JP2010255228A - プラットホーム用タイルの施工方法 - Google Patents

プラットホーム用タイルの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】埋設タイプの表示器を駅のプラットホームに設置する場合に、駅のプラットホームを掘り起こしてLED表示器の取付と接続配線などを行っており、作業に手間がかかった。
【解決手段】プラットホーム1は、着脱枠体3の埋設された埋設体固定タイル11と、電線引出孔を有する電線引出タイルと、電線挿通孔を有する電線挿通タイルを躯体に設置し、設置した埋設体固定タイル11に埋設された着脱枠体3同士を配線で接続して構成される。埋設体固定タイル11の施工方法には、LED表示器2を収容して固定する着脱枠体3を備えた埋設体固定タイル11を、プラットホーム1の躯体に配置する工程と、躯体に配置された埋設体固定タイル11の隣り合う着脱枠体3に収容される各LED表示器2の配線同士を接続する工程と、配線同士を接続されたLED表示器2を、着脱枠体3に収容して固定する工程とが含まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、駅のプラットホーム用タイルの施工方法に関するものであり、例えば表示器取付用のシャーシと一体化されたタイルを用いたプラットホーム用タイルの施工方法に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に示すようなものがある。すなわち、特許文献1には、列車接近表示灯等を駅のプラットホームの床面から突出しないよう設置し、保守や交換の際にプラットホームの床面を掘り返す必要がなく、作業を容易にすることができ、工事も簡単にしたホーム設備の取付構造について開示されている。
特開2007−169937号公報
この種の埋設タイプの表示装置では、既設のプラットホームに新規に表示装置を据え付ける場合には、プラットホームを掘り起こしてLED表示器を取り付けるシャーシ本体を埋設してLED表示器の取り付けと接続配線などを行っている。これらの設置作業は、列車の終電から始発までの限られた時間内に作業を終わらせる必要があった。また、LED表示器を取り付けるシャーシ本体を埋設するためにプラットホームのタイルを掘り起こして、タイルにLED表示器取り付け用のシャーシ本体を埋め込むための切り欠き加工を行っているので、住宅街では夜間の騒音となり、工事の妨げとなっている。また、これらの工事は数日間を要するので、近隣から騒音苦情の元になっている。
本発明は斯かる課題を鑑みてなされたもので、上記課題を解決し、表示装置の設置及びLED表示器の取り付けと交換を騒音を出すことなく容易に行える駅のプラットホーム用タイルの施工方法を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明のプラットホーム用タイルの第1の施工方法は、埋設体が固定される埋設体着脱枠体を有する埋設体固定タイルと、電線引出孔を有する電線引出タイルと、電線挿通孔を有する電線挿通タイルとを用いた、プラットホーム用タイルの施工方法であって、前記プラットホームの躯体に各前記タイルを配置するタイル配置工程と、該タイル配置工程で配置された前記電線引出タイルの前記電線引出孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する第1の配線挿通工程と、該タイル配置工程で配置された前記埋設体固定タイルの前記埋設体着脱枠体に収容される各前記埋設体に対する接続配線を行う接続配線工程と、該タイル配置工程で配置された前記電線挿通タイルの前記電線挿通孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する第2の配線挿通工程と、前記埋設体着脱枠体に固定する埋設体収容工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明のプラットホーム用タイルの第2の施工方法は、埋設体が固定される埋設体着脱枠体を有する埋設体固定タイルと、電線引出孔を有する電線引出タイルと、通常タイルとを用いた、プラットホーム用タイルの施工方法であって、前記プラットホームの躯体に各前記タイルを配置するタイル配置工程と、該タイル配置工程で配置された前記電線引出