JP2010246795A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機の貯留皿にある導入口付近の防犯性能を高めることにより、異物挿入による遊技球の払出装置に対しての不正行為を低減し、不正な遊技球の払い出しを防ぐことができる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】払出装置から流下樋を流下した遊技球を貯留皿40に導く導入口72と、導入口と連通すると共に貯留皿の裏面側から導入口に向けて遊技球が流下する連通樋79と、その前面側を覆うと共に導入口から流下する遊技球を直接前記貯留部41に流下させないで迂回して流下させる迂回部材80を設け、迂回部材は導入口に向かって流下する遊技球の流下方向を異なる方向に変更して遊技球を誘導する誘導部81と、遊技球を排出する球排出口82を備え、球排出口は導入口から貯留部中心C側に向けて斜め前方位置にあり、かつ球排出口と導入口をつなぐ延長直線L上に連通樋の後端面を位置させない構成とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、弾球遊技機に関し、特に遊技球を保持する貯留皿の遊技球が払い出される出口からの異物挿入に対する不正行為を軽減する弾球遊技機に関する。
パチンコ遊技機等の弾球遊技機においては、遊技盤に設けられている各種の入賞口への遊技球の入賞あるいは球貸し操作により払出装置から遊技球が払い出される。このような遊技球は、遊技盤裏面側の流下樋を経由して遊技機前面側の貯留皿に流出可能となっている(特許文献1等参照)。
しかしながら、流下樋から貯留皿に遊技球が流れ込む導入口は遊技機の正面からみると露出していることが多い。そのため、容易に針金等の異物を導入口に挿入することができ、しかも、異物が簡単に流下樋まで届くおそれが指摘されていた。払出装置から貯留皿までは流下樋を介してつながっていることから、針金等の異物を導入口から払出装置まで挿入して払出装置を誤動作させられる可能性があった。そして、払出装置を誤動作させることで通常の遊技では払い出されない遊技球を意図的に払い出させる等の不正が行われるおそれがあった。
そこで、貯留皿の導入口付近の防犯性能をより高め、払出装置への不正行為を低減することができる弾球遊技機が望まれるに至った。
特開平11−179014号公報
本発明は、上記状況に鑑み提案されたものであり、弾球遊技機の貯留皿にある導入口付近の防犯性能を高めることにより、異物挿入による遊技球の払出装置に対しての不正行為を低減し、不正な遊技球の払い出しを防ぐことができる弾球遊技機を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前記入賞口への入賞に基づいて遊技球を払い出す払出装置と、前記払出装置より払い出された遊技球を前記払出装置の下方側で貯留可能とする貯留皿と、前記払出装置から払い出された遊技球を前記貯留皿へ流下させる流下樋とを備えた遊技機において、前記貯留皿は、遊技球を貯留するための貯留部と、前記流下樋を流下した遊技球を前記貯留皿内に導くための導入口と、前記導入口の前面側を覆うと共に前記導入口から流下する遊技球を直接前記貯留部に流下させないで迂回して前記貯留部に流下させる迂回部材を設け、前記流下樋は、前記導入口と連通すると共に前記貯留皿の裏面側から前記導入口に向けて遊技球が流下する連通樋を有し、前記迂回部材は、前記連通樋から前記導入口に向かって流下する遊技球の流下方向を異なる方向に変更して遊技球を誘導する誘導部と、前記誘導部を流下した遊技球を前記貯留部に排出する球排出口を備えており、前記球排出口は前記導入口から前記貯留部中心側に向けて斜め前方位置にあり、かつ前記球排出口と前記導入口をつなぐ延長直線上に前記連通樋の後端面が位置しないように構成したことを特徴とする弾球遊技機に係る。
請求項2の発明は、前記誘導部は前記迂回部材の内壁部と前記貯留部後方の外壁部によって構成され、前記誘導部は前記連通樋から前記導入口へ向かった遊技球の流下方向を直角に変更すると共に前記誘導部の前記球排出口から排出された遊技球を前記貯留部後方の外壁部側に沿って流下させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機に係る。
請求項3の発明は、前記誘導部は、少なくとも遊技球2個以上を通過可能とする誘導幅に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機に係る。
請求項4の発明は、前記導入口は前記貯留皿の左右方向に対して前記貯留部の一端側に設けられ、前記球排出口は前記貯留部の他端側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係る。
