JP2010244981A - リチウムイオン二次電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】充放電サイクル寿命に優れたリチウムイオン二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】有機溶媒を含む非水電解液140を有するリチウムイオン二次電池100を組み立てる組立工程と、リチウムイオン二次電池100が満充電状態に至るまで、リチウムイオン二次電池100の初期充電を行う初期充電工程とを備えるリチウムイオン二次電池の製造方法であって、組立工程の後、初期充電工程の前に、リチウムイオン二次電池100に対し、一定電流値の直流充電パルスを、各回の直流充電パルスの間に電流値0の休止期間tbを挟んで所定回数印加する印加工程を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法。
【選択図】図6
【解決手段】有機溶媒を含む非水電解液140を有するリチウムイオン二次電池100を組み立てる組立工程と、リチウムイオン二次電池100が満充電状態に至るまで、リチウムイオン二次電池100の初期充電を行う初期充電工程とを備えるリチウムイオン二次電池の製造方法であって、組立工程の後、初期充電工程の前に、リチウムイオン二次電池100に対し、一定電流値の直流充電パルスを、各回の直流充電パルスの間に電流値0の休止期間tbを挟んで所定回数印加する印加工程を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法。
【選択図】図6
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池は、携帯機器の電源として、また、電気自動車やハイブリッド自動車などの電源として注目されている。現在、リチウムイオン二次電池としては、リチウム及び遷移金属を含む複合酸化物からなる正極活物質と、炭素材料からなる負極活物質と、Li塩及び有機溶媒からなる非水電解液とを有するものが主流となっている。このリチウムイオン二次電池の製造方法として、様々な方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、有機溶媒を含む非水電解液を有するリチウムイオン二次電池を組み立てた直後の初期充電工程において、リチウムイオン二次電池の蓄電量が変曲点に到達する前で、当該変曲点までの充電電流の波形とは異なる波形の電流によって、満充電状態まで充電する初期充電方法が提案されている。このような初期充電を行うことで、リチウムイオン二次電池の充放電サイクル特性を向上することができると記載されている。
特許文献2には、エチレンサルファイト、プロピレンサルファイト、1,3−プロペンスルトン、プロパンスルトン、1,4−ブチレンスルトン、スルフォラン、フェニルエチルカーボネート、カテコールカーボネート、ビニレンカーボネート及びビニルエチレンカーボネートよりなる群から選ばれる少なくとも1種類を含有する非水電解質と、正極と、負極とを備えるリチウムイオン二次電池の製造方法において、以下のような手法が開示されている。リチウムイオン二次電池を組み立てた直後の初期充電工程において、まず、電池電圧が4〜4.4Vに達するまで定電流充電を行い、その後、定電流充電により得られた電圧値での直流電圧に加えて振幅10mV以下の交流電圧を印加する。このようにして、合計9時間の初期充電を行う。
このような初期充電を行うことで、負極表面に、緻密で均一な被膜を形成することができ、その結果、リチウムイオン二次電池の充放電サイクル寿命を向上することができると記載されている。
ところで、リチウムイオン二次電池では、例えば、低温環境下において充電(特に、ハイレート充電)を行うと、負極表面にLiが析出してしまうことがある。負極表面に析出したLiの多くは、電池の充放電反応に寄与できなくなるので、このような充電を繰り返すと、電池容量が低下してゆくという問題があった。特に、リチウムイオン二次電池をハイブリッド自動車の電源として用いた場合、ハイレートで充電が行われることが多いため、電池容量が低下する傾向が大きく、充放電サイクル寿命が短くなりやすかった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、充放電サイクル寿命に優れたリチウムイオン二次電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、有機溶媒を含む非水電解液を有するリチウムイオン二次電池を組み立てる組立工程と、上記リチウムイオン二次電池が満充電状態に至るまで、当該リチウムイオン二次電池の初期充電を行う初期充電工程と、を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法であって、上記組立工程の後、上記初期充電工程の前に、上記リチウムイオン二次電池に対し、一定電流値の直流充電パルスを、各回の上記直流充電パルス(直流充電パルス)の間に電流値0の休止期間を挟んで所定回数印加する印加工程を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法である。
