JP2010233866A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球転動部上の遊技球が入賞領域へ案内されるか否かを曖昧にして、遊技者が常に球転動部上の遊技球の動きに注目し易い遊技機を提供する。
【解決手段】球転動部31に形成された傾斜転動部40と、傾斜転動部40に開設された貫通開口41と、上部が貫通開口41内を上下動可能な可動部材52と、遊技球を始動入賞口の上方へ誘導可能な球誘導路43とを備え、可動部材52は、球当接面64aを山型状に形成し、球当接面64aと貫通開口41の開口縁との間に球保持間隙66を形成し、球保持間隙66に遊技球の底部を嵌合不能とする上昇状態と、球保持間隙66に遊技球の底部を嵌合可能とする下降状態とに変換可能とし、上昇状態時に遊技球を貫通開口41の開口下流端41aまで誘導可能とし、貫通開口41の開口下流端41aの近傍に球誘導路43の上流端を配置し、開口下流端41aに誘導された遊技球を球誘導路43へ通して始動入賞口へ誘導可能とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、前方が開口する凹室状の包囲枠体と、該包囲枠体の内部に配設され、遊技球が転動可能な球転動部と、遊技領域を流下する遊技球を前記球転動部上へ案内可能なワープ流路と、包囲枠体の下方の位置に配設された入賞領域と、を備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技盤に区画形成された遊技領域に、前面が開放された包囲枠体(センターケース)を配置し、該包囲枠体の奥側面に開口部を開設して特別図柄変動表示ゲームを実行可能な表示装置の表示領域を臨ませ、包囲枠体の内底部には、包囲枠体内に流入した遊技球を横方向へ転動させるステージ部(球転動部)を備え、包囲枠体の側部には誘導路(所謂ワープ流路)を設け、該誘導路によって遊技領域を流下する遊技球を受け入れてステージ部上へ到達可能としている。また、遊技領域のうち包囲枠体の下方の位置には始動入賞口(入賞領域)を配置し、ステージ部から落下してきた遊技球を始動入賞口へ入賞可能としている。そして、始動入賞口に遊技球が入賞した場合には、表示装置で複数の識別情報を変動表示させる特別図柄変動表示ゲームを実行し、その結果態様が特定の結果態様(例えば、3つの識別情報が同じ図柄で揃った状態)となると特定遊技状態(大当たり状態)を発生させ、遊技領域の下部に設けた変動入賞装置(大入賞口)を閉状態から開状態に変換させるようにしている。
さらに近年では、ステージ部から始動入賞口へと案内される遊技球の案内態様に変化を持たせるために、上下移動可能な円筒状の移動部材を配置し、この移動部材をステージ部の上面から突出する突出状態と没入する没入状態とに変換できるように設定したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このパチンコ遊技機においては、移動部材の下方に、遊技球を始動入賞口の直上へ案内可能な球通路(球誘導路)を備え、移動部材を没入状態へ変換すると、移動部材の下端側開口が球通路へ連通し、この状態で遊技球が移動部材の上端側開口から流入すると、この遊技球を移動部材および球通路へ通して始動入賞口の直上へ案内するように構成されている。
特開2007−195828号公報
ところで、上記特許文献に記載されたパチンコ遊技機においては、移動部材が突出状態か没入状態かによって、遊技球が入賞領域の直上へ案内されるか否かがハッキリと分かれ、遊技者が遊技球の挙動(具体的には転動方向)の変化を見て入賞領域の直上へ案内されそうか否かを予想しながら遊技を楽しむことができない。このため、ステージ部上の遊技球の挙動よりも移動部材の動作状態に遊技者の興味が向いてしまい、遊技の興趣を損なう虞がある。また、ステージ部の内部に球通路を備えているため、移動部材の内部に流入した遊技球が入賞領域の直上へ排出されるまでの挙動を遊技者に視認させることができず、好ましくない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、球転動部上の遊技球が入賞領域へ案内されるか否かを曖昧にして、遊技者が常に球転動部上の遊技球の動きに注目するようにでき、また、遊技球の動きを観賞し易い遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、発射装置により発射された遊技球が流下可能な遊技領域に配設され、前方が開口した凹室状の包囲枠体と、該包囲枠体の内部に配設され、遊技球が転動可能な球転動部と、上流側開口を前記遊技領域へ連通するとともに下流側開口を前記球転動部へ臨ませ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記球転動部上へ案内可能なワープ流路と、前記遊技領域のうち包囲枠体の下方に配設され、遊技球が入賞可能な入賞領域と、を備えた遊技機において、
前記球転動部に下り傾斜した状態で形成された傾斜転動部と、
該傾斜転動部に上下方向へ貫通して開設された貫通開口と、
該貫通開口へ下方から臨み、電気的駆動源の駆動力により上下方向へ移動して上部が貫通開口内を上下動可能な可動部材と、
前記傾斜転動部上の遊技球を入賞領域の上方へ誘導可能な球誘導路と、を備え、
前記可動部材は、当該可動部材の上部に、遊技球が当接可能な球当接面を山型状に形成し、球当接面と貫通開口の開口縁との間には球保持間隙を形成し、当該可動部材の上部を貫通開口内で上昇させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合不能とする上昇状態と、当該可動部材の上部を貫通開口内で下降させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合可能とする下降状態と、に変換可能とし、
前記下降状態で球保持間隙に遊技球を嵌合し、この状態で可動部材を下降状態から上昇状態へ変換すると、球当接面が前記遊技球を押し上げて傾斜転動部へ放出し、
前記貫通開口の開口縁のうち、傾斜転動部の傾斜下端側に位置する箇所を開口下流端とし、