タイルの前記電線引出孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する配線挿通工程と、該タイル配置工程で配置された前記埋設体固定タイルの前記埋設体着脱枠体に収容される各前記埋設体に対する接続配線を行う接続配線工程と、前記埋設体着脱枠体に固定する埋設体収容工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記タイルの前記埋設体着脱枠体同士を、カプラを用いて連結する着脱枠体連結工程を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記埋設体着脱枠体に設けられたケーブル収容室に前記配線を収容する電線収容工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、プラットホームの躯体にタイルを設置する作業で、夜間の騒音もなく、短時間でスレッドライン表示装置を備えたプラットホームを容易に構築できる。
本発明の一実施形態のプラットホーム用タイルの第1の施工方法で構築されたプラットホームを部分的に示す図であり、(a)は平面図,(b)は正面図である。 本発明の一実施形態のプラットホーム用タイルの第1の施工方法を示すフローチャートである。 プラットホームの躯体に第1の施工方法で各タイルを仮設置した状態を示す図である。 プラットホームの構築に用いる埋設体固定タイルを示す図であり、(a)は平面図,(b)は右側から見た断面図である。 (a)は埋設体固定タイルが備える着脱枠体にフルカプラを取り付けた状態,(b)はハーフカプラを取り付けた状態を示す図である。 (a)は着脱枠体に取り付けられるフルカプラ,(b)はハーフカプラを示す図である。 着脱枠体のケーブル収容室にケーブルを収容した状態を示す図である。 埋設体固定タイルが備える着脱枠体からLED表示器を着脱する状態を示す図である。 埋設体固定タイルが備える着脱枠体にLED表示器を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のプラットホーム用タイルの第2の施工方法で構築されたプラットホームを部分的に示す図であり、(a)は平面図,(b)は正面図である。 プラットホームの躯体に第2の施工方法で各タイルを仮設置した状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の最良の形態を説明する。図1は、本実施形態のプラットホーム用タイルの第1の施工方法で構築されたプラットホーム1を部分的に示す図であり、(a)は平面図,(b)は正面図である。
図1に示すように、プラットホーム1は、躯体が備える床版10の前縁部の上面にコンクリート製の複数のタイルを左右方向に並べて構成されている。タイルには、埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,及び電線挿通タイル13の3種類がある。埋設体固定タイル11は、発光表示用のLED表示器2を備えている。電線引出タイル12は、LED表示器2への電源供給用の配線(外線ケーブル)を引き出す電線引出孔12aを備えている。電線挿通タイル13は、LED表示器2への電源供給用の配線(結線ケーブル)を挿通される電線挿通孔13aを備えている。埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,及び電線挿通タイル13は、略矩形の平板状を呈しており、滑り止め用の複数のゴム板g(滑止部材)が、前後方向に所定間隔で上面に配置されている。
このような構成を有するプラットホーム1にタイルを設置してスレッドライン表示装置を形成するプラットホーム用タイルの第1の施工方法の一例を説明する。図2は、埋設体固定タイル11の施工方法を示すフローチャートである。図3は、プラットホーム1の躯体にタイルを仮設置した状態を示す図である。図4は、プラットホーム1の構築に用いる埋設体固定タイル11を示す図であり、(a)は平面図,(b)は右側から見た断面図である。図5は、埋設体固定タイル11が備える着脱枠体3同士をフルカプラ4A、ハーフカプラ4Bで連結した状態を示す図である。図6は、着脱枠体に取り付けられるフルカプラ4A、ハーフカプラ4Bを示す図であり、(a)はフルカプラ4A,(b)はハーフカプラ4Bである。図7は、着脱枠体3のケーブル収容室3Aにケーブル23を収容した状態を示す図である。図8は、埋設体固定タイル11が備える着脱枠体3からLED表示器2を着脱する状態を示す図である。図9は、埋設体固定タイル11が備える着脱枠体3にLED表示器2を取り付けた状態を示す斜視図である。
