JP2010265756A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Atsushi Sakuta
作田  淳
Hiroyuki Kono
博之 河野
Ryuichi Ono
竜一 大野
Hiroaki Nakai
啓晶 中井
Takashi Morimoto
敬 森本
Yushi Hashimoto
雄史 橋本
Manabu Sakai
学 阪井
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry

Abstract

【課題】圧縮室内の冷媒ガスが所定の圧力に到達したにも関わらず、吐出口に至る連通経路が狭いために、過圧縮損失が発生し、性能悪化を引き起こす恐れがある。
【解決手段】第1の圧縮室15aが離間する時の前後でほぼ同時に、吐出口18が旋回スクロール13のラップ13aをまたいで第1の圧縮室15aに入り込む構成とすることで、直接吐出口18が第1の圧縮室15aに開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができ、過圧縮損失を低減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷暖房空調装置や冷蔵庫等の冷却装置、あるいはヒートポンプ式の給湯装置等に用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、冷凍空調機や冷凍機に用いられるスクロール圧縮機は、一般に、鏡板から渦巻きラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転拘束機構による自転の拘束のもとに円軌道に沿って旋回させたとき、圧縮室が容積を変えながら移動することで吸入、圧縮、吐出を行うものである。冷媒ガスは旋回スクロールの旋回運動に伴い徐々に圧縮され、中心部に向かうに従い高圧状態となり、所定の圧力にまで到達した時点で密閉容器内空間へと吐出される。
このとき、圧縮室内の冷媒ガスが所定の圧力に到達したにも関わらず、吐出口と連通しない、もしくは連通経路が狭いために、さらに冷媒ガスが圧縮され、過圧縮を引き起こす場合がある。この対策として、吐出口を旋回スクロールのラップ外壁側に形成される第1の圧縮室に開口させ、第1の圧縮室の過圧縮を防止する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
図7は特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の旋回スクロール93と固定スクロール92を組み合わせた状態の断面図である。旋回スクロール93のラップ外壁93oの巻き始め角に対応する点93pが、固定スクロール92のラップ内壁92iと離れてから15°から40°の回転角度で、旋回スクロール93のラップ外壁93o側に形成される第1の圧縮室95aに吐出口98が開口するよう構成されている。これにより、第1の圧縮室95aの過圧縮を防止し、損失の低減を図っている。
特許第3629836号公報
前記従来の構成では、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が、固定スクロールのラップ内壁と離れてから15°から40°の回転角度で、ようやく吐出口が第1の圧縮室に開口するため、依然として過圧縮を引き起こす恐れがある。特に実使用において最も頻度の高いとされる低圧縮比運転においては、この過圧縮が顕著に現れ、損失の増大を招いてしまうという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が固定スクロールのラップ内壁から離れる時の前後でほぼ同時に、吐出口が旋回スクロールのラップをまたいで第1の圧縮室に入り込む構成とする。これにより第1の圧縮室が必要以上に圧縮することを防止できるため、過圧縮損失を低減することが可能となり、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で
旋回することで、第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が固定スクロールのラップ内壁から離れる時の前後でほぼ同時に、吐出口が旋回スクロールのラップをまたいで第1の圧縮室に入り込む構成としたものである。
また鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で旋回することで、第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、吐出口と連通する凹部を固定スクロールに形成し、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が固定スクロールのラップ内壁から離れる時の前後でほぼ同時に、凹部が旋回スクロールのラップをまたいで第1の圧縮室に入り込む構成としたものである。
かかる構成によれば、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が、固定スクロールのラップ内壁から離れる時、すなわち離間する時、ほぼ同時に直接吐出口が第1の圧縮室に開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができる。その結果、第1の圧縮室が必要以上に圧縮することを防止することができ、過圧縮損失を低減することが可能となるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
