JP2010250928A - 光学データ記憶媒体およびその形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高密度データ層を含む複数層光学データ記憶媒体を形成する方法、並びにこのような方法によって形成する記憶媒体を提供する。
【解決手段】複数のデータピットを含む第1のデータ層を第1のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第1の自立ワークピースを提供し、第1のデータ層に近接した第1の反射層を形成し、複数のデータピットを含む第2のデータ層を第2のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第2の自立ワークピースを提供し、第2のデータ層に近接した第2の反射層を形成し、第1のワークピース上にポリマー層を提供し、型をポリマー層に押し付けて、複数のデータピットを含む第3のデータ層をポリマー層に形成し、型をポリマー層から分離させ、第3のデータ層に近接した第3の反射層を形成し、並びに第1のワークピースを第2のワークピースに取り付ける、ことを含む光学データ記憶媒体の形成方法。
【選択図】図2

Description

本発明は概して光学データ記憶媒体およびその形成方法に関する。より詳細には、高密度データ層を含む複数のデータ層を有する光学データ記憶媒体およびその形成方法が記載される。本発明は複数層高密度データ記憶媒体の製造における時間および複雑さの低減を可能にする。
光学媒体は安価で高密度のデータ記憶の主要な手段である、というのは、それらは記憶されるデータのバイトあたりの妥当なコストと共に高い記憶容量を提供する。コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、複数層構造、例えば、DVD−5およびDVD−9、マルチサイドフォーマット、例えば、DVD−10およびDVD−18、追記型および書換型フォーマット、例えば、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、DVD−RAMなどのようなフォーマットでの光学データ記憶の使用が知られている。より最近では、技術の進歩が、HD−DVDおよびブルーレイディスク(Blu−ray disc)商標フォーマットのような、より高いデータ記憶密度が可能な媒体を提供してきた。
あらかじめ記録された光学媒体においては、データは、射出成形、圧縮成形、スタンピングなどのような方法を用いてデータ層を形成したプラスチックワークピースの表面に形成されたピットおよび溝の形態をとる。そのデータ層の上に反射層が被覆され、そのデータが光学システムによって読み取られるのを可能にする。CD技術については、ピットは典型的には0.83マイクロメートル(μm)の最小長さを有し、約785ナノメートル(nm)の出力波長を有するレーザーで、約0.45の開口数のレンズを用いて読みとられる。ほとんどのCDフォーマットは層あたり約0.74ギガバイト(GB)のデータ密度を提供する。DVD技術を用いてより高密度が達成される。DVD層において、より小さなピット、典型的には0.40μmの最小ピット長さを読み取るために、約650nmの波長の赤色レーザービームが、約0.6の開口数を有するレンズと共に使用される。これはCDにおいて利用可能なものよりもかなり高いデータ記憶密度を可能にする。例えば、DVD−5フォーマットにおいては、層あたり約4.7GBのデータ記憶密度が達成される。HD−DVDおよびブルーレイ記憶媒体は、それぞれ層あたり約15GB、および層あたり23〜27GBの記憶密度を有する。より高いこれら記憶密度は約405nmの波長出力を有するGaN半導体レーザーを使用して達成される。HD−DVDおよびブルーレイ技術に関しては、それぞれ、約0.65および0.85の開口数を有するレンズが使用される。HD−DVDおよびブルーレイデータ層について最小ピット長さは典型的には、それぞれ、0.2μmおよび0.15μmである。
より多くのデータを単一のディスクに記憶させるために、複数データ層の使用が有用であり得る。複数層データ記憶媒体を生じさせるために様々な方法が使用されうる。例えば、2つの情報層を有するDVDを形成する一方法は、単一層DVDの約半分の厚みを有するディスク2枚を貼り合わせることである。一方のデータ層は前側から読み取り可能で、もう一方のデータ層は裏側から読み取り可能に作られることができ、あるいは、双方のデータ層が片側から読み取り可能に作られうる。後者の場合においては、レーザー光源に近いほうのデータ層に半反射層が使用され、他方のデータ層に完全反射層が使用される。このことは、レーザー光の一部分が半反射層および第1のデータ層を通過し、第2のデータ層の読み取りのために、下にある高反射層に到達するのを可能にする。
複数層ディスクを製造する方法が知られている。例えば、Stevensへの米国特許第6,177,168号は、射出成形技術を使用する複数層DVDディスクを製造する方法を開示する。3つのワークピースが成形され、そのなかの2つは反対側が平らな1つの金属化情報層を有し、および3つめのワークピースは両面に金属化情報層を有する。この3つのワークピースは、2つの情報層を有するワークピースを真ん中にしてサンドイッチ形態で一緒に貼り付けられる。この開示された方法は、HD−DVDまたはブルーレイフォーマットデータ層のような高密度データ層を有する複数層ディスクを製造する目的についての様々な課題を生じさせる。上記文献は、外側のワークピースが約0.550ミリメートル(mm)の厚みを有するべきであること、これと共に中間のワークピースの厚みが構造的一体性をもたらす最小の厚みによって決定され、例示の実施形態においては約0.300mmであることを開示する。しかし、HD−DVDおよびブルーレイディスクについての波長および開口数は、光路長の厳格な公差を要求する。これに関して、この2つのフォーマットについてのフォーカスバジェット(focus budget)はHD−DVDおよびブルーレイフォーマットについて、それぞれ、約1.7μmおよび1μmである。射出成形ワークピースに典型的な比較的大きな最小厚みおよび高密度フォーマットの厳密な公差要求に関しては、射出成形の使用は、同じ側から読み取られる複数高密度データ層を形成するのに概して適していない。
米国特許第6,177,168号明細書
よって、HD−DVDまたはブルーレイフォーマットデータ層のような高密度フォーマットデータ層を含む複数層光学データ記憶媒体を形成する改良された方法についての必要性が存在している。同様に、このような光学データ記憶媒体の必要性もある。
