JP2010242923A - 複座平衡弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉弁時および開弁開始時のいずれにおいても第1および第2の弁体における流体からの受圧力が平衡に保たれる構成を備えた複座平衡弁を提供する。
【解決手段】弁棒23と、弁棒23の軸心方向に離間した位置に取り付けられた第1および第2の弁体28,29と、流体F2の流出路13を形成するケース18と、ケース18に設けられて第1および第2の弁体28,29のそれぞれにより開閉され流出路13への流体F2の流入を制御する第1および第2の弁座32,33とを有する。第1の弁体28は第1の弁座32の弁口34から流出路13への流体の流入量を制御し、第2の弁体29は第2の弁座33への流体の流入量を制御し、第2の弁体29が、第2の弁座33との接触面49よりも上流側に、流体F2を接触面49に向かって通過させる貫通孔を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、弁棒の軸心方向に離間した位置に取り付けられた一対の弁体のそれぞれにより対応する一対の弁座を同時に開閉する複座平衡弁に関するものである。
従来、この種の複座平衡弁として、一軸上を移動する連結棒に連結された一対の弁体のそれぞれにより、一対の弁座を同時に開閉するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この複座平衡弁は、一対の弁体に流体から作用する力が互いに打ち消されて平衡となることにより、小さな操作力で弁開閉が可能な特長を有している。この複座平衡弁は、例えば、蒸気配管から蒸気を漏れないようにトラップして復水(ドレン)のみを排出するフロート式スチームトラップなどに主に採用されている。
前記フロート式スチームトラップに用いられている複座平衡弁は、例えば、図8に示すような構成になっている。この複座平衡弁70は、復水の浮力によるフロート(図示せず)の上下移動に連動して回動するレバー71と、レバー71の回動に連動して軸心方向に上下移動する単一の弁棒72と、弁棒72の軸心方向に離間した位置に取り付けられた共に円盤状の第1および第2の弁体73,74と、復水の流出路78を形成するケース79と、ケース79に固定された第1および第2の弁座部材80,81と、この第1および第2の弁座部材80,81に形成されて第1および第2の弁体73,74のそれぞれにより開閉される第1および第2の弁座82,83とを有している。
この複座平衡弁70は、フロート式スチームトラップのトラップ室内の復水の水位が上がると、フロートの浮力により回動ピン84を支点にレバー71が上方へ回動し、このレバー71の基端部にレバーピン88を介して上端部が連結された弁棒72が上方へ移動することにより、図示の閉弁状態から、第1および第2の弁体73,74がそれぞれ第1および第2の弁座82,83から離座して開弁状態となる。この開弁により、トラップ室内の復水が第1および第2の弁座82,83を通って流出路78から排出される。
図8の複座平衡弁70は、第1の弁体73がケース79の内側に位置して第1の弁座82の弁口89から流出路78への流入量を制御する外接型であり、第2の弁体74はケース79の外側に位置して第2の弁座83の弁口90への流入量を制御する内接型である。したがって、図示の閉弁状態では、内部圧力がそれぞれ、第1の弁体73に対し第1の弁座82から離座する方向に、他方、第2の弁体74に対し第2の弁座83に着座する方向に作用しているが、第1および第2の弁体73,74は、内部圧力に対する受圧面積が同一に設定されており、内部圧力から受ける力が平衡に保たれている。
特許第3247979号公報
しかしながら、前記複座平衡弁70は、閉弁を保持した静的状態において第1および第2の弁体73,74の内部圧力からの力が平衡に保たれているが、開弁開始時には、第2の弁体74が、第2の弁座83の弁口90に向け流入する復水に対し大きな流動抵抗となって、復水の流れによる力(流動抵抗)を閉弁方向に受ける。そのため、開弁開始時には、第2の弁体74の閉弁方向への力が第1の弁体73の開弁方向への力よりも大きくなってしまう。特に、大容量のフロート式スチームトラップに採用した場合には、多量の復水が第2の弁座83の弁口90に向け流入するので、開弁開始時の第2の弁体74の閉弁方向への力が一層大きくなり、復水が或る流量を超えたときには、開弁不能となることがある。