本発明のスクロール圧縮機は、吐出口を直接圧縮室に開口させることで、必要以上に圧縮することを防止し、過圧縮損失を低減することができるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1または2におけるスクロール圧縮機の縦断面図 同スクロール圧縮機の圧縮機構の位相をずらした状態を示す横断面図 (a)本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の圧縮機構の横断面図(b)(a)の要部拡大図 (a)本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の圧縮機構の横断面図(b)(a)の要部拡大図 本発明の実施の形態1または2におけるスクロール圧縮機の圧縮機構の横断面図 本発明の実施の形態1または2におけるスクロール圧縮機の圧縮機構の横断面図 従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部の断面図
請求項1に記載の本発明では、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で旋回することで、第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が固定スクロールのラップ内壁から離れる時の前後でほぼ同時に、吐出口が旋回スクロールのラップをまたいで第1の圧縮室に入り込む構
成としたものである。
この構成によれば、旋回スクロールが固定スクロールから離間する時、ほぼ同時に直接吐出口が第1の圧縮室に開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができる。その結果、第1の圧縮室が必要以上に圧縮することを防止することができ、過圧縮損失を低減することが可能となるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の本発明では、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で旋回することで、第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、吐出口と連通する凹部を固定スクロールに形成し、旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が固定スクロールのラップ内壁から離れる時の前後でほぼ同時に、凹部が旋回スクロールのラップをまたいで第1の圧縮室に入り込む構成としたものである。
この構成によれば、固定スクロールに凹部を追加するだけで、旋回スクロールが固定スクロールから離間する時、ほぼ同時に凹部を経由して直接吐出口が第1の圧縮室に開口することになるため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができる。その結果、第1の圧縮室が必要以上に圧縮することを防止することができ、過圧縮損失を低減することが可能となるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。また固定スクロールの吐出口の位置を変更する必要もないため、構成部品の共用化を図ることができる。
請求項3に記載の本発明では、特に請求項1または2に記載の旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点の伸開角を、固定スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点の伸開角より早めたものである。この構成によれば、吐出口が直接開口する第1の圧縮室と、ラップ間隙間を経由して吐出口に至る第2の圧縮室の両圧縮室において、各圧縮室の吐出口に至る連通経路を考慮し、離間のタイミングを調整することで、両圧縮室の過圧縮損失を低減することができる。
請求項4に記載の本発明では、特に請求項1から3のうちいずれか一項に記載の第1の圧縮室の閉じ込み容積を、第2の圧縮室の閉じ込み容積より大きくしたものである。この構成によれば、閉じ込み容積を大きくすることで、必要な冷媒循環量を低速運転で実現できる。その結果、摺動損失を低減することができ、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
請求項5に記載の本発明では、特に請求項1から4のうちいずれか一項に記載の吐出口にリード弁を配置し、圧縮室が所定の圧力に到達すると、冷媒ガスがリード弁を押し上げるものである。この構成によれば、リード弁で吐出空間を仕切ることで、圧縮比の高い運転においても不足圧縮時の冷媒ガスの逆流を防止でき、広範囲にわたる高効率運転が可能となる。
請求項6に記載の本発明では、特に請求項1から5のうちいずれか一項に記載の固定スクロールに第1の圧縮室にのみ開口するリリーフ孔を形成し、第1の圧縮室を介しリリーフ孔が吐出口と間欠的に連通するものである。この構成によれば、吐出口とリリーフ孔の両方から冷媒ガスが吐出されるため、吐出抵抗がさらに減ることになり、過圧縮損失を低減することができる。
請求項7に記載の本発明では、特に請求項1から6のうちいずれか一項に記載の冷媒ガスを、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としたものである。この場合、特に動作圧力が高いため、過圧縮損失の低減が不可欠となる。すなわち本発明の効果が顕著に現れ、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の縦断面図である。以下、スクロール圧縮機について、その動作、作用を説明する。
図1に示すように、本発明のスクロール圧縮機は、密閉容器1内に溶接や焼き嵌めなどして固定したクランク軸4の主軸受部材11と、この主軸受部材11上にボルト止めした固定スクロール12との間に、固定スクロール12と噛み合う旋回スクロール13を挟み込んでスクロール式の圧縮機構2を構成し、旋回スクロール13と主軸受部材11との間に旋回スクロール13の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転拘束機構14を設けて、クランク軸4の上端にある偏心軸部4aにて旋回スクロール13を偏心駆動することにより旋回スクロール13を円軌道運動させ、これにより固定スクロール12と旋回スクロール13との間に形成している圧縮室15が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器1外に通じた吸入パイプ16及び固定スクロール12の外周部の吸入口17から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール12の中央部の吐出口18から密閉容器1内に吐出させることを繰り返す。
