JP2010252051A - 圧電デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子素子層の接続電極と保持部材の外部電極とを貫通電極を介しての電気的接続において接続信頼性を向上させた圧電デバイスを提供する。
【解決手段】圧電デバイスは、励振電極26Bを備えた電子素子層と、外部電極44A、44Bを備えた被接合部材との接合面に金属ロウ材を施し接合してなる圧電デバイスであって、前記電子素子層は、前記励振電極26Bと電気的に接続する接続電極25A、25B上に凹部28A、28Bを形成し、前記被接合部材は、前記外部電極44A、44Bと電気的に接続させると共に、前記接合面に突出させて前記凹部28A、28Bに嵌合して前記接続電極と電気的に接続する貫通電極を形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に半田リフローによる外部応力やヒートサイクル等の熱衝撃に対して高い信頼性を有すると共に、中間層の端子電極を保持部材の外部端子との貫通電極を介しての電気的接続において接続信頼性を向上させる圧電デバイス及びその製造方法に関する。
電子機器、通信機器等の小型化に伴い、小型化に対応するため複数の基板を積層させた特許文献1〜4に開示のような圧電デバイスがある。
特許文献1に開示された圧電発振子は、図13に示すように一対の振動電極81a,81bを備えた圧電振動子80と、圧電振動子80の両主面に接合する絶縁性支持板82と、保護板83を備え、絶縁性接着剤85を介した三層接合時に、絶縁性支持板82の底面にそれぞれ設けられた2つのリード端子84a,84bと、絶縁性支持板82の厚み方向に形成された接続用孔86a,86b内の導電部材87a,87bにより、リード端子84a,84bの突出部88a,88bと引出電極89a,89bとが接続する。これによりリード端子84a,84bと振動電極81a,81bが電気的に接続される。
特許文献2に開示された薄型水晶振動子は、図14に示すようにシロキサン結合による直接接合により積層された3層All Quartz Packageにおいて、貫通孔90a,90bに半田等の導電性接着材91a,91bを埋設し、水晶片92の引出電極93a,93bに接続すると同時に貫通孔90a,90bを封止し、例えば蒸着等により、導電性接着材91a,91bに接続する実装電極94a,94bを両端側の側面及び両主面に形成することが開示されている。
特許文献3に開示の水晶振動子は、図15(a)に示すように直接接合により積層された3層All Quartz Packageである。(b)に示すようにウェハ状に形成された水晶振動子100のベース用シート状ウェハ101に予め形成された貫通孔102に金属粉103を吹き付けて、その内部に金属粉103を貫通孔102の内部に堆積させながら、水晶振動素子104の表面と貫通孔102との隙間を埋めると共に、金属粉103を貫通孔102の内部に堆積させて、水晶振動子100の内部の水晶振動素子104から貫通孔102内部を経てベース用シート状ウェハ101の表面に至るまで詰め込み密着させて電気的導通路105を形成することが開示されている。金属粉103は貫通孔102に吹き付けられる際に、貫通孔102の内壁との摩擦で発生する摩擦熱により金属粉103が溶け、水晶振動素子104の表面と、貫通孔102との隙間を埋めて、金属粉103を貫通孔102の内部に密着、堆積させて水晶振動子100の内部の水晶振動素子104から貫通孔102内部を経てベース用シート状ウェハ102の表面に至るまで詰め込まれ密着される。
金属粉103は粒径が10マイクロメートル程度の粉状のアルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)などを使用することができ、貫通孔102の大きさは、直径が約20〜200マイクロメートル程度の微細なものであり、外部端子形状も略矩形でなく、(a)に示されるような貫通孔102をベース用シート状ウェハ103からみた円形状でも全く構わないことが開示されている。
同様に特許文献4にも、直接接合により積層された3層All Quartz Packageにおいて、図15(c)に示すように金属箔微粒子をウェハ状に形成された水晶振動子100のベース用シート状ウェハ101に予め形成された貫通孔102にレーザー照射装置108とベース用シート状ウェハ101の貫通孔102の間に配置された金属箔109にレーザー照射装置108から射出されたレーザー光110を照射して溶解し、先の貫通孔102に飛散させて、貫通孔102内部に金属箔微粒子111を堆積させ水晶振動素子104の表面と、貫通孔102との隙間を金属箔微粒子111で埋めて、更に金属箔微粒子を貫通孔102の内部に堆積させて、水晶振動子100の内部の水晶振動素子104から貫通孔102内部を経てベース用シート状ウェハ101の表面に至るまで金属箔微粒子111を堆積させて電気的導通路107を形成する電気的導通路の形成方法が開示されている。
特開2001−102900号公報 特開2000−269775号公報 特開2008−113378号公報 特開2008−167302号公報
