JP2008029369A - 車両用テーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート装置20の背面側に設けられるテーブル装置10に於いて、テーブル15を開閉する時の動作を重くすることなく、テーブル開閉時の微小なガタツキや使用状態に於ける車両振動時の微小なガタツキを防止する。
【解決手段】 2本のステイ11の先端部にてテーブルを回動可能に支持するテーブル装置10。ステイ11の先端部にはテーブルを回動可能に支持するためのピン支持穴111が設けられている。また、ステイ11の先端部近傍にはピン支持穴111と同心の円弧状長穴151が設けられている。この円弧状長穴151内に板バネ117を付設し、その付勢力により円弧状長穴151内に遊嵌されるテーブル側のストッパピンの移動を抑制して前記のガタツキ等を防止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用シート装置の背面部下部にて支持される2本のステイと該2本のステイの先端部にて回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置に関する。
車両用シート装置の背面部下部にて支持される2本のステイと該2本のステイの先端部にて回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態とに設定可能な車両用テーブル装置は、例えば、特開2005−096517号公報(特許文献1)に記載されているように、従来より知られている。
上記した車両用テーブル装置では、2本のステイの先端部寄りの内側面(2本のステイが設置状態で対向する側の面)にピン支持穴が設けられており、テーブルの奥側縁部近傍から突出された支持ピンを受けて当該テーブルを回動可能に支持している。また、各ピン支持穴の近傍には当該ピン支持穴と同心の円弧状長穴が設けられており、テーブルの奥側縁部寄りの両側面から突出されて対応する円弧状長穴に遊嵌されたストッパピンの移動範囲を規制することで、当該テーブルの回動範囲を規制している。
特開2005−096517号公報。
車両用テーブル装置では、上記したように、ステイ先端部に於いてテーブルを回動可能に支持するとともに、ステイ先端部近傍の円弧状長穴にテーブルの側面から突出されたストッパピンを遊嵌させて該ストッパピンの移動範囲を円弧状長穴の両端で規制することによりテーブルの回動範囲を規制している。
テーブルがシート装置の背面部から引き出されて水平に設定される使用状態では、支持ピンよりも更に奥側縁部寄り(=シート背面部寄り)に位置するストッパピンがテーブルの自重のために円弧状長穴の一端部(=使用状態での上端部)に係止されており、これにより、テーブルの水平状態が保たれている。言い換えれば、テーブルの水平状態は、テーブルの自重のためにストッパピンが円弧状長穴内上端部に係止されることによってのみ保たれており、水平状態を保持するための特別な機構は設けられていない。
このため、車両の振動等によってステイが振動すると、該ステイの先端部に回動可能に支持されているテーブルも微小にガタつき、該微小なガタツキに起因する微小な衝撃が当該テーブル装置が支持されているシート装置(前席のシート装置)の着座者に伝わって不快感を催させるという不具合がある。同様の微小なガタツキは、収納状態から使用状態に設定するためにテーブルを開く時や、使用状態から収納状態に設定するためにテーブルを閉じる時にも生じて、前席の着座者に不快感を催させる。
この不具合を解消するべく、例えば、樹脂製のスペーサをストッパピンに嵌め込んでステイの内側面との間に介在させ、これにより、テーブルのガタツキを防止することも考えられるが、そのようにすると、収納状態から使用状態へテーブルを開くときや、使用状態から収納状態へテーブルを閉じる時の動作が重くなるという不具合を生ずる。また、重くならないように調整するためには、予め種々の厚さの樹脂スペーサを用意しておく必要があり、現実的ではない。また、たとえ、適正な厚さの樹脂スペーサを配したとしても、経時的に磨耗した場合には、ガタツキや異音が発生することとなる。
本発明は上記した事情に鑑みたものであり、車両用シート装置の背面側に収納可能に設けられる車両用テーブル装置に於いて、収納状態や使用状態に設定するべくテーブルを開閉する時の動作を重くすることなく、テーブル開閉時の微小なガタツキや使用状態に於ける車両振動時の微小なガタツキを防止できるようにすることを目的とする。
本発明は、下記[1]〜[3]のように構成される。
[1]構成1:
車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、
前記テーブルの奥側縁部近傍を回動可能に支持する前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、
前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、
前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした、
ことを特徴とする車両用テーブル装置。