旋回スクロール13のラップ上面13cには、運転中の温度分布を測定した結果をもとに、中心部である巻き始め部から外周部である巻き終わり部にかけて、徐々にハネ高さが高くなるようにスロープ形状が設けられている。これにより熱膨張による寸法変化を吸収し、局所摺動を防止することができる。
また旋回スクロール13の背面13eには、高圧領域30と、高圧と低圧の中間圧に設定された背圧室29が形成されている。この背面13eの圧力付加により旋回スクロール13は固定スクロール12に安定的に押しつけられ、漏れを低減するとともに安定して円軌道運動を行うことができる。
圧縮機運転中は、クランク軸4の下端にはポンプ25が設けられ、スクロール圧縮機と同時に駆動される。これによりポンプ25は密閉容器1の底部に設けられたオイル溜め20にあるオイル6を吸い上げて、オイルフィルタ等で異物を除去した後、クランク軸4内を通縦しているオイル供給穴26を通じて圧縮機構2に供給する。このときの供給圧は、スクロール圧縮機の吐出圧力とほぼ同等であり、旋回スクロール13に対する背圧源ともなる。これにより、旋回スクロール13は固定スクロール12から離れたり片当たりしたりするようなことはなく、所定の圧縮機能を安定して発揮する。
このように供給されたオイル6の一部は、供給圧や自重によって、逃げ場を求めるようにして偏心軸部4aと旋回スクロール13との嵌合部、クランク軸4と主軸受部材11との間の軸受部66に進入してそれぞれの部分を潤滑した後落下し、オイル溜め20へ戻る。高圧領域30に供給されたオイル6の別の一部は、旋回スクロール13に形成され、かつ高圧領域30に一開口端を有する第1の経路54を通って、自転拘束機構14が位置している背圧室29に進入し、スラスト摺動部及び自転拘束機構14の摺動部を潤滑するの
に併せ、背圧室29にて旋回スクロール13の背圧を印加する。
ここで冷媒ガスの圧縮に関して、詳細に説明する。図2は固定スクロール12に旋回スクロール13を噛み合わせた状態の圧縮機構2の横断面図であり、(A)〜(D)の順番に位相を90度ずつずらした状態を示す図である。ここで旋回スクロール13のラップ外壁13oと固定スクロール12のラップ内壁12iに囲まれて形成される圧縮室を第1の圧縮室15a、旋回スクロール13のラップ内壁13iと固定スクロール12のラップ外壁12oに囲まれて形成される圧縮室を第2の圧縮室15bとする。
図2の(A)は、第1の圧縮室15aが冷媒ガスを閉じ込めた瞬間の状態であり、その圧縮室を15a−1とする。その後、第1の圧縮室15aは、(B)の15a−2、(C)の15a−3、(D)の15a−4、(A)の15a−5、(B)の15a−6、(C)の15a−7と移動する。(C)の15a−7では、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離れているにも関わらず、吐出口18への連通経路が不十分であるため、第1の圧縮室15a−7の冷媒ガスが吐出口18へと移動できない状態にある。連通経路が不十分となるのは、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離間したにも関わらず、その後ラップ外壁13oとラップ内壁12iとのラップ間隙間がなかなか広がらず、第1の圧縮室15aと吐出口18をつなぐ経路が狭く、絞りの状態となっているためである。
このような状態のもと、圧縮はさらに進むため、第1の圧縮室15aは必要以上の圧力にまで上昇し、過圧縮損失を引き起こすことになる。そして(D)の15a−8の状態になると吐出口18が第1の圧縮室15a−8に直接開口するため、冷媒ガスは吐出口18を経て、密閉容器1内に吐出させる。
図3(a)は本発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の圧縮機構2の横断面図で、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離間する直前、かつ、吐出口18が第1の圧縮室15aに入り込む直前の状態を示す。図3(b)は吐出口18近傍の要部拡大図である。
上記課題を解決するため本実施の形態のスクロール圧縮機では、図3(b)に示すように、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離れる時の前後でほぼ同時に、具体的には離れる前の10°から離れた後の10°の回転角度範囲内で、吐出口18が旋回スクロール13のラップ13aをまたいで第1の圧縮室15aに入り込む構成とする。
充分に圧縮して過圧縮は低減するという面では、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離れた後の回転角度範囲は小さい方が良く、離れた後の10°を超える回転角度範囲では過圧縮損失が大きく増大してしまうので、離れた後の0°〜5°の回転角度範囲内であればより望ましい。
これにより、旋回スクロール13が固定スクロール12から離間する時、ほぼ同時に直接吐出口18が第1の圧縮室15aに開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができる。その結果、第1の圧縮室15aが必要以上に圧縮することを防止することができ、過圧縮損失を低減することが可能となるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
