JP2010254448A - 媒体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送する媒体が薄い媒体であっても、媒体の損傷を防止する手段を提供する。
【解決手段】媒体Pの搬送方向に回転可能に支持されたフィードローラ11と、フィードローラ11を押圧するプレッシャローラ12と、搬送される媒体Pの搬送方向に沿った一方の側端を案内する基準ガイドとを備え、フィードローラ11とプレッシャローラ12との間に挟持した媒体Pを往復方向に搬送する媒体搬送装置において、プレッシャローラ12を、固定端15aを中心に回動可能に片持支持する板バネ15と、板バネ15の自由端15bに配置され、プレッシャローラ12の回転軸13の基準ガイド側の一の端部を回転可能に支持する円形の支持軸受部と、回転軸13の他の端部を回転可能に支持し、吸引方向に下る方向に傾斜させた長円形の傾斜軸受部19とを設け、板バネ15の固定端15aを、プレッシャローラ12の吸引方向の下流側に配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、媒体を搬送処理する媒体搬送装置に係わり、特に媒体を整列して搬送する媒体搬送装置に関する。
従来の通帳伝票プリンタ等に用いられる媒体搬送装置は、通帳、証書、伝票等の媒体Pの搬送方向の直交方向の両端部を回転可能に支持されたフィードローラと、フィードローラに従動して回転しフィードローラを押圧するプレッシャローラと、搬送される媒体Pの搬送方向に沿った一方の側端を案内する基準ガイドと、搬送される媒体Pの鉛直方向にプレッシャローラを付勢するスプリングと、プレッシャローラ軸の基準ガイド側の端部を回転可能に支持する円形の軸受部と、その反対側の端部を回転可能に支持し搬送方向と平行に設けられた長円形の軸受部とを備え、媒体Pを、フィードローラとプレッシャローラとの間に挟持して往復方向に搬送する場合に、吸入方向に搬送するときは、長円形の軸受部により形成したプレッシャローラ軸との遊びを利用して、プレッシャローラを円形の軸受部を中心として角度β分吸引方向に傾け、排出方向に搬送するときは、プレッシャローラを円形の軸受部を中心として角度β分排出方向に傾けて、搬送される媒体Pの搬送方向に沿った側端を基準ガイドに押付けて媒体Pを整列させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007-186315号公報(段落0010−0021、第2−6図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、プレッシャローラ軸の基準ガイドの反対側の端部を、搬送方向と平行に設けた長円形の軸受部で回転可能に支持しているため、吸引方向および排出方向の両方向で媒体Pが基準ガイドに押付けられ、厚さが薄くかつコシの弱い媒体Pを往復方向に搬送すると、基準ガイドへの押圧が強くなり過ぎて、媒体Pの側方の端面に潰れやカール、折れ等の損傷が発生し、顧客に排出する媒体Pの美観が損なわれるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、薄い媒体であっても、媒体の損傷を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、媒体の搬送方向に回転可能に支持された駆動ローラと、前記駆動ローラに従動して回転し前記駆動ローラを押圧する従動ローラと、搬送される媒体の搬送方向に沿った一方の側端を案内する基準ガイドと、を備え、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に挟持した媒体を往復方向に搬送する媒体搬送装置において、前記従動ローラを、固定端を中心に回動可能に片持支持する弾性部材と、前記弾性部材の自由端に配置され、前記従動ローラの回転軸の前記基準ガイド側の一の端部を回転可能に支持する円形の支持軸受部と、前記従動ローラの回転軸の他の端部を回転可能に支持し、往方向に下る方向に傾斜させた長円形の傾斜軸受部とを設け、前記弾性部材の固定端を、前記従動ローラの往方向の下流側に配置したことを特徴とする。
これにより、本発明は、薄い媒体を往方向へ搬送する場合には、従動ローラを往方向に傾けて薄い媒体を基準ガイドに整列させることができると共に、排出方向へ搬送する場合には、従動ローラの排出方向への傾きを防止して、薄い媒体の側方の端面に発生する損傷を防止することができるという効果が得られる。
