JP2010231255A - 座席予約管理システム及び座席予約管理方法 - Google Patents

座席予約管理システム及び座席予約管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】指定席の販売増加と、自由席車両への立席客の集中の緩和に好適な座席予約管理システムを提供する。
【解決手段】車内サーバ1は、座席IDと、着席者の保持するICカードから送信された指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとを受信すると共に、座席IDに対応付けて指定席予約情報または自由席購入情報を記憶部へ登録する処理を行う。そして、車内サーバ1は、座席の予約の有無の情報と、指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとに対応付けて登録された座席IDを記憶する表示装置2に対して、その登録された情報に応じた表示制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、自由席と指定席を混在させた車両を複数連結させて走行する列車の座席予約管理システム及び座席予約管理方法に関する。
従来の特急電車等では、指定席のみが配置された車両と、自由席のみが配置された車両とを連結させて運行しており、乗客は、指定席または自由席のいずれかの席指定を券売機等で行うことで席予約を行っている。この場合、乗客は購入した指定席または自由席のある車両に移動し、指定席の場合には指定された座席に着席し、また自由席であれば車両内の座席を自由に選択して着席する。ここで、座席予約に関する技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−155092号公報
ところで、上述のように指定席の車両と自由席の車両とを区別して、それぞれの座席の販売を行うことで列車を運行する場合、その列車を運行する事業者は、事前に座席予約状況から需要予測を行うことができる。また乗客側では、指定席を予約すれば必ず座れるという保障が得られ、また自由席の予約をすれば指定席より割安に座席の確保ができるというメリットが得られる。しかしながら、このような座席の販売の仕組みでは、事業者側は、指定席となる車両に備えられた座席数分の予約のみの購入しか受け付けることができないため、その販売量が指定席分の量を大きく超えることがなく、販売機会の損失を招いている。また乗客側にとっても、自由席を購入した場合には、座れる保証がないというデメリットが発生し、さらに自由席車両に立席客が集中してしまう可能性があるというデメリットが発生する。
そこでこの発明は、指定席の販売増加と、自由席車両への立席客の集中の緩和に好適な座席予約管理システム及び座席予約管理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、座席の近傍に取り付けられた予約状況表示装置と、前記座席の近傍に取り付けられたリーダライタ装置と、前記座席の予約管理を行う管理装置と、を備えた座席予約管理システムであって、前記予約状況表示装置が、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶する座席識別情報記憶手段と、予約の有無と、前記座席に着席する着席者の有効券保持の有無とを表示する予約有無表示手段を備え、前記リーダライタ装置が、前記着席者が保有する情報送信装置であって情報送信装置識別情報と、指定席予約情報または自由席購入情報の何れかと、を記憶する情報送信装置と情報の送受信を行う前記座席それぞれの近傍に取り付けられた情報送受信手段と、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶する座席識別情報記憶手段と、を備え、前記管理装置が、前記座席識別情報に対応付けて、前記座席の予約の有無と、前記座席に着席する着席者の前記指定席予約情報と、前記座席に着席する着席者の前記自由席購入情報と、を記憶する予約状況記憶手段と、前記座席識別情報と、前記着席者の保持する前記情報送信装置から送信された前記指定席予約情報または前記自由席購入情報の何れかとを、前記リーダライタ装置を介して受信すると共に、前記座席識別情報に対応付けて前記指定席予約情報または前記自由席購入情報を前記予約状況記憶手段へ登録する予約状況登録手段と、前記座席の予約の有りの情報と、前記指定席予約情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の有りの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の無しの情報と、前記自由席購入情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の無しの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行う予約状況表示制御手段と、を備えることを特徴とする座席予約管理システムである。
また本発明は、上述の座席予約管理システムにおいて、前記指定席予約情報が車両走行区間内の予約区間の情報を含み、前記管理装置が、車両の現在走行区間を記憶する現在走行区間記憶手段と、前記現在走行区間の表示指示を前記予約状況表示装置に行う現在走行区間表示制御手段と、前記予約状況記憶手段に登録されている前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間と、その指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を読み取って、当該読み取った座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に前記読み取った予約区間の表示指示を行う予約区間表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の座席予約管理システムにおいて、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定する区間判定手段と、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