しかしながら特許文献1は、圧電振動子80の両主面に絶縁性接着剤85を介して絶縁性支持板82と保護板83を接着させた積層構造であり、導電部材87が引出電極89a,89bと当接することにより振動電極81とリード端子84を電気的に接続させているため、外部応力や熱衝撃の影響に対し接続信頼性が悪いという問題があった。
また特許文献2〜4には、もともと貫通孔や引回し電極との間に隙間(空隙)が存在しており、表面張力によってロウ材(金属微粒子)が接触面積の大きい貫通孔の内壁面の方へ引っ張られるので、ロウ材が引回し電極まで至らず、結果的に貫通孔内のロウ材と引回し電極との電気的接続が確保できなくなる虞があるという問題があった。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、半田リフローによる外部応力やヒートサイクル等の熱衝撃に対して高い信頼性を有すると共に、中間層の端子電極と保持部材の外部端子とを貫通電極を介しての電気的接続において接続信頼性を向上させた圧電デバイス及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
〔適用例1〕励振電極を備えた電子素子層と、外部電極を備えた被接合部材との接合面に金属ロウ材を施し接合してなる圧電デバイスであって、前記電子素子層は、前記励振電極と電気的に接続する接続電極上に凹部を形成し、前記被接合部材は、前記外部電極と電気的に接続させると共に、前記接合面側に突出させて前記凹部に嵌合して前記接続電極と電気的に接続する貫通電極を形成したことを特徴とする圧電デバイス。
これによれば、電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部と貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができるため、半田リフローによる外部応力やヒートサイクル等の熱衝撃に対して高い信頼性を有し、電気的接続の信頼性を向上させることができる。
〔適用例2〕前記貫通電極は、金属ボールを溶融して形成したことを特徴とする適用例1に記載の圧電デバイス。
これによれば、金属ボールを封止孔に落とし込んだときに封止孔の底面に位置する凹部で金属ボールを固定することができる。従って、封止孔の内部で金属ボールが転がることがなく、レーザー照射による金属ボールの照射位置決めを容易に行なうことができる。
〔適用例3〕前記貫通電極は、前記凹部と対向する前記被接合部材を貫通させて凸状に形成した電極であることを特徴とする適用例1に記載の圧電デバイス。
電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部に貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができる。これにより電気的接続の信頼性を向上させることができる。
〔適用例4〕前記貫通電極は、前記外部電極と電気的に接続した配線パターン上に形成したバンプであることを特徴とする適用例1に記載の圧電デバイス。
電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部にバンプの先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができる。またバンプと凹部の嵌め合いの際に、貫通電極が被接合部材から脱落することを防止できる。
〔適用例5〕前記貫通電極は、前記電子素子層との前記接合面から前記被接合部材の裏面に向けて異径となるテーパ状に形成されたことを特徴とする適用例1乃至4の何れか1項に記載の圧電デバイス。
これによれば、貫通電極と凹部の嵌め合いの際に、貫通電極が被接合部材から脱落することを防止できる。
〔適用例6〕前記凹部は、開口から底面に向けて径小となるテーパ状に形成されたことを特徴とする適用例3乃至5の何れか1項に記載の圧電デバイス。
これによれば、凹部と貫通電極の接触面積を広くすることができるため、電気抵抗率が低下する。従ってCI値の向上を図ることができる。
〔適用例7〕励振電極を備えた電子素子層と、外部電極を備えた被接合部材とを接合してなる圧電デバイスの製造方法であって、前記電子素子層の接合面側の前記励振電極と電気的に接続する接続電極上に形成した凹部と、前記被接合部材の接合面側に突出形成した貫通電極とを嵌め合わせて、前記電子素子層と前記被接合部材が積層体を形成する工程を有することを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
これによれば、電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部に貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができるため、電気的接続の信頼性を向上させた圧電デバイスを製造することができる。