前記球保持間隙を傾斜転動部と同じ傾斜姿勢に設定して、前記上昇状態時に底部が嵌合された遊技球を貫通開口の開口下流端まで誘導可能とし、該貫通開口の開口下流端の近傍に球誘導路の上流端を配置し、前記開口下流端に誘導された遊技球を球誘導路へ通して入賞領域へ誘導可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記可動部材は、前記球当接面が形成された当接面構成部と、該当接面構成部の下方に配置される可動ベース部と、当接面構成部を可動ベース部に支持する弾性部材と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記当接面構成部の球当接面の形状、および/または可動部材の上下動方向と傾斜転動部の傾斜方向とのなす角を、前記下降状態において球保持間隙の幅が傾斜転動部の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記球誘導路の上流端を開口下流端から開放して貫通開口へ連通したことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行可能な表示装置と、遊技の進行を制御する制御手段と、を備え、
前記入賞領域は、前記変動表示ゲームを実行するための始動条件となる始動入賞口であり、
前記制御手段は、始動入賞口への遊技球の入賞を予め設定された入賞上限数の範囲内で始動記憶として記憶する始動記憶手段と、該始動記憶手段に記憶された始動記憶に基づいて変動表示ゲームを実行するゲーム制御手段と、可動部材の電気的駆動源の制御を行う駆動制御手段と、を備え、
前記駆動制御手段は、始動記憶手段に記憶された始動記憶数が予め設定された記憶設定数以下である場合に、電気的駆動源を駆動制御して可動部材を上昇状態から下降状態へ変換することを特徴とする請求項4に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、球転動部に下り傾斜した状態で形成された傾斜転動部と、該傾斜転動部に上下方向へ貫通して開設された貫通開口と、該貫通開口へ下方から臨み、電気的駆動源の駆動力により上下方向へ移動して上部が貫通開口内を上下動可能な可動部材と、傾斜転動部上の遊技球を入賞領域の上方へ誘導可能な球誘導路と、を備え、可動部材は、当該可動部材の上部に、遊技球が当接可能な球当接面を山型状に形成し、球当接面と貫通開口の開口縁との間には球保持間隙を形成し、当該可動部材の上部を貫通開口内で上昇させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合不能とする上昇状態と、当該可動部材の上部を貫通開口内で下降させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合可能とする下降状態と、に変換可能とし、前記下降状態で球保持間隙に遊技球を嵌合し、この状態で可動部材を下降状態から上昇状態へ変換すると、球当接面が前記遊技球を押し上げて傾斜転動部へ放出し、貫通開口の開口縁のうち、傾斜転動部の傾斜下端側に位置する箇所を開口下流端とし、球保持間隙を傾斜転動部と同じ傾斜姿勢に設定して、前記上昇状態時に底部が嵌合された遊技球を貫通開口の開口下流端まで誘導可能とし、該貫通開口の開口下流端の近傍に球誘導路の上流端を配置し、前記開口下流端に誘導された遊技球を球誘導路へ通して入賞領域へ誘導可能としたので、可動部材を状態変換したとしても、球転動部上の遊技球が入賞領域へ案内されるか否かを曖昧にすることができる。したがって、遊技者が常に球転動部上の遊技球の動きに注目するようになり、遊技の興趣の向上を図ることができる。また、遊技球を球転動部上に露出した状態で転動させることができ、遊技者が遊技球の動きを観賞し易い。
請求項2に記載の発明によれば、可動部材は、球当接面が形成された当接面構成部と、該当接面構成部の下方に配置される可動ベース部と、当接面構成部を可動ベース部に支持する弾性部材と、を備えたので、球当接面に当接した遊技球の弾き方に変化を与えたり、遊技球の転動勢を減衰させて遊技球を球保持間隙へ嵌合し易くしたりすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、当接面構成部の球当接面の形状、および/または可動部材の上下動方向と傾斜転動部の傾斜方向とのなす角を、前記下降状態において球保持間隙の幅が傾斜転動部の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定したので、遊技球が傾斜転動部を下って転動勢を増し、この状態で球保持間隙の下流側に到達したとしても、この遊技球を球保持間隙へ保持し易くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、球誘導路の上流端を開口下流端から開放して貫通開口へ連通したので、可動部材を下降状態から上昇状態へ変換しなくても、貫通開口の開口下流端に誘導された遊技球を球誘導路へ流入させることができる。したがって、貫通開口の開口下流端で遊技球が停留して球誘導路へ流入しなくなる不都合を避けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行可能な表示装置と、遊技の進行を制御する制御手段と、を備え、入賞領域は、前記変動表示ゲームを実行するための始動条件となる始動入賞口であり、制御手段は、始動入賞口への遊技球の入賞を予め設定された入賞上限数の範囲内で始動記憶として記憶する始動記憶手段と、該始動記憶手段に記憶された始動記憶に基づいて変動表示ゲームを実行するゲーム制御手段と、可動部材の電気的駆動源の制御を行う駆動制御手段と、を備え、駆動制御手段は、始動記憶手段に記憶された始動記憶数が予め設定された記憶設定数以下である場合に、電気的駆動源を駆動制御して可動部材を上昇状態から下降状態へ変換するので、始動記憶数が少ないときに球転動部上の遊技球を球誘導路、ひいては始動入賞口へ誘導し易くする状態になり、変動表示ゲームが実行されなくなる不都合、さらには遊技の興趣が減衰する不都合を回避することができる。
