JP2010262998A - レジスト膜形成装置 - Google Patents

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正衛 佐野
Shinsuke Miyazaki
紳介 宮崎
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Abstract

【課題】本発明は、フォトマスクやウエハの加工工程で表面にレジスト膜を形成するレジスト膜形成装置に関し、ジスト膜形成に側面の汚染を防止し、工程の削減、歩留りの向上を図ることを目的とする。
【解決手段】フォトマスク17上にレジスト液を塗布をして回転させることでレジスト膜を形成する処理を行うレジスト膜形成装置11であって、基板保持回転手段12の基板保持部13に当該フォトマスク17を嵌合保持する凹部14が形成され、当該基板保持部13の凹部14の側部から外周側にかけて所定数のレジスト流路部15を形成するさせる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォトマスクやウエハの加工工程で表面にレジスト膜を形成するレジスト膜形成装置に関する。
近年、半導体製造においては種々の工程で処理対象であるフォトマスク等の基板を回転させて処理するものがあり、例えば、フォトリソグラフィ工程等で回転される基板にレジストを塗布すること等が行われる。特に、レジスト塗布工程では基板を回転させてレジストを均一に塗布させることが要請されている。
図5に、従来のレジスト膜形成装置の説明図を示す。図5に示すレジスト膜形成装置は、特許文献1で開示されているもので、図5(A)、(B)に示すように、スピンナーヘッド102上に下治具103が設けられ、当該スピンナーヘッド102及び下治具103には吸引孔が形成されている。当該下治具103上には、図5(B)に示すように、基板106を嵌合させる開口部104が形成された上治具104が設けられる。
そして、上治具104の開口部105に基板106を嵌合させて吸引孔により吸引固定し、当該基板106上にレジストを液下させてスピンナーヘッド102を回転させるものである。基板106上に液下されたレジストは、遠心力により当該基板106上で拡がらせ、表面全体にレジスト膜を形成するものである。
特開平03−183119号公報
しかしながら、上記のようなスピンナーによるレジスト塗布は、図5(C)に示すように、上治具104の開口部105で固定される基板106は、その側部で隙間があり、塗布されたレジスト液が回転の遠心力で拡散する場合に、当該隙間に入り込んで当該基板の側面の全周で汚染されることとなり、これを除去するために上治具104より基板106を解除して洗浄する必要があり、行程の増加、歩留りの低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、レジスト膜形成に側面の汚染を防止し、工程の削減、歩留りの向上を図るレジスト膜形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、所定の基板上にレジスト液を塗布をして回転させることでレジスト膜を形成する処理を行うレジスト膜形成装置において、前記基板を嵌合保持する凹部が形成されて回転される基板保持部を備え、当該凹部側部から外周側にかけて所定数のレジスト流路部が形成された基板保持回転手段を有する構成とする。
請求項2、3の発明では、「前記基板保持部は、第1の保持部と第2の保持部とが空間を介在させて組み合わされ、当該空間が前記レジスト流路部とされる」構成であり、
「前記基板は、角型で四隅をテーパ状に形成される」構成である。
請求項1の発明によれば、基板保持回転手段の基板保持部に基板を嵌合保持する凹部が形成され、当該凹部側部から外周側にかけて所定数のレジスト流路部を形成する構成とすることにより、基板上に塗布されたレジスト液が、回転によって基板の周側面の凹部側部とで生じる隙間に廻り込んでもレジスト流路部により外周側に排除されることから、基板の側面の全周で汚染されることがなく、これによって洗浄工程を不要とさせて行程の削減、歩留りの向上を図ることができるものである。
請求項2の発明によれば、基板保持部を、第1の保持部と第2の保持部とが空間を介在させて組み合わせ、当該空間をレジスト流路部とさせることにより、当該レジスト流路部を容易に形成することができるものである。
請求項3の発明によれば、基板が角型である場合に、四隅をテーパ形状とさせることにより、四隅部分でのレジスト液を効率的にレジスト流路部に導くことができ、基板側面の汚染を効率的に防止することができるものである。
本発明に係るレジスト膜形成装置の一部構成図である。 図1のレジスト膜形成の原理説明図である。 本発明に係るレジスト膜形成におけるフォトマスクの他の形態の説明図である。 本発明に係るレジスト膜形成における基板保持部の他の形態の説明図である。 従来のレジスト膜形成装置の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態では、レジスト膜として、リソグラフィ処理によるフォトマスクや半導体製造プロセスによる集積回路の形成のためにレジスト材で形成されるものの他に、保護層形成のためのコーティング材で形成されるものをも含む概念である。また、本実施形態では、基板として角型のフォトマスクを例として説明するが、ウエハや他の保護膜形成対象物に対しても適用することができるものである。
