JP2010247870A - パネル運搬用荷台 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のサイズのパネルに対応したパネル運搬用荷台の提供
【解決手段】このパネル運搬用荷台100の支持部12、14は、台車10の上部の互いに離れた位置に設けられている。支持部12、14はそれぞれ上下に転回可能に取り付けられている。当該転回可能に取り付けられた支持部12、14には、上下に転回したそれぞれの姿勢において液晶パネル20が載せられる受け部12a、12b、14a、14bを有している。当該受け部12a、12b、14a、14bには、当該上下に転回したそれぞれの姿勢において、液晶パネル20が載せられる領域の外縁が異なる位置に規定されるように、規定部16、18がそれぞれ設けられている。このパネル運搬用荷台100によれば、支持部12、14に載せられる液晶パネル20のサイズは、当該転回可能に取り付けられた支持部12、14の姿勢を変更することによって変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、液晶パネルなどの運搬に用いられるパネル運搬用荷台に関する。
パネル運搬用荷台は、パネルを運搬するのに用いられる荷台(パレット:pallet)である。かかるパネル運搬用荷台は、例えば、液晶パネルの製造ラインなどに用いられる。かかるパネル運搬用荷台としては、例えば、特開2003−176021号公報(特許文献1)、特開2005−320050号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2003−176021号公報には、多数の液晶パネルを収納した搬送容器を載置させて搬送する搬送台車に関し、緩衝手段を介在させて搬送容器を載置させるベース板を支持することが開示されている。
特開2005−320050号公報には、カセット収納式ガラス基板搬送用ボックスが開示されている。ここで開示されるカセット収納式ガラス基板搬送用ボックスは、ガラス基板を保持するガラス基板保持カセットを備えている。ガラス基板保持カセットは、底面板と側壁板から成るカセット本体と、カセット本体移動のための車輪とで構成されている。ガラス基板はベルト締めによってカセット本体に保持されている。
特開2003−176021号公報 特開2005−320050号公報
例えば、薄型の表示装置では、画面サイズの大型化とともに、サイズバリエーションも豊富になりつつある。画面サイズが大型の表示装置は、小型、中型の表示装置に比べて高価であり、製造される数もそれ程多くない。このため、画面サイズが大型の表示装置を製造する製造ラインでは、一つの製造ラインで複数の異なる画面サイズを製造しており、短いサイクルで製造する製品の画面サイズを切り替える場合がある。また、画面サイズが大型の表示装置のパネル部品は、取り回しが容易ではなく適当な荷台に載せて運搬する必要がある。このような事情から複数の画面サイズに対応した荷台が求められる。なお、このように、複数の画面サイズに対応した荷台が求められる事情は薄型の表示装置の製造ラインに限らず、薄型のパネル形状の製品を製造する製造ラインにおいて起こりうる。
本発明は、パネルを運搬するのに用いられるパネル運搬用荷台に関し、新規な構造において複数のサイズのパネルに対応したパネル運搬用荷台を提供する。
本発明に係るパネル運搬用荷台は、台車と、台車の上部に互いに離れた位置に設けられた複数の支持部と、複数の支持部に設けられ、複数の支持部に前記パネルが載せられる領域の外縁を規定する規定部とを備えている。このパネル運搬用荷台は、複数の支持部のうち少なくとも一つの支持部は上下に転回可能に取り付けられており、上下に転回したそれぞれの姿勢においてパネルが載せられる受け部を有している。当該受け部には、上下に転回したそれぞれの姿勢においてパネルが載せられる領域の外縁が異なる位置に規定されるように規定部が設けられている。このため、支持部に載せられる液晶パネルのサイズは、当該転回可能に取り付けられた支持部の姿勢を変更することによって変更される。
この場合、支持部は略横長の部材であり、当該支持部の回転軸は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられていてもよい。また、規定部は、支持部を上下に転回したそれぞれの姿勢において、受け部の外縁部に設けられていてもよい。また、台車は略矩形であり、転回可能に取り付けられた支持部が当該台車の上部において対向する一対の辺にそれぞれ取り付けられていてもよい。また、転回可能に取り付けられた支持部は、上下に転回したそれぞれの姿勢において当該姿勢を識別する識別手段を備えていてもよい。また、上下に転回したそれぞれの姿勢において支持部を支持するストッパを備えていてもよい。
