JP2010258193A - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換装置外部と電気的に接続される領域となる端子部は、その製造工程中に、フォトダイオードのドライエッチング雰囲気、パッシベーション層のフッ酸系ウェットエッチング雰囲気に等に晒される。また、各工程におけるレジスト剥離に伴うプラズマアッシング雰囲気にも晒される。そのため、エッチング工程による端子部の表面でダメージが蓄積され、接触抵抗の増加、密着性の低下等の不良が発生する。
【解決手段】端子部10Bを、AlNd合金を用いた導電金属層210と、TiN、MoまたはCrを主成分とする耐エッチング層211により構成した。AlNd合金を用いた導電金属層210の電気的抵抗値は小さく、高い導電性を有している。対して耐エッチング層211は、ドライ・ウェット両雰囲気に対して耐性を持つため、エッチングプロセスで生じる表面荒れが抑制され、接触抵抗の増加、密着性の低下等の不良発生が防げる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換装置の製造方法に関する。
光電変換装置を形成する基板として従来結晶シリコンが主に用いられてきたが、近年、基板にガラスを用い、アモルファスシリコン層を光電変換層として用い、この光電変換層との間での電気的な処理に、ポリシリコン等で構成されるTFT(薄膜トランジスター)を用いる光電変換装置が精力的に研究されている。
結晶シリコン基板を用いた場合では、直径30cm程度の基板径が限度となるが、ガラス基板を用いることで、一辺が3m近い基板を用いることが可能となり、大型の光電変換装置を得ることが可能となる。また、一枚のウェファーから得られる光電変換装置の数が違ってくるため、基板そのものの値段差に加え、取れ数にも差が生じ、コスト面でも優位性を備えている。
TFTを備える光電変換装置を形成する場合、プロセス上の制約から、TFTのソース・ドレイン・コンタクト部に与える損傷を抑制する技術として、特許文献1〜4に示すものが知られている。このように、下地層の損傷を抑えることで、接触抵抗の増加、密着性の低下等の影響を緩和することが可能となる。
特開平5−41512号公報 特開平6−29510号公報 特開平6−61466号公報 特開2000−232215号公報
ソース・ドレイン・コンタクト部に限らずエッチングに伴う損傷により、たとえば接触抵抗の増加、密着性の低下が発生するという現象が発生する。特に、図9に示される構造を形成する場合、端子部10Bは有機平坦化層202のドライエッチング雰囲気、フォトダイオード20の領域を残してアモルファスシリコン層をエッチングするドライエッチング雰囲気、パッシベーション層207をウェットエッチングする緩衝フッ酸雰囲気に晒されることとなる。
この場合、端子部10Bを構成する導電金属層210にAlNd(アルミニウム:ネオジム)合金等を用いて低抵抗化させた場合、AlNd合金は腐蝕されてしまうという課題がある。耐腐食性の物質を用いれば、腐蝕に対して対応可能であるが、今度は電気抵抗の増加により、信号処理に必要な導電性を確保することが困難になるという課題が生じる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり以下の形態又は適用例として実現することが可能である。ここで、「主成分」とは、原子数比で50%以上を含むものと定義する。また、「上」とは、基板から見て光電変換素子がある方向を指すものとし、直接接触していない場合も含むものとして定義する。また、「端子部」とは光電変換装置の外にある電源装置や制御装置等の外部装置から電源の供給や制御信号を受ける部分や、光電変換装置の中で得られた信号を他の外部装置に送り出す部分を指し、光電変換素子と信号のやりとりをするための部分と定義する。また、「接続部」とは、接続部が配置されている導電層よりも上層の導電層と、電気的に接続するための部分として定義する。
