JP2012198789A - 情報処理装置及び磁気読み取り装置の配置構造 - Google Patents

情報処理装置及び磁気読み取り装置の配置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】小切手等の単票紙に損傷を与えることなく、スキューの発生を防止することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】単票紙Sの紙面に接触して磁気情報を読み取る磁気読み取り装置61と、単票紙Sの下端を底面でガイドしながら立てた状態で搬送する搬送路Pと、単票紙Sの紙面に接触する搬送装置57により搬送路Pに沿って単票紙Sを搬送する搬送装置と、を備え、磁気読み取り装置と搬送駆動装置57とが、単票紙Sを挟んで搬送するように対向して配置されていることを特徴とする情報処理装置10。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置及び磁気読み取り装置の配置構造に関する。
入金処理や出金処理といった銀行業務において、小切手を利用した決済システムが利用されている。小切手を介してこれらの処理を行うには、銀行窓口で、小切手に記載された日付や署名を確認し、必要な入金処理や出金処理を終えた後に小切手の裏面に裏書きをする。銀行窓口においては、このような処理を短時間に大量に処理することが求められている。
近年、これらの処理を電子的に行うことが試みられている。小切手の磁気情報をMICR(Magnetic-Ink Character Reader)といった磁気スキャナーで読み取り、印刷装置で裏書きをするというものである。このように小切手の処理を電子的に行う装置として、小切手を搬送するU字型の搬送路を備え、小切手を立てた状態で搬送する小切手処理装置が、特許文献1等により知られている。
特開2005−350268号公報
ところで、特許文献1は小切手の磁気情報の読み取り精度を向上させるために、磁気スキャナーの上流側と下流側に搬送ローラー対を設け、これらの搬送ローラー対の回転軸を搬送路に対して傾斜するように配置し、上流側の搬送ローラー対で小切手の先端側一側縁を搬送路の底面であるガイド面に押し付け、下流側の搬送ローラー対で小切手の後端側一側縁を摺動ガイド面に押し付けることにより、スキューの防止を実現している。
しかしながら、特許文献1に記載の小切手処理装置では、小切手を搬送路に対して積極的に斜行させているので、磁気スキャナーが磁気情報を扇状に読み取ってしまったり、小切手の一側縁が摺動ガイド面により摩滅したりする虞があった。また、摩滅した小切手の磁気情報を読み取る時は損傷した紙端が摺動ガイド面に押し付けられるので、磁気スキャナーの読み取り位置が磁気情報が記載された箇所を外れて、磁気情報を読み取れない虞があった。
そこで本発明は、小切手等の単票紙に損傷を与えることなく、スキューの発生を防止することができる情報処理装置及び磁気読み取り装置の配置構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明の情報処理装置は、
単票紙の紙面に接触して磁気情報を読み取る磁気読み取り装置と、
単票紙の下端を底面でガイドしながら立てた状態で搬送する搬送路と、
単票紙の紙面に接触して前記搬送路に沿って単票紙を搬送する搬送装置と、を備え、
前記磁気読み取り装置と前記搬送装置とが、単票紙を挟んで搬送するように対向して配置されていることを特徴とする。
かかる情報処理装置によれば、単票紙に搬送力を作用させる搬送装置と、単票紙に摩擦力を作用させる前記磁気読み取り装置とが、単票紙を挟んで搬送するように対向して配置されている。単票紙には、互いに逆方向の搬送力と摩擦力が作用するが、これら搬送力と摩擦力の作用点は略一致しているので、単票紙の紙面方向に回転モーメントが発生しない。よって、スキューの発生を防止することができる。また、搬送装置は搬送路に沿って単票紙を搬送するので、単票紙を損傷させる虞もない。したがって、単票紙に損傷を与えず、かつ、スキューの発生を防止できる情報処理装置を提供することができる。
上述の情報処理装置において、
前記磁気読み取り装置及び前記搬送装置は、単票紙の下端近傍に接触するように設けられていてもよい。
かかる情報処理装置によれば、搬送装置が単票紙の下端近傍に接触するので、搬送力の作用点を、単票紙の下端と搬送路の底面との間に発生する摩擦力の作用点に近づけることができる。したがって、単票紙に回転モーメントを発生させず、更に安定的にスキューの発生を防止することが出来る。
上述の情報処理装置において、
前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて弾性的に付勢されていてもよい。
