JP2010261279A - 位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置 - Google Patents

位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カップ埋め込み型ヒンジ装置のヒンジ本体にアーム部材を介して連結されるカップ部材の凹部を深くしたり、位置調節機構の部品の形状を制約したりすることなく、筐体に対する扉の位置を調節しつつ筐体等と扉等との間に取り付けること。
【解決手段】 カップ部材20とアーム部材40との間の位置調節機構50は、カップ部材20の凹部20R内に隙間56を介して重合するU字形位置調節ホルダー52とこの位置調節ホルダー52とカップ部材20のフランジ20Fとの間に設けられてカップ部材20を位置調節ホルダー52に対して位置設定するカム部材54とを含み、カム部材52は、位置調節ホルダー52の円形孔52MHに回転自在に嵌め込まれるカム円板54Dとカップ部材20のフランジ20Fの長孔20FHに係入する偏心ピン54Pとを有し、カム円板54Dの回動によってカップ部材20を位置設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊戯具や家具等の如き扉を有する種々の収容物体の筐体と扉との如き2つの物体を相互に開閉自在に連結するヒンジ装置に関し、特に扉の如き可動物体の内面に取付けられるカップ部材と筐体の如き固定物体の内壁面に取り付けられるヒンジ本体との間を相互に位置調節しながら連結することができる位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の改良に関するものである。
一般に、この種のヒンジ装置は、扉に取付けられるカップ部材と、このカップ部材に折畳みリンク部材(又はアーム部材)を介して取付けられるヒンジ本体とから成り、ヒンジ本体は、家具等の収容物体の筐体の内壁面に取付けられ、扉の閉じ状態ではリンク部材がカップ部材内に埋め込まれるようになっている。
この種のヒンジ装置を収容物体の筐体と扉との間に取り付ける場合に、ヒンジ本体が取り付けられた筐体とカップ部材が取り付けられた扉とが適正に位置合わせされるようにヒンジ本体とカップ部材とを連結することが要求され、この要求を満たす従来技術が特許文献1に記載されている。
この特許文献1に記載されたヒンジ装置は、収容物体の筐体と扉とを位置合わせしつつヒンジ本体とカップ部材とを連結するために、ヒンジ本体(本体部5)に一体的に連結されてカップ部材(カップ部6)の凹部内に隙間を介して位置調節することができるように重合された位置調節ホルダー(連接部27)と、カップ部材の底部に取り付けられ位置調節ホルダーの長孔(長孔29)に係合する多角形状の円板(カム部26)に偏心して設けられ位置調節ホルダー(連接部27)に回転自在に挿通された偏心ピン(軸部24)を有するカム(カム23)とから成る位置調節機構を有する。
しかし、この先行技術による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置は、位置調節するための機構がカップ部材の凹部内にあるため、この位置調節機構を構成する部品(特許文献1のカム23)がリンク部材と干渉するのを避けるために、この部品がカップ部材の凹部に重合する位置調節ホルダー(連接部27)の上面から突出することがないように配置しなければならない。このため、カムの形状が制約される上に、扉側を前後方向(収容物体の開口面に直交する方向)と左右方向(収容物体の幅方向)との両方に位置調節することができるようにしようとすると、カップ部材の凹部内の狭い空間では組み立てが困難となる欠点があった。なお、カップ部材の凹部を深くすることによってアーム部材との干渉を回避することができるが、これは、カップ部材の厚みを大きくする必要があり、好ましくない。
特開2007−321592号公報
本発明が解決しようとする課題は、カップ部材の凹部を深くすることなく、またカムの形状を制約することなく、大きな自由度で収容物体に対する扉等の可動物体を位置調節しつつ2つの物体の間に取り付けることができる位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置を提供することにある.