に警告の表示指示を行う警告手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の座席予約管理システムにおいて、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定する区間判定手段と、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記座席に設置された警告出力装置に警告の出力指示を行う警告手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、座席の近傍に取り付けられた予約状況表示装置と、前記座席の近傍に取り付けられたリーダライタ装置と、前記座席の予約管理を行う管理装置と、を備えた座席予約管理システムにおける座席予約管理方法であって、前記予約状況表示装置の座席識別情報記憶手段が、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶し、前記予約状況表示装置の予約有無表示手段が、予約の有無と、前記座席に着席する着席者の有効券保持の有無とを表示し、前記リーダライタ装置の情報送受信手段が、前記着席者が保有する情報送信装置であって情報送信装置識別情報と、指定席予約情報または自由席購入情報の何れかと、を記憶する情報送信装置と情報の送受信を行う前記座席それぞれの近傍に取り付けられ、前記リーダライタ装置の座席識別情報記憶手段が、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶し、前記管理装置の予約状況記憶手段が、前記座席識別情報に対応付けて、前記座席の予約の有無と、前記座席に着席する着席者の前記指定席予約情報と、前記座席に着席する着席者の前記自由席購入情報と、を記憶し、前記管理装置の予約状況登録手段が、前記座席識別情報と、前記着席者の保持する前記情報送信装置から送信された前記指定席予約情報または前記自由席購入情報の何れかとを、前記リーダライタ装置を介して受信すると共に、前記座席識別情報に対応付けて前記指定席予約情報または前記自由席購入情報を前記予約状況記憶手段へ登録し、前記管理装置の予約状況表示制御手段が、前記座席の予約の有りの情報と、前記指定席予約情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の有りの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の無しの情報と、前記自由席購入情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、前記座席の予約の無しの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行うことを特徴とする座席予約管理方法である。
また本発明は、上述の座席予約管理方法において、前記指定席予約情報が車両走行区間内の予約区間の情報を含み、前記管理装置の現在走行区間記憶手段が、車両の現在走行区間を記憶し、前記管理装置の現在走行区間表示制御手段が、前記現在走行区間の表示指示を前記予約状況表示装置に行い、前記管理装置の予約区間表示制御手段が、前記予約状況記憶手段に登録されている前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間と、その指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を読み取って、当該読み取った座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に前記読み取った予約区間の表示指示を行うことを特徴とする。
また本発明は、上述の座席予約管理方法において、前記管理装置の区間判定手段が、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定し、前記管理装置の警告手段が、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に警告の表示指示を行うことを特徴とする。
また本発明は、上述の座席予約管理システムにおいて、前記管理装置の区間判定手段が、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定し、前記管理装置の警告手段が、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記座席に設置された警告出力装置に警告の出力指示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、乗客に各座席が、指定席として予約されているのかいないのかの表示、およびどの区間が指定席として予約されているのかの表示を行うため、車両の各座席が、指定席としても自由席としても利用される場合において、混乱なく乗客にどの座席に着席すればよいかを自動的に通知することができる。
また、本発明によれば、指定席券または自由席券を保持している乗客なのかを各座席それぞれに表示するため、乗務員に対して車内改札を行うべき乗客なのかどうかを通知することが可能となる。
また、本発明によれば、指定席として予約されている座席に、その予約区間に車両が達する前に他の乗客が自由席として座っている場合には、その乗客に対して警告表示を行うため、次の乗車駅から予約している乗客が乗車する旨を通知することができる。これにより予約している乗客が座席を他の乗客に取られている場合のトラブルを軽減することができる。
また本発明によれば、車両の各座席が、指定席としても自由席としても利用できるようなサービスを提供することにより、指定席として事前に販売できる量が増加させることができ、また、自由席車両への立席客の集中を緩和することができるようになる。また、指定席の車両と自由席の車両を設定する必要がないため、繁忙期や閑散期などに応じて、各列車にどの程度の指定席車両と自由席車両の割合とする必要があるかを決定する必要がなくなり、車両の運行にあたる作業効率を上げることができる。
