JP2010251025A - 電池システム及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電解液のリチウム塩の濃度の不均一化を抑制し得る電池システムを提供する。また、この電池システムを用いた車両を提供する。
【解決手段】電池システムSYは、正極板21、負極板22、及びこれらの間に介在するセパレータ23とを含む発電要素20、及び、この発電要素20に含浸され、リチウム塩を含む非水型の電解液30、を有するリチウムイオン二次電池1と、電解液30に振動を加える電解液加振手段180と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リチウム塩を含む非水型の電解液を有するリチウムイオン二次電池を有する電池システム、及びこれを搭載した車両に関する。
非水型の電解液を有するリチウムイオン二次電池(以下、単に電池ともいう。)を、ハイレート放電させた場合に、破裂や発火が生じるのを防止するため、過放電防止回路を設けたものが知られている(特許文献1参照)。
このものでは、電池の表面温度を検出する温度検出手段を備えており、この表面温度が所定の式で得られる放電制御温度を超えた場合に、放電の制御を行う放電制御手段を備えている。
特開2004−95289号公報
ところで、リチウムイオン二次電池にハイレート放電あるいはハイレート充電を繰り返し行わせると、電池の内部抵抗が変化するハイレート劣化を生じることが判ってきた。
また、この原因として、電池完成当初は均一であった電解液のリチウム塩濃度が、ハイレート放電(あるいはハイレート充電)を繰り返すと、徐々に場所的に不均一になる、即ち、場所的に濃度分布が生じるためであることも判ってきた。不均一になると、電解液の濃度が、最適な値からずれるため、内部抵抗の増大など電池性能の低下が生じるものと考えられる。
このようなハイレートの充放電のみならず、電池を使用し続けると、電解液の濃度の不均一が生じ、電池性能の低下が懸念される。
しかしながら、この特許文献1に記載の過放電防止回路では、単に、放電の電流を制限するだけであり、このようなハイレート劣化の進行を遅らせ、あるいは劣化を回復させることはできない。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、電解液のリチウム塩の濃度の不均一化を抑制し得る電池システムを提供すること、また、このような電池システムを用いた車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、正極板、負極板、及びこれらの間に介在するセパレータとを含む発電要素、及び、上記発電要素に含浸され、リチウム塩を含む非水型の電解液、を有するリチウムイオン二次電池と、上記電解液に振動を加える電解液加振手段と、を備える電池システムである。
この電池システムでは、電解液に振動を加える電解液加振手段を備えている。このため、電解液に加えた振動により、電解液の流動が促進されるので、電解液のリチウム塩の濃度の不均一化を抑制することができる。
なお、電解液加振手段としては、電池内部に配置され、発電要素を振動させて、これに含浸された電解液を振動させるアクチュエータが挙げられる。また、電池を外部から振動させることにより、電解液を振動させるアクチュエータも挙げられる。
また、電解液の加振は、電池システムの作動中、常時加振するのが好ましい。また、定期的(所定間隔毎)に所定期間加振することもできる。また、ハイレート放電(あるいはハイレート充電)をさせる毎に、その後、所定期間加振することもできる。また、外部電源(例えば家庭用電源:AC100V)を用いて、リチウムイオン二次電池の充電を行う場合には、この外部電源による充電期間中に、加振することもできる。
さらに、上述の電池システムであって、前記電解液加振手段は、前記リチウムイオン二次電池を外部から振動させる外部加振手段である電池システムとすると良い。
本態様の電池システムでは、外部加振手段によって、電池を外部から振動させて電解液に加振する。このため、電池内部に、電解液振動手段を形成する場合に比して、外部振動手段について、大きさの制約や、耐腐食性、絶縁性などを考慮した材質面からの制限などが少なく、容易かつ簡易に構成できる。また、メンテナンスも容易である。
なお、外部加振手段としては、例えば、電池を搭載してこれに振動加えられるように構成した加振機が挙げられる。また、複数の電池で組電池をなしている場合には、外部加振手段は、複数の電池全体を加振するように構成しても良いし、個々の電池を個別に加振するようにしても良い。
また、上述のいずれかに記載の電池システムであって、前記電解液加振手段の駆動を制御する制御手段を備え、上記制御手段は、所定間隔毎に、所定期間に亘り、上記電解液加振手段を駆動させる電池システムとすると良い。
本態様の電池システムでは、制御手段を備え、この制御手段によって、所定間隔毎(定期的)に、所定期間に亘り、電解液加振手段を駆動させる。このため、定期的に電解液に振動が加えられるため、簡易な構成で、電解質のリチウム塩濃度の不均一化を抑制することができる。