本発明の基本的な課題解決手段は、相互に開閉自在に連結されるべき2つの物体のうち一方の物体に取付けられるカップ部材と、前記カップ部材に枢支ピンによって枢支されたアーム部材と、前記アーム部材に回動自在に連結され他方の物体に取付けられるヒンジ本体と、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して位置調節する位置調節機構とを備え、前記位置調節機構は、前記カップ部材の凹部内に隙間を介して位置調節することができるように前記凹部に重合するU字形位置調節ホルダーと、前記U字形位置調節ホルダーと前記カップ部材とを相対的に所定位置に設定するカップ位置設定手段とを含み、前記枢支ピンは、前記U字形位置調節ホルダーを貫通し、前記カップ部材を前記U字形位置調節ホルダーに対して適宜の位置に設定して前記カップ部材を前記位置調節ホルダーに保持する位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置において、前記位置調節機構は、前記カップ部材に設けられ前記カップ部材を前記一方の物体に固定すべきフランジと前記U字形位置調節ホルダーに設けられ前記カップ部材の前記フランジに対応する取付け片とを有し、前記カップ位置設定手段は、前記カップ部材のフランジと前記位置調節ホルダーの取付け片との間に配置されていることを特徴とする位置調節機構付きカップ埋め込み式ヒンジ装置を提供することにある。
本発明の基本的な課題解決手段において、前記位置調節機構は、1つのU字形位置調節ホルダーを有し、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して1つの位置調節方向に位置調節するようにしてもよいし、前記位置調節機構は、2つのU字形位置調節ホルダーと、各U字形位置調節ホルダーにそれぞれ相応して設けられる2つのカップ位置設定手段とを有し、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して2つの直交する位置調節方向に位置調節するようにしてもよい。
本発明の課題解決手段において、カップ位置設定手段は、カム部材を備えて前記ヒンジ本体に対して前記カップ部材を適宜の位置に設定して前記カップ部材を前記位置調節ホルダーに保持することができ、この場合、前記カム部材のカム円板は、前記U字形位置調節ホルダーの取付け片に形成された円形孔に回転自在に嵌め込まれ、前記カム部材の偏心ピンは、前記カップ部材の前記フランジに設けられた長孔に係入している形態とすることができる。
本発明の課題解決手段において、カム部材を備えたカップ位置設定手段に代えて、前記カップ位置設定手段は、前記カップ部材のフランジに設けられたねじ孔と前記位置調節ホルダーの取付け片に設けられた長孔と前記取付け片の長孔を介して前記カップ部材のフランジのねじ孔にねじ込まれる止めねじとから成っている形態とすることができる。
本発明によれば、位置調節機構は、カップ部材の底部ではなく、カップ部材のフランジに対応して相対する位置に配置されるので、収容物体の閉位置で折畳まれてカップ部材に埋め込まれるアーム部材がカム部材に干渉することがなく、カップ部材を深くしなくてもアーム部材をカップ部材の内部に確実に埋め込むことができ、従ってカム部材の形状は何ら制約を受けることなく、自由に設計することができる。
また、位置調節機構は、カップ部材の凹部の狭い空間内ではなく、凹部外のフランジに対応して設けられるので、広い空間で容易に組み立てることができ、組み立ての作業性を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の全体の分解斜視図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置をカップ部材側の上方からの斜視図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の下方からの斜視図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置のアーム側からの斜視図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の側面を示し、同図(A)は右側面図、同図(B)は、左側面図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置を半切りした状態を示し、同図(A)は左側の半部の斜視図、同図(B)は、右側の半部の斜視図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置のカップ部材を省略して示す位置調節機構の斜視図である。 図5の位置調節機構の正面図である。 図1の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の位置調節状態を示し、同図(A)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も左側の位置に設定した状態の上面図、同図(B)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対してその幅方向の中間位置に設定した状態の上面図、同図(C)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も右側の位置に設定した状態の上面図である。 