本発明の第1の形態にしたがって、光学データ記憶媒体を形成する方法が提供される。本方法は、(a)前面および裏面を有する第1の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第1のデータ層を当該第1のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第1の自立ワークピースを提供し;(b)第1のデータ層に近接した第1の反射層を形成し;(c)前面および裏面を有する第2の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第2のデータ層を当該第2のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第2の自立ワークピースを提供し;(d)第2のデータ層に近接した第2の反射層を形成し;(e)第1のワークピース上にポリマー層を提供し;(f)型をポリマー層に押し付けて、0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを含む第3のデータ層をポリマー層に形成し;(g)型をポリマー層から分離させ;(h)第3のデータ層に近接した第3の反射層を形成し;並びに(i)第1のワークピースを第2のワークピースに取り付けること:を含む。
本発明のさらなる形態に従って、光学データ記憶媒体が提供される。本光学データ記憶媒体は、前面および裏面を有する第1の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第1のデータ層を当該第1のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第1の自立ワークピース;第1のデータ層に近接した第1の反射層;前面および裏面を有する第2の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第2のデータ層を当該第2のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第2の自立ワークピース;第2のデータ層に近接した第2の反射層;第3のデータ層を含んでおり第1のワークピース上のポリマー層であって、前記第3のデータ層が0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを含む、ポリマー層;並びに、第3のデータ層に近接した第3の反射層:を含む。
図1は、本発明の典型的な実施形態に従った、第1および第2のデータ層を有する第1の自立ワークピース、および第3のデータ層を有する第2の自立ワークピースを示す。 図2は、本発明のさらなる典型的な実施形態に従った、4つのデータ層を有する光学データ記憶媒体を示す。 図3は、本発明の典型的な実施形態に従った、第1のデータ層を有する第1の自立ワークピース、および第2のデータ層を有する第2の自立ワークピースを示す。 図4は、本発明のさらなる典型的な実施形態に従った、3つのデータ層を有する光学データ記憶媒体を示す。 図5は、本発明のさらなる典型的な実施形態に従った、3つのデータ層を有する光学データ記憶媒体を示す。
本明細書において使用される場合、用語「に近接した」は、互いに直接接触しているか、1以上の他の層もしくは物質で隔てられているか、またはこれらの組み合わせであると特定される事項を含む。データ層に近接した反射層の文脈においては、このような近接は、反射層からの反射および非反射シグナルに基づいたレーザーベースの光学システムによるデータ層の読み取りを可能にする。
また、本明細書において使用される場合、用語「高密度データ層」は0.25μm以下、例えば、0.21μm以下、0.17μm以下、もしくは0.15μm以下、例えば、約0.2μm(HD−DVDフォーマット)もしくは約0.15μm(ブルーレイフォーマット)の最小ピット長さを有するピットを含むデータ層を意味する。
また、本明細書において使用される場合、用語「高反射層」は、読み取り波長で、典型的には400nmから800nm、例えば、CDについては785nm、DVDについては650nm、並びにブルーレイおよびHD−DVDフォーマットについては405nmで約80パーセント以上の反射率を有する層を意味する。
また、本明細書において使用される場合、用語「半反射層」は、読み取り波長で、このような層に関連するデータ層の読み取りを可能にするのに充分な反射率を有し、かつ読み取り波長で、レーザービームが下にある反射層に到達して、反射して半反射層を通って光シグナル検出器に戻って、下にあるデータ層の読み取りを可能にすることができるような、実質的な量の光がそれを通ることを可能にするのに充分透過性でもある層を意味する。半反射層は典型的には、読み取り波長において約18〜50パーセントの反射率を有する。
また、本明細書において使用される場合、用語「反射層」は高反射層および半反射層を含む。
また、本明細書において使用される場合、「T」ガラス転移温度は、T値として、熱フロー対温度遷移の中点を採用する示差走査熱量計(DSC)により測定される。
本発明は次の図面を参照して論じられ、図面において、類似の参照番号は類似の特徴を示す。
本発明の典型的な実施形態が図面を参照してここで説明される。図1は第1および第2の自立ワークピース100、101を示す。第1の自立ワークピース100は、ワークピース前面にコード化された情報のデータ層102を、およびワークピース裏面にコード化された情報のデータ層104を有する。第2の自立ワークピース101は、ワークピース前面にコード化された情報のデータ層106を含み、および平坦な裏面108を有する。「前面」もしくは「前側」と「裏面」もしくは「裏側」との表示は、特定の機能もしくは実際の使用における方向には関係なく、特定された構成要素(例えば、ワークピースもしくは光学データ記憶媒体)の互いの反対側を示すことが、図面の状況において理解されるべきである。第1および第2のワークピース100、101のいずれかもしくは双方は、独立して、第2のワークピース101について示されるように前面もしくは裏面に単一のデータ層を有することができ、または第1のワークピース100について示されるように前面と裏面とにデータ層を有する2つのデータ層構造を有することができる。データ層102、104、106は、それぞれ、所定のパターンで正確に配置された複数の小型情報ピット109およびランド110を含む。形成された後で、それぞれのデータ層102、104、106は、情報ピットおよびランド上に配置される各光反射層のための型として機能する。