あるいは、前述のいずれかに記載の電池システムであって、前記電解液加振手段の駆動を制御する制御手段と、前記リチウムイオン二次電池のハイレート放電またはハイレート充電を検知するハイレート検知手段と、を備え、上記制御手段は、上記ハイレート検知手段でのハイレート放電またはハイレート充電を検知する毎に、所定期間に亘り、上記電解液加振手段を駆動させる電池システムとすると良い。
電解液のリチウム塩濃度に、場所的な不均一が生じる原因の1つに、ハイレート充電あるいはハイレート放電があることが判っている。
本態様の電池システムでは、制御手段及びハイレート検知手段を備え、このハイレート検知手段によって、ハイレート放電あるいはハイレート充電が検知される毎に、制御手段が、所定期間に亘り、電解液加振手段を駆動させる。このため、電解液のリチウム塩濃度に分布が生じやすいハイレート放電等のたびに、電解液に振動を所定期間に亘って加えることができるため、効率的に加振を行って、電解液のリチウム塩濃度の不均一化を抑制することができる。
なお、ハイレート検知手段は、例えば、10C以上など所定の大きさ以上の放電電流あるいは充電電流を流す場合に、ハイレート放電であるまたはハイレート充電であると判定するものであり、例えば、流れている電流の大きさを検知して、ハイレートであるか否かを判定するものが挙げられる。
さらに他の解決手段は、上述のいずれかに記載の電池システムを搭載し、前記リチウムイオン二次電池の電気エネルギーを動力源の全部または一部に使用する車両である。
この車両では、電池の電解液が加振されて、そのリチウム塩の濃度の不均一が生じにくい電池システムを搭載している。このため、電解液のリチウム塩濃度の場所的な不均一化に伴う、内部抵抗の増加など電池性能の劣化を抑制し、長期間に亘り、良好な走行性能を得られる車両となし得る。
基礎実験の結果を示すグラフである。 実施形態に係る車両の構成を示す説明図である。 実施形態にかかる組電池の構造を示す説明図である。 加振装置の構成を示す説明図である。 実施形態にかかる電池の構造を示す説明図である。 実施形態にかかり、制御装置による加振装置の駆動の処理フローを示すチャートである。 変形形態にかかり、制御装置による加振装置の駆動の処理フローを示すチャートである。
(実施形態1)
次に、実施形態1について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態1にかかる車両100について説明する。図2に車両100の斜視図を示す。
この車両100は、組電池120、制御装置130、フロントモータ141、リアモータ142、エンジン150、ケーブル160、第1インバータ171、第2インバータ172、加振装置180及び車体190を有するハイブリッド電気自動車である。
このうち、図3に示す組電池120は、複数のリチウムイオン二次電池1,1を備え、これらが互いに直列に接続されている。この組電池120には、各電池1,1の充電状態、温度など各種の状態を監視する電池監視装置122を備えている。
また、加振装置180は、図4に示すように、台座186と、この上に配置された小型の加振用モータ181と、このモータ181の回転シャフト182に取り付けられた楕円形状のカム183と、バネ184の付勢によりこのカム183に圧接され、このカム183に摺動して一方向に振動する振動台185と、電源装置187とからなり、この振動台185上に、組電池120が搭載されている。このため、モータ181を回転させると、カム183の回転により、振動台185が図中上下方向に振動する。
車両100の制御装置130は、図示しないCPU、ROM及びRAMを有し、所定のプログラムによって作動するマイクロコンピュータを含んでいる。この制御装置130は、車両100(車体190)に搭載された、フロントモータ141、リアモータ142、エンジン150、第1インバータ171、第2インバータ172及び電池監視装置122とそれぞれ通信する。そして、この制御装置130は、フロントモータ141、リアモータ142、エンジン150、第1インバータ171及び第2インバータ172を制御する。
さらに本実施形態では、この制御装置130は、加振装置180(モータ181)の駆動をも制御する。具体的には、モータ181の電源装置187を制御して、モータ181の駆動を制御する。
なお、本実施形態において、電池1、電池監視装置122、制御装置130、加振装置180は、電池システムSYを構成している。
複数の電池1,1は、図5に示すように、各々、正極板21、負極板22及びセパレータ23を含む捲回型の発電要素20と、これに含浸された非水型の電解液30を有するリチウムイオン二次電池である。発電要素20は、矩形箱状の電池ケース10に収容されている。
このうち、発電要素20は、帯状の正極板21及び負極板22が、ポリエチレンからなる帯状のセパレータ23を介して扁平形状に捲回されている(図5参照)。この発電要素20は、正極板21、負極板22及びセパレータ23が積層して捲回してなる。図5中、左方に延出する正極板21の正極リード部21Lには、クランク状に屈曲した板状の正極集電部材71が接合されている。また、右方に延出する負極板22の負極リード部22Lには、クランク状に屈曲した板状の負極集電部材72が接合されている。
