JP2007091423A - フォークリフトおよびパレットロック装置 - Google Patents

フォークリフトおよびパレットロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007091423A
JP2007091423A JP2005284863A JP2005284863A JP2007091423A JP 2007091423 A JP2007091423 A JP 2007091423A JP 2005284863 A JP2005284863 A JP 2005284863A JP 2005284863 A JP2005284863 A JP 2005284863A JP 2007091423 A JP2007091423 A JP 2007091423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
fork
forklift
lock
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005284863A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Iwakiri
康浩 岩切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2005284863A priority Critical patent/JP2007091423A/ja
Publication of JP2007091423A publication Critical patent/JP2007091423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】フォークリフトにおけるパレットロック手段の採用を経済的負担なく促進する。
【解決手段】車体1に昇降可能に支持された枠体9と該枠体9に支持されたフォーク10とからなる昇降体8を有するフォークリフト100に、フォーク10に挿入されたパレットを該フォーク10に固定するためのパレットロック手段として、パレットに当接するロックバー22と該ロックバー22を駆動するアクチュエータ42とを備えると共に、ロックバー22とアクチュエータ42とを昇降体8に対し着脱可能な取付手段であるブラケット、ねじ、およびボルトを介して取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷を載置したパレットにフォークを挿入して運搬するフォークリフトに係り、特に、パレットがフォークに対して不動となるように固定するパレットロック手段を備えたフォークリフトに関する。またそれと共に、パレットがフォークに対して不動となるように固定するパレットロック装置に関する。
上記パレットロック手段は、フォークリフトによる荷の運搬中にパレットがフォーク上で揺動しあるいは滑動することを防止する手段として有効であり、下記の特許文献1に記載されているように、各種構造のものが提案されている。このようなパレットの揺動や滑動は荷崩れの原因となるが、特にパレットの滑動は該パレットが樹脂製の場合に生じ易く、フォークリフトの急旋回時にパレットがフォーク前方に脱落する事故も起こり得る。
従って、このようなパレットロック手段は、樹脂製パレットの普及に連れて採用の幅が拡大するものと思われる。樹脂製パレットは従来の木製パレットに比べて高価ではあるが、見た目が美しく、衛生的であり、耐用年数が長い等、木製パレットに比べて格段に優れているため、今後の一層の普及が期待されている。
特開2004−189450号公報
しかしながら、パレットロック手段を採用したフォークリフトは一般市場では未だ少数であり、これが樹脂製パレットの普及を妨げる1つの要因となっている。つまり、倉庫で使用しているパレットを全て木製から樹脂製のものに切り換えることは比較的容易であっても、多数のフォークリフトを同時にパレットロック手段を採用したものに買い換えることは経済的負担があまりに大きく、実行が極めて困難である。
本発明は、上記のような課題に応えるべく、フォークリフトにおけるパレットロック手段の採用を経済的負担なく促進することを旨とするものである。
上記課題を達成するため、第1の発明として、車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記昇降体に対し着脱可能な取付手段を介して取付けたことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記パレットロック手段としては、手動により作動するもの、または電気や油圧等の動力を用いて作動するものを含む。また、上記取付手段としては、溶接等の着脱不可能な手段によるものではなく、ボルトやその他の着脱が自在なまたは可能な適宜の手段を含む。
また、第2の発明として、上記第1の発明において、前記パレットロック手段をブラケットに取付けることによりパレットロックユニットを構成すると共に、前記取付手段を前記ブラケットと該ブラケットを前記昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記パレットロック手段は上記ブラケットと一体のパレットロックユニットとなるが、パレットロック手段を構成する複数の部品を複数のブラケットにそれぞれ取付けて、複数のパレットロックユニットを構成するようにしてもよい。上記ねじ体としては、物を締め付けるための螺旋状の溝のあるものであって、ねじおよびボルトの全般を含む。
また、第3の発明として、上記第1の発明または第2の発明の何れかにおいて、前記取付手段に、前記パレットロック手段の前記昇降体に対する取付け位置を調整する取付位置調整手段が設けられていることを特徴とするフォークリフトを提供する。取付け位置の調整は、上下、前後、または左右の各方向の何れをも含み、一方向または二方向のみであってもよい。取付位置調整手段としては、必ずしも特定の装置または部材でなくてもよく、パレットロック手段の取付け位置の移動調整に必要な隙間または空間を含む。
また、第4の発明として、車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記パレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成し、前記ロックバーまたは前記ロック駆動手段のうち、少なくとも何れか一方を前記昇降体に対し着脱可能な取付手段を介して取付けたことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記ロック駆動手段としては、上記ロックバーを電気または油圧等の動力を用いて作動させるものであり、該ロック駆動手段の駆動は、適当なセンサまたはスイッチからの指示信号に基づいて行われる。ロックバーとロック駆動手段とは、共に上記枠体に取付けられる場合、共に上記フォークに取付けられる場合、または別々に枠体とフォークとに取付けられる場合があるが、何れも共に上記取付手段により上記昇降体に対し着脱可能に設けられることが好ましい。