上述の製造方法では、組立工程の後、初期充電工程の前に、リチウムイオン二次電池に対し、各々の直流充電パルス(直流パルスの充電電流をいう、以下同じ)の間に休止期間を挟んで一定電流値の直流充電パルスを所定回数印加する。これにより、初期充電を行う前に、リチウムイオン二次電池に対し、過電圧を極短時間、休止期間を挟んで所定回数かけることができる。これによって、初期充電を行う前に、非水電解液に含まれる特定の有機溶媒(ビニレンカーボネートやエチレンカーボネートなど)を還元分解させることができ、負極表面に、上記特定有機溶媒由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を形成することができる。その後、このリチウムイオン二次電池に対し、初期充電等を行って、リチウムイオン二次電池を完成させる。
このようにして製造したリチウムイオン二次電池は、充放電サイクル寿命に優れたリチウムイオン二次電池となる。特に、低温環境下におけるハイレート充放電サイクルに対し、優れた寿命特性を発揮する(負極表面にLi金属が析出するのを抑制し、電池容量の低下を抑制する)ことができる。
なお、印加工程における充電量は極僅か(SOC0%〜数%の範囲内)であり、印加工程後の電池電圧値は、上限電圧値(例えば4.0V)よりも遙かに小さい値(1V以内)となる。なお、SOCは、「State Of Charge」の略である。
また、初期充電は、例えば、次のようにして行う。組立工程後(本願の上述の製造方法では、印加工程後)、リチウムイオン二次電池について、電池電圧(端子間電圧)が上限電圧値(例えば4.0V)に達するまで定電流充電を行う。その後、引き続いて、電池電圧を上限電圧値に保持しつつ定電圧充電を行い、充電する電流値が定電圧充電を開始したときの電流値の1/10まで低下したところで充電を終了する。これにより、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)にする。
さらに、上記のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記印加工程は、前記一定電流値を0.1〜60Cの範囲内の値とし、前記直流充電パルスを印加する前記所定回数を100000回以下とし、上記直流充電パルスの各回の印加時間を0.0001〜1秒間の範囲内とするリチウムイオン二次電池の製造方法とすると良い。
上述の製造方法では、一定電流値を0.1〜60Cの範囲内の値とし、直流充電パルスを印加する前記所定回数を100000回以下とし、直流充電パルスの各回の印加時間を0.0001〜1秒間の範囲内として、リチウムイオン二次電池に対し、一定電流値の直流充電パルスを休止期間を挟んで所定回数印加する。これにより、非水電解液に含まれる特定の有機溶媒(ビニレンカーボネートやエチレンカーボネートなど)を適切に還元分解させることができ、負極表面に、上記特定有機溶媒由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を適切に形成することができる。従って、上述の製造方法によれば、充放電サイクル寿命に優れた(特に、低温環境下におけるハイレート充放電サイクルに対し、優れた寿命特性を発揮する)リチウムイオン二次電池を得ることができる。
なお、1Cの電流値とは、SOC0%の電池を1時間でSOC100%まで定電流充電できる電流値をいう。従って、0.1Cの電流値は、SOC0%の電池を10時間でSOC100%まで充電できる電流値に相当する。また、60Cの電流値は、SOC0%の電池を1分でSOC100%まで充電できる電流値に相当する。
さらに、上記いずれかのリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記非水電解液は、前記有機溶媒として、エチレンカーボネート及びビニレンカーボネートの少なくともいずれかを含むリチウムイオン二次電池の製造方法とすると良い。