プラットホーム1にスレッドライン表示装置を構築する際には、まず、砂と混ぜ合わせて空練りした空練セメントを床版10の上面に敷き、その上に埋設体固定タイル11を左右方向に並べて配置してレベル出しを行い、図3に示すように、着脱枠体3が前後に2列に並んで配置されるように埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,電線挿通タイル13を仮設置する(図2:S1)。スレッドライン表示装置を構成する複数の埋設体固定タイル11のうちの左端の埋設体固定タイル11の左隣には電線引出タイル12が、右端の埋設体固定タイル11の右隣には電線挿通タイル13がそれぞれ配置される。
図4に拡大して示すように、埋設体固定タイル11の前端部には、埋設体固定タイル11へのLED表示器2の着脱に用いる着脱枠体3が、前後に並んで備えられている。着脱枠体3は、ゴム板gの間に配置されて、埋設体固定タイル11の左右方向に延びている。
着脱枠体3は、断面略U字状を呈して左右方向に延びて埋設体固定タイル11に固定された枠本体31と、枠本体31を上下方向に隔てる仕切枠32とを備えている。仕切枠32と枠本体31の底板との間には、ケーブル収容室3Aが形成されており、仕切枠32の左右の端部にはLED表示器2のケーブル23をケーブル収容室3A内に導くための電線導入口32aが設けられている。仕切枠32の左右の端部にはそれぞれ後述するネジ止部38が備えられている。
図3に示すように、各埋設体固定タイル11の着脱枠体3は、前後2列に並んで左右方向に配列される。また、電線引出タイル12の電線引出孔12aと右隣の埋設体固定タイル11の後側の1つの着脱枠体3の内側とが連通し、電線挿通タイル13の電線挿通孔13aと右端の埋設体固定タイル11の前後2つの着脱枠体3の内側とが連通する。
埋設体固定タイル11を仮設置した後、図5(a)に示すように、隣り合う埋設体固定タイル11の着脱枠体3同士がフルカプラ4Aで連結される。また、図5(b)に示すように、電線引出タイル12又は電線挿通タイル13と隣り合う着脱枠体3の端部には、ハーフカプラ4Bが取り付けられる(図2:S2)。
図6(a)に示すように、フルカプラ4Aは、断面略U字状を呈して左右方向に延びた本体枠41と、本体枠41の前板と後板との間に架け渡されたキャップ42とを備えている。本体枠41の底板の四隅には、それぞれ貫通孔41aが設けられている。ハーフカプラ4Bは、フルカプラ4Aの本体枠41をキャップ42を境とした左側又は右側を切断した概略形状を有している。フルカプラ4A,ハーフカプラ4Bは、キャップ42を備えない構成とすることもでき、本実施形態ではキャップ42を備えないフルカプラ4A,ハーフカプラ4Bについて説明する。フルカプラ4Aは、右端側を着脱枠体3が備える枠本体31の左端部に、左端側を枠本体31の右端部にそれぞれ収容し、着脱枠体3の左右の端部に貫通孔41aを挿通したネジ4A1でネジ止めされて固定される。ハーフカプラ4Bは、着脱枠体3が備える枠本体31の右端部又は左端部にそれぞれ収容され、着脱枠体3の右又は左の端部に貫通孔41aを挿通したネジ4B1でネジ止めされて固定される。フルカプラ4A,ハーフカプラ4Bは、着脱枠体3に対するフルカプラ4A,ハーフカプラ4Bの位置調整ができる程度の強さでネジ止めされる。
フルカプラ4A,ハーフカプラ4Bの取付後には、電線引出タイル12の電線引出孔12aに外線ケーブルが挿通され(図2:S3(第1の配線挿通工程))、電線引出タイル12の前面開口部で電線引出孔12aから延出した外線ケーブルが保護部材5で保護される。外線ケーブルは、埋設体固定タイル11側の開口から電線引出孔12aに押し込むようにして挿入され、前端側の開口から引き出される。外線ケーブルは、着脱枠体3内で予長が若干ある程度に、電線引出孔12aから延びるまで引き出される。
