JP2010264656A - 多色グラビア印刷方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水溶性グラビア印刷において、各印刷ユニットにおける印刷時の原反の温度が略同一となるようにする。
【解決手段】第1印刷ユニット200は、印刷部210と、乾燥部220と、冷却部230とが設けられている。乾燥部220には、熱風噴出しノズル222が等間隔で多数設けられている。熱風噴出しノズル222に対応するように多数のガイドロール223が設けられている。ガイドロール223には、冷却水を注入するための冷却管224が連結され、表面は冷却されている。冷却ロール231も、冷却水が注入されてその表面は冷却されている。駆動モータ241、ベルト242が設けられている。ベルト242は、ガイドロール223及び冷却ロール231に掛け回されている。ベルト242により、ガイドロール223及び冷却ロール231が原反の搬送速度と同一の周速度で一体となって回転されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、包装材料に2色以上の多色のグラビア印刷をするグラビア印刷方法およびその印刷装置に関し、さらに詳しくは、2色以上の多色のグラビア印刷において、各印刷ユニットの印刷−乾燥−冷却工程で各色の印刷時の原反温度を略同じ温度になるように冷却するグラビア印刷方法及びその装置に関するものである。
包装材料に印刷をするには、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷等があるが、これらの中でグラビア印刷が、デザインの細部まで再現することができ、またグラデーション(諧調)が可能で写真様の印刷ができることから、商品の展示効果を必要とする包装材料に多用されてきた。グラビア印刷は、ウレタン、アクリル、硝化綿、塩素化オレフィン等の樹脂を溶剤に溶かしたビヒクルに顔料を分散させた油性インキを、金属胴にコンベンショナルグラビア、網グラビア、電子彫刻グラビア等で彫られた凹部に載せ、それを原反に転移させた後、熱風を吹き付けて溶剤を輝散させ乾燥して行なうものである。
溶剤としては、トルエン(40%)−酢酸エチルエステル(40%)−イソプロピルアルコール(20%)の組み合わせやメチルエチルケトン(40%)−酢酸エチルエステル(40%)−イソプロピルアルコール(20%)の組み合わせが一般的である。油性インキの樹脂と顔料の固形分は、8〜10%が主であるが、隠蔽性が必要な白ベタインキでは固形分30%までのものも用いられる。また、乾燥のための熱風温度は55〜60℃であり、風量は30〜70m3/minが一般的である。このような条件で印刷スピードを120〜200m/minにすることが可能である。色の数としては2色〜10色まで多色の印刷が用いられ、色の数が多くなればなるほど美粧性のある写真様印刷となる。
印刷する包装材としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、延伸ポリプロピレン(OPP)、ナイロン(O−NY)フィルム等が多用されるが、その他、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の単層フィルム、PETシュリンク、PPシュリンク、PSシュリンク、PEシュリンク、PVCシュリンク等のシュリンクフィルム、PEストレッチ、PVCストレッチ等のストレッチフィルムも用いることができる。
ところで、近年、油性インキの溶剤の持つ印刷作業時の悪臭、健康に対する作業環境、爆発の危険性、印刷物の残留溶剤臭、工場の周りの環境を汚染させる問題、CO2削減に対する問題や、溶剤は全て揮散させるので溶剤資源の無駄使いの問題から、溶剤を使わない水溶性インキを用いる水溶性グラビア印刷に移行しつつある(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3249223号公報 特開2001−030611号公報 特開2002−096448号公報