[適用例1]本適用例にかかる光電変換装置の製造方法は、光電変換素子と、前記光電変換素子と信号のやりとりをするための端子部と、前記光電変換素子の電気的動作を制御する薄膜トランジスターと、を基板上に備えた光電変換装置の製造方法であって、前記基板上に、前記光電変換素子と接続するための前記薄膜トランジスターの半導体層と接続される接続電極部と、前記端子部と、を前記基板における平面視にて重ならない位置であって積層方向の同一層に形成する工程と、前記基板上に、前記接続電極部と、前記端子部と、を被覆する、単数または複数の層で構成される耐エッチング層を形成する工程と、前記基板における平面視にて、前記接続電極部と重なる領域と、前記端子部と重なる領域と、を開口させ、前記接続電極部の少なくとも一部と、前記端子部の少なくとも一部と、を露出させる工程と、導電性を備えた画素電極前駆体を形成する工程と、前記基板における平面視にて、前記接続電極部に重なる領域と、前記光電変換素子が配置されるべき領域と、前記接続電極部に重なる領域と前記光電変換素子が配置されるべき領域とを電気的に接続する領域とを少なくとも含む領域を残すように前記画素電極前駆体をエッチングし、画素電極を形成する工程と、光電変換素子前駆体を形成する工程と、前記光電変換素子前駆体を弗素を含むガス、または塩素を含むガスを用いてドライエッチングし、前記光電変換素子を形成する工程と、パッシベーション層を形成する工程と、前記パッシベーション層を弗酸を含む液を用いてウェットエッチングし、前記端子部を露出させる工程と、を含むことを特徴とする。
これによれば、端子部が受けるエッチング起因の損傷を抑えることが可能となる。端子部では、Alを主成分とした電気抵抗の低い導電金属層が、弗酸を含むエッチング液や、弗素を含むガス(プラズマを含む)、または塩素を含むガス(プラズマを含む)に耐性を有するTiN、MoまたはCrを主成分とする耐エッチング層により被覆されている。そのため、エッチングに用いられる薬液やプラズマ等の雰囲気から導電金属層は保護され、電気抵抗を下げることができ、高速応答が可能となる。また、端子部の表面ではエッチングによる損傷が抑えられる。そのため、端子部を介して接続される、外部装置と光電変換装置とを繋げる配線の接続強度を確保することができる。即ち、信頼性と画質に優れた光電変換装置の製造方法を提供することが可能となる。
[適用例2]上記適用例にかかる光電変換装置の製造方法であって、前記端子部における前記耐エッチング層の層厚は、前記光電変換素子の厚さの1/10以上の厚さを備えることを特徴とする。
上記した適用例によれば、光電変換素子前駆体をエッチングして光電変換素子を形成する工程で、耐エッチング層を残すことが可能となり、Alを主成分とした電気抵抗の低い導電金属層をエッチング雰囲気から保護することが可能となり、電気抵抗の増加を抑制することが可能となる。また、端子部の表面では耐エッチング層が残っているため、端子部を介して接続される、外部装置と光電変換装置とを繋げる配線の接続強度を確保することができる。即ち、信頼性と画質に優れた光電変換装置の製造方法を提供することが可能となる。
光電変換装置の配線構造を示す模式図であり、(a)は全体構成、(b)は光電変換装置が備えるフォトセンサーの拡大図。 フォトセンサーの概略構成を示す拡大断面図。 (a)、(b)は、光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図。 光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図。 光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図。 光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図。 光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図。 (a)はTi層を形成した後、フォトレジスト層で右半分を覆い、緩衝フッ酸に浸した後の表面状態のSEM観察像、(b)はTiN層を形成した後、フォトレジスト層で右半分を覆い、緩衝フッ酸に浸した後の表面状態のSEM観察像。 背景技術を説明するための光電変換装置の断面図。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態:全体構成)