実施例の通帳伝票プリンタの側面を示す説明図 実施例の通帳伝票プリンタの上面を示す説明図 実施例のプレッシャローラ部の上面を示す説明図 図3のA方向から見た側面を示す説明図 図3のA方向から見た傾斜軸受部を示す説明図 実施例のプレッシャローラ部の薄い媒体への作用を示す説明図 図6の傾斜軸受部を示す拡大図 実施例のプレッシャローラ部の厚い媒体への作用を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による媒体搬送装置の実施例について説明する。
図1、図2において、1は通帳伝票プリンタであり、媒体Pを往復方向に搬送する媒体搬送装置2が設けられている。
3aは下部ガイド板、3bは上部ガイド板であり、搬送される媒体Pの表裏の面と平行に所定の隙間を介して対向配置され、往復方向(図1等に示す吸入方向(往方向)およびその反対方向である排出方向(復方向)をいう。これらを区別する必要がない場合には、搬送方向という。)に搬送される媒体Pの表裏の面を案内する搬送路3を形成している。
4は磁気ストライプリード・ライトユニットであり、媒体Pに貼付された磁気ストライプに記録されている磁気データを読み書きするための磁気ヘッド4aを備えている。
5は印字部であり、印字ヘッド5aおよびこれに対向配置されたプラテン5bを備えており、媒体Pの搬送方向に沿った両側に設けられたサイドフレーム6a、6b(図2参照)に両端部を支持されたガイド軸5cに沿って往復移動する印字ヘッド5aにより、挿入部7から挿入され、搬送路3により搬送された媒体Pの面に、媒体Pの種別に応じた情報を印字する機能を有している。
8は基準ガイドであり、図2に示すように、下部ガイド板3aの搬送方向に沿った一方の縁部(本実施例では、サイドフレーム6a側)に配置され、搬送路3を搬送される媒体Pの搬送方向に沿った一方の側端を案内して、搬送方向に直交する方向の位置決めの基準となる基準面8aが設けられている。
11は駆動ローラとしてのフィードローラであり、図2に示すように、媒体Pの搬送方向の直交方向に配置され、両端部をサイドフレーム6a、6bに回転可能に支持された回転軸11aに所定の間隔で複数(本実施例では2つ)設けられ、その外周面の一部が上部ガイド板3bに設けられた図示しない窓部から搬送路3内に突出しており、正逆回転可能な図示しないモータ等の駆動源より駆動されて搬送方向に回転し、搬送路3に沿って複数配置されている。
12は従動ローラとしてのプレッシャローラであり、各フィードローラ11のそれぞれに対向配置され、その外周面の一部が下部ガイド板3aに設けられた図示しない窓部から搬送路3内に突出してフィードローラ11を押圧しており、フィードローラ11の回転に従動して回転軸13を中心に回転し、フィードローラ11との間で媒体Pを挟持して搬送する。
図3において、15は弾性部材としての板バネであり、バネ鋼等の薄板で形成された舌片状の板部材であって、ボルト等で下部ガイド板3aに固定された固定端15aと反対側の自由端15bに、プレッシャローラ12の回転軸13の両端部を回転可能に支持するコの字状のローラブラケット16が設けられている。
このプレッシャローラ部17は、板バネ15の固定端15aをプレッシャローラ12の吸入方向の下流側に配置した状態(図1参照)で、フィードローラ11毎に独立して取付けられる。
これにより、本実施例プレッシャローラ12は、板バネ15によって片持支持され、板バネ15の付勢力によってフィードローラ11を押圧すると共に、自由端15bに設けられたローラブラケット16が固定端15aを中心に円弧状の軌跡で回動する。
本実施例のローラブラケット16の基準ガイド8側(図3において下側)には、図4に示すように、プレッシャローラ12の回転軸13の一方の端部を回転可能に支持する円形の支持軸受部18が設けられており、回転軸13の基準ガイド8側の端部が嵌合している。
また、ローラブラケット16の基準ガイド8の反対側(図3において上側)には、図5に示すように、プレッシャローラ12の回転軸13を他方の端部を回転可能に支持し、吸入方向に対して下る方向に長円の長軸を所定の傾斜角度αで傾斜させた長円形の傾斜軸受部19が設けられており、回転軸13の基準ガイド8の反対側の端部が嵌合し、その搬送方向の両側(吸入方向および排出方向)にそれぞれ所定の遊びが形成されている(図7参照)。
上記の構成の作用について説明する。
まず、通帳伝票プリンタ1の印字動作について説明する。
媒体Pを挿入部7から基準ガイド8に押付けて挿入すると、図示しないセンサが媒体Pの挿入を検出して図示しない駆動源によりフィードローラ11が回転し、媒体Pをプレッシャローラ12との間に挟持しながら吸入方向に搬送し、印字部5の印字位置で媒体Pを停止させ、印字ヘッド5aをガイド軸5cに沿って移動させながら媒体Pの面に印字処理を行い、印字後にフィードローラ11を逆転させて、媒体Pをプレッシャローラ12との間に挟持しながら排出方向に搬送し、磁気ストライプを有する媒体Pに磁気データを書き込む場合は、排出の前に磁気ストライプリード・ライトユニット4で媒体Pの磁気ストライプに磁気データの書込処理を行い、その後に印字等を終えた媒体Pを挿入部7から排出する。