遊技盤の正面図である。 包囲枠体の斜視図である。 包囲枠体の分解斜視図である。 可動ユニットの説明図であり、(a)は分解斜視図、(b)は後方から見た断面図、(c)は側方から見た断面図である。 可動ユニットの状態説明図であり、(a)は上昇状態における斜視図、(b)は下降状態における斜視図、(c)は上昇状態における断面図、(d)は下降状態における断面図である。 制御系統の説明に供するブロック構成図である。 可動ユニットに関する制御処理のフローチャートであり、(a)は可動部材制御処理のフローチャート、(b)は点灯制御処理のフローチャートである。 第2実施形態における可動ユニットの断面図である。 第3実施形態における可動部材の説明図であり、(a)は分解斜視図、(b)は断面図である。 第4実施形態における当接面構成部および貫通開口の説明図である。 第5実施形態における球転動路の説明図である。 第6実施形態における可動部材制御処理のフローチャートである。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、合板やプラスチックなどで形成された矩形状の遊技盤本体2を備え、該遊技盤本体2の表面にガイドレールやサイドケース等の区画部材3を止着して略円形状の遊技領域4を区画形成し、該遊技領域4内の略中央には、前方が開口した凹室状の包囲枠体(センターケース)5を配置し、該包囲枠体5の後方には、表示部7aに複数の識別情報を変動表示して変動表示ゲーム(特図変動表示ゲーム)を行う表示装置(変動表示装置)7を備えている。また、遊技領域4のうち包囲枠体5の下方には、遊技球が入賞可能な変動表示ゲーム始動用の始動入賞口8(本発明における入賞領域に相当)を配置し、包囲枠体5の側方(図1中、左側方)には普図始動ゲート9を配置し、包囲枠体5の左下方および右下方には、発光により各種の装飾表示を行うサイドランプ11を配置し、該サイドランプ11に一般入賞口12を備え、始動入賞口8の下方には大入賞口13を配置している。さらに、該大入賞口13の下方であって遊技領域4の下縁部には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口14を開設している。
なお、始動入賞口8の左右両側部には、下部が軸着された羽根状の開閉部材8aを開閉可能な状態で備え、開閉部材8aの間には、遊技球を受け入れ可能な受入空間部8bを設定している。そして、常態においては開閉部材8aを縦向き起立姿勢の閉状態に設定し、遊技球の普図始動ゲート9への入賞(通過)を契機として普図表示器16(図6参照)において普図変動表示ゲームを実行し、結果態様が「当たり」を示す状態になった場合には、両開閉部材8aを回動して受入空間部8b側へ向けて下り傾斜した開状態へ変換し、開閉部材8a上に落下した遊技球を受入空間部8b側へ誘導可能な状態、言い換えると遊技球が始動入賞口8へ入賞し易い状態に設定する。そして、遊技球の始動入賞口8への入賞を始動条件として特図変動表示ゲームが実行されるように設定されている。
次に、包囲枠体5について説明する。
包囲枠体5は、図2および図3に示すように、包囲枠体5のベースとなる枠状の枠体基部21を備え、該枠体基部21の後部には、中央部分に表示用開口部22が開設された平板状の枠体蓋部23を止着し、表示装置7の表示部7aを表示用開口部22および枠体基部21の前側開口から包囲枠体5の前方へ臨ませ、枠体蓋部23の前面のうち表示用開口部22の上方には装飾パネル24を装着している。また、枠体基部21の前側開口の周縁部にはフランジ状の取付基板25を包囲枠体5の外方へ向けて延設し、該取付基板25を遊技盤本体2に止着して当該包囲枠体5を遊技盤1へ装着するように構成されている。
そして、取付基板25の上部の前面には、包囲枠体5の前方へ突出した庇状の鎧部27を包囲枠体5の左右両側へ向けて下り傾斜した状態で配置し、鎧部27を遊技球(詳しくは遊技領域4内を包囲枠体5の上方から流下してくる遊技球)が包囲枠体5の内部へ入ることを規制する円弧枠状の壁として機能させている。また、包囲枠体5の内部のうち鎧部27の下方には、装飾部材28およびレンズ部29を透明樹脂などの透光性を有する部材で形成して備え、装飾部材28およびレンズ部29の後方にはLED等の発光体を実装した発光基板30を配置し、発光体からの光が装飾部材28およびレンズ部29を通して包囲枠体5の前方へ照射できるように構成されている。そして、包囲枠体5の内部のうち枠体基部21の下辺部の上方には、遊技球が横方向(前後方向および左右方向)へ転動可能な球転動部31を表示用開口部22の下縁部よりも低い位置に備え、該球転動部31の前縁部から横長な起立壁32を取付基板25と同一平面上に位置する状態で垂設し、球転動部31の後縁部には枠体蓋部23を当接している。
さらに、起立壁32の左右方向の中央部にはゲート状の球落下ガイド34を包囲枠体5の前方へ向けて突設し、該球落下ガイド34には、上下方向へ貫通した3つの球通過口を包囲枠体5の左右方向に沿って並べた状態で開設している。詳しくは、中央に位置する球通過口(中央通過口)34aを始動入賞口8の受入空間部8bの直上に開設し、左右両側に位置する球通過口(側方通過口)34bを開閉部材8aの直上に開設している。したがって、遊技球が球転動部31から落下して中央通過口34aを通過すると、開閉部材8aの開閉状態に拘らずこの遊技球を受入空間部8bへ案内して始動入賞口8へ入賞し易くなるように構成されている。また、側方通過口34bを通過すると、開閉部材8aが閉状態である場合には、この遊技球を開閉部材8aの外側面(遊技領域4の側部へ臨ませた側面)へ案内して受入空間部8bへの進入(始動入賞口8への入賞)を阻止する一方、開閉部材8aが開状態である場合には、この遊技球を開閉部材8aの傾斜した上面(遊技領域4の上方へ臨ませた傾斜面)へ案内し、開閉部材8a上に沿って転動して受入空間部8bへ進入(始動入賞口8へ入賞)し易くなるように構成されている。
また、枠体基部21の左右両側部には、遊技球が流下可能なワープ流路(転動案内路)37を設け、ワープ流路37の上流側開口37aを鎧部27の傾斜下端の下方に開放して包囲枠体5の側方の遊技領域4(遊技領域4の側部)へ連通している(図1参照)。さらに、ワープ流路37の下流側開口37bを球転動部31よりも高い位置から球転動部31の側方へ向けて開放して球転動部31へ臨ませ、遊技球(詳しくは遊技領域4を流下している遊技球)をワープ流路37へ通して球転動部31へ案内できるように構成されている。
