JP2010243190A - センサ付車輪用軸受 - Google Patents

センサ付車輪用軸受 Download PDF

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Abstract

【課題】 車輪用軸受が静止あるいは低速状態でも、レスポンス良く車輪にかかる荷重を正確に推定できるセンサ付車輪用軸受を提供する。
【解決手段】 車輪用軸受の外方部材と内方部材のうちの固定側部材にセンサユニット20を設ける。センサユニット20は、固定側部材に接触して固定される4つ以上の接触固定部を有する歪み発生部材21と、これに取付けられてその歪みを検出する3つ以上のセンサ22A,22B,22Cを有する。これらのセンサ出力信号から荷重を推定する荷重推定手段30を設ける。荷重推定手段30は、2つのセンサ22A,22Cの出力信号A,Cから平均値を求める平均値演算部31と、2つのセンサ22B,22Cの出力信号B,Cから振幅値を求める振幅値演算部32と、これら平均値および振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定する荷重演算部33を有する。
【選択図】 図8

Description

この発明は、車輪の軸受部にかかる荷重を検出する荷重センサを内蔵したセンサ付車輪用軸受に関する。
自動車の各車輪にかかる荷重を検出する技術として、車輪用軸受の外輪フランジに歪みゲージを貼り付け、歪みを検出するようにした車輪用軸受が提案されている(例えば特許文献1)。
特表2003−530565号公報
しかし、特許文献1のように外輪フランジに歪みゲージを貼り付けるのでは、組立性に問題がある。また、検出感度も低く、荷重を精度良く検出できない。
そこで、本発明者等は、上記課題を解決するものとして、以下の構成としたセンサ付車輪用軸受を提案している。このセンサ付車輪用軸受における車輪用軸受は、図11のように、複列の転走面43が内周に形成された外方部材41と、上記転走面43と対向する転走面44が外周に形成された内方部材42と、両部材41,42の対向する転走面43,44間に介在した複列の転動体45とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する。上記外方部材41および内方部材42のうち、固定側部材となる外方部材41の外径面に、図12のように4つのセンサユニット50を設ける。センサユニット50は、図13および図14に拡大平面図および拡大断面図で示すように、外方部材41の外径面に接触して固定される3つの接触固定部51aを有する歪み発生部材51およびこの歪み発生部材51に取付けられてこの歪み発生部材51の歪みを検出する2つの歪みセンサ52A,52Bを有するものとする。3つの接触固定部51aは、外方部材41の外径面の同一軸方向一でかつ円周方向に互いに離間した位置となるように配置し、これら2つの歪みセンサ52A,52Bの出力信号の和(平均値)から車輪用軸受に作用する荷重を推定する。この場合、2つの歪みセンサ52A,52Bの間隔は、図15のように、転動体45の配列ピッチPの1/2+n(n:整数)とする。
この構成の場合、車輪用軸受や、車輪のタイヤと路面間に荷重が作用すると、外方部材41にも荷重が印加されて変形が生じ、その変形からセンサユニット50が荷重を検出する。センサユニット50の2つの歪みセンサ52A,52Bの出力信号は、そのままでは転動体45の通過の影響を受けるが、ここではこれら2つの歪みセンサ52A,52Bの出力信号の和(平均値)から、車輪用軸受に作用する荷重を推定するものとしているので、各歪みセンサ52A,52Bの出力信号に現れる転動体45の位置の影響を相殺することができ、軸受が公転していない状態でも荷重を精度良く検出できる。
また、本発明者等は、上記構成のセンサ付車輪用軸受において、前記2つの歪みセンサ52A,52Bの出力信号の差(振幅値)から車輪用軸受に作用する荷重を推定するものも提案している。この場合、各歪みセンサ52A,52Bの出力信号に現れる温度の影響やナックル・フランジ面間の滑りによる影響を相殺でき、荷重を精度良く検出できる。図16は、前記2つの歪みセンサ52A,52Bの出力信号の和と差を求める演算処理回路の一例を示す。しかし、この場合、振幅値を求める演算には、少なくとも1周期の出力信号が必要であり、レスポンスの悪化が避けられない。
さらに、本発明者等は、前記歪みセンサの出力信号から平均値(直流成分)と振幅値(交流成分)を算出し、両方の値を用いて荷重を推定するものとして、検出精度を上げるものも提案している。しかし、この場合、平均値と振幅値を求めるには、軸受が回転して転動体45が公転している必要があり、静止状態や極低速状態では誤差が大きくなってしまうという問題がある。
