JP2010237374A - カラーフィルタ及び有機elディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明基材1と、透明基材1の少なくとも片面に設けられた紫外線吸収能を有する保護膜5,6と、透明基材1上又は保護膜6上に所定のパターンで設けられた少なくとも赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bとを有するカラーフィルタ10Dであって、前記着色層のうち少なくとも青色着色層3Bを覆う酸素バリア膜4A,4Bが設けられているとともに、その酸素バリア膜4A,4Bで覆われた少なくとも青色着色層3Bが染料色素を含有している。
【選択図】図4
Description
少なくとも赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層を有する有機EL発光体と、を貼り合わせてなり、
前記有機EL発光体が3色塗り分け方式で作製されたものであることを特徴とする。
少なくとも青色発光層を有する有機EL発光体と、を貼り合わせてなり、
前記有機EL発光体は青色発光する発光層を備え、前記カラーフィルタは青色着色層、青/緑色変換層及び青/赤変換層を備えることを特徴とする。
図1〜図4は、本発明のカラーフィルタの一例を示す模式的な断面図である。本発明のカラーフィルタ10(10A〜10D)は、透明基材1と、透明基材1上に所定のパターンで設けられた少なくとも赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bとを有するカラーフィルタである。そして、各着色層のうち少なくとも青色着色層3Bを覆う酸素バリア膜(4A,4B)が設けられているとともに、その酸素バリア膜(4A,4B)で覆われた少なくとも青色着色層3Bが染料色素を含有している。さらに、図1〜図4に示す各カラーフィルタ10A〜10Dは、透明基材1の片面又は両面に紫外線吸収能を有する保護膜(5,6)を形成している。なお、各カラーフィルタ10A〜10Dを総称する場合は、符号10を用いて「カラーフィルタ10」と表す。
透明基材1は、後述の図5及び図6からもわかるように、有機ELディスプレイを構成した場合には通常は光出射側(マンサイド側)に配置されるので、光透過性のよい透明基材が用いられる。例えば、ガラス、石英、又は各種の樹脂等からなる光透過性のよい材料からなる透明基材が用いられる。透明基材1の大きさや厚さ等は特に限定されるものではなく、カラーフィルタ10が組み合わされる有機EL発光体の仕様や透明基材上に積層する各層の材質等により適宜決めることができる。
保護膜5,6は、紫外線を吸収する性能を有する膜であり、図1等に示すように、透明基材1の片面又両面に必要に応じて設けられる。この保護膜5,6は、少なくとも青色発光層3に含まれる染料色素を含有する着色層3の紫外線劣化を抑制するように作用するので好ましく設けられる。図1に示すカラーフィルタ10Aでは、保護膜5が透明基材1のマンサイド側(透明基材1の着色層側とは反対側)の表面に設けられている。一方、図2に示すカラーフィルタ10Bでは、さらに保護膜6が透明基材1の着色層側の表面にも設けられている。
ブラックマトリクス層2は、カラーフィルタ10においては通常設けられる格子状の遮光層である。このブラックマトリクス層2は、図1等に示すように、所定の格子状パターンで形成され、通常、黒色顔料とバインダー樹脂と溶剤とを含有したフォトレジストや印刷用インキ、あるいはクロムなどの金属を用いて構成される。黒色顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック等を挙げることができ、バインダー樹脂としては、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体等を挙げることができ、溶剤としては、後述の着色層のものと同様のものを用いることができる。ブラックマトリクス層2の形成方法としては、フォトリソグラフィ、各種のパターン印刷方法、各種のめっき方法等で形成することができる。
着色層3は、図1等に示すように、透明基材1上の、主にブラックマトリクス層2が形成されていない開口部に、所定のパターンで設けられている。着色層3としては、一般的に設けられている赤色着色層3R、緑色着色層3G、青色着色層3Bの他、シアン着色層やマゼンダ着色層がさらに設けられていてもよい。