本発明の第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の変形例の全体の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の全体の分解斜視図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置をカップ部材側の上方からの斜視図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の下方からの斜視図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置のアーム側からの斜視図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の側面を示し、同図(A)は右側面図、同図(B)は、左側面図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置を半切りした状態を示し、同図(A)は左側の半部の斜視図、同図(B)は、右側の半部の斜視図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置のカップ部材を省略して示す位置調節機構の斜視図である。 図17の位置調節機構の正面図である。 図2の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の位置調節状態を示し、同図(A)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も左側の位置に設定した状態の上面図、同図(B)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対してその幅方向の中間位置に設定した状態の上面図、同図(C)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も右側の位置に設定した状態の上面図、同図(D)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も離れた位置に設定した状態の上面図、同図(B)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対してその縦方向の中間位置に設定した状態の上面図、同図(C)は、カップ部材が図示しないヒンジ本体に対して最も接近した位置に設定した状態の上面図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態に用いられるカム部材を拡大して示し、同図(A)乃至(D)は、このカム部材の斜視図、上面図、側面図及び下面図である。 本発明の第3の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置の全体の分解斜視図である。 図1乃至図9に示すヒンジ装置の使用状態の斜視図である。
本発明の第1の実施の形態を図1乃至図9を参照して詳細に述べると、本発明の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10の全体の分解状態が図1に示されており、ヒンジ本体を部分的に表した組み立て状態が図2乃至図6に示されている。
本発明の第1の実施の形態の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10は、相互に開閉自在に連結されるべき図示しない2つの物体、例えば、キャビネットの固定物体(筐体)と可動物体(扉)のうち、一方の可動物体(扉)の内壁に埋め込み状態で取付けられるべきカップ部材20と、このカップ部材20にアーム部材40を介して回動自在に取付けられ他方の固定物体(筐体)に取付けられるべきヒンジ本体30とから成り、またカップ部材20をヒンジ本体30に対して位置調節することできるようにアーム部材40とカップ部材20との間に設けられた位置調節機構50を備えている。
カップ部材20は、図1乃至図6に示すように、可動物体(扉)の内壁に埋め込まれる略矩形状の皿の形態のカップ本体20Bを有し、このカップ本体20Bの周りには可動物体(扉)の内壁面に固定すべきフランジ20Fを有する。図1乃至図6から解るように、フランジ20Fは、高い上面を有する第1のフランジ半部20F1と低い上面を有する第2のフランジ半部20F2とを有し、第2のフランジ半部20F2は、第1のフランジ半部20F1側に更に上面が低くなっているへこみ20F2Rを有する。なお、図中、符号20Rは、カップ部材20の凹部を示し、また符号22R、22Lは、第1のフランジ半部20F1の両側に設けられてカップ部材20を可動物体(扉)に取り付けるねじが貫通する2つのねじ貫通孔を示す。
ヒンジ本体30は、図示の形態では、図1に示すように、縦長で断面略逆U字形の形態を有し、このヒンジ本体30は、その側壁の中間に固定物体(筐体)の内壁に固定すべき1対のフランジ30FR、30FLを有する。このフランジは、ヒンジ本体30に着脱自在又は一体に固定されている。図中、符号32R、32Lは、1対のフランジ30FL、30FRにそれぞれ設けられてヒンジ本体30を固定物体(キャビネットの筐体)に取り付けるねじが貫通する2つのねじ貫通孔である。
アーム部材40は、2つのリンクアームから成っており、その一端は、図1に示すように、枢支ピン42によってヒンジ本体30のカップ部材20側の端部に枢支され、他端は、アーム部材40の2つのリンクアームに設けられた2対のピン貫通孔44(図面では一方のリンクアームのピン貫通孔のみが示されている)と後に述べる位置調節機構50の位置調節ホルダー52の前後2対のピン貫通孔52Hとカップ部材20の側壁に設けられた前後2つのピン貫通孔24を貫通する2本一体の枢支ピン46によってカップ部材20に枢支されている。
このヒンジ装置は、キャビネットの可動物体(扉)が固定物体(筐体)に対して開いた状態では、図2乃至図6に示すように、カップ部材20とアーム部材40とヒンジ本体30とが展開した状態となり、またキャビネットの可動物体(扉)と固定物体(筐体)に対して閉じた状態ではアーム部材40がカップ部材20の凹部20R内に埋め込まれながら折畳まれるが、その状態は図示していない。なお、このヒンジ装置10の使用状態は図22に示されているが、この図ではヒンジ装置10は、展開状態で示されている