ステイの先端部近傍の内側面に設けられる円弧状長穴は、底の有る凹部として形成されていてもよく、貫通孔として形成されていてもよい。
[2]構成2:
車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、
前記2本のステイにより回動可能に支持される前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、
前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、
前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした、
ことを特徴とする車両用テーブル装置。
テーブルの奥側縁部寄りの両側面の円弧状長穴は、それぞれが底の有る凹部として形成されていてもよく、相互に連通された一つの貫通孔として形成されていてもよい。
[3]構成3:
構成1〜構成2の何れかに於いて、
前記ストッパピンが遊嵌されて前記収納状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に凹部を設け、該凹部にて前記板バネの基部を支持するとともに、該板バネの先端部を前記ストッパピンが前記使用状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に沿うように付設した、
ことを特徴とする車両用テーブル装置。
構成1は、車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、前記テーブルの奥側縁部近傍を回動可能に支持する前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした車両用テーブル装置であるため、板バネを適宜に調整することで、テーブルを開閉する時の動作を重くすることなく、テーブル開閉時や使用状態に於ける車両振動時の微小なガタツキを確実に防止することができる。
構成2は、車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、前記2本のステイにより回動可能に支持される前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした車両用テーブル装置であるため、構成1と同様に、板バネを適宜に調整することで、テーブルを開閉する時の動作を重くすることなく、テーブル開閉時や使用状態に於ける車両振動時の微小なガタツキを確実に防止することができるという効果を、構成1とは異なる構成に於いて得ることができる。
構成3は、構成1〜構成2の何れかに於いて、前記ストッパピンが遊嵌されて前記収納状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に凹部を設け、該凹部にて前記板バネの基部を支持するとともに、該板バネの先端部を前記ストッパピンが前記使用状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に沿うように付設した車両用テーブル装置であるため、構成1〜構成2が持つ作用効果を奏する他、板バネを付設することに関しての具体的な構成を与え得る効果がある。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は実施の形態の車両用テーブル装置10を当該テーブル装置10が設けられる車両用シート装置20とともに示す図であり、(a)はシートバック21の背面側から見た斜視図、(b)は側面図である。図2は上記車両用テーブル装置10を示し、(a)は上面図、(b)は側面図である。図3は上記車両用テーブル装置10に用いられるステイ11を示し、(a)は上面図、(b)は図2(a)内の矢視Bのように見た側面図、(c)はステイ11の先端部11b付近を示す斜視図である。
図示のように、車両用シート装置20は、公知の車両用シート装置と同様に、脚台29と、脚台29の上に設けられたシートクッション23と、シートクッション23の後部側に基部を取り付けられて立設されるとともに前方へアームが延設されたアームレスト25と、シートクッション23の後部側から立設されたシートバック21とを有する。
この車両用シート装置20の背面側には、実施の形態のテーブル装置10が、シートバック21の背面部210に収納される収納状態と、背面部210から引き出されてテーブル15を水平に開かれる使用状態と、に設定可能なように設けられている。
即ち、テーブル装置10は、2本のステイ11,11と、該2本のステイ11,11の各先端部11bにより奥側縁部15aの近傍の両側面を回動可能に支持されるテーブル15とを有し、2本のステイ11,11の各基端部11a側をシートバック21の下部により回動可能に支持されることで、上記のように収納状態−使用状態に設定可能に、シート装置20の背面側に設けられている。図1(a)及び図1(b)内の実線は使用状態を示し、図1(b)内の二点鎖線は収納状態を示す。収納状態では、テーブル15の係止部159とシートバック21の背面部210の係止部219とが、例えば、マグネット等の手段で係止状態とされる。