酸素バリア膜4は、図1等に示すように、着色層3のうち少なくとも青色着色層3Bを隙間なく覆う態様で設けられている。ここで、「少なくとも」としたのは、少なくとも青色着色層3Bが、活性酸素によって劣化し易い染料色素を含有しているためである。したがって、他の色の着色層が染料色素を含有する場合には、酸素バリア膜4がそれらの着色層を覆う態様で形成してもよいし、他の色の着色層が顔料色素を含有する場合であっても、図1等に示すように、酸素バリア膜4がそれらの着色層を隙間なく覆う態様で形成してもよい。
着色層3上には、その着色層3に接する平坦化膜7を形成してもよい。平坦化膜7は、例えば図4に示すように、着色層3と酸素バリア層4との間に設けることができる。また、図示しないが、酸素バリア層4上に設けてもよい。平坦化膜7の形成方法としては、例えば、重合可能な樹脂材料を着色層3の表面に塗布した後に硬化して形成できる。平坦化膜7の形成材料としては、重合反応を起こすとともに架橋反応を起こすことが可能な有機物を好ましく用いることができる。
図5及び図6は、本発明の有機ELディスプレイの例を示す模式的な断面図である。図5に示す本発明の有機ELディスプレイ50Aは、赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bを有する本発明のカラーフィルタ10と、少なくとも赤色発光層23R、緑色発光層23G及び青色発光層23Bを有した3色塗り分け方式の有機EL発光体20Aとを貼り合わせてなるものである。この有機ELディスプレイ50Aは、特に青色光41Bの透過性がよく青色着色層3Bの耐光性に優れた上記本発明のカラーフィルタ10を、色純度に優れる3色塗り分け方式の有機EL発光体20と組み合わせて構成しているので、安定した色調を長期間保持でき、長寿命化を実現できるという効果がある。
図5に示す有機EL発光体20Aは、少なくとも赤色発光層23R、緑色発光層23G及び青色発光層23B隔壁24に仕切られてなる3色塗り分け方式の有機EL発光体である。一方、図6に示す有機EL発光体20Bは、カラーフィルタ10が有する青色着色層3B、青/緑色変換層3G及び青/赤変換層3Rに対応するそれぞれの位置に、青色発光層23Bが隔壁24に仕切られてなる有機EL発光体である。いずれも有機EL発光体20A,20Bも、基材21上に、電極22、発光層23、電極25、保護膜26の順で各層が積層されている。
有機ELディスプレイ50は、図5及び図6に示すように、上記有機EL発光体20と上記カラーフィルタ10とが接着層30によって貼り合わされている。こうした接着層30の形成材料としては、紫外線硬化型のアクリレートやエポキシ樹脂等の樹脂材料を挙げることができる。
基材1としてガラス基板(コーニング社製、1737材)を準備し、洗浄処理を施した後のガラス基板上に、先ず、厚さが1.2μmで、平面視で縦横が格子状のパターンとなるブラックマトリクス層2を形成した。このブラックマトリクス層2は、下記のブラックマトリクス層用フォトレジストをスピンコート法で塗布し、90℃・3分間の条件でプリベーク(予備焼成)し、所定のパターンに形成されたマスクを用いて露光(100mJ/cm2)し、続いて0.05%KOH水溶液を用いたスプレー現像を60秒行った後、200℃・30分間ポストベーク(焼成)することによって形成した。
・黒顔料(大日精化工業(株)製、TMブラック#9550)…14.0重量部
・分散剤(ビックケミー(株)製、Disperbyk111)…1.2重量部
・ポリマー(昭和高分子(株)製、VR60)…2.8重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…3.5重量部
・添加剤(綜研化学(株)製、L−20)…0.7重量部
・開始剤(2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1)…1.6重量部
・開始剤1(4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン)…0.3重量部
・開始剤2(2,4−ジエチルチオキサントン)…0.1重量部
・溶剤(エチレングリコールモノブチルエーテル)…75.8重量部