本発明に係る圧電デバイスの一実施例である実施例1の圧電振動子を第1基板の斜め上方から見た分解斜視図である。 本発明に係る圧電デバイスの一実施例である実施例1の圧電振動子の第2基板の斜め下方から見た分解斜視図である。 実施例1の圧電振動子の断面図である。 第1基板の製造工程図である。 第2基板の製造工程図である。 振動体基板の製造工程図である。 実施例1の圧電振動子の貫通電極の製造工程図である。 実施例2の圧電振動子の断面図である。 実施例2の第2基板の製造工程図である。 貫通電極と凹部の接合工程の部分拡大図である。 実施例3の圧電振動子の断面図である。 実施例3の第2基板の製造工程図である。 従来の圧電発振子の説明図である。 従来の薄型水晶振動子の説明図である。 従来の水晶振動子の説明図である。
本発明の圧電デバイス及びその製造方法の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
図1は本発明に係る圧電デバイスの一実施例である実施例1の圧電振動子を第1基板の斜め上方から見た分解斜視図である。図2は前記圧電振動子の第2基板の斜め下方から見た分解斜視図である。図3は実施例1の圧電振動子の断面図である。なお図1〜3はいずれも貫通電極を除いた圧電振動子を示している。
本発明に係る圧電振動子10は、振動体基板20と、第1基板30と、第2基板40とから構成されている。
電子素子層となる振動体基板20は、振動体21と、この振動体21の外周と所定の間隔を隔てて振動体21を囲む枠体22とから構成されている。振動体21と枠体22とは連結部23A,23Bを介して一体形成されている。なお本実施形態の振動体21は、枠体22よりも薄肉に形成されており、連結部23A,23Bはテーパ状に形成している。連結部23Aと対角線上に位置する枠体には突出部24を形成している。連結部23Aと突出部24の裏面(第2基板40側)には、一対の接続電極25A,25Bが形成されている。
接続電極25A,25Bは、中心に凹部28A,28Bを形成している。凹部28A,28Bは、接続電極25A,25Bの表面から凹状に窪んでおり、開口から底面に向かって径小となるテーパ状(円形)に形成されている。凹部28は、後述する接続電極25の形成時に内壁面に下地としてCr層を用い、その上にAu層を積層させた多層構造の金属層が形成される。これにより凹部28の内壁面は、接続電極25A,25Bと電気的に接続している。
また振動体21の表裏面には、一対の励振電極26A,26Bが対向するように形成されている。励振電極26A,26Bは夫々引き回し電極27A,27Bを介して振動体基板20の裏面に対角線上に形成した接続電極25A,25Bと電気的に接続している。
なお実施形態に係る振動体基板20は、一例として平板状のATカット水晶基板を用いて説明するが、振動体基板20は水晶以外にもタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電材料、シリコン半導体などの半導体材料、またはその他絶縁体材料などを適用することが可能である。
被接合部材となる第1及び第2基板30,40は、材質に水晶、ガラス或いはセラミック基板を用いることができる。第1及び第2基板30,40は、熱膨張係数差による熱歪みや内部応力を回避するために振動体基板20と同質の材料を用いることが好ましい。
第1基板30は、前記振動体基板20の上面を覆う平板基板である。第2基板40は、前記振動体基板20の下面を支持する平板基板である。第2基板40は、振動体基板20の下面に形成した接続電極25A,25と対向する位置に封止孔42A,42Bが形成されている。封止孔42A,42Bは内壁面には下地としてCr層を用い、その上にAu層を積層させた多層構造の金属層が形成されている。第2基板40の下面には、外部電極44A,44Bが形成されている。外部電極44A,44Bは、圧電振動子10を外部の機器と電気的に接続するために用いられる電極である。封止孔42A,42Bは、振動体基板20との接合面から外部電極44側に向けて、径大となるテーパ状(円形)に形成されている。封止孔42A,42Bは、共晶金属ボール70を落とし込み、溶融させて接続電極25A,25Bと電気的に接続させている。
第1接合部50は、振動体基板20と第1基板30の間に形成される共晶合金の層である。第2接合部60は、振動体基板20と第2基板40の間に形成される第1接合部50と同質の共晶合金の層である。
第1接合部50及び第2接合部60は、液相拡散接合法(以下、TLP(Transient Liquid Phase)接合と称す)を用いてAu−In共晶合金を形成するために、接合用金属層として金属メタライズを構成するAu層とし、少なくとも何れか一方の接合部にはAu層の表面にロウ材となるIn層を積層した積層構造となっている。Au−In共晶合金は、Inの融点である約156度以上でInを加熱することによりInを溶融させて、当該InをAu中へ拡散させることにより共晶反応を引き起こさせて形成することができる。このとき形成されたAu−In共晶合金の共晶点は約280度となる。
