JP2010264219A - 移動棚用安全装置および移動棚 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】安全バー8に外力が加わることによって移動すべく構成された受動部材12と、長さ方向の一端部を支点として揺動可能に支持され受動部材12が連係していて受動部材12との連係部を力点とするレバーと、レバーの他端部を作用点としてこの作用点に連係しレバーの揺動と共に移動するストッパ部14と、ストッパ部14、レバー、受動部材12を原位置に復帰させる付勢部材と、を備え、ストッパ部14は、付勢部材の付勢力によって移動しているときは移動棚の車輪6および車輪6をガイドするレール7から離間し、安全バー8が作動したときは受動部材12、レバー、ストッパ部14が付勢部材の付勢力に抗して移動し車輪6およびレール7に接する。
【選択図】図1
Description
(1)通路閉塞防止バーの長さは450mm程度であって、通常の作業通路幅の50%程度であり、それ以上の長さにすると、通路閉塞防止バーとしての機能を果たすには強度が不足し、あるいは動作の迅速性、操作性が低下する。
(2)地震の発生によって通路閉塞防止バーが倒伏した状態で通路から脱出しようとするとき通路閉塞防止バーが邪魔になる。
(3)手動による通路閉塞防止バーの場合、通路を形成するたびに通路閉塞防止バーをいちいち倒伏させるのが煩わしく、通常、使用されていないのが現状である。
(4)手動式移動棚において、アクチュエータを作動させて通路閉塞防止バーを倒伏させるように構成した場合、別途に電源装置、感震装置、感震装置の検出信号に基づき通路閉塞防止バーを作動させる制御手段を備えなければならない。
本発明はまた、移動棚の安全バーの作動によって迅速に移動棚を停止させることができる移動棚用安全装置および移動棚を提供することを目的とする。
上記ストッパ部は、レバーの作用点に連結されたスライド部材と、このスライド部材に一体的に結合されて移動棚の走行車輪およびレール部に接離する楔形のストッパを備えているとよい。
移動棚の台枠に取り付けるべき台枠固定基板をさらに有し、この台枠固定基板に受動部材、レバーおよびストッパ部が取り付けるとよい。
レバーの力点は、レバーの長さ方向において、支点と作用点の間に設けるとよい。
さらに、レバーの支点から力点までの距離は、レバーの力点から作用点までの距離よりも短くするとよい。
上記安全バーは、移動棚の前面に沿って複数個配置し、複数個の安全バーをつなぎ部材により一体に連結して横方向に伸ばすとよい。
このように、純機械的な構成により安全バーの動作で移動棚を緊急停止させることができるため、電源装置を備えていない手動式移動棚に容易に組み込むことができる。
台枠2の前面には、安全バー8の上方において当たりゴム9が取り付けられている。当たりゴム9は安全バー8よりも前方に突出している。当たりゴム9は、隣り合っている移動棚が接近してきたとき、最初に双方の移動棚の当たりゴム同士が衝突し、衝撃力が双方の弾性力で緩衝されるようになっている。
なお、次に説明する安全装置の付勢力によって安全バーも付勢するようにすれば、安全バー付勢部材としてのコイルばね25を省略することができる。
ストッパ21が車輪とレールまたは車輪フランジ部とレール受けとの間に介在するようにしたことにより、車輪の回転を止めるのに必要な力が大きくなっても、安全装置の動作のトリガーとなる安全バーを押す力は一定で、例えば、床面に落下しているファイルに安全バーが当たっても停止するぐらいの小さな力(1kg程度)でよい。
台枠2の前面すなわち間口面には、間口方向全域にわたって前記安全バー8が配置されている。また、互いに隣接する安全バー8は前述の連結構造によって一体に連結され、安全バー8がどの位置で押されたとしても前記安全装置10が作動して移動棚を緊急停止させ、移動棚間の作業者の安全を確保することができる。
また、安全装置10は純機械的に構成されているため、電源を備えていない手動式の移動棚にも組み込むことができる。
エンドストッパ46の取り付け位置を調整することにより、あるいは、エンドストッパ当たり部材45の取り付け位置を調整することにより、移動棚1の停止位置を調整することができる。
ストッパ21の構造についても同様で、楔形に限定されるものではない。