・上記の黒顔料、分散剤及び溶剤からなる分散液組成物にビーズを加え、分散機で3時間分散させ、その後ビーズを取り除いた分散液と、上記のポリマー、モノマー、添加剤、開始剤1,2及び溶剤からなるクリアレジスト組成物とを混合し、顔料分散型のブラックマトリクス層用フォトレジストを調整した。なお、分散機としては、ペイントシェーカー(浅田鉄工社製)を用いた(以下の各色パターン形成用フォトレジストにおいて同じ。)。
・赤顔料(C.I.PR254(チバスペシャリティケミカルズ社製、クロモフタールDPP Red BP))…4.8重量部
・黄顔料(C.I.PY139(BASF社製、パリオトールイエローD1819))…1.2重量部
・分散剤(ゼネカ(株)製、ソルスパース24000)…3.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
・緑顔料(C.I.PG7(大日精化製、セイカファストグリーン5316P))…3.7重量部
・黄顔料(C.I.PY139(BASF社製、パリオトールイエローD1819))…2.3重量部
・分散剤(ゼネカ(株)製、ソルスパース24000)…3.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
・青染料(BASF社製のメチン系色素、Basonyl Blue 636)…3.6重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
実施例1のカラーフィルタにおいて、ガラス基板の着色層形成側とは反対側(マンサイド側)の表面に紫外線吸収用の保護膜5を設けた他は、実施例1と同様にして、実施例2のカラーフィルタ(図2を参照)を作製した。保護膜5としては、ノルボルネン系フィルムであるアートン(商品名、JSR社製、厚さ100μm)を用い、ガラス基板の表面に貼り合わせた。なお、この保護膜5は、カラーフィルタを後述の実施例6に示すように、有機ELパネルに貼り合わせる前に設けてもよいし、有機ELパネルとカラーフィルタとを貼り合わせた後に設けてもよい。
実施例2のカラーフィルタにおいて、ブラックマトリクス層2及び着色層3を形成する側のガラス基板面に、そのブラックマトリクス層2及び着色層3を形成する前に、紫外線吸収用の保護膜6をさらに設けた他は、実施例2と同様にして、実施例3のカラーフィルタ(図3を参照)を作製した。保護膜6は、2液混合型樹脂に紫外線吸収剤を混ぜたものを用いた。なお、紫外線吸収剤としては、TINUVINシリーズ(チバ・ジャパン社製)及びSEES ORBシリーズ(シプロ化成株式会社製)のいずれも使用可能であった。
実施例3のカラーフィルタにおいて、透光性のバリア膜4Bである粘着剤付きの酸素バリア性フィルムを貼り合わせる代わりに、酸化ケイ素200μmからなるバリア膜4Bを設けた他は、実施例3と同様にして、実施例4のカラーフィルタ(図3を参照)を作製した。このバリア膜4Bとしては、ブラックマトリクス層2及び着色層3上にスパッタリングを行って設けた。
実施例3のカラーフィルタにおいて、透光性のバリア膜4Bである粘着剤付きの酸素バリア性フィルムを貼り合わせる前に平坦化膜7を設けた他は、実施例3と同様にして、実施例5のカラーフィルタ(図4を参照)を作製した。この平坦化膜7としては、JSR株式会社製、商品名:NN803を用い、ブラックマトリクス層2及び着色層3上に塗布形成した後に硬化して設けた。
実施例1のカラーフィルタにおいて、各着色層3上にバリア膜4Bを設けない他は、実施例1と同様にして、比較例1のカラーフィルタを作製した。
実施例2のカラーフィルタにおいて、各着色層3上にバリア膜4Bを設けない他は、実施例2と同様にして、比較例2のカラーフィルタを作製した。
実施例1〜5及び比較例1,2のカラーフィルタについて、Xeフェードメータ(株式会社東洋精機製、サンテストXLS/XLS+)を用いた耐光性テストを実施した。具体的には、各カラーフィルタを2.5cm×7.5cmに切断した測定用サンプルを作製し、ガラス基板に形成された着色層側の反対側の面より試験光を20時間照射した。試験前の各サンプルの色度(x1,y1,Y1)と試験後の各サンプルの色度(x2,y2,Y2)を測定し、その色差ΔE*ab(L*a*b*色差 CIE1976)を計算した。なお、色度は、顕微分光測光装置(OSP−SP200、OLYMPUS社製)装置を用いて分光スペクトルを測定し、その測定結果から色度を計算して求めた。表1に各サンプルの色差を示す。