この対策として、従来では、フロートの形状を大きくすることで復水による浮力を増大させたり、レバー71を長くしてレバー比を増大させたりすることで、弁棒72の駆動力を大きくして確実に開弁できるように図っているが、このような構成にすると、スチームトラップの全体形状が大型化するとともにコストアップを招く。
そこで、本発明は、閉弁時および開弁開始時のいずれにおいても、第1および第2の弁体における流体からの力が平衡に保たれる構成を備えた複座平衡弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る複座平衡弁は、弁棒と、前記弁棒の軸心方向に離間した位置に取り付けられた第1および第2の弁体と、流体の流出路を形成するケースと、前記ケースに設けられて前記第1および第2の弁体のそれぞれにより開閉され前記流出路への流体の流入を制御する第1および第2の弁座とを有し、前記第1の弁体は前記第1の弁座の弁口から前記流出路への流体の流入量を制御し、前記第2の弁体は前記第2の弁座への流体の流入量を制御し、前記第2の弁体が、前記第2の弁座との接触面よりも上流側に、流体を前記接触面に向かって通過させる貫通孔を有している。
本発明の複座平衡弁によれば、開弁開始時には、流体が第2の弁体における貫通孔を通って下流側の第2の弁座との接触面に向かって流れるので、第2の弁体は、例えば円盤状のものとは異なり、第2の弁座に向かって流れる流体に対し大きな流動抵抗にならない。すなわち、静的な閉弁状態では、内接型の第2の弁体が受ける圧力は、貫通孔を除く部分の流体に対する受圧面積に作用する圧力であるから、この第2の弁体の受圧面積を第1の弁体の受圧面積と同一に設定すれば、閉弁状態時における第1および第2の弁体に作用する内部圧力からの力が平衡状態を保持するとともに、開弁開始時においても第1および第2の弁体の力が平衡に近い状態をそのまま保持する。したがって、弁棒に小さな操作力を付与するだけで、第1および第2の弁体を容易、かつ、安定に開閉動作させることができる。
本発明において、前記第2の弁体は、一端に前記接触面を有するリング部と、前記リング部とその内側の前記弁棒とを連結する放射状の連結部とを備えていることが好ましい。この構成によれば、開弁時に第2の弁体における一端に第2の弁座との接触面を有するリング部の内部を流体が流れる、つまりリング部が流体の流動方向に沿って軸心を向けた配置で設けられているので、開弁開始時の流体に対し流動抵抗となるのはリング部および連結部の各々の上流側の対向面のみとなり、流路面積に対する相対的な面積が小さいので、第2の弁体の流体に対する流動抵抗を小さく抑制することができる。
本発明において、前記流出路は、前記第1の弁座を通った流体が流入する第1流出分路と、隔壁によって前記第1流出分路から区画され前記第2の弁座を通った流体が流入する第2流出分路とを有し、前記隔壁における前記弁棒を通す通孔が、前記第2の弁座を形成する部材によって封止されていることが好ましい。この構成によれば、第1流出分路と第2流出分路とが隔壁により遮断されて、第1および第2の弁座をそれぞれ通った流体が相互干渉するのが防止されるので、一方の弁座を通った流体の流れおよび圧力が他方の弁体の円滑な開閉動作を阻害することがない。しかも、第2の弁座を形成する部材によって隔壁における弁棒を通す通孔を封止するので、封止用の別部材が不要になり、構成が簡素化される。
本発明に係るフロート式スチームトラップは、蒸気および復水を含んだ流体が上部から流入するトラップ室と、前記トラップ室の下部に開口し前記復水を排出する排出孔と、前記トラップ室内に配置されて前記復水の浮力により上下移動するフロートと、前記フロート室に配置された本発明の前記複座平衡弁とを備え、前記フロートがその上下移動に連動して前記複座平衡弁の前記弁棒を軸心方向に移動させるように前記弁棒に連結されており、前記複座平衡弁の流出路が前記排出孔に連通している。
本発明のフロート式スチームトラップによれば、前述のとおり、複座平衡弁は、閉弁時および開弁時のいずれの状態おいても、第1および第2の弁体の流体に作用する内部圧力からの力が常に平衡に近い状態を保持するので、弁棒は小さな操作力を付与するだけで軸心方向に移動させることができる。この弁棒がフロートの上下移動に連動して軸心方向に移動するから、小さなフロートを用いながらも、弁棒を容易、かつ、安定に軸心方向に移動させて第1および第2の弁体の開閉動作を行わせることができるので、フロートを小さくできる分だけスチームトラップの全体を小型化することができる。