この発明の目的は、車輪用軸受が静止あるいは低速状態でも、レスポンス良く車輪にかかる荷重を正確に推定できるセンサ付車輪用軸受を提供することである。
この発明のセンサ付車輪用軸受は、複列の転走面3が内周に形成された外方部材1と、前記転走面3と対向する転走面4が外周に形成された内方部材2と、両部材1,2の対向する転走面3,4間に介在した複列の転動体5とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、上記外方部材1および内方部材2のうちの固定側部材の外径面に複数のセンサユニット20を設け、前記センサユニット20は、前記固定側部材の外径面に接触して固定される4つ以上の接触固定部21aを有する歪み発生部材21およびこの歪み発生部材21に取付けられてこの歪み発生部材21の歪みを検出する3つ以上のセンサ22A,22B,22Cを有し、前記センサユニット20のセンサ出力信号から車輪に加わる荷重を推定する荷重推定手段30を設け、この荷重推定手段30は、前記センサユニット20における少なくとも2つのセンサの出力信号からセンサユニット20の出力信号の平均値を求める平均値演算部31と、前記センサユニット20における少なくとも2つのセンサの出力信号と前記平均値とからセンサユニット20の出力信号の振幅値を求める振幅値演算部32と、前記平均値および前記振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定する荷重演算部33とを有するものとしたことを特徴とする。
この構成によると、荷重推定手段30では、平均値演算部31により、センサユニット20における2つのセンサ出力信号からセンサユニット20の出力信号の平均値を求め、振幅値演算部32により、センサユニット20における2つのセンサの出力信号と前記平均値とからセンサユニット20の出力信号の振幅値を求め、さらに荷重演算部33において、前記平均値および振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定する。このため、車輪用軸受が静止あるいは低速状態でも、レスポンス良く車輪にかかる荷重を正確に推定できる。また、車輪にかかる荷重を遅延なく推定できるので、この推定荷重を利用した車両の制御の応答性や制御性が向上し、より安全性や走行安定性を高めることができる。
この発明において、前記センサユニット20を3つ以上設け、前記荷重推定手段30は、前記3つ以上のセンサユニット20のセンサ出力信号から車輪用軸受の径方向および軸方向に作用する径方向荷重および軸方向荷重を推定するものとしても良い。
この発明において、前記センサユニット20を、タイヤ接地面に対して上下位置および左右位置となる前記固定側部材の外径面の上面部、下面部、右面部および左面部に円周方向90度の位相差で4つ等配しても良い。
このように4つのセンサユニット20を配置することで、車輪用軸受に作用する垂直方向荷重Fz 、駆動力や制動力となる荷重Fx 、軸方向荷重Fy を推定することができる。
この発明において、前記センサユニット20の3つ以上のセンサ22A,22B,22Cの少なくとも2つは、それらの出力信号の位相差が180°となるように転動体の配列ピッチの{n+1/2(n:整数)}倍となる間隔で配置され、前記荷重推定手段30の平均値演算部31は前記2つのセンサの出力信号の和をとることにより、変動成分をキャンセルして平均値を求めるものとしても良い。
この発明において、前記センサユニット20の3つ以上のセンサ22A,22B,22Cの少なくとも2つは、それらの出力信号の位相差が90°となるように転動体の配列ピッチの{n/2+1/4(n:整数)}倍となる間隔で配置され、前記荷重推定手段30の振幅値演算部32は前記2つのセンサの出力信号からそれぞれ平均値を除いたものの二乗和の平方根として振幅値を求めるものとしても良い。
この発明において、前記各センサユニット20に温度センサ28を設け、前記荷重推定手段30の平均値演算部31は、前記温度センサ28の出力信号に基づき、平均値の温度ドリフトを補正するものとしても良い。この構成の場合、平均値の温度ドリフトを補正することができるので、温度による推定荷重誤差を低減することができる。