上記した実施例1〜5のカラーフィルタを、以下のようにして得られた有機EL発光体と貼り合わせて有機ELディスプレイを作製した。
基材21として、スイッチング素子としてのTFTを有する厚さ1.7mmの無アルカリガラス基板を準備した。その無アルカリガラス基板の上に、ITO(20nm)/Ag(100nm)/ITO(20nm)の積層構造からなる厚さ140nmの反射型陽極22を所定のパターンで形成した。次いで、隔壁24を各発光層23の区分けのために形成し、引き続き、所定パターンからなる各色の発光層23(23R,23G,23B)を順に形成した後、さらに、MgAgからなる厚さ10nmの半透明な陰極25と、SiONからなる厚さ100nmの保護膜26とをその順番にベタ製膜して積層し、3色塗り分けタイプの発光層23を備えた有機EL発光体を作製した。
2 ブラックマトリクス層
3 着色層
3R 赤色層
3G 緑色層
3B 青色層
4,4A,4B バリア膜
4b1 バリアフィルム
4b2 粘着剤層
5 保護膜
6 保護膜
7 平坦化膜
10,10A,10B,10C,10D カラーフィルタ
20,20A,20B 有機EL発光体
21 基材
22 電極
23 発光層
23R 赤色発光層
23G 緑色発光層
23B 青色発光層
24 隔壁
25 電極
26 保護膜
30 接着層
41R 赤色光
41G 緑色光
41B 青色光
42R 透過赤色光
42G 透過緑色光
42B 透過青色光
50A,50B 有機ELディスプレイ
Claims (8)
- 透明基材と、該透明基材上に所定のパターンで設けられた少なくとも赤色着色層、緑色着色層及び青色着色層とを有するカラーフィルタであって、
前記着色層のうち少なくとも青色着色層を覆う酸素バリア膜が設けられているとともに、該酸素バリア膜で覆われた少なくとも青色着色層が染料色素を含有していることを特徴とするカラーフィルタ。 - 前記透明基材の片面又は両面には、紫外線吸収能を有する保護膜が設けられている、請求項1に記載のカラーフィルタ。
- 前記青色着色層が染料色素を含有し、前記赤色発光層及び前記緑色着色層が顔料色素を含有する、請求項1又は2に記載のカラーフィルタ。
- 前記染料色素が、トリアリールメタン系色素、メチン系色素、アントラキノン系色素、アゾ系色素及びトリフェニルメタン系色素から選ばれるいずれか1種である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
- 前記着色層上には、該着色層に接する平坦化膜が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
- 3色塗り分け方式で作製された有機EL発光体に用いられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ。
- 透明基材と、該透明基材上に所定のパターンで設けられた少なくとも赤色着色層、緑色着色層及び青色着色層とを有し、前記各着色層のうち少なくとも青色着色層を覆う酸素バリア膜が設けられているとともに、該酸素バリア膜で覆われた少なくとも青色着色層が染料色素を含有しているカラーフィルタと、
少なくとも赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層を有する有機EL発光体と、を貼り合わせてなり、
前記有機EL発光体が3色塗り分け方式で作製されたものであることを特徴とする有機ELディスプレイ。 - 透明基材と、該透明基材上に所定のパターンで設けられた少なくとも赤色着色層、緑色着色層及び青色着色層とを有し、前記各着色層のうち少なくとも青色着色層を覆う酸素バリア膜が設けられているとともに、該酸素バリア膜で覆われた少なくとも青色着色層が染料色素を含有しているカラーフィルタと、
少なくとも青色発光層を有する有機EL発光体と、を貼り合わせてなり、
前記有機EL発光体は青色発光する発光層を備え、前記カラーフィルタは青色着色層、青/緑色変換層及び青/赤変換層を備えることを特徴とする有機ELディスプレイ。
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