座席予約管理システムの構成を示すブロック図である。 車内サーバ、表示装置、R/W装置の各機能ブロック図である。 予約状況記憶テーブルを示す図である。 予約情報テーブルを示す図である。 表示装置の表示内容を示す図である。 座席予約管理システムの処理フローを示す第1の図である。 座席予約管理システムの処理フローを示す第2の図である。
以下、本発明の一実施形態による座席予約管理システムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による座席予約管理システムの構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は電車車両内に設置されている車内サーバ(管理装置)、2は座席それぞれに設置されている表示装置(予約状況表示装置)、3は座席それぞれに設置されているR(Reader)/W(Writer)装置(リーダライタ装置)、4は電車車両内に設置され現在の走行区間を検出する列車情報管理装置、5は指定券券売機や駅窓口の販売機器からの予約情報を受け付ける発売座席管理サーバ、6は乗務員が保持する乗務員端末である。
図2は車内サーバ、表示装置、R/W装置の各機能ブロック図である。
この図が示すように、車内サーバ1は、表示装置2やR/W装置3と情報の送受信を行う送受信部101、車内サーバ1の各処理部を制御する制御部102、各座席の販売に関する情報を登録する予約状況登録部103、表示装置2の表示を制御する予約状況表示制御部104、現在車両が走行している線路区間の表示装置2への表示を制御する現在走行区間表示制御部105、各座席の予約状況の表示装置2への表示を制御する予約区間表示制御部106、現在車両が走行している線路の区間を判定する区間判定部107、座席が予約されている区間に近づいた場合に着席者に対して予約者が乗車することを警告する警告部108、座席の指定席の予約処理や自由席の購入処理を行う座席予約処理部109、各座席の予約や販売に関する情報を記憶する予約状況記憶部110、現在車両が走行している区間を特定するための駅情報を記憶する現在走行区間記憶部111を備えている。
また表示装置2は、予約有無や着席者の有効券(指定席券、自由席券)保持の情報と、現在走行区間や座席が予約されている予約区間、座席確保を行うための指定席または自由席購入画面等を表示する表示部21、設置されている座席のIDを記憶する座席ID記憶部22、表示装置2を構成するタッチパネル等において利用者がタッチした位置を検出して、それにより入力情報を検出または車内サーバ1に送信する入力情報制御部23を備えている。
またR/W装置3は、利用者が保持するICカードからRFIDの技術を用いて情報の読み取り、または書き込みを行うRFID部31、設置された座席のIDを記憶する座席ID記憶部32、車内サーバ1との間で各種情報の送受信を行う送受信部33を備えている。
そして、本実施形態による座席予約管理システムにおいては、まず、指定券券売機や駅窓口の販売機器において指定席の販売が行われ、それら指定券券売機や駅窓口の販売機器から発売座席管理サーバ5に指定席予約情報が登録される。そして、電車発車時に、発売座席管理サーバ5から車内サーバ1に通信ネットワークを介して指定席予約情報が送信され、車内サーバ1に格納される。車内サーバ1では指定席予約情報を受信すると、その指定席予約情報で特定される座席ID(座席識別情報)の予約有無の情報を、予約有りと更新して登録する処理を行う。そして、車内サーバ1は、各座席の指定席予約の有無や、着席した乗客が指定席券や自由席券を保持しているかどうかに応じて、各座席に設置されている表示装置2に対して、予約の有無や、座席に着席する乗客が有効券(指定席券や自由席券)を保持しているかどうかの情報を表示する制御を行うと共に、現在の走行区間や、指定席として予約されている予約区間の表示、および予約区間で示される区間に近づいた場合に着席している乗客に、予約者が乗車してくる旨を警告する表示制御を行う。
また、座席予約管理システムでは、車内サーバ1が、座席IDに対応付けて、座席の予約の有無と、座席に着席する着席者の指定席予約情報、または、座席に着席する着席者の自由席購入情報、を記憶しており、当該車内サーバ1は、座席IDと、着席者の保持するICカードやICチップなどを内蔵した携帯端末(情報送信装置)から送信された指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとを、R/W装置3を介して受信すると共に、座席IDに対応付けて指定席予約情報または自由席購入情報を記憶部へ登録する処理を行う。そして、車内サーバ1は、座席の予約の有りの情報と、指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとに対応付けて登録された座席IDを記憶する表示装置2に対しては、予約有り、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、また、座席の予約の有りの情報のみに対応付けて登録された座席IDを記憶する表示装置2に対しては、予約有り、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行う。また、車内サーバ1は、座席の予約の無しの情報と、自由席購入情報とに対応付けて登録された座席IDを記憶する表示装置2に対しては、予約無し、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、また、座席の予約の無しの情報のみに対応付けて登録された座席IDを記憶する表示装置2に対しては、予約無し、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行う。
また、座席予約管理システムでは、車内サーバ1は、車両の現在走行区間を記憶しており、現在走行区間の表示指示を表示装置に行うと共に、記憶部に登録されている指定席予約情報が保持する予約区間と、その指定席予約情報に対応付けて登録された座席IDを読み取って、当該読み取った座席IDを記憶する表示装置2に、その読み取った予約区間の表示指示を行う。また、車内サーバ1は、現在の走行区間と指定席予約情報が保持する予約区間とを比較して、現在の走行区間が予約区間の前の区間であるかを判定し、現在の走行区間が予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す指定席予約情報に対応付けて登録された座席IDを読み取って、当該座席IDを記憶する表示装置に警告の表示指示を行う。