この発明において、前記荷重推定手段30は、前記平均値演算部31および振幅値演算部32とは別に、前記センサユニット20のいずれか1つのセンサの転動体振幅の複数周期分のセンサ出力信号から平均値および振幅値を求める第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aを有し、前記荷重演算部33は、車輪回転速度が所定の値よりも高いとき、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aで求めた平均値および振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定するものとしても良い。前記所定の値は、例えば、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aの方が第1の平均値演算部31および振幅値演算部32よりも精度良く検出できる速度であり、具体的には、人の歩行速度程度かそれ以下の速度とされる。
この発明において、前記荷重推定手段30の荷重演算部33は、第1の平均値演算部31および振幅値演算部32により求めた平均値および振幅値を用いた演算処理と、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aを用いた演算処理を並行して行い、これら両演算処理により得られる2つの推定荷重値から、車輪回転速度に応じていずれか1つの推定荷重値を切り替え選択して出力する選択出力手段35を設けても良い。
この発明において、前記選択出力手段35は、外部から車輪回転速度の情報を受けるものとしても良い。ここで言う外部は、このセンサ付車輪用軸受に対する外部である。
この発明において、前記選択出力手段35は、前記センサの出力信号から転動体の通過周波数を検出して車輪回転速度を推定するものとしても良い。この構成の場合、余分なセンサや配線が不要で、構成が簡単になる。
この発明において、前記選択出力手段35は、車体側から供給される回転センサ信号から車輪回転速度を推定するものとしても良い。
この発明において、前記選択出力手段35は、車体側の制御装置から車輪回転速度に応じた切り替え選択指令を受けるものとしても良い。
この発明のセンサ付車輪用軸受は、複列の転走面が内周に形成された外方部材と、前記転走面と対向する転走面が外周に形成された内方部材と、両部材の対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、上記外方部材および内方部材のうちの固定側部材の外径面に複数のセンサユニットを設け、前記センサユニットは、前記固定側部材の外径面に接触して固定される4つ以上の接触固定部を有する歪み発生部材およびこの歪み発生部材に取付けられてこの歪み発生部材の歪みを検出する3つ以上のセンサを有し、前記センサユニットのセンサ出力信号から車輪に加わる荷重を推定する荷重推定手段を設け、この荷重推定手段は、前記センサユニットにおける少なくとも2つのセンサの出力信号からセンサユニットの出力信号の平均値を求める平均値演算部と、前記センサユニットにおける少なくとも2つのセンサの出力信号と前記平均値とからセンサユニットの出力信号の振幅値を求める振幅値演算部と、前記平均値および前記振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定する荷重演算部とを有するものとしたため、車輪用軸受が静止あるいは低速状態でも、レスポンス良く車輪にかかる荷重を正確に推定することができる。
この発明の一実施形態にかかるセンサ付車輪用軸受の断面図とその検出系の概念構成のブロック図とを組み合わせて示す図である。 同センサ付車輪用軸受の外方部材をアウトボード側から見た正面図である。 同センサ付車輪用軸受におけるセンサユニットの拡大平面図である。 図3におけるIV−IV矢視断面図である。 センサユニットの他の設置例を示す断面図である。 センサユニットの出力信号に対する転動体位置の影響の説明図である。 センサユニットの出力信号に対する転動体位置の影響の他の説明図である。 同センサ付車輪用軸受における荷重推定手段の構成例を示すブロック図である。 同センサ付車輪用軸受における荷重推定手段の他の構成例を示すブロック図である。 同センサ付車輪用軸受における荷重推定手段の他の構成例を示すブロック図である。 提案例の断面図とその検出系の概念構成のブロック図とを組み合わせて示す図である。 同提案例の外方部材をアウトボード側から見た正面図である。 同提案例におけるセンサユニットの拡大平面図である。 図13におけるXIV −XIV 矢視断面図である。 センサユニットの出力信号に対する転動体位置の影響の説明図である。 センサ出力信号の平均値と振幅値を演算する演算回路の一例のブロック図である。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図8と共に説明する。この実施形態は、第3世代型の内輪回転タイプで、駆動輪支持用の車輪用軸受に適用したものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