しかしながら、水溶性インキの溶媒の一例として、水(73%)−エタノール(17%)−イソプロピルアルコール(10%)を用いているため、従来の溶剤の持つ蒸発潜熱、例えばトルエン(40%)−酢酸エチルエステル(40%)−イソプロピルアルコール(20%)=(86.9cal/g×0.4)+(88.2×0.4)+(159.2×0.2)=101.9cal/gやメチルエチルケトン(40%)−酢酸エチルエステル(40%)−イソプロピルアルコール(20%)=(105.0×0.4)+(88.2×0.4)+(159.2×0.2)=109.1cal/gに比べて、水(73%)−エタノール(17%)−イソプロピルアルコール(10%)=(586.9cal/g×0.73)+(199.2×0.17)+(159.2×0.10)=478.2cal/gと高く、乾燥させるためには従来の油性インキに比べて4.4(478.2/109.1)〜4.7(478.2/101.9)倍の熱量が必要である。表1にグラビアインキに用いられる主要溶剤の性質を示す。
対応策としては、少ない水溶性インキの量でも印刷物が同じ濃さになるように、水溶性インキの顔料を増やし、固形分濃度を上げるのも一方法であるが、油性インキ濃度の2割増分くらいが限度である。このように顔料を増やしたとしても、3.5倍(4.4倍×0.8)〜3.8倍(4.7倍×0.8)の熱量を与える必要があり、乾燥工程での滞留時間を長くすることや、熱風の風量を増加することや、熱風の温度を高くすることが考えられる。
しかしながら、滞留時間を長くすることは印刷スピードが遅くなって好ましくなく、また風量を増加することは効率が悪くエネルギーの無駄使いになり、また風によって原反がバタつくことにもなる。効率的に熱量を与えるには、熱風温度を上げることが最も適しているが、原反の温度も上がることになる。原反の温度が上がると、原反に伸びが生じ、各色の印刷ピッチのズレにつながる。
印刷ピッチのズレは、原反の端に印刷したカラーコントロールマークをスキャンニングヘッドで読み取り、三角様台形の底辺(10mm)の端から次の色の底辺の端までの距離(20.0mm)が0.2mm以上ズレると、自動的にコンペンセーターロールをわずかに移動させ、印刷するまでのパスの長さを調整して自動的に位置合わせを行なう。
ところが、伸びが大きくなると、前段の印刷ユニットで印刷した絵柄の伸びによる歪み(第1印刷ユニットの絵柄が一番大きくなる)が生じ、その上に印刷すると色ズレ(印刷ズレ)が起って、これはコンペンセーターロールでは解消できない。
ところで、乾燥のための熱風温度を120℃以上に上げて印刷スピード120m/min以上で印刷できるのは、伸びの小さなPETフィルムとO−NYフィルムのみであり、コストが安く汎用されているOPPフィルムは伸びが大きいので、上述したように、絵柄が歪んで色ズレ(印刷ズレ)を起こし、印刷不可能であった。図3(伸長度(ピッチ伸び)の温度依存性)に、OPPフィルム、PETフィルム、O−NYフィルムの伸びの温度依存性を示す。温度の上昇とともに伸びが大きくなるのは、温度上昇とともに引張弾性率が低下するためであり、フィルムの伸びと引張弾性率は相反する関係にある。
図4に、引張弾性率の温度依存性を示す。温度30℃に於けるPETとOPPの伸び(テンション8kg/800mm巾)と引張弾性率の関係を説明すると、図3および図4からPETの伸び≒約0.15%、OPPの伸び≒0.45%、PETの引張弾性率≒440kgf/mm2、OPPの引張弾性率≒150kgf/mm2であり、OPPの伸び(0.45%)/PETの伸び(0.15%)=3、OPPの引張弾性率(150kgf/mm2)/PETの引張弾性率(440kgf/mm2)=1/3と近似して相反する関係にある。