本発明の複座平衡弁によれば、開弁時に流体が第2の弁体における貫通孔を通って下流側の第2の弁座との接触面に向かって流れるので、内接型の第2の弁体が流体に対して流動抵抗となるのは、貫通孔を除く部分の流体に対する受圧面積のみであるから、第2の弁体の受圧面積を第1の弁体の受圧面積と同一に設定すれば、閉弁時および開弁時のいずれにおいても常に第1および第2の弁体の流体からの受圧力が平衡状態を保持するので、弁棒に小さな操作力を付与するだけで、第1および第2の弁体を容易、かつ、安定に開閉動作させることができる。また、本発明のフロート式スチームトラップによれば、小形のフロートによる小さな操作力で複座平衡弁の弁棒を軸心方向に移動させて開閉動作を行うことができるので、フロートを小さくできる分だけスチームトラップ全体を小型化することができる。
本発明の一実施形態に係る複座平衡弁2を備えたフロート式スチームトラップを示す縦断側面図である。 図1の一部破断した背面図である。 図1の複座平衡弁の拡大図である。 図3の複座平衡弁の平面図である。 (a)は同上の複座平衡弁におけるブッシュ部材を含む第2の弁体を示す平面図であり、(b),(C)はそれぞれ(a)のVB-VB 線およびVC-VC 線に沿って切断した断面図、(d)は斜視図である。 同上の複座平衡弁における弁開閉動作時のレバーピンと弁棒上端の係合頭部の係合溝との関係を示もので、(a),(c)は切断正面図、(b),(d)はそれぞれ(a),(c)のVIB−VIB線およびVID−VID線に沿った断面図である。 (a),(c)は比較のために示した切断正面図、(b),(d)はそれぞれ(a),(c)のVII B−VII B線およびVII D−VII D線に沿った断面図である。 従来のフロート式スチームトラップに用いられている複座平衡弁を示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複座平衡弁2を備えたフロート式スチームトラップ1を示す縦断側面図である。このフロート式スチームトラップ1は、トラップボディ3のフランジ部3aとその側壁カバー4のフランジ部4aとがボルト42の締結により互いに結合されており、このトラップボディ3と側壁カバー4とで筐体が構成され、この筐体の内部にトラップ室8が形成されている。側壁カバー4の上部および下部には、蒸気および復水を含む高温の1次側流体F1をトラップ室8内に上部から流入させる流入孔10およびトラップ室8内の下部から複座平衡弁2の流出路13を通って送られてきた復水F2を排出する排出孔11が、それぞれ設けられている。
前記側壁カバー4のトラップボディ3の取付側面とは反対側の側面には、中間カバー43が、これの導入路43aおよび導出路43bが側壁カバー4の流入孔10および排出孔11にそれぞれ連通する配置で、ボルト44の締結により連結されている。さらに、中間カバー43には、1次側流体F1を導入路43aおよび流入孔10を介してトラップ室8内に送給する流入管9とトラップ室8の下部から排出孔11および導出路43bを介して送られてくる復水F2を2次側へ排出する排出管12とが、それぞれ連結されている。図1の一部破断した背面図である図2に示すように、流入管9は、矢印で示す一方側から流入する1次側流体、つまり蒸気と復水の混合物F1を、直角に流動方向を変換させて中間カバー43の導入路43aに流入させ、排出管12は、中間カバー43の導出路43bを通った復水F2を直角に流動方向を変換させて矢印で示す他方に向け排出する。
図1において、トラップ室8内における底面近傍の側壁カバー4に近接する位置には、詳細を後述する複座平衡弁2が配設されている。すなわち、複座平衡弁2は、そのケース18に形成された復水F2の流出路13が側壁カバー4の排出孔11に連通した状態で、ケース18のフランジ部18aがボルト14の締結により側壁カバー4に固定されることにより、トラップ室8内に配設されている。複座平衡弁2のケース18の上面には、上下方向に延びる取付部材19が固定されている。この取付部材19には、その上端部から直交してトラップ室8の中央部に向けて水平方向に延出する一対のアーム部19a(図4)が一体形成されており、このアーム部19aの先端部には、回動ピン20回りに回動自在にレバー21の基端部が連結され、このレバー21の先端部に、例えばボール型のフロート22が装着されている。
レバー21の基端部近傍箇所には、複座平衡弁2に上下移動可能に設けられた弁棒23の上端部が、連結ピン24を介して連結されている。フロート22は、トラップ室8内の復水F2の水位に応じてその浮力により上下移動し、前記弁棒23は、フロート22の上下移動に連動して軸心方向、つまり上下方向に移動する。この弁棒23の上下移動により、複座平衡弁2が後述するように開閉動作を行う。
