JP5250274B2 - 移動棚およびその安全機構 - Google Patents

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本発明は、安全バーの動作検出回路の配線を移動棚の台枠内で行う必要がなく、組立の容易性およびメンテナンス時の作業性の向上を図ることができる移動棚およびその安全機構に関するものである。
移動可能な複数の棚を集合、離散可能に配置し、物品などの出し入れが必要な棚の物品出し入れ面(以下、この面を「前面」という)にのみ作業通路を形成するようにした移動棚装置がある。移動棚装置を構成する個々の移動棚は、それ自体でかなりの重量があり、これに書籍その他の物品を収納した状態では、相当重い重量になる。したがって、一旦移動し始めると大きなエネルギーをもつことになり、人力で移動棚を直接押し止めようとしても止めることは不可能に近い。そこで、例えば、移動棚の前面に形成されている作業通路に入って物品出し入れ作業などを行っているとき、移動棚が接近してきたとしても、移動棚の台枠前面に設けられている安全バーに作業者が接触すると、移動棚を緊急停止させて安全を確保するようにした安全機構を備えている。この安全機構は、人体のみでなく、移動棚の移動通路内に異物が存在する場合も、この異物に安全バーが接触することにより動作して移動棚を緊急停止させるようになっている。
移動棚には、回転ハンドルを人力により回転操作して移動させる手動式移動棚と、移動指令スイッチの操作によって正逆回転するモータの駆動力により移動させる電動式移動棚がある。手動式移動棚においては、上記安全機構の機械的な動作を機械的な停止機構に伝達して緊急停止させるようになっている。電動式移動棚においては、上記安全機構の機械的な動作でスイッチなどを作動させて電気信号に変換し、この電気信号を移動棚の制御回路に入力してモータの駆動を停止し、移動棚を緊急停止させるようになっている。また、手動式移動棚においても、安全機構の動作を電気信号に変換し、この電気信号でアクチュエータを作動させ、機械的な停止機構を作動させるようにしたものも提案されている。
上記安全機構の動作を電気信号に変換するものにおいては、安全バーの動作を検出するスイッチに接続された配線を、制御回路などの電気回路に接続するために移動棚の台枠内に引き込む必要がある。一般に、安全バーは、移動棚の前面を左右方向にまたぐ長さを有していて、移動棚の台枠前面に突出させて取り付けられる。したがって、工場で製造された移動棚を設置現場まで輸送する際の都合上、移動棚の製造工場では移動棚と安全機構は個別に製造され、設置現場において移動棚に安全機構を後付することが行われている。
以下、従来の移動棚における安全機構の一般的な構成について概略を説明する。台枠の前面に設けられた複数の孔にそれぞれリミットスイッチが取り付けられる。これらのリミットスイッチを前面側から覆って、安全バーを台枠の前面に配置し、安全バーの上縁部を、台枠の前面に設けたバー受け金具で係止させる。安全バーは上記バー受け金具との係止部を水平方向の揺動中心として揺動可能である。移動棚の連数すなわち前面の横幅に応じて安全バーの数は1個又は複数個とし、安全バーの数に応じてリミットスイッチの数も増減する。安全バーは、上記揺動中心を支点として重力方向に垂下する姿勢をとろうとするが、垂下姿勢をとる前に、上記リミットスイッチの前端の被操作部(前端部)に当接することにより、かつ、リミットスイッチは上記被操作部が突出する方向に付勢されていることにより、傾斜した姿勢で揺動が規制されている。リミットスイッチ側から見れば、傾斜姿勢をとっている安全バーの荷重がかかるため、この荷重でリミットスイッチが誤動作することのないように、リミットスイッチの被操作部は、特殊棒鋼などで製作された圧縮コイルばねにより突出方向に付勢され、スイッチ部の機械的強度を強化している。したがって、リミットスイッチが動作するには、ある程度以上の力量で安全バーが押される必要があり、ある程度以上の重量のある異物が安全バーに接触しなければ、安全バーが動作しないという難点があった。
