JP2016171689A - バンドクリップ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明のバンドクリップは、前記外装部材が、軸方向に交互に連続する凸部および凹部を有し、前記形状固定部が、前記凸部に軸方向に係止可能な係止突部を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、バンドクリップが外装部材の軸方向に位置決めされるから、クリップ部の軸方向の位置ずれを防ぐことができる。
また、本発明のバンドクリップは、前記外装部材が、高さ寸法よりも幅寸法が大きい扁平な断面形状を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、外装部材が略円形断面を有するものに比して高さ寸法を小さくすることができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるバンドクリップCは、非円形断面を有する外装部材30に取り付けられるものである。以下、各構成部材において、図1の上側を上方、下側を下方して説明する。
バンド部10は、図1に示すように、外装部材30の外周面のうち周方向に隣接する二面に適合した形状を保つ形状固定部11と、可撓性を有して外装部材30を締め付け可能な可撓部12とを備えている。
まず、バンドクリップCを外装部材30の曲管部35に取り付ける。
形状固定部11を外装部材30の外周面に沿わせた後、可撓部12を巻回して外装部材30を締め付ける。この際、係止突部15を曲管部35の凹部34に差し入れつつ、第1辺部13を第1壁部31に、第2辺部14を第2壁部32に沿わせて、形状固定部11の角部を外装部材30の角部に合わせるようにする。そして、可撓部12の端部を係止部16の貫通穴18に通して可撓部12を締め上げ、可撓部12が外装部材30の外周面に密着したところで係止爪17に係止溝19を係止させる。すると、バンド部10が外装部材30を締め付けて保持した状態になる。そして、クリップ部20は、第1辺部13の中心(すなわち外装部材30の第1壁部31の中心)に位置する。
こうしてバンドクリップCの取り付け作業が完了する。
クリップ部20を被固定部Bの取付穴Hに差し込む。すると、クリップ部20の係止片部22が弾性変形した後に弾性復帰して取付穴Hの周縁部に差し込み方向の奥側から係止するとともに、受け部23が取付穴Hの周縁部に差し込み方向の手前側から係止し、係止片部22と受け部23とが取付穴Hの周縁部を挟持した状態になる。これにより、バンドクリップCが被固定部Bに固定され、ワイヤハーネスが取り付けられる。
以上により、被固定部Bへの固定作業が完了する。
本実施例のバンドクリップCは、非円形断面を有する外装部材30を保持するバンド部10と、被固定部Bに係止可能なクリップ部20とを有している。そして、バンド部10は、外装部材30の外周面のうち周方向に隣接する二面に適合した形状を保つ形状固定部11と、可撓性を有して外装部材30の外周面の他の部分に沿い、外装部材30を締め付け可能な可撓部12とを備え、クリップ部20が、形状固定部11に設けられている。この構成によれば、クリップ部20が設けられた形状固定部11が外装部材30の周方向に位置決めされるから、非円形断面を有する外装部材30に取り付けられたときのクリップ部20の周方向の位置ずれを防ぐことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、外装部材30が、樹脂製の管体である場合について説明したが、これに限らず、本発明のバンドクリップは各種の外装部材に取り付けることが可能であり、例えば、外装部材が金属製のシールドパイプであっても良い。
(2)上記実施例では、外装部材30が、曲管部35と直管部36とを有しているが、これに限らず、本発明のバンドクリップは、全長が曲管部のみまたは直管部のみで構成された外装部材にも取り付けることができる。
(3)上記実施例では、本発明のバンドクリップCを、曲管部35に取り付ける場合について説明したが、これに限らず、バンドクリップを直管部に取り付けてもよい。
(4)上記実施例では、外装部材30の断面形状が長方形状である場合について説明したが、これに限らず、本発明は、外装部材の断面形状が正方形状、他の多角形状、あるいは長円形状等である場合にも適用することができる。
(5)上記実施例では、形状固定部11が外装部材30の外周面のうち二面に適合しているが、これに限らず、特に外装部材の断面が5本以上の線分で囲まれた形状である場合等には、形状固定部が三面以上に適合するものとしてもよい。
(6)上記実施例では、外装部材30に挿通された電線Wの本数は2本とされているが、これに限らず、電線の本数はその接続態様にあわせた本数であってよい。
(7)上記実施例では、クリップ部20が第1辺部13の中央に設けられているが、これに限らず、クリップ部は第2辺部に設けられていてもよい。
(8)上記実施例では、形状固定部11の第1辺部13および第2辺部14は、それぞれ第1壁部31および第2壁部32と同等の幅寸法を有しているが、これに限らず、形状固定部は、外装部材の外周面のうち少なくとも二面に跨る角部に適合した形状をなしていればよく、必ずしも幅寸法が同等でなくてもよい。
C…バンドクリップ
10…バンド部
11…形状固定部
12…可撓部
15…係止突部
20…クリップ部
30…外装部材
33…凸部
34…凹部
Claims (3)
- 非円形断面を有する外装部材を保持するバンド部と、
被固定部に係止可能なクリップ部と、を有し、
前記バンド部が、前記外装部材の外周面のうち少なくとも周方向に隣接する二面に適合した形状を保つ形状固定部と、可撓性を有して前記外装部材の外周面の他の部分に沿い、前記外装部材を締め付け可能な可撓部と、を備え、
前記クリップ部が、前記形状固定部に設けられているバンドクリップ。 - 前記外装部材が、軸方向に交互に連続する凸部および凹部を有し、前記形状固定部が、前記凸部に軸方向に係止可能な係止突部を備えている請求項1に記載のバンドクリップ。
- 前記外装部材が、高さ寸法よりも幅寸法が大きい扁平な断面形状を備えている請求項1または請求項2に記載のバンドクリップ。
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