上述の製造方法では、印加工程において、エチレンカーボネート及び/またはビニレンカーボネート由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を、負極表面に形成することができる。これにより、充放電サイクル寿命に優れた(特に、低温環境下におけるハイレート充放電サイクルに対し、優れた寿命特性を発揮する)リチウムイオン二次電池となる。
次に、本発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1にかかるリチウムイオン二次電池100の平面図である。本実施例1のリチウムイオン二次電池100は、図1に示すように、平面視矩形状の収容ケース110と、収容ケース110の内部から外部に延出する正極端子120及び負極端子130とを備えている。
(実施例1)
図1は、実施例1にかかるリチウムイオン二次電池100の平面図である。本実施例1のリチウムイオン二次電池100は、図1に示すように、平面視矩形状の収容ケース110と、収容ケース110の内部から外部に延出する正極端子120及び負極端子130とを備えている。
さらに、図2に示すように、収容ケース110の内部には、電極体150が収容されている。この電極体150は、図3及び図4に示すように、断面長円状をなし、帯状の正極板155,負極板156,セパレータ157を捲回してなる扁平型の捲回体である。この電極体150は、その軸線方向(図2において左右方向)の一方端部(図2において左端部)に位置し、正極板155の一部のみが渦巻状に重なる正極捲回部155bと、他方端部(図2において右端部)に位置し、負極板156の一部のみが渦巻状に重なる負極捲回部156bを有している。
正極板155は、アルミニウム箔からなる正極集電部材151と、その両面に塗工された正極合材層152とを有している(図4参照)。詳細には、正極捲回部155bを除く部位に、正極合材層152が形成されている。正極合材層152には、正極活物質153が含まれている。正極板155の正極捲回部155bには、正極端子120が溶接されている(図2参照)。なお、本実施例1では、正極活物質153として、LiNiCoMnO2を用いている。
負極板156は、銅箔からなる負極集電部材158と、その両面に塗工された負極合材層159とを有している(図4参照)。詳細には、負極捲回部156bを除く部位に、負極合材層159が形成されている。負極合材層159には、負極活物質154が含まれている。負極板156の負極捲回部156bには、負極端子130が溶接されている(図2参照)。なお、本実施例1では、負極活物質154として、天然黒鉛を用いている。
また、本実施例1では、セパレータ157として、ポリプロピレン/ポリエチレン/ポリプロピレン3層構造複合体多孔質シート(厚さ25μm)を用いている。このセパレータ157の内部には、非水電解液140が含まれている(吸収されている)。本実施例1では、非水電解液140として、EC(エチレンカーボネート)とDMC(ジメチルカーボネート)とEMC(エチルメチルカーボネート)とを混合した非水溶媒中に、LiPF6及びLIPF2(C2O4)2を溶解した非水電解液を用いている。
収容ケース110は、収容ケース110の最も内側に位置する内側樹脂フィルム111、この内側樹脂フィルム111の外側に隣り合って位置する金属フィルム112、及びこの金属フィルム112の外側に隣り合って位置する外側樹脂フィルム113が積層されたラミネートフィルム101で形成されている。この収容ケース110は、図2に示すように、収容部119内に電極体150を配置させたラミネートフィルム101が、折り返し位置110gで折り返され、図1に示すように、略矩形環状の溶着封止部115(収容ケース110の周縁部)が熱溶着により封止されて、平面視矩形状に成形されている。
次に、本実施例1のリチウムイオン二次電池100の製造方法について説明する。
まず、組立工程において、非水電解液を有するリチウムイオン二次電池を組み立てた。
まず、組立工程において、非水電解液を有するリチウムイオン二次電池を組み立てた。
具体的には、まず、正極活物質153として、LiNiCoMnO2を用意した。次いで、この正極活物質153と、導電材としてカーボンブラックと、結着材としてポリフッ化ビニリデンを混合し、分散材としてN−メチル−2−ピロリドンを適量添加し、分散させてスラリー状の正極合材を得た。なお、正極活物質153と導電材と結着材の混合比は、重量比で、正極活物質153:導電材:結着材=85:10:5としている。次いで、この正極合材を、厚さ20μmのアルミニウム箔からなる正極集電部材151の両面に塗布し、乾燥させて、正極合材層152とした。その後、ロールプレスで高密度化して、シート状の正極板155を作製した。