電動式移動棚においては、モータ駆動用の配線、リミットスイッチにつながる電線、その他のケーブル類が結束バンドを用いて台枠内に固定され、台枠内の電気配線が錯綜している。そのため、移動棚の設置現場において安全機構を後付すると、台枠の外側に取り付けられる安全バーと台枠内部の電気回路とをケーブルで接続する必要があり、安全機構の取り付け作業が煩雑になるという難点があった。
この改善策として、安全バーと、この安全バー内に取り付けられたスイッチと、このスイッチから伸び出た電線の端部に設けられたコネクターとによって安全機構をユニット化し、移動棚の設置現場においては、移動棚に上記ユニットを取り付け、上記コネクターを、移動棚本体側の所定の電線に接続するようにした安全バー付き移動棚の配線構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平8−9411号公報
上記特許文献1記載の発明によれば、安全機構がユニット化されているため、移動棚の設置時の作業性が向上し、安全機構の動作不良の場合、ユニット化された安全機構を交換するだけでよくメンテナンスが簡単である、といった利点が考えられる。しかし、特許文献1記載の発明のように安全機構をユニット化しようとすると、上記安全バー、スイッチ、コネクターのほかに、上記スイッチを固定する取り付け基板、この取り付け基板に対し安全バーを揺動可能に支持する蝶番、この蝶番の翼状の2片にそれぞれ取り付け基板および安全バーを結合するボルトとナットなど、多くの部品を必要とし、構成が複雑になり、安全機構自体の組立作業性はよくない。また、移動棚の生産現場から設置現場まで、安全機構をユニットとして組み立てた状態で、したがって嵩張った状態で運送する必要があり、運送コストが高くなる難点もある。そのほか、安全機構にトラブルが生じた場合、安全機構全体を交換する必要があり、メンテナンスコストが高く、省資源化の観点からも望ましくない。メンテナンス時に、安全機構を分解してトラブルの該当部品を交換することも可能であるが、上述のとおり構造が複雑であるため、メンテナンスの作業性に劣る。
特許文献1記載の発明のように安全機構のユニット化をしなくても、安全機構の構造を工夫すれば、従来一般の移動棚のように設置現場において安全機構を組み付けるものにおいても、組立作業性の向上およびメンテナンス作業性の向上を図ることができるはずである。
そこで本発明は、上記の発想のもとに、安全機構をユニット化しなくても、移動棚の設置現場において容易に安全バーを取り付けることができ、かつ、安全バーを取り外すことも容易な構造にすることにより、メンテナンスを容易にした移動棚およびその安全機構を提供することを目的とする。
本発明はまた、安全バーの動作を検出するスイッチにつながる電線は安全バー受け部材内を引き通すことができるようにし、配線の容易化を図った移動棚およびその安全機構を提供することを目的とする。
本発明にかかる移動棚の安全機構は、移動棚の基台をなす台枠と、この台枠の前面に固定された安全バー保持部材と、上記台枠の前面に沿って横方向に伸びるとともに上記安全バー保持部材に揺動可能に掛け止められていて外力が加わることによって揺動する安全バーと、この安全バーが上記安全バー保持部材による掛け止め部から脱落しないように安全バーの移動を規制する安全バー押さえ部材と、上記安全バー保持部材に固定され上記安全バーが外力で揺動することにより作動して移動棚の移動を停止させるためのアクチュエータを作動させるスイッチと、を備えていて、上記安全バー保持部材は、スイッチの固定部と台枠の前面との間に、スイッチと電気回路を結ぶ電線の配置空間を備えていることを最も主要な特徴とする。
本発明にかかる移動棚は、上記のように構成された安全機構を有することを特徴とする。
安全バーは安全バー保持部材の掛け止め部に掛け止めるのみで揺動可能に支持される簡単な構成であるため、移動棚の設置現場において簡単に安全バーおよび安全バーを含む安全機構を取り付けることができる。安全機構のメンテナンス時も、安全バーを取り外して容易にメンテナンスを行うことができる。また、安全バーが破損したとしても、容易に安全バーを交換することができる。安全機構をユニット化する必要がないから、安全機構の構成部品として搬送すればよく、搬送コストを低減することができる。