図1の複座平衡弁2の拡大図である図3において、この複座平衡弁2は、弁棒23の軸心方向に離間した位置に取り付けられた第1および第2の弁体28,29と、ケース18の底面中央部の取付箇所に嵌合されてねじ体25によりケース18に固定された第1の弁座部材30と、ケース18の上面中央部の取付箇所に嵌合されてねじ体26によりケース18に固定され第2の弁体29を摺動させて上下動自在にガイドするブッシュ部材41とを備えている。ケース18には、第1および第2の弁体28,29の間に水平方向で延出する隔壁39が一体形成されており、この隔壁39の上面に第2の弁座部材31がねじ体27により固定されている。第1および第2の弁座部材30,31には、第1および第2の弁体28,29のそれぞれにより開閉され、トラップ室8に溜まった復水F2の流出路13への流入を制御する第1および第2の弁座32,33が設けられている。
前記第2の弁座部材31は、第2の弁座33が形成されているとともに弁棒23のスライドガイドとしての機能をも兼ねる弁座本体31aと、この弁座本体31aと隔壁39との間で挟持されて隔壁39における弁棒23を通す通孔39aを封止するシール材31bとにより構成されている。なお、この実施形態では、第1および第2の弁座32,33を、ケース18に固定された第1および第2の弁座部材30,31にそれぞれ設けた場合を例示しているが、第1および第2の弁座32,33の少なくとも一方をケース18に一体形成して、第1および第2の弁座部材30,31を削減した構成とすることもできる。
前記第1の弁体28は、ケース18の内側に位置して第1の弁座32の弁口34から隔壁39への復水F2の流入量を制御する外接型弁であって、復水F2の圧力を下方から上方の開弁方向に受ける。一方、第2の弁体29は、第2の弁座33への復水F2の流入量を制御する内接型弁であって、復水F2の圧力を上方から下方の閉弁方向に受ける。この第2の弁体29の詳細については後述する。第2の弁座部材31を支持する隔壁39は、流出路13の上流側(図の右側)の内部空間全体を上下に分離している。これにより、流出路13の上流側は、第1の弁座32を通った復水F2が流入する第1流出分路38と、第2の弁座33を通った復水F2が流入する第2流出分路40とに区画されている。
前記複座平衡弁2の平面図である図4に示すように、ケース18の上面に立設された取付部材19には、上端部両側から前方(図の右方)に向け水平方向に延出する一対のアーム部19a,19aに加えて、下端部両側から側方に向け延出する一対の取付片19b,19bが一体に設けられており、一対の取付片19b,19bが、図3のケース18の上面にねじ体55により固定されている。レバー21は、図4に示すように、平面視U字形状を有し、その両側先端部に、取付部材19の一対のアーム部19a,19a間に架け渡された回動ピン20が回動自在に挿通されて、回動ピン20に、これを支点に揺動自在に支持されている。また、レバー21における回動ピン20の挿通箇所の近傍の各部位間には連結ピン24が架け渡された状態で取り付けられている。
図3に示す弁棒23は一本物の軸体であり、この弁棒23の上端部分に、大径に膨出した係止頭部50が形成されており、この係止頭部50における取付部材19と対向する後面50aが垂直にカットされている。この後面50aに、弁棒23の軸心に対し垂直方向に延びる係合溝51が形成されている。係合溝51は、連結ピン24の外径よりも僅かに大きな溝幅を有し、上下方向に沿った溝底面51aの上下角部にアール部51b,51bがそれぞれ形成されている。この係止溝51に連結ピン24が挿通されている。弁棒23は、係合溝51に回転可能に挿通された連結ピン24を介してレバー21に吊り下げ状態に支持されている。図4に示すレバー21のU字状の中央基端部には、一端部(前端部)にフロート22(図3)が取り付けられたフロートレバー48の他端部(後端部)がボルト52の締結により連結されている。