また、第5の発明として、車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記パレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成し、前記ロックバーを前記フォークに第1の取付手段を介して取付けると共に、前記ロック駆動手段を前記枠体に第2の取付手段を介して取付け、かつ、前記第1の取付手段または前記第2の取付手段のうち、少なくとも何れか一方を着脱可能とすると共に、前記ロックバーと前記ロック駆動手段との間に駆動力伝達手段を配設したことを特徴とするフォークリフトを提供する。上記駆動力伝達手段としては、剛体または索状体、あるいはその両方を含むものであってもよい。ロックバーとロック駆動手段とは、何れも共に着脱可能に設けられることが好ましい。
また、第6の発明として、上記第4の発明または第5の発明の何れかにおいて、前記ロックバーをブラケットに取付けることによりロックバーユニットを構成すると共に、前記取付手段を前記ブラケットと該ブラケットを前記昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したことを特徴とするフォークリフトを提供する。
また、第7の発明として、上記第4の発明ないし第6の発明の何れかにおいて、前記取付手段に、前記ロックバーの前記昇降体に対する取付け位置を調整する取付位置調整手段が設けられていることを特徴とするフォークリフトを提供する。
さらに、第8の発明として、フォークリフトのフォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段と、フォークリフトの車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持された前記フォークとからなる昇降体に対し、着脱可能でかつ前記パレットロック手段を取付ける取付手段とを備えたことを特徴とするパレットロック装置を提供する。上記パレットロック手段としては、手動により作動するもの、または電気や油圧等の動力を用いて作動するものを含む。また、上記取付手段としては、溶接等の着脱不可能な手段によるものではなく、ボルトやその他の着脱が自在なまたは可能な適宜の手段を含む。
上述した第1の発明によれば、パレットロック手段を昇降体に対し着脱可能な取付手段を介して取付けるので、既に販売されて市場で稼動中のフォークリフトに対し、パレットロック手段をオプションパーツとして設置することができる。従って、フォークリフトの所有者または倉庫の使用者は、フォークリフトへのパレットロック手段の取付けを行うのに際し、パレットロック手段と取付手段(適当な取付手段を既に保有している場合はパレットロック手段のみ)を追加購入すればよく、フォークリフトを新たに購入する必要がなくなる。よって、フォークリフトにおけるパレットロック手段の採用を経済的負担なく促進することができ、木製パレットから樹脂製パレットへの切り換えを容易に実行することが可能となる。
また、上述した第2の発明によれば、パレットロック手段を所定のブラケットに取付けてパレットロックユニットを構成し、取付手段を該ブラケットと該ブラケットを昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したので、パレットロック手段をフォークリフトに取付けるのに際し、細かな部品を1つ1つ組み付ける必要はなく、ねじ体のみで簡単容易に組み付けることができ、取付け作業を迅速に行うことが可能となる。
また、上述した第3の発明によれば、取付手段に取付位置調整手段を設けたので、パレットロック手段の昇降体に対する取付け位置を調整することにより、パレットの適切な固定操作が実現可能となる。
また、上述した第4の発明によれば、パレットロック手段をパレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成したので、フォークリフトの動作に応じたセンサまたはスイッチ等の出力指示信号により、パレットの固定を自動または手動で行うことができる。また、ロックバーまたはロック駆動手段の一方または両方を昇降体に着脱可能に取付けたので、これらのメンテナンスを容易に行うことができる。
また、上述した第5の発明によれば、ロックバーとロック駆動手段との間に駆動力伝達手段を配設したので、これらの取付け位置、特にロック駆動手段の取付け位置の自由度が増し、着脱作業を一層容易に行うことができる。
また、上述した第6の発明によれば、ロックバーを所定のブラケットに取付けてロックバーユニットを構成すると共に、取付手段を該ブラケットと該ブラケットを昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したので、ロックバーを昇降体に取付けるのに際し、細かな部品を1つ1つ組み付ける必要はなく、ねじ体のみで簡単容易に組み付けることができ、取付け作業を迅速に行うことが可能となる。
また、上述した第7の発明によれば、取付手段に取付位置調整手段を設けたので、ロックバーの昇降体に対する取付け位置を調整することにより、パレットの適切な固定操作が実現可能となる。
さらに、上述した第8の発明によれば、パレットロック装置にパレットロック手段と取付手段とが備わっているので、既に販売されて市場で稼動中のフォークリフトの所有者または倉庫の使用者は、パレットロック手段の採用に際し、パレットロック装置のみをオプションパーツとして追加購入して、既存のフォークリフトに取付ければよく、フォークリフトを新たに購入する必要がなくなる。よって、フォークリフトにおけるパレットロック手段の採用を経済的負担なく促進することができ、木製パレットから樹脂製パレットへの切り換えを容易に実行することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態につき、図を参照しながら説明する。最初に、本発明の実施形態に係るフォークリフトの全体について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフォークリフト100の全体を示す斜視図である。