かかる情報処理装置によれば、単票紙が搬送装置により磁気読み取り装置に押し付けられるので、搬送装置は安定して単票紙を搬送することができ、また、磁気読み取り装置は精度良く磁気情報を読み取ることができる。
上述の情報処理装置において、
前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて付勢された駆動ローラーであってもよい。
かかる情報処理装置によれば、ローラーといった簡易な構造で搬送装置を構成することができるので、低コストでかかる情報処理装置を提供することができる。
上述の情報処理装置において、
前記搬送装置は、複数のローラーに掛け渡された無端ベルトであり、
前記磁気読み取り装置が前記無端ベルトの走行面に付勢されるように、前記磁気読み取り装置は前記ローラーの間に配置されていてもよい。
かかる情報処理装置によれば、無端ベルトの走行面で磁気読み取り装置を付勢することにより、単票紙の広い面積を磁気読み取り装置に押し付けることができる。したがって、搬送装置は更に安定して単票紙を搬送することができ、また、磁気読み取り装置は更に精度良く磁気情報を読み取ることができる。
さらに、上記課題を解決することのできる本発明の磁気読み取り装置の配置構造は、
単票紙の下端を底面でガイドしながら立てた状態で搬送する搬送路と、
単票紙の他方の面に接触して単票紙を前記搬送路に沿って搬送する搬送装置と、
単票紙の一方の面に接触して単票紙の磁気情報を読み取る磁気読み取り装置と、を備えた磁気読み取り装置の配置構造であって、
前記磁気読み取り装置及び前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置の単票紙との接触面と、前記搬送装置の単票紙との接触面とが、前記搬送路を介して対向するように、配置されていることを特徴とする。
かかる磁気読み取り装置の配置構造によれば、単票紙に搬送力を作用させる前記搬送装置の単票紙との接触面と単票紙に摩擦力を作用させる前記磁気読み取り装置の単票紙との接触面とが、前記搬送路を介して対向する。単票紙には、互いに逆方向の搬送力と摩擦力が作用するが、これら搬送力と摩擦力の作用点は略一致しているので、単票紙の紙面方向に回転モーメントが発生しない。よって、スキューの発生を防止することができる。また、搬送装置は搬送路に沿って単票紙を搬送するので、単票紙を損傷させる虞もない。したがって、単票紙に損傷を与えず、かつ、スキューの発生を防止できる磁気読み取り装置の配置構造を提供することができる。
上述の磁気読み取り装置の配置構造において、
前記磁気読み取り装置の単票紙との前記接触面及び前記搬送装置の単票紙との前記接触面は、単票紙の下端近傍に位置させてもよい。
かかる磁気読み取り装置の配置構造によれば、搬送装置の単票紙との接触面が単票紙の下端近傍に位置するので、搬送力の作用点を、単票紙の下端と搬送路の底面との間に発生する摩擦力の作用点に近づけることができる。したがって、単票紙に回転モーメントを発生させず、更に安定的にスキューの発生を防止することができる。
上述の磁気読み取り装置の配置構造において、
前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて弾性的に付勢されていてもよい。
かかる磁気読み取り装置の配置構造によれば、単票紙が搬送装置により磁気読み取り装置に押し付けられるので、搬送装置は安定して単票紙を搬送することができ、また、磁気読み取り装置は精度良く磁気情報を読み取ることができる。
上述の磁気読み取り装置の配置構造において、
前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて付勢された駆動ローラーであってもよい。
かかる磁気読み取り装置の配置構造によれば、ローラーといった簡易な構造で搬送装置を構成することができるので、低コストでかかる磁気読み取り装置の配置構造を構成することができる。
上述の磁気読み取り装置の配置構造において、
前記搬送装置は、複数のローラーに掛け渡された無端ベルトであり、
前記磁気読み取り装置が前記無端ベルトの走行面に付勢されるように、前記磁気読み取り装置は前記ローラーの間に配置されていてもよい。
かかる磁気読み取り装置の配置構造によれば、無端ベルトの走行面で磁気読み取り装置を付勢することにより、単票紙の広い面積を磁気読み取り装置に押し付けることができる。したがって、搬送装置は更に安定して単票紙を搬送することができ、また、磁気読み取り装置は更に精度良く磁気情報を読み取ることができる。
本発明の実施形態に係る小切手処理装置の上面カバーを外した状態を示す上面図である。 図1に示す小切手処理装置の磁気スキャナ周辺を示す要部拡大図である。 図1のIII−III断面図である。 図2のIV−IV線から押し付けローラーを見た側面図である。 本発明の変形例に係る小切手処理装置の要部上面図である。