このセンサ付車輪用軸受における軸受は、図1に断面図で示すように、内周に複列の転走面3を形成した外方部材1と、これら各転走面3に対向する転走面4を外周に形成した内方部材2と、これら外方部材1および内方部材2の転走面3,4間に介在した複列の転動体5とで構成される。この車輪用軸受は、複列のアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。上記転走面3,4は断面円弧状であり、ボール接触角が背面合わせとなるように形成されている。外方部材1と内方部材2との間の軸受空間の両端は、一対のシール7,8によってそれぞれ密封されている。
外方部材1は固定側部材となるものであって、車体の懸架装置(図示せず)におけるナックル16に取付ける車体取付用フランジ1aを外周に有し、全体が一体の部品とされている。フランジ1aには周方向複数箇所にナックル取付用のねじ孔14が設けられ、インボード側よりナックル16のボルト挿通孔17に挿通したナックルボルト(図示せず)を前記ねじ孔14に螺合することにより、車体取付用フランジ1aがナックル16に取付けられる。
内方部材2は回転側部材となるものであって、車輪取付用のハブフランジ9aを有するハブ輪9と、このハブ輪9の軸部9bのインボード側端の外周に嵌合した内輪10とでなる。これらハブ輪9および内輪10に、前記各列の転走面4が形成されている。ハブ輪9のインボード側端の外周には段差を持って小径となる内輪嵌合面12が設けられ、この内輪嵌合面12に内輪10が嵌合している。ハブ輪9の中心には貫通孔11が設けられている。ハブフランジ9aには、周方向複数箇所にハブボルト(図示せず)の圧入孔15が設けられている。ハブ輪9のハブフランジ9aの根元部付近には、車輪および制動部品(図示せず)を案内する円筒状のパイロット部13がアウトボード側に突出している。
図2は、この車輪用軸受の外方部材1をアウトボード側から見た正面図を示す。なお、図1は、図2におけるI−I矢視断面図を示す。前記車体取付用フランジ1aは、図2のように、各ねじ孔14が設けられた円周方向部分が他の部分よりも外径側へ突出した突片1aaとされている。
固定側部材である外方部材1の外径面には、4つのセンサユニット20が設けられている。ここでは、これらのセンサユニット20が、タイヤ接地面に対して上下位置および前後位置となる外方部材1の外径面における上面部、下面部、右面部、および左面部に設けられている。
これらのセンサユニット20は、図3および図4に拡大平面図および拡大断面図で示すように、歪み発生部材21と、この歪み発生部材21に取付けられて歪み発生部材21の歪みを検出する3つの歪みセンサ22A,22B,22Cとでなる。歪み発生部材21は、鋼材等の弾性変形可能な金属製で2mm以下の薄板材からなり、平面概形が全長にわたり均一幅の帯状で中央の両側辺部に切欠き部21bを有する。切欠き部21bの隅部は断面円弧状とされている。また、歪み発生部材21は、外方部材1の外径面にスペーサ23を介して接触固定される4つ以上(ここでは4つ)の接触固定部21aを有する。4つの接触固定部21aは、歪み発生部材21の長手方向に向け1列に並べて配置される。3つの歪み発生部材22A,22B,22Cは、歪み発生部材21における各方向の荷重に対して歪みが大きくなる箇所に設置される。具体的には、歪み発生部材21の外面側で隣り合う接触固定部21aの間に配置される。切欠き部21bは、図3のように、歪み発生部材21の両側辺部における前記歪みセンサ22A,22B,22Cの配置部に対応する3箇所の位置にそれぞれ形成されている。これにより、歪みセンサ22A,22B,22Cは歪み発生部材21の切欠き部21bの周辺における長手方向の歪みを検出する。
なお、歪み発生部材21は、固定側部材である外方部材1に作用する外力、またはタイヤと路面間に作用する作用力として、想定される最大の力が印加された状態においても、塑性変形しないものとするのが望ましい。塑性変形が生じると、外方部材1の変形がセンサユニット20に伝わらず、歪みの測定に影響を及ぼすからである。想定される最大の力は、例えば、その力が作用しても車輪用軸受は損傷をせず、その力が除去されると車輪用軸受の性状な機能が復元される範囲の最大の力である。