フォークリフト100は、リーチ式のフォークリフトである。車体1の内部には、図示しない駆動機構等が内蔵され、前部には、一対のストラドルアーム2が前方に向けて延設されている。車体1の底部には、操舵輪を兼ねた駆動輪3が設けられ、ストラドルアーム2の底部には、従動輪4が設けられている。車体1の後部には、運転席5が設けられ、運転席5には、フォークリフト100を運転操作するためのハンドル、レバー、およびスイッチ等から構成される操作部6が設けられている。
車体1の前方には、一対のマスト7がストラドルアーム2に沿って前後方向Xへ移動可能に立設されている。マスト7の前方には、昇降体8がマスト7に沿って上下方向Zへ昇降可能に設けられている。昇降体8は、枠体9と、該枠体9に支持された側面視L字型の一対のフォーク10とから構成されている。枠体9は、マスト7に昇降可能に支持されかつフォーク10を支持するリフトブラケット11と、該リフトブラケット11の上部に固定された柵状のバックレスト12とから構成されている。
リフトブラケット11には、チルト装置13が設けられている。チルト装置13は、リフトブラケット11の上部に車体1の幅方向(左右方向)Yと平行に固定されたチルト軸14と、リフトブラケット11の下部に固定された油圧シリンダ15と、該シリンダ15の前方に幅方向Yと平行に固定されたチルト板16とから構成されている。フォーク10の上下方向Zと略平行な垂直部の上端は、チルト軸14の左右端に固定され、垂直部の下側の背面は、チルト板16と接している。フォーク10の水平部は、通常前方へ向かって水平に延びているが、シリンダ15のロッドが前方に向かって伸長すると、その力がチルト板16を介してフォーク10に伝わり、フォーク10がチルト軸14を中心に回転して、水平部が前方に行くに連れて上向きになる。
上記フォークリフト100は、運転席5に搭乗したオペレータが操作部6のスイッチやレバー等を操作して、図示しない走行用の駆動機構を駆動することにより、駆動輪3が回転し、これに追従して従動輪4が回転して、車体1が前後方向Xへ走行する。また、オペレータが操作部6のハンドルを回転操作することにより、駆動輪3が左右に操舵されて、車体1の走行方向が自在に変更される。また、オペレータが操作部6のレバー等を操作することにより、マスト7と昇降体8とがストラドルアーム2に沿って前後方向Xへ移動し、車体1に対して離れたり近づいたりする。また、オペレータが操作部6のレバー等を操作して、図示しない荷役用の昇降駆動機構を駆動することにより、昇降体8がマスト7に沿って上下方向Zへ昇降する。さらに、オペレータが操作部6のスイッチやレバー等を操作して、チルト装置13のシリンダ15を駆動することにより、フォーク10がチルト軸14を中心に回転傾動する。
フォークリフト100により、パレット上に載置された荷を床面上から倉庫の棚上に移動させるときは、まずフォーク10を最下位置まで下降させた状態で前進させて、フォーク10をパレットの差込孔に挿入し、フォーク10を所定高さ上昇させて、フォーク10でパレットと荷を持ち上げる。次に、フォーク10を車体1に近付けた状態で、フォークリフト100を走行させて目標とする棚の前に位置させる。そして、フォーク10を上昇させて、棚の上方へ前進させた後、フォーク10を下降させて、パレットと荷を棚上に載置する。この後、フォーク10を後退させて、パレットの差込孔から引き抜くことにより、荷の移載作業が終了する。
フォークリフト100の昇降体8には、パレットロック装置20が設けられている。パレットロック装置20は、フォーク10の垂直部と水平部が交わるコーナーに取付けられた2つのロックバーユニット21と、バックレスト12に取付けられた1つのロック駆動ユニット41とから構成されていて、それぞれ着脱可能である。図2は、パレットロック装置20を取付けていない状態のフォークリフト100を示す斜視図である。この状態、即ちパレットロック装置20を未だ取付けていない状態または一旦取付けたパレットロック装置20を取外した状態では、フォークリフト100に余分な部品、即ちパレットロック装置20を取付けるための部品は一切ない。
次に、パレットロック装置20について説明する。図3は、パレットロック装置20のロックバーユニット21の取付け状態を示す斜視図、図4は、ロックバーユニット21の取付け方を示す斜視図、図5は、ロックバーユニット21の一部の組立て状態を示す斜視図、図6は、ロックバーユニット21の分解状態を示す斜視図である。
ロックバーユニット21のロックバー22は、図6に示すように略中央に形成された貫通孔22aへブラケット23の側面に固着された軸23aが貫通されることにより、ブラケット23に回転可能に取付けられる。軸23aの先端には、ロックバー22の抜けを防止するために、図5等に示すように止め輪24が取付けられる。また、軸23aの周囲には、図6に示すねじりばね25が取付けられ、該ねじりばね25の一端はブラケット23の下面に掛けられ、他端はロックバー22の上面に掛けられる。
ロックバー22の上方には、可動片26が設けられ、該可動片26のブラケット23側の面には、丸棒を折り曲げて形成した案内ピン26aが固着されている。ブラケット23の側面にボルト27によって固定されるプレート28には、上下方向Zと平行に筒28aが固着されている。可動片26は、図5等に示すように筒28a内に案内ピン26aが挿入されることにより、ブラケット23に上下方向Zへ移動可能に支持される。可動片26の側部に形成された貫通孔26bには、コイルばね29の一端が掛けられ、該コイルばね29の他端は、ロックバー22の後端に形成された貫通孔22bに掛けられる。
ブラケット23の側面上部には、固定部23bが固着されている。固定部23bに形成された貫通孔23gには、ブレーキワイヤ30のワイヤ30aの一端が貫通され、貫通孔23gの縁には、ワイヤ30aを移動可能に覆うブレーキワイヤ30のアウタチューブ30bの一端が固定される。ワイヤ30aの一端は、さらに可動片26の上部に形成された貫通孔26cを貫通させられ、図示しない止め具の取付けにより貫通孔26cから抜けなくされる。
ブラケット23の側面前部には、図6に示すようにナット32付のボルト31を螺合する2つのタップ孔23cが形成されていると共に、幅方向Yへ突出する1つのストッパ23dが固着されている。ブラケット23の幅方向Yへ折り曲げられた前面には、皿ねじ33を螺合する2つのタップ孔23eが形成されている。ブラケット23のロックバー22と反対側には、フォーク10の垂直部を囲うように該垂直部と係合する係合部23fが形成されている。図4に示す前後方向Xと平行な係合部23fの奥行きT1は、フォーク10の垂直部の厚みT2より小さく設定されていて、幅方向Yと平行な係合部23fの幅W1は、フォーク10の垂直部の幅W2より大きく設定されている。