正極集電部材71の先端側(図中、上方)に位置する正極端子部71Aは、電池ケース10から上方に突出している。同じく、負極集電部材72の先端側(図中、上方)に位置する負極端子部72Aも、電池ケース10から上方に突出している。
電解液30は、体積比1:1:1のエチレンカーボネート(EC)トジメチルカーボネート(DMC)とメチルエチルカーボネート(EMC)との混合溶液に、支持塩のLiPF6を溶解した非水系の電解液であり、リチウム塩濃度は、電池製造当初、最適濃度の1.0mol/Lに調整されている。この電解液30は、発電要素20に、具体的には、セパレータ23が介在する正極板21と負極板22との間に含浸されて配置されている。
(基礎実験)
この電池1を用いて、基礎実験として、以下の実験を行った。
電池1を、振動試験器(エミック社製、品番9514−A)に搭載し、150A、10秒のハイレート放電と、10A、150秒のハイレートではない充電とを繰り返しながら、振動試験器で加振条件:周波数10Hz、加速度6Gとして、加振した。これにより、充放電のサイクル数と、電池1の内部抵抗との関係を調査した。なお、比較のため、加振しないで、同一の充放電を繰り返した電池についても、内部抵抗の変化を調査した。
その結果を、図1のグラフに示す。なお、横軸は、放電と充電で1サイクルとしたときの充放電の回数の平方根であり、縦軸は、実験当初の内部抵抗の大きさを1とした場合の、その後の内部抵抗の相対比である。このグラフのうち、破線で示すものが、加振をしない電池1(比較例)の内部抵抗の変化である。一方、実線で示すものが、加振を行った電池1の内部抵抗の変化である。
このグラフによれば、電池1について加振した場合の方が、電池1の内部抵抗が相対的に低くなり、ハイレート劣化による内部抵抗の増加を抑制できることが判る。これは、外部からの加振によって、電解液に振動が加えられ、電解液の流動が促進され、電解液のリチウム塩濃度の不均一化が抑制されたためであると考えられる。
この結果に基づき、本実施形態では、以下のようにして、電池1の電解液30に、振動を加える。
本実施形態においては、制御装置130は、電池監視装置122を通じて、組電池120(電池1,1)を流れる放電電流IDの大きさを監視している。そして、例えば急加速、急発進した場合など、放電電流IDの大きさが、10Cを越えるハイレート放電となった場合には、ハイレート放電であることを、制御装置130に通知(送信)する。制御装置130では、この通知を受けるたびに、加振装置180を所定期間(本実施形態では1分間)駆動し、組電池120(電池1,1)を加振し、これによって、電池1内の電
解液30を振動させ、そのリチウム塩濃度の不均一化を抑制し、さらには、リチウム塩濃度を均一化させる。
即ち、図6のフォローチャートにおいて、まずステップS1で、放電電流IDの大きさを検知する。この大きさが、10C以下の場合(ステップS2においてNo)には、ステップ1をに戻り、再び放電電流IDの大きさを検知する。
一方、放電電流IDの大きさが、10Cを越えている場合(ステップS2において、Yes)には、ステップS3に進み、制御装置130は、加振装置180を駆動させる。具体的には、電源装置187から電力を供給させてモータ181を駆動し、振動台185を振動させる。これにより、組電池120(電池1,1)が加振される。そのため、電池1内の電解液30も振動させられる。
その後、ステップS4で、1分間経過したか否かを判断し、1分経過すると、再び、ステップS1に戻る。
本実施形態では、このように、電池システムSYに加振装置180を備えている。このため、電解液30に加えた振動により、電解液30の流動が促進されるので、電解液30のリチウム塩の濃度の不均一化を抑制することができる。
しかも、電池1の外部に配置した加振装置180によって、電池1を外部から振動させて電解液30に加振する。このため、電池1の内部に、電解液を振動させる手段を形成する場合に比して、大きさの制約や、耐腐食性、絶縁性などを考慮した材質面からの制限などが少なく、容易かつ簡易に構成できる。また、メンテナンスも容易である。
さらに、本実施形態では、上述の制御をすることで、電解液30のリチウム塩濃度が不均一になりやすい、ハイレート放電を行うたびに、電解液30に振動を所定期間(本変形形態では1分間)に亘って加えることができるため、効率的に加振を行って、電解液30のリチウム塩濃度の不均一化を抑制することができる。
また、このような電池システムSYを搭載した本実施形態の車両100では、電池1の電解液30が加振されて、そのリチウム塩の濃度の不均一が生じにくい。このため、電解液30のリチウム塩濃度の場所的な不均一化に伴う、内部抵抗の増加など電池性能の劣化を抑制し、長期間に亘り、良好な走行性能を得られる車両100となる。
(変形形態1)
次いで、上述の実施形態の変形形態について、図7を参照して説明する。
本変形形態における電池1,組電池120,制御装置130、加振装置180ほか、車両100の各構成については、前述した実施形態と同じである。
但し、制御装置130における処理フローが異なる。
従って、本変形形態において、電池1、電池監視装置122、制御装置130、加振装置180は、電池システムSY2を構成している。