本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台の構造を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台の構造を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台の取付部の構造を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台の取付部の構造を示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係るパネル運搬用荷台の支持部の構造を示す側面図。 本発明の他の実施形態に係るパネル運搬用荷台の取付部の構造を示す斜視図。 本発明の他の実施形態に係るパネル運搬用荷台の取付部の構造を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台を図面に基づいて説明する。
図1は、このパネル運搬用荷台100を示す縦断側面図である。図2は、図1に示されるパネル運搬用荷台100の支持部12、14を転回させた状態を示す縦断側面図である。この実施形態では、パネル運搬用荷台100は、77型、82型、108型のように大きさが異なる液晶パネル20を運搬するのに用いられる。
このパネル運搬用荷台100は、図1に示すように、台車10と、支持部12、14と、規定部16、18とを備えている。支持部12、14は、台車10の上部の互いに離れた位置に設けられている。この実施形態では、支持部12、14はそれぞれ上下に転回可能に取り付けられている。当該転回可能に取り付けられた支持部12、14には、上下に転回したそれぞれの姿勢において液晶パネル20が載せられる受け部12a、12b、14a、14bを有している。当該受け部12a、12b、14a、14bには、当該上下に転回したそれぞれの姿勢において、液晶パネル20が載せられる領域の外縁が異なる位置に規定されるように、規定部16、18が設けられている。このパネル運搬用荷台100によれば、図1及び図2に示すように、当該転回可能に取り付けられた支持部12、14の姿勢を変更することによって、支持部12、14に載せられる液晶パネル20のサイズが変更される。このパネル運搬用荷台100は、支持部12、14を転回させるだけで簡単に複数のサイズのパネルに対応させることができる。
この実施形態では、台車10は、矩形の枠組みからなる基部31(ベース)に車輪32が取り付けられている。台車10の上部には、両側の端部にそれぞれ支持部12、14を取り付ける取付部33、34が設けられている。図3及び図4は、それぞれ支持部12の取付部33を拡大して示す斜視図である。なお、図示は省略するが、この実施形態では、支持部14の取付部34も同様の構造を備えている。図3及び図4に示すように、取付部33、34には、支持部12、14の回転軸41、42が回転可能に支持されている。また、取付部33、34の近傍には、上下に転回したそれぞれの姿勢において支持部12、14を支持するストッパ35、36が設けられている。
この実施形態では、ストッパ35、36は、それぞれ台車10の上部において支持部12、14の横に設けられた所定位置に突出させた片材で構成されている。また、支持部12、14には、上下に転回させた所定の姿勢にて当該ストッパ35、36に当接するように当接片37、38が設けられている。この実施形態では、支持部12、14が上下に反転するように構成されている。ストッパ35及び当接片37は、図3に示すように、支持部12、14が一方に反転した姿勢において当接するように、それぞれ所定の位置に設けられている。また、ストッパ36及び当接片38は、図4に示すように、支持部12、14が他方に反転した姿勢において当接するように、それぞれ所定の位置に設けられている。
支持部12、14は、図1及び図2に示すように、略横長の部材で構成されている。支持部12、14の回転軸41、42は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている。この支持部12、14は、受け部12a、12b、14a、14bと、規定部16、18を備えている。受け部12a、12b、14a、14bは、上下に転回したそれぞれの姿勢において液晶パネル20が載せられる。この実施形態では、略横長の部材で構成された支持部12、14において、受け部12a、12b、14a、14bは上下に対向する一対の側面に設けられている。当該受け部12a、12b、14a、14bには、それぞれ規定部16、18が設けられている。