ブラケット23の前方に配置される板状のブラケット34には、フォーク10の水平部を貫通させる四角形の孔34aが形成されている。上下方向Xと平行な四角孔34aの縦幅W3は、フォーク10の水平部の厚みT3より大きく設定されていて、幅方向Yと平行な四角孔34aの横幅W4は、フォーク10の水平部の幅W5より大きく設定されている。ブラケット34のロックバー22側の側部には、皿ねじ33を貫通させる皿モミ加工を施した2つの貫通孔34bと、ロックバー22を通す1つの切欠き34cとが形成されている。図6に示すスペーサ35とカバー36の前面にも、皿ねじ33を貫通させる2つの貫通孔35a、36aがそれぞれ形成されている。
上記のようなロックバーユニット21をフォークリフト100のフォーク10に取付ける際は、図5に示すようにブラケット23にロックバー22、可動片26、ブレーキワイヤ30、およびボルト31等を組み付けた後、ブラケット23の係合部23fを、図4に示すように後方からフォーク10の垂直部に係合する。そしてその状態で、ボルト31を締め付けて、該ボルト31のねじ側の先端でフォーク10を係合部23fのボルト31と反対側の面に押し付けると、ブラケット23がフォーク10に固定されて、幅方向Yへの移動(平行移動と回転揺動)が規制される。つまりこれにより、ロックバー22がフォーク10に対し幅方向Yに位置決めされる。
上記固定の際に、ボルト31とフォーク10との間またはフォーク10と係合部23fのボルト31と反対側の面との間に、種々の厚みのスペーサ(図示省略)の何れかを適宜選択して挟み込むと、ロックバー22のフォーク10に対する幅方向Yの位置が調整できる。
続いて、フォーク10の前方からブラケット34を、四角孔34aにフォーク10の水平部を貫通させかつ切欠き34cにロックバー22を通しながら、フォーク10の垂直部まで移動させる。この状態では、前述したようにブラケット23の係合部23fの奥行きT1はフォーク10の厚みT2より小さいので、2つのブラケット23、34は所定の間隔で離間する。そこで、所定の厚みのスペーサ35を2つのブラケット23、34間に挿入する。また、図6に示すカバー36の幅方向Yへ折り曲げられた前面も2つのブラケット23、34間に挿入する。
そしてその状態で、皿ねじ33をブラケット34の貫通孔34b、スペーサ35の貫通孔35a、およびカバー36の貫通孔36aに貫通させて、ブラケット23のタップ孔23eに螺合すると、図3に示すようにブラケット23、34がスペーサ35、カバー36、およびフォーク10を挟み込んだ状態で連結されて、フォーク10に固定され、ブラケット23の前後方向Xの移動(平行移動と回転揺動)とブラケット34の前後方向X、上下方向Z、および幅方向Yへの移動(平行移動と回転揺動)が規制される。つまりこれにより、ロックバー22がフォーク10に対し前後方向Xおよび上下方向Zに位置決めされる。また、ブラケット23の側面の各部がカバー36により覆われて保護される。カバー36は、ブラケット23の側面の各部と接しないように、ストッパ23dに支持されている。
上記固定の際に、ブラケット23、34間に種々の厚みのスペーサ35の何れかを適宜選択して挟み込むと、ロックバー22のフォーク10に対する前後方向Xの位置が調整できる。また、ブラケット34の貫通孔34bを、皿ねじ33が貫通状態で上下方向Zへ移動できるように拡大すると、ブラケット34の上下方向Zの位置が調整でき、ロックバー22のフォーク10に対する上下方向Xの位置調整量が増大する。
ロックバーユニット21をフォーク10から取外す際は、まず皿ねじ33を外して、ブラケット34、スペーサ35、およびカバー36をブラケット23およびフォーク10から離脱させる。次に、ボルト31を弛めて、ブラケット23をフォーク10から離脱させる。この後、必要に応じて、ブラケット23からロックバー22、可動片26、ブレーキワイヤ30、およびボルト31等を随時取外して行く。
図7は、パレットロック装置20のロック駆動ユニット41の取付け状態を示す正面図、図8は、ロック駆動ユニット41の組立て状態を示す斜視図、図9は、ロック駆動ユニット41の分解状態を示す斜視図である。
図9等に示すロック駆動ユニット41のアクチュエータ42は、電動シリンダから構成されていて、内蔵する電磁石の作動によりロッド42bを伸長させ、該電磁石の作動解除と内蔵するばねの復元力とによりロッド42bを本体42a内に縮退させる。フォークリフト100の運転席5に設けられた指示スイッチ19(図1に図示)を所定操作することにより、該指示スイッチ19から指示信号が出力されて、アクチュエータ42が電磁石を作動しまたは作動解除する。アクチュエータ42の本体42aの外周面には、2つの固定部42dが固着されていて、該固定部42dには、ボルト45を貫通させる貫通孔42cがそれぞれ形成されている。アクチュエータ42のロッド42bの先端には、ボルト46を螺合するタップ孔42eが形成されている。
アクチュエータ42の上方に示すブラケット43は、アクチュエータ42と対向する面に、ボルト45を螺合する2つのタップ孔43aとボルト47を螺合する2つのタップ孔43bとが形成され、下方へ向かって折り曲げられた面に、大きさの異なる2つの貫通孔43c、43dが形成されている。ブラケット43の側方に示す可動片44には、大きさの異なる2つの貫通孔44a、44bが形成されている。
アクチュエータ42のロッド42bをブラケット43の大きな貫通孔43cに貫通させた状態で、ボルト45をアクチュエータ42の貫通孔42cに貫通させて、ブラケット43のタップ孔43aに螺合することにより、アクチュエータ42は、図8に示すようにブラケット43に固定される。ボルト46を可動片44の貫通孔44aに貫通させて、アクチュエータ42のロッド42bのタップ孔42eに螺合することにより、可動片44は、ロッド42bの先端に固定されてブラケット43の側方に配置される。ブラケット43の貫通孔43dには、図7に示すように前述したブレーキワイヤ30のワイヤ30aの他端が貫通され、貫通孔43dの縁には、アウタチューブ30bの他端が固定される。ワイヤ30aの他端は、さらに可動片44の貫通孔44bを貫通させられ、止め具30cの取付けにより貫通孔44bから抜けなくされる。ブレーキワイヤ30は、図1に実線および破線で示すようにロック駆動ユニット41と各ロックバーユニット21との間に配設されて、途中で1本から2本に枝分かれし、ロック駆動ユニット41のアクチュエータ42が発する駆動力を各ロックバーユニット21のロックバー22に伝達する。また、ブレーキワイヤ30は、フォーク10で支持する荷との接触や干渉を防止するために、リフトブラケット11やチルト軸14やチルト板16等の後ろ側(マスト7側)を通るように配線される。