前記センサユニット20は、その歪み発生部材21の各接触固定部21aが、外方部材1の軸方向の同寸法の位置で、かつ各接触固定部21aが互いに円周方向に離れた位置に来るように配置され、これら接触固定部21aがそれぞれスペーサ23を介してボルト24により外方部材1の外径面に固定される。これにより、歪み発生部材21上の各歪みセンサ22A,22B,22Cは外方部材1の円周方向に並んで配置されることになる。前記各ボルト24は、それぞれ接触固定部21aに設けられた径方向に貫通するボルト挿通孔25からスペーサ23のボルト挿通孔26に挿通し、外方部材1の外周部に設けられたねじ孔27に螺合させる。このように、スペーサ23を介して外方部材1の外径面に接触固定部21aを固定することにより、薄板状である歪み発生部材21における切欠き部21bを有する各部位が外方部材1の外径面から離れた状態となり、切欠き部21bの周辺の歪み変形が容易となる。
接触固定部21aが配置される軸方向位置として、ここでは外方部材1のアウトボード側列の転走面3の周辺となる軸方向位置が選ばれる。ここでいうアウトボード側列の転走面3の周辺とは、インボード側列およびアウトボード側列の転走面3の中間位置からアウトボード側列の転走面3の形成部までの範囲である。外方部材1の外径面へセンサユニット20を安定良く固定する上で、外方部材1の外径面における前記スペーサ23が接触固定される箇所には平坦部1bが形成される。
このほか、図5に断面図で示すように、外方部材1の外径面における前記歪み発生部材21の各接触固定部21aが固定される箇所の隣り合う中間部に溝1cを設けることで、前記スペーサ23を省略し、歪み発生部材21における切欠き部21bが位置する各接触固定部21bの中間部位を外方部材1の外径面から離すようにしても良い。
歪みセンサ22A,22B,22Cとしては、種々のものを使用することができる。例えば、歪みセンサ22A,22B,22Cを金属箔ステレインゲージで構成することができる。その場合、通常、歪み発生部材21に対しては接着による固定が行なわれる。また、歪みセンサ22A,22B,22Cを歪み発生部材21上に厚膜抵抗体にて形成することもできる。
各センサユニット20の歪みセンサ22A,22B,22Cは、その出力信号から車輪に加わる荷重を推定する荷重推定手段30に接続される。ここでは、車輪の垂直方向に作用する垂直方向荷重Fz と、駆動力や制動力となる前後方向に作用する荷重Fx と、軸方向に作用する軸方向荷重Fy が推定される。この荷重推定手段30は、図8にブロック図で示すように、平均値演算部31と振幅値演算部32と荷重演算部33とを有する。平均値演算部31および振幅値演算部32は、図では一つのみを示したが、各センサユニット20にそれぞれ対応して複数設けられる。
センサユニット20は、外方部材1のアウトボード側列の転走面3の周辺となる軸方向位置に設けられるので、歪みセンサ22A,22B,22Cの出力信号は、センサユニット20の設置部の近傍を通過する転動体5の影響を受ける。すなわち、転動体5がセンサユニット20における歪みセンサ22A,22B,22Cに最も近い位置を通過するとき出力信号は最大値となり、その位置から転動体5が遠ざかるにつれて低下する。これにより、軸受回転時には歪みセンサ22A,22B,22Cの出力信号は、図6や図7のように、その振幅が転動体5の配列ピッチPを周期として変化する正弦波に近い波形となる。
ここでは、各歪みセンサ22A,22B,22Cの前記円周方向の間隔は、図8のように、転動体5の配列ピッチPの1/4(90度位相差)とされている。これにより、左端の歪みセンサ22Aと右端の歪みセンサ22Cの間隔は、転動体5の配列ピッチPの1/2(180度位相差)となる。図6は、間隔が転動体5の配列ピッチPの1/4となる2つの歪みセンサ22A,22Bの出力信号A,Bの波形と転動体位置との関係を示している。他の2つの歪みセンサ22B,22Cの出力信号B,Cの波形と転動体位置との関係も同様である。図7は、間隔が転動体5の配列ピッチPの1/2となる2つの歪みセンサ22A,22Cの出力信号A,Cの波形と転動体位置との関係を示している。
平均値演算部31は、2つの歪みセンサ22A,22Cの出力信号A,Cからセンサユニット20の出力信号の平均値を求める演算部である。振幅値演算部32は、2つの歪みセンサ22B,22Cの出力信号B,Cと前記平均値演算部31で求められる平均値とから、センサユニット20の出力信号の振幅値を求める演算部である。転動体5の位置の位相をθとするとき、前記各出力信号A,B,Cは以下の各式で与えられる。
A=αsin θ+β ……(1)
B=αcos θ+β ……(2)
C=−αsin θ+β ……(3)