請求項5の発明は、前記誘導部の少なくとも一部が透明部材によって構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係る。
請求項6の発明は、前記迂回部材の内壁部に整流凸状部が備えられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係る。
請求項7の発明は、前記貯留部後方の外壁部に整流凹状部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係る。
請求項1の発明に係る弾球遊技機によると、遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前記入賞口への入賞に基づいて遊技球を払い出す払出装置と、前記払出装置より払い出された遊技球を前記払出装置の下方側で貯留可能とする貯留皿と、前記払出装置から払い出された遊技球を前記貯留皿へ流下させる流下樋とを備えた遊技機において、前記貯留皿は、遊技球を貯留するための貯留部と、前記流下樋を流下した遊技球を前記貯留皿内に導くための導入口と、前記導入口の前面側を覆うと共に前記導入口から流下する遊技球を直接前記貯留部に流下させないで迂回して前記貯留部に流下させる迂回部材を設け、前記流下樋は、前記導入口と連通すると共に前記貯留皿の裏面側から前記導入口に向けて遊技球が流下する連通樋を有し、前記迂回部材は、前記連通樋から前記導入口に向かって流下する遊技球の流下方向を異なる方向に変更して遊技球を誘導する誘導部と、前記誘導部を流下した遊技球を前記貯留部に排出する球排出口を備えており、前記球排出口は前記導入口から前記貯留部中心側に向けて斜め前方位置にあり、かつ前記球排出口と前記導入口をつなぐ延長直線上に前記連通樋の後端面が位置しないように構成したため、弾球遊技機の貯留皿にある導入口付近の防犯性能は高まり、遊技球の払出装置に対しての異物挿入による不正行為を低減でき、不正な遊技球の払い出しを防ぐことが可能となる。
請求項2の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1の発明において、前記誘導部は前記迂回部材の内壁部と前記貯留部後方の外壁部によって構成され、前記誘導部は前記連通樋から前記導入口へ向かった遊技球の流下方向を直角に変更すると共に前記誘導部の前記球排出口から排出された遊技球を前記貯留部後方の外壁部側に沿って流下させる構成としたため、流下してきた遊技球を貯留部の全体に広がるように貯留することが可能となる。
請求項3の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1又は2の発明において、前記誘導部は、少なくとも遊技球2個以上を通過可能とする誘導幅に形成されているため、誘導部内での球詰まりを抑制することが可能となる。
請求項4の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記導入口は前記貯留皿の左右方向に対して前記貯留部の一端側に設けられ、前記球排出口は前記貯留部の他端側に設けられているため、誘導部の長さが加わり、異物挿入に対する防御効果を生じさせることが可能となる。
請求項5の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記誘導部の少なくとも一部が透明部材によって構成されているため、誘導部の球詰まりの異常等を外部から早期に発見することが可能となる。
請求項6の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1ないし5のいずれかの発明において、前記迂回部材の内壁部に整流凸状部が備えられているため、導入口から排出される遊技球を誘導部の向きに円滑に流下方向を転換することができる。
請求項7の発明に係る弾球遊技機によると、請求項1ないし6のいずれかの発明において、前記貯留部後方の外壁部に整流凹状部が形成されているため、誘導部を流下している遊技球を貯留部中心側の向きに円滑に方向転換することができる。
本発明の一実施例に係る弾球遊技機の正面図である。 同遊技機の機構枠体の全体斜視図である。 遊技球供給部の側面図である。 流下樋部分の斜視図である。 払出装置下と流下樋部分の斜視図である。 下側貯留皿の全体斜視図である。 下側貯留皿の分解斜視図である。 下側貯留皿の背面側からの全体斜視図である。 図1のA−A線における断面図である。 図9の主要部拡大図である。