以下、本発明にかかる情報処理装置及び磁気読み取り装置の配置構造を小切手処理装置に適用した実施形態の例を添付図面を参照して説明する。
<全体構造>
図1は、本実施形態に係る小切手処理装置10の上面カバーを外した状態を示す上面図である。小切手処理装置10には、図1に示すように、略U字状の搬送路Pを備えている。搬送路Pは、複合型処理装置の本体フレーム2の上に形成された内側筐体3a及び外側筐体3bとの間に形成された溝として形成されており、小切手Sの下端を底面3c(図3参照)でガイドして小切手Sを立てた状態で搬送する。
搬送路Pの上流端には、搬送路Pに搬送される小切手(単票紙)Sを収容する給紙ユニット4が設けられている。給紙ユニット4は、上方に開口した給紙空間41と、給紙空間41内に互いに対向するように設けられた押圧部材42及び給紙ローラー43とを備えている。押圧部材42は小切手Sを給紙ローラー43側に押圧し、図示せぬ送り出しモーターにより駆動される給紙ローラー43は小切手Sを搬送路Pに送り出す。なお小切手Sは、磁気情報が書き込まれた処理面が搬送路Pの外側(外側筐体3b側)を向くように、給紙空間41内に立てた状態で配置される。
搬送路Pの上流側には、給紙ユニット4から送られてきた小切手Sを送り出す送り出しローラー51bと、送り出しローラー51bと搬送路Pを介して向かい合うリタードローラー51aとが設けられている。送り出しローラー51bは、送り出しモーターにより駆動され、給紙ローラー43と同期して回転される。リタードローラー51aは送り出しローラー51b側に付勢されており、小切手Sを一枚ずつ立てた状態で搬送路Pに送り出す。
更に小切手処理ユニット10は、搬送路Pに沿って設けられた複数の搬送ローラー対52〜56と、後述する磁気スキャナー61に小切手Sを押し付ける押し付けローラー(搬送装置)58と、を有する搬送機構を備えている。搬送機構は、搬送ローラー対52〜56及び押し付けローラー58が小切手Sの紙面に接触し、駆動モーター50からの搬送力を小切手Sに作用させ、小切手Sを立てた状態で搬送路Pに沿って搬送する。
搬送ローラー対52〜56はそれぞれ、内側筐体3a側に設けられた駆動ローラー52a,53a,54a,55a,56aと、外側筐体3b側に搬送路Pを介して対向するように設けられた従動ローラー52b,53b,54b,55b,56bとを備えている。駆動ローラー52a,53a,54a,55a,56aは、無端ベルト57を介して、駆動モーター50によりそれぞれが同期して回転駆動される。また、従動ローラー52b,53b,54b,55b,56bは、図示せぬ付勢部材により、対向する駆動ローラー52a〜56a側に弾性的に付勢されている。
図2は、磁気スキャナー61を説明するために、図1に示す小切手処理装置10の磁気スキャナー61周辺を取り出して示す要部拡大図である。また、図3は図1のIII−III断面図である。図2に示すように、搬送ローラー対52の下流側には、小切手Sに磁気インク等で書き込まれた磁気情報を読み取り可能なMICR等の磁気スキャナー(磁気読み取り装置)61が設けられている。この磁気スキャナー61は、磁気読み取り面61aと押し付けローラー58とで小切手Sを挟んで搬送するように対向して外側筐体3bに配置されている。
また、押し付けローラー58には、駆動ローラー52aに一端が固定されたアーム(付勢部材)59aが接続されている。このアーム59aにはバネ等の付勢手段59bが取り付けられており、押し付けローラー58はアーム59aを介して弾性的に磁気スキャナー61へ押し付けられている。また、押し付けローラー58は無端ベルト59cを介して搬送ローラー52aと接続されており、搬送ローラー52aの駆動力が押し付けローラー58に伝達される。したがって押し付けローラー58は、小切手Sを磁気スキャナー61の磁気読み取り面61aに押し付けながら下流側へ搬送する。このように、小切手Sが押し付けローラー58により磁気読み取り面61aに押し付けられるので、磁気読み取り面61aは確実に小切手Sに接触し、精度良く磁気情報を読み取ることができる。
また図3に示すように、押し付けローラー58の回転軸Axが鉛直方向に延びるように搬送路Pと直交して押し付けローラー58が配置されているので、小切手Sの下端を搬送路Pの底面3cに押し付けることなく、小切手Sを搬送路Pに沿って搬送することができる。したがって小切手Sを損傷させることなく搬送することができる。ここで、図3の如く押し付けローラー58の接触面の軸方向長さを磁気スキャナー61の磁気読み取り面61aの高さよりも大きく設定しておくと、小切手Sを安定的に搬送することができるので好ましい。
磁気スキャナー61の下流側には、印刷面が搬送路Pを向くように設けられた印刷ユニット70が設けられている。印刷ユニット70には、インクジェット式やサーマル式の印刷ヘッドを用いることができる。また、ライン型の印刷ヘッドを印刷ユニット70に用いると、小切手処理装置10をコンパクトに形成できるので好ましい。