尚、前記TLP接合により接合された前記第1接合部50及び第2接合部60において、Au−In接合のみならず水晶α−β転移温度573度以下で行われる接合であれば良く、インサート金属にSnやSnIn、接合金属層をCuとしても良い。また、接合用金属層を共晶金属であるAu−20Sn(融点:280度)、Au−12Ge(融点:375度)、Au−6Si(融点:370度)などを直接形成されても良い。
次に上記構成による圧電振動子の製造方法について以下説明する。図4は第1基板の製造工程図である。図5は第2基板の製造工程図である。図6は振動体基板の製造工程図である。図7は実施例1の圧電振動子の貫通電極の製造工程図である。
図4(a)に示す第1基板30は、水晶基板上の振動体基板20との接合面にAu−In共晶合金による枠状の第1接合部50を形成させる。まずAu層32の密着性を向上させるため、図4(b)に示すように水晶基板との密着性が高いCrやTi膜からなる密着層31を基板30上に形成し、その後接合用金属層のAu層32を蒸着法またはスパッタ法、めっき法等により形成している。ここで、密着層31と接合用金属層との拡散を防止するため、拡散防止層としてPtやPd膜を密着層31と接合用金属層との中間に形成することにより接合信頼性を改善することができる。最後に、第2基板30上に形成したAu層32の表面上に低融点金属のIn層33を形成している。
図5(a)に示す第2基板40は、封止孔42A,42Bをフォトリソグラフィ技術とエッチング技法或いはサンドブラスト法とを用いて形成している(図5(b))。また形成した封止孔42A,42Bの内壁面に下地のCr層及びその上層にAu層43を蒸着法又はスパッタ法等により形成している(図5(c))。さらに図5(d)に示すように振動体基板20との接合面にAu−In共晶合金による第2接合部60を形成させる。まずAu層42の密着性を向上させるため、水晶基板と密着性の高いCrやTi膜からなる密着層46を第2基板40上に形成し、その後、Auとの密着性が高いCrやTi膜からなる密着層46の上にAu層47を蒸着法又はスパッタ法等により形成している。ここで、密着層46と接合用金属層との拡散を防止するため、拡散防止層としてPtやPd膜を密着層46と接合用金属層との中間に形成することにより接合信頼性を改善することができる。最後に低融点金属のIn層48を基板上に形成したAu層47の表面上に形成している。
図6(a)に示す振動体基板20は、逆メサ構造の振動体と凹部28A、28Bをフォトリソグラフィ技術とエッチング技法或いはサンドブラスト法とを用いて形成している(図6(b))。また振動体21の外形はフォトリソグラフィ技術とエッチング技法或いはサンドブラスト法とを用いて形成している(図6(c))。なお振動体21の外形形成と同時に凹部28を形成するようにしてもよい。次に振動体基板20の励振電極26、引き回し電極27、接続電極25、Au−In共晶合金のAu層29を蒸着法又はスパッタ法等により一体形成している(図6(d))。そして形成された励振電極26Aに対し、イオンエッチングによる金属層の低減又は蒸着による質量付加によってモニタリングしながら周波数調整を行なっている(図6(e))。
次に振動体基板20と第1及び第2基板30,40の接合は、TLP接合により接合する。具体的には基板の接合面を重ね合わせて積層体を形成する。そしてIn層の融点(約156度)以上、例えば約200度の温度で加熱加圧することにより、Au層間のIn層を溶融して、InをAu層中へ拡散させることにより共晶反応を引き起こし、共晶合金であるAu−Inを形成させる。
そして圧電振動子10の貫通孔を封止する。具体的には図7(a)に示すように例えば真空封止又は不活性ガス雰囲気で、第2基板40の封止孔42A,42BにAu−Ge等からなる共晶金属ボール70を落とし込む。このとき共晶金属ボール70は凹部28上に固定されて、封止孔42A,42B内で転がることがない。次に封止孔42A,42B内の共晶金属ボール70へレーザーを照射して局所加熱を行い溶融する。図7(b)に示すように溶融した共晶機金属ボール70は凹部28及び封止孔42内で貫通電極を形成し、接続電極25と電気的に接続させている。なお共晶金属ボール70は瞬時に溶融するため、Au−In共晶合金が引き回し電極27及び励振電極26へ濡れ広がることがなく、発振周波数に影響を及ぼすことはない。
さらに第2基板40の外面には、封止孔42A、42Bを夫々含むように(封止孔42と電気的に接続するように)外部電極44A、44Bを蒸着法又はスパッタ法等により形成している。
このような実施例1の圧電振動子によれば、共晶金属ボールが溶融して貫通電極となり、凹部と貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができるため、半田リフローによる外部応力やヒートサイクル等の熱衝撃に対して高い信頼性を有し、電気的接続の信頼性を向上させることができる。