規定部16、18は、図1及び図2に示すように、上下に転回したそれぞれの姿勢において、液晶パネル20が載せられる領域の外縁を規定する。この際、上下に転回したそれぞれの姿勢において、液晶パネル20が載せられる領域の外縁は異なる位置に規定される。また、この実施形態では、規定部16、18は、支持部12、14を上下に転回したそれぞれの姿勢において、受け部12a、14a及び受け部12b、14bの外縁部に設けられている。すなわち、この実施形態では、規定部16、18は、図1及び図2に示すように、それぞれ支持部12、14の外側に立つであろう作業者P、Qから近い縁部に設けられている。また、この実施形態では、規定部16、18の外縁から、受け部12a、14a又は受け部12b、14bに載せられる液晶パネル20までの距離doを、作業者P、Qの作業のし易さなどを考慮して適切な距離にしている。
この実施形態では、規定部16は、図1に示すように、受け部12a、14aが上になるように支持部12、14が転回された場合において、当該受け部12a、14aに液晶パネル20が載せられる領域の外縁を規定する。また、規定部18は、図2に示すように、受け部12b、14bが上になるように支持部12、14が転回された場合において、当該受け部12b、14bに液晶パネル20が載せられる領域の外縁を規定する。
この実施形態では、支持部12、14は、略横長の部材で構成されている。支持部12、14の回転軸41、42は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている。図1に示すように、受け部12a、14aが共に上になった姿勢では、受け部12a、14aに液晶パネル20が載せられる領域の外縁は、受け部12a、14aに設けられた規定部16の間隔d1によって決まる。これに対して、図2に示すように、受け部12b、14bが共に上になった姿勢では、受け部12b、14bに液晶パネル20が載せられる領域の外縁は、受け部12b、14bに設けられた規定部18の間隔d2によって決まる。
すなわち、図1及び図2に示すように、支持部12、14を上下に反転させることによって、受け部12a、14aと受け部12b、14bが入れ替わる。受け部12a、14aが上の姿勢では、載せられる液晶パネル20のサイズは、「規定部16の間隔d1」で決まる。受け部12b、14bが上の姿勢では、載せられる液晶パネル20のサイズは、「規定部18の間隔d2」で決まる。この実施形態では、支持部12、14の回転軸41、42は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている。このとき、回転軸41から規定部16までの水平方向の距離d1aは回転軸41から規定部18までの水平方向の距離d2aよりも短い(d1a<d2a)。このため、規定部16の間隔d1は、規定部18の間隔d2よりも短い(規定部16の間隔d1<規定部18の間隔d2)。
このように、受け部12a、14aに載せられる液晶パネル20のサイズは、図1に示すように、規定部16の間隔d1で規定される。受け部12b、14bに載せられる液晶パネル20のサイズは、図2に示すように、規定部18の間隔d2で規定される。この実施形態では、d1<d2であるから、図1に示すように受け部12a、14aを上に向けた場合に比べて、図2に示すように受け部12b、14bを上に向けた場合の方が大きいサイズの液晶パネル20を載せることができる。この実施形態では、受け部12a、14aに設けられた規定部16の間隔d1(図1参照)は約1900mmに設定されている。これに対して、受け部12b、14bに設けられた規定部18の間隔d2(図2参照)は約2550mmに設定されている。
この実施形態では、パネル運搬用荷台100によって運搬されるパネルは、液晶パネル20であり、それぞれ77型、82型、108型と呼ばれる大きさを有する大型の液晶パネルである。この実施形態では、77型の液晶パネルは約1028mm×1765mmの大きさを有している。82型の液晶パネルは約1094mm×1878mmの大きさを有している。108型の液晶パネルは約1501mm×2523mmの大きさを有している。
この実施形態では、77型と82型の液晶パネル20を運搬する場合は、図1に示すように、受け部12a、14aがそれぞれ上になるように支持部12、14を転回する。そして、支持部12、14間の方向に液晶パネル20の長辺を向けて、受け部12a、14aに設けられた規定部16の間に液晶パネル20を載せるとよい。このように、この実施形態では、77型と82型のサイズの差が大きくないので、支持部12、14を同じように転回させた状態で、77型と82型の液晶パネル20を運搬することができる。
これに対して、108型の液晶パネル20は、77型や82型に比べてサイズがかなり大きい。このため、図2に示すように、受け部12b、14bが上になるように支持部12、14を転回させ、液晶パネル20を載せる領域を広げる。そして、支持部12、14間の方向に液晶パネル20の長辺を向けて、受け部12b、14bに設けられた規定部18の間に液晶パネル20を載せるとよい。