図3は予約状況記憶部の記憶する予約状況記憶テーブルを示す図である。
この図が示すように、予約状況記憶テーブルには、座席IDに対応付けて、予約有無、指定席予約情報の受信有無、自由席購入情報の受信有無が登録される。予約有無は、発売座席管理サーバ5や乗務員端末6から送信されることにより登録される情報であり、また指定席予約情報や自由席購入情報の受信有無は、乗客が保持するICカード(または携帯端末等)から発信された指定席予約情報または自由席購入情報をR/W装置3が受信し、当該R/W装置3が車内サーバ1に送信することにより、その情報を受信した車内サーバ1が予約状況記憶テーブルに登録する情報である。なお指定席予約情報の受信有無や自由席購入情報の受信有無の情報ではなく、指定席予約情報や自由席購入情報そのものが予約状況記憶テーブルに登録されるような仕組みであってもよい。予約有無および指定席予約情報の受信有無および自由席購入情報の受信有無の組み合わせとしては、予約有無「有」・指定席予約情報受信「有」・自由席購入情報受信「無」、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」の何れかが考えられる。
図4は予約状況記憶部の記憶する予約情報テーブルを示す図である。
この図が示すように、予約情報テーブルには、座席IDに対応付けて、指定席・自由席の区別の情報、および予約区間の情報が登録される。この予約情報テーブルに登録される指定席・自由席の区別の情報と予約区間の情報は、発売座席管理サーバ5や乗務員端末6から送信されることにより登録される情報であり、その座席に着席する乗客が指定席券または自由席券のどちらを購入しているかを示している。また予約区間の情報だけでなく、指定席予約情報または自由席購入情報を予約区間と共に記憶するようにしてもよい。
図5は表示装置の表示内容を示す図である。
この図が示すように、表示装置2は座席ごとに1つずつ設置されている。設置されている位置は座席の背もたれや、座席近傍の車両壁面など、座席の近傍に、各座席1つずつ設置されていればよい。そして、この表示装置2は、座席の予約の有無、座席に着席している乗客が有効券(指定席券や自由席券)を保有しているか否かの表示を行うと共に、その座席が指定席予約されている場合には予約区間を表示し、また現在の走行区間を表示する。これらの表示は車内サーバ1の制御によって行われる。そして、予約有無および有効券保有有無の表示パターンが図5に示されている。この図で示すように、予約有無および有効券保有有無の表示パターンは4種類あり、予約有無「空」・有効券保有有無「有」、予約有無「空」・有効券保有有無「無」、予約有無「予」・有効券保有有無「有」、予約有無「予」・有効券保有有無「無」の何れかの表示となる。ここで予約有無「空」は予約がされておらず座席が空いていることを示している。また予約有無「予」はその座席の予約がされていることを示している。また有効券保有有無「有」は座席に着席している乗客が有効券(指定席券や自由席券)を保持していることを示している。また有効券保有有無「無」は座席に着席している乗客が有効券(指定席券や自由席券)を保持していないことを示している。なお、乗客が着席していない場合には有効券保有有無「無」として予め表示されている。
そして、表示装置の予約有無および有効券保有有無の表示制御は、車内サーバ1の予約状況表示制御部104が予約状況記憶部110に登録されている予約状況記憶テーブル(図3)に基づいて行う。
予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「有」・自由席購入情報受信「無」と登録されている座席IDを座席ID記憶部22に記憶する表示装置2に対しては、予約状況表示制御部104が、予約有無「予」・有効券保有有無「有」と表示する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」と登録されている座席IDを座席ID記憶部22に記憶する表示装置2に対しては、予約状況表示制御部104が、予約有無「予」・有効券保有有無「有」と表示制御する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」と登録されている座席IDを座席ID記憶部22に記憶する表示装置2に対しては、予約状況表示制御部104が、予約有無「予」・有効券保有有無「無」と表示制御する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」と登録されている座席IDを座席ID記憶部22に記憶する表示装置2に対しては、予約状況表示制御部104が、予約有無「空」・有効券保有有無「有」と表示制御する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」と登録されている座席IDを座席ID記憶部22に記憶する表示装置2に対しては、予約状況表示制御部104が、予約有無「空」・有効券保有有無「無」と表示制御する。
なお、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「有」・自由席購入情報受信「無」と登録される状況は、指定席として予約されている座席に、その予約を行った乗客が自身の保持するICカードをR/W装置3にかざして、ICカードに記録されている指定席予約情報を車内サーバ1に登録して着席した場合である。この場合、表示装置2においては、例えば、予約有無「予」・有効券保有有無「有」のランプが点灯する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」と登録される状況は、指定席予約されている座席に、予約した乗客以外の乗客であって自由席券を購入した乗客が、自身の保持するICカードをR/W装置3にかざして、ICカードに記録されている自由席購入情報を車内サーバ1に登録して着席した場合である。