保護部材5は、電線引出孔12aに嵌め込まれる筒状の接続筒51と、接続筒51と嵌め合わされるチューブ52とを備えている。埋設体固定タイル11側の電線引出孔12aの開口部から延出した外線ケーブルの端部には、コネクタが設けられている。外線ケーブルの挿通作業を行った後、埋設体固定タイル11の後側に位置する各着脱枠体3にLED表示器2が取り付けられる。なお、電線挿通タイル13の隣りに位置する埋設体固定タイル11の着脱枠体3には、後述する結線ケーブルを電線挿通孔13aに挿通した後に、LED表示器2の取り付けが行われる。
埋設体固定タイル11に埋設するLED表示器2の左右の端部からは、電源供給用のケーブル23が延びており(図9参照)、ケーブル23の先端にはコネクタ23aが備えられている。
着脱枠体3にLED表示器2を取り付ける際には、まず、外線ケーブルのコネクタ又は隣り合うLED表示器2のケーブル23同士をコネクタ23aで接続し(図2:S4)、図7に示すように、仕切枠32の電線導入口32aから枠本体31と仕切枠32の間のケーブル収容室3Aに、ケーブル23及びコネクタ23a(外線ケーブル及びコネクタ)を収容する(図2:S5)。
その後、着脱枠体3にLED表示器2が収納されて取り付けられる。図8(a)に示すように、LED表示器2は、仕切枠32の仕切板321に載置され、樹脂22で枠体21に固定されたネジ座25の雌ネジ孔25aを通して、ネジ止部38の雌ネジ孔にネジ26を螺着することで着脱枠体3に取り付けられる(図2:S6)。ネジ26の頭部には、上述した蓋体2bが嵌め合わされて取り付けられる。なお、ネジ止部38の雌ネジ孔は、雌ネジ孔25aよりも大きな径を有しており、この雌ネジ孔にはネジ26が螺合されない。
このようにして、埋設体固定タイル11の後側に位置する各着脱枠体3にLED表示器2が順に取り付けられ、電線挿通タイル13が備える電線挿通孔13aの1つ手前の着脱枠体3までLED表示器2が取り付けられると、電線挿通タイル13の電線挿通孔13aに結線ケーブルが挿通される(図2:S7(第2の配線挿通工程))。その後、埋設体固定タイル11の後側に位置する各着脱枠体3に対するのと同様に、ケーブル23同士の接続(図2:S8),ケーブル収容室3Aへのケーブル23の収容(図2:S9)、LED表示器2の取り付け(図2:S10)が行われ、埋設体固定タイル11の前側に位置する各着脱枠体3にLED表示器2が取り付けられる。この際、電線引出タイル12の右隣に配置されるLED表示器20(図1参照)の左端部側の片方のコネクタ23aには、エンドキャップが接続されて保護される。
全ての着脱枠体3にLED表示器2を収納した後、各埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,電線挿通タイル13間の隙間が、目地セメントでシールされて目地止めされる。また、LED表示器2と着脱枠体3との間もシールされる。LED表示器2と着脱枠体3との間に充填された目地セメントは、スポンジ24により下方への移動を規制される。このような作業により、図1に示すように、スレッドライン表示装置を備えたプラットホームが構築される。なお、目地止めを行う前には、各埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,電線挿通タイル13間の隙間に樹脂製の棒体からなるスペーサ(不図示)を収容して、ケーブル23(外線ケーブル、結線ケーブル)上に載置し、埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,電線挿通タイル13間の隙間をスペーサで上下に隔てることで、下方への目地セメントの進入が防止される。キャップ42を備えたフルカプラ4Aまたはハーフカプラ4Bを使用した場合には、キャップ42により目地セメントの侵入が防止されるのでスペーサは不要である。
また、プラットホーム1に設置されたLED表示器2を交換する際には、タガネやマイナスドライバーの様な刃先を有した工具でLED表示器2の四隅の目地セメントを除去し、LED表示器2に取り付けられた蓋体2bを取り外す。蓋体2bは、キリ等の工具を突き刺して持ち上げることで取り外すことができる。その後、ネジ止部38の雌ネジ孔に螺着されたネジ26を取り外した後、図8(b)に示すように、ネジ26よりも大きな径の雄ネジ部を備えた分解工具BKを、ネジ座25の雌ネジ孔25aに矢印Aで示すようにねじ込み、続いて矢印Bに示すように持ち上げることで、着脱枠体3から取り外される。その後、上述したLED表示器2の取り付けと同様の作業を行うことで、交換用の新たなLED表示器2が着脱枠体3に取り付けられる。このようにして、スレッドライン表示装置の交換作業が行われる。なお、外線ケーブルを交換する際には、電線引出タイル12の隣の埋設体固定タイル11に取り付けられた1つのLED表示器2を一度取り外す必要がある。また、結線ケーブルを交換する際には、電線挿通タイル13の隣の埋設体固定タイル11に取り付けられた2つのLED表示器2を一度取り外す必要がある。