(実施の形態2)
図4(a)は本発明の実施の形態2に係るスクロール圧縮機の圧縮機構2の横断面図で、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離間する直前、かつ、凹部58が第1の圧縮室15aに入り込む直前の状態を示す。図4(b)は吐出口18近傍の要部拡大図である。図4において図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
本実施の形態のスクロール圧縮機では、図4(b)に示すように、吐出口18と連通する凹部58を固定スクロール12に形成し、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角13pに対応する点が、固定スクロール12のラップ内壁12iから離れる時の前後でほぼ同時に、具体的には離れる前の10°から離れた後の10°の回転角度範囲内で、凹部58が旋回スクロール13のラップ13aをまたいで第1の圧縮室15aに入り込む構成とする。
充分に圧縮して過圧縮は低減するという面では、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが、固定スクロール12のラップ内壁12iから離れた後の回転角度範囲は小さい方が良く、離れた後の10°を超える回転角度範囲では過圧縮損失が大きく増大してしまうので、離れた後の0°〜5°の回転角度範囲内であればより望ましい。
これにより、固定スクロール12に凹部58を追加するだけで、旋回スクロール13が固定スクロール12から離間する時、ほぼ同時に凹部58を経由して直接吐出口18が第1の圧縮室15aに開口することになるため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができる。その結果、第1の圧縮室15aが必要以上に圧縮することを防止することができ、過圧縮損失を低減することが可能となるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
また固定スクロール12の吐出口18の位置を変更する必要もないため、構成部品の共用化を図ることができる。
さらに高効率化を図る手段を次に説明する。
図5(a),(b)は他のスクロール圧縮機の圧縮機構2の横断面図で、図5(a)は固定スクロール12のラップ外壁12oの巻き始め角に対応する点12pが旋回スクロール13のラップ内壁13iから離間する直前を示す断面図であり、図5(b)は旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが固定スクロール12のラップ内壁12iから離間する直前を示す断面図である。
図において、旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pの伸開角を、固定スクロール12のラップ外壁12oの巻き始め角に対応する点12pの伸開角より早め、旋回スクロール13のラップ外壁13oの渦巻き曲線を、より中心部にまで形成している。この構成によると、まず固定スクロール12のラップ外壁12oの巻き始め角に対応する点12pが離間し、その後旋回スクロール13のラップ外壁13oの巻き始め角に対応する点13pが離間することになる。これにより、第2の圧縮室15bにおいても過圧縮損失を防止することができる。
具体的には、図5(b)に示すように、第1の圧縮室15aには直接吐出口18が開口することで十分な経路が確保できるが、第2の圧縮室15bは固定スクロール12のラップ外壁12oの巻き始め角に対応する点12pが旋回スクロール13のラップ内壁13iから離れてから形成されるラップ間隙間を通って吐出口18に至るため、このラップ間隙間以外の連通経路が確保できない。第2の圧縮室15bに関しては前述の連通経路の差を
考慮し、離間のタイミングを早めることで、過圧縮を防止する。これにより第1の圧縮室15aだけでなく第2の圧縮室15bに関しても損失低減を図ることができる。なお、本構成は実施の形態1にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
また、第1の圧縮室15aの閉じ込み容積を、第2の圧縮室15bの閉じ込み容積より大きくする。閉じ込み容積が大きい場合、閉じ込み容積が小さい場合に比べ、離間直前の容積比が高くなる。すなわち圧縮比も高いため、できる限り吐出の際には抵抗を減らす必要がある。吐出の際に抵抗があれば、冷媒ガスが吐出口18から吐出されずに、さらに圧縮されることになるため、過圧縮損失が増大することになる。以上のことから、吐出口18を直接開口する第1の圧縮室15aの閉じ込み容積を、第2の圧縮室15bの閉じ込み容積より大きくすることが可能となり、必要な冷媒循環量を低速運転で実現できる。その結果、摺動損失を低減することができ、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。なお、本構成は実施の形態1にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
また、吐出口18にリード弁19を配置する。そして圧縮室15a、15bが所定の圧力に到達すると、冷媒ガスがリード弁19を押し上げる。一方、所定の圧力に未達の場合には、リード弁19は閉じた状態となる。すなわちリード弁19が吐出空間を仕切る役割を果たす。例えば所定の圧力が高い場合、圧縮室15a、15bが離間して吐出口18と連通してもリード弁19が閉じているため、密閉空間1から冷媒ガスは逆流しない。しかしリード弁19がない状態では、離間すると同時に冷媒ガスが密閉空間1から圧縮室15a、15bへと逆流し、圧縮室15a、15b内で膨張する。これを再度圧縮し、吐出させるために、余分な動力、すなわち再圧縮損失が発生する。すなわちリード弁19を配置することで、圧縮比の高い運転においても不足圧縮時の再圧縮損失を抑制でき、広範囲にわたる高効率運転が可能となる。なお、本構成は実施の形態1にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