以下、第1の実施形態として、光電変換装置の構成について説明する。図1は本実施形態の光電変換装置の配線構造を示す模式図であり、(a)は全体構成、(b)は光電変換装置が備えるフォトセンサーの拡大図である。図1(a)に示すように、本実施形態の光電変換装置100は、素子領域Aに互いに交差する方向に延びる走査線3aとデータ線6aとが設けられている。走査線3aは、走査線駆動回路102に接続され、データ線6aは、読み取り回路101に接続されている。フォトセンサー50は、走査線3aとデータ線6aとの交点付近に対応して形成され、素子領域Aにマトリックス状に配列されている。
また、図1(b)に示すように、走査線3aと並列に定電位線3bが設けられ、データ線6aと並列に定電位線12aが設けられている。定電位線3bは、走査線駆動回路102に接続され、定電位線12aは、読み取り回路101に接続されている。それぞれのフォトセンサー50において、定電位線12aと定電位線3bとの間には、光電変換素子としてのフォトダイオード20と、保持容量30とが直列に電気的に接続されて設けられている。ここで、保持容量30は透光性の物質により構成されていることが好ましく、この場合にはフォトダイオード20の下側にも保持容量30を配置することが可能となる。また、走査線3aにゲート電極10G(図2参照)が接続された薄膜トランジスターとしてのTFT40が形成されており、このTFT40のソース40S(図2参照)は、データ線6aに接続され、ドレイン40D(図2参照)は、フォトダイオード20と保持容量30との接続点に電気的に接続されている。本実施形態では、TFT40と、フォトダイオード20と、保持容量30とによりフォトセンサー50が構成されている。
図2は、本実施形態における光電変換装置が備える、フォトセンサー50と、読み取り回路101(図示せず)の一部を構成する薄膜トランジスターとしてのTFT10の概略構成を示す拡大断面図である。フォトセンサー50は、基板250、TFT40、光電変換素子としてのフォトダイオード20、層間絶縁層201、被覆層としての有機平坦化層202、画素電極としての画素電極203、パッシベーション層207、を備える。TFT10は端子部としての端子部10Bを備える。ここで、図面の視認性向上のため、保持容量30についての記載は省略している。
TFT10は、チャネル10CH、電界緩和部10LDD、ソース10S、ドレイン10D、ゲート絶縁層GI、ゲート電極10G、第1接続部10C、端子部10B、ドレイン電極10Eを備える。
チャネル10CHは、TFT10に流れる電流を制御し、ソース10S、ドレイン10D間のオン・オフを切り替える機能を有している。
ゲート絶縁層GIとゲート電極10Gは協働して、チャネル10CHにキャリアを誘起または排斥する機能を有している。
電界緩和部10LDDは、ソース10Sとチャネル10CH、ドレイン10Dとチャネル10CHとの間にかかる電界強度を緩和し、高電界によりキャリアが加速されることで発生するホットキャリアによるTFT10の劣化を抑制する機能を有している。
端子部10Bは、第1接続部10Cと、図示せぬ外部回路との間に備えられ、電気的に外部回路とドレイン10Dとを接続させる機能を有しており、ドレイン電極10E中に配置されている。端子部10BはAlNd合金を用いた導電金属層210と、TiN、MoまたはCrを主成分とする耐エッチング層211により構成されている。
TFT40は、チャネル40CH、電界緩和部40LDD、ソース40S、ドレイン40D、ゲート絶縁層GI、ゲート電極40G、第2接続部40C、接続電極部40B、ドレイン電極40Eを備える。
チャネル40CHは、TFT40に流れる電流を制御し、ソース40S、ドレイン40D間のオン・オフを切り替える機能を有している。
ゲート絶縁層GIとゲート電極40Gは協働して、チャネル40CHにキャリアを誘起または排斥する機能を有している。
電界緩和部40LDDは、ソース40Sとチャネル40CH、ドレイン40Dとチャネル40CHとの間にかかる電界強度を緩和し、高電界によりキャリアが加速されることで発生するホットキャリアによるTFT40の劣化を抑制する機能を有している。
接続電極部40Bは、第2接続部40Cと、画素電極203との間に備えられ、電気的に画素電極203とドレイン40Dとを接続させる機能を有しており、ドレイン電極40E中に配置されている。接続電極部40Bは、AlNd合金を用いた導電金属層210と、TiN、MoまたはCrを主成分とする耐エッチング層211により構成されている。