位置調節機構50は、カップ部材20の凹部20R内に隙間56を介して位置調節することができるように凹部20Rに重合する略U字形位置調節ホルダー52とこの略U字形位置調節ホルダー52とカップ部材20との間に設けられてカップ部材20を位置調節ホルダー52に対して位置変位するカム部材54とから成っている。
本発明の第1の実施の形態によるヒンジ装置10の位置調節機構50は、1つのU字形位置調節ホルダー52と1つのカム部材54とを有し、この1つのU字形位置調節ホルダー52に設けられカップ部材20の第2のフランジ半部20F2のへこみ20F2Rに係入してこの第2のフランジ半部20F2に対応してこのへこみ20F2R内を摺動自在に重合する取付け片52Mを有し、カム部材54は、カップ部材20の第2のフランジ半部20F2と1つのU字形位置調節ホルダー52の取付け片52Mとの間に配置されている。
カム部材54は、図1及び図9の左側拡大部分及び図20に拡大して示すように、U字形位置調節ホルダー52の取付け片52Mに設けられた円形孔52MHに回転自在に嵌入されたカム円板54Dとカップ部材20の第2のフランジ半部20F2のへこみ20F2に設けられた長孔20FH(ヒンジ本体30に対して前後する方向に長い孔)に係入する偏心ピン54Pとから成っている。カム円板54Dは、カム部材54を回動ための十字ドライバーが係入する十字溝54Gを有する。
次に、本発明の第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10の取り付け操作を位置調節とともに図9を参照しながら説明する。
まず、ヒンジ装置10のヒンジ本体30を収容物体であるキャビネットの固定物体(筐体)の内壁面に取り付け、カップ部材20をキャビネットの可動物体(扉)の内壁面に取り付ける。これらの取り付けは、ヒンジ本体30のねじ貫通孔32R、32Lにねじを貫通し、カップ部材20のねじ貫通孔22R、22Lにねじを貫通し、これらのねじを固定物体(筐体)の内壁面、可動物体(扉)の内壁面にそれぞれねじ込んで行われる。図21は、このヒンジ装置10の使用状態を示し、この図21の形態では、ヒンジ装置10は、筐体1の一方の縦端縁に横開きの扉2を開閉自在に取り付けるのに使用されている。なお、図21では明瞭ではないが、ヒンジ装置10のカップ部材20は、扉2の内面に設けられた略円形の凹所2Rに係入し、第1のフランジ半部20F1が扉2の内面に係合し、第2のフランジ半部F2は、この凹所2R内に入り込んでいる。
次に、カム部材54の十字溝54Gに十字ドライバーを差し込んでカム部材54を時計方向又は反時計方向に回動してカップ部材20を位置調整ホルダー52に対して左右に変位してカップ部材20の位置を設定する。
更に詳細に説明すると、カム部材54の偏心ピン54Pが図9(A)の一点鎖線で示す位置から時計方向に回動すると、偏心ピン54Pは、カップ部材20の第2のフランジ半部20F2の長孔20FH内を上方に中間位置に向けて移動しつつカム部材54の中心位置を基準にカップ部材20を相対的に図9の右方(図21の取付位置では下方)に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に対して図9の右方向(図21の下方向)に位置調節される。
また、図9(A)の位置からカム部材54を更に時計方向に回動すると、図9(B)に示すように、偏心ピン54Pがカップ部材20の第2のフランジ半部20F2の長孔20FH内を下方に向けて移動しつつカム部材54の中心位置を基準にカップ部材20を相対的に図9の左方(図21の取付位置では上方)に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に対して図9の左方向(図21の上方向)に位置調節される。
また、図9(B)の位置からカム部材54を更に時計方向に回動すると、図9(C)に示すように、偏心ピン54Pがカップ部材20の第2のフランジ半部20F2の長孔20FH内を上方に向けて中間位置まで移動しつつカム部材54の中心位置を基準にカップ部材20を相対的に更に図9の左方(図21の上方)に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に対して更に図9の左方向(図21の上方向)に位置調節される。
このように、カム部材54を位置調節ホルダー52の円形孔52MH内で回動することによってカップ部材20を位置調節ホルダー52に対して左右に変位してカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)を固定物体(筐体)に対して左右に位置調節することができる。なお、図9では、3つの調節位置のみを述べたが、これらの位置の適宜の位置に設定することができることはもちろんである。また、図示していないが、ヒンジ本体30に対してカップ部材20が位置調節された後、適宜の手段でカップ部材20を位置調節ホルダー52に固定する。
本発明の第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10の変形例が図10に示されており、この変形例では、位置調節ホルダー52が前後2対ではなく1対だけのピン貫通孔52Hを有し、2本一体の枢支ピン42の一方のピン部分のみがこの1対のピン貫通孔52Hを貫通していることを除いて図1乃至図9の実施の形態と同じである。
本発明の第2の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10が図11乃至図19に示されている。第1の実施の形態では、カップ部材20は、ヒンジ本体30に対して図の左右方向にのみ位置調節されるが、第2の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10は、ヒンジ本体30に対して更に前後方向にも位置調節するように構成された位置調節機構50を備えている点で第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10とは異なり、以下にこの位置調節機構50を詳細に説明する。