第1および第2のワークピース100、101は、自立し、かつ行われるプロセス、例えば、スピンコーティング、結合、圧縮成形、金属化、ベーキング、および光学データ記憶媒体の製造に使用される他の製造プロセスに、物理的歪みもしくは反りを受けることなく、耐えるのに充分な厚みのものであるべきである。さらに、データ読み取りおよび/または書き込みのために光が第1および/または第2のワークピースを通過することとなる場所においては、このようなワークピースは、光学データ記憶媒体を読み取りもしくは書き込むために使用されるレーザー光の実質的な割合の透過を許容するのに充分透明であるべきである。上記要求を満足するワークピースの最小の厚みは、使用される具体的な物質に依存するであろうが、約0.3mm以上、例えば、0.4mm以上の厚みを有するワークピースが、充分な剛性および構造的一体性を確実にするのに典型的である。上述のことにもかかわらず、商業的光学データ記憶媒体は典型的には標準厚み規格を有する。例えば、ブルーレイフォーマットディスクは約1.10〜1.22mmの標準厚みを有する。本発明を限定することを意図するものではないが、現在の商業的ディスクについてのこのような産業界の標準は、実施において実際の設計制限を負わせる場合がある。商業的規格および機械的制約に加えて、フォーカスバジェット(focus budget)のような光学的規格が光学データ記憶媒体内のワークピースおよび様々な層の厚みに制限を負わせる場合がある。第1および第2の自立ワークピース100、101は、例えば、それぞれ、0.57〜0.60mm、および0.59〜0.61mmの厚みを有することができる。典型的な光学データ記憶媒体においては、第1のワークピース100は約0.59mmの厚みを有し、第2のワークピース101は約0.6mmの厚みを有する。
ポリマー化学、前駆体、合成方法、反応条件および可能な添加剤の著しい多様性を考慮すると、ワークピース100、101を形成するために多くのポリマー系が使用されうる。使用される物質のバリエーションは典型的には、特定の物質特性、例えば、剛性、水もしくはガス透過性、光学透明性および温度安定性の1以上についての必要性によって後押しされる。ワークピース100、101に好適な物質は当該技術分野において知られており、例えば、ポリカーボネート、(メタ)アクリラート、修飾ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンオキシド/ポリスチレンアロイ、環状ポリオレフィン(例えば、ポリノルボルネン)、並びにこれらの組み合わせおよびブレンドが挙げられる。これらの物質の中では、ポリカーボネートが典型的であり、例えば、バイエルMakrolon商標DP1−1265である。本出願によって必要とされる場合、ワークピースは典型的には光学的に透明な物質である。ワークピースは当該技術分野で知られた技術、例えば、射出成形、圧縮成形、溶液キャスティングまたは押出技術を用いて製造されうる。使用されるプロセスに応じて、データ層102、104、106の形成はピット109およびランド110を形成するために追加のインプリンティング工程を必要とする場合がある。
図2は、本発明の第1の典型的な実施形態に従った、光学データ記憶媒体200を示し、これはコード化された情報の4つのデータ層を含む。光学データ記憶媒体は、上述のような第1および第2のワークピース100、101を含む。光学データ記憶媒体は、第1のデータ層102に近接した第1の反射層202、第2のデータ層104に近接した第2の反射層204、第1の反射層202上のポリマー層206であって、高密度フォーマット(0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを有する)でコード化された情報の第3のデータ層208を含むポリマー層206、第3のデータ層208に近接した第3の反射層210、光学データ記憶媒体の前側214で第3の反射層上のカバー層212、第4のデータ層106に近接した第4の反射層216、および第1のワークピース100の第2の反射層204と第2のワークピース101の第4の反射層216との間の接着層218をさらに含む。接着層218は第1のワークピース100と第2のワークピース101との結合を可能にする。データ記憶媒体は、追加の層もしくは物質、例えば、光学データ記憶媒体の前側214および裏側218のいずれかもしくは双方上のラベル(示されていない)、光学データ記憶媒体の裏側218上のカバー層(示されていない)、または追加の保護層、例えば、指紋耐性、スクラッチ耐性および水分バリア層などを含むことができる。少なくとも第3のデータ層208はブルーレイフォーマットのような高密度フォーマットのものである。第1、第2および第4のデータ層102、104、106の1以上は、第3のデータ層208と同じフォーマットのものでありうるか、または異なるフォーマット、例えば、CD、DVDもしくは異なる高密度フォーマットのものであることができる。典型的なデバイスにおいては、第1および第3のデータ層102、208は同じかまたは異なる高密度フォーマットのものである。
第1、第2、第3および第4の反射層202、204、210、216は、各データ層102、104、208、106に近接しており、レーザーベースの光学システムによるデータ層の読み取りを可能にする。典型的なデバイスにおいては、第1、第2、第3および第4の反射層202、204、210、126はそれぞれその関連するデータ層102、104、208、106と直接接触している。しかしながら、望まれる場合には、データ層が光学システムによって読み取り可能である限りは、反射層とデータ層との間の接着を促進する物質のような1以上の層または物質が、反射層と関連するデータ層との間に配置されうることは明らかである。
反射層202、204、210、216は、その関連するデータ層102、104、208、106と概して一体である。光学データ記憶媒体がどのように機能するかに応じて、反射層は高反射性かまたは半反射性であるかを独立して選択されうる。例えば、第1および第2の反射層202、204が完全反射性である場合には、第3および第4の反射層210、216は半反射性であり、第1および第3のデータ層102、208に収容されるデータは光学データ記憶媒体の前側214から読み取られることができ、一方、第2および第4のデータ層104、106に収容されるデータは光学データ記憶媒体の裏側218から読み取られうる。典型的な本発明の実施形態においては、光学データ記憶媒体は第1のデータフォーマットで一方の側から、および第2のデータフォーマットで他方の側から読み取られうる。例えば、光学データ記憶媒体は、ブルーレイフォーマットのような高密度フォーマットにおいては前側214から読み取られることができ、並びにDVDまたは他のフォーマットにおいては反対側218から読み取られることができる。
さらなる例として、第2および第4の反射層204、216が高反射性であり、かつ第1および第3の反射層202、210が半透過性である場合には、第1、第2および第3のデータ層102、104、208に収容されるデータは光学データ記憶媒体の前側214から読み取られることができ、一方、第4のデータ層106におけるデータは裏側218から読み取られうる。
さらなる例として、第1、第2および第3の反射層202、204、210は半透過性であることができ、一方、第4の反射層216は高反射性である。この場合には、第1、第2、第3および第4のデータ層102、104、208、106は全て、光学データ記憶媒体の前側214から読み取られうる。