基板250は、上層にある構成物を支持している。基板250としては、たとえばガラスが好適に用いられる。平坦な構造を備えるガラスは、現在では一辺が3m程度のものが提供されており、多数の光電変換装置100を一度で製造することができるため、好適である。また、セラミック板等を基板として用いても良い。
層間絶縁層201は、TFT10やTFT40と、フォトダイオード20との間の電気的分離を行うために形成されている。また、層間絶縁層201は、交差する電気配線パターンを層間絶縁層201上側と下側に分けて通すことで、配線の自由度を向上させる機能を有している。ここで、層間絶縁層201に加え層間絶縁層を追加することで、配線の自由度をより高いものとすることも可能である。本実施形態では、一層のみを用いた例について説明している。
有機平坦化層202は、TFT10、TFT40や、電気配線で凸凹ができた面を覆い、平坦な面に戻す機能を有している。このように平坦化することで、TFT10やTFT40と基板250における平面視にて重なる領域にフォトダイオード20を形成することが可能となり、少ない面積で光感度が高いフォトセンサー50が得られる。有機平坦化層202は、アクリル等の有機樹脂を用いることができる。
パッシベーション層207は、TFT10、TFT40や有機平坦化層202を外部雰囲気から保護する機能を有している。
フォトダイオード20は、N+層204、I型半導体層206、P+層205を備える。なお、N+層204とP+層205はその位置を入れ替えても良い。この場合には、電気配線等の変更や、フォトダイオード20のバイアス条件変更等で対応することができる。なお、N+、P+とは、それぞれ高濃度のN型、高濃度のP型(たとえば1×1020cm-3以上程度)を意味する。ここで、I型半導体層206のN型不純物量(第1導電型不純物量)はN+層204より少なく、かつP型不純物量(第2導電型不純物量)はP+層205よりも少ない。I型半導体層206の空乏層は光電変換部として機能する。I型半導体層206中では不純物濃度が低い。そのため空乏層の伸びは大きくなる。従って、光電変換効率を高くすることが可能となる。
(変形例:全体構成)
ここで、上記した光電変換装置の変形例について説明する。上記した例では、端子部10Bが、読み取り回路101から送出される信号(電荷)を外部回路へ伝送するための中継点となるよう、読み取り回路101の一部を構成するTFT10の一部として構成したが、端子部10Bは、この構成に限られるものではなく、外部回路から送出される信号を走査線駆動回路102へ伝送するための中継点となるよう、走査線駆動回路102の一部を構成するTFT等の一部として構成しても良い。また、読み取り回路101や走査線駆動回路102を光電変換装置100の外部に設ける構成として、端子部10Bを、データ線6aから送出される信号(電荷)を読み取り回路101へ伝送するための中継点となるよう構成したり、走査線駆動回路102から送出される信号を走査線3aへ伝送するための中継点となるように構成したりしても良い。いずれの場合においても、端子部10Bは、TFT40の接続電極部40Bと同じ層に構成されている。
(第2の実施形態:光電変換装置の製造方法)
以下、本実施形態にかかる光電変換装置の製造方法について、図面を用いて説明する。図3(a)、(b)、図4〜図7は光電変換装置の製造方法を説明するための工程断面図である。
まず、工程1として、基板250上に、薄膜トランジスターとしてのTFT10、TFT40(図2参照)の主要部分(半導体部分)TFT半導体部10a、TFT半導体部40aを形成する。TFT半導体部10a、TFT半導体部40aの形成方法としては、たとえば、70nm程度の厚さを有するアモルファスシリコン層を形成し、エキシマレーザーアニールを行うことで結晶化させ、ポリシリコン層に改質する。次に、TFT半導体部10a、TFT半導体部40aとすべき領域を残してパターニングを行う。次に、酸化雰囲気で熱処理し、酸化膜を形成した後、CVD(化学気相堆積)法等によりゲート絶縁層GIを形成する。次に、たとえばアルミ合金等を成膜した後、パターニングを行い、ゲート電極10G、ゲート電極40Gを形成する。次に、たとえばゲート電極10G、ゲート電極40Gをマスクとして用いてイオン注入やプラズマドーピングを行い電界緩和部10LDD、電界緩和部40LDDを形成する。この工程では、別にマスクを用いても良い。次に、たとえばゲート電極10G、ゲート電極40Gを覆い、電界緩和部10LDD、電界緩和部40LDDを残す領域と基板250における平面視にて重なるマスクを形成して、イオン注入やプラズマドーピングを行い、ソース10Sとチャネル10CH(ゲート電極10Gの下部には不純物が入らず、チャネル10CHが残る)、ドレイン10Dを形成することでTFT半導体部10aが形成される。同時に、ソース40Sとチャネル40CH(ゲート電極40Gの下部には不純物が入らず、チャネル40CHが残る)、ドレイン40Dが形成され、TFT半導体部40aが形成される。ここまでの工程を終えた断面図を図3(a)に示す。