また、以下のようにして、負極板156を作製した。まず、負極活物質154として、天然黒鉛を用意した。次いで、この負極活物質154と、結着材としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)及びスチレンブタジエンゴム(SBR)とを混合し、分散材としてN−メチル−2−ピロリドンを適量添加し、分散してスラリー状の負極合材を得た。なお、負極活物質154とCMCとSBRの混合比は、重量比で、負極活物質154:CMC:SBR=95:2.5:2.5とした。次いで、この負極合材を、厚さ10μmの銅箔からなる負極集電部材158の表面に塗布し、乾燥させて、負極合材層159とした。その後、ロールプレスで高密度化して、シート状の負極板156を作製した。
次いで、正極板155、負極板156、及びセパレータ157を積層し、これを捲回して扁平捲回型の電極体150を形成する。なお、正極板155、負極板156、及びセパレータ157を積層する際には、電極体150の一端部から、正極板155のうち正極合材を塗工していない未塗工部が突出するように、正極板155を配置しておく。さらには、負極板156のうち負極合材を塗工していない未塗工部が、正極板155の未塗工部とは反対側から突出するように、負極板156を配置しておく。これにより、正極捲回部155b及び負極捲回部156bを有する電極体150が形成される。
次に、電極体150の正極捲回部155bと正極端子120とを接続する。具体的には、例えば、正極捲回部155bと正極端子120とを圧着した状態で溶接(例えば、超音波溶接、スポット溶接)することにより、正極捲回部155bと正極端子120とを接続する。同様に、電極体150の負極捲回部156bと負極端子130とを接続する。具体的には、例えば、負極捲回部156bと負極端子130とを圧着した状態で溶接(例えば、超音波溶接、スポット溶接)することにより、負極捲回部156bと負極端子130とを接続する(図2参照)。
これとは別に、ラミネートフィルム101を用意する。具体的には、内側樹脂フィルム111、金属フィルム112、及び外側樹脂フィルム113を積層した後、これを押圧成形して、収容部119を凹設したラミネートフィルム101を得る(図2参照)。次いで、図2に示すように、正極端子120及び負極端子130を溶接した電極体150を、ラミネートフィルム101の収容部119内に配置する。次いで、ラミネートフィルム101を、その折り返し位置110gで折り返し、電極体150を収容ケース110内に収容する。
次いで、収容ケース110内に非水電解液140を注入する。なお、非水電解液140として、EC(エチレンカーボネート)とDMC(ジメチルカーボネート)とEMC(エチルメチルカーボネート)とを混合した非水溶媒中に、LiPF6を1.0mol/L、LIPF2(C2O4)2を0.1mol/L溶解した非水電解液を用いている。次いで、収容ケース110の溶着封止部115を、その厚み方向に加圧しつつ加熱して、内側樹脂フィルム111同士を熱溶着させる。これにより、リチウムイオン二次電池100の組み立てが完了する。
次に、印加工程に進み、上述のようにして組み立てたリチウムイオン二次電池100に対し、一定電流値の直流充電パルスを所定回数印加した。具体的には、図5に示すように、電源装置80を用意し、その正極端子81をリチウムイオン二次電池100の正極端子120に接続し、負極端子82をリチウムイオン二次電池100の負極端子130に接続した。この状態で、電源装置80によって、一定電流値の直流充電パルスをリチウムイオン二次電池100に対し所定回数印加した。なお、本実施例1では、電源装置80の設定電圧を3.3Vにして、一定電流値の直流充電パルスをリチウムイオン二次電池100に印加している。
図6は、本実施例1においてリチウムイオン二次電池100に対し印加した直流充電パルス(直流パルスの充電電流)の波形図である。本実施例1の印加工程では、図6に示すように、各々の直流充電パルスの間に休止期間tbを挟んで、一定電流値の直流充電パルスをリチウムイオン二次電池100に印加した。詳細には、直流充電パルスの電流値を、0.1〜60Cの範囲内の値(具体的には、2C)で一定とした。また、直流充電パルスを印加する所定回数を、100000回以下(具体的には、1000回)とした。また、直流充電パルスの各回の印加時間tcを、0.0001〜1秒間の範囲内(具体的には、0.1秒間)とした。また、各々の休止期間tbを0.1秒間とした。
なお、リチウムイオン二次電池100の電池容量(初期容量)は、22.4mAhである。従って、2Cの電流値は44.8mAに相当する。