上記のようなロック駆動ユニット41をフォークリフト100のバックレスト12に取付ける際は、図8に示すようにブラケット43にアクチュエータ42、可動片44、およびブレーキワイヤ30等を組み付けた後、ブラケット43のアクチュエータ42と反対側の面を、図7に示すようにバックレスト12の横桟12aの下面に着ける。横桟12aには、予めボルト47を貫通させる貫通孔12cを形成しておく。そして、ブラケット43のタップ孔43bと横桟12aの貫通孔12cとを連通させた状態で、ボルト47を貫通孔12cに貫通させて、タップ孔43bに螺合すると、ブラケット43と横桟12aとが連結されて、アクチュエータ42がバックレスト12に横向きに固定される。
ロック駆動ユニット41のバックレスト12から取外す際は、ボルト47を外して、ブラケット43をバックレスト12から離脱させ、この後、必要に応じて、ブラケット43からアクチュエータ42、可動片44、およびブレーキワイヤ30等を随時取外して行く。
ロック駆動ユニット41を取付方向は、上記に限るものではなく、例えば図10に示すように、ブラケット43をバックレスト12の縦桟12bに連結して、アクチュエータ42を縦向きに固定してもよい。また、取付構造は、上記に限るものではなく、例えば図11(a)に示すように、ブラケット43に4つの貫通孔43eを形成しておき、ブラケット43のアクチュエータ42と反対側の面をバックレスト12の横桟12aの下面に着けた状態で、横桟12aに係合可能な内幅を有する2本のU字型ボルト48の各ねじ部を、横桟12aを跨ぐように横桟12aの上方から各貫通孔43eに貫通させて、該ねじ部にワッシャ等を通した後ナット49を螺合して行くことにより、図11(b)に示すようにブラケット43と横桟12aとを連結して、アクチュエータ42をバックレスト12に固定してもよい。この取付構造によると、バックレスト12に上述した貫通孔12cのような加工を施す必要がなくなる。また、ナット49を弛めた状態でブラケット43を横桟12aに沿ってスライドさせることにより、ロック駆動ユニット41のバックレスト12に対する幅方向Yの位置が微調整できる。
上記のパレットロック装置20において、ロックバーユニット21とロック駆動ユニット41は、本発明におけるパレットロックユニットの一実施形態を構成する。アクチュエータ42は、本発明におけるロック駆動手段の一実施形態を構成する。ロックバー22とアクチュエータ42とは、本発明におけるパレットロック手段の一実施形態を構成する。ブラケット23、34、43、皿ねじ33、ボルト31、47、48、およびナット49は、本発明における取付手段の一実施形態を構成するとともに、ブラケット23、34と皿ねじ33とボルト31とで、本発明における第1の取付手段の一実施形態を構成し、ブラケット43とボルト47あるいはボルト48およびナット49とで、本発明における第2の取付手段の一実施形態を構成する。ブラケット23、43のタップ孔23c、43b、皿ねじ33、ボルト31、47、48、およびナット49は、本発明におけるねじ体の一実施形態を構成する。ブラケット23の係合部23f、ブラケット34の四角孔34aと貫通孔34b、およびU字型ボルト48は、本発明における取付位置調整手段の一実施形態を構成する。ブレーキワイヤ30は、本発明における駆動力伝達手段の一実施形態を構成する。
次に、パレットロック装置20の動作について説明する。図12は、ロックバーユニット21の動作状態を示す側方断面図、図13は、ロック駆動ユニット41の動作状態を示す側面図である。
ロック駆動ユニット41のアクチュエータ42に内蔵された電磁石が作動していないときは、内蔵されたばねの復元力により、図13(a)に示すように、ロッド42bが本体42a内へ縮退して、可動片44がブラケット43側に引き寄せられている。このとき、ロックバーユニット21では、図12(a)に示すように、ブレーキワイヤ30のワイヤ30aの引張力とコイルばね29の弾性力との釣り合いにより、可動片26が下方に位置し、ロックバー22がフォーク10の水平部と略平行になっている。この状態で、床面上に載置されたパレット50の差込孔50aにフォーク10を挿入して行くと、ロックバー22がパレット50の上下板50b、50cに干渉することなく差込孔50aに差し込まれる。そして、フォーク10を上昇させると、パレット50と該パレット50上に載置された荷(図示省略)がフォーク10に持ち上げられて支持される。
フォーク10でパレット50を支持した状態で、前述の指示スイッチ19を操作して、アクチュエータ42の電磁石を作動させると、図13(b)に示すように、ロッド42bが伸長し、可動片44がロッド42bに押されてブラケット43から離れる方向へ移動して、ブレーキワイヤ30のワイヤ30aの他端をブラケット43から離れる方向へ引っ張る。これにより、図12(b)に示すように、ブレーキワイヤ30のワイヤ30aの一端がロック駆動ユニット41側へ引っ張られて、可動片26を上方へ移動させ、さらにコイルばね29を介してロックバー22の後端を引き上げて、ロックバー22を軸23aを中心として回転させる。ロックバー22が回転すると、ロックバー22の先端がパレット50の下板50cを押圧し、パレット50がフォーク10に固定されて不動となる。このとき、ロックバー22によるパレット50の損傷を防止するため、前述のコイルばね29がロックバー22の押圧力を必要以上にならないように、即ち下板50cを傷つける程過大にならないように抑制する。
上記のようなパレットロック状態で、指示スイッチ19を操作して、アクチュエータ42の電磁石の作動を解除すると、図13(a)に示すように、ロッド42bが縮退し、可動片44がブラケット43側に引き寄せられる。これにより、ブレーキワイヤ30のワイヤ30aの他端がブラケット43から離れる方向へ引っ張られなくなるので、ワイヤ30aがロックバーユニット21側へ移動し、図12(a)に示すように、可動片26、コイルばね29、およびロックバー22が元の状態に戻る。つまり、ロックバー22の後端が下降して、ロックバー22がフォーク10の水平部と平行になるまで回転し、ロックバー22の先端がパレット50の下板50cから離れて、パレット50のフォーク10への固定が解除される。
以上によると、パレットロック手段としてのロックバー22とアクチュエータ42とを、昇降体8に対し着脱可能なブラケット23、34、43、皿ねじ33、ボルト31、47、48、およびナット49といった取付手段を介して取付けるので、既に販売されて市場で稼動中のフォークリフト100に対し、上記ユニット21、41をオプションパーツとして設置することができる。従って、フォークリフト100の所有者または倉庫の使用者は、フォークリフト100へのパレットロック手段の取付けを行うのに際し、別のパレットロック手段が設置されたフォークリフトを新たに購入する必要はなく、パレットロック装置20のみを追加購入すればよい。特に、図3等に示したロックバーユニット21と図11に示したロック駆動ユニット41の取付構造では、フォークリフト100側に取付け用の追加工を何ら施す必要がないので、パレットロック装置20を購入後即座に設置することができる。よって、フォークリフト100におけるパレットロック手段の採用を経済的負担なく促進することができ、木製パレットから樹脂製パレットへの切り換えを容易に実行することが可能となる。