図5(a)は第2の弁体29およびブッシュ部材41を示す平面図であり、図5(b),(c)はそれぞれ図5(a)のVB-VB 線およびVC-VC 線に沿って切断した断面図であり、図5(b),(c)には第2の弁体29に対する第2の弁座部材31の弁座本体31aの相対配置を合わせて図示してある。図5(d)は第2の弁体29の斜視図である。第2の弁体29は、図5(a)および(d)に示すように、外周部を形成するリング部53と、このリング部53の中央部に同心状に配置されて内部に挿通された弁棒23に固定される取付筒部54と、取付筒部54から放射状に延びてリング部53の上部に達し、リング部53と取付筒部54とを相互に連結する4本の連結部58とが一体形成されたものである。リング部53は、図5(b)に示すように、下端に第2の弁座32との環状接触面49を有し、ブッシュ部材41の内周面に摺動自在に挿通されている。
前記第2の弁体29は、取付筒部54の取付孔54aから弁棒23の貫通孔に差し込んだピン56により、弁棒23に固定される。第2の弁体29と第2の弁座部材31の弁座本体31aとは、第2の弁体29のリング部53の下端面である接触面49が第2の弁座33に着座したときに取付筒部54の下端面と弁座本体31aの上端面との間に間隙C1が生じる相対関係に設定されており、これにより、第2の弁体29は、その環状接触面49が第2の弁座33に接触して完全閉止できるようになっている。なお、第1の弁体28は、図3に示すように、弁棒23の下端の雄ねじ部23aにナット37を締結することにより弁棒23に固定されている。
また、第2の弁体29は、図5(a),(b)に示すように、リング部53の内周面の上端に連結されて環状接触面49よりも上方側に位置する4本の連結部58のうちの互いに隣接する各2本の連結部58,58の各間がそれぞれ平面視で、軸方向に貫通する扇形状の4つの貫通孔59になっている。この各貫通孔59から流入した復水F2は、リング部53の内周面に沿って環状接触面49に向かって通過する。したがって、第2の弁体29における受圧面積は、各貫通孔59および各連結部58を除いた、リング部53と取付筒部54の横断面積となり、これを図5(a)に網目ハッチングS1で示す。この実施形態では、第2の弁体29の受圧面積S1が第1の弁体28の受圧面積S2(図3)と同一になるように設定されており、これ伴って、図3に明示するように、第2の弁体29は、4つの貫通孔59の孔面積の分だけ第1の弁体28よりも大きな外径に設定されている。
図5(b)に示すように、リング部53の内周面の上端縁部がアール面53aに形成されているとともに、図5(c)に示すように、連結部58の両面の上端縁部もアール面58aに形成されている。これらアール面53a,58aを設けたことにより、復水F2が各貫通孔59内に流入する際の流動抵抗が小さくなって復水F2を貫通孔59内に円滑に流入させることができる。また、第2の弁体29のリング部53の外周面には、これに形成された環状溝に0リング60が嵌め込まれており、これにより、復水F2がブッシュ部材41とリング部60との隙間を通って第2流出分路40(図3)に漏れ出るのが防止されている。
なお、前記第2の弁体29は、放射状に設けた連結部58の各間に貫通孔59を設ける実施形態の構成に代えて、リング部53と取付筒部54とを円板状の連結部で連結して、その円板状の連結部に貫通孔を複数形成する構成としてもよい。
つぎに、本発明の複座平衡弁2を備えたフロート式スチームトラップ1の作用について説明する。図1に示すように、トラップ室8内の復水F2の滞留量が少ないときには、フロート22が下方位置に移動するのに伴いフロートレバー48およびレバー21が回動ピン20を支点に図の時計回りに回動し、レバー21の回動により連結ピン24を介して弁棒23が押し下げられて、第1および第2の弁体28,29がそれぞれ第1および第2の弁座32,33に着座し、複座平衡弁2が閉弁状態を保持する。このとき、外接型の第1の弁体28は復水F2の圧力を下方の開弁方向に受け、かつ、内接型の第2の弁体29は復水F2の圧力を上方の開弁方向に受けるが、上述のように第2の弁体29における受圧面積が第1の弁体28の受圧面積と同一に設定されていることから、閉弁状態における第1および第2の弁体28,29に作用する内部圧力からの力が相殺されて、平衡状態を保持するので、複座平衡弁2は安定に閉弁状態を保持する。開弁後、復水F2は第2の弁体29の貫通孔59を流れるため、内部圧力と流動抵抗に対して第1および第2の弁体28,29は平衡に近い状態で動作する。
流入孔10からトラップ室8内に蒸気および復水を含んだ1次側流体F1が流れ込んで、トラップ室8内の復水F2の水位が上昇すると、この上昇に伴う浮力によりフロート22も上昇するので、フロートレバー48およびレバー21が反時計回りに回動し、連結ピン24を介して弁棒23を引き上げる。そのため、複座平衡弁2は、弁棒23に固定されている第1および第2の弁体28,29が同時に第1および第2の弁体32,33から離座して開弁状態となる。この開弁開始時には、復水F2が第2の弁体29における各貫通孔59およびリング部53の内部を通って、リング部53の第2の弁座33との環状接触面49に向かって流れるので、第2の弁体29の移動に対して大きな流動抵抗とはならない。