このような印加工程を行うことで、リチウムイオン二次電池100に対し、過電圧を極短時間(印加時間tcに相当する時間、本実施例1では0.1秒間)、休止期間tb(本実施例1では0.1秒間)を挟んで所定回数(本実施例1では1000回)かけることができる。これによって、後述する初期充電を行う前に、非水電解液140に含まれる特定の有機溶媒(本実施例1ではビニレンカーボネートなど)を還元分解させることができ、負極板156の表面に、上記特定有機溶媒由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を形成することができる。なお、印加工程後のリチウムイオン二次電池の電池電圧は、1.0V未満であった。また、印加工程後のリチウムイオン二次電池のSOCは、ほぼ0%であった。
なお、電源装置80としては、東陽テクニカ社の「solartron 1252」、または、日鉄エレックス社製の「5V1A50ch×2システム」を例示できる。電源装置80のスルーレートは、次の通りである。立ち上がり(0A→±5A)に要する時間が10m秒以内、立ち下がり(±5A→0A)に要する時間が10m秒以内である。
その後、初期充電工程に進み、印加工程を終えたリチウムイオン二次電池100に対し初期充電を行い、リチウムイオン二次電池100を満充電状態(SOC100%)とした。具体的には、まず、印加工程を終えたリチウムイオン二次電池に対し、電池電圧(端子間電圧)が上限電圧値(本実施例1では4.0V)に達するまで定電流充電を行う。その後、引き続いて、電池電圧を上限電圧値に保持しつつ定電圧充電を行い、充電する電流値が定電圧充電を開始したときの電流値の1/10まで低下したところで、初期充電を終了する。このようにして、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)にした。その後、所定の工程を経て、リチウムイオン二次電池100が完成する。
(実施例2)
本実施例2では、実施例1と比較して、印加工程の条件のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池100を製造した。
図7は、本実施例2においてリチウムイオン二次電池100に対し印加した直流充電パルスの波形図である。
本実施例2では、実施例1と比較して、印加工程の条件のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池100を製造した。
図7は、本実施例2においてリチウムイオン二次電池100に対し印加した直流充電パルスの波形図である。
本実施例2の印加工程では、図7に示すように、実施例1と異なり、直流充電パルスの印加時間tcを0.01秒から1秒の範囲で徐々に増大させて、各回の直流充電パルス毎に印加時間tcを異ならせている。具体的には、1パルス目の印加時間tcを0.01秒とし、その後直流充電パルスを印加する回毎に印加時間tcを0.001秒ずつ増大させてゆき、1000パルス目の印加時間を1秒間としている。それ以外の条件は、実施例1の印加工程と同様にして、組立工程(実施例1参照)を終えたリチウムイオン二次電池100に対し、印加工程を行った。なお、本実施例2でも、実施例1と同様に、電源装置80を用いて印加工程を行っている。
このような印加工程を行うことで、リチウムイオン二次電池100に対し、過電圧を極短時間(印加時間tcに相当する時間、本実施例2では0.01〜1秒間)、休止期間tb(本実施例2でも0.1秒間)を挟んで所定回数(本実施例2でも1000回)かけることができる。これによって、初期充電を行う前に、非水電解液140に含まれる特定の有機溶媒(ビニレンカーボネートなど)を還元分解させることができ、負極板156の表面に、上記特定有機溶媒由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を形成することができる。なお、本実施例2でも、印加工程後のリチウムイオン二次電池の電池電圧は、1.0V未満であった。また、印加工程後のリチウムイオン二次電池のSOCは、ほぼ0%であった。
その後、初期充電工程に進み、実施例1と同様にして、印加工程を終えたリチウムイオン二次電池100に対し初期充電を行い、リチウムイオン二次電池100を満充電状態(SOC100%)とした。その後、実施例1と同様に、所定の工程を経て、リチウムイオン二次電池100を完成させた。
(比較例1)
本比較例1では、実施例1と比較して、印加工程のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。
図8は、本比較例1においてリチウムイオン二次電池に対し印加した直流充電パルスの波形図である。
本比較例1では、実施例1と比較して、印加工程のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。