上述のように、ラベル(示されていない)が、光学データ記憶媒体の前面および裏面214、218のいずれか、もしくは双方上に、場合によっては配置されうる。光がラベルを通って導入されるかどうかに応じて、このラベルは読み取り波長に対して不透明または本質的に透明であることができる。後者の形態は、データ読み取りの目的のために、「リードスルー」能力をもたらすことができ、同時に、使用者に光学データ記憶媒体の内容についての情報を提供することができる。
図2に示される光学データ記憶媒体を形成する典型的な方法がここで説明される。例示されるデバイスの目的のために、特定のプロセスシークエンスが記載されるが、当業者によって他のシークエンスが容易に実行されうることは明らかである。
データ層102、104、106を伴う第1および第2の自立ワークピース100、101は図1に関して上述されたように形成されうる。第2の反射層204は第1のワークピース100の第2のデータ層104上に形成され、第4の反射層216は第2のワークピース101の第4のデータ層106上に形成される。上述のように、第2および第4の反射層204、216は読み取り波長で高反射性または半反射性でありうる。光学データ記憶媒体に好適な高反射性および半反射性物質、並びにその堆積技術は当該技術分野において知られており、例えば、米国特許第5,171,392号、第6,007,889号、第6,280,811号、第6,451,402号、第6,764,735号、第6,790,503号、第6,544,616B2号、第6,852,384号、第6,841,219号、第7,384,677号に記載されている。典型的な高反射性物質には、例えば、アルミニウム、銅、銀、金およびこれらの合金が挙げられる。これらのうちで、アルミニウムおよびアルミニウム合金が、より低いデータ密度フォーマットのために典型的であり、銀および銀合金が、より高いデータ密度フォーマットのために典型的である。使用される具体的な物質に応じるが、高反射層は典型的には40〜100nmの厚みである。好適な半反射性物質には、例えば、ケイ素、金、銀、銀ベースの合金、例えば、金、パラジウム、銅、ロジウム、ルテニウム、オスミウム、イリジウム、亜鉛、アルミニウム、白金、マグネシウム、ケイ素、カドミウム、スズ、リチウム、ニッケル、コバルト、マンガン、インジウム、クロム、アンチモン、ガリウム、ホウ素、モリブデン、ジルコニウム、ベリリウム、チタンおよびゲルマニウムから選択される1種以上の合金形成金属との合金、銅および銅ベースの合金、例えば、銀、カドミウム、金、マグネシウム、アルミニウム、およびニッケルから選択される1種以上の合金形成金属との合金が挙げられる。具体的な物質に依存するが、半反射性物質の典型的な厚みは5〜70nmである。物質の透過/反射特性はある程度は物質の厚みに依存し、より薄い被膜は典型的にはより大きな透過性をもたらす。反射層は単一層でありうるか、または同じもしくは異なる物質の積層配置の複数の層を含むことができることは明らかである。反射層は、スパッタリング、蒸発およびイオンめっきをはじめとする物理蒸着(PVD)、無電解めっきおよび化学蒸着(CVD)技術のような周知の堆積技術によって堆積されることができ、選択される具体的な技術は、いくつかある考慮事項の中で特に堆積されるべき物質に依存する。膜の透過および反射特性は膜厚、物質組成、光の波長および表面荒さのような要因に応じて変化する。
第1および第2のワークピース100、101は、次いで、公知の物質および技術を用いて、接着剤218の層を第1および第2のワークピースの一方もしくは双方に適用することにより、一緒に結合される。例えば、接着剤は、第1ワークピース100の裏側の第2反射層204上におよび/または第2ワークピースの前側の第4の反射層216上に適用されることができる。第1ワークピース100の裏側は、次いで、第2のワークピース101の前側と接触させられ、圧力が適用される。接着剤を適用するのに有用なコーティング技術には、例えば、スピンコーティング、ロールコーティングおよびスクリーン印刷が挙げられる。典型的な接着剤には、ホットメルト接着剤、およびUV−硬化性フォトポリマー、例えば、UV−硬化性アクリル、例えば、Mader Plastilack Rengolux商標3203−098UV−硬化性接着剤が挙げられる。ホットメルト接着剤技術においては、溶融された熱可塑性樹脂が第1および第2の処理されたワークピースの一方もしくは双方上に配置され、そのワークピースが圧力下で加圧接着される。UV結合においては、接着剤はUV硬化性であり、かつ典型的には、スピン積層によって第1の処理されたワークピースと第2の処理されたワークピースとの間に適用される。この技術においては、液体UV−硬化性接着剤が第1または第2のワークピースに適用される。第1および第2のワークピースの他方は、接着剤が適用されたワークピースの上に配置され、得られる構造体が高速で回転させられる。この回転が、ワークピースの結合表面全体に接着剤を広げさせる。UV線の使用によって、この接着剤は固体に硬化させられ、この半分の部品2つは一体の構造として一緒に結合される。
第1および第2のワークピース100、101の結合に続いて、第1のワークピースの前面が処理されうる。第1の反射層202は、第2および第4の反射層204、216について上述したように形成されうる。次いで、ポリマー層206が第1反射層204上に形成されうる。上述のように、第3のデータ層はブルーレイフォーマットのような高密度フォーマットのものであり、0.25μm以下、例えば、0.21μm以下、0.17μm以下、または0.15μm以下、例えば、約0.2μm(HD−DVDフォーマット)もしくは約0.15μm(ブルーレイフォーマット)の最小ピット長さを有するピットを含む。ポリマー層206は、例えば、Buらへの米国特許出願公開第2008/0226889A1(この内容は参照により本明細書に組み込まれる)に記載される物質および技術を用いて形成されることができる。
典型的な実施形態に従って、ポリマー層を形成するための硬化性組成物は、1種以上の重合性物質、重合開始剤および任意に1種以上の添加剤を含む。硬化性組成物に使用するのに好適な重合性物質には、例えば、エチレン性不飽和モノマー、エチレン性不飽和オリゴマー、エポキシモノマー、エポキシオリゴマー、エポキシド、ラクトン、ラクタムおよびイミンから選択されるものが挙げられる。重合性物質は、例えば、少なくとも1種のモノ官能性物質および少なくとも1種の多官能性物質を含むことができる。