そして、球転動部31の左右方向の中央部には、包囲枠体5の前方へ向けて下り傾斜した平面状の傾斜転動部40を形成し、該傾斜転動部40の中央には上下方向へ貫通した貫通開口41を円形状に開設している。さらに、貫通開口41と枠体蓋部23との離間距離(前後方向の離間距離)を遊技球が通過可能な程度の寸法に設定し(図5(a),(c)参照)、貫通開口41の開口径を球落下ガイド34の左右方向の寸法と同じ寸法に設定し、貫通開口41の中心と球落下ガイド34の左右方向の中心とが前後に並ぶ状態に設定している(図2参照)。また、貫通開口41の開口縁のうち、傾斜転動部40の傾斜下端側に位置する箇所を開口下流端41aとし、傾斜転動部40の左右方向の中央部のうち傾斜転動部40の傾斜下端と貫通開口41との間には、球誘導路43を包囲枠体5の前方へ向けて下り傾斜した溝で形成して備え、該球誘導路43の上流端を貫通開口41の開口下流端41aの近傍(前方)に配置し、さらには貫通開口41の開口下流端41aから開放して貫通開口41へ連通している。そして、球誘導路43の下流端を傾斜転動部40の前縁部のうち始動入賞口8の受入空間部8bの直上および球落下ガイド34の中央通過口34aの直上に位置する箇所へ開放して、傾斜転動部40上の遊技球を球誘導路43により始動入賞口8の上方(詳しくは受入空間部8bの直上)へ誘導可能としている。
さらに、貫通開口41の下方には可動ユニット50を配置している。可動ユニット50は、図4(a)に示すように、該可動ユニット50の基部となるユニットケース51と、該ユニットケース51に上下方向へ移動可能な状態で装着される可動部材52と、該可動部材52を上下方向へ移動させる電気的駆動源としての駆動モータ53とを備えて構成されている。具体的に説明すると、ユニットケース51は、上方および後方へ向けて開放された箱状部材であり、当該ユニットケース51の上部から可動部材52の下部を収容し、当該ユニットケース51の後部に駆動モータ53を出力軸が可動ユニット50の前後方向に延在する姿勢、且つ可動部材52の下部側へ向けて突出した姿勢で収容している。また、図4(b)および(c)に示すように、ユニットケース51の前側には縦長な2つのガイド突起56を横に並べるとともにユニットケース51の内側、言い換えると後方の駆動モータ53側へ向けて突設し、両ガイド突起56の間には縦長なスライド支持部57を設け、該スライド支持部57のうち駆動モータ53側に位置する後面部を可動部材52に当接するスライド当接面57aとし、該スライド当接面57aを上下方向、詳しくは傾斜転動部40の傾斜方向と直交する上下方向と平行な姿勢で延在している。
可動部材52は、傾斜転動部40の傾斜方向と平行な姿勢で延在する矩形状の可動ベース部61を設け、該可動ベース部61に下面から縦向き板状のスライドプレート62を傾斜転動部40の傾斜方向と直交する姿勢で延設し、該スライドプレート62を当該可動部材52の下部としてユニットケース51内に収容している。また、スライドプレート62には縦長な2つのガイド溝63を前後方向に貫通し、該ガイド溝63にガイド突起56を摺動可能な状態で嵌合して当該可動部材52を上下動する方向(スライド方向)へ案内可能とし、スライドプレート62のうち両ガイド溝63の間の箇所にスライド当接面57aを当接して、当該可動部材52の姿勢をスライド当接面57aにより安定させるように構成されている。そして、可動部材52の上部、具体的には可動ベース部61の上面にはドーム状の当接面構成部64を透明樹脂などの透光性を有する部材で形成して止着し、この当接面構成部64を貫通開口41へ下方から臨ませて当接面構成部64の上部が貫通開口41から傾斜転動部40上へ突出する状態、且つ貫通開口41内を上下動可能な状態に設定している(図5(c),(d)参照)。さらに、当接面構成部64のうち山型球面状に形成された表側球面(曲面)を、傾斜転動部40上の遊技球が当接可能な球当接面64aとし、該球当接面64a(詳しくは球当接面64aの外周寄りの位置)と貫通開口41の開口縁との間には円環状の球保持間隙66を傾斜転動部40と同じ傾斜姿勢で形成し、該球保持間隙66に遊技球の底部を嵌合可能(保持可能)としている(図5(b),(d)参照)。そして、図5(c)に示すように、球当接面64aが表面の一部となる仮想球VSの中心点VCと、貫通開口41の中心点HCとを通る仮想直線VLを可動部材52の上下方向に平行な姿勢、言い換えると傾斜転動部40の傾斜方向とは直交する姿勢にして、球保持間隙66の幅(球当接面64aと貫通開口41の開口縁との離間距離)を全周に亘って等しくなるように設定している。また、可動ベース部61と当接面構成部64との間には、LED等の可動発光体67が実装された可動発光基板68を配置し、可動発光体67からの光を当接面構成部64へ通して包囲枠体5内や包囲枠体5の前方へ照射できるように構成されている。
そして、可動ユニット50は、駆動モータ53の出力軸の先端に円板状の回転プレート71を止着し、該回転プレート71の前面のうち出力軸から外れた位置にカムフォロワ72を前方へ突設し、該カムフォロワ72をスライドプレート62のうちガイド溝63の下方に設けられた横長なカム溝73に摺動可能な状態で係合している。また、ユニットケース51の前面には位置検出センサ74を装着し、可動ベース部61の下面うちユニットケース51よりも前方に位置する箇所には舌片状の検出片75を下方へ向けて延設して、検出片75を位置検出センサ74により検出して可動部材52の上下位置を検出できるように構成されている。