次に、本発明のプラットホーム用タイルの第2の施工方法について説明する。
図10は、本実施形態のプラットホーム用タイルの第2の施工方法で構築されたプラットホーム1を部分的に示す図であり、(a)は平面図,(b)は正面図である。
図10に示すように、プラットホーム1は、躯体が備える床版10の前縁部の上面にコンクリート製の複数のタイルを左右方向に並べて構成されている。タイルには、埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,及び通常タイル15の3種類がある。埋設体固定タイル11は、発光表示用のLED表示器2を備えている。電線引出タイル12は、LED表示器2への電源供給用の配線(外線ケーブル)を引き出す電線引出孔12aを備えている。通常タイル15は、LED表示器2及び電線挿通孔13aを備えていない通常のタイルである。埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,及び通常タイル15は、略矩形の平板状を呈しており、滑り止め用の複数のゴム板g(滑止部材)が、前後方向に所定間隔で上面に配置されている。
このような構成を有するプラットホーム1にタイルを設置してスレッドライン表示装置を形成するプラットホーム用タイルの第2の施工方法の一例を説明する。なお、第2の施工方法の説明は、第1の施工方法との相違する施工方法について説明する。
プラットホーム1にスレッドライン表示装置を構築する際には、まず、砂と混ぜ合わせて空練りした空練セメントを床版10の上面に敷き、その上に埋設体固定タイル11を左右方向に並べて配置してレベル出しを行い、図11に示すように、着脱枠体3が1列に並んで配置されるように埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,通常タイル15を仮設置する(図2:S1)。この場合に、通常タイル15の替わりに、電線挿通タイル13を用いてもよい。スレッドライン表示装置を構成する複数の埋設体固定タイル11のうちの左端の埋設体固定タイル11の左隣には電線引出タイル12が、右端の埋設体固定タイル11の右隣には通常タイル15または電線挿通タイル13がそれぞれ配置される。
図11に示すように、各埋設体固定タイル11の着脱枠体3は、1列に並んで左右方向に配列される。また、電線引出タイル12の電線引出孔12aと右隣の埋設体固定タイル11の着脱枠体3の内側とが連通する。
埋設体固定タイルを仮設置した後、図5(a)に示すように、隣り合う埋設体固定タイル11の着脱枠体3同士がフルカプラ4Aで連結される。また、図5(b)に示すように、電線引出タイル12又は電線挿通タイル13と隣り合う着脱枠体3の端部には、ハーフカプラ4Bが取り付けられる(図2:S2)。
フルカプラ4A,ハーフカプラ4Bの取付後には、電線引出タイル12の電線引出孔12aに外線ケーブルが挿通され(図2:S3(第1の配線挿通工程))、電線引出タイル12の前面開口部で電線引出孔12aから延出した外線ケーブルが保護部材5で保護される。外線ケーブルは、埋設体固定タイル11側の開口から電線引出孔12aに押し込むようにして挿入され、前端側の開口から引き出される。外線ケーブルは、着脱枠体3内で予長が若干ある程度に、電線引出孔12aから延びるまで引き出される。
保護部材5は、電線引出孔12aに嵌め込まれる筒状の接続筒51と、接続筒51と嵌め合わされるチューブ52とを備えている。埋設体固定タイル11側の電線引出孔12aの開口部から延出した外線ケーブルの端部には、コネクタが設けられている。外線ケーブルの挿通作業を行った後、埋設体固定タイル11の各着脱枠体3にLED表示器2が取り付けられる。