このように、温度の上昇とともに引張弾性率が低下して伸びが大きくなったフィルムでも冷却工程で冷却して元の温度に戻すと、引張弾性率も元に戻り、伸びも元に戻る。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたもので、水溶性グラビア印刷において、油性グラビア印刷の有機溶剤の替わりに用いる水系溶媒を揮散させるために、また、油性グラビア印刷において、残留溶剤を減少させるために、乾燥の熱風温度を120℃以上に上げた際、OPPフィルムやOPPフィルム以上に伸びが大きいフィルムであっても、色ズレ(印刷ズレ)をなくして120m/min以上の印刷スピードで印刷することができる多色グラビア印刷方法及びその印刷装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上述した課題を解決すべく鋭意研究した結果、多色グラビア印刷の各色の印刷ユニットの印刷−乾燥−冷却工程中、乾燥工程で熱風温度を上げて通常の油性グラビア印刷の3.5倍の熱量を与えると、原反の温度が上がり冷却工程で冷却不足となり、2色目、3色目……と段々に熱が蓄積されて温度も段々上昇することが判明した。そして、その結果、図3(伸長度の温度依存性を示すグラフ)に示す(OPP−20μm)の線に沿って伸びも大きくなり、ついには絵柄の伸びも(歪み)も大きくなって許容できない伸びとなって色ズレ(印刷ズレ)を起こすものであった。
さらに、上述した色ズレの原因を改良すべく鋭意研究した結果、乾燥工程でいくら熱風温度を上げてもガイドロールに冷却水を通すことにより原反温度の上昇を抑え、次の冷却工程で充分冷却すると、各色の印刷時の原反温度を容易に略同じ温度まで冷却することができ、印刷時の伸びはほぼ同じとなり絵柄も歪むことがなく、色ズレを起こさないことを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、OPPフィルム(20μm)では、絵柄の大きさを5cmとすると、絵柄は0.2mm以上ズレると色ズレと判るので、各色の印刷時の伸びの差が0.2/50×100=0.4%の伸びの差まで許容できる。1色目の印刷温度(印刷時の原反温度)を25℃とすれば、図3に示す(OPP−20μm)の実線から25℃の伸び約0.3%に、伸びの差0.4%をプラスした0.7%の伸びた時の温度約43℃まで各印刷時の原反温度を冷却すれば許容範囲内となって色ズレは起こさないものである。
また、従来の冷却部における冷却は、乾燥部で熱風により乾燥され温度が上昇した原反の印刷面を冷却ロールで冷却するため、冷却能力が不足し、印刷スピードを遅くして対応せざるを得なかった。しかしながら、乾燥部のガイドロールに冷却水を通し、印刷面と反対の面をガイドロールで冷却することにより、原反の温度上昇を効果的に抑制することができ、その結果、冷却部における冷却ロールでの冷却が効果的に行えるものであった。
本発明は、以上の知見によりなされたもので、すなわち、請求項1に係る多色グラビア印刷方法は、印刷工程−乾燥工程−冷却工程からなる印刷ユニットを複数設け、2色以上の多色グラビア印刷を行なう印刷方法であって、各印刷ユニットの乾燥工程において、ガイドロールに冷却水を注入して冷却し当接する原反の反印刷面側を冷却するとともに、各印刷ユニットの冷却工程において、冷却ロールに冷却水を注入して冷却し当接する原反の印刷面側を冷却し、各印刷ユニットの印刷工程において、印刷時の原反温度を略同一とすることを特徴として構成されている。
請求項2に係る多色グラビア印刷方法は、第二段目以降の印刷ユニットの印刷工程において、印刷前の原反の温度を検知し、該検地した温度を、予め測定した第一段目の印刷ユニットにおける印刷時の原反の温度と比較し、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整することを特徴として構成されている。
請求項3に係る多色グラビア印刷方法は、ガイドロール及び冷却ロールを強制駆動させて原反の搬送速度(印刷速度)と同調させることを特徴として構成されている。
請求項4に係る多色グラビア印刷装置は、印刷部、乾燥部及び冷却部からなる印刷ユニットが複数設けられ、2色以上のグラビア印刷を行うことができる印刷装置であって、前記乾燥部のガイドロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられ、前記冷却部の冷却ロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられていることを特徴として構成されている。