磁気スキャナー61の下流側で第3,4搬送ローラー対54,55の間には、小切手Sの両面の画像情報を読み取る光学スキャナー80が設けられている。これら光学スキャナー80はそれぞれ内側筐体3a,外側筐体3bに、互いの読み取り面が搬送路Pを挟んで向かい合うように設けられている。
搬送路Pの下流端には処理済みの小切手Sを収容する排紙ユニット9が設けられている。排紙ユニット9は上方に開口しており、排出されてきた小切手Sを上方から取り出すことができる。
<基本動作>
以上のように構成された小切手処理装置10によれば、給紙ユニット4の給紙空間41に投入された小切手Sは、押圧部材42及び給紙ローラー43により搬送路Pに送り出され、リタードローラー51a及び送り出しローラー51bにより一枚ずつ立てた状態で搬送路Pに送り出される。
給紙ユニット4から一枚ずつ送り出された小切手Sは、搬送ローラー対52〜56及び押し付けローラー58等から構成される搬送機構により搬送されながら、磁気スキャナー61、印刷ユニット70、光学スキャナー80を通過し、磁気情報や画像情報が読み取られ、また必要な情報が印刷されて、排紙ユニット9に排出される。
<小切手の搬送動作>
図3に示すように、本実施形態に係る小切手処理装置10において、磁気スキャナー61と押し付けローラー58とが、小切手Sを挟んで搬送するように対向して配置されている。つまり、磁気スキャナー61及び押し付けローラー58は、磁気スキャナー61の小切手Sとの接触面である磁気読み取り面61aと、押し付けローラー58の小切手との接触面とが、搬送路Pを介して対向するように配置されている。
図4は図2のIV−IV線から押し付けローラー58を見た側面図であり、小切手Sに作用する力搬送力F1及び摩擦力F2を示している。なお、図4においては、押し付けローラー58に対向して配置される磁気スキャナー61を、破線で示している。前述したように、押し付けローラー58はアーム59aにより弾性的に磁気スキャナー61へ押し付けられて小切手Sの一方の面に接触する。一方、磁気スキャナー61は押し付けローラー58と対向して配置されているので、磁気スキャナー61は小切手Sの他方の面に接触する。
押し付けローラー58は無端ベルト59cを介して駆動モーター50により駆動されて、図4に示すように、小切手Sの一方の面に搬送方向下流側へ向かう搬送力F1を作用させる。一方、小切手Sの他方の面には磁気スキャナー61の磁気読み取り面61aが接触しているので、搬送力F1に対向する方向に摩擦力F2が生じる。この搬送力F1の作用点は押し付けローラー58と小切手Sとの接触領域であり、摩擦力F2の作用点は押し付けローラー58と対向する磁気読み取り面61aと小切手Sとの接触領域である。
ここで、搬送力F1と摩擦力F2とは互いに逆方向に作用するが、磁気スキャナー61と押し付けローラー58とが対向配置されているので、搬送力F1が作用する作用点(接触領域)と摩擦力F2が作用する作用点(接触領域)が略一致されている。したがって、小切手Sの紙面方向に回転モーメントが発生せず、スキューの発生を防止することができる。また、このように小切手Sに回転モーメントが作用せず、押し付けローラー58も搬送路Pに沿って小切手Sを搬送するので、小切手Sの紙端が搬送路Pの底面3cに押し付けられず、小切手Sの損傷を防止できる。
以上、本発明をその実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができることは、当業者にとって明らかである。
<変形例>
上述の説明では、搬送装置として押し付けローラー58を採用した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、図5に示すように、搬送装置としてベルト押し付け機構100を採用してもよい。
図5は、本発明の変形例に係る小切手処理装置10Aのベルト押し付け機構100を示す要部上面図である。なお、上述の実施形態と本変形例は、ベルト押し付け機構100のみが異なるので、その他の部位に係る説明は省略する。
ベルト押し付け機構100は、搬送路Pに沿って配列された一対のローラー101,102と、該ローラー101,102に掛け渡された押し付けベルト(無端ベルト)103とを備えている。一方のローラー101は駆動モーター50の回転力を伝達する無端ベルト57により回転駆動され、押し付けベルト103を介して他方のローラー102が回転される。
このベルト押し付け機構100と磁気スキャナー61とは、小切手Sを挟んで搬送するように対向して配置されている。具体的には、このベルト押し付け機構100に対して、磁気スキャナー61が押し付けベルト103の走行面に付勢されるように、磁気スキャナー61はローラー101,102の間に配置されている。