図8は、本比較例1においてリチウムイオン二次電池に対し印加した直流充電パルスの波形図である。
本比較例1では、図8に示すように、実施例1と異なり、直流充電パルスの電流値を、1Cから20Cの範囲で徐々に増大させて、各回の直流充電パルス毎に電流値を異ならせている。具体的には、1パルス目の印加電流値を1Cとし、その後直流充電パルスを印加する回毎に電流値を0.02Cずつ増大させてゆき、1000パルス目の電流値を20Cとしている。それ以外の条件は、実施例1の印加工程と同様にして、組立工程(実施例1参照)を終えたリチウムイオン二次電池に対し、直流充電パルスを印加した。
その後、初期充電工程に進み、上述のようにして直流充電パルスを印加したリチウムイオン二次電池に対し、実施例1と同様の初期充電を行い、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)とした。その後、実施例1と同様に、所定の工程を経て、比較例1にかかるリチウムイオン二次電池を完成させた。
(比較例2)
本比較例2では、実施例1と比較して、印加工程のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。
図9は、本比較例2においてリチウムイオン二次電池に対し印加した直流パルスの波形図である。
本比較例2では、実施例1と比較して、印加工程のみを変更し、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。
図9は、本比較例2においてリチウムイオン二次電池に対し印加した直流パルスの波形図である。
本比較例2では、図9に示すように、実施例1と異なり、直流充電パルス(具体的には、電流値を2Cとした直流パルスの充電電流)と直流放電パルス(電流値を−1Cとした直流パルスの放電電流)とを交互に印加している。それ以外の条件は、実施例1の印加工程と同様にして、組立工程(実施例1参照)を終えたリチウムイオン二次電池に対し、直流パルス(直流充電パルスと直流放電パルス)を印加した。
その後、初期充電工程に進み、上述のようにして直流パルスを印加したリチウムイオン二次電池に対し、実施例1と同様の初期充電を行い、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)とした。その後、実施例1と同様に、所定の工程を経て、比較例2にかかるリチウムイオン二次電池を完成させた。
(比較例3)
本比較例3では、実施例1と比較して、印加工程を行わない点のみが異なり、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。すなわち、組立工程(実施例1参照)を終えたリチウムイオン二次電池に対し、印加工程を行うことなく、初期充電工程を行って、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)とした。初期充電の条件は、実施例1と同様としている。その後、実施例1と同様に、所定の工程を経て、比較例3にかかるリチウムイオン二次電池を完成させた。
本比較例3では、実施例1と比較して、印加工程を行わない点のみが異なり、その他については実施例1と同様にして、リチウムイオン二次電池を製造した。すなわち、組立工程(実施例1参照)を終えたリチウムイオン二次電池に対し、印加工程を行うことなく、初期充電工程を行って、リチウムイオン二次電池を満充電状態(SOC100%)とした。初期充電の条件は、実施例1と同様としている。その後、実施例1と同様に、所定の工程を経て、比較例3にかかるリチウムイオン二次電池を完成させた。
(初期抵抗)
実施例1,2及び比較例1〜3のリチウムイオン二次電池について、初期抵抗(DCIR、直流内部抵抗)を算出した。具体的には、各リチウムイオン二次電池の電池電圧を3.75Vに調整した後、1/3Cの電流を流し、10秒後の電池電圧を測定した。同様に、1C及び3Cの電流を流したときについても、10秒後の電池電圧を測定した。各リチウムイオン二次電池に流した電流値と電池電圧とを直線近似し、その傾きから初期抵抗(DCIR)を求めた。この結果を表1に示す。
実施例1,2及び比較例1〜3のリチウムイオン二次電池について、初期抵抗(DCIR、直流内部抵抗)を算出した。具体的には、各リチウムイオン二次電池の電池電圧を3.75Vに調整した後、1/3Cの電流を流し、10秒後の電池電圧を測定した。同様に、1C及び3Cの電流を流したときについても、10秒後の電池電圧を測定した。各リチウムイオン二次電池に流した電流値と電池電圧とを直線近似し、その傾きから初期抵抗(DCIR)を求めた。この結果を表1に示す。