図1に示す弾球遊技機1は、この発明の実施例に係るパチンコ遊技機である。弾球遊技機1の機枠2内に遊技盤3が着脱交換可能に収容される。遊技盤3に発射装置38から弾発発射された遊技球を遊技領域8へ誘導する外側ガイドレール14及び内側ガイドレール13が略円形に立設される。内側ガイドレール13に囲まれた遊技領域8の中心線上にその上部から下部に向けて順に画像表示装置9、普通電動役物であり可動片11,11を有する始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設される。画像表示装置9の上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に風車22a,22bが設けられており、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25が配設され、さらには前記大入賞口15の左右に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。符号4は弾球遊技機の装飾枠である。
表示装置9は、液晶、ドットマトリックスもしくはLED表示装置等の表示装置からなり、この実施例ではカラー表示可能な液晶表示器(TFT−LCDモジュール)等からなる図柄表示装置50を備えている。図柄表示装置50は、数字、アルファベット、記号あるいは絵(キャラクタ)等の普通図柄または特別図柄を変動表示及び停止表示可能としている。大入賞口15において、符号61は開閉板、63は特定領域入賞口である。
図1の遊技機1の前面側には、遊技状態を報知するランプ表示器35,36、払出装置70(図2等参照)から払い出された遊技球を貯留するための上側貯留皿32、上側貯留皿32を取り付けるための取付板33、上側貯留皿32の飽和時の遊技球やアウト口17への入球を受けるための下側貯留皿40、遊技領域上側に設置され音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ37、遊技者による操作ハンドル39(操作手段)の発射操作に応じて遊技球を遊技領域8に向けて弾発発射する発射装置38(図2参照)等がそれぞれ組み付けられている。符号34は球抜きボタンである。
発射装置38は、操作ハンドル39と、該操作ハンドルの操作により駆動する発射モータと、この発射モータの駆動により間欠的に揺動して遊技球を弾発発射する打球杆(共に図示せず)とを有する。なお、遊技者が操作ハンドル39を握持すると、遊技者の生体電流等がタッチ検知器(回路)により検知され、操作ハンドルを操作(回動)すると発射装置制御基板の制御を受け発射モータが駆動し、発射モータに連動して駆動する発射槌により発射レールに配置された遊技球を弾発するように構成されている。発射装置38により発射された遊技球は、外側ガイドレール14及び内側ガイドレール13により遊技領域8へ誘導される。遊技領域8に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、各入賞口に入賞するか、あるいは何処にも入賞しなければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出される。
図2は弾球遊技機1の機構枠体6の外観を示す。機構枠体6は弾球遊技機1の最前面に装着される装飾枠4、取付板33、さらには背面側の各種の制御基板等を備えた制御機構部(図示せず)を取り外した枠構造物である。機構枠体6は機枠2内に取付部6h,6hを介して回動可能に軸着される。符号6oは機構枠体の開口である。
機構枠体6の上部には弾球遊技機を設置する遊技店側から供給される遊技球を受け入れる貯留タンク66が設けられる。貯留タンク66に仮置きされている遊技球は、遊技球供給部65内を流下、転動して払出装置70に到達する。払出装置70には公知のスプロケットあるいはソレノイド等の遊技球を適量ずつ送り出す機構が組み込まれており、図1の各種の入賞口への入賞に基づいて、入賞口毎に設定された個数の遊技球が払出装置70から払い出される。例えば、始動入賞口10に遊技球が1個入賞すると5個払い出される。
図1も含めて理解されるように、上側貯留皿32及び下側貯留皿40は払出装置70の下方側にある。払出装置70から払い出された遊技球は流下樋73の内部を流下し、いったん上皿連通樋71から前記の上側貯留皿32に流入する。また、払出装置70から払い出された遊技球のうち、上側貯留皿32が飽和した場合には、遊技球は連通樋79(下皿連通樋)か下皿導入口72(図7参照)を経由して下側貯留皿40に流入する。上側貯留皿32内の遊技球は球送りカセット67を通じて発射装置へ供給される。同時に、上側貯留皿32に設けられた球抜きボタン34が押された場合、球送り口68を通じて下側貯留皿40へも供給される。
