JP2010261403A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
内燃機関の高温始動時において、機関始動が完了して機関運転がアイドル運転に移行したことを条件として、吸気通路インジェクタ20Bによる燃料噴射比率を徐々に増加することにより燃料噴射形態を直噴インジェクタ20Aによる燃料噴射から吸気通路インジェクタ20Bによる燃料噴射へと切り替える。この際、燃料に含まれるベーパ量を推定し、同ベーパ量が多いと推定されるときほど、吸気通路インジェクタ20Bによる燃料噴射比率を増加させる際の増加度合が小さくなるように設定する。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明は、気筒内に燃料を直接噴射する直噴インジェクタと吸気通路に燃料を噴射する吸気通路インジェクタとを有し、総燃料噴射量に対するこれらインジェクタの燃料噴射比率を機関運転状態に基づいて設定する内燃機関に適用され、同内燃機関の高温始動時には前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を禁止して前記直噴インジェクタによる燃料噴射を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料に含まれるベーパ量を推定する推定手段と、燃料噴射形態切替条件の成立に基づいて前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を開始する燃料噴射制御手段とを有し、前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始された後に同吸気通路インジェクタの燃料噴射比率を徐々に増加させるとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記吸気通路インジェクタの燃料噴射比率を増加させる際の増加度合が小さくなるようにこれを設定することを要旨とする。
図1に本実施の形態にかかる内燃機関及びその制御装置についての全体構成を示す。同図1に示されるように、各気筒17の内部には、ピストン14が往復動可能に設けられており、このピストン14の頂面と気筒17の内周面とにより燃焼室12が区画形成されている。
同図2の処理が開始されると、まず、燃料噴射形態切替条件が成立したか否かが判断される(ステップS100)。本実施の形態においては、機関始動が完了した後に、機関回転速度NEが所定の回転速度NEになったことをもって、機関運転状態がアイドル運転に移行したと判断し、燃料噴射形態切替条件が成立したと判断するようにしている。
(1)推定されるベーパ量が多いときほど、吸気通路インジェクタ20Bの燃料噴射比率の増加度合Xを小さくするようにしている。このため、吸気通路インジェクタ20Bの噴射燃料に含まれるベーパ量が多いときには、吸気通路インジェクタ20Bの燃料噴射比率が長い期間にわたって徐々に増大するようになる。その結果、多量のベーパを含む燃料が短期間の間に吸気通路インジェクタ20Bから噴射されてしまうといった事態を回避することができ、燃焼室12に対して適切な量の燃料を供給することができるようになる。
・上記実施の形態では、総燃料噴射量を増量率Yに基づいて増量する際、その増量期間を燃料に含まれるベーパ量が多いときほど長くなるようにしたが、これに換えて、あるいはこれと併せて燃料に含まれるベーパ量が多いときほど、増量率Yを大きな値に設定するようにしてもよい。本実施の形態においても、吸気通路インジェクタ20Bから多量のベーパを含む燃料が噴射されてしまうことによる燃料噴射量の不足を回避して、燃焼室12に対して適切な量の燃料を供給することができるようになる。
Claims (8)
- 気筒内に燃料を直接噴射する直噴インジェクタと吸気通路に燃料を噴射する吸気通路インジェクタとを有し、総燃料噴射量に対するこれらインジェクタの燃料噴射比率を機関運転状態に基づいて設定する内燃機関に適用され、同内燃機関の高温始動時には前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を禁止して前記直噴インジェクタによる燃料噴射を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置において、
燃料に含まれるベーパ量を推定する推定手段と、燃料噴射形態切替条件の成立に基づいて前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を開始する燃料噴射制御手段とを有し、前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始された後に同吸気通路インジェクタの燃料噴射比率を徐々に増加させるとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記吸気通路インジェクタの燃料噴射比率を増加させる際の増加度合が小さくなるようにこれを設定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始されてから所定の増量期間が経過するまで同吸気通路インジェクタの燃料噴射量を所定の増量度合をもって増量するとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記増量期間における燃料噴射量の増量積算値が多くなるように前記増量期間及び前記増量度合の少なくとも一方を可変設定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始されたときから所定期間が経過するまで前記吸気通路インジェクタにより吸気行程同期噴射を実行しその後に吸気行程非同期噴射を実行するとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記所定期間が長くなるようにこれを設定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 気筒内に燃料を直接噴射する直噴インジェクタと吸気通路に燃料を噴射する吸気通路インジェクタとを有し、総燃料噴射量に対するこれらインジェクタの燃料噴射比率を機関運転状態に基づいて設定する内燃機関に適用され、同内燃機関の高温始動時には前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を禁止して前記直噴インジェクタによる燃料噴射を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置において、
燃料に含まれるベーパ量を推定する推定手段と、燃料噴射形態切替条件の成立に基づいて前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を開始する燃料噴射制御手段とを有し、前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始されてから所定の増量期間が経過するまで同吸気通路インジェクタの燃料噴射量を所定の増量度合をもって増量するとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記増量期間における燃料噴射量の増量積算値が多くなるように前記増量期間及び前記増量度合の少なくとも一方を可変設定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 気筒内に燃料を直接噴射する直噴インジェクタと吸気通路に燃料を噴射する吸気通路インジェクタとを有し、総燃料噴射量に対するこれらインジェクタの燃料噴射比率を機関運転状態に基づいて設定する内燃機関に適用され、同内燃機関の高温始動時には前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を禁止して前記直噴インジェクタによる燃料噴射を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置において、
燃料に含まれるベーパ量を推定する推定手段と、燃料噴射形態切替条件の成立に基づいて前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射を開始する燃料噴射制御手段とを有し、前記燃料噴射制御手段は、前記吸気通路インジェクタによる燃料噴射が開始されたときから所定期間が経過するまで前記吸気通路インジェクタにより吸気行程同期噴射を実行しその後に吸気行程非同期噴射を実行するとともに、前記推定手段により推定されるベーパ量が多いときほど前記所定期間が長くなるようにこれを設定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記燃料噴射制御手段は機関始動が完了して機関運転状態がアイドル運転に移行したことをもって前記燃料噴射形態切替条件が成立したと判断する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記ベーパ量の推定手段は、機関停止時の機関温度が高いときほど、燃料に含まれるベーパ量が多いと推定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記ベーパ量の推定手段は、前記燃料噴射形態切替条件成立時の機関温度が高いときほど、燃料に含まれるベーパ量が多いと推定する
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
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