この場合、表示装置2においては、例えば、予約有無「予」・有効券保有有無「有」のランプが点灯する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「有」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」と登録されるのは、指定席予約されている座席に、予約した乗客以外の乗客がICカードをR/W装置3にかざさずに着席した場合、または予約されている座席に誰も着席していない場合である。この場合、表示装置2においては、例えば、予約有無「予」・有効券保有有無「無」のランプが点灯する。この表示装置の表示状況であるときに、座席に乗客が着席している場合には、指定席予約や自由席券の購入を行っているかを確かめるために、乗務員が車内改札を行うこととなる。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「有」と登録されるのは、指定席予約されていな座席に、自由席券を購入した乗客が、自身の保持するICカードをR/W装置3にかざして、ICカードに記録されている自由席購入情報を車内サーバ1に登録して着席した場合である。この場合、表示装置2においては、例えば、予約有無「空」・有効券保有有無「有」のランプが点灯する。
また、予約状況記憶テーブルにおいて、予約有無「無」・指定席予約情報受信「無」・自由席購入情報受信「無」と登録されるのは、指定席予約されていな座席に、乗客がICカードをR/W装置3にかざさずに着席した場合、またはその座席に誰も着席していない場合である。この場合、表示装置2においては、例えば、予約有無「空」・有効券保有有無「無」のランプが点灯する。この表示装置の表示状況であるときに、座席に乗客が着席している場合には、指定席予約や自由席券の購入を行っているかを確かめるために、乗務員が車内改札を行うこととなる。
図6は座席予約管理システムの処理フローを示す第1の図である。
次に、図6を用いて座席予約管理システムの処理フローについて順を追って説明する。
本実施形態の列車では、指定席と自由席が車両毎に分かれておらず、全ての車両の座席が指定席としても自由席としても利用されるものである。このような列車において、まず、車内サーバ1の予約状況登録部103が、電車の発車時刻に発売座席管理サーバ5に指定席予約情報の送信を要求する(ステップS101)。これにより車内サーバ1は、発売座席管理サーバ5から指定席予約情報を受信する(ステップS102)。この指定席予約情報には予約されている座席IDとその座席の予約区間との組の情報が少なくとも格納されており、車内サーバ1の予約状況登録部103は、指定席予約情報を受信すると、その指定席予約情報に格納されている座席IDと予約区間の組を読み取り、その読み取った情報に基づいて、予約状況記憶部110に記録されている予約情報テーブル(図4)の、該当座席IDに対応する指定席・自由席の区別の情報を、自由席から指定席に更新登録し、またその座席IDに対応する予約区間を登録する(ステップS103)。また予約状況登録部103は、予約状況記憶テーブル(図3)において、指定席予約情報に格納されている座席IDに対応する予約有無の情報を予約「無」から予約「有」に更新する(ステップS104)。このとき予約状況記憶テーブルにおける指定席予約情報受信および自由席購入情報受信の欄は、乗客のICカードから情報を受信したかどうかを示す欄であるため「無」となっている。そして、車両サーバ1の予約状況表示制御部104は、予約状況記憶テーブルにおいて予約「有」となっている座席IDの表示装置2を、予約有無が「予」と表示されるよう表示制御を行い(ステップS105)、またその座席IDに対応付けられて予約情報テーブルに登録されている予約区間を表示する制御を行う(ステップS106)。また現在走行区間表示制御部105は、現在走行区間記憶部111に記録されている駅情報を読み取って、その駅情報を表示装置2へ表示する処理を行う(ステップS107)。
一方、乗客が、指定券券売機等において、ICカード(または携帯端末などでもよい。以下携帯端末の代わりにICカードに指定席予約情報が格納される場合の例について説明する)で指定席券および自由席券を購入した場合、指定券券売機がICカードに指定席予約情報または自由席購入情報を書き込む処理を行う。この指定席予約情報には、少なくとも座席ID(列車番号や車両号数や座席番号などによって一意に特定される座席識別情報)と、予約区間が格納されている。また自由席購入情報には例えば有効期間などが格納されているものとする。また、これとは別に、ユーザには指定席券または自由席券の現物が発行される場合もある。そして、乗客は車両に乗車すると、全ての車両の座席が指定席または自由席となるため、自分の好きな車両の好きな座席に移動する。そして、自由席券を購入した場合であれば、表示装置2において予約有無が「予」となっていない座席を探し、予約有無が「予」となっていない座席を見つけると、その座席に設置されているR/W装置3に自身の保持するICカードをかざす。自由席券を購入した乗客の保持するICカードには自由席購入情報が格納されているため、R/W装置3はICカードから自由席購入情報を受信する。すると、R/W装置3は、その自由席購入情報と、自装置の座席ID記憶部32に格納されている座席IDとを格納した座席取得要求を、車内サーバ1へ送信する。また、指定席券を購入した乗客は、自身の保持するICカードを、予約した座席に対応して設置されているR/W装置3にかざす。指定席券を購入した乗客の保持するICカードには指定席予約情報が格納されているため、R/W装置3はICカードから指定席予約情報を受信する。すると、R/W装置3は、その指定席予約情報と、自装置の座席ID記憶部32に格納されている座席IDとを格納した座席取得要求を、車内サーバ1へ送信する。
なお、自由席券を購入した乗客は、表示装置において予約有無が「予」となっている場合であっても、表示されている予約区間に列車が到着していなければ、その座席に座ることができる。その場合も、乗客は自身の保持するICカードをR/W装置3にかざす。自由席券を購入した乗客の保持するICカードには自由席購入情報が格納されているため、R/W装置3はICカードから自由席購入情報を受信する。すると、R/W装置3は、その自由席購入情報と、自装置の座席ID記憶部32に格納されている座席IDとを格納した座席取得要求を、車内サーバ1へ送信する。なお、本実施形態においては指定席券は、予め指定された座席を特定するものとして説明するが、指定席券を利用して、どの座席に着席できるようにしてもよい。この場合、表示装置2は全ての列車出発前の初期状態は予約有無が「無」となっており、乗客が指定席予約情報の格納されたICカードをR/W装置3にかざすことによって、初めて予約有無が「有」となるようにしてもよい。