第2の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10の位置調節機構50は、第1の実施の形態によるヒンジ装置10の位置調節機構50の位置調節ホルダー52とカップ部材20との間に更に他の第2の位置調節ホルダー152とこの第2の位置調節ホルダー152とカップ部材20の第2のフランジ半部20F2との間に設けられた更に他の第2のカム部材154とを備えていることを除いて第1の実施の形態の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10と同じである。
第2の位置調節ホルダー152は、第1の位置調節ホルダー52の取付け片52Mとは反対側に延びる取付け片152Mを有し、この取付け片152Mは、カップ部材20の第2のフランジ半部20F2のへこみ20F2Rとは反対側の部分に設けられたへこみ20F2R2に摺動自在に係入している。
第2のカム部材154は、図11及び図19の左側拡大部分に示すように、U字形位置調節ホルダー152の取付け片152Mに設けられた円形孔152MHに回転自在に嵌め込まれたカム円板154Dとカップ部材20の第2のフランジ半部20F2のへこみ20F2R2に設けられた長孔20FH2(左右の横方向に長い孔)に係入する偏心ピン154Pとから成っている。カム円板154Dは、カム部材154を回動ための十字ドライバーが係入する十字溝154Gを有する。
次に、本発明の第2の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10の取り付け操作を位置調節とともに図19を参照しながら説明する。
第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10と同様にして、ヒンジ装置10のヒンジ本体30を収容物体であるキャビネットの固定物体(筐体)の内壁にねじで取り付け、カップ部材20をキャビネットの可動物体(扉)の内面にねじで取り付ける。
次に、カム部材54の十字溝54Gに十字ドライバーを差し込んでカム部材54を時計方向又は反時計方向に回動してカップ部材20を位置調整ホルダー52に対して図19の左右に変位してカップ部材20の位置を設定するが、この調節は、図19(A)乃至(C)に示すように、第1の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10(図9(A)乃至(C)参照)と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
また、カム部材154の十字溝154Gに十字ドライバーを差し込んでカム部材154を時計方向又は反時計方向に回動してカップ部材20を位置調整ホルダー152に対して図19の前後に変位してカップ部材20の位置を設定する。
更に詳細に説明すると、カム部材154の偏心ピン154Pが図19(D)の一点鎖線で示す位置から時計方向に回動すると、偏心ピン154Pは、カップ部材20の第2のフランジ半部20F2の第2の長孔20FH2内を中間位置に向けて移動しつつカップ部材20をヒンジ本体30から離反する方向に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に対して離れる方向に位置調節される。
また、図19(D)の位置からカム部材154を更に時計方向に回動すると、図19(E)に示すように、偏心ピン154Pがカップ部材20の第2のフランジ半部20F2の第2の長孔20FH2内を左方に向けて移動しつつカップ部材20をヒンジ本体30に近づく方向に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に接近する方向に位置調節される。
また、図19(E)の位置からカム部材154を更に時計方向に回動すると、図19(F)に示すように、偏心ピン154Pがカップ部材20の第2のフランジ半部20F2の第2の長孔20FH2内を右方に向けて中間位置まで移動しつつカップ部材20を更にヒンジ本体30に近づく方向に変位するので、このカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)は、ヒンジ本体30が取り付けられている固定物体(筐体)に対して更に近づく方向に位置調節される。
このように、カム部材154を回動することによってカップ部材20を位置調節ホルダー52に対して前後方向に変位してカップ部材20に取り付けられている可動物体(扉)を固定物体(筐体)に対して前後に位置調節することができる。なお、図19では、各位置調節ホルダー52、152とカム部材54、154毎に3つの調節位置を述べたが、これらの位置の適宜の位置に設定することができることはもちろんである。また、同様に、図示していないが、ヒンジ本体30に対してカップ部材20が位置調節された後、適宜の手段でカップ部材20を位置調節ホルダー152に固定する。
本発明の第3の実施の形態による位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置10が図21に示されている。この実施の形態では、位置調節機構50は、カム部材54、154を備えることなく、カップ部材20をアーム部材40に対して位置変位して固定することができるようにしたことを除いて図11乃至図19の第2の実施の形態と同じであり、同じ部分には同じ符号を付している。
この第3の実施の形態では、カム部材54、154は、単なる止めねじ64、164にそれぞれ置き換えられ、U字形位置調節ホルダー52にヒンジ本体30の長手方向に延びる長孔52Hが設けられ、U字形位置調節ホルダー152にヒンジ本体30の幅方向に平行に延びる長孔152Hが設けられ、カップ部材20の第2のフランジ半部20F2の両側に止めねじ64、164がねじ込まれるねじ孔20FT、20FT2が設けられている。