この印字動作における印字処理および磁気データの書込処理のときには、印字の開始位置および磁気ストライプの位置の位置決めを行うために、媒体Pは基準ガイド8の基準面8aに押付けられていることが必要になるが、基準面8aへの押圧力が過大になると、基準面8aへ押付けられた媒体Pの側方の端面に上記した損傷が生じることになる。
以下に、本実施例の板バネ15により片持支持された傾斜軸受部19を設けたプレッシャローラ部17の作用について説明する。
図6は、薄い媒体Pをフィードローラ11とプレッシャローラ12との間に挟持したときのプレッシャローラ部17の作用を示す説明図である。
なお、図6は、ローラブラケット16の傾斜軸受部19側を、図3に示すA方向の反対方向から正視した場合の側面図である。
本実施例のプレッシャローラ12は、板バネ15により固定端15aを中心に回動可能に片持支持されており、薄い媒体Pをフィードローラ11とプレッシャローラ12との間に挟持した場合には、ローラブラケット16が板バネ15の弾性により固定端15aを中心として回動し、図6に示すように、傾斜軸受部19の傾斜角度αは、図5に較べて搬送方向と平行な方向に近づくが、吸入方向に下る方向の傾斜角度αは残存しているため、以下のように作用する。
すなわち、媒体Pを吸入方向に搬送する場合は、媒体Pとプレッシャローラ12との間には板バネ15による押圧によって摩擦力が発生し、プレッシャローラ12はその摩擦力によって従動回転する。
このときの摩擦力の中心は、ローラブラケット16に設けられた支持軸受部18と傾斜軸受部19の中心間距離L(図3参照)のほぼ中央となるため、支持軸受部18を支点としたモーメントによってプレッシャローラ12は、支持軸受18を中心にして遊びのある傾斜軸受部19側が、図3に示すB方向、つまり吸入方向へ回動しようとする。
また、排出方向に媒体Pを搬送する場合は、プレッシャローラ12がB方向の反対方向(反B方向)、つまり排出方向へ回動しようとする。
このプレッシャローラ12が排出方向へ回動しようとするときは、傾斜軸受部19に嵌合している回転軸13の端部が、図7に示すC方向の反対方向(反C方向)へ移動しようとするが、このときの傾斜軸受部19は、図6に示すように、吸入方向に下る方向に傾斜しているので、回転軸13が反C方向に移動するためには、傾斜軸受部19の傾斜の分だけ、板バネ15によるフィードローラ11への押圧力に抗してローラブラケット16を押し下げなければならず、プレッシャローラ12にはローラブラケット16を押し下げる力が存在しないため、回転軸13の端部の反C方向への移動が制限されて、プレッシャローラ12が反B方向に回動して排出方向に傾くことが防止され、媒体Pは基準ガイド8に沿って、または基準ガイド8から離れる方向に搬送され、挿入部7から排出される。
これに対して、回転軸13の端部が吸入方向へ回動しようとするときは、ローラブラケット16を押し下げる力を必要としないため、回転軸13の端部が傾斜軸受部19の吸入方向に下る方向の傾斜に沿ってC方向へ移動し、プレッシャローラ12がB方向に回動して吸入方向に傾き、媒体Pを基準ガイド8に寄せる力を発生させて吸入方向に搬送される媒体Pを基準ガイド8の基準面8aに寄せて整列させる。
なお、支持軸受18と回転軸13との間には、回転軸13が傾く程度の必要最低限の隙間は存在するものとする。
図8は、厚い媒体Pをフィードローラ11とプレッシャローラ12との間に挟持したときのプレッシャローラ部17の作用を示す説明図である。
厚い媒体Pを挟持した場合には、媒体Pの厚さの増加に伴ってローラブラケット16が板バネ15の弾性により固定端15aを中心として、傾斜軸受部19の長円の長軸が、媒体Pの搬送方向と平行な方向に近づくように回動し、図8に示すように、傾斜軸受部19の傾斜角度αが0度、つまり長円の長軸が搬送方向と平行になった場合は、以下のように作用する。
すなわち、プレッシャローラ12の回転軸13の端部が吸入方向へ回動しようとするときは、傾斜軸受部19に嵌合しいている回転軸13の端部が、吸入方向に移動しようとするが、このときの傾斜軸受部19は、図8に示すように、搬送方向と平行になっているので、遊び分の移動負荷がなくなり、回転軸13の端部が遊び分、吸入方向へ移動し、プレッシャローラ12がB方向に回動して吸入方向に傾き、吸入方向に搬送される媒体Pを基準ガイド8の基準面8aに寄せて整列させる。