次に、車内サーバ1の予約状況登録部103は座席取得要求を受信し(ステップS108)、その座席取得要求から座席IDと共に指定席予約情報と自由席購入情報のどちらが読み取れるかを判定する(ステップS109)。そして座席取得要求から座席IDと指定席予約情報の組を読み取ると、その読み取った座席IDと指定席予約情報の組み合わせと、予約情報テーブルに記録されている座席IDと指定席予約情報の組み合わせとを比較して(ステップS110)、同一の座席IDで示される各指定席予約情報が一致するかを判定し(ステップS111)、一致する場合には、予約状況記憶テーブルの同一座標IDに対応する指定席予約情報の受信有無を「無」から「有」へ更新登録する(ステップS112)。指定席予約情報が一致するとは、指定席予約情報で示される座席ID、予約区間などの情報が全て一致することを言う。一致しない場合には指定席予約情報の受信有無の情報の更新は行われない。また予約状況登録部103は、受信した座席取得要求から座席IDと自由席購入情報の組を読取った場合には、当該座席IDに対応付けて予約状況記憶テーブルに登録されている自由席購入情報の受信有無を「無」から「有」に更新登録する(ステップS113)。そして、車内サーバ1の予約状況表示制御部104は、予約状況登録部103の処理により予約状況記憶テーブルが予約「有」・指定席予約情報受信「有」または予約「有」・自由席購入情報受信「有」となった座席IDを記憶する表示装置2に対しては、予約有無「予」・有効券保有有無「有」のランプが点灯するよう表示制御する(ステップS114)。
なお、予約状況登録部103は、座席取得要求から読み取った情報が座席IDと自由席購入情報の組である場合、その座席IDで示される座席の予約区間に情報が格納されており、その予約区間が、現在走行区間記憶部111で記憶する現在走行区間(発車する前は始発駅の情報が登録されている)であるかを判定する。ここで予約区間が現在走行区間である場合には、その座席IDで示される座席には予約客がいる場合であるため、座席IDと警告指示とを、警告部108に通知し、警告部108が着席不可である旨を示す情報をその座席IDの表示装置2に表示制御する。これにより、既に指定席予約されている座席であり、まだ車両が予約区間内に位置する場合には、その座席に、自由席券を購入した乗客が座ろうとした場合には、それを拒否する表示を行うことが可能となる。
また予約状況記憶部110で記憶する予約状況記憶テーブルにおいて、指定席予約情報の受信有無または自由席購入情報の受信有無が「無」から「有」に更新された場合には、車内サーバ1は、その情報を、乗務員端末6に送信する処理を行う(ステップS113)。そして、この情報が乗務員端末6に送信されて、乗務員端末6に登録される。これにより乗務員端末6において、どの座席が予約されており、どの座席に乗客が着席しているのかを表示することが可能となる。
また、列車発車後の途中駅で乗客が乗車した場合には、順次、乗客が座りたい座席に設置されているR/W装置3にICカードをかざすことによって、座席取得要求を受信する。そして、ステップS109〜ステップS113の処理が行われ、その結果更新された予約状況記憶テーブルに基づいて表示装置の表示制御が行われる。ここで、自由席券および指定席券の両方を保持していない乗客がいる場合には、乗務員が自由席券または指定席券の購入を要求する。この場合乗務員は、乗務員端末6に購入情報(指定席または自由席の区別、座席ID、乗車区間)を登録する。すると、その情報が乗務員端末6から車内サーバ1へ送信される。そして車内サーバ1の座席予約処理部109が、購入情報から座席IDと、指定席または自由席の区別と、乗車区間とを読み取り、予約情報テーブルに対応付けて登録すると共に、予約状況記憶テーブルにおいても、同一座席IDに対応する指定席予約情報または自由席購入情報の受信有無を「無」から「有」に更新登録する。
図7は座席予約管理システムの処理フローを示す第2の図である。
次に、図7を用いて予約区間において他の乗客が座っている場合の警告の処理フローについて説明する。
列車が発車すると、列車情報管理装置4は走行距離をカウントし(ステップS201)、その走行距離と予め駅ごとに記録された始発駅からの距離とを比較して、走行距離よりも始発駅からの距離が短い駅情報であって最も始発駅からの距離が遠い駅情報を特定する(ステップS202)。そしてその駅情報を車内サーバ1に通知する。車内サーバ1は列車情報管理装置4から駅情報を受信すると、その駅情報を現在走行区間記憶部111に登録する(ステップS203)。つまり現在走行区間記憶部111には、既に走行距離の達した駅情報が記録されるため、その駅情報で示される駅と、その次の駅の間を車両が走行していることを判定することができる。そして、区間判定部107は、現在走行区間記憶部111から駅情報を読み取り、警告部108に通知する。警告部108は、区間判定部107から通知を受けた駅情報の次の駅の情報をメモリ等から読み取り、その駅情報を予約区間に含む座席IDを予約情報テーブルから読み取り、第1警告対象座席候補を特定する(ステップS204)。また警告部108は予約状況記憶テーブルにおいて指定席予約情報の受信有無または自由席購入情報の受信有無が「有」となっている座席IDを第2警告対象座席候補を特定する(ステップS205)。そして、第1警告対象座席候補と、第2警告対象座席候補の両方に格納されている座席IDを警告対象として特定し(ステップS206)、その座席IDを記憶する表示装置2に対して、次の駅で予約客が乗車する旨の情報を表示する制御を行う(ステップS207)。つまり、この処理によれば、指定席予約されている予約区間が次の駅からであり、かつその座席に乗客が着席している場合に警告表示を行う。これにより、予約客が乗車した際に、既にその予約客が予約している座席に他の乗客が着席していた場合のトラブルを防止することが可能となる。