次に実施例2の圧電振動子の実施形態について以下説明する。図8は実施例2の圧電振動子10aの説明図である。図8(a)に示すように、実施例2の圧電振動子10aと実施例1の圧電振動子10との構成上の相違は、第2基板400の貫通電極49である。第1基板10及び電子素子層20は実施例1の構成と同一であり、その詳細な説明を省略する。図8(b)に示すように、第2基板400は導電性材料を貫通させた貫通電極49が形成されている。
実施例2の第2基板400の製造方法について以下説明する。図9は実施例2の第2基板の製造工程の説明図である。図9(a)に示す第2基板400は、図9(b)に示すように貫通孔45A,45Bをフォトリソグラフィ技術とエッチング技法或いはサンドブラスト法とを用いて形成している。貫通孔45は、接合面から裏面に向かって径小とするテーパ状(円形)に形成している。
そして形成した貫通孔45A,45Bの内壁面に下地のCr層及びその上層にAu層を蒸着法又はスパッタ法等により形成している(図9(c))。貫通孔45A,45Bに貫通電極49となる導電性材料41を圧入して埋め込む。導電性材料41を埋め込んで形成した貫通電極49の接合面は僅かながら凸状に形成されるため、接合面を平坦状に研磨する。その後、外部電極44A,44Bを蒸着法又はスパッタ法等により形成している(図9(e))。次に第2基板400の接合面側の片面のみエッチング技法により基板全体を薄肉に形成し、貫通電極49の接合面を第2基板400の表面から突出させる(図9(f))。次に図9(g)に示すように貫通電極49の上面及び第2基板400の接合面に下地の密着層46及びその上層にAu層47を蒸着法又はスパッタ法等により形成している。さらに接合面には低融点金属のIn層48を基板上に形成したAu層47の表面上に形成している(図9(h))。
振動体基板20と第1及び第2基板30,400の接合は、まず振動体基板20と第1及び第2基板30,400の接合面を重ね合わせて積層体を形成する。図10は貫通電極49と凹部28の接合工程の部分拡大図である。図10(a)に示すように凹部28の底面面積は貫通電極49の先端面積よりも小さく(若しくは略同一)形成しているため、位置決め(アライメント作業)が容易となる。第2基板400と振動体基板20を積層させると、貫通電極49の先端が凹部28の底面に当接し、さらに押し続けると貫通電極49の先端が凹部28の底面に押し潰されて貫通電極49の先端がツバ状となり嵌め合わされる。
積層した後、In層の融点(約156度)以上の温度、例えば約200度で加熱加圧する。これにより、第1又は第2基板30,400及び振動体基板20のAu層間のIn層が溶融して、InをAu層中へ拡散させることにより共晶反応を引き起こし、共晶合金であるAu−Inが形成される。
このような実施例2の圧電振動子によれば、電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部に貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができる。これにより電気的接続の信頼性を向上させることができる。また凹部と貫通電極の接触面積を広くすることができるため、電気抵抗率が低下する。従ってCI値の向上を図ることができる。
次に実施例3の圧電振動子の実施形態について以下説明する。図11は実施例3の圧電振動子10bの断面図である。図11(a)に示すように、実施例3の圧電振動子10bと実施例1の圧電振動子10との構成上の相違は、第2基板410の貫通電極である。第1基板30及び電子素子層20は実施例1の構成と同一であり、その詳細な説明を省略する。図11(b)に示すように、第2基板410は、接合面の配線パターン上に形成したバンプ54A,54bを貫通電極としている。
実施例3の第2基板410の製造方法について以下説明する。図12は実施例3の第2基板の製造工程の説明図である。図12(a)に示す第2基板410は、図12(b)に示すように貫通孔45A,45Bをフォトリソグラフィ技術とエッチング技法或いはサンドブラスト法とを用いて形成している。貫通孔45A,45Bは、接合面から外部電極側に向かって径小とするテーパ状(円形)に形成している。
そして形成した貫通孔45A,45Bの内壁面に下地のCr層及びその上層にAu層を蒸着法又はスパッタ法等により形成している(図12(c))。貫通孔45A,45Bに導電性材料41を圧入して埋め込む。その後、裏面に外部電極44A,44Bを蒸着法又はスパッタ法等により形成している(図12(e))。接合面に配線パターン52を形成する。配線パターン52は一端を導電材料41の上面を覆うように形成し、他端は凹部と対向するように蒸着法又はスパッタ法等により形成している。そして配線パターン52A,52B上であって、凹部と対向する位置にAu等からなるバンプ54A,54Bを形成している(図12(f))。次に図12(g)に示すようにバンプ54A,54Bの先端(接合面)及び第2基板の接合面に下地のCrやTi膜からなる密着層46及びその上層にAu層47を蒸着法又はスパッタ法等により形成している。そして接合面には低融点金属のIn層48を基板上に形成したAu層47の表面上に形成している(図12(h))。