このような構成の可動ユニット50を備えて、駆動モータ53を駆動することでカムフォロワ72を回転して上昇させると、カムフォロワ72によりカム溝73を上方へ押圧し、この上向きの押圧力により可動部材52を上昇させる。そして、図5(a)および(c)に示すように、カムフォロワ72を上死点へ移動すると、可動部材52の上部を貫通開口41内で最も上昇させて上昇状態へ変換し、当接面構成部64(可動部材52)の上部を傾斜転動部40よりも上方へ突出させるとともに当接面構成部64の下部を貫通開口41へ嵌合し、球保持間隙66の幅を遊技球の底部が嵌合不能な極めて狭い寸法に設定する。さらに、図5(c)に示すように、球当接面64aのうち貫通開口41の開口縁の近傍であって開口縁よりも上方に位置する箇所を、急峻な傾きで貫通開口41の開口縁寄りへ膨出した状態に設定し、この膨出部分に遊技球を当接することで、遊技球の底部が球保持間隙66に到達すること(ひいては嵌合すること)を不能とする。また、検出片75を位置検出センサ74の上方に位置させて、位置検出センサ74が検出片75を検出しないこと、言い換えると位置検出センサ74が検出信号を出力しないことで可動部材52が上昇状態であることを検知できるように構成されている。
一方、カムフォロワ72を回転して下降させると、カムフォロワ72によりカム溝73を下方へ押圧し、この下向きの押圧力と可動部材52の自重とにより、可動部材52を下降させる。そして、図5(b)および(d)に示すように、カムフォロワ72を下死点へ移動すると、可動部材52の上部を貫通開口41内で最も下降させて下降状態へ変換し、当接面構成部64の上部を傾斜転動部40よりも上方へ突出させた状態で球当接面64aを貫通開口41の開口縁から離し、球保持間隙66の幅を遊技球の底部が嵌合可能な広い寸法に設定する。さらに、図5(d)に示すように、球当接面64aのうち貫通開口41の開口縁の近傍であって開口縁よりも上方に位置する箇所を、緩やかな傾きで当接面構成部64の中央寄りへ寝かせた状態に設定し、球当接面64aに阻止されずに遊技球の底部が球保持間隙66に到達すること(ひいては嵌合すること)を許容する。また、検出片75を位置検出センサ74へ差し込んで検出し、位置検出センサ74が検出信号を出力することで可動部材52が下降状態であることを検知できるように構成されている。
そして、パチンコ遊技機は、図6に示すように、遊技制御装置78(本発明における制御手段に相当)を中心とする制御系統を備え、遊技制御装置78により遊技進行の制御を行うように構成されている。遊技制御装置78は、遊技制御を司るマイクロプロセッサ、遊技制御のためのプログラム等を記憶しているROM、および遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAM、入力インターフェース、出力インターフェース等から構成されている。そして、各種検出装置(始動入賞センサ79、入賞センサ80、ゲートセンサ81、カウントセンサ82、保持枠開放センサ83、演出ボタンスイッチ84、位置検出センサ74)からの検出信号を受けて、変動表示ゲーム(普図変動表示ゲーム、特図変動表示ゲーム)の実行、特別遊技状態(大当たり状態)の発生、遊技者に対する報知等、種々の処理を行う。例えば、本発明における始動記憶手段として機能して、始動入賞口8への遊技球の入賞を予め設定された入賞上限数(例えば4つの入賞回数)の範囲内で始動記憶として記憶する。また、本発明におけるゲーム制御手段として機能して、前記始動記憶に基づいて特図変動表示ゲームを実行する。さらに、サブ制御装置となる各種制御装置(払出制御装置86等)の他、特図表示器87、普図表示器16、開閉部材8aを開閉するための開閉駆動ソレノイド88、大入賞口13を開閉するための大入賞口ソレノイド89、外部端子板90、表示装置7、スピーカー91、駆動モータ53、可動発光基板68等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
次に、包囲枠体5、特に可動ユニット50の作用について説明する。なお、可動ユニット50は、予め駆動モータ53を駆動して可動部材52を上下方向へ往復移動し、上昇状態と下降状態とに繰り返し変換しているものとする。また、上昇状態および下降状態においては、予め設定した待機時間(例えば、1秒間)だけ一時停止し、待機時間が経過した後に上下移動を再開する(図7(a)参照)。さらに、下降状態においては、前記待機時間に亘って可動発光体67を点灯し、待機時間が経過した後に可動発光体67を消灯する(図7(b)参照)。この駆動制御および点灯制御については、後で詳細に説明する。
発射装置(図示せず)から発射された遊技球が遊技領域4へ飛入して流下し、包囲枠体5の側方からワープ流路37の上流側開口37aへ流入すると、包囲枠体5は、この遊技球をワープ流路37へ流下させて下流側開口37bから球転動部31の側部へ案内し、球転動部31の側部から傾斜転動部40へ転動させて貫通開口41へ近づける。このとき、図5(a)および(c)に示すように、可動部材52が上昇状態へ変換している場合には、遊技球を球保持間隙66へ嵌合せずに球当接面64aへ当接して、傾斜転動部40の傾斜方向に沿って流下する前に傾斜転動部40の側方へ弾いたり、あるいは遊技球が可動部材52の後部と枠体蓋部23との間の位置から傾斜転動部40の傾斜方向に沿って流下しようとしても、球当接面64aにより阻止して傾斜転動部40の側方へ案内したりする。この結果、球転動部31上の遊技球を球転動部31の前縁部のうち球落下ガイド34の直上から外れた位置から遊技領域4へ落下させて始動入賞口8の側方を流下させ易くし、開閉部材8aの開閉に拘らず始動入賞口8へ入賞させ難くする。
一方、図5(b)および(d)に示すように、可動部材52が下降状態へ変換している場合には、遊技球の底部を球保持間隙66に嵌合し、遊技球が球当接面64aに当接したとしても傾斜転動部40の側部へ弾かれて戻ることを阻止する。さらに、底部が嵌合された遊技球を球保持間隙66に沿って流下させて貫通開口41の開口下流端41aまで誘導する。このとき、球誘導路43の上流端を開口下流端41aから開放して貫通開口41へ連通しているので、可動部材52を下降状態から上昇状態へ変換しなくても(言い換えると、遊技球を球当接面64aで押し上げて球保持間隙66から放出しなくても)、貫通開口41の開口下流端41aに誘導された遊技球を球誘導路43へ流入させることができる。したがって、貫通開口41の開口下流端41aで遊技球が停留して球誘導路43へ流入しなくなる不都合を避けることができる。さらに、球誘導路43へ流入した遊技球を球誘導路43の下流端から始動入賞口8の受入空間部8bの直上および球落下ガイド34の中央通過口34aの直上へ放出する。この結果、球転動部31上の遊技球を球保持間隙66および球誘導路43へ通して受入空間部8bの直上へ誘導することができ、開閉部材8aの開閉に拘らず始動入賞口8へ入賞させ易くなる。