なお、安全バー保持部材のスイッチ固定部と台枠の前面との間に、スイッチと電気回路を結ぶ電線の配置空間を備えることにより、この空間内に電線を引き通すことができ、電気配線の容易化およびで電気配線のメンテナンスの容易化を図ることができる。
以下、本発明にかかる移動棚およびその安全機構の実施例を、図を用いて説明する。
図1乃至図6において、符号1で示す移動棚は、基台をなす台枠2を有し、台枠1の上に適宜数の支柱4が立てられ、各支柱4の上端部は天板などで連結され、各支柱によって棚板が支持されている。台枠2の内方には適宜数の車輪5が回転可能に支持され、各車輪5はレール6の上に転動可能に載せられることにより、移動棚1はレール6に沿って移動することができる。移動棚1は、例えば回転操作ハンドルを人力によって回転操作することにより車輪5を回転駆動するようにした手動式移動棚であってもよいし、指令によって正逆回転するモータによって車輪5を回転駆動するようにした電動式移動棚であってもよい。レール6の端部には、車輪5がレール6から外れるのを防止するとともに、衝撃力を緩和しながら車輪5の転動を停止させて移動棚1の移動を停止させるエンドストッパ7が配置されている。移動棚1は走行方向に対して直交する面が書籍などの物品の出し入れ面になっていて、この出し入れ面を本明細書では前面とする。台枠2の前面上端部には、隣接する移動棚同士が衝突するときの衝撃力を緩和するダンパ9が突設されている。
台枠2の前面には安全機構10が組み付けられている。安全機構10は、台枠2の前板3の前面に固定された安全バー保持部材12と、安全バー保持部材12に揺動可能に掛け止められていて外力が加わることによって揺動する安全バー30と、安全バー30が安全バー保持部材12による掛け止め部から脱落しないように安全バー30の移動を規制する安全バー押さえ部材40を備えている。安全機構10はまた、安全バー保持部材12に固定され安全バー30が外力で揺動することにより作動するスイッチ20を備えている。スイッチ20は、安全バー30が外力によって揺動することによって作動し、この作動による信号が台枠2内の制御回路などに伝達され、移動棚の移動を停止させるためのアクチュエータを作動させるようになっている。
安全バー保持部材12は、例えば金属板をプレス成形することによって製作され、図3乃至図5に示すように、台枠2の前面に沿い左右方向に伸びている。安全バー保持部材12は、側面から見て上半部に、台枠2の前板3に固定するための固定部16が形成されている。安全バー保持部材12の下半部は、前方に向かって断面形状が横向きのU字状に突出させて形成されたスイッチ保持部14となっている。安全バー保持部材12の長手方向両端部には、上記台枠2の前板3への固定部16から前方に伸び出たあと上方に突出してなる安全バー受け部18が一体に形成されている。上記台枠前面への固定部16が台枠2の前面にボルト締めなどの固定手段で固定されることにより、安全バー保持部材12は水平方向に伸びた姿勢で台枠2の前板3の前面に固定されている。安全バー保持部材12が上記のようにして台枠2に固定されることにより、安全バー保持部材12の上記スイッチ保持部14の内面と台枠2の前面との間で画される横長の空間が形成されていて、この空間は電線配置空間11となっている。この電線配置空間11には、スイッチ20と台枠2内の電気回路を結ぶ電線が配置されている。電線は、台枠2の左右方向の端部からコネクターなどを介して内部に引き込むことができる。