好適な1官能性物質には、例えば、モノ官能性(メタ)アクリラート、エポキシ(メタ)アクリラートおよびウレタン(メタ)アクリラートから選択される物質が挙げられる。モノ官能性物質は、モノエチレン性不飽和物質、例えば、モノエチレン性不飽和アクリラートおよびメタクリラートから選択されうる。モノエチレン性不飽和物質は、典型的には、例えば、100〜100,000、例えば、100〜50,000、100〜25,000、100〜15,000、100〜10,000、100〜5,000、100〜4,000、100〜3,000、100〜2,000、100〜1,000、または100〜500の重量平均分子量を有する。
好適な多官能性物質には、例えば、ジ−およびトリ−官能性(メタ)アクリラート、エポキシ(メタ)アクリラートおよびウレタン(メタ)アクリラートから選択される物質が挙げられる。少なくとも1種の多官能性物質は、多エチレン性不飽和物質、例えば、2〜4つの重合性ビニル基または2〜3つの重合性ビニル基を有する物質から選択されうる。多エチレン性不飽和物質は、例えば、100〜100,000、例えば、100〜50,000、100〜25,000、100〜15,000、100〜10,000、100〜5,000、100〜4,000、100〜3,000、100〜2,000、100〜1,000、または100〜500の重量平均分子量を有することができる。
重合開始剤はカチオン性開始剤、ラジカル開始剤およびこれらの組み合わせから選択されうる。重合開始剤は光開始剤、熱開始剤およびこれらの組み合わせからさらに選択されうる。好適な熱開始剤には、例えば、過酸化物、過硫酸塩およびアジドの種類からの熱ラジカル硬化開始剤が挙げられる。好適な光開始剤には、例えば、ベンゾフェノン、アセトフェノン誘導体、アルファヒドロキシケトン、モノアシルホスフィンオキシド、ビスアシルホスフィンオキシドが挙げられる。重合開始剤は典型的には、速い硬化速度、妥当なコスト、良好な表面、完全な硬化、老化の際の黄変の欠如をもたらすのに充分な量で硬化性組成物中に存在する光開始剤である。
硬化性組成物は1種以上の任意の添加剤をさらに含むことができる。このような任意の添加剤には、例えば、UV吸収剤、充填剤、連鎖移動剤、可塑剤、湿潤剤、安定化剤、接着促進剤、平滑化剤、腐食防止剤、消泡剤、離型剤、固着防止剤、フッ素含有化合物、反応性希釈剤(例えば、フェノキシエチルアクリラート)およびシラン含有化合物が挙げられる。離型剤の使用が典型的である。離型剤は、未硬化の硬化性組成物の空気界面に選択的に移動する物質であり得る。典型的な離型剤には、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシランおよび他のシラン化剤、ポリ(ペルフルオロエーテル)、ポリエーテル修飾ポリシロキサン、例えば、ポリエーテル修飾ポリジシロキサン、およびこれらの組み合わせが挙げられる。
ポリマー層を形成するのに典型的な硬化性組成物は、重量平均分子量300〜2,000のビスフェノールAエポキシアクリラート、重量平均分子量300〜500のオキシラン,2,2’−[(1−メチルエチリジン)ビス(4,1−フェニレンオキシメチレン)]ビス−,ホモポリマー,2−プロペノアート、ジグリシジルエーテルビスフェノール−Aのジアクリラートおよびアルコキシ化ビスフェノールAジアクリラートから選択されるオリゴマー50〜65重量%;C−C22アルキルアクリラートおよびC−C22アルコキシアクリラート、例えば、2(2−エトキシエトキシ)エチルアクリラート、イソデシルアクリラートおよびこれらの組み合わせから選択される低Tモノマー10〜20重量%;イソボルニルアクリラートである高Tモノマー9〜14重量%;1,6−ヘキサンジオールジアクリラート、トリシクロドデカンジメタノールジアクリラートおよびこれらの組み合わせから選択される二官能性モノマー10〜16重量%;1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトンである光開始剤4〜9重量%;並びにポリエーテル修飾ポリジメチルシロキサンである離型剤0〜1.5重量%を含む。
ポリマー層206を形成する典型的な方法に従って、硬化性組成物は第1の反射層202上に未硬化の状態で配置される。公知のコーティング技術、例えば、ロールコーティング、スロットコーティング、スクリーニング、スピンコーティング、パッチダイコーティング、スロットもしくは押出コーティング、スライドもしくはカスケードコーティング、カーテンコーティング、グラビアコーティング、ディップコーティング、スプレイコーティング、メニスカスコーティング、ブラシコーティング、エアナイフコーティング、シルクスクリーン印刷、静電印刷、熱印刷およびインクジェット印刷が、第1のワークピースを硬化性組成物で覆うために使用されうる。これらのなかで、スピンコーティングが典型的である。堆積された硬化性組成物は刺激、典型的にはUV線のような化学線に曝露され、堆積された硬化性組成物の重合を引き起こし、硬化した硬化性組成物を形成する。第3のデータ層208はエンボス加工プロセスによってポリマー層の表面に形成される。このプロセスにおいて、硬化した硬化性組成物に型が押し付けられて、そこにフィーチャー(features)を形成し、このフィーチャーはブルーレイもしくはHD−DVDフォーマットのような高密度フォーマットにおける情報として読み取り可能である。次いで、硬化した硬化性組成物から型は分離させられる。ポリマー層は典型的には、0.02〜0.03mm、例えば、0.024〜0.026mm、例えば約0.025mmの平均厚みを有する。注目すべきは、第3のデータ層208の形成は、硬化した硬化性組成物と型が接触している間に、化学線により硬化することを必要としない。
硬化した硬化性組成物に型が押し付けられる時点の型の温度(すなわち、インプリンティング温度)は、典型的には、硬化した硬化性組成物から型が分離される時点の型の温度(すなわち、分離温度)よりも高い。型、硬化した硬化性組成物、およびワークピースのうちの少なくとも1つは、硬化した硬化性組成物に型を押し付ける前に加熱され、硬化した硬化性組成物と型とを分離する前に冷却されうる。型は、硬化した硬化性組成物に、典型的には2.75〜27.5メガパスカル(MPa)の圧力(すなわち、インプリンティング圧力)で押し付けられる。硬化した硬化性組成物の表面および型の表面の少なくとも一方に離型剤が適用されうる。
第3のデータ層208の形成に続いて、第1、第2および第4の反射層202、204、216に関して上述したような物質および技術を用いて、第3のデータ層208上に第3の反射層210が形成される。
本発明のさらなる実施形態に従って、ポリマー層206および第3のデータ層に関するのと同じ上記物質および技術を使用して、1以上の追加のデータ層が第3のデータ層208および第3の反射層210上に形成される。追加のデータ層は、0.25μm以下の最小ピット長さを有する追加の高密度データ層の形態を有利にとることができる。第1の追加のデータ層は、第3のデータ層に関して上述したのと同じ方法でポリマー層を提供し、このポリマー層を処理することにより形成されうる。第3のデータ層に関して、型の使用により追加のデータ層が形成され、第4のデータ層に近接した反射層が形成される。望まれる追加のデータ層の数の分だけこのプロセスが繰り返されうる。