また、可動部材52が下降状態で遊技球を球保持間隙66に保持(嵌合)し、この遊技球を球保持間隙66に沿って誘導している最中に、可動部材52を下降状態から上昇状態へ変換すると、球当接面64aが遊技球(球保持間隙66に沿って誘導されている遊技球)を押し上げて、貫通開口41の外方に位置する傾斜転動部40へ放出し、この遊技球を球誘導路43へ到達し難くする。さらに、傾斜転動部40へ放出された遊技球を傾斜転動部40の傾斜方向に沿って流下させ、球転動部31の前縁部のうち中央通過口34aの直上から外れた位置から落下させ易い。そして、落下した遊技球が側方通過口34bを通り、且つ始動入賞口8の開閉部材8aが開状態に変換していた場合には、遊技球を始動入賞口8へ入賞させることができるが、球落下ガイド34の側方を通って落下したり、あるいは側方通過口34bを通ったとしても開閉部材8aが閉状態に変換していたりした場合には、遊技球を始動入賞口8へ入賞させることができない。したがって、可動部材52を状態変換したとしても、球転動部31上の遊技球が始動入賞口8へ案内されるか否かを曖昧にすることができる。これにより、遊技者が常に球転動部31上の遊技球の動きに注目するようになり、遊技の興趣の向上を図ることができる。また、遊技球を球転動部31上に露出した状態で転動させることができ、遊技者が遊技球の動きを観賞し易い。
そして、遊技制御装置78は、可動部材駆動処理および点灯制御処理を実行して、可動部材52の上下移動および可動発光体67の点灯を行わせる。具体的に説明すると、図7(a)に示すように、可動部材駆動処理においては本発明における駆動制御手段として機能し、まず可動部材52を駆動、すなわち駆動モータ53を駆動して可動部材52を繰り返し上下移動しておき(S1)、可動部材52が上死点または下死点に到達したか否か、言い換えると上昇状態あるいは下降状態へ変換したか否かを位置検出センサ74からの検出信号の有無により判断する(S2)。そして、上昇状態あるいは下降状態に変換していなければ、ステップS1に戻って駆動モータ53の駆動を継続し、上昇状態あるいは下降状態に変換していれば、駆動モータ53の駆動を停止して可動部材52を上昇状態あるいは下降状態で維持する(S3)。さらに、駆動モータ53の駆動を停止した状態で予め設定された待機時間(例えば1秒間)が経過したか否かを判断し(S4)、経過していなければステップS3へ戻って駆動モータ53の停止を継続し、経過していればステップS1に戻り、駆動モータ53を駆動して可動部材52の繰り返し上下移動を再開する。
また、図7(b)に示すように、点灯制御処理においては、可動部材52が下死点に到達したか否か、言い換えると下降状態へ変換して球保持間隙66に遊技球を保持可能となったか否かを位置検出センサ74からの検出信号の有無により判断し(S5)、下降状態に変換していなければ下降状態への変換の判断を引き続き行い、下降状態に変換していれば可動発光基板68の可動発光体67を点灯する(S6)。さらに、可動発光体67を点灯した状態で可動部材制御処理のステップS4における待機時間が経過したか否かを判断し(S7)、経過していなければステップS6へ戻って可動発光体67の点灯を継続し、経過していれば可動発光体67を消灯し(S8)、ステップS5に戻る。このような点灯制御処理を行って可動部材52が下降状態となったときに可動発光体67を点灯すれば、包囲枠体5が球転動部31上の遊技球を始動入賞口8へ誘導し易い状態になっていることを遊技者に報知することができる。しかも、遊技球を誘導する部材となる可動部材52の内側から光を照射して遊技者に報知するので、遊技者が視線を可動部材52へ向け易くなり、可動部材52の周辺における遊技球の挙動、具体的には遊技球が球保持間隙66および球誘導路43により始動入賞口8の直上へ誘導される挙動を遊技者に見せて遊技の興趣を高めることができる。
ところで、上記実施形態では、球保持間隙66の幅を全周に亘って等しくなるように設定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す第2実施形態においては、可動部材52を下降状態へ変換すると、球保持間隙66の幅が傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に広くなるように設定されている。具体的に説明すると、可動部材52の上下動方向(言い換えるとスライド当接面57aの上下延在方向)と傾斜転動部40の傾斜方向とが傾斜転動部40の傾斜上端寄り(球転動部31の後寄り)になす角(可動方向角)αを鋭角に設定している。そして、貫通開口41の中心点HCを通り、且つ傾斜転動部40の傾斜方向とは直交する直線を直交直線CLとし、可動部材52の上昇状態においては、仮想球VSの中心点VCが直交直線CL上に位置して、球保持間隙66の幅(球当接面64aと貫通開口41の開口縁との離間距離)を全周に亘って等しく設定している。また、可動部材52を上昇状態から下降状態へ変換すると、仮想球VSの中心点VCが直交直線CLから後方へ離間しながら下降するように設定している。この結果、可動部材52の下降状態においては、球保持間隙66の幅が傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に広くなり、球保持間隙66の下流側の幅W1が上流側の幅W2よりも広くなる。
このような幅に設定された球保持間隙66を可動部材52の下降状態時に形成し、遊技球がワープ流路37から放出されて球転動部31を横方向へ転動し、傾斜転動部40を下る前に球保持間隙66(球保持間隙66の上流部)へ到達した場合には、この遊技球は、転動勢が増加する前に球保持間隙66(詳しくは球保持間隙66の上流側)へ支障なく保持され易い。また、遊技球が傾斜転動部40を前方へ下って転動勢を増し、この状態で球保持間隙66(球保持間隙66の下流側)へ到達したとしても、球保持間隙66の下流側、言い換えると球保持間隙66のうち傾斜転動部40の傾斜下端側に位置する箇所の幅を広く設定しているので、この転動勢が増加した遊技球を球保持間隙66へ嵌合(保持)し易くすることができる。
