
図1〜3には、結束バンド用支持部材に係る本発明の一実施形態としてのコネクタホルダ10が示されている。コネクタホルダ10には、被支持部材としてのワイヤハーネス12が結束バンド14で装着されている。
より詳細には、コネクタホルダ10は、周知のとおりワイヤハーネス12同士を接続するコネクタ接続部を収容して位置決め支持するものであり、ブラケットや固定ボルト等を用いて車体パネル等に固定される。本実施形態では、このコネクタホルダ10が結束バンド支持部材を兼ねており、コネクタホルダ10に収容されたコネクタ接続部から延び出したワイヤハーネス12を所定の方向に引き出すガイド部16が、コネクタホルダ10の外部に設けられている。ガイド部16には、ワイヤハーネス12が嵌め入れられる凹溝18が形成されており、この凹溝18の底壁20に一対のバンド挿通穴22,22が形成されている。
一対のバンド挿通穴22,22は、図4に示されているように、各一対の長辺部24,24と短辺部28,28からなる長穴形状の断面で底壁20を板厚方向に貫通して形成されている。なお、コネクタホルダ10の底壁20は、平坦な平板形状とされており、一対のバンド挿通穴22,22が、短辺方向で互いに離隔して長辺方向で互いに平行となるように形成されている。即ち、これら一対のバンド挿通穴22,22は、長辺部24,24と平行に延びる中心線:Xに関して線対称となる位置および形状で、相互に離隔して形成されている。
さらに、各バンド挿通穴22は、両側の長辺部24,24が、何れも、外周側に向かって湾曲して膨らんだ凹形状とされている。これにより、バンド挿通穴22の内周面のうち、両側の長辺部24,24の内周面が凹状湾曲面29とされている。なお、各バンド挿通穴22の両側の短辺部28,28は、互いに平行に延びる直線形状とされている。また、バンド挿通穴22の四隅は、何れも、角のない円弧状部で長辺部24と短辺部28が滑らかに接続されている。
また、各バンド挿通穴22は、その短辺部28,28の対向間距離、即ち長辺方向の開口幅が、挿通される結束バンド14の幅寸法よりも大きくされている。一方、バンド挿通穴22の長辺部24,24の対向面間距離、即ち短辺方向の開口幅は、その最大値において、結束バンド14の厚さ寸法よりも大きいが幅寸法よりも小さくされている。これにより、バンド挿通穴22に挿通された結束バンド14における、バンド挿通穴22内での表裏反転が防止されている。
また、バンド挿通穴22,22における両側の開口周縁部であるエッジ部には、全周に亘って角取りが施されている。これにより、バンド挿通穴22,22の両側開口のエッジ部が、開口方向外方へ行くに従って次第に拡開する方向に傾斜した角取面34,34とされている。
一対のバンド挿通穴22,22が形成された底壁20に対してワイヤハーネス12が重ね合わされることにより、ワイヤハーネス12が凹溝18に嵌め入れられて配索されている。また、一対のバンド挿通穴22,22には、結束バンド14が挿し通されて装着されており、この結束バンド14により、ワイヤハーネス12が、凹溝18内で底壁20上に固定的に締め付けられている。
結束バンド14は、図5に示されているように、長方形断面の細長い平板形状とされた帯状部36を備えており、この帯状部36の長さ方向一方の端部に挿通係止部38が一体形成されている。周知のとおり、結束バンド14は合成樹脂材料で一体成形されており、帯状部36が湾曲変形可能となっている。
また、帯状部36には、厚さ方向の一方となる片面40において、鋸歯状の係止突起42が帯状部36の長手方向に多数並んで形成されている。また、この係止突起42が形成された帯状部36の片面40には、その幅方向の両端縁部に一対の突条部44,44が形成されている。この一対の突条部44,44は、帯状部36の略全長に亘って延びており、両突条部44,44間に跨がって帯状部36の幅方向に延びるようにして各係止突起42が形成されている。
要するに、帯状部36の片面40には、その幅方向の中央部分において彫り込まれた状態で複数の係止突起42が形成されている。これにより、各係止突起42の幅方向両側が一対の突条部44,44で挟まれており、各係止突起42の突出先端部が、突条部44,44の突出先端面と略同じ高さに抑えられている。
一方、結束バンド14の挿通係止部38には、挿通孔46が形成されていると共に、この挿通孔46の内部に突出して係止片48が形成されている。そして、帯状部36をリング状に湾曲させて先端部を挿通孔46に挿し入れることにより、帯状部36の係止突起42に対して係止片48が係止されるようになっている。また、係止突起42が鋸歯形状とされていることにより、係止突起42に対する係止片48の係止作用が、挿通孔46から帯状部36を引き抜く方向にだけ機能して、帯状部36を解除不能に締め付けて係止することが出来るようになっている。
従って、この結束バンド14の帯状部36を凹溝18の底壁20に形成された一対のバンド挿通穴22,22に挿し通して、ワイヤハーネス12に巻き付けてから、挿通係止部38に係止させることにより、ワイヤハーネス12を凹溝18の底壁20に対して締め付けて固定することが出来る。
そして、この作業に際しては、凹溝18にワイヤハーネス12を嵌め入れる前又は後に、底壁20に形成された一対のバンド挿通穴22,22に対して、結束バンド14の帯状部36を先端側から順次に挿し通すこととなる。その際、帯状部36の係止突起42が形成された片面40は、バンド挿通穴22,22の外側の長辺部24a,24aと対向している。長辺部24aは、外方に膨らんだ凹形状とされていることから、平面形状とされた帯状部36の片面40に対して、帯状部36の幅方向に比して中央部分の方が離隔距離が大きくされる。