図3の側面図、図4と図5の要部斜視図を用い、遊技球供給部65、特に払出装置70付近を説明する。図示のとおり、貯留タンク66、遊技球供給部65、払出装置70の順に垂直に配置される。払出装置70から払い出された遊技球は流下樋73を流下し、通常、分岐部76により賞球通路74側に流入する。賞球通路74より先に上皿連通樋71があり(図5参照)、ここから上側貯留皿32内に転入する。上側貯留皿32の遊技球の貯留容量が上限に達すると、賞球通路74にも遊技球が滞留し始め、ついに分岐部76から賞球通路74にかけては遊技球で閉ざされる。この場合、分岐部76付近で溢れた遊技球や新たに払出装置70から払い出される遊技球はオーバーフロー通路75に流れ込む。オーバーフロー通路75の先には連通樋79があり、ここから下側貯留皿40内に転入する。図4における矢印線は遊技球の流下、転動の軌跡である。
オーバーフロー通路75と連通樋79の間には下皿通過路77が設けられる。下皿通過路77の上方はファール球通路78と接続されている。アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出された遊技球はそのまま遊技機裏面側の遊技機設置島へ流下、転動するように構成されている。
これより図6ないし図9を用い、貯留皿とこれに関連する部材を説明する。以下の実施例において、貯留皿とは下側貯留皿40、導入口とは下皿導入口72であるとして詳述する。下側貯留皿40(貯留皿)の中央には遊技球を貯留する貯留部41が位置する。貯留部41の四方は、正面側手前に貯留皿前壁部42、さらに左右に貯留皿左壁部46、貯留皿右壁部47、遊技機寄りとなる貯留部後方に外壁部43によって取り囲まれて矩形の容器となり、遊技球を貯留可能としている。貯留部41の中央に球抜き穴44が設けられ、貯留部41は球抜き穴44に向けて遊技球が流下しやすくするために傾斜状に形成され、球抜き穴44は球抜きレバー45を操作することにより、貯留部にある遊技球は貯留箱(図示せず)内に落下する。また、下側貯留皿40は外壁部43の背面に配設された皿固定プレート49を介して機構枠体6の所定位置に接続される。
貯留部後方の外壁部43には迂回部材80が装着されている。迂回部材80の内部には誘導部81が設けられ、この誘導部81を流下する遊技球は球排出口82から貯留部41に排出される。
図7は図6の下側貯留皿40の外壁部43から迂回部材80を取り外した状態である。流下樋73を流下する遊技球を下側貯留皿40内に導く下皿導入口72(導入口)は下側貯留皿40の外壁部43に対し開口している。前出の流下樋73(オーバーフロー通路75)の末端部分には、下皿導入口72と連通すると共に下皿導入口72の裏面側から下皿導入口72に向けて遊技球が流下する連通樋79が備えられる(図2,3参照)。そこで、迂回部材80の誘導部81は連通樋79から下皿導入口72に向かって流下する遊技球の流下方向を異なる方向に変更して遊技球を貯留部41まで誘導する。
図示の下皿導入口72は、外壁部43に形成された誘導部81を構成する誘導窪み部43Wに開口形成されている。下皿導入口72は迂回部材80により覆われていることから、下皿導入口72に達した遊技球は下皿導入口からそのまま直進して貯留部41に到達しない。迂回部材80により下皿導入口72から流下する遊技球は直接貯留部に流下されず、迂回して貯留部に流下する。迂回部材80の誘導部81には遊技球の流下を補助するための迂回傾斜部83が設けられる。誘導部81内の皿側傾斜部86も迂回傾斜部83と同様の傾斜であり、誘導部81内の遊技球は、流下、転動しやすくなっている。また、皿傾斜部86の方が迂回傾斜部83よりも上流側なので、傾斜部の高さを迂回傾斜部83よりも皿側傾斜部86の方を高くすることで流下しやすく構成されている。両傾斜部のうち、より高い方の皿側傾斜部86の傾斜を迂回傾斜部83にも向けるように構成すればさらに球詰まり等を抑制できる。迂回部材80において、符号88は正面壁部、89は上側壁部である。
また、下皿導入口72は、下側貯留皿40の左右方向に対して貯留部41の一端側に設けられ、同時に球排出口82は貯留部41の一端側に設けられている。つまり、貯留皿左壁部46と貯留皿右壁部47を結ぶ長手方向の貯留皿左壁部46寄りに下皿導入口72は配置され、当該長手方向の貯留皿右壁部47寄りに球排出口82が配置される。下皿導入口72と球排出口82との間に誘導部81の長さが加わるため、下皿導入口72への異物挿入に対する防御効果が生じる。
遊技球は下側貯留皿40の外壁部43に沿うように誘導部81内を流下する。誘導部81により、連通樋79から下皿導入口72へ向かった遊技球の流下方向(図3参照の遊技機の前後方向)は、ちょうど直角(遊技機の左右方向)に変更される。そして、誘導部81の球排出口82から排出された遊技球は、貯留部41の後方の外壁部43に沿うようにして流下する。遊技球は直接貯留部の中心方向に向かわず、渦巻くように流れる。そこで、貯留部全体に広がるように遊技球を貯留することが可能となる。