なお、球保持間隙66の幅が傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定する手段としては、可動方向角αを鋭角にすることに限定されない。例えば、可動方向角αを直角に設定し、球当接面64aの形状、詳しくは球当接面64aのうち少なくとも貫通開口41の開口縁との間に球保持間隙66を形成する下側部分の形状を、傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に当接面構成部64の内側へ向けて凹ませるなどして、球保持間隙66の幅を調整して傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定してもよい。また、可動方向角αを鋭角にするととともに球当接面64aの形状(凹み具合)を調整して、球保持間隙66の幅を調整して傾斜転動部40の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定してもよい。
ところで、上記各実施形態では、当接面構成部64を可動ベース部61に対して揺動不能な状態で止着したが、本発明ではこれに限定されない。例えば、図9に示す第3実施形態においては、可動ベース部61の上面に当接面構成部64をコイルばねなどの弾性部材93で支持して、当接面構成部64および球当接面64aを可動ベース部61に対して揺動可能としている。また、可動ベース部61の隅部には遊嵌穴94を開設し、該遊嵌穴94に当接面構成部64の裏側から垂設された揺動幅規制軸95を遊嵌して、当接面構成部64が大きく揺動し過ぎることを抑制している。このような構成を備えた可動部材52においては、上昇状態に変換した場合には球当接面64aに当接した遊技球の弾き方に変化を与えることができ、下降状態に変換した場合には、遊技球の転動勢を減衰させて遊技球を球保持間隙66へ嵌合し易くすることができる。
また、上記各実施形態では、傾斜転動部40を前方へ下り傾斜した平面状に設定したが、本発明はこれに限定されず、傾斜転動部40を前方へ下り傾斜した曲面状に設定してもよい。さらに、貫通開口41を円形状とし、当接面構成部64をドーム状部材で構成して球当接面64aを山型球面状に設定したが、本発明はこれに限定されない。要は、可動部材52の上部に、遊技球が当接可能な球当接面64aを山型状に形成し、球当接面64aと貫通開口41の開口縁との間に球保持間隙66を形成できれば、どのような構成であってもよい。例えば、図10に示す第4実施形態のように、貫通開口41を菱形状に設定し、当接面構成部64を下部が貫通開口41に嵌合可能な菱形に設定された浅い中空四角錐に設定し、球当接面64aを4つの傾斜平面で構成された山型状に設定してもよい。
さらに、上記各実施形態では、球誘導路43の上流端を開口下流端41aから開放して貫通開口41へ連通したが、本発明ではこれに限定されない。例えば、図11に示す第5実施形態のように、球誘導路43の上流端を貫通開口41へ連通せず、貫通開口41の開口下流端41aの近傍、詳しくは開口下流端41aよりも傾斜転動部40の傾斜下端側の位置に配置している。このような構成の球誘導路43を設ければ、可動部材52の下降状態時に、球保持間隙66に嵌合された遊技球が球保持間隙66に沿って開口下流端41aへ到達したとしても、直ちにこの遊技球を球誘導路43へ流入させずに開口下流端41aに停留させることができる。そして、可動部材52が下降状態から上昇状態へ変換したときに、停留中の遊技球を球当接面64aで上方へ押圧して球保持間隙66から放出し、開口下流端41aの直前に位置する球誘導路43の上流端へ流入させることができる。したがって、遊技球を停留したり押し上げたりしながら始動入賞口8へ誘導することができ、遊技球の挙動が単調になることを避けることができる。
ところで、上記第1実施形態における可動部材制御処理では、遊技制御装置78が始動記憶手段として記憶する始動記憶数に拘らず、可動部材52の上下移動の制御を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示す第6実施形態の可動部材制御処理においては、始動記憶数を判断材料にして可動部材52の上下移動を行うか否かを判断するように構成されている。具体的に説明すると、まず、始動記憶数が予め設定された記憶設定数N(例えば、N=0)以下であるか否かを判断し(S10)、記憶設定数Nよりも多い場合には記憶設定数N以下であるか否かの判断を引き続き行う。一方、記憶設定数N以下である場合には、可動部材52を駆動、すなわち駆動モータ53を駆動して可動部材52を上下移動し(S11)、上昇状態から下降状態へ変換したり、下降状態から上昇状態へ変換したりする。さらに、可動部材52が上死点または下死点に到達したか否か、言い換えると上昇状態あるいは下降状態へ変換したか否かを位置検出センサ74からの検出信号の有無により判断する(S12)。そして、上昇状態あるいは下降状態に変換していなければ、ステップS10に戻って始動記憶数の判断を行い、上昇状態あるいは下降状態に変換していれば、駆動モータ53の駆動を停止して可動部材52を上昇状態あるいは下降状態で維持する(S13)。さらに、駆動モータ53の駆動を停止した状態で予め設定された待機時間(例えば1秒間)が経過したか否かを判断し(S14)、経過していなければステップS13へ戻って駆動モータ53の停止を継続し、経過していればステップS10に戻り、始動記憶数の判断を行う。
このような可動部材制御処理のステップS11において、可動部材52を上昇状態から下降状態へ変換すれば、始動記憶数が少ないとき(N=0の場合には始動記憶数が無いとき)に、球保持間隙66が遊技球を嵌合可能となって球転動部31上の遊技球を球誘導路43、ひいては始動入賞口8へ誘導し易くする状態になる。したがって、変動表示ゲームが実行されなくなる不都合、さらには遊技の興趣が減衰する不都合を回避することができる。