表1に示すように、印加工程を行うことなく初期充電を行った比較例3では、DCIRの値が440mΩとなった。また、直流充電パルスの電流値を1〜20Cの範囲で変動させて直流充電パルスの印加を行った比較例1では、DCIRの値が442mΩとなり、比較例3と同等の値を示した。また、直流充電パルスと直流放電パルスとを交互に印加した比較例2では、DCIRの値が452mΩとなり、比較例3よりも内部抵抗が大きくなった。
これに対し、一定電流値(2C)の直流充電パルスで印加工程を行った実施例1,2では、DCIRの値が433mΩ,420mΩとなり、比較例1〜3よりも内部抵抗を小さくすることができた。特に、直流充電パルスの印加時間tcを徐々に増大させた実施例2では、印加時間tcを一定とした実施例1よりも、内部抵抗を小さくすることができた。
以上の結果より、組立工程の後、初期充電工程の前に、リチウムイオン二次電池に対し、各々の直流充電パルスの間に休止期間tbを挟んで一定電流値の直流充電パルスを所定回数印加する印加工程を行うことで、電池の内部抵抗を小さくすることができるといえる。特に、印加工程において、直流充電パルスを印加する毎に印加時間tcを増大させてゆくことで、より一層、電池の内部抵抗を小さくすることができるといえる。
(充放電サイクル試験)
次に、実施例1,2及び比較例1〜3のリチウムイオン二次電池について、0℃の低温環境下で、充放電サイクル試験を行った。具体的には、まず、各リチウムイオン二次電池の電池電圧を3.75Vに調整した後、0℃の低温環境下で、24Cの一定電流値で、各リチウムイオン二次電池を10秒間充電する。その後、10分間休止した後、24Cの一定電流値で、各リチウムイオン二次電池を10秒間放電させる。その後、10分間休止する。この充放電サイクルを1サイクルとして、各リチウムイオン二次電池について、充放電サイクルを500サイクル行った。
次に、実施例1,2及び比較例1〜3のリチウムイオン二次電池について、0℃の低温環境下で、充放電サイクル試験を行った。具体的には、まず、各リチウムイオン二次電池の電池電圧を3.75Vに調整した後、0℃の低温環境下で、24Cの一定電流値で、各リチウムイオン二次電池を10秒間充電する。その後、10分間休止した後、24Cの一定電流値で、各リチウムイオン二次電池を10秒間放電させる。その後、10分間休止する。この充放電サイクルを1サイクルとして、各リチウムイオン二次電池について、充放電サイクルを500サイクル行った。
(容量維持率)
各リチウムイオン二次電池について、充放電サイクル試験前の放電容量を放電容量A、充放電サイクル試験後の放電容量を放電容量Bとして、容量維持率を下記の式(a)に基づいて算出した。この結果を表1に示す。
容量維持率(%)=(試験後放電容量B/試験前放電容量A)×100 ・・・(a)
各リチウムイオン二次電池について、充放電サイクル試験前の放電容量を放電容量A、充放電サイクル試験後の放電容量を放電容量Bとして、容量維持率を下記の式(a)に基づいて算出した。この結果を表1に示す。
容量維持率(%)=(試験後放電容量B/試験前放電容量A)×100 ・・・(a)
なお、放電容量A及び放電容量Bは、次のようにして算出した。具体的には、充放電サイクル試験前と試験後において、満充電状態とした各リチウムイオン二次電池について、1Cの定電流で、電池電圧が下限電圧値(2.5V)に至るまで放電を行った。このときの放電電気量(Ah)を、放電容量A及び放電容量Bとして取得した。
表1に示すように、印加工程を行うことなく初期充電を行った比較例3では、容量維持率が42.5%となった。また、直流充電パルスの電流値を1〜20Cの範囲で変動させて直流充電パルスの印加を行った比較例1では、容量維持率が43.1%となり、比較例3と同等の値を示した。また、直流充電パルスと直流放電パルスとを交互に印加した比較例2では、容量維持率が37.4%となり、比較例3よりも容量維持率が低くなった。
これに対し、一定電流値(2C)の直流充電パルスで印加工程を行った実施例1,2では、容量維持率が67.4%,76.7%となり、比較例1〜3に比べて容量維持率を20%以上も高めることができた。すなわち、実施例1,2のリチウムイオン二次電池100では、比較例1〜3のリチウムイオン二次電池に比べて、充放電サイクル寿命を大きく向上させることができた。特に、上述の充放電サイクル試験では、0℃の低温環境下で、24Cというハイレートで充放電サイクルを行っていることから、実施例1,2のリチウムイオン二次電池100では、低温環境下におけるハイレート充放電サイクルに対し優れた寿命特性を発揮することができたといえる。