即ち、本変形形態においては、制御装置130は、自身に有するタイマーを用いて、前回の加振装置180の駆動から経過した時間を計っている。具体的には、5分経過した場合にか否かを、ステップS11で検知している。此処で、No、つまり、前回の駆動から5分間が未経過の場合には、ステップS11を繰り返す。
一方、Yes、つまり前回の駆動から5分間が経過すると、前述の実施形態と同じく、制御装置130は、加振装置180を駆動させ、振動台184を振動させる。これにより、組電池120(電池1,1)が加振され、電池1内の電解液30も振動させられる。
その後、ステップS4で、1分間経過したか否かを判断し、1分経過すると、再び、ステップS11に戻る。
かくして、本変形形態でも、電池システムSY2に加振装置180を備えており、電解液30に加えた振動により、電解液30の流動を促進して、電解液30のリチウム塩の濃度の不均一化を抑制することができる。
しかも、電池1の外部に配置した加振装置180を用いるので、大きさの制約や、耐腐食性、絶縁性などを考慮した材質面からの制限などが少なく、容易かつ簡易に構成できる。また、メンテナンスも容易である。
さらに、本変形形態では、所定間隔毎(本変形形態では5分毎)に、所定期間(本変形形態では1分間)に亘り、電解液加振手段を駆動させる。このため、定期的に電解液に振動が加えられるため、簡易な構成で、電解質のリチウム塩濃度の不均一化を抑制することができる。
また、このような電池システムSY2を搭載した本実施形態の車両100では、電池1の電解液30が加振されて、そのリチウム塩の濃度の不均一が生じにくい。このため、電解液30のリチウム塩濃度の場所的な不均一化に伴う、内部抵抗の増加など電池性能の劣化を抑制し、長期間に亘り、良好な走行性能を得られる車両100となる。
以上において、本発明を実施形態及び変形形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、加振装置180を駆動する時間(ステップS4)の長さを、例えば、2分間など、他の長さとすることもできる。
また、ステップS11の加振装置180を間欠駆動する場合の間隔を、例えば、15分間など、他の長さとすることもできる。
また、前述の実施形態においては、ハイレート放電についてのみ検知するものとしたが、ハイレート充電のみを検知し、その後、電池1の電解液30に振動を加えるようにしても良い。また、ハイレート放電とハイレート充電の両者を検知し、何れの場合でも、電池1の電解液30に振動を加えることもできる。
また、実施形態では、加振装置として、図4に構成を有するものを示したが、組電池120(電池1,1)に振動を加えられるものであれば良く、電磁石を用いるなど、他の構成の加振装置を用いることもできる。
また、電池1内に、アクチュエータを内蔵させて、このアクチュエータによって、発電要素20を加振し、電解液30を振動させても良い。
1 電池(リチウムイオン二次電池)
10 電池ケース
20 発電要素
21 正極板
22 負極板
23 セパレータ
30 電解液
100 車両
120 組電池
122 電池監視装置(ハイレート検知手段)
130 制御装置
180 加振装置(電解液加振手段、外部加振手段)
SY,SY2 電池システム

Claims (5)

  1. 正極板、負極板、及びこれらの間に介在するセパレータとを含む発電要素、及び、
    上記発電要素に含浸され、リチウム塩を含む非水型の電解液、を有する
    リチウムイオン二次電池と、
    上記電解液に振動を加える電解液加振手段と、を備える
    電池システム。
  2. 請求項1に記載の電池システムであって、
    前記電解液加振手段は、
    前記リチウムイオン二次電池を外部から振動させる外部加振手段である
    電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電池システムであって、
    前記電解液加振手段の駆動を制御する制御手段を備え、
    上記制御手段は、
    所定間隔毎に、所定期間に亘り、上記電解液加振手段を駆動させる
    電池システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の電池システムであって、
    前記電解液加振手段の駆動を制御する制御手段と、
    前記リチウムイオン二次電池のハイレート放電またはハイレート充電を検知するハイレート検知手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    上記ハイレート検知手段でのハイレート放電またはハイレート充電を検知する毎に、所定期間に亘り、上記電解液加振手段を駆動させる
    電池システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電池システムを搭載し、
    前記リチウムイオン二次電池の電気エネルギーを動力源の全部または一部に使用する
    車両。
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