ただし、αは振幅値、βは平均値である。
そこで、平均値演算部31では、出力信号Aと出力信号Cの和をとることにより、つまり、
β=(A+C)/2 ……(4)
を演算することにより、平均値を求める。
また、振幅値演算部32では、2つの出力信号B,Cからそれぞれ平均値βを除き、これらの値の二乗和の平方根を求めることにより、つまり
α={(B−β)2 +(C−β)2 1/2
={(αcos θ)2 +(αsin θ)2 1/2 ……(5)
を演算することにより、振幅値αを求める。なお、この演算では、出力信号A,Bを用いても同様の結果を得ることができる。
これらの演算は、転動体5の位置に関係なく短時間に求めることができる。つまり、軸受が静止状態や極低速状態であってもレスポンスよく求めることができる。
平均値演算部31は、求められた演算値の温度によるドリフトを補正する温度補正手段34を有する。各センサユニット20の歪み発生部材21には図3のように温度センサ28が設けられ、この温度センサ28の出力信号に基づき、前記温度補正手段34において平均値の補正が行なわれる。
荷重演算部33では、平均値演算部31および振幅値演算部32で求められた各センサユニット20に対応する平均値および振幅値を変数とし、これらの変数に補正係数を乗算した所定の荷重演算式から車輪に加わる荷重を演算・推定する。この場合の荷重演算式としては、垂直方向荷重Fz を演算するものと、駆動力や制動力となる前後方向の荷重Fx を演算するものと、軸方向荷重Fy を演算するものとが設けられる。上記各演算式における各補正係数の値は、予め試験やシミュレーションで求めておいて設定する。
車輪のタイヤと路面間に荷重が作用すると、車輪用軸受の固定側部材である外方部材1にも荷重が印加されて変形が生じる。ここではセンサユニット20における歪み発生部材21の4つ以上の接触固定部21aが、外方部材1に接触固定されているので、外方部材1の歪みが歪み発生部材21に拡大して伝達され易く、その歪みが歪みセンサ22A,22B,22Cで感度良く検出される。
特に、荷重推定手段30では、平均値演算部31により、センサユニット20における2つの歪みセンサ22A,22Cの出力信号A,Cからセンサユニット20の出力信号の平均値を求め、振幅値演算部32により、センサユニット20における2つの歪みセンサ22B,22Cの出力信号B,Cと前記平均値とからセンサユニット20の出力信号の振幅値を求め、さらに荷重演算部33において、前記平均値および振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる各荷重Fz ,Fx ,Fy を推定するようにしているので、車輪用軸受が静止あるいは低速状態でも、レスポンス良く車輪にかかる荷重を正確に推定することができる。したがって、この推定された荷重値を利用した車両制御の応答性や制御性が向上し、安全性や走行安定性をより高めることができる。
この実施形態では前記センサユニット20を4つ設け、各センサユニット20を、タイヤ接地面に対して上下位置および左右位置となる外方部材1の外径面の上面部、下面部、右面部、および左面部に円周方向90度の位相差で等配しているので、車輪用軸受に作用する垂直方向荷重Fz 、駆動力や制動力となる荷重Fx 、軸方向荷重Fy を推定することができる。
また、各センサユニット20に温度センサ28を設け、前記荷重推定手段30の平均値演算部31では、温度補正手段34 により、前記温度センサ28の出力信号に基づき、平均値の温度ドリフトを補正するようにしているので、平均値の温度ドリフトを補正することができる。
図9は、この発明の他の実施形態を示す。このセンサ付車輪用軸受では、センサユニット20の歪み発生部材21における歪みセンサ22A,22B,22Cの配置において、左端の歪みセンサ22Aと中間位置の歪みセンサ22Bとの間隔を転動体配列ピッチPの1/2とし、中間位置の歪みセンサ22Bと右端の歪みセンサ22Cとの間隔を転動体配列ピッチPの1/4としている。また、荷重推定手段30における平均値演算部31では、左端の歪みセンサ22Aの出力信号Aと中間位置の歪みセンサ22Bの出力信号Bとによりセンサユニット20の出力信号の平均値を求め、振幅値演算部32では、中間位置の歪みセンサ22Bの出力信号Bおよび右端の歪みセンサ22Cの出力信号Cと、前記平均値とによりセンサユニット20の出力信号の振幅値を求めるようにしている。その他の構成は先の実施形態の場合と同様である。
