JP2009186657A - 染料顔料複合型カラーフィルタ及び有機elディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明基材1と、透明基材1上に所定のパターンで設けられた赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bとを有し、赤色着色層3R及び緑色着色層3Gが顔料色素を含み、青色着色層3Bが染料色素を含むカラーフィルタを構成して上記課題を解決する。この染料顔料複合型カラーフィルタと、赤色発光層23R、緑色発光層23G及び青色発光層23Bを有する3色塗り分け方式の有機EL発光体20とを貼り合わせて有機ELディスプレイを構成する。
【選択図】図3
Description
図1及び図2は、本発明の染料顔料複合型カラーフィルタの例を示す模式的な断面図である。本発明の染料顔料複合型カラーフィルタ(以下、単に「カラーフィルタ」という。)10A,10Bは、透明基材1と、透明基材1上に所定のパターンで設けられた赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bとを有するカラーフィルタである。そして、各着色層のうち、赤色着色層3R及び緑色着色層3Gが顔料色素を含み、青色着色層3Bが染料色素を含んでいる。なお、図1及び図2の例では、いずれのカラーフィルタ10A,10Bも、透明基材1の各着色層側とは反対側の面に、紫外線透過防止層5が設けられている。
透明基材1は、後述の図3からもわかるように、有機ELディスプレイ50を構成した場合には通常は光出射側に配置されるので、光透過性のよい透明基材が用いられる。例えば、ガラス、石英、又は各種の樹脂等からなる光透過性のよい材料からなる透明基材が用いられる。透明基材1の大きさや厚さ等は特に限定されるものではなく、カラーフィルタ10が組み合わされる有機EL発光体20の仕様や透明基材上に積層する各層の材質等により適宜決めることができる。
紫外線透過防止層5は、紫外線を吸収等して紫外線を着色層3側に透過させないようにするための膜であり、透明基材1の少なくとも片面に必要に応じて設けられる。この紫外線透過防止層5は、本発明のカラーフィルタ10においては必須の層ではないが、染料色素を含有する青色着色層3Bの紫外線劣化を抑制するように作用するので好ましく設けられる。この紫外線透過防止層5を設けることにより、透過率が一定になり、色調が一定した状態に染料色素を維持することができるので、例えば図3に示す有機EL発光体20が有する発光層の輝度が時間とともに低下する場合であっても、その使用可能期間を可能な限り引き延ばすことができる。特に、発光寿命のより長寿命化が盛んに検討されている青色発光層23Bにおいては効果的である。
ブラックマトリクス層2は、カラーフィルタ10においては通常設けられる格子状の遮光層である。このブラックマトリクス層2は、図1及び図2に示すように、所定の格子状パターンで形成され、通常、黒色顔料とバインダー樹脂と溶剤とを含有したフォトレジストや印刷用インキ、あるいはクロムなどの金属を用いて構成される。黒色顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック等を挙げることができ、バインダー樹脂としては、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレートの共重合体等を挙げることができ、溶剤としては、後述の着色層のものと同様のものを用いることができる。ブラックマトリクス層2の形成方法としては、フォトリソグラフィ、各種のパターン印刷方法、各種のめっき方法等で形成することができる。
着色層3は、図1及び図2に示すように、透明基材1上の、主にブラックマトリクス層2が形成されていない開口部に、所定のパターンで設けられている。着色層3としては、一般的に設けられている赤色着色層3R、緑色着色層3G、青色着色層3Bの他、シアン着色層やマゼンダ着色層がさらに設けられていてもよい。
透明保護層4は、着色層3のうち少なくとも青色着色層3Bを覆うように設けられていればよいが、図1及び図2に示すように、全ての着色層3を覆うように設けられていることが好ましい。ここで、「少なくとも」としたのは、青色着色層3Bが活性酸素によって劣化し易い染料色素を含有しているためである。
図3は、本発明の有機ELディスプレイの一例を示す模式的な断面図である。図3に示す本発明の有機ELディスプレイ50は、赤色着色層3R、緑色着色層3G及び青色着色層3Bを有する本発明のカラーフィルタ10と、少なくとも赤色発光層23R、緑色発光層23G及び青色発光層23Bを有した3色塗り分け方式の有機EL発光体20とを貼り合わせてなるものである。この有機ELディスプレイ50は、特に青色光41Bの透過性がよい青色着色層3Bを有する上記本発明のカラーフィルタ10を、色純度に優れる3色塗り分け方式の有機EL発光体20と組み合わせて構成している。こうした有機ELディスプレイ50は、有機EL発光体20が備える青色発光層23Bの電流値を高くしなくても十分な輝度が得られるので、青色発光層23Bの寿命を延ばすことができ、有機ELディスプレイ50の安定した色調を長期間保持することができる。
図3に示す有機EL発光体20は、少なくとも赤色発光層23R、緑色発光層23G及び青色発光層23Bが隔壁24に仕切られてなる3色塗り分け方式の有機EL発光体である。この有機EL発光体20は、基材21上に、電極22、発光層23、電極25、保護膜26の順で各層が積層されている。