また、ロックバー22とアクチュエータ42とをそれぞれブラケット23、43に固定してユニット化し、ブラケット23、34、43を皿ねじ33、ボルト31、47、48、およびナット49といったねじ体によりフォーク10およびバックレスト12に着脱可能に固定するので、パレットロック装置20のロックバーユニット21とロック駆動ユニット41とをフォークリフト100に取付けるのに際し、細かな部品を1つ1つ組み付ける必要はなく、上記ねじ体のみで簡単容易に組み付けることができ、取付け作業を迅速に行うことが可能となる。また、ロックバーユニット21とロック駆動ユニット41とをフォークリフト100から取外す際には、上記ねじ体を外したり弛めたりすることで、簡単容易に外すことができ、取外し作業を迅速に行うことが可能となるとともに、各部品のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
また、ブラケット23の係合部23fやブラケット34の四角孔34aをフォーク10より大きくしたり、ブラケット34の貫通孔34bを上下方向Zに拡大したり、ブラケット23とフォーク10の間やブラケット23、34間に種々の厚みのスペーサ35を挟み込んだり、U字型ボルト48とナット49によりブラケット43をバックレスト12に対しスライド可能にしたりして、ロックバーユニット21およびロック駆動ユニット41のフォーク10およびバックレスト12に対する取付け位置を調整できるようにしたので、パレットロック装置20でのパレット50の適切な固定操作が実現可能となる。
さらに、ロックバーユニット21とロック駆動ユニット41の間にブレーキワイヤ30を配設して、該ブレーキワイヤ30でアクチュエータ42の駆動力をロックバー22に伝達するようにしたので、ブレーキワイヤ30とアクチュエータ42とを接近させて設ける必要がなくなり、これらの取付け位置、特にアクチュエータ42の取付け位置の自由度が増し、取付け位置を着脱作業が行い易い位置に設定して、作業の効率化を図ることが可能となる。
本発明は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、ロックバー22を駆動させるための力を発するアクチュエータ42の作動を、指示スイッチ19によりコントロールするようにした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えばフォーク10の昇降位置を検出するセンサを設け、該センサからの出力信号に基づいてアクチュエータ42を作動させるようにしてもよい。つまり、本発明では、パレットロック手段をパレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成するので、フォークリフトの動作に応じたセンサまたはスイッチ等の出力指示信号により、パレットの固定を自動または手動で行うことができる。
また、以上の実施形態では、ロックバー22やアクチュエータ42を昇降体8に取付ける取付手段として、ブラケット23、34、43、皿ねじ33、ボルト31、47、48、およびナット49を用いた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えば別の形状のブラケット、別のタイプのねじおよびボルト等のようなものを用いてもよい。つまり、取付手段として、溶接等の着脱不可能な手段によるものではなく、昇降体に対し着脱が自在なまたは可能な適宜の手段であればよい。
また、以上の実施形態では、ロックバー22を駆動するロック駆動手段として、電動シリンダからなるアクチュエータ42を用いた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えば油圧シリンダ、エアーシリンダ、リニアソレノイド、ロータリーソレノイド、電動モータ、油圧モータ等といったアクチュエータを用いてもよい。また、複数のロックバーを1つのアクチュエータで同時に駆動したり複数のアクチュエータで個別に駆動したりしてもよい。つまり、ロック駆動手段としては、ロックバーを駆動させるための力を発生するものであればよい。
また、以上の実施形態では、アクチュエータ42の駆動力をロックバー22に伝達する駆動力伝達手段として、ブレーキワイヤ30を用いた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えば1つまたは複数のベルクランクやロッド等を用いてもよい。つまり、駆動力伝達手段としては、索状体または剛体、あるいはその両方を含むものであってもよい。
また、以上の実施形態では、ロックバーユニット21をフォーク10に取付け、ロック駆動ユニット41をバックレスト12に取付けた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えばロックバーユニット21をリフトブラケット11に直接または他の部材を介して間接的に取付けたり、ロック駆動ユニット41をリフトブラケット11またはフォーク10に直接または間接的に取付けたりしてもよい。つまり、ロックバーとロック駆動手段とは、共にフォークリフトの枠体に取付けたり、共にフォークに取付けたり、別々に枠体とフォークとに取付けたりするというように、フォークリフトの昇降体に取付ければよい。また、ロック駆動手段は、前後、左右、上下の何れの方向に向けて取付けてもよい。また、何れの場合も、ロックバーとロック駆動手段の少なくとも何れか一方を、上述した取付手段により昇降体に対し着脱可能に取付けるようにすればよいが、両方とも取付手段により昇降体に対し着脱可能に取付けるのがより好ましい。
さらに、以上の実施形態では、リーチ式のフォークリフト100に本発明を適用した例を挙げているが、本発明は、カウンタバランス式やオーダピッキング式等の種々のフォークリフトに適用することができる。
パレットロック装置を取付けたフォークリフトの斜視図である。 パレットロック装置を取付けていないフォークリフトの斜視図である。 ロックバーユニットの取付け状態を示す斜視図である。 ロックバーユニットの取付け方を示す斜視図である。 ロックバーユニットの一部の組立て状態を示す斜視図である。 ロックバーユニットの分解状態を示す斜視図である。 ロック駆動ユニットの取付け状態を示す正面図である。 ロック駆動ユニットの組立て状態を示す斜視図である。 ロック駆動ユニットの分解状態を示す斜視図である。 他の実施形態を示す図である。 他の実施形態を示す図である。 ロックバーユニットの動作状態を示す側方断面図である。 ロック駆動ユニットの動作状態を示す側面図である。