振動体基板20と第1及び第2基板30,410の接合は、まず振動体基板20と第1及び第2基板30,410の接合面を重ね合わせて積層体を形成する。凹部28の底面面積は貫通電極となるバンプ54の先端面積よりも小さく(若しくは略同一)に形成しているため、位置決めが容易となる。第2基板410と振動体基板20を積層させると、バンプ54の先端が凹部28の底面に当接し、さらに押し続けると図10に示す貫通電極49と同様に、バンプ54の先端が凹部28の底面に押し潰されてバンプ54の先端がツバ状となり嵌め合わされる。
積層した後、In層の融点(約156度)以上の温度、例えば約200度で加熱加圧する。これにより、第1又は第2基板及び振動板のAu層間のIn層が溶融して、InをAu層中へ拡散させることにより共晶反応を引き起こし、共晶合金であるAu−Inが形成される。
このような実施例3の圧電振動子によれば、電子素子層と被接合部材の接合の際、凹部に貫通電極の先端が嵌め合うことにより、接続電極と外部電極を電気的に接続させることができる。これにより電気的接続の信頼性を向上させることができる。またバンプと凹部の嵌め合いの際に、貫通電極が被接合部材から脱落することを防止できる。
以上、本願発明に係る電子デバイスは、振動体基板20の上下面を第1基板30と第2基板40とで夫々サンドイッチしてなる三層構造の圧電振動子を用いて説明したが、この他にもSAW振動子、圧力センサー等に適用することもできる。
10、10a、10b………圧電振動子、20、200………振動体基板、21………振動体、22………枠体、23………連結部、24………突出部、25………接続電極、26………励振電極、27………引き回し電極、28………凹部、29………Au層、30………第1基板、31………密着層、32………Au層、33………In層、40、400、410………第2基板、41………導電性材料、42………封止孔、44………外部電極、45………貫通孔、46………密着層、47………Au層、48………In層、49………貫通電極、50………第1接合部、52………配線パターン、54………バンプ、60………第2接合部、70………共晶金属ボール、80………圧電振動子、81………振動電極、82………絶縁性支持板、83………保護板、84………リード端子、85………絶縁性接着剤、86………接続用孔、87………導電部材、88………突出部、89………引出電極、90………貫通孔、91………導電性接着剤、92………水晶片、93………引出電極、94………実装電極、100………水晶振動子、101………ベース用シート状ウェハ、102………貫通孔、103………金属粉、104………水晶振動素子、105………電気的導通路、107………電気的導通路、108………レーザ照射装置、109………金属箔、111………金属箔粒子。

Claims (7)

  1. 励振電極を備えた電子素子層と、外部電極を備えた被接合部材との接合面に金属ロウ材を施し接合してなる圧電デバイスであって、
    前記電子素子層は、前記励振電極と電気的に接続する接続電極上に凹部を形成し、
    前記被接合部材は、前記外部電極と電気的に接続させると共に、前記接合面側に突出させて前記凹部に嵌合して前記接続電極と電気的に接続する貫通電極を形成したことを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記貫通電極は、金属ボールを溶融して形成したことを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記貫通電極は、前記凹部と対向する前記被接合部材を貫通させて凸状に形成した電極であることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  4. 前記貫通電極は、前記外部電極と電気的に接続した配線パターン上に形成したバンプであることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  5. 前記貫通電極は、前記電子素子層との前記接合面から前記被接合部材の裏面に向けて異径となるテーパ状に形成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の圧電デバイス。
  6. 前記凹部は、開口から底面に向けて径小となるテーパ状に形成されたことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の圧電デバイス。
  7. 励振電極を備えた電子素子層と、外部電極を備えた被接合部材とを接合してなる圧電デバイスの製造方法であって、
    前記電子素子層の接合面側の前記励振電極と電気的に接続する接続電極上に形成した凹部と、前記被接合部材の接合面側に突出形成した貫通電極とを嵌め合わせて、前記電子素子層と前記被接合部材が積層体を形成する工程を有することを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
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