さらに、図7の球排出口82付近の外壁部43(図示では誘導窪み部43W)には、整流凹部85が形成されている。整流凹状部85は円弧状に湾曲しながら、下皿導入口72の位置(誘導窪み部43Wの面位置)から外壁部43の面部分の位置まで徐々に貯留部41方向に向かうように前進している。整流凹状部85により誘導部81の皿側傾斜部86や迂回傾斜部83を流下する遊技球は、外壁部43に沿いながら下側貯留皿40の長手方向から貯留部中心C側(図9参照)を向かう向きに円滑に方向転換される。
図8は迂回部材80を取り外した下側貯留皿40の背面側斜視図である。図7及び図8から理解されるように、誘導部81は、迂回部材80の正面壁部88の裏面に当たる内壁部88iと、貯留部41後方の外壁部43(特には誘導窪み部43W)と、加えて上側壁部89によって構成されるトンネル状の空間である。下皿導入口72から球排出口82に至るまでの誘導部81は外部から保護される。つまり、正面壁部88は下側導入口72の正面から直接異物X(図10参照)が挿入されることを防止すると共に遊技球の流下通路を構成することができ、上側壁部89を構成することによって、下皿導入口72の上方から直接異物が挿入されることを防止できる。
迂回部材80の内壁部88iには整流凸状部87が備えられる。実施例の整流凸状部87は、円弧状の湾曲を有する三角形の板材からなり、複数枚設けられている。整流凸状部87は迂回部材80を構成する正面壁部88(内壁部88i)と側壁部88rの二の辺部に接合される。整流凸状部87がなければ、連通樋79から下皿導入口72へ向かって流下する遊技球は、そのまま直進して内壁部88iに直接衝突するため内壁部88iの破損の可能性がある。また、排出される遊技球が多くなる場合、下皿導入口72と内壁部88iの間の誘導部81に遊技球が溜まり球詰まりを生じるおそれもある。
そこで、整流凸状部87を備えたことにより、流下中の遊技球は整流凸状部87に接触するとともに整流凸状部の湾曲に沿って誘導部81の向きに円滑に流下方向は転換される。下皿導入口72から流れ込む遊技球をよどみなく誘導部81に送られる。また、整流凸状部87は迂回部材80の正面壁部88(内壁部88i)と側壁部88rの両辺部をつなぐリブとしても機能するため、遊技球が衝突する迂回部材の内部の強度を補強する役目も有する。
また、誘導部81を流下、転動する遊技球の視認性を高めるため、誘導部81の少なくとも一部は透明部材により構成される。実施例にあっては、迂回部材80全体が樹脂成形により形成されるため、迂回部材80自体が透明な樹脂により形成される。むろん、正面壁部88(内壁部88i)、あるいは上側壁部89等の一部分を透明部材とすることもできる。透明部材を用いることにより、誘導部の球詰まりの異常等を外部から早期に発見することができる。
下側貯留皿40の下皿出口69は図2の球送り口68と接続され、球送りカセット67を通じて上側貯留皿32内の遊技球は下側貯留皿40へも流下可能となる。皿固定プレート49の背面には下皿スライドフック49hが取り付けられており、前記の機構枠体6との固定時に用いられる。
図9は図1のA−A線における弾球遊技機1の断面図であり、図10はその主要部拡大図である。両図の各部材の位置関係から把握されるように、球排出口82は下皿導入口72から貯留部中心Cの側に向けて斜め前方となる位置にある。そして、連通樋79の後端面79B(図10参照)は、球排出口82と下皿導入口72とをつなぐ延長直線L(図9中に太実線として図示)上に位置しない配置構成である。概観視すると、連通樋79の後端面79B、下皿導入口72、及び球排出口82は、L字状に曲がった配置である。
迂回部材80の誘導部81を経由させたことにより、球排出口82と下皿導入口72とは斜めの配置となり、貯留部41と下皿導入口72は直接対向しなくなる。そのため、貯留部41から異物が下皿導入口72に差し入れられ、流下樋73の先の払出装置70まで到達するおそれは大きく低下する。特に図10は、実際に異物Xを球排出口82から誘導部81内に挿入した状況を示している。球排出口82と下皿導入口72とをつなぐ延長直線L(図9参照)と連通樋79の後端面79Bとの位置関係のように、異物Xは誘導部81内を直進しても側壁部88rあるいは下皿導入口72の側壁72s、図示では整流凸状部87に当接するだけで、それ以上異物Xを奥に進めることが困難になっている。つまり、連通樋79に到達するにはいったん側壁部88rあるいは下皿導入口72の側壁72sに異物Xを当て、その当たった角度を変更させなければならないために連通樋79への到達を抑制することができる。さらにはオーバーフロー通路75や払出装置70は連通樋79の上方側にあるため、異物Xはその角度を変更しながら連通樋79へ到達しても、本願の構成では横方向からの入射角を上方にさらに角度を変更しなければならず、連通樋79及びその先のオーバーフロー通路75や払出装置70に到達するおそれをさらに低下することができる。そのため、異物Xが挿入される可能性のある入口において初期段階での挿入が抑制されるため、より防犯性能をより高めることができる構成となっている。