テーブル15の奥側縁部(=使用状態でシートバック21の背面部210に近い側の縁部)15aの近傍には、テーブル15に対して回動可能である支持ピン151(=テーブル15を回動可能に支持する支持ピン151)が設けられており、この支持ピン151の両端は、ステイ11の先端部の内側面(=2本のステイ11,11の対向する側の面)に形成されたピン支持穴111に嵌め入れられて固定されている。このように構成することにより、テーブル15を、2本のステイ11,11の各先端部11bによって回動可能に支持している。
また、テーブル15の奥側縁部15a直近(=奥側縁部15a寄り)の両側面には、前記支持ピン151と平行に且つ奥側縁部15a直近の両側面から突出するようにしてストッパピン155が設けられており、このストッパピン155の先端部が、前記ピン支持穴111と同心にステイ11の内側面に形成された円弧状長穴115に遊嵌されている。即ち、前記ステイ11の先端部寄りの内側面には、ピン支持穴111と同心に円弧状長穴115が形成されており、この円弧状長穴115に、上記ストッパピン155の先端部が遊嵌されている。このように構成してストッパピン155の移動範囲を円弧状長穴115の長手方向の両端で規制することにより、テーブル15の回動範囲を、当該の範囲で決まる範囲に規制している。
本実施の形態では、円弧状長穴115には、半径方向外方へ窪む凹部115cが形成されている。即ち、図3(b)と(c)に示すように、円弧状長穴115は、当該円弧の半径方向内方の内側縁部内壁115bと、当該円弧の半径方向外方の外側縁部内壁115aと、前記使用状態で上端部となる一端部内壁115dと、前記使用状態で下端部となる他端部内壁115eとを有し、上記外側縁部内壁115aの一部即ち他端部内壁115e寄りの部位が、当該円弧の半径方向外方へ窪む凹部115cとして形成されている。
この凹部115cの内壁面に、本実施の形態では、板バネ117の基部117cを取り付けている。即ち、板バネ117の基部117cの孔117bに挿通したネジ118を凹部115cの内壁面のネジ穴(不図示)に螺合している。これにより、板バネ117の先端部117aは、円弧状長穴115の外側縁部内壁115aに沿って一端部内壁115d方向へ延びるように付設される。このように付設した板バネ117の付勢力により、円弧状長穴115内に於けるストッパピン155の動きを抑制している。特に、円弧状長穴115内に於いて前記使用状態で上端部となる一端部内壁115dにストッパピン155が位置する場合の動きを抑制している。なお、動きを抑制する度合いは、板バネの付勢力の調整により、適宜に調整可能である。
このようにして、本実施の形態のテーブル装置10では、円弧状長穴115内に於けるストッパピン155の移動を抑制することにより、テーブル15を開閉する時の動作を重くすることなく、テーブル15の開閉時や、使用状態に於ける車両振動時の微小なガタツキを確実に防止している。
上記では、板バネ117を、円弧状長穴115の円弧半径方向外方の外側縁部内壁115aの側に付設しているが、これに代えて、円弧半径方向内方の内側縁部内壁115bの側に付設してもよい。その場合には、上記の凹部115cに代えて、内側縁部内壁115bの一部即ち他端部内壁115e寄りの部位に凹部を形成して、板バネ117の基部を取り付ければよい。
また、上記では、支持ピン151をテーブル15に対して回動可能とするとともに支持ピン151をピン支持穴111に固定しているが、これに代えて、支持ピン151とテーブル15とを一体化し、支持ピン151の両端をピン支持穴115で回動可能に軸支するようにしてもよい。或いは、1本の支持ピン151に代えて、短い2本のピンをテーブル15の奥側縁部15a近傍の両側面からそれぞれ突出するように設けて、これを、ピン支持穴115で回動可能に軸支するようにしてもよい。要は、テーブル15がピン支持穴115の軸芯線を回転中心として回動可能であればよい。
また、上記では、ステイ11の側にピン支持穴111や円弧状長穴115を設けるとともにテーブル15の側に支持ピン151やストッパピン155を設けているが、これに代えて、テーブル15の側にピン支持穴や円弧状長穴を設けるとともにステイ11の側に支持ピンやストッパピンを設けたり、ステイ11の側にピン支持穴とストッパピンを設けるとともにテーブルの側に支持ピンと円弧状長穴を設けるように構成してもよい。即ち、凹凸の関係を逆にしてもよい。
また、上記では、ピン支持穴111や円弧状長穴115が凹部として形成されたものを示しているが、これらの一方又は両方が貫通孔で形成されていてもよい。
前述の構成1を具体化した一構成例として、構成1aを下記に記述する。なお、この構成1aは、構成1の一具体例であり、構成1に下記構成1a以外の種々の構成が含まれ得ることは勿論である。
<構成1a>
前記構成1に於いて、
前記2本のステイの先端部寄りの内側面には、それぞれ、前記円弧状長穴の円弧の中心位置にピン支持穴が設けられており、
前記テーブルの奥側縁部近傍の両側面からは、それぞれ、前記ピン支持穴に挿入されて回動可能に支持されるための支持ピンが突出されている、
ことを特徴とする車両用テーブル装置。
上記に於いて、支持ピンとしては、一本の長いピンの両端がテーブルの奥側縁部近傍の両側面から突出されている場合と、二本の短いピンがそれぞれテーブルの奥側縁部近傍の両側面に突出するように設けられている場合と、がある。