したがって、第1および第2の弁体28,29の内部圧力および流動抵抗が小さいことにより、平衡した状態を開弁開始時においてもそのまま保持し続ける。その結果、弁棒23に小さな引き上げ操作力を付与するだけで容易に開弁状態とすることができる。換言すると、本発明の複座平衡弁2は、大容量のスチームトラップ1に適用する場合においても、フロートレバー48およびレバー21のレバー比を大きくすることなく、かつ、小径のフロート22を用いても第1および第2の弁体28,29を安定に開弁させることができる。これに伴ってスチームトラップ1の外形の小型化とコストダウンを図りながらも、容易、かつ安定に開閉動作を行うことができる。
実験の結果によると、図8の従来の複座平衡弁70において外径130mmのフロートが必要であったものが、この実施形態の複座平衡弁2を用いた場合には、外径100〜80mmの小形のフロートを用いても、安定に開閉動作して円滑に復水を排出できることが確認できた。
ところで、この実施形態では、フロートレバー48およびレバー21のレバー比を小さく設定し、かつ、小径のフロート22を用いているので、流入孔10(図1)からトラップ室8内に一時に流入する多量の1次側流体が、小さなレバー比に設定するのに伴い長さを短くしたレバー21および小径のフロート22に直接的に当たると、フロート22の浮力による上昇およびレバー21の上方への揺動が抑制されて、複座平衡弁2が円滑に開弁動作を行えなくなる事態が発生することが考えられる。そこで、図1に実線で図示するように、流入孔10からトラップ室8に流入する1次側流体F1を複座平衡弁2の上方に向け導くことによりフロート22に当たるのを防止する流動方向ガイド用バッフル61と、2点鎖線で図示するように、複座平衡弁2の上部の上面および両側面(図の前後側面)を覆って流動ガイド用バッフル61により導かれた1次側流体F1が複座平衡弁2に直接当たるのを防止する保護用バッフル62とを設ければ、短いレバー21および小径のフロート22を用いた場合においても、複座平衡弁2を円滑に開弁動作させることができる。
複座平衡弁2が開弁すると、図3に2点鎖線の矢印で示すように、第1および第2の弁座32,33をそれぞれ通った復水F2が、第1および第2流出分路38,40に流入する。第1流出分路38と第2流出分路40とは、弁棒23を通す通孔39aが第2の弁座部材31のシート材31bにより封止された隔壁39によって互いに遮断されているので、第1および第2の弁座32,33をそれぞれ通った復水F2が相互に干渉するのが防止される。これにより、第1および第2流出分路38,40に流入した復水F2の圧力に差がある場合においても、第1および第2の弁座32,33の一方を通って流入した復水F2の流れが他方の弁体の開閉動作に影響を与えるのが防止される。また、実施形態の複座平衡弁2では、第2の弁座33を形成する第2の弁座部材31の一部である弁座本体31aが弁棒23の上下移動をガイドするシャフトガイドに兼用され、かつ、第2の弁座部材31の他部であるシート材31bによって隔壁39の通孔39aが封止されているので、構成が簡素化される。
図3で説明したように弁棒23の上端の係合頭部50に形成された係合溝51には、溝底面51aの上下角部にそれぞれアール部51bが形成されている。つぎに、その作用効果について、図6を参照しながら説明する。図3において、フロート22の上下移動に伴ってフロートレバー48およびレバー21が回動ピン20を支点に上下に揺動し、この揺動するレバー21に取り付けられた連結ピン24が前記係合溝51に挿通して係合されているので、係合溝51は、連結ピン24に対し摺動しながら前後方向に相対位置が変化する。つまり、連結ピン24が係合溝51内で前後方向(図3の左右方向)に移動する。
通常時には、図6(a)およびこの図6(a)のV1B−V1B線に沿った断面図である図6(b)に示すように、係合溝51の溝底面51aが連結ピン24の軸心方向に対し平行で、かつ、溝底面51aが連結ピン24がら離間した相対関係になっている。このように係合溝51の溝底面51aが連結ピン24から離間していることにより、係合頭部50は、係合溝51の溝底面51aが連結ピン24に当接する状態まで弁棒23の軸心回りに回動することが可能である。一方、図3に示すように、弁棒23は、これに固定された第2の弁体29のリング部53がブッシュ部41の内周面に摺動することで、ブッシュ部材41と一体的に回動する。