請求項5に係る多色グラビア印刷装置は、冷却部で冷却された原反の温度を検地する温度検出手段が設けられ、該温度検出手段で検出された温度情報を入力し、この入力した温度情報により、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整する制御部が設けられてることを特徴として構成されている。
請求項6に係る多色グラビア印刷装置は、ガイドロール及び冷却ロールを駆動するベルトと、該ベルトを駆動するモータとが設けられていることを特徴として構成されている。
請求項1に係る水溶性グラビア印刷方法においては、各印刷ユニットの乾燥工程のガイドロールは冷却水が注入されて冷却され、また、各印刷ユニットの冷却工程の冷却ロールも冷却水が注入されて冷却されるので、乾燥工程においてガイドロールに当接する原反の反印刷面側が冷却されるとともに、冷却工程において冷却ロールに当接する原反の印刷面側が冷却される。したがって、乾燥工程において、熱風により原反が加熱されてもガイドロールによる冷却により原反の温度の上昇が抑制されるので、冷却ロールによる原反の冷却が効果的に行われる。その結果、印刷時の原反の温度を確実に略同一にすることが出来る。例えば、熱風温度100℃以上、風量100m/min以上、印刷速度150m/min以上のような条件で印刷をしても、各色の印刷時の原反温度を略同一にすることが出来、各色での印刷ズレを確実に防止することが出来る。
請求項2に係る多色グラビア印刷方法においては、印刷前の原反の温度を検知し、該検知した温度を、予め測定した第一段目の印刷ユニットにおける印刷時の原反の温度と比較し、この検知した温度により、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整するので、原反の温度が何らかの理由で上昇しても、その上昇を検知し、冷却水の量を増加させることによりガイドロール及び冷却ロールの温度を低下させることが出来るので、原反の温度を遅滞なく低下させることが出来る。したがって、印刷時の原反の温度を確実に略同一とすることが出来る。
請求項3に係る多色グラビア印刷方法においては、ガイドロール及び冷却ロールを強制駆動させて原反の搬送速度(印刷速度)と同調させるので、ガイドロール及び冷却ロールの周速が搬送速度と一致することとなる。したがって、搬送速度に対して速い場合や遅い場合は、ガイドロールと冷却ロールとで原反が擦られることとなり、特に、印刷面が冷却ロールで擦れれて傷や歪みが生じる問題があるが、このような問題を解決して良好な品質を維持することができる。また、搬送速度に対して遅い場合は、ガイドロールと冷却ロールとが抵抗となるので、円滑に原反を搬送することが出来ない。
請求項4に係る多色グラビア印刷装置においては、乾燥部のガイドロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられ、前記冷却部の冷却ロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられているので、冷却水を注入することにより、ガイドロール及び冷却ロールを冷却することが出来るので、巻回される原反は、ガイドロールにより印刷面と反対側が冷却されるとともに、冷却ロールにより印刷面側が冷却される。
請求項5に係る多色グラビア印刷装置においては、温度検出手段で冷却部で冷却された原反の温度を検地し、この検地した温度を制御部に出力することにより、制御部が印刷時の原反温度が略一定となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整する。したがって、検知した温度が高い場合は、注入する冷却水の量を多くすることにより、ガイドロール及び冷却ロールの温度を低下させ、原反の冷却効果を大きくして温度の上昇を防止することができる。
請求項6に係る多色グラビア印刷装置においては、ガイドロールと冷却ロールとが同一のベルトで駆動されているので、ガイドロールと冷却ロールとの周速を同一にして回転させることができる。したがって、ガイドロールと冷却ロールとの周速を、原反の搬送速度(印刷速度)と一致させることにより、原反は、ガイドロール及び冷却ロールの接触面と擦れることなく搬送される。