図3に示すように、安全バー保持部材12のスイッチ保持部14には、このスイッチ保持部14を前後方向に貫いてスイッチ取り付け孔が形成され、このスイッチ取り付け孔を貫いてスイッチ20が固定されている。スイッチ20の被操作部22はスイッチ保持部14から前方に突出している。この実施例では、一つの安全バー保持部材12に対して2個のスイッチ20が固定されている。安全バー保持部材12のスイッチ保持部14にはまた、図4に示すように、スイッチ20にそれぞれ隣接して孔15が形成され、各孔15には、付勢機構が取り付けられている。この付勢機構は、図4に示すように、上記孔15に摺動可能に貫通して嵌められた有頭ピン24と、この有頭ピン24に嵌められた座金26と、この座金26と上記スイッチ保持部14の前面との間において有頭ピン24の外周に嵌められた付勢部材としての圧縮コイルばね28と、このばね28の付勢力による有頭ピン24の脱落を防止する抜け止め手段を備えてなる。有頭ピン24はばね28の付勢力によりスイッチ保持部14の前面から前方に突出する向きに付勢され、上記抜け止め手段によって付勢方向への移動が規制されている。
この実施例における前記安全バー30は、金属板のプレス成形による製作を想定している。安全バー30は、安全バー保持部材12とほぼ同じ長さかこれよりもいくらか長い横長の部材で、上下の端縁部がそれぞれ裏面側に向かって直角に折り曲げられ、さらに直角に折り返された折曲上端縁部32および折曲下端縁部34となっている。図6にも示すように、安全バー30の長さ方向両端部上側に、添え板36が溶接などの手段で固着されている。添え板36は、安全バー30の上端部内方を区切ることによって断面四角形の空間を形成するように固着されている。また、添え板36には、安全バー30の上面と平行な面に受け孔38が形成されている。この受け孔38を上記安全バー保持部材12の安全バー受け部18が貫くようにして安全バー30を安全バー保持部材12に掛け止めることにより、この掛け止め部を支点にして安全バー30が垂直方向の軌跡を描いて揺動することができるようになっている。
安全バー30の内面側にはスイッチ20の被操作部22および前記付勢機構の有頭ピン24の頭部が当接している。スイッチ20の被操作部22の突出付勢力および有頭ピン24の突出付勢力によって、安全バー30は図1、図2に示すように下端部が前方に突出した傾斜姿勢をとっている。安全バー30は、上記のように安全バー保持部材12に掛け止められているだけであり、そのままでは、上方に持ち上げる力が加わると安全バー保持部材12から脱落するので、安全バー押さえ部材40が台枠2の前板3に固定されている。安全バー押さえ部材40はアングル材からなり、台枠2の前面に沿って重ね合わせられている部分と、直角に折り曲げられて前方に突出した部分を有し、この前方に突出した部分が安全バー30の上方に進出して安全バー30の上方への移動を限られた範囲に規制する移動規制部42となっている。
以上説明した第一の実施例の構成からわかるように、移動棚1が移動して、進路上に存在している作業者の脚など身体の一部、あるいは物品に安全バー30が接触すると、スイッチ20の被操作部22の突出付勢力および有頭ピン24の突出付勢力に抗して安全バー30が上記掛け止め部を支点として揺動し、スイッチ20の被操作部22が押されてスイッチ20が動作する。このスイッチ20の動作信号は電線配置空間11に引き通された電線を通じて台枠2内部の回路に伝達され、緊急停止機構あるいは緊急停止回路を作動させて移動棚1の移動を緊急停止させる。
以上説明した実施例によれば、安全バー30は安全バー保持部材12に掛け止めるだけで揺動可能に支持することができ、安全バー30の脱落を防止するための極簡単な形状の安全バー押さえ部材40を取り付け、安全バー保持部材12にスイッチ20を取り付けるだけで安全機構を移動棚に組み付けることができる。そのため、安全機構をユニット化しなくても、安全機構の構成部品を移動棚の設置現場に持ち込んで移動棚に組み付けることができ、輸送コストを低減することができる。また、上記のような構成とすることにより、必要な部品数が少なく、組立作業が簡単になるように工夫されているため、移動棚の設置作業が簡単である。安全バー30は、これを簡単に取り外すことができるため、メンテナンス時の作業性が向上する。安全バー30は単独で取り外すことができるため、安全バー30が破損したときは安全バー30のみを交換することによって修復することができる。スイッチ20につながる電線は、安全バー保持部材12のスイッチ保持部と台枠2の前板3で画される電線配置空間11に配置すればよく、スイッチ20ごとに台枠2内に電線を引き込む必要はないので、電線の処理が容易であり、電気系統のメンテナンスも容易である。