また、固定スクロール12に第1の圧縮室15aにのみ開口するリリーフ孔59を形成し、第1の圧縮室15aを介しリリーフ孔59が吐出口18と間欠的に連通するよう構成する。図6(a),(b)は他のスクロール圧縮機の圧縮機構2の横断面図で、図6(a)は吐出口18とリリーフ孔59が連通している状態を示す断面図であり、図6(b)は吐出口18とリリーフ孔59が連通していない状態を示す断面図である。これにより、図6(a)に示すように、吐出行程において吐出口18とリリーフ孔59の両方から冷媒ガスが吐出されるため、吐出抵抗がさらに減ることになり、過圧縮損失を低減することができる。なお、本構成は実施の形態1にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
最後に作動流体を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素とした場合、特に動作圧力が高いため、過圧縮損失の低減が不可欠となる。すなわち本発明の効果が顕著に現れ、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。なお、本構成は実施の形態1にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、吐出口を直接圧縮室に開口させることで、必要以上に圧縮することを防止し、過圧縮損失を低減することができるため、高効率を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。さらに、製品であるルームエアコン等の空調機やヒートポンプ式給湯機として、より省エネで環境に優しい快適な製品とすることが可能である。
12 固定スクロール
12i ラップ内壁
12o ラップ外壁
12p 巻き始め角に対応する点
13 旋回スクロール
13a ラップ
13o ラップ外壁
13p 巻き始め角に対応する点
14 自転拘束機構
15a 第1の圧縮室
15b 第2の圧縮室
18 吐出口
19 リード弁
58 凹部
59 リリーフ孔

Claims (7)

  1. 鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、前記旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により前記旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で旋回することで、前記第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、前記両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、前記固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、
    前記旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が前記固定スクロールのラップ内壁から離れる前後でほぼ同時に、前記吐出口が前記旋回スクロールのラップをまたいで前記第1の圧縮室に入り込む構成としたスクロール圧縮機。
  2. 鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて、前記旋回スクロールのラップ外壁側とラップ内壁側に第1の圧縮室と第2の圧縮室を形成し、自転拘束機構による規制により前記旋回スクロールが円軌道に沿って所定の旋回半径で旋回することで、前記第1及び第2の圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、前記両スクロールの外周側から吸入した冷媒ガスを圧縮し、前記固定スクロールの中央部に設けた吐出口から吐出するスクロール圧縮機において、
    前記吐出口と連通する凹部を前記固定スクロールに形成し、前記旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点が前記固定スクロールのラップ内壁から離れる前後でほぼ同時に、前記凹部が前記旋回スクロールのラップをまたいで前記第1の圧縮室に入り込む構成としたスクロール圧縮機。
  3. 旋回スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点の伸開角を、固定スクロールのラップ外壁巻き始め角に対応する点の伸開角より早めてなる請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 第1の圧縮室の閉じ込み容積を、第2の圧縮室の閉じ込み容積より大きくした請求項1から3のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機。
  5. 吐出口にリード弁を配置し、圧縮室が所定の圧力に到達すると、冷媒ガスが前記リード弁を押し上げてなる請求項1から4のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機。
  6. 固定スクロールに第1の圧縮室にのみ開口するリリーフ孔を形成し、前記第1の圧縮室を介し前記リリーフ孔が吐出口と間欠的に連通する請求項1から5のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機。
  7. 冷媒ガスを、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としてなる請求項1から6のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機。
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