このことは、次のような理由によるものと考えられる。リチウムイオン二次電池100に対し、各々の直流充電パルスの間に休止期間tbを挟んで、一定電流値の直流充電パルスを所定回数印加する印加工程を行うことで、リチウムイオン二次電池100に対し、過電圧を極短時間(印加時間tcに相当する時間)、休止期間tbを挟んで所定回数かけることができる。これによって、初期充電を行う前に、非水電解液140に含まれる特定の有機溶媒(ビニレンカーボネートなど)を還元分解させることができ、負極板156の表面に、上記特定有機溶媒由来の薄くて緻密な被膜(SEI)を形成することができたと考えられる。このような被膜(SEI)を形成したことによって、充放電サイクル試験中に、負極板156の表面にLi金属が析出するのを抑制し、電池容量の低下を抑制することができたと考えられる。
以上の結果より、組立工程の後、初期充電工程の前に、リチウムイオン二次電池に対し、各々の直流充電パルスの間に休止期間tbを挟んで、一定電流値の直流充電パルスを所定回数印加する印加工程を行うことで、充放電サイクル寿命(特に、低温環境下におけるハイレートの充放電サイクル寿命)に優れたリチウムイオン二次電池を製造することができるといえる。詳細には、一定電流値を0.1〜60Cの範囲内の値(実施例1,2では2C)とし、直流充電パルスを印加する所定回数を100000回以下(実施例1,2では1000回)とし、直流充電パルスの各回の印加時間を0.0001〜1秒間(実施例1では0.1秒、実施例2では0.01〜1秒)の範囲内として、初期充電工程の前に印加工程を行うことで、充放電サイクル寿命(特に、低温環境下におけるハイレートの充放電サイクル寿命)に優れたリチウムイオン二次電池を製造することができるといえる。
さらに検討すると、直流充電パルスの印加時間tcを徐々に増大させた実施例2では、印加時間tcを一定とした実施例1よりも、容量維持率を大きくすることができた。この結果より、印加工程において、直流充電パルスを印加する毎に印加時間tcを増大させてゆくことで、より一層、充放電サイクル寿命(特に、低温環境下におけるハイレートの充放電サイクル寿命)を向上させることができるといえる。
以上において、本発明を実施例1,2に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
80 電源装置
100 リチウムイオン二次電池
140 非水電解液
150 電極体
155 正極板
156 負極板
100 リチウムイオン二次電池
140 非水電解液
150 電極体
155 正極板
156 負極板
Claims (3)
- 有機溶媒を含む非水電解液を有するリチウムイオン二次電池を組み立てる組立工程と、
上記リチウムイオン二次電池が満充電状態に至るまで、当該リチウムイオン二次電池の初期充電を行う初期充電工程と、を備える
リチウムイオン二次電池の製造方法であって、
上記組立工程の後、上記初期充電工程の前に、上記リチウムイオン二次電池に対し、一定電流値の直流充電パルスを、各回の上記直流充電パルスの間に電流値0の休止期間を挟んで所定回数印加する印加工程を備える
リチウムイオン二次電池の製造方法。 - 請求項1に記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、
前記印加工程は、
前記一定電流値を0.1〜60Cの範囲内の値とし、前記直流充電パルスを印加する前記所定回数を100000回以下とし、上記直流充電パルスの各回の印加時間を0.0001〜1秒間の範囲内とする
リチウムイオン二次電池の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、
前記非水電解液は、前記有機溶媒として、エチレンカーボネート及びビニレンカーボネートの少なくともいずれかを含む
リチウムイオン二次電池の製造方法。
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JP2009095100A JP2010244981A (ja) | 2009-04-09 | 2009-04-09 | リチウムイオン二次電池の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013035187A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | トヨタ自動車株式会社 | リチウム二次電池の製造方法 |
JP2014036009A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Toyota Motor Corp | リチウムイオン二次電池の製造方法 |
-
2009
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