本発明による水溶性グラビア印刷装置の全体概略図 本発明による水溶性グラビア印刷装置の第1印刷ユニットの部分拡大図 OPPフィルム、PETフィルム、O−NYフィルムの伸びの温度依存性を示す図 OPPフィルム、PETフィルム、O−NYフィルムの引張弾性率の温度依存性を示す図
本発明においては、各印刷ユニットにおける印刷時の原反温度が略同一になるように乾燥工程および冷却工程で原反を冷却するものである。すなわち、乾燥工程において、ガイドロールに冷却水を注入して冷却するものであり、この結果、ガイドロールに当接している原反の反印刷面側がガイドロールで冷却されることとなる。冷却水の注入は、例えば、ガイドロールに冷却水が循環するように送液管を連結し、この送液管の途中に水を冷却する冷却部及び流量を調整できる送液部を設けることにより行なえ、また、冷却水の供給源(冷水タンク等)からポンプを介して冷水管により連結して注入することができ、個別に連結しても、全てのガイドロールを連続して連結してもよい。また、冷却工程において、冷却ロールに冷却水を注入して冷却するものであり、この結果、冷却ロールに当接する原反の印刷面側が冷却されることとなる。冷却水の注入は、ガイドロールと同様に行なうことが出来る。
また、ガイドロール及び冷却ロールの冷却により、印刷時の原反温度を略同一にするものであるが、この略同一の温度とは、印刷ズレが視認できない範囲の温度ということであり、一般に、第1印刷ユニットで印刷した絵柄を基準として、絵柄のズレが0.2mm以内の範囲である。冷却は、冷却すればする程伸びは小さくなるので、冷却する程効果的であるが、第1色目から最終色までの各色の印刷時の原反温度が略一定であることが重要である。
印刷ユニットの内、第2段目以降の印刷ユニットの印刷工程において、印刷前の原反の温度を検知し、当該検知した温度により、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整することが出来る。原反の温度を検知するには、公知の温度センサー等を用いることができ、この検知した温度より冷却水の注入量を調整するには、予め温度と注入量とを設定した制御部を設け、検知した温度を制御部に送ることにより、制御部が冷却水のポンプ等を制御して予め設定された冷却水の量になるように調整する。
ガイドロール及び冷却ロールを強制駆動させて原反の搬送速度(印刷速度)と同調(ガイドロールと冷却ロールとの周速度を搬送速度と同一にする。)させることが好ましい。ガイドロールと冷却ロールの強制駆動させる手段としては、例えば、ベルトによりガイドロールと冷却ロールとを一体として駆動し、ガイドロールと冷却ロールとの周速度を搬送速度と一致させる。このとき、ガイドロールの原反が当接する冷却面と径が同一のプーリーをガイドロールの端部に設けるとともに、冷却ロールの原反が当接する冷却面と径が同一のプーリーを冷却ロールの端部に設け、これらのプーリーに同一のベルトを掛け回して駆動することにより、ガイドロール及び冷却ロールの周速度を簡単に一致させることが出来る。
本発明による多色グラビア印刷方法に用いることができる原反としては、OPPフィルムは勿論のこと、OPPより伸びの小さいPETフィルム、O−NYフィルムはより高速に、OPPフィルムより伸び易いPEフィルム、PPフィルム、PSフィルム、PVC等の単層フィルム、PETシュリンク、PEシュリンク、PSシュリンク、PVCシュリンク等のシュリンクフィルム、PEストレッチ、PVCストレッチ等のストレッチフィルム等、特に限定されないが、伸び易い
PEフィルム、PPフィルム、PSフィルム、PVC等の単層フィルム、PETシュリンク、PEシュリンク、PSシュリンク、PVCシュリンク等のシュリンクフィルム、PEストレッチ、PVCストレッチ等のストレッチフィルム等において特に有効である。
本発明による多色グラビア印刷方法を実施する印刷装置の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は多色グラビア印刷装置の全体の概略図、図2は多色グラビア印刷装置の第1印刷ユニット部分の拡大図である。