このように、このパネル運搬用荷台100は、当該転回可能に取り付けられた支持部12、14の姿勢を変更することによって、支持部12、14に載せられる液晶パネル20のサイズを変更することができる。この場合、この実施形態のように、支持部12、14は略横長の部材で構成し、支持部12、14の回転軸を略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けるとよい。
また、この実施形態では、支持部12、14は略横長の部材で構成されており、支持部12、14の回転軸41、42が略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている。このため、支持部12、14を転回した場合に、受け部12a、14a、受け部12b、14bの位置が大きくずれる。このため、当該転回可能に取り付けられた支持部12、14の姿勢を変更することによって、支持部12、14に載せられる液晶パネル20のサイズを大きく変更することができる。
また、この実施形態では、規定部16、18は、図1及び図2に示すように、規定部16、18は、支持部12、14を上下に転回したそれぞれの姿勢において、受け部12a、14a及び受け部12b、14bの外縁部に設けられている。すなわち、この実施形態では、規定部16、18は、それぞれ支持部12、14の外側に立つであろう作業者P、Qから近い。このため、支持部12、14に載せられる液晶パネル20の積み降ろしなどが容易に行える。
また、この実施形態では、略矩形の台車10の上部において対向する一対の辺にそれぞれ支持部12、14が転回可能に取り付けられている。そして、当該支持部12、14をそれぞれ内側に転回させる態様(図1参照)と、当該支持部12、14をそれぞれ外側に転回させる態様(図2参照)とを有する。当該態様において、支持部12、14に液晶パネル20を載せた状態では、全体の重心は概ね台車10の中心からずれない。このため液晶パネル20を安定して運搬することができる。
以上、本発明の一実施形態に係るパネル運搬用荷台を説明したが、本発明に係るパネル運搬用荷台は、上述した実施形態に限定されない。以下、パネル運搬用荷台の変形例を述べる。
例えば、上述した実施形態では、図1及び図2に示すように、支持部12、14が何れも転回可能に取り付けられている。パネル運搬用荷台はかかる形態に限定されない。例えば、上述したパネル運搬用荷台100において、支持部12、14のうち何れか一方のみを転回させることによって、支持部12、14に載せられる液晶パネル20のサイズを更に変更できるようにしてもよい。この場合、82型と108型の中間のサイズの液晶パネル20を支持部12、14に載せることができる。また、この場合、液晶パネル20を載せたときに全体の重心が台車10の中心から大きくずれないようにしたい。このため、台車10の重心をより低い位置に設けるなどするとよい。台車10の重心をより低い位置に設ける手法としては、例えば、台車10の下部に所要のバランサ(錘)を設けるとよい。
また、支持部12、14のうち何れか一方のみを固定的に取り付け、他方を転回可能に取り付けてもよい。この場合、作業者P、Qは、片側で転回可能に取り付けられたパネル運搬用荷台100に載せられる液晶パネル20のサイズを変更できる。なお、この場合も、液晶パネル20を載せたときに全体の重心が台車10の中心から大きくずれないようにしたい。このため、台車10の重心をより低い位置に設けるなどするとよい。
また、規定部16、18の間隔d1、d2(図1及び図2参照)は、それぞれ載せようとする液晶パネル20の幅よりも少し広いと良い。これにより、液晶パネル20を載せた場合に、規定部16、18と、液晶パネル20との間に所要の隙間が得られるので、液晶パネル20の積み降ろしが容易になる。
また、例えば、転回可能に取り付けられた支持部12、14は、上下に転回したそれぞれの姿勢において当該姿勢を識別する識別手段を備いてもよい。例えば、図5に模式的に示すように、受け部12a、12bをそれぞれ異なる色に着色してもよい。これにより、支持部12の姿勢が容易に判別でき、パネル運搬用荷台100に載せられるパネルのサイズが容易に識別できる。
また、支持部12、14や取付部33、34やストッパ35、36など、パネル運搬用荷台100の具体的な構造についても、適宜変更が可能である。
図6及び図7は、ストッパの構造について変形例を示している。この変形例では、ストッパ35A、36Aとして、取付部33、34の近傍に、上方に突出した片材61、62を設け、支持部112に上下に反転したそれぞれの姿勢によって、当該片材61、62に嵌る窪み63、64が設けられている。この場合、図6に示すように、支持部112を一方に反転させた場合には、片材61に窪み63が嵌り、かかる姿勢にて支持部112が支持される。また、図7に示すように、支持部112を他方に反転させた場合には、片材62に窪み64が嵌り、かかる姿勢にて支持部112が支持される。このようなストッパ35A、36Aにより、受け部112a、112bを切り替えてもよい。