図10は、この発明のさらに他の実施形態を示す。このセンサ付車輪用軸受では、図1〜図8に示した実施形態における荷重推定手段30において、前記平均値演算部31および振幅値演算部32とは別に、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aと、選択出力手段35とを設けている。第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aは、センサユニット20における1つの歪みセンサ(ここでは歪みセンサ22C)の転動体振幅の複数周期分の出力信号から、そのセンサユニット20の出力信号の平均値および振幅値を求める演算部である。その平均値演算部31Aが温度補正手段36を有し、この温度補正手段36により平均値の温度ドリフトが補正されることは第1の平均値演算部31の場合と同様である。この場合の第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aも、各センサユニット20にそれぞれ対応して複数設けられる。
このように、1つの歪みセンサの出力信号から平均値および振幅値を求めるためには、その出力信号として複数周期分のデータが必要である。このため、第1の平均値演算部31および振幅値演算部32で平均値および振幅値を求める場合よりもレスポンスが低下する。そこで、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aでの演算は、車輪の回転速度が所定の値より高いときに行うようにされる。前記所定の値は、例えば、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aの方が第1の平均値演算部31および振幅値演算部32よりも精度良く検出できる速度であり、具体的には、人の歩行速度程度かそれ以下の速度とされる。
荷重演算部33では、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aで求められた各センサユニット20に対応する平均値および振幅値を変数とし、これらの変数に補正係数を乗算した所定の荷重演算式から車輪に加わる荷重を演算・推定する処理も行なわれる。つまり、荷重演算部33では、第1の平均値演算部31および振幅値演算部32で求められた平均値および振幅値を用いた荷重推定と、第2の平均値演算部31Aおよび振幅値演算部32Aで求められた平均値および振幅値を用いた荷重推定とが並行して行なわれる。
選択出力手段35は、荷重演算部33において前記両演算処理により得られる2つの推定荷重値から、車輪回転速度に応じていずれか1つの推定荷重値を切り替え選択して出力する手段である。選択出力択手段35には、例えば外部から車輪回転速度の情報が入力され、この情報に基づいて前記推定荷重値の選択出力が行なわれる。ここで言う外部は、このセンサ付車輪用軸受に対する外部である。この場合、外部からの車輪回転速度の情報として、車体側からのABSセンサ(アンチロックブレーキシステムに用いられる車輪の回転検出センサ)などの回転センサ信号を用い、これにより車輪回転速度を推定するようにしても良い。また、車体側の車内通信バスに接続された上位制御装置から、車輪回転速度の情報に代わるものとして、切り替え選択指令を選択出力手段35が受ける構成としても良い。さらに、車輪回転速度の情報として、前記歪みセンサ22A,22B、22Cの出力信号A,B,Cから転動体5の通過周波数を検出して、車輪回転速度を推定するものとしても良い。
なお、上記した各実施形態では、外方部材1が固定側部材である場合につき説明したが、この発明は、内方部材が固定側部材である車輪用軸受にも適用することができ、その場合、センサユニット20は内方部材の内周となる周面に設ける。
また、これらの実施形態では第3世代型の車輪用軸受に適用した場合につき説明したが、この発明は、軸受部分とハブとが互いに独立した部品となる第1または第2世代型の車輪用軸受や、内方部材の一部が等速ジョイントの外輪で構成される第4世代型の車輪用軸受にも適用することができる。また、このセンサ付車輪用軸受は、従動輪用の車輪用軸受にも適用でき、さらに各世代形式のテーパころタイプの車輪用軸受にも適用することができる。
1…外方部材
2…内方部材
3,4…転走面
5…転動体
20…センサユニット
21…歪み発生部材
21a…接触固定部
22A,22B,22C…歪みセンサ
28…温度センサ
30…荷重推定手段
31,31A…平均値演算部
32,32A…振幅値演算部
34,36…温度補正手段
35…選択出力手段

Claims (12)

  1. 複列の転走面が内周に形成された外方部材と、前記転走面と対向する転走面が外周に形成された内方部材と、両部材の対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受において、