図1及び図2において、100は給紙部で、原反1を後続の印刷ユニットへ繰出すものである。200は第1色目の第1印刷ユニット、300は第2色目の第2印刷ユニット、400は第3色目の第3印刷ユニット、500は第4色目の第4印刷ユニット、600は第5色目の第5印刷ユニットとである。
第1色目の第1印刷ユニット200は、原反1に印刷を施す印刷部210と、印刷された原反1を乾燥させる乾燥部220と、原反1を冷却する冷却部230とが設けられている。印刷部210には、版胴211、圧胴212、ファニッシャーロール213が設けられている。
乾燥部220には、乾燥箱221が設けられ、この乾燥箱221には、熱風噴出しノズル222が等間隔で多数設けられており、これらの熱風噴出しノズル222に対応するように多数のガイドロール223が設けられている。ガイドロール223には、冷却水を注入するための冷却管224と、冷却水を排出するための排出管(図示せず)が連結され、前記冷却管224は冷却水の流量を調整するためのモータバルブ225が連結されるとともに、水を冷却するための冷却ユニット226が連結され、この冷却ユニット226の反対側は排出管が連結されている。したがって、冷却水は冷却ユニット226、モータバルブ225、ガイドロール223を循環するようになっている。なお、228は熱風の流入口、229は熱風の排気口である。
冷却部230には、原反1の印刷面に当接して冷却する冷却ロール231が設けられており、この冷却ロール231も、ガイドロール223と同様に冷却管232を介してモータバルブ225に連結されている。
240は、ガイドロール223及び冷却ロール231を駆動するための、ロール駆動部で、駆動モータ241、駆動モータ241により駆動されるベルト242及び搬送ロール243が設けられており、このベルト242は、前記ガイドロール223及び冷却ロール231に掛け回されている。すなわち、ガイドロール223と同一径のプーリー(図示せず)にベルト242が掛けられるとともに、冷却ロール231と同一径のプーリー(図示せず)にベルト242が掛けられ、ベルト242を駆動することにより、ガイドロール223と冷却ロール231とは同一の周速度で回転させられ、この周速度は、原反の搬送速度と同一になるように設定されている。
また、冷却部230の後段、すなわち第2印刷ユニット300の印刷部310の前段には、温度検出器250が設置され、冷却部230から出てきた原反の表面温度を検知できるようになっている。この温度検出器250は制御部(図示せず)に接続されており、この制御部は、温度検出器250からの温度信号により、予め設定された注入量の冷却水をガイドロール223及び冷却ロール231に注入するものである。
なお、第2色目の第2印刷ユニット300、第3色目の第3印刷ユニット400、第4色目の第4印刷ユニット500、第5色目の第5印刷ユニット600も、第1色目の第1印刷ユニット200と同様に、版胴311、411、511、611、圧胴312、412、512、612、ファニッシャーロール313、413、513、613、ガイドロール321、421、521、621、冷却ロール331、431、531、631が設けられている。
以上のような多色グラビア印刷装置でグラビア印刷するには、給紙部100から原反1を繰出して第1色目の第1印刷ユニット200に送り込む。印刷ユニット200に送られて来た原反1は、まず、印刷部210において版胴211と圧胴212に圧着されて第1色(例えば、白ベタ)が印刷される。この原反1は乾燥部220において印刷面側11を熱風で乾燥されると同時に、反印刷面側12はガイドロール223により冷却されるので、原反の温度が上昇するのを抑制されている。
冷却部230では冷却ロール231に巻回されて印刷面側11から冷却される。したがって、反印刷面側12は既にガイドロール221により冷却され、印刷面側11は冷却ロール231によって冷却されるので、ガイドロール223の冷却により原反1の熱風による温度上昇を抑えながら最終的に冷却ロール231により冷却され、全体として効果的に冷却されている。そして、この冷却により、印刷部210において印刷された際の原反1の温度に略同一となるようにしている。