符号の説明
1 車体
8 昇降体
9 枠体
10 フォーク
20 パレットロック装置
21 ロックバーユニット
22 ロックバー
23 ブラケット
23f 係合部
30 ブレーキワイヤ
31 ボルト
33 皿ねじ
34 ブラケット
34a 四角孔
34b 貫通孔
41 ロック駆動ユニット
42 アクチュエータ
43 ブラケット
47 ボルト
48 U字型ボルト
49 ナット
50 パレット
100 フォークリフト

Claims (8)

  1. 車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、
    前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記昇降体に対し着脱可能な取付手段を介して取付けたことを特徴とするフォークリフト。
  2. 請求項1に記載のフォークリフトにおいて、
    前記パレットロック手段をブラケットに取付けることによりパレットロックユニットを構成すると共に、前記取付手段を前記ブラケットと該ブラケットを前記昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したことを特徴とするフォークリフト。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフォークリフトにおいて、
    前記取付手段に、前記パレットロック手段の前記昇降体に対する取付け位置を調整する取付位置調整手段が設けられていることを特徴とするフォークリフト。
  4. 車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、
    前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記パレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成し、
    前記ロックバーまたは前記ロック駆動手段のうち、少なくとも何れか一方を前記昇降体に対し着脱可能な取付手段を介して取付けたことを特徴とするフォークリフト。
  5. 車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持されたフォークとからなる昇降体を有するフォークリフトであって、
    前記フォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段を備えると共に、該パレットロック手段を前記パレットに当接するロックバーと該ロックバーを駆動するロック駆動手段とから構成し、
    前記ロックバーを前記フォークに第1の取付手段を介して取付けると共に、前記ロック駆動手段を前記枠体に第2の取付手段を介して取付け、かつ、前記第1の取付手段または前記第2の取付手段のうち、少なくとも何れか一方を着脱可能とすると共に、前記ロックバーと前記ロック駆動手段との間に駆動力伝達手段を配設したことを特徴とするフォークリフト。
  6. 請求項4または請求項5に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ロックバーをブラケットに取付けることによりロックバーユニットを構成すると共に、前記取付手段を前記ブラケットと該ブラケットを前記昇降体に着脱可能に固定するねじ体とから構成したことを特徴とするフォークリフト。
  7. 請求項4ないし請求項6の何れかに記載のフォークリフトにおいて、
    前記取付手段に、前記ロックバーの前記昇降体に対する取付け位置を調整する取付位置調整手段が設けられていることを特徴とするフォークリフト。
  8. フォークリフトのフォークに挿入されたパレットを該フォークに固定するためのパレットロック手段と、
    フォークリフトの車体に昇降可能に支持された枠体と該枠体に支持された前記フォークとからなる昇降体に対し、着脱可能でかつ前記パレットロック手段を取付ける取付手段と、を備えたことを特徴とするパレットロック装置。
JP2005284863A 2005-09-29 2005-09-29 フォークリフトおよびパレットロック装置 Pending JP2007091423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005284863A JP2007091423A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 フォークリフトおよびパレットロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005284863A JP2007091423A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 フォークリフトおよびパレットロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007091423A true JP2007091423A (ja) 2007-04-12

Family

ID=37977577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005284863A Pending JP2007091423A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 フォークリフトおよびパレットロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007091423A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102756996A (zh) * 2011-04-29 2012-10-31 永恒力集团 具有限位开关装置的地面运输车辆
WO2013055585A1 (en) * 2011-10-12 2013-04-18 Crown Equipment Corporation Pallet stops for lift trucks
JP2015117093A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 住友ナコ マテリアル ハンドリング株式会社 パレット固定装置
CN105403055A (zh) * 2015-12-08 2016-03-16 机械工业第一设计研究院 工业炉炉前进出料装置
CN105399005A (zh) * 2015-12-08 2016-03-16 机械工业第一设计研究院 一种具有感应功能的料叉