次に、図7、図8に示す第2の実施例について説明する。この実施例は、安全機構50を構成する安全バー60が、例えば、押し出し成形で製作されるアルミニウム製である場合などに適した実施例である。安全バー60の構成以外は第一の実施例の構成と同じであるから、同じ構成部分には同じ符号を付してある。
図7、図8において、安全バー60の上下端縁は第一の実施例と同様に背面側に向かって折り曲げられかつ折り返された形になっていて、上側の折り返し部62には、この折り返し部62を貫通してその背面側からボルト状ないしはピン状の揺動支持部材70が嵌合されている。上記折り返し部62を貫通して突出した揺動支持部材70は、安全バー保持部材12の上縁部に載せられていて、安全バー60は安全バー保持部材12の上縁部を支点として揺動可能に支持されている。揺動支持部材70は、例えば一つの安全バー60につき2個ずつ、安全バー保持部材12の安全バー受け部18に隣接して、かつ、安全バー保持部材12の長さ方向両端部に形成されている一対の安全バー受け部18の互いに内側の側面に隣接して設けるとよい。こうすると、安全バー60の長さ方向の位置ずれが、安全バー受け部18と揺動支持部材70の当接によって規制される。
上記第2の実施例においても安全バー押さえ部材40が取り付けられている。第2の実施例の作用効果は第一の実施例の作用効果とほぼ同じであるから説明は省略する。
本発明にかかる移動棚の安全機構の第一実施例を示す側面図である。 上記第一実施例の要部を拡大して示す側面図である。 上記実施例中の安全バー保持部材とスイッチの関係を示す側面図である。 上記実施例中の安全バー保持部材と付勢機構の関係を示す側面図である。 上記実施例中の台枠と安全バー保持部材の部分を示すもので、(a)は台枠に安全バー保持部材を取り付けた状態の上面図、(b)は安全バー保持部材の正面図である。 上記実施例中の安全バーの一部分を示す拡大背面図である。 本発明にかかる移動棚の安全機構の第二実施例を示す側面図である。 上記第二実施例の要部を拡大して示す側面図である。
符号の説明
1 移動棚
2 台枠
3 台枠の前板
4 支柱
5 車輪
6 レール
10 安全機構
11 電線配置空間
12 安全バー保持部材
14 スイッチ保持部
18 安全バー受け部
20 スイッチ
22 被操作部
28 付勢部材としてのコイルばね
30 安全バー
36 添え板
38 受け孔
40 安全バー押さえ部材
50 安全機構
60 安全バー
62 折り返し部
70 揺動支持部材

Claims (4)

  1. 移動棚の基台をなす台枠と、
    上記台枠の前面に固定された安全バー保持部材と、
    上記台枠の前面に沿って横方向に伸びるとともに上記安全バー保持部材に揺動可能に掛け止められていて外力が加わることによって揺動する安全バーと、
    上記安全バーが上記安全バー保持部材による掛け止め部から脱落しないように安全バーの移動を規制する安全バー押さえ部材と、
    上記安全バー保持部材に固定され上記安全バーが外力で揺動することにより作動して移動棚の移動を停止させるためのアクチュエータを作動させるスイッチと、を備えていて、
    上記安全バー保持部材は、スイッチの固定部と台枠の前面との間に、スイッチと電気回路を結ぶ電線の配置空間を備えていることを特徴とする移動棚の安全機構。
  2. 安全バー保持部材は上端部から上方に伸びる突起状の安全バー受け部を有し、この安全バー受け部に、安全バー側に形成された受け孔が嵌まることによって、安全バーが安全バー保持部材に掛け止められている請求項1記載の移動棚の安全機構。
  3. 安全バーは、上縁の折り返し部に揺動支持部材を有し、この揺動支持部材は安全バー保持部材の上縁部に載せられてこの安全バー保持部材の上縁部を支点として揺動可能に支持されている請求項1記載の移動棚の安全機構。
  4. 台枠の前面に、請求項1乃至3のいずれかに記載の安全機構を備えた移動棚。
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