この第3の実施の形態のヒンジ装置10の位置調節機構50において、カップ部材20をヒンジ本体30に対して接近したり離反したりする位置調節は、止めねじ64を緩めてカップ部材20を位置調節ホルダー52の長孔52Hに沿って進退し、所定位置で止めねじ64を締め付けて固定して行われ、またカップ部材20をヒンジ本体30に対して幅方向に変位する位置調節は、留めねじ164を緩めてカップ部材20を位置調節ホルダー152の長孔152Hに沿って進退し、所定位置で止めねじ164を締め付けて固定して行われる。
本発明は、位置調節機構のカム部材は、カップ部材の底部ではなく、カップ部材のフランジに相対する位置に配置されるので、収容物体の閉位置で折畳まれてカップ部材の凹部内に埋め込まれるアーム部材が位置調節機構の部品に干渉することがなく、カップ部材を深くしなくてもアーム部材をカップ部材の内部に確実に埋め込むことができ、従って位置調節機構の設計及び組み立てが容易で高い産業上の利用性を有する。
10 位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置
20 カップ部材
20B 略矩形状の皿の形態のカップ本体
20F フランジ
20F1 第1のフランジ半部
20F2 第2のフランジ半部
20FH 長孔
20FH2 長孔
20FT ねじ孔
20FT2 ねじ孔
20R 凹部
20F2R へこみ
20F2R2 へこみ
22R、22L ねじ貫通孔
24 ピン貫通孔
30 ヒンジ本体
30FR、30FL 1対のフランジ
32R、32L ねじ貫通孔
40 アーム部材
42 枢支ピン
44 ピン貫通孔44
46 枢支ピン
50 位置調節機構
52 U字形位置調節ホルダー
52M 取付け片
52MH 円形孔
52H 長孔
54 カム部材
54G 十字溝
54D カム円板
54P 偏心ピン
56 隙間
64 止めねじ
152 第2のU字形位置調節ホルダー
152M 取付け片
152MH 円形孔
152H 長孔
154 カム部材
154G 十字溝
154D カム円板
154P 偏心ピン
156 隙間
164 止めねじ

Claims (6)

  1. 相互に開閉自在に連結されるべき2つの物体のうち一方の物体に取付けられるカップ部材と、前記カップ部材に枢支ピンによって枢支されたアーム部材と、前記アーム部材に回動自在に連結され他方の物体に取付けられるヒンジ本体と、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して位置調節する位置調節機構とを備え、前記位置調節機構は、前記カップ部材の凹部内に隙間を介して位置調節することができるように前記凹部に重合するU字形位置調節ホルダーと、前記U字形位置調節ホルダーと前記カップ部材とを相対的に所定位置に設定するカップ位置設定手段とを含み、前記枢支ピンは、前記U字形位置調節ホルダーを貫通し、前記カップ部材を前記U字形位置調節ホルダーに対して適宜の位置に設定して前記カップ部材を前記位置調節ホルダーに保持する位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置において、前記位置調節機構は、前記カップ部材に設けられ前記カップ部材を前記一方の物体に固定すべきフランジと前記U字形位置調節ホルダーに設けられ前記カップ部材の前記フランジに対応する取付け片とを有し、前記カップ位置設定手段は、前記カップ部材のフランジと前記位置調節ホルダーの取付け片との間に配置されていることを特徴とする位置調節機構付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
  2. 請求項1に記載の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置であって、前記位置調節機構は、1つのU字形位置調節ホルダーを有し、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して1つの位置調節方向に位置調節するようにしたことを特徴とする位置調節機構付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
  3. 請求項1に記載の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置であって、前記位置調節機構は、2つのU字形位置調節ホルダーと、各U字形位置調節ホルダーにそれぞれ相応して設けられる2つのカップ位置設定手段とを有し、前記カップ部材を前記ヒンジ本体に対して2つの直交する位置調節方向に位置調節するようにしたことを特徴とする位置調節機構付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置であって、上記カップ位置設定手段は、カム部材を備えて前記ヒンジ本体に対して前記カップ部材を適宜の位置に設定して前記カップ部材を前記位置調節ホルダーに保持することを特徴とする位置調節機構付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
  5. 請求項4に記載の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置であって、前記カム部材のカム円板は、前記U字形位置調節ホルダーの取付け片に形成された円形孔に回転自在に嵌め込まれ、前記カム部材の偏心ピンは、前記カップ部材の前記フランジに設けられた長孔に係入していることを特徴とする位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置であって、前記カップ位置設定手段は、前記カップ部材のフランジに設けられたねじ孔と前記位置調節ホルダーの取付け片に設けられた長孔と前記取付け片の長孔を介して前記カップ部材のフランジのねじ孔にねじ込まれる止めねじとから成っていることを特徴とする位置調節機能付きカップ埋め込み式ヒンジ装置。
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