次に、工程2として、CVD法等を用いて層間絶縁層201を形成する。次に、パターニングを行い、端子部10B(図2参照)と電気的に導通を取る第1接続部10Cと、接続電極部40B(図2参照)と電気的に接続を取る第2接続部40Cに対応する第1接続開口部10Fと第2接続開口部40Fを開口する。
次に、工程3として、CVD法やスパッタ法を含むPVD(物理気相堆積)法等を用いて第1接続開口部10Fと第2接続開口部40Fを、たとえばスパッタ法を用い、AlNd合金等を用いた導電金属層210で充填し第1接続部10Cと第2接続部40Cとを形成する。ここで、第1接続開口部10Fと第2接続開口部40Fのアスペクト比が高い場合に、第1接続開口部10Fと第2接続開口部40Fを充填する具体例の一つとしては、たとえばタングステンCVD法を挙げることができる。この場合、導電性物質はタングステンとなる。
ここで、配線抵抗を低減させる場合には、タングステン層をエッチバックし、充填された第1接続部10Cと第2接続部40C領域を残してエッチングした後、Alを主成分(原子数比で50%以上)とするAlNd合金等を用いた導電金属層210を新たに形成しても良い。この場合、配線抵抗を低減させることが可能となる。
続けて、TiN、MoまたはCrを主成分(原子数比で50%以上)とする耐エッチング層211を形成する。耐エッチング層211の厚さは、図2に示すフォトダイオード20の厚さの10%以上の厚さを備えることが好適であり、フォトダイオード20の形成に用いられるフッ酸系のウェットエッチングに対して耐えることが可能となる。ここで、ウェットエッチングに用いられるエッチング液の組成によっては、10%未満の厚さにしても良い場合もある。
続けて、導電金属層210と耐エッチング層211のパターニングを行い、ドレイン電極10E、ドレイン電極40Eを形成する。ドレイン電極10Eには端子部10Bが、ドレイン電極40Eには接続電極部40Bがそれぞれ含まれている。ここまでの工程を終えた断面図を図3(b)に示す。
次に、工程4として、被覆層としての有機平坦化層202を形成する。有機平坦化層202は、たとえばアクリル樹脂を用いることが好適である。アクリル樹脂を用いることで、平坦性をより向上させることが可能となる。ここで、アクリル樹脂に代えて、ポリイミド系、ポリエステル系、メチルメタアクリレート系、エポキシ系等の樹脂を用いても良い。また、SiOxy(x=0、またはy=0を含む)やポーラス酸化珪素、ハフニウム酸化物、タンタル酸化物等の無機物を用いても良く、さらにはこれらの多層模を用いても良い。
次に、工程5として、基板250における平面視にて接続電極部40Bと重なる領域と、端子部10Bと重なる領域を開口させた第1レジスト層301を形成し、第1レジスト層301をマスクとして、有機平坦化層202を貫通させ、接続電極部40Bと端子部10Bとに達するコンタクトホールを酸素プラズマ等を用いたドライエッチング法を用いて形成する。ここで、有機平坦化層202に代えて平坦化層が2層以上の構成を備えている場合には、全ての平坦化層を貫通させて接続電極部40Bと端子部10Bとを露出させる。ここまでの工程を終えた断面図を図4に示す。この工程を終えた後、第1レジスト層301を除去する工程を行う。この工程を行うことで、端子部10Bはプラズマ雰囲気に晒されるが、耐エッチング層211により導電金属層210は保護される。そして耐エッチング層211はこのプラズマ雰囲気に耐えることができ、接触抵抗の増加等の劣化は殆ど発生しない。
なお、工程4において形成した有機平坦化層202を、感光性樹脂、例えば感光性のアクリル樹脂を用いて形成しても良い。この場合、工程5において、ステッパー等の露光装置を用いることにより露光を行い、その後現像処理をすることにより、接続電極部40Bと端子部10Bとを露出させるようにしても良い。