着脱枠体3にLED表示器2を取り付ける際には、まず、外線ケーブルのコネクタ又は隣り合うLED表示器2のケーブル23同士をコネクタ23aで接続し(図2:S4)、図7に示すように、仕切枠32の電線導入口32aから枠本体31と仕切枠32の間のケーブル収容室3Aに、ケーブル23及びコネクタ23a(外線ケーブル及びコネクタ)を収容する(図2:S5)。
その後、着脱枠体3にLED表示器2が収納されて取り付けられる。図8(a)に示すように、LED表示器2は、仕切枠32の仕切板321に載置され、樹脂22で枠体21に固定されたネジ座25の雌ネジ孔25aを通して、ネジ止部38の雌ネジ孔にネジ26を螺着することで着脱枠体3に取り付けられる(図2:S6)。ネジ26の頭部には、上述した蓋体2bが嵌め合わされて取り付けられる。なお、ネジ止部38の雌ネジ孔は、雌ネジ孔25aよりも大きな径を有しており、この雌ネジ孔にはネジ26が螺合されない。
このようにして、埋設体固定タイル11の各着脱枠体3にLED表示器2が順に取り付けられ、通常タイル15または電線挿通タイル13の1つ手前の着脱枠体3までLED表示器2が取り付けられる。この際、通常タイル15または電線挿通タイル13の電線引出タイル12の左隣に配置されるLED表示器20の右端部側の片方のコネクタ23aには、エンドキャップが接続されて保護される。
全ての着脱枠体3にLED表示器2を収納した後、各埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,通常タイル15または電線挿通タイル13の隙間が、目地セメントでシールされて目地止めされる。また、LED表示器2と着脱枠体3との間もシールされる。LED表示器2と着脱枠体3との間に充填された目地セメントは、スポンジ24により下方への移動を規制される。このような作業により、図10に示すように、スレッドライン表示装置を備えたプラットホームが構築される。なお、目地止めを行う前には、各埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,通常タイル15または電線挿通タイル13間の隙間に樹脂製の棒体からなるスペーサ(不図示)を収容して、ケーブル23(外線ケーブル、結線ケーブル)上に載置し、埋設体固定タイル11,電線引出タイル12,通常タイル15または電線挿通タイル13間の隙間をスペーサで上下に隔てることで、下方への目地セメントの進入が防止される。キャップ42を備えたフルカプラ4Aまたはハーフカプラ4Bを使用した場合には、キャップ42により目地セメントの侵入が防止されるのでスペーサは不要である。
本実施形態によれば、躯体が備える床版10に埋設体固定タイル11と、埋設体固定タイル11の両端に配置する電線引出タイル12と、通常タイル15または電線挿通タイル13を設置して配線接続し、着脱枠体3にLED表示器2を装着するという簡単な作業で、プラットホーム1にスレッドライン表示装置を構築することができる。
また、床版10に設置されたタイルを埋設体固定タイル11と、埋設体固定タイル11の両端に配置する電線引出タイル12と、通常タイル15または電線挿通タイル13に交換し、埋設体固定タイル11の着脱枠体3にLED表示器2を装着するだけで、スレッドライン表示装置を構築できるので、騒音を生じることなく工事を行うことができる。
また、本実施形態によれば、フルカプラ4Aを用いて着脱枠体3同士を連結することで、埋設体固定タイル11同士を接続し、プラットホーム1に対する各埋設体固定タイル11の位置ずれを抑えて位置決めを正確に行うことができる。
また、本実施形態によれば、着脱枠体3に備えられたケーブル収容室3Aにケーブル23を収容することで、LED表示器2の備えるケーブル23の配索が容易になり、LED表示器2の取付作業も容易にすることができる。
なお、上記実施形態では、埋設体固定タイル11、電線引出タイル12、電線挿通タイル13、通常タイル15の本体がコンクリートから形成されている場合について説明した。しかしながら、埋設体固定タイル11をタイル状に形成できるのであれば、本体の材質は任意であり、例えば、モルタルや人工石、天然石を用いることもできる。また、埋設体固定タイル11は、着脱枠体3を埋設した粘土製の本体を焼き上げたものを用いてもよい。また、上記実施形態では、着脱枠体3に収容して埋設体固定タイル11に埋設する埋設体として、プラットホーム1のスレッドライン表示装置を構成するLED表示器2を用いた場合について説明したが、着脱枠体3に着脱して埋設体固定タイル11に埋設する埋設体の種類は任意であり、例えば、音声出力を行う出音装置を埋設体として用いることもできる。