また、ガイドロール223と冷却ロール231とは、ベルト242により周速度が原反1の搬送速度と同一となるように駆動されているので、原反1がガイドロール223や冷却ロール231で擦られることが無く、何ら悪影響を受けることなく搬送されている。
そして、第2色目以降の印刷ユニットにおいても、同様な動作を繰り返し、5色からなる多色グラビア印刷を原反1に施し、グラビア印刷が完成する。
以下、実施例によって本発明を具体的にさらに詳しく説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものでない。
既存の5色グラビア印刷機を、前述したように乾燥部220のガイドロール223、冷却部230の冷却ロール231に冷却水を注入出来るように冷却管224、232を共に連結し、更にこれらを流量調節出来るようにモーターバルブ225に連結するとともに冷却ユニット226に連結した。また、ガイドロール223、冷却ロール231の周速度を原反の搬送速度と同一になるように、駆動モーター241、駆動ベルト242を設けて改造を行なった。このような改造を行なった5色グラビア印刷機に、版胴にヘリオの電子彫刻で彫られた(スクリーン線数175本、スタイラス角度130°)2.0mm方眼模様のグラビアロールをセットし、大日精化工業株式会社製,水溶性インキハイドリック PRP−401(アクリル樹脂系ビヒクルに顔料を分散させたもの)を用いて、インキ100部に対して希釈溶剤ハイドリック5032溶剤(メタノール50部、イソプロピルアルコール30部、水20部)40部を加えて、白色(顔料濃度20%)、黄色(顔料濃度12%)、赤色(顔料濃度12%)、青色(顔料濃度12%)、黒色(顔料濃度12%)のインキを調製した。
印刷原反1は、東セロ株式会社製,OPPフィルム(厚さ20μm、巾1000mm、2000m巻き、片面コロナ処理)を5色印刷機の給紙部100にセットし、コロナ処理面に印刷しながら印刷スピード180m/min、テンション8.0kg/1000mm巾、白色(第1印刷ユニット200)、黄色(第2印刷ユニット300)、赤色(第3印刷ユニット400)、青色(第4印刷ユニット500)、黒色(第5印刷ユニット600)の順で方眼模様の重ね印刷を行なった。
乾燥部220、320、420、520、620での熱風は、第1印刷ユニット200において130℃,70m3/minにし、第2印刷ユニット300以降においても130℃,70m3/minとした。
冷却ロール231、ガイドロール223には20℃の冷却水をモーターバルブ225を介して夫々に供給した。
このようにして印刷を行い、印刷ユニット進入前の温度と、冷却部を経た直後の印刷ユニット出口の温度を測定するとともに、1色目から5色目までの各色の印刷時の原反温度が略同一の温度になっているかをチェックした。温度の測定は放射温度計を用いて測定した。また、印刷物を肉眼で観察し、方眼模様の色のはみ出しの有無を調べた(印刷ズレが起きれば色のはみ出しが起こる)。測定結果を表2に示す。
[印刷時の原反温度]
印刷時の進入前と印刷ユニット出口温度は略同じであり、乾燥部で与えられた熱も乾燥部のガイドロール、冷却部の冷却ロールで冷却され、原反の温度上昇はほとんどない。したがって、印刷時の原反温度(印刷ユニット進入前)も1色目から5色目まで略同一である。
[印刷物の肉眼観察]
白色−黄色−赤色−青色−黒色の順で方眼模様の重ね印刷を行なった印刷物2000mを肉眼で観察したところ、最初から最後まで最後に印刷した黒色で方眼模様がきれいに印刷されており、色のはみ出しは見られなかった。したがって、印刷ズレは発生していなかった。
実施例1と全く同一のグラビアロールとグラビア印刷機を用い、油性グラビアインキを用いた以外は、実施例―1と全く同様に油性グラビア印刷を行なった。大阪インキ(株)製油性グラビアインキ「スチプリ」を用い、大阪インキ(株)製希釈剤(イソプロピルアルコール50%、酢酸エチルエステル50%)で希釈して、白色(顔料濃度15%)、黄色(顔料濃度10%)、赤色(顔料濃度10%)、黒色(顔料濃度8%)のインキを調整した。