次に、工程6として、画素電極前駆体としての画素電極前駆体203aを形成し、基板250における平面視にて接続電極部40Bと重なる領域と、光電変換素子としてのフォトダイオード20と重なる領域を保護する第2レジスト層302を形成し、プラズマを用いたドライエッチングを行い、画素電極前駆体203aをエッチングし、画素電極203を形成する。この際に、画素電極203を確実にエッチングし切るためには、若干のオーバーエッチングが必要となる。そのため、画素電極203以外の領域にはプラズマダメージが加えられるが、端子部10Bは耐エッチング層211を備えているため導電金属層210は保護される。そして耐エッチング層211はこのプラズマ雰囲気に耐えることができ、接触抵抗の増加等の劣化は殆ど発生しない。ここまでの工程を終えた断面図を図5に示す。この工程を終えた後、第2レジスト層302を除去する工程を行う。第2レジスト層302は通常アルゴンプラズマや酸素プラズマを用いて除去されるが、端子部10Bはこのプラズマ雰囲気に対しても劣化が抑えられている。
次に、工程7として、フォトダイオード前駆体20aを堆積する。フォトダイオード前駆体20aは、N+層204、I型半導体層206、P+層205を積層して備えている。次に、フォトダイオード20が形成されるべき領域を保護する第3レジスト層303を形成し、第3レジスト層303をマスクとして、SF6やCF4等を用いたドライエッチングによりフォトダイオード20を形成する。この場合においても、フォトダイオード20以外の部分にはプラズマダメージが加えられるが、端子部10Bは耐エッチング層211を備えているため導電金属層210は保護される。そして耐エッチング層211はこのプラズマ雰囲気に耐えることができ、接触抵抗の増加等の劣化は殆ど発生しない。ここまでの工程を終えた断面図を図6に示す。この工程を終えた後、第3レジスト層303を除去する工程を行う。第3レジスト層303は通常アルゴンプラズマや酸素プラズマを用いて除去されるが、端子部10Bはこのプラズマ雰囲気からも保護されている。
次に、工程8として、パッシベーション層前駆体207aを堆積する。パッシベーション層前駆体207aとしては、たとえばSiOxy(x=0または、y=0を含む)を用いることが好適である。フォトダイオード20が位置する領域と、端子部10Bが位置する領域が開口された第4レジスト層304をマスクとして、フッ酸系のウェットエッチング液を用いて、端子部10Bとフォトダイオード20とを露出させる。端子部10Bはフッ酸系のウェットエッチング液に晒されるが、端子部10Bは耐エッチング層211を備えているため導電金属層210は保護される。そして耐エッチング層211はこのウェットエッチング液に耐えることができ、接触抵抗の増加等の劣化は殆ど発生しない。ここまでの工程を終えた断面図を図7に示す。この工程を終えた後、第4レジスト層304を除去する工程を行う。
以上記載した条件を用いることで、第1の実施形態に述べた光電変換装置100が形成される。この後、光電変換装置100上にITO(インジウム・錫・酸化物)電極等を形成する工程を行うことが好適となる。端子部10Bでは耐エッチング層211により導電金属層210が保護されているため、エッチングによるダメージが少なく抑えられている。そのため、端子部10BとITOとの間、あるいはITOを介しての図示せぬ外部回路との間との接触抵抗の増加、密着性の低下等の不良発生を抑制し、良好な接続特性を得ることが可能となる。
(第3の実施形態:耐エッチング層のエッチング耐性)
以下、耐エッチング層211に用いられるTiN、MoまたはCrの耐エッチング性について行った試験結果について説明する。ここでは、最も厳しい条件となるフッ酸系のウェットエッチング液に対する耐エッチング性について評価した。ここで、耐エッチング層211に代えて参照用のサンプルとして、金属チタン(Ti)を用いたものと比較している。フッ酸系のウェットエッチング液としてはいわゆる緩衝フッ酸を用いている。図8(a)はTi層を形成した後、フォトレジスト層で右半分を覆い、緩衝フッ酸に浸したもの、図8(b)はTiN層を形成した後、フォトレジスト層で右半分を覆い、緩衝フッ酸に浸したものであり、緩衝フッ酸処理後、フォトレジストを剥がし、反射型電子顕微鏡(SEM)により表面状態を観察したものである。