有機ELディスプレイ50は、図3に示すように、上記有機EL発光体20と上記カラーフィルタ10とが接着層30によって貼り合わされている。こうした接着層30の形成材料としては、紫外線硬化型のアクリレートやエポキシ樹脂等の樹脂材料を挙げることができる。
<染料顔料複合型カラーフィルタの作製>
最初に、染料顔料複合型カラーフィルタを作製した。基材1としてガラス基板(コーニング社製、1737材)を準備し、洗浄処理を施した後のガラス基板上に、先ず、厚さが1.2μmで、平面視で縦横が格子状のパターンとなるようにブラックマトリクス層2を形成した。このブラックマトリクス層2は、下記のブラックマトリクス層用フォトレジストをスピンコート法で塗布し、90℃・3分間の条件でプリベーク(予備焼成)し、所定のパターンに形成されたマスクを用いて露光(100mJ/cm2)し、続いて0.05%KOH水溶液を用いたスプレー現像を60秒行った後、200℃・60分間ポストベーク(焼成)することによって形成した。
・黒顔料(大日精化工業(株)製、TMブラック#9550)…14.0重量部
・分散剤(ビックケミー(株)製、Disperbyk111)…1.2重量部
・ポリマー(昭和高分子(株)製、VR60)…2.8重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…3.5重量部
・添加剤(綜研化学(株)製、L−20)…0.7重量部
・開始剤(2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1)…1.6重量部
・開始剤1(4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン)…0.3重量部
・開始剤2(2,4−ジエチルチオキサントン)…0.1重量部
・溶剤(エチレングリコールモノブチルエーテル)…75.8重量部
・上記の黒顔料、分散剤及び溶剤からなる分散液組成物にビーズを加え、分散機で3時間分散させ、その後ビーズを取り除いた分散液と、上記のポリマー、モノマー、添加剤、開始剤1〜3及び溶剤からなるクリアレジスト組成物とを混合し、顔料分散型のブラックマトリクス層用フォトレジストを調整した。なお、分散機としては、ペイントシェーカー(浅田鉄工社製)を用いた(以下の各色パターン形成用フォトレジストにおいて同じ。)。
・赤顔料(C.I.PR254(チバスペシャリティケミカルズ社製、クロモフタールDPP Red BP))…4.8重量部
・黄顔料(C.I.PY139(BASF社製、パリオトールイエローD1819))…1.2重量部
・分散剤(ゼネカ(株)製、ソルスパース24000)…3.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の赤顔料、黄顔料、分散剤及び溶剤からなる分散液組成物にビーズを加え、分散機で3時間分散させ、その後ビーズを取り除いた分散液と、上記のポリマー、モノマー、添加剤、開始剤1,2及び溶剤からなるクリアレジスト組成物とを混合し、顔料分散型の赤色パターン形成用のフォトレジストを調整した。
・緑顔料(C.I.PG7(大日精化製、セイカファストグリーン5316P))…3.7重量部
・黄顔料(C.I.PY139(BASF社製、パリオトールイエローD1819))…2.3重量部
・分散剤(ゼネカ(株)製、ソルスパース24000)…3.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の緑顔料、黄顔料、分散剤及び溶剤からなる分散液組成物にビーズを加え、分散機で3時間分散させ、その後ビーズを取り除いた分散液と、上記のポリマー、モノマー、添加剤、開始剤1,2及び溶剤からなるクリアレジスト組成物とを混合し、顔料分散型の緑色パターン形成用のフォトレジストを調整した。
・青染料(BASF社製のトリアリールメタン系色素、Basonyl Blue 636)…6.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の各材料を混合し溶解して青色層用の染料型フォトレジストを調整した。
次に、有機EL発光体を作製した。基材21として、スイッチング素子としてのTFTを有する厚さ1.7mmの無アルカリガラス基板を準備した。その無アルカリガラス基板の上に、ITO(20nm)/Ag(100nm)/ITO(20nm)の積層構造からなる厚さ140nmの反射型陽極22を所定のパターンで形成した。次いで、ポジレジストからなる隔壁24を各発光層23の区分けのために形成し、引き続き、所定パターンからなる各色の発光層23(23R,23G,23B)を順に形成した後、さらに、MgAgからなる厚さ10nmの半透明な陰極25と、SiONからなる厚さ100nmの保護膜26とをその順番にベタ製膜して積層し、3色塗り分けタイプの発光層23を備えた有機EL発光体を作製した。
得られた染料顔料複合型カラーフィルタと、得られた有機EL発光体とを接着剤(商品名:NT−01UV、日東電工社製)を介して貼り合わせ、実施例1の有機ELディスプレイ50を構成した。
実施例1の有機ELディスプレイにおいて、染料顔料複合型カラーフィルタの青色着色層を形成する青色パターン形成用の染料フォトレジストを、下記組成の顔料分散型フォトレジストに変更して作製した顔料分散型カラーフィルタを用いた他は、実施例1と同様にして、比較例1の有機ELディスプレイを作製した。