次いで、光学データ記憶媒体の前側214で第3の反射層210上にカバー層212が形成される。このカバー層212は、例えば、次の機能の1以上を提供することができる:下にある第3の反射層および第3のデータ層の損傷を防止する;スクラッチおよび指紋に対する抵抗性を提供する;水分バリアとして機能する;ガスバリアとして機能する;平坦化層として機能する;並びに光路長として機能する。単一の層として示されるが、カバー層は複数の層を含むことができる。複数の層が使用される場合には、第2のカバー層がスタックを含むことができ、スタックは、例えば、光路長層、スクラッチ耐性層および指紋耐性層を含む。カバー層に好適な物質には、例えば、UV硬化性アクリル、もしくはラッカーが挙げられ、場合によっては、シリコーンおよび/または無機ナノ粒子、例えば、シリカナノ粒子を含む。UV−硬化性アクリルは典型的には二官能性アクリルもしくは三官能性アクリルであり、例えば、ウレタン−アクリルコポリマー、およびエポキシ−アクリルコポリマーが挙げられる。好適なカバー層物質は、例えば、欧州特許出願公開第EP0916705A2号に記載される。好適なカバー層物質は市販されており、例えば、Durabis商標(TDK株式会社、日本国)およびDaicure商標(例えば、Daicure Clear SD511)(DIC Eques Coatings,オランダ)ブランドで販売されているものである。カバー層を形成するのに使用される物質は、液体形態であることができ、例えば、スピンコーティングによって適用されうる。カバー層は、ポリカーボネート膜のようなポリマー膜の形態をさらにとることができ、これは第3の反射層上でワークピースに接着または積層されうる。好適なこのようなポリマー膜は市販されており、例えば、Europlex商標ポリカーボネート膜PC0F405(Targray Technology International Inc.,モントリオール、カナダ)がある。カバー層の望まれる厚みは、データ層フォーマットおよび使用される光の波長のような要因に応じて変化しうる。ブルーレイフォーマットデータ層の場合には、カバー層は、例えば、0.025〜0.075mmであることができ、一方、DVDおよびHD−DVDデータ層フォーマットについての厚みは約0.6mmである。典型的な光学データ記憶媒体においては、下にあるブルーレイデータ層については、カバー層は約75μmである。
上述のようなラベル(示されていない)が光学データ記憶媒体の前側および/または裏側のカバー層212上に、および/またはデータ記憶媒体の裏側218に適用されうる。本発明に従って形成された光学データ記憶媒体は市販の光学ディスクシステムを用いて読み取りおよび/または書き込みされうる。
さらに典型的な3つのデータ層を有する光学データ記憶媒体が図3および4を参照してここで説明される。図3は第1および第2のデータがインプリントされた自立ワークピース300、101を示し、これらは図4に示される光学データ記憶媒体400の形成に使用されうる。第1および第2の自立ワークピース300、101は、それぞれ、ワークピース100、101に関して上述したものであるが、ただし、双方のワークピースはコード化された情報の単一のデータ層102、106をワークピース前側に有し、かつ平坦な裏面107、108を有する。別の実施形態においては、第1および第2のワークピース300、101の双方は、図示される平坦な表面107、108の代わりに、裏面に追加のデータ層(示されていない)を有することができる。
図4は、コード化された情報の3つのデータ層を含む光学データ記憶媒体400を示す。データ記憶媒体400のフィーチャーは、他に示されたのを除いて、図2に関して上述したのと概して同じである。光学データ記憶媒体は図3に関して上述したような第1および第2の自立ワークピース300、101を含む。光学データ記憶媒体400は第1のデータ層102に近接した第1の反射層202、第1の反射層上の、高密度フォーマットでコード化された情報の第2のデータ層208を含むポリマー層206、第2のデータ層に近接した第2の反射層210、および光学データ記憶媒体の前側214における第2の反射層上の第1のカバー層212を含む。光学データ記憶媒体は、第3のデータ層106に近接した第3の反射層216、および第1のワークピース300を第2のワークピース101に結合させるための、第1のワークピース300の裏側107と第2のワークピース101の第3の反射層216との間の接着層218をさらに含む。データ記憶媒体は第1のカバー層212および第2のワークピースの裏面108のいずれかもしくは双方上にラベル(示されていない)をさらに含むことができる。
反射層202、204、210、216についての物質、方向および技術に関する上記記載は例示された記憶媒体における反射層に適用可能である。図2に示された典型的な光学データ記憶媒体に関しては、図4のデータ記憶媒体における反射層は、デバイスの望まれる機能に応じて、特定の反射/透過特性を有するように独立して選択されうる。例えば、第1および第3の反射層202、216が完全反射性であり、かつ第2の反射層210が半反射性である場合には、第1および第2のデータ層102、208に収容されるデータは光学データ記憶媒体の前側214から読み取られることができ、一方第3のデータ層106に収容されるデータは光学データ記憶媒体の裏側218から読み取られることができる。本発明の典型的な実施形態においては、光学データ記憶媒体は第1のデータフォーマットで一方の側からおよび第2のデータフォーマットで他方の側から読み取られうる。例えば、光学データ記憶媒体はブルーレイフォーマットのような高密度フォーマットで前側214から読み取られることができ、およびDVDフォーマットで反対側218から読み取られることができる。
さらなる例として、第1および第2の反射層202、210は半透過性であることができ、一方第3の反射層216は高反射性である。この場合、第1、第2および第3のデータ層102、208、106は全て光学データ記憶媒体の前側214から読み取られうる。
図4に示される光学データ記憶媒体を形成する典型的な方法がここで説明される。他に示される場合を除き、図2の光学データ記憶媒体の形成に関して上述された物質および技術が図4に示される記憶媒体にも適用可能である。第1および第3のデータ層102、106を有する第1および第2の自立ワークピース300、101が形成される。第3の反射層216が第3のデータ層106上に形成され、第1および第2のワークピース300、101が接着層218を用いて一緒に結合される。第1の反射層202が第1のデータ層102上に形成され、高密度フォーマットの第2のデータ層208を有するポリマー層206が第1の反射層上に形成される。第2の反射層210が第2のデータ層208上に形成され、第1のカバー層212が光学データ記憶媒体の前側214で、第2の反射層210上に形成される。任意のラベル(示されていない)がカバー層212および第2のワークピースの裏面108のいずれかもしくは双方上に配置されうる。