また、上述した実施形態では、支持部12、14を、概ね180度、上下に反転させる形態を例示した。なお、転回可能に取り付けられた支持部12、14は形状を工夫して、上下に転回させる方向において、3つ以上の受け部を有するものでもよい。
また、上述した実施形態では、液晶パネル20を運搬する用途について説明した。この場合、パネル運搬用荷台100によって運搬される液晶パネル20の大きさは上記に限定されない。また、液晶表示装置の製造においてパネル運搬用荷台100で運搬されるパネルとしては、液晶パネル20に限らず、例えば、バックライトユニット、液晶パネルとバックライトユニットのアッセンブリ(組み付け品)などがある。また、パネル運搬用荷台100によって運搬されるのは、液晶表示装置の製造工程中のパネルに限らず、大型のプラズマディスプレイパネルや太陽光パネルなどの製造工程中のパネルでもよい。このように、このパネル運搬用荷台100は、種々のパネルを運搬するのに用いることができる。
また、上述した実施形態では、図1及び図2に示すように、支持部12、14は略横長の部材で構成されており、支持部12、14の回転軸41、42が略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている。本発明に係るパネル運搬用荷台100では、かかる形態に限定されない。例えば、図示は省略するが、支持部の回転軸は、略横長の支持部の幅方向の中心に設けてもよい。この場合、支持部のそれぞれの姿勢においてパネルが載せられる受け部の幅や規定部を設ける位置などは、支持部のそれぞれの姿勢において載せるパネルのサイズに応じて適切に決めるとよい。なお、このように支持部の回転軸を略横長の部材の幅方向の中心に設けた場合には、それぞれ支持部の外側に立つであろう作業者からパネルまでの距離が遠くなる場合がある。このため、上記の図1及び図2に示すように、支持部12、14の回転軸41、42は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けることが推奨される。
10 台車
12、14 支持部
12a、12b、14a、14b 受け部
16、18 規定部
20 液晶パネル
31 基部
32 車輪
33、34 取付部
35、36 ストッパ
37、38 当接片
41、42 回転軸
100 パネル運搬用荷台
d1 規定部16の間隔
d2 規定部18の間隔

Claims (7)

  1. パネルが載せられるパネル運搬用荷台であって、
    台車と、
    前記台車の上部に互いに離れた位置に設けられた複数の支持部と、
    前記複数の支持部に設けられ、前記複数の支持部に前記パネルが載せられる領域の外縁を規定する規定部と、
    を備え、
    前記複数の支持部のうち少なくとも一つの支持部は上下に転回可能に取り付けられており、上下に転回したそれぞれの姿勢においてパネルが載せられる受け部を有し、
    当該受け部には、当該上下に転回したそれぞれの姿勢において前記パネルが載せられる領域の外縁が異なる位置に規定されるように、前記規定部が設けられている、パネル運搬用荷台。
  2. 前記支持部は略横長の部材であり、当該支持部の回転軸は、略横長の部材の幅方向の中心よりも片側に隔たった位置に設けられている、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
  3. 規定部は、支持部を上下に転回したそれぞれの姿勢において、受け部の外縁部に設けられている、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
  4. 前記台車は略矩形であり、
    前記転回可能に取り付けられた支持部が当該台車の上部において対向する一対の辺にそれぞれ取り付けられている、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
  5. 転回可能に取り付けられた支持部は、上下に転回したそれぞれの姿勢において当該姿勢を識別する識別手段を備いている、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
  6. 前記受け部がそれぞれ異なる色に着色されている、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
  7. 上下に転回したそれぞれの姿勢において前記支持部を支持するストッパを備えた、請求項1に記載のパネル運搬用荷台。
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