図1に、本発明に係るレジスト膜形成装置の一部構成図を示す。図1(A)、(B)において、レジスト膜形成装置11は、ここでは、基板として角型のフォトマスクの表面に対して回転によりレジスト膜を形成させる処理に使用されるもので、基板保持回転手段12の一部を構成する基板保持部13は、例えば円筒形状(断面が矩形状などの多角形状でもよい)のもので、表面にフォトマスク17を嵌合保持する凹部14が形成されて図示しない回転手段により回転されるものである。
なお、当該基板保持部13の凹部14内には、例えば可動爪などのチャック部16や、図示しない当該凹部14内からフォトマスク17を出し入れするための上下可動面がその底部に設けられるものである。
上記基板保持部13の凹部14は、図1(B)に示すように、その各側部から外周側にかけてレジスト流路部15がそれぞれ形成される。当該レジスト流路部15は、回転数に応じて、例えば0.5mm〜5mmの幅で、例えばレーザ加工等により形成される。また、凹部14の内周側面におけるレジスト流路部15の高さ位置は、フォトマスク17の側部高さ(厚さ)の略半分より処理表面までの間に形成するのが好ましい。
すなわち、当該レジスト流路部15は、基板保持部13が回転されたときに、フォトマスク17の周側面の凹部側部とで生じる隙間にレジスト液(18)が廻り込んでも毛細管現象と遠心力とにより当該基板保持部13の外周側に排除する機能を果たすものである。
そして、図1(A)に示すように、基板保持部13の凹部14にフォトマスク17が嵌合され、チャック部16により固定保持されたときに当該フォトマスク17の表面上にレジスト液18が塗布され、回転されることによって塗布されたレジスト液18が遠心力で当該フォトマスク17の表面上に拡散されるものである。そして、ベーキングによりレジスト膜が形成されるものである。
そこで、図2に、図1のレジスト膜形成の原理説明図を示す。図2において、基板保持部13の凹部14に嵌合保持されたフォトマスク17の表面にレジスト液18が塗布され、当該基板保持部13が回転されると、盛られたレジスト液18は回転による遠心力で拡散され、そのときに基板保持部13の凹部14とフォトマスク17の側面との隙間に廻り込んだレジスト液18が毛細管現象と遠心力とによってレジスト流路部15から当該基板保持部13の外周側に排除されるものである。
このように、フォトマスク17上に塗布されたレジスト液18が、回転によって当該フォトマスク17の周側面と凹部側部とで生じる隙間に廻り込んでもレジスト流路部15により外周側に排除されることから、フォトマスク17の側面の全周で汚染されることがなく、これによって洗浄工程を不要とさせて行程の削減、歩留りの向上を図ることができるものである。
次に、図3に、本発明に係るレジスト膜形成におけるフォトマスクの他の形態の説明図を示す。図3(A)は、フォトマスク17の四隅をテーパ状に形成したものである。この四隅のテーパ部分は、例えば、図1(B)に示す各両側のレジスト流路部15の上部位置になるように形成することが好ましい。
そして、図3(B)に示すように、凹部14にフォトマスク17を嵌合保持させ、レジスト液18を塗布して回転させると、レジスト液18が四隅部分ではテーパ部分からレジスト流路部15に引き込まれやすくなり、当該ジスト流路部15により外周側に排除されることから、フォトマスク17の側面の全周で汚染されるのを効率的に防止することができるものである。
次に、図4に、本発明に係るレジスト膜形成における基板保持部の他の形態の説明図を示す。図4(A)、(B)は、基板保持部13を、第1の保持部13Aと第2の保持部13Bとが空間を介在させて組み合わされ、当該空間をレジスト流路部15とさせるものである。
すなわち、基板保持部13の第1の保持部13Aには、凹部14A以外の部分に係合穴21Aが形成され、一方で第1の保持部13Bには、凹部14Aに対応した開口部14Bが形成されて当該開口部14B以外の部分の当該係合穴21Aに対応した位置に当該ピン21が所定数設けられる。当該凹部14Aと開口部14Bが図1に示す凹部14に相当する。
そして、図4(C)に示すように、レジスト流路部15を形成させる空間を介在させて当該係合穴21Aにピン21を係合させることで、図1に示すような一体の基板保持部13とさせるものである。
このように、基板保持部13を、第1の保持部13Aと第2の保持部13Bとによりレジスト流路部15とさせる空間を介在させことから、当該レジスト流路部15を容易に形成することができるものである。
本発明のレジスト膜形成装置は、フォトマスクやウエハの加工処理工程で形成されるレジスト膜(保護膜を含む)を回転によって形成する場合に利用可能である。
11 レジスト膜形成装置
12 回転基板保持手段
13 基板保持部
14 開口部
15 レジスト流路部
16 チャック部
17 フォトマスク
18 レジスト液

Claims (3)

  1. 所定の基板上にレジスト液を塗布をして回転させることでレジスト膜を形成する処理を行うレジスト膜形成装置において、
    前記基板を嵌合保持する凹部が形成されて回転される基板保持部を備え、当該凹部側部から外周側にかけて所定数のレジスト流路部が形成された基板保持回転手段を有することを特徴とするレジスト膜形成装置。
  2. 請求項1記載のレジスト膜形成装置であって、前記基板保持部は、第1の保持部と第2の保持部とが空間を介在させて組み合わされ、当該空間が前記レジスト流路部とされることを特徴とするレジスト膜形成装置。
  3. 請求項1又は2記載のレジスト膜形成装置であって、前記基板は、角型で四隅をテーパ状に形成されていることを特徴とするレジスト膜形成装置。
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