3つのデータ層を有するさらなる典型的な光学データ記憶媒体が図5に示される。このデータ記憶媒体は、第1のワークピースが平坦な前面を有し、かつ第1のデータ層102が第1のワークピースの裏面の部分として形成されていることを除き、図4に関して記載されたとおりである。典型的な実施形態においては、第3のデータ層208はブルーレイフォーマットのような高密度フォーマットのものであり、かつ第1および第2のデータ層102、106は独立してDVDのような異なるフォーマットからのものである。
本発明に従ったさらなる典型的な光学データ記憶媒体およびその形成方法が以下に説明される。
2つのブルーレイデータ層102、208がディスクの前側214から読み取り可能であり、かつ2つのDVDデータ層104、106がディスクの裏側218から読み取り可能である図2に示される様な光学データ記憶媒体200が次のように形成される。第1および第2のワークピース100、101が、それぞれ0.59mmおよび0.6mmの厚みに射出圧縮成形でバイエルMakrolon商標DP1−1265ポリカーボネートから形成される。第1のワークピースのデータ層102、104は、それぞれ、ブルーレイフォーマットおよびDVDフォーマットのものである。第2のワークピースのデータ層106はDVDフォーマットのものである。完全反射層204(55nmアルミニウム)がスパッタリングによって、第1のワークピース100のデータ層104上に形成される。半反射層216(11nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)がスパッタリングによって、第2のワークピース101のデータ層106上に形成される。第1および第2のワークピース100、101がUV−硬化性接着剤218(25μm、Mader Plastilack Rengolux商標3203−098)を用いてスピン積層されおよびUV線での接着剤の硬化によって一緒に結合される。完全反射層202(40nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)がスパッタリングによってデータ層202上に形成される。硬化性ポリマー層206(25μm)が後述のように組成物をスピンコーティングすることにより、完全反射層204上に形成される。硬化性ポリマー層はXeフラッシュランプを用いてUV線で硬化される。ブルーレイフォーマットフィーチャーを有するニッケルDVDスタンパーが離型剤で処理される。ワークピースおよびスタンパーは、上部および下部チャック(chucks)を含むエンボス加工システムに導入される。スタンパーは95℃に加熱され、硬化したポリマー層と接触させられ、40kN圧縮力で、120秒間硬化したポリマー層にスタンパーを押し付ける。スタンパーおよびチャックは50℃未満に冷却され、圧縮力が除かれる。ワークピースおよびスタンパーがこのシステムから取り外され、スタンパーはポリマー層から分離させられる。半反射層210(25nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)がスパッタリングによってデータ層208上に形成される。2つの層を含むカバー層212が、次いで、光学データ記憶媒体の前側214の第3の反射層210上に形成される。カバー層212は、第3の反射層上に第1の層(Daicure EX−8226、70μm)、および第1の層上にハードコート層(Daicure EX−741、5μm)をスピンコーティングしおよびUV硬化することによって形成される。得られる構造体は次の構成で反射層(頂部から底部)を有する:半反射210/完全反射202/完全反射204/半反射216。
硬化性ポリマー組成物:硬化性ポリマー層を形成するための組成物が次のように製造される。機械式攪拌機を備えたステンレス鋼反応器に1400gのヘキサンジオールジアクリラートとブレンドされた5600gの二官能性ビスフェノールAベースのエポキシアクリラート(ブレンドはCN104B80としてSartomer Companyから入手可能);1300gのイソボルニルアクリラート(SR506としてSartomer Companyから入手可能);および1000gの2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリラート(SR256としてSartomer Companyから入手可能)を入れる。反応器の内容物は10分間混合され、700gの1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(Irgacure184として、Ciba Chemical,Inc.から入手可能)が添加される。反応器の内容物はさらに30分間混合される。反応器の内容物は0.1μm細孔サイズのナノシールドフィルター(CUNO LLCから入手可能)を用いてろ過され、ろ過された物質が脱ガスされる。
2つのブルーレイデータ層102、208および2つのDVDデータ層104、106がディスクの前側214から読み取り可能である図2に示される様な光学データ記憶媒体200が、反射層を除いて、上記実施例1に記載されるのと同じ手順および物質を用いて形成される。スパッタリングによって形成される反射層は次の構成(頂部から底部)を有する:半反射210(20nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)/半反射202(22nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)/半反射204(22nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)/完全反射216(50nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)。