図8(a)に示すように、Ti層を形成したものでは、緩衝フッ酸処理によりTi層はほぼ消滅し、さらにレジストで覆われた領域にまで緩衝フッ酸が侵入し、Ti層を侵食していることがわかる。
それに対して、TiN層を形成したものでは、若干の荒れは見られるものの、ほぼ侵食されることなく持ちこたえていることがわかる。この現象は、MoまたはCrを用いた場合でもほぼ同様の結果を示しており、TiN、MoまたはCrを主成分とするものを耐エッチング層211に用いることが好適であることがわかる。
ここでAlは、Moに対して比抵抗は2倍程度、Crに対しては4倍程度、TiNに対しては10倍程度導電性が大きい。そのため、Alを主成分とした導電金属層210を用い、耐エッチング層211で覆うことで、大きな段差を形成することなく低抵抗な配線構造を得ることが可能となる。特に、TiNを耐エッチング層211に用いた場合には、TiNの光反射率が他の金属よりも小さいため、レジスト層をパターニングするための露光工程でのハレーションが抑えられ、より精密なパターン形成が可能となる。
3a…走査線、3b…定電位線、6a…データ線、10…TFT、10B…端子部、10C…第1接続部、10CH…チャネル、10D…ドレイン、10E…ドレイン電極、10F…第1接続開口部、10G…ゲート電極、10LDD…電界緩和部、10S…ソース、10a…TFT半導体部、12a…定電位線、20…フォトダイオード、20a…フォトダイオード前駆体、30…保持容量、40…TFT、40B…接続電極部、40C…第2接続部、40CH…チャネル、40D…ドレイン、40E…ドレイン電極、40F…第2接続開口部、40a…TFT半導体部、40G…ゲート電極、40LDD…電界緩和部、40S…ソース、50…フォトセンサー、100…光電変換装置、101…読み取り回路、102…走査線駆動回路、201…層間絶縁層、202…有機平坦化層、203…画素電極、203a…画素電極前駆体、204…N+層、205…P+層、206…I型半導体層、207…パッシベーション層、207a…パッシベーション層前駆体、210…導電金属層、211…耐エッチング層、250…基板、301…第1レジスト層、302…第2レジスト層、303…第3レジスト層、304…第4レジスト層。

Claims (2)

  1. 光電変換素子と、前記光電変換素子と信号のやりとりをするための端子部と、前記光電変換素子の電気的動作を制御する薄膜トランジスターと、を基板上に備えた光電変換装置の製造方法であって、
    前記基板上に、前記光電変換素子と接続するための前記薄膜トランジスターの半導体層と接続される接続電極部と、前記端子部と、を前記基板における平面視にて重ならない位置であって積層方向の同一層に形成する工程と、
    前記基板上に、前記接続電極部と、前記端子部と、を被覆する、単数または複数の層で構成される耐エッチング層を形成する工程と、
    前記基板における平面視にて、前記接続電極部と重なる領域と、前記端子部と重なる領域と、を開口させ、前記接続電極部の少なくとも一部と、前記端子部の少なくとも一部と、を露出させる工程と、
    導電性を備えた画素電極前駆体を形成する工程と、
    前記基板における平面視にて、前記接続電極部に重なる領域と、前記光電変換素子が配置されるべき領域と、前記接続電極部に重なる領域と前記光電変換素子が配置されるべき領域とを電気的に接続する領域とを少なくとも含む領域を残すように前記画素電極前駆体をエッチングし、画素電極を形成する工程と、
    光電変換素子前駆体を形成する工程と、
    前記光電変換素子前駆体を弗素を含むガス、または塩素を含むガスを用いてドライエッチングし、前記光電変換素子を形成する工程と、
    パッシベーション層を形成する工程と、
    前記パッシベーション層を弗酸を含む液を用いてウェットエッチングし、前記端子部を露出させる工程と、
    を含むことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の光電変換装置の製造方法であって、前記端子部における前記耐エッチング層の層厚は、前記光電変換素子の厚さの1/10以上の厚さを備えることを特徴とする光電変換装置の製造方法。
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