CN108128733A (zh) * 2017-11-21 2018-06-08 北京特种机械研究所 一种可自动堆垛的全向移载设备
US10647559B2 (en) 2018-05-24 2020-05-12 Crown Equipment Corporation Fork integrated pallet clamp

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09100096A (ja) * 1995-10-02 1997-04-15 Toyota Autom Loom Works Ltd パレットロック装置
JPH10218593A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Toyo Umpanki Co Ltd フォークリフトのアタッチメント
JPH10316380A (ja) * 1997-05-19 1998-12-02 Toyota Autom Loom Works Ltd 昇降部乗り込み型フォークリフト
JP2003182994A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトのパレットロック装置
JP2003341993A (ja) * 2002-05-22 2003-12-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトの制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09100096A (ja) * 1995-10-02 1997-04-15 Toyota Autom Loom Works Ltd パレットロック装置
JPH10218593A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Toyo Umpanki Co Ltd フォークリフトのアタッチメント
JPH10316380A (ja) * 1997-05-19 1998-12-02 Toyota Autom Loom Works Ltd 昇降部乗り込み型フォークリフト
JP2003182994A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトのパレットロック装置
JP2003341993A (ja) * 2002-05-22 2003-12-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトの制御装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102756996A (zh) * 2011-04-29 2012-10-31 永恒力集团 具有限位开关装置的地面运输车辆
WO2013055585A1 (en) * 2011-10-12 2013-04-18 Crown Equipment Corporation Pallet stops for lift trucks
US8757326B2 (en) 2011-10-12 2014-06-24 Crown Equipment Corporaton Pallet stops for lift trucks
JP2015117093A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 住友ナコ マテリアル ハンドリング株式会社 パレット固定装置
CN105403055A (zh) * 2015-12-08 2016-03-16 机械工业第一设计研究院 工业炉炉前进出料装置
CN105399005A (zh) * 2015-12-08 2016-03-16 机械工业第一设计研究院 一种具有感应功能的料叉
CN105403055B (zh) * 2015-12-08 2017-11-03 机械工业第一设计研究院 工业炉炉前进出料装置
CN108128733A (zh) * 2017-11-21 2018-06-08 北京特种机械研究所 一种可自动堆垛的全向移载设备
US10647559B2 (en) 2018-05-24 2020-05-12 Crown Equipment Corporation Fork integrated pallet clamp

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007091423A (ja) フォークリフトおよびパレットロック装置
JP6791578B2 (ja) フォークリフトおよびパレット
KR100879313B1 (ko) 지게차 연장포크용 고정핀
JP4771859B2 (ja) 電機設備盤の組立作業用装置
KR101215359B1 (ko) 지게차용 크레인 탈부착장치
GB2440676A (en) Restraint for fork-lift truck
JP2002265191A (ja) バッテリ式産業車両のフレーム構造
JP4807510B2 (ja) 折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置
JP4817225B2 (ja) フォークリフト
KR200484609Y1 (ko) 리치타입 지게차의 조작레버 가드부재
JP2006335530A (ja) 作業用リフト装置
KR20090013401A (ko) 포크가 접혀지는 지게차의 포크 안전 거치장치
JP5080929B2 (ja) 作業車両
JP4737497B2 (ja) パレットロック装置
JP2003206096A (ja) パレットロック装置
US11866310B2 (en) Work assist system for an industrial vehicle
JP2008062726A (ja) 折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置
JP4822388B2 (ja) フォークリフト
JP2006021866A (ja) フォークリフト
JP3153216U (ja) 規制標識積載装置
JP2003182990A (ja) バッテリ式フォークリフトトラック
JP2010018414A (ja) かご台車固定用アタッチメント
JP2006103926A (ja) フォークリフト
JP4278044B2 (ja) フォークリフトのパレットロック装置
KR100906467B1 (ko) 지게차의 포크구동장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120626