それ故、帯状部36の片面40に形成された係止突起42と、バンド挿通穴22の外側の長辺部24aとの対向面間距離が確保され得るのであり、係止突起42の長辺部24aに対する接触が効果的に回避され得る。特に本実施形態では、結束バンド14の帯状部36の片面40において、バンド挿通穴22,22への挿通時に長辺部24aに接触するおそれがある幅方向両側の端縁部には、一対の突条部44,44が形成されていることから、係止突起42の長辺部24aへの接触がより確実に防止され得る。
これにより、結束バンド14をバンド挿通穴22,22に挿通する際や結束バンド14を締め付ける際において、係止突起42がバンド挿通穴22,22の開口周縁部や内周面に引っ掛かる不具合を回避することが出来る。そして、結束バンド14をバンド挿通穴22,22に挿通する作業や結束バンド14を締め付ける作業を効率良く行うことが出来る。また、係止突起42がバンド挿通穴22,22の開口周縁部や内周面に引っ掛かることに起因して潰れてしまう不具合を回避することが出来ることから、係止突起42の係止片48への係止作用に基づく結束バンド14の締付力を一層安定して得ることが可能となる。
さらに、本実施形態では、バンド挿通穴22,22が長穴形状とされていることから、以下に説明するとおり、丸穴形状のバンド挿通穴を採用する場合よりも、更に有利な効果が発揮される。
先ず、バンド挿通穴22,22の形成スペースを確保し易くなる。即ち、結束バンド14の帯状部36を挿通させるためには、バンド挿通穴22,22の開口幅を帯状部36の幅よりも大きくする必要がある。丸穴形状のバンド挿通穴だと、帯状部36の幅よりも大きな直径の円形穴となる。一方、長穴形状のバンド挿通穴22だと、幅寸法は同じでも、高さ寸法を小さく出来る。従って、長穴形状のバンド挿通穴22,22だと、形成のために必要とされるスペースを小さく抑えることが出来、底壁20等の部材強度も効果的に確保され得る。
また、結束バンド14の挿通状態での表裏反転を防止することが出来る。即ち、円形のバンド挿通穴では挿通された結束バンド14が回転して反転することが出来るが、バンド挿通穴を長穴形状として、バンド挿通穴22における一対の長辺部24,24の対向距離を結束バンド14の帯状部36の幅寸法よりも小さくしたことにより、挿通状態にある結束バンド14の反転を防止することが出来る。その結果、結束バンド14の挿通作業を容易に行なうことが可能となる。
さらに、結束バンド14の締付時における幅方向両端部分への応力集中を軽減することが出来る。即ち、バンド挿通穴22の内周面の周方向の曲率半径が、円形状の挿通穴の場合に比して長穴形状の方が大きく設定され得る。それ故、結束バンド14に大きな締付引張力が及ぼされてバンド挿通穴22の内周面に沿って変形しても、帯状部36の撓みが小さく抑えられて、応力の著しい集中が回避されることにより、亀裂発生や破断が防止され得る。
加えて、本実施形態では、バンド挿通穴22,22の両側開口のエッジ部が角取面34,34とされているので、バンド挿通穴22,22の開口周縁部への係止突起42の引っ掛かりが一層効果的に防止され得る。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、結束バンド用支持部材は、電気接続箱や電気接続箱を車体に装着するブラケット,車体パネル等で構成されていても良い。また、被支持部材は、各種のセンサーケーブルや流体用ホース、更には、電装部品等であっても良い。
なお、バンド挿通穴22,22の長辺部24の外方へ膨らむ凹形状は、例示の如き周方向で湾曲した凹状湾曲面に限定されない。例えば、複数の直線を組合せた多角形状で周方向に延びて外方へ膨らむ凹形状をもって長辺部24を形成することも可能である。
また、支持部材に形成された単一のバンド挿通穴に結束バンドを挿通して被支持部材を締付固定する場合にも、本発明を適用することが出来る。例えば、支持部材の端縁部近くに一つのバンド挿通穴を形成し、このバンド挿通穴に挿通した結束バンド14を、支持部材の端縁部に沿って配索したワイヤーハーネス等の被支持部材に巻き付けて、締付固定する場合にも、本発明を適用して、バンド挿通穴を長辺部が特定形状とされた長穴形状とすることが有効である。
10:コネクタホルダ(結束バンド用支持部材),12:ワイヤハーネス(被支持部材),14:結束バンド,22:バンド挿通穴,24:長辺部,28:短辺部,29:凹状湾曲面,34:角取面,36:帯状部,40:片面,42:係止突起

Claims (4)

  1. バンド挿通穴が形成されており、片面に鋸歯状の係止突起が形成された平形の結束バンドを前記バンド挿通穴に挿通すると共に被支持部材に巻き付けて締めることにより該被支持部材を固定的に支持する結束バンド用支持部材において、
    前記バンド挿通穴を長穴形状とし、少なくとも前記係止突起が形成された前記結束バンドの前記片面が対向する側の長辺部が外方に膨らむ凹形状とされていることを特徴とする結束バンド用支持部材。
  2. 一対の前記バンド挿通穴が短辺方向で互いに離隔して長辺方向で互いに平行となるように形成されており、前記一対のバンド挿通穴の少なくとも外側の長辺部がそれぞれ凹形状とされている請求項1に記載の結束バンド用支持部材。
  3. 一対の前記バンド挿通穴が短辺方向で互いに離隔して長辺方向で互いに平行となるように形成されており、前記一対のバンド挿通穴の少なくとも内側の長辺部がそれぞれ凹形状とされている請求項1に記載の結束バンド用支持部材。
  4. 外方に膨らむ凹形状とされた前記長辺部における両側開口のエッジ部には、角取りが形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の結束バンド用支持部材。
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