このようにして印刷を行ない、実施例1と同様、印刷ユニット進入前の温度、冷却部を経た直後の印刷ユニット出口の温度を測定するとともに、1色目から5色目までの各色の印刷時の原反温度が略同一の温度になっているかチェックした。また印刷物を肉眼で観察し、方眼模様の色のはみ出しの有無を調べた。更に油性グラビア印刷で問題となり易い残留溶剤量を測定した。原反の温度を表3に示す。
[印刷時の原反温度]
実施例1と同様、印刷時の進入前と印刷ユニット出口温度は略同じであり、乾燥部で与えられた熱も乾燥部のガイドロール、冷却部の冷却ロールで冷却され、原反の温度上昇はほとんどない。したがって、印刷時の原反温度(印刷ユニット進入前)も1色目から5色目まで略同一である。
[印刷物の肉眼観察]
実施例1と同様、白色−黄色−赤色−青色−黒色の順で方眼模様の重ね印刷を行なった印刷物2000mを肉眼で観察したところ、最初から最後まで最後に印刷した黒色で方眼模様がきれいに印刷されており、色のはみ出しは見られなかった。したがって、印刷ズレは発生していなかった。
[残留溶剤の測定]
印刷物500cm2を1cm幅×5cm長に切断し、スリ合せ栓付きの硝子製の500mlフラスコに投入し、80℃―30分間加温した後、フラスコ中の気体を硝子製シリンジで採取して、FID検出器のガスクロマトグラフ装置に投入し、残留溶剤量を測定した。結果を表4に示す。
乾燥温度が130℃の熱風なので酢酸エチルエステル(Bp;77℃)、メチルエチルケトン(80℃)、イソプロパノール(82℃)、トルエン(110℃)、メタノール(65℃)の各溶剤の沸点以上で乾燥することになり、残留溶剤は殆ど残らない。
一方、通常行なわれる油性グラビア印刷と同一条件になるように、前記と同様のグラビアロール、印刷機、油性グラビアインキを用い、前記と同様に油性グラビア印刷を行なった。但し、通常の油性グラビア印刷と同一条件にするために、ガイドロールには冷却水を通さずに乾燥部の熱風条件を60℃―90m3/minとした。この印刷物を前記と同様500cm2を1cm巾×5cm長に切断し、前記と同様にして残留溶剤を測定した。結果を表5に示す。
乾燥温度が60℃で各溶剤の沸点以下なので、130℃乾燥に比べてかなりの残留溶剤が残る。

Claims (6)

  1. 印刷工程−乾燥工程−冷却工程からなる印刷ユニットを複数設け、2色以上の多色グラビア印刷を行なう印刷方法であって、各印刷ユニットの乾燥工程において、ガイドロールに冷却水を注入して冷却し当接する原反の反印刷面側を冷却するとともに、各印刷ユニットの冷却工程において、冷却ロールに冷却水を注入して冷却し当接する原反の印刷面側を冷却し、各印刷ユニットの印刷工程において、印刷時の原反温度を略同一とすることを特徴とする多色グラビア印刷方法。
  2. 前記第二段目以降の印刷ユニットの印刷工程において、印刷前の原反の温度を検知し、当該検知した温度により、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整することを特徴とする請求項1記載の多色グラビア印刷方法。
  3. 前記ガイドロール及び冷却ロールを強制駆動させて原反の搬送速度(印刷速度)と同調させることを特徴とする請求項2記載の多色グラビア印刷方法。
  4. 印刷部、乾燥部及び冷却部からなる印刷ユニットが複数設けられ、2色以上のグラビア印刷を行うことができる印刷装置であって、前記乾燥部のガイドロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられ、前記冷却部の冷却ロールに冷却水を注入する冷却水注入手段が設けられていることを特徴とする多色グラビア印刷装置。
  5. 前記冷却部で冷却された原反の温度を検地する温度検出手段が設けられ、該温度検出手段で検出された温度情報を入力し、この入力した温度情報により、印刷時の原反温度が略同一となるようにガイドロール及び冷却ロールに注入する冷却水の量を調整する制御部が設けられてることを特徴とする請求項4記載の多色グラビア印刷装置。
  6. 前記ガイドロール及び冷却ロールを駆動するベルトと、該ベルトを駆動するモータとが設けられていることを特徴する請求項5記載の多色グラビア印刷装置。
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