また、上記実施形態では、埋設体固定タイル11が2つの着脱枠体3を前後に並べて備え、各着脱枠体3にLED表示器2を設置することでプラットホーム1に2列のスレッドラインを備えたスレッドライン表示装置が形成される場合と、1本のスレッドラインをプラットホーム1に形成する場合について説明した。1本のスレッドラインをプラットホーム1に形成する場合には、スレッドライン同士を結線ケーブルで接続する必要がないことから、電線挿通タイル13に代えて電線挿通孔13aを備えていないタイルを床版10に設置することで、プラットホーム1が形成される。この場合には、電線挿通孔13aを備えていない通常タイル15に代えて電線挿通タイル13を用いてもよい。また、3本以上のスレッドラインをプラットホーム1に形成する場合には、電線引出タイル12が電線引出孔12aだけでなく電線挿通孔も備える構成とし、外線ケーブルに接続されていないスレッドライン同士を電線引出タイル12の電線挿通孔に挿通させた結線ケーブルで接続してもよい。
1 プラットホーム
10 床版
11 埋設体固定タイル
12 電線引出タイル
12a 電線引出孔
13 電線挿通タイル
13a 電線挿通孔
15 通常タイル
2,20 LED表示器
2b 蓋体
21 枠体
22 樹脂
23 ケーブル
23a コネクタ
24 スポンジ
25 ネジ座
25a 雌ネジ孔
26 ネジ
3 着脱枠体
3A ケーブル収容室
3 着脱枠体
31 枠本体
32 仕切枠
32a 電線導入口
321 仕切板
33 位置決め片
34 支持棒
35 被着部
38 ネジ止部
4A フルカプラ
4A1 ネジ
4B ハーフカプラ
4B1 ネジ
41 本体枠
41a 貫通孔
42 キャップ
g ゴム板(滑止部材)

Claims (4)

  1. 埋設体が固定される埋設体着脱枠体を有する埋設体固定タイルと、電線引出孔を有する電線引出タイルと、電線挿通孔を有する電線挿通タイルとを用いた、プラットホーム用タイルの施工方法であって、
    前記プラットホームの躯体に各前記タイルを配置するタイル配置工程と、
    該タイル配置工程で配置された前記電線引出タイルの前記電線引出孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する第1の配線挿通工程と、
    該タイル配置工程で配置された前記埋設体固定タイルの前記埋設体着脱枠体に収容される各前記埋設体に対する接続配線を行う接続配線工程と、
    該タイル配置工程で配置された前記電線挿通タイルの前記電線挿通孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する第2の配線挿通工程と、
    前記埋設体着脱枠体に固定する埋設体収容工程と
    を備えることを特徴とするプラットホーム用タイルの施工方法。
  2. 埋設体が固定される埋設体着脱枠体を有する埋設体固定タイルと、電線引出孔を有する電線引出タイルと、通常タイルとを用いた、プラットホーム用タイルの施工方法であって、
    前記プラットホームの躯体に各前記タイルを配置するタイル配置工程と、
    該タイル配置工程で配置された前記電線引出タイルの前記電線引出孔に前記埋設体に接続する配線を挿通する配線挿通工程と、
    該タイル配置工程で配置された前記埋設体固定タイルの前記埋設体着脱枠体に収容される各前記埋設体に対する接続配線を行う接続配線工程と、
    前記埋設体着脱枠体に固定する埋設体収容工程と
    を備えることを特徴とするプラットホーム用タイルの施工方法。
  3. 前記タイルの前記埋設体着脱枠体同士を、カプラを用いて連結する着脱枠体連結工程を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプラットホーム用タイルの施工方法。
  4. 前記埋設体着脱枠体に設けられたケーブル収容室に前記配線を収容する電線収容工程を備えることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれか一記載のプラットホーム用タイルの施工方法。
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