このように、磁気読み取り面61aに沿って湾曲可能な押し付けベルト103の走行面で小切手Sを磁気スキャナーに押し付けることにより、小切手Sの広い面積を磁気読み取り面61aに押し付けることができる。したがって、ベルト押し付け機構100による搬送力をより確実に小切手Sに作用させることができ、かつ、磁気スキャナー61が更に精度良く小切手Sの磁気情報を読み取ることができる。
なお、上述の説明では、磁気スキャナー61の他に印刷ユニット70や光学スキャナー80を搭載した小切手処理装置10を例に挙げて説明したが、印刷ユニット70や光学スキャナー80を搭載しない処理装置にも本発明を適用できることは勿論である。また、単票紙として小切手を処理する小切手処理装置10を例に挙げて説明したが、磁気情報が書き込まれたクーポン等を処理する装置等、磁気情報を処理する装置に本発明を適用できることは勿論である。
S:小切手、P:搬送路、10:小切手処理ユニット(情報処理装置)、2:本体フレーム、3a:内側筐体、3b:外側筐体、4:給紙ユニット、41:給紙空間、42:押圧部材、43:給紙ローラー、50:駆動モーター、51a:リタードローラー、51b:送り出しローラー、52a,53a,54a,55a,56a:駆動ローラー、52b,53b,54b,55b,56b:従動ローラー、57:無端ベルト、58:押し付けローラー(搬送装置)、59a:アーム、59b:付勢部材、59c:無端ベルト、61:磁気スキャナー(磁気読み取り装置)、70:印刷ユニット、80:光学スキャナー、9:排紙ユニット、100:押し付けベルト機構(搬送装置)、101,102:ローラー、103:押し付けベルト(無端ベルト)

Claims (10)

  1. 単票紙の紙面に接触して磁気情報を読み取る磁気読み取り装置と、
    単票紙の下端を底面でガイドしながら立てた状態で搬送する搬送路と、
    単票紙の紙面に接触して前記搬送路に沿って単票紙を搬送する搬送装置と、を備え、
    前記磁気読み取り装置と前記搬送装置とが、単票紙を挟んで搬送するように対向して配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記磁気読み取り装置及び前記搬送装置は、単票紙の下端近傍に接触するように設けられていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて弾性的に付勢されていることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて付勢された駆動ローラーであることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記搬送装置は、複数のローラーに掛け渡された無端ベルトであり、
    前記磁気読み取り装置が前記無端ベルトの走行面に付勢されるように、前記磁気読み取り装置は前記ローラーの間に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  6. 単票紙の下端を底面でガイドしながら立てた状態で搬送する搬送路と、
    単票紙の他方の面に接触して単票紙を前記搬送路に沿って搬送する搬送装置と、
    単票紙の一方の面に接触して単票紙の磁気情報を読み取る磁気読み取り装置と、を備えた磁気読み取り装置の配置構造であって、
    前記磁気読み取り装置及び前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置の単票紙との接触面と、前記搬送装置の単票紙との接触面とが、前記搬送路を介して対向するように、配置されていることを特徴とする磁気読み取り装置の配置構造。
  7. 請求項6に記載の磁気読み取り装置の配置構造であって、
    前記磁気読み取り装置の単票紙との前記接触面及び前記搬送装置の単票紙との前記接触面は、単票紙の下端近傍に位置することを特徴とする磁気読み取り装置の配置構造。
  8. 請求項6または7に記載の磁気読み取り装置の配置構造であって、
    前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて弾性的に付勢されていることを特徴とする磁気読み取り装置の配置構造。
  9. 請求項8に記載の磁気読み取り装置の配置構造であって、
    前記搬送装置は、前記磁気読み取り装置に向けて付勢された駆動ローラーであることを特徴とする磁気読み取り装置の配置構造。
  10. 請求項8に記載の磁気読み取り装置の配置構造であって、
    前記搬送装置は、複数のローラーに掛け渡された無端ベルトであり、
    前記磁気読み取り装置が前記無端ベルトの走行面に付勢されるように、前記磁気読み取り装置は前記ローラーの間に配置されていることを特徴とする磁気読み取り装置の配置構造。
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