なお、ステップS204で第1警告対象座席候補の座席IDを特定できた場合、その第1警告対象座席候補の座席IDで示される座席のみを警告対象として特定して、その座席IDを記憶する表示装置2に対して、次の駅で予約客が乗車する旨の情報を表示する制御を行うようにしてもよい。このようにすれば、自由席購入情報「有」の情報を保持するICカードを所持した乗客がICカードをR/W装置3にかざさずに着席されている場合や、磁気券等、予約情報を含まない形態の自由席券を所持し、着席されている場合で、車掌がその情報をR/W装置3に送信する暇がない場合であっても、当該の乗客に対して、次駅から指定席券所持の乗客が乗車される旨、予約状況表示装置によって警告表示することができる。また、自由席に、目の不自由な乗客が着席した場合について考慮し、警告表示の代わりに、座席の枕部、背もたれや肘掛等の特定の部位に備え付けたバイブレータの振動など、警告出力装置を作動するようにしても良い(警告出力装置が座席IDを記憶しており、これにより特定の警告出力装置を動作させる)。
また、予約区間表示制御部106は、現在走行区間記憶部111から駅情報を読み取り、当該駅情報が、予約情報テーブルに記録されている予約区間を越えた区間に位置する駅情報であるかを判定する(ステップS208)。例えば予約区間表示制御部106は、予め全ての駅の番号を記憶しているものとする。そしてこの駅の番号が昇順であるとする。予約区間表示制御部106は、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号と、予約区間が示す駅情報の番号とを比較して、予約区間が示す駅情報の各番号の間に、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号が含まれるかを判定する。そして予約区間が示す駅情報の各番号の間に、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号が含まれる場合であれば現在走行区間は予約区間に一致し、予約区間が示す駅情報の各番号の間に、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号が含まれない場合であれば現在走行区間は予約区間に一致しないと判定できる。また、予約区間表示制御部106は、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号と、予約区間が示す駅情報の番号とを比較して、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号が、予約区間が示す駅情報の番号よりも小さいか、または大きいかを判定する。そして、進行方向に向かって順次、駅情報の示す番号が大きくなる場合には、現在走行区間記憶部111から読み取った駅情報の示す番号が、予約区間が示す駅情報の番号よりも大きい場合には、車両の走行区間が予約区間を超えたと判定する。そして、現在走行区間が予約区間でなく、かつ予約区間を越えたと判定した座席IDがある場合には、その座席IDを記憶する表示装置2に対して予約区間の表示を消去する制御を行う(ステップS209)。そして、終点に到着したかを判定し(ステップS210)、終点に到着するまで上記ステップS201〜209の処理を繰り返す。以上の処理により、予約区間を列車が過ぎた場合には、不要な予約区間の表示を消去することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の処理によれば、乗客に各座席が、指定席として予約されているのかいないのかの表示、およびどの区間が指定席として予約されているのかの表示を行うため、車両の各座席が、指定席としても自由席としても利用される場合において、混乱なく乗客にどの座席に着席すればよいかを自動的に通知することができる。
また、上述の処理によれば、指定席券または自由席券を保持している乗客なのかを各座席それぞれに表示するため、乗務員に対して車内改札を行うべき乗客なのかどうかを通知することが可能となる。
また、上述の処理によれば、指定席として予約されている座席に、その予約区間に車両が達する前に他の乗客が自由席として座っている場合には、その乗客に対して警告表示を行うため、次の乗車駅から予約している乗客が乗車する旨を通知することができる。これにより予約している乗客が座席を他の乗客に取られている場合のトラブルを軽減することができる。
なお、上述のように車両の各座席が、指定席としても自由席としても利用できるようなサービスを提供することにより、指定席として事前に販売できる量が増加させることができ、また、自由席車両への立席客の集中を緩和することができるようになる。また、指定席の車両と自由席の車両を設定する必要がないため、繁忙期や閑散期などに応じて、各列車にどの程度の指定席車両と自由席車両の割合とする必要があるかを決定する必要がなくなり、車両の運行にあたる作業効率を上げることができる。
なお、上述の各サーバや装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・車内サーバ
2・・・表示装置
3・・・R/W装置
4・・・列車情報管理装置
5・・・発売座席管理サーバ
6・・・乗務員端末

Claims (8)

  1. 座席の近傍に取り付けられた予約状況表示装置と、前記座席の近傍に取り付けられたリーダライタ装置と、前記座席の予約管理を行う管理装置と、を備えた座席予約管理システムであって、
    前記予約状況表示装置が、
    自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶する座席識別情報記憶手段と、
    予約の有無と、前記座席に着席する着席者の有効券保持の有無とを表示する予約有無表示手段を備え、
    前記リーダライタ装置が、
    前記着席者が保有する情報送信装置であって情報送信装置識別情報と指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとを記憶する情報送信装置との間で、情報の送受信を行う前記座席それぞれの近傍に取り付けられた情報送受信手段と、