また、誘導部81の誘導幅Kは、皿側傾斜部86と迂回傾斜部83の双方を足した幅である。誘導幅Kは、図10にて破線で示している遊技球Pの少なくとも2個以上より長く(遊技球2個分の直径の合計よりも長く)形成されているため、遊技球が誘導部81を通過する際に互いに接触して外壁部43(誘導窪み部43W)と正面壁部88(内壁部88i)との間で球詰まりを起きにくくなる。誘導幅は適宜ではあるものの、極端に広くすると異物挿入への防御機能が低下するため、好ましくない。
本発明は実施例に図示した構成に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない限り他の弾球遊技機にも適用することができる。例えば、主に下側貯留皿への適用で説明したが、上側貯留皿にも用いることができる。また、貯留皿内の球排出口と導入口の配置を左右逆に構成することもできる。加えて、パチンコ遊技機のみの適用に限られることはなく、アレンジボール遊技機等の適宜の弾球遊技機にも適用することができる。
1 弾球遊技機
2 機枠
3 遊技盤
6 機構枠体
32 上側貯留皿
40 下側貯留皿
41 貯留部
43 外壁部
70 払出装置
72 下皿導入口
73 流下樋
79 連通樋
80 迂回部材
81 誘導部
82 球排出口
83 迂回傾斜部
86 皿側傾斜部
85 整流凹状部
87 整流凸状部
88 正面壁部

Claims (7)

  1. 遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前記入賞口への入賞に基づいて遊技球を払い出す払出装置と、前記払出装置より払い出された遊技球を前記払出装置の下方側で貯留可能とする貯留皿と、前記払出装置から払い出された遊技球を前記貯留皿へ流下させる流下樋とを備えた遊技機において、
    前記貯留皿は、遊技球を貯留するための貯留部と、前記流下樋を流下した遊技球を前記貯留皿内に導くための導入口と、前記導入口の前面側を覆うと共に前記導入口から流下する遊技球を直接前記貯留部に流下させないで迂回して前記貯留部に流下させる迂回部材を設け、
    前記流下樋は、前記導入口と連通すると共に前記貯留皿の裏面側から前記導入口に向けて遊技球が流下する連通樋を有し、
    前記迂回部材は、前記連通樋から前記導入口に向かって流下する遊技球の流下方向を異なる方向に変更して遊技球を誘導する誘導部と、前記誘導部を流下した遊技球を前記貯留部に排出する球排出口を備えており、
    前記球排出口は前記導入口から前記貯留部中心側に向けて斜め前方位置にあり、かつ前記球排出口と前記導入口をつなぐ延長直線上に前記連通樋の後端面が位置しないように構成した
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記誘導部は前記迂回部材の内壁部と前記貯留部後方の外壁部によって構成され、前記誘導部は前記連通樋から前記導入口へ向かった遊技球の流下方向を直角に変更すると共に前記誘導部の前記球排出口から排出された遊技球を前記貯留部後方の外壁部側に沿って流下させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記誘導部は、少なくとも遊技球2個以上を通過可能とする誘導幅に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記導入口は前記貯留皿の左右方向に対して前記貯留部の一端側に設けられ、前記球排出口は前記貯留部の他端側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  5. 前記誘導部の少なくとも一部が透明部材によって構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記迂回部材の内壁部に整流凸状部が備えられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  7. 前記貯留部後方の外壁部に整流凹状部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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