2つのDVDデータ層102、106が裏側218から読み取り可能であり、かつ1つのブルーレイデータ層208が前側214から読み取り可能である図5に示される様な光学データ記憶媒体500が次のように形成される。標準DVD9ワークピース101が0.6mmの厚みで、射出圧縮成形でバイエルMakrolon商標DP1−1265ポリカーボネートから形成される。半反射層216(11nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)がスパッタリングによって、ワークピース101のデータ層106上に形成される。第2のDVD9ワークピース300は0.59mmの厚みで、射出圧縮成形でバイエルMakrolon商標DP1−1265ポリカーボネートから形成される。完全反射層202(55nmアルミニウム)がスパッタリングによって、第2のワークピース300のデータ層102上に形成される。ワークピース101、300がUV−硬化性接着剤218(25μm、Mader Plastilack Rengolux商標3203−098)を用いて、UV線での接着剤の硬化を用いるスピン積層によって一緒に結合される。硬化性ポリマー層206(25μm)が実施例1に記載されたような組成物をスピンコーティングすることにより、ワークピース300の表面上に形成される。硬化性ポリマー層はXeフラッシュランプを用いてUV線で硬化される。ブルーレイフォーマットフィーチャーを有するニッケルDVDスタンパーが離型剤で処理される。ワークピースおよびスタンパーは、上部および下部チャックを含むエンボス加工システムに導入される。スタンパーは95℃に加熱され、硬化したポリマー層と接触させられ、40kNの圧縮力で、120秒間硬化したポリマー層にスタンパーを押し付ける。スタンパーおよびチャックは50℃未満に冷却され、圧縮力が除かれる。ワークピースおよびスタンパーがこのシステムから取り外され、スタンパーはポリマー層から分離させられる。完全反射層210(40nm 銀/スズ 99.5/0.5重量%)がスパッタリングによってデータ層208上に形成される。2つの層を含むカバー層212が、次いで、光学データ記憶媒体の前側214の第3の反射層210上に形成される。カバー層212は、第3の反射層上に第1の層(Daicure EX−8226、95μm)、および第1の層上にハードコート層(Daicure EX−741、5μm)をスピンコーティングしおよびUV硬化することによって形成される。得られる構造体は次の構成で反射層(頂部から底部)を有する:完全反射210/完全反射202/半反射216。
100、300 第1の自立ワークピース
101 第2の自立ワークピース
102、104、106 データ層
108 平坦な裏面
109 小型情報ピット
110 ランド
200、400、500 光学データ記憶媒体
202 第1の反射層
204 第2の反射層
206 ポリマー層
208 第3のデータ層
210 第3の反射層
212 カバー層
214 前側
216 第4の反射層
218 接着層

Claims (10)

  1. (a)前面および裏面を有する第1の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第1のデータ層を当該第1のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第1の自立ワークピースを提供し;
    (b)第1のデータ層に近接した第1の反射層を形成し;
    (c)前面および裏面を有する第2の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第2のデータ層を当該第2のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第2の自立ワークピースを提供し;
    (d)第2のデータ層に近接した第2の反射層を形成し;
    (e)第1のワークピース上にポリマー層を提供し;
    (f)型をポリマー層に押し付けて、0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを含む第3のデータ層をポリマー層に形成し;
    (g)型をポリマー層から分離させ;
    (h)第3のデータ層に近接した第3の反射層を形成し;並びに
    (i)第1のワークピースを第2のワークピースに取り付ける;
    ことを含む光学データ記憶媒体の形成方法。
  2. 第2のデータ層が、0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを含む、請求項1に記載の方法。
  3. ポリマー層を提供する工程が、第1のワークピース上に硬化性層を形成すること、並びに型をポリマー層に押し付ける前に硬化性層を光子および/または熱エネルギーで硬化させることを含む、請求項1に記載の方法。
  4. ポリマー層がスピンコーティングによって第1の自立ワークピースに適用される、請求項3に記載の方法。
  5. 第1および第2の自立ワークピースがそれぞれ成形プロセスによって形成される、請求項1に記載の方法。
  6. 第1のワークピースが第4のデータ層をさらに含み、第4のデータ層は複数のデータピットを含み、第1のデータ層が第3のデータ層と第4のデータ層との間に配置されるように、第1のデータ層が第1のワークピースの前面に配置され、かつ第4のデータ層が第1のワークピースの裏面に配置され、当該方法が第4のデータ層に近接した第4の反射層を形成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 第1のデータ層および/または第2のデータ層が0.35μm以上の最小ピット長さを有する、請求項1に記載の方法。
  8. 第2のポリマー層を第3のデータ層上に提供し;
    型を第2のポリマー層に押し付けて、第2のポリマー層に第4のデータ層を形成し;
    型を第2のポリマー層から分離させて、0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを第4のデータ層が含み;並びに
    第4のデータ層に近接した第4の反射層を形成する;
    ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 第1および第3の反射層が半透過性である請求項1に記載の方法。
  10. 前面および裏面を有する第1の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第1のデータ層を当該第1のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第1の自立ワークピース;
    第1のデータ層に近接した第1の反射層;
    前面および裏面を有する第2の自立ワークピースであって、複数のデータピットを含む第2のデータ層を当該第2のワークピースの前面および裏面の少なくとも一方が有する、第2の自立ワークピース;
    第2のデータ層に近接した第2の反射層;
    第3のデータ層を含んでおり第1のワークピース上のポリマー層であって、前記第3のデータ層が0.25μm以下の最小ピット長さを有する複数のデータピットを含む、ポリマー層;並びに
    第3のデータ層に近接した第3の反射層;
    を含む光学データ記憶媒体。
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