また、本実施例においても、安全装置側の付勢部材による付勢力で安全バーも付勢するようにして、安全バーのみを付勢するための付勢手段を省略してもよい。
2 台枠
3 支柱
4 棚受け
5 棚板
6 車輪
7 レール
8 安全バー
9 当たりゴム
10 安全装置
11 台枠固定基板
12 受動部材
13 レバー
14 ストッパ部
15 軸(支点)
16 軸(力点)
17 軸(作用点)
18 付勢部材
19 カバー
20 スライド部材
21 ストッパ
22 トリガー板
23 長孔
24 安全バー保持部材
25 安全バー付勢部材(コイルばね)
110 台枠固定基板
120 受動部材
130 レバー
140 ストッパ部
180 付勢部材
200 スライド部材
210 ストッパ
Claims (10)
- 移動棚の下部に取り付けられ、上記移動棚の下部の前面に沿って横方向に伸びる安全バーが作動することにより移動棚の移動を停止させる移動棚用安全装置であって、
上記安全バーと連係して上記安全バーに外力が加わることによって移動すべく構成された受動部材と、
長さ方向の一端部を支点として揺動可能に支持され上記受動部材が連係していてこの受動部材との連係部を力点とするレバーと、
上記レバーの他端部を作用点としてこの作用点に連係し上記レバーの揺動と共に移動するストッパ部と、
上記ストッパ部、レバーおよび受動部材を原位置に復帰させる付勢部材と、を備え、
上記ストッパ部は、上記付勢部材の付勢力によって移動しているときは移動棚の走行車輪およびレール部から離間し、上記安全バーが作動したときは上記受動部材、レバーおよびストッパ部が上記付勢部材の付勢力に抗して移動することにより上記走行車輪およびレール部に接するように構成されている移動棚用安全装置。 - ストッパ部は、レバーの作用点に連結されたスライド部材と、このスライド部材に一体的に結合されて移動棚の走行車輪およびレール部に接離する楔形のストッパを備えている請求項1記載の移動棚用安全装置。
- 移動棚の台枠に取り付けるべき台枠固定基板をさらに有し、この台枠固定基板に受動部材、レバーおよびストッパ部が取り付けられている請求項1または2記載の移動棚用安全装置。
- レバーの力点は、レバーの長さ方向において、支点と作用点の間に設けられている請求項1記載の移動棚用安全装置。
- レバーの支点から力点までの距離は、レバーの力点から作用点までの距離よりも短い請求項4記載の移動棚用安全装置。
- 台枠固定基板、受動部材、レバー、ストッパ部のスライド部材はそれぞれ成形品からなり、上記台枠固定基板は、上記受動部材、レバー、スライド部材を保持するとともにこれらの部材の動きをガイドするガイド部を有し、上記台枠固定基板による上記レバーの長さ方向一端部の保持部は支点となっており、上記受動部材とレバーは相対回転可能に連結されていてこの連結部は力点となっており、上記レバーの長さ方向他端部と上記スライド部材は相対的な姿勢を変更可能に連係されていてこの連係部が作用点となっている請求項3記載の移動棚用安全装置。
- 台枠固定基板、受動部材、レバー、ストッパ部のスライド部材は、それぞれ金属板のプレス成形品である請求項6記載の移動棚用安全装置。
- 支点は台枠固定基板とレバーの緩やかな嵌まり合い、力点はネジによる受動部材と上記レバーの連結、作用点は上記レバーとスライド部材の緩やかな嵌まり合いによって構成されている請求項6記載の移動棚用安全装置。
- 移動棚の下部前面に沿って横方向に伸びるとともに上記台枠に揺動可能に掛け止められていて外力が加わることによって揺動する安全バーと、
上記安全バーが外力で揺動することにより作動して移動棚の移動を停止させる安全装置と、を備え、手動によって移動させられる移動棚であって、
上記安全装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の移動棚用安全装置である移動棚。 - 安全バーは、移動棚の前面に沿って複数個配置されるとともに、複数個の安全バーがつなぎ部材により一体に連結されて横方向に伸びている請求項9記載の移動棚。
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2009
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