・青顔料(C.I.PB15:6(BASF社製のフタロシアニン系色素、ヘリオゲンブルーL6700F))…4.6重量部
・紫顔料(C.I.PV23(クラリアント社製のジオキサジン系色素、フォスタパームRL−NF))…1.4重量部
・顔料誘導体(ゼネカ(株)製、ソルスパース12000)…0.6重量部
・分散剤(ゼネカ(株)製、ソルスパース24000)…2.4重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の各材料を混合し溶解して青色層用の顔料分散型フォトレジストを調整した。
実施例1の有機ELディスプレイにおいて、染料顔料複合型カラーフィルタの青色着色層を形成する青色パターン形成用の染料フォトレジストとして、下記の組成のものを用いて染料顔料複合型カラーフィルタを作製した他は、実施例1と同様にして、比較例2の有機ELディスプレイを作製した。
・青染料(BASF社製のフタロシアニン系色素、Basacid Blue 750)…6.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の各材料を混合し溶解して青色層用の染料型フォトレジストを調整した。
実施例1の有機ELディスプレイにおいて、染料顔料複合型カラーフィルタの青色着色層を形成する青色パターン形成用の染料フォトレジストとして、下記の組成のものを用いて染料顔料複合型カラーフィルタを作製した他は、実施例1と同様にして、比較例2の有機ELディスプレイを作製した。
・青染料(BASF社製のフタロシアニン系色素、Basacid Blue 762)…6.0重量部
・モノマー(サートマー(株)製、SR399)…4.0重量部
・ポリマー1…5.0重量部
・開始剤1(チバガイギー社製、イルガキュア907)…1.4重量部
・開始剤2(2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール)…0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)…80.0重量部
・上記ポリマー1は、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である
・上記の各材料を混合し溶解して青色層用の染料型フォトレジストを調整した。
図5は、実施例1及び比較例1の有機ELディスプレイを構成するカラーフィルタの各着色層についての分光特性を示すグラフである。この分光特性は、オリンパス社製の顕微分光測色機(型名:OSP−SP200)を用い、2.5cm×7.5cmに切断した測定用サンプルの測定結果である。図示の結果からわかるように、450nm前後の青色着色層の透過率は、顔料色素で青色着色層を構成した比較例1の有機ELディスプレイを構成する顔料分散型カラーフィルタに比べ、染料色素で青色着色層を構成した実施例1の有機ELディスプレイを構成する染料顔料複合型カラーフィルタの方が高い値(例えば450nmで6.4%高かった。)を示しており、優れた色純度を示すことがわかる。なお、緑色着色層と赤色着色層については、同じである。
2 ブラックマトリクス層
3 着色層
3R 赤色着色層
3G 緑色着色層
3B 青色着色層
4,4A,4B 透明保護層
4b1 透明フィルム
4b2 粘着剤層
5 紫外線透過防止層
10,10A,10B カラーフィルタ
20 有機EL発光体
21 基材
22 電極
23 発光層
23R 赤色発光層
23G 緑色発光層
23B 青色発光層
24 隔壁
25 電極
26 保護膜
30 接着層
41R 赤色光
41G 緑色光
41B 青色光
42R 透過赤色光
42G 透過緑色光
42B 透過青色光
50 有機ELディスプレイ
Claims (5)
- 透明基材と、該透明基材上に所定のパターンで設けられた赤色着色層、緑色着色層及び青色着色層とを有し、
前記赤色着色層及び前記緑色着色層が顔料色素を含み、前記青色着色層が染料色素を含むことを特徴とする染料顔料複合型カラーフィルタ。 - 前記染料色素がトリアリールメタン系色素、メチン系色素、アントラキノン系色素、アゾ系色素及びトリフェニルメタン系色素から選ばれる少なくとも1種であり、前記顔料色素がフタロシアニン系色素及びジオキサジン系色素から選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の染料顔料複合型カラーフィルタ。
- 前記透明基材の少なくとも片面に紫外線透過防止層が設けられている、請求項1又は2に記載の染料顔料複合型カラーフィルタ。
- 前記各着色層上に、透明保護層が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の染料顔料複合型カラーフィルタ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の染料顔料複合型カラーフィルタと、少なくとも赤色発光層、緑色発光層及び青色発光層を有する有機EL発光体とを貼り合わせてなる有機ELディスプレイであって、前記有機EL発光体が3色塗り分け方式で作製されたものであることを特徴とする有機ELディスプレイ。
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