構成1aは、構成1に於いて、前記2本のステイの先端部寄りの内側面には、それぞれ、前記円弧状長穴の円弧の中心位置にピン支持穴が設けられており、前記テーブルの奥側縁部近傍の両側面からは、それぞれ、前記ピン支持穴に挿入されて回動可能に支持されるための支持ピンが突出されている車両用テーブル装置であるため、構成1が持つ作用効果を奏する他、テーブルを回動可能に支持する具体的構成を円弧状長穴との位置関係を規定して与えることができる効果がある。
前述の構成2を具体化した一構成例として、構成2aを下記に記述する。なお、この構成2aは、構成2の一具体例であり、構成2に下記構成2a以外の種々の構成が含まれ得ることは勿論である。
<構成2a>
前記構成2に於いて、
前記テーブルの奥側縁部近傍の両側面には、それぞれ、前記円弧状長穴の円弧の中心位置にピン支持穴が設けられており、
前記2本のステイの先端部寄りの内側面には、それぞれ、前記ピン支持穴に挿入されて回動可能に支持されるための支持ピンが突出するように設けられている、
ことを特徴とする車両用テーブル装置。
構成2aは、構成2に於いて、前記テーブルの奥側縁部近傍の両側面には、それぞれ、前記円弧状長穴の円弧の中心位置にピン支持穴が設けられており、前記2本のステイの先端部寄りの内側面には、それぞれ、前記ピン支持穴に挿入されて回動可能に支持されるための支持ピンが突出するように設けられている車両用テーブル装置であるため、構成2が持つ作用効果を奏する他、テーブルを回動可能に支持する具体的構成を円弧状長穴との位置関係を規定して与えることができる効果がある。
実施の形態の車両用テーブル装置を該テーブル装置が設けられる車両用シート装置とともに示す斜視図(a)と、側面図(b)。 実施の形態の車両用テーブル装置の上面図(a)と、側面図(b)。 図2のステイ11の上面図(a)と、図2(a)内矢視Bの側面図(b)と、図2のステイ11の要部斜視図(c)。
符号の説明
10 車両用テーブル装置
11 ステイ
11a ステイ基端部
11b ステイ先端部
111 ピン支持穴
115 円弧状長穴
115a 外側縁部内壁
115b 内側縁部内壁
115c 円弧状内壁の凹部
115d 一端部内壁(使用状態での上端部内壁)
115e 他端部内壁(使用状態での下端部内壁)
117 板バネ
118 ネジ
15 テーブル
15a テーブルの奥側縁部
151 支持ピン
155 ストッパピン
159 マグネット
20 車両用シート装置
21 シートバック
210 背面部
219 マグネット
23 シートクッション
25 アームレスト
29 脚台

Claims (3)

  1. 車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、
    前記テーブルの奥側縁部近傍を回動可能に支持する前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、
    前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、
    前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした、
    ことを特徴とする車両用テーブル装置。
  2. 車両用シート装置の背面側下部にて基端部を回動可能に支持される2本のステイと、該2本のステイの先端部により奥側縁部近傍を回動可能に支持されるテーブルとを備え、当該車両用シート装置の背面部に収納される収納状態と、当該車両用シート装置の背面部から引き出されてテーブルを水平に設定される使用状態と、に設定可能な車両用テーブル装置であって、
    前記2本のステイにより回動可能に支持される前記テーブルの奥側縁部寄りの両側面には、それぞれ、当該回動の中心と同心の円弧状長穴が設けられており、
    前記2本のステイの先端部近傍の内側面には、それぞれ、前記円弧状長穴に遊嵌されるためのストッパピンが突出するように設けられており、
    前記円弧状長穴内に該長穴の円弧状内壁に沿うようにして板バネを付設し、該板バネの付勢力により、当該円弧状長穴に遊嵌されるストッパピンの前記使用状態に於ける移動を抑制するようにした、
    ことを特徴とする車両用テーブル装置。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、
    前記ストッパピンが遊嵌されて前記収納状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に凹部を設け、該凹部にて前記板バネの基部を支持するとともに、該板バネの先端部を前記ストッパピンが前記使用状態に於いて位置する円弧状長穴内の端部寄りの円弧状内壁に沿うように付設した、
    ことを特徴とする車両用テーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132345A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 トヨタ紡織株式会社 乗物用テーブル

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