また、上記第1実施形態における点灯制御処理では、可動部材52の状態に連動して可動発光体67を発光する制御を行うように構成したが、本発明はこれに限定されず、可動部材52の挙動や停止位置に拘らず、遊技進行に関する報知手段として機能させてもよい。例えば、遊技進行中に遊技制御装置78が予め定められた特定演出(例えば、複数の特図変動表示ゲームにわたって予告報知を繰り返し行うことで、未だ実行していない始動記憶に基づいて行われる特図変動表示ゲームでの結果態様を予告する連続予告演出)を行うことを決定(選択)した場合に、特定演出の実行に先立って可動発光体67を発光して、特定演出が行われる予定である旨を遊技者に報知してもよい。そして、可動部材52が下降状態に変換して遊技球を始動入賞口8へ誘導可能な状態、または特定演出の実行が決定した場合の何れか一方が成立した場合において、可動発光体67を発光するように制御してもよい。
そして、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、発射装置により発射された遊技球が流下可能な遊技領域に配設され、前方が開口した凹室状の包囲枠体と、該包囲枠体の内部に配設され、遊技球が転動可能な球転動部と、上流側開口を前記遊技領域へ連通するとともに下流側開口を前記球転動部へ臨ませ、遊技領域を流下する遊技球を前記球転動部上へ案内可能なワープ流路と、遊技領域のうち包囲枠体の下方に配設され、遊技球が入賞可能な入賞領域とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
1 遊技盤
4 遊技領域
5 包囲枠体
7 表示装置
8 始動入賞口
8a 開閉部材
8b 受入空間部
11 サイドランプ
13 大入賞口
21 枠体基部
23 枠体蓋部
31 球転動部
34 球落下ガイド
34a 中央通過口
34b 側方通過口
37 ワープ流路
40 傾斜転動部
41 貫通開口
41a 開口下流端
43 球誘導路
50 可動ユニット
51 ユニットケース
52 可動部材
53 駆動モータ
61 可動ベース部
62 スライドプレート
64 当接面構成部
64a 球当接面
66 球保持間隙
67 可動発光体
68 可動発光基板
74 位置検出センサ
75 検出片
78 遊技制御装置
93 弾性部材

Claims (5)

  1. 発射装置により発射された遊技球が流下可能な遊技領域に配設され、前方が開口した凹室状の包囲枠体と、該包囲枠体の内部に配設され、遊技球が転動可能な球転動部と、上流側開口を前記遊技領域へ連通するとともに下流側開口を前記球転動部へ臨ませ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記球転動部上へ案内可能なワープ流路と、前記遊技領域のうち包囲枠体の下方に配設され、遊技球が入賞可能な入賞領域と、を備えた遊技機において、
    前記球転動部に下り傾斜した状態で形成された傾斜転動部と、
    該傾斜転動部に上下方向へ貫通して開設された貫通開口と、
    該貫通開口へ下方から臨み、電気的駆動源の駆動力により上下方向へ移動して上部が貫通開口内を上下動可能な可動部材と、
    前記傾斜転動部上の遊技球を入賞領域の上方へ誘導可能な球誘導路と、を備え、
    前記可動部材は、当該可動部材の上部に、遊技球が当接可能な球当接面を山型状に形成し、球当接面と貫通開口の開口縁との間には球保持間隙を形成し、当該可動部材の上部を貫通開口内で上昇させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合不能とする上昇状態と、当該可動部材の上部を貫通開口内で下降させて球保持間隙に遊技球の底部を嵌合可能とする下降状態と、に変換可能とし、
    前記下降状態で球保持間隙に遊技球を嵌合し、この状態で可動部材を下降状態から上昇状態へ変換すると、球当接面が前記遊技球を押し上げて傾斜転動部へ放出し、
    前記貫通開口の開口縁のうち、傾斜転動部の傾斜下端側に位置する箇所を開口下流端とし、
    前記球保持間隙を傾斜転動部と同じ傾斜姿勢に設定して、前記上昇状態時に底部が嵌合された遊技球を貫通開口の開口下流端まで誘導可能とし、該貫通開口の開口下流端の近傍に球誘導路の上流端を配置し、前記開口下流端に誘導された遊技球を球誘導路へ通して入賞領域へ誘導可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動部材は、前記球当接面が形成された当接面構成部と、該当接面構成部の下方に配置される可動ベース部と、当接面構成部を可動ベース部に支持する弾性部材と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記当接面構成部の球当接面の形状、および/または可動部材の上下動方向と傾斜転動部の傾斜方向とのなす角を、前記下降状態において球保持間隙の幅が傾斜転動部の下り傾斜方向に沿って次第に広くなる状態に設定したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記球誘導路の上流端を開口下流端から開放して貫通開口へ連通したことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行可能な表示装置と、遊技の進行を制御する制御手段と、を備え、
    前記入賞領域は、前記変動表示ゲームを実行するための始動条件となる始動入賞口であり、
    前記制御手段は、始動入賞口への遊技球の入賞を予め設定された入賞上限数の範囲内で始動記憶として記憶する始動記憶手段と、該始動記憶手段に記憶された始動記憶に基づいて変動表示ゲームを実行するゲーム制御手段と、可動部材の電気的駆動源の制御を行う駆動制御手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、始動記憶手段に記憶された始動記憶数が予め設定された記憶設定数以下である場合に、電気的駆動源を駆動制御して可動部材を上昇状態から下降状態へ変換することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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