図6(a),(b)の状態において、弁棒23が図6(b)の2点鎖線の矢印Pで示す方向に回動すると、これと一体の係合頭部50がP方向に回動し、図6(c),(d)に示すように、係合頭部50は、係合溝51の上面51cまたは下面51dとアール部51との境界部51eが連結ピン24に当接した時点で回動が阻止される。すなわち、係合頭部50は、係合溝51の溝底面51bが連結ピン24に当接状態となる前に境界部51eが連結ピン24に当接して回動できないように規制される。これにより、係合頭部50の回動が阻止されたときには、係合溝51の溝底面51aと連結ピン24との間に隙間Cが存在していることにより、レバー21の回動に伴い上下移動される連結ピン24に対し係合溝51が図の左方へさらに変位するように相対位置を変えることが可能である。したがって、弁棒23は、レバー21の回動に連動して上下移動する連結ピン24により係合頭部50を介して円滑に上下移動される。
これに対し、比較のために示した図7(a)〜(d)のように係合溝92の溝底面92aの角部にアール部を設けていない場合、図7(a),(b)の図示状態から係合頭部91が図7(b)のP方向に回動すると、図7(c),(d)に示すように、係合頭部91は、係合溝92の溝底面92aの端面が連結ピン24に当接するまで回動する。この状態では、連結ピン24に対し係合溝92が図の左方へ変位するように相対位置を変えることができなくなり、連結ピン24が係合溝92によって上下移動できない状態にロックされてしまい、円滑な弁開閉動作を妨げられる。
本発明は、前記実施形態で示したフロート式スチームトラップのほかに、例えば、水や燃料などの液体を圧送する液体圧送装置などにも好適に適用することができる。さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能であり、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 フロート式スチームトラップ
2 複座平衡弁
8 トラップ室
11 排出孔
13 流出路
18 ケース
22 フロート
23 弁棒
28 第1の弁体
29 第2の弁体
31 第2の弁座部材
32 第1の弁座
33 第2の弁座
34 弁口
38 第1流出分路
39 隔壁
39a 通孔
40 第2流出分路
49 接触面
53 リング部
58 連結部
59 貫通孔
F2 復水(流体)

Claims (4)

  1. 弁棒と、前記弁棒の軸心方向に離間した位置に取り付けられた第1および第2の弁体と、流体の流出路を形成するケースと、前記ケースに設けられて前記第1および第2の弁体のそれぞれにより開閉され前記流出路への流体の流入を制御する第1および第2の弁座とを有し、
    前記第1の弁体は前記第1の弁座の弁口から前記流出路への流体の流入量を制御し、
    前記第2の弁体は前記第2の弁座への流体の流入量を制御し、
    前記第2の弁体が、前記第2の弁座との接触面よりも上流側に、流体を前記接触面に向かって通過させる貫通孔を有している複座平衡弁。
  2. 請求項1において、前記第2の弁体は、一端に前記接触面を有するリング部と、前記リング部とその内側の前記弁棒とを連結する放射状の連結部とを備えている複座平衡弁。
  3. 請求項1または2において、前記流出路は、前記第1の弁座を通った流体が流入する第1流出分路と、隔壁によって前記第1流出分路から区画され前記第2の弁座を通った流体が流入する第2流出分路とを有し、前記隔壁における前記弁棒を通す通孔が、前記第2の弁座を形成する部材によって封止されている複座平衡弁。
  4. 蒸気および復水を含んだ流体が上部から流入するトラップ室と、
    前記トラップ室の下部に開口し前記復水を排出する排出孔と、
    前記トラップ室内に配置されて前記復水の浮力により上下移動するフロートと、
    前記フロート室に配置された請求項1,2または3記載の複座平衡弁とを備え、
    前記フロートがその上下移動に連動して前記複座平衡弁の前記弁棒を軸心方向に移動させるように前記弁棒に連結されており、
    前記複座平衡弁の流出路が前記排出孔に連通しているフロート式スチームトラップ。
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