このときのB方向(吸入方向)へのプレッシャローラ12の傾き角度βは、遊び量をEとすると、
β = tan−1(E/L) ・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
になる。
また、回転軸13の端部が排出方向へ回動しようとするときは、前記と同様の作用によって、反B方向(排出方向)へ傾き、そのときのプレッシャローラ12の傾き角度は−β度になり、排出方向に搬送される媒体Pを基準ガイド8の基準面8aに寄せて整列させながら搬送され、磁気ストライプリード・ライトユニット4で媒体Pの磁気ストライプに磁気データの書込処理を行うときの位置決めを行うことができる。
上記のように、本実施例の媒体搬送装置2は、固定端15aをプレッシャローラ12の吸引方向の下流側に配置した板バネ15に片持支持されたローラブラケット16の基準ガイド8の反対側に、プレッシャローラ12の回転軸13に嵌合する、吸引方向に下る方向に傾斜させた傾斜軸受部を設けてあるので、薄い媒体Pを往復搬送する場合に、吸引方向への搬送においては、プレッシャローラ12を吸引方向に傾け、媒体Pを基準ガイド8に寄せる力を発生させて薄い媒体Pを基準ガイド8に整列させることができると共に、排出方向への搬送においてはプレッシャローラ12の排出方向への傾きを防止して、媒体Pを基準ガイド8に寄せる力の発生を防止することができ、薄い媒体Pの側方の端面に潰れやカール、折れ等の損傷が発生することを防止して、顧客に排出する媒体Pの美観を向上させることができる。
また、板バネ15の固定端15aを、プレッシャローラ12の吸引方向の下流側に配置してあるので、厚い媒体Pを搬送するときに、プレッシャローラ12を円弧状の軌跡で回動させて、傾斜軸受部19を搬送方向と平行に配置することができ、厚い媒体Pの吸引方向および排出方向の両方向への搬送時に、媒体Pを基準ガイド8に寄せる力を発生させることができ、厚い媒体Pの搬送方向の直交方向における位置決めを正確に行うことができる。
以上説明したように、本実施例では、媒体搬送装置に、プレッシャローラを、固定端を中心に回動可能に片持支持する板バネと、プレッシャローラの回転軸の基準ガイド側の端部を回転可能に支持する円形の支持軸受部と、その反対側の端部を回転可能に支持し、往方向に下る方向に傾斜させた長円形の傾斜軸受部とを設け、板バネの固定端をプレッシャローラの吸引方向の下流側に配置するようにしたことによって、薄い媒体Pを吸引方向へ搬送する場合には、プレッシャローラを吸引方向に傾けて薄い媒体Pを基準ガイドに整列させることができると共に、排出方向へ搬送する場合には、プレッシャローラの排出方向への傾きを防止して、媒体Pを基準ガイドに寄せる力の発生を防止することができ、薄い媒体Pの搬送方向に沿った側方の端面に発生する潰れやカール、折れ等の損傷を防止することができる。
なお、上記実施例においては、通帳伝票プリンタを例に説明したが、媒体Pの側端を基準ガイドに沿わせて搬送させ、搬送方向の直交方向の位置を決めて処理する媒体搬送装置に本発明を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
1 通帳伝票プリンタ
2 媒体搬送装置
3 搬送路
3a 下部ガイド板
3b 上部ガイド板
4 磁気ストライプリード・ライトユニット
4a 磁気ヘッド
5 印字部
5a 印字ヘッド
5b プラテン
5c ガイド軸
6a、6b サイドフレーム
7 挿入部
8 基準ガイド
8a 基準面
11 フィードローラ
11a 回転軸
12 プレッシャローラ
13 回転軸
15 板バネ
15a 固定端
15b 自由端
16 ローラブラケット
17 プレッシャローラ部
18 支持軸受部
19 傾斜軸受部

Claims (1)

  1. 媒体の搬送方向に回転可能に支持された駆動ローラと、前記駆動ローラに従動して回転し前記駆動ローラを押圧する従動ローラと、搬送される媒体の搬送方向に沿った一方の側端を案内する基準ガイドと、を備え、前記駆動ローラと前記従動ローラとの間に挟持した媒体を往復方向に搬送する媒体搬送装置において、
    前記従動ローラを、固定端を中心に回動可能に片持支持する弾性部材と、
    前記弾性部材の自由端に配置され、前記従動ローラの回転軸の前記基準ガイド側の一の端部を回転可能に支持する円形の支持軸受部と、
    前記従動ローラの回転軸の他の端部を回転可能に支持し、往方向に下る方向に傾斜させた長円形の傾斜軸受部と、を設け、
    前記弾性部材の固定端を、前記従動ローラの往方向の下流側に配置したことを特徴とする媒体搬送装置。
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