    上記外方部材および内方部材のうちの固定側部材の外径面に複数のセンサユニットを設け、前記センサユニットは、前記固定側部材の外径面に接触して固定される4つ以上の接触固定部を有する歪み発生部材およびこの歪み発生部材に取付けられてこの歪み発生部材の歪みを検出する3つ以上のセンサを有し、
    前記センサユニットのセンサ出力信号から車輪に加わる荷重を推定する荷重推定手段を設け、この荷重推定手段は、前記センサユニットにおける少なくとも2つのセンサの出力信号からセンサユニットの出力信号の平均値を求める平均値演算部と、前記センサユニットにおける少なくとも2つのセンサの出力信号と前記平均値とからセンサユニットの出力信号の振幅値を求める振幅値演算部と、前記平均値および前記振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定する荷重演算部とを有するものとしたことを特徴とするセンサ付車輪用軸受。
  2. 請求項1において、前記センサユニットを3つ以上設け、前記荷重推定手段は、前記3つ以上のセンサユニットのセンサ出力信号から車輪用軸受の径方向および軸方向に作用する径方向荷重および軸方向荷重を推定するものとしたセンサ付車輪用軸受。
  3. 請求項1または請求項2において、前記センサユニットを、タイヤ接地面に対して上下位置および左右位置となる前記固定側部材の外径面の上面部、下面部、右面部および左面部に円周方向90度の位相差で4つ等配したセンサ付車輪用軸受。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記センサユニットの少なくとも2つのセンサは、それらの出力信号の位相差が転動体の配列ピッチの{n+1/2(n:整数)}倍となる間隔で配置され、前記荷重推定手段の平均値演算部は前記2つのセンサの出力信号の和をとることにより、変動成分をキャンセルして平均値を求めるものとしたセンサ付車輪用軸受。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記センサユニットの少なくとも2つのセンサは、それらの出力信号の位相差が転動体の配列ピッチの{n/2+1/4(n:整数)}倍となる間隔で配置され、前記荷重推定手段の振幅値演算部は前記2つのセンサの出力信号からそれぞれ平均値を除いたものの二乗和の平方根として振幅値を求めるものとしたセンサ付車輪用軸受。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記各センサユニットに温度センサを設け、前記荷重推定手段の平均値演算部は、前記温度センサの出力信号に基づき、平均値の温度ドリフトを補正するものとしたセンサ付車輪用軸受。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記荷重推定手段は、前記平均値演算部および振幅値演算部とは別に、前記センサユニットのいずれか1つのセンサの転動体振幅の複数周期分のセンサ出力信号から平均値および振幅値を求める第2の平均値演算部および振幅値演算部を有し、前記荷重演算部は、車輪回転速度が所定の値よりも高いとき、第2の平均値演算部および振幅値演算部で求めた平均値および振幅値を用いた演算処理により車輪に加わる荷重を推定するものとしたセンサ付車輪用軸受。
  8. 請求項7において、前記荷重推定手段の荷重演算部は、第1の平均値演算部および振幅値演算部により求めた平均値および振幅値を用いた演算処理と、第2の平均値演算部および振幅値演算部を用いた演算処理を並行して行い、これら両演算処理により得られる2つの推定荷重値から、車輪回転速度に応じていずれか1つの推定荷重値を切り替え選択して出力する選択出力手段を設けたセンサ付車輪用軸受。
  9. 請求項8において、前記選択出力手段は、外部から車輪回転速度の情報を受けるものとしたセンサ付車輪用軸受。
  10. 請求項8において、前記選択出力手段は、前記センサの出力信号から転動体の通過周波数を検出して車輪回転速度を推定するものとしたセンサ付車輪用軸受。
  11. 請求項8において、前記選択出力手段は、車体側から供給される回転センサ信号から車輪回転速度を推定するものとしたセンサ付車輪用軸受。
  12. 請求項8において、前記選択出力手段は、車体側の制御装置から車輪回転速度に応じた切り替え選択指令を受けるものとしたセンサ付車輪用軸受。
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