    自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶する座席識別情報記憶手段と、を備え、
    前記管理装置が、
    前記座席識別情報に対応付けて、前記座席の予約の有無と、前記座席に着席する着席者の前記指定席予約情報と、前記座席に着席する着席者の前記自由席購入情報と、を記憶する予約状況記憶手段と、
    前記座席識別情報と、前記着席者の保持する前記情報送信装置から送信された前記指定席予約情報または前記自由席購入情報の何れかとを、前記リーダライタ装置を介して受信すると共に、前記座席識別情報に対応付けて前記指定席予約情報または前記自由席購入情報を前記予約状況記憶手段へ登録する予約状況登録手段と、
    前記座席の予約の有りの情報と、前記指定席予約情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の有りの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の無しの情報と、前記自由席購入情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の無しの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行う予約状況表示制御手段と、を備える
    ことを特徴とする座席予約管理システム。
  2. 前記指定席予約情報が車両走行区間内の予約区間の情報を含み、
    前記管理装置が、
    車両の現在走行区間を記憶する現在走行区間記憶手段と、
    前記現在走行区間の表示指示を前記予約状況表示装置に行う現在走行区間表示制御手段と、
    前記予約状況記憶手段に登録されている前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間と、その指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を読み取って、当該読み取った座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に前記読み取った予約区間の表示指示を行う予約区間表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の座席予約管理システム。
  3. 前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定する区間判定手段と、
    前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に警告の表示指示を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の座席予約管理システム。
  4. 前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定する区間判定手段と、
    前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記座席に設置された警告出力装置に警告の出力指示を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の座席予約管理システム。
  5. 座席の近傍に取り付けられた予約状況表示装置と、前記座席の近傍に取り付けられたリーダライタ装置と、前記座席の予約管理を行う管理装置と、を備えた座席予約管理システムにおける座席予約管理方法であって、
    前記予約状況表示装置の座席識別情報記憶手段が、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶し、
    前記予約状況表示装置の予約有無表示手段が、予約の有無と、前記座席に着席する着席者の有効券保持の有無とを表示し、
    前記リーダライタ装置の情報送受信手段が、前記着席者が保有する情報送信装置であって情報送信装置識別情報と指定席予約情報または自由席購入情報の何れかとを記憶する情報送信装置との間で、情報の送受信を行う前記座席それぞれの近傍に取り付けられ、
    前記リーダライタ装置の座席識別情報記憶手段が、自装置が取り付けられた前記座席を示す座席識別情報を記憶し、
    前記管理装置の予約状況記憶手段が、前記座席識別情報に対応付けて、前記座席の予約の有無と、前記座席に着席する着席者の前記指定席予約情報と、前記座席に着席する着席者の前記自由席購入情報と、を記憶し、
    前記管理装置の予約状況登録手段が、前記座席識別情報と、前記着席者の保持する前記情報送信装置から送信された前記指定席予約情報または前記自由席購入情報の何れかとを、前記リーダライタ装置を介して受信すると共に、前記座席識別情報に対応付けて前記指定席予約情報または前記自由席購入情報を前記予約状況記憶手段へ登録し、
    前記管理装置の予約状況表示制御手段が、前記座席の予約の有りの情報と、前記指定席予約情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の有りの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約有り、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の無しの情報と、前記自由席購入情報とに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持有りを示す情報の表示指示を行い、
    前記座席の予約の無しの情報のみに対応付けて登録された前記座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に対して、予約無し、有効券保持無しを示す情報の表示指示を行う
    ことを特徴とする座席予約管理方法。
  6. 前記指定席予約情報が車両走行区間内の予約区間の情報を含み、
    前記管理装置の現在走行区間記憶手段が、車両の現在走行区間を記憶し、
    前記管理装置の現在走行区間表示制御手段が、前記現在走行区間の表示指示を前記予約状況表示装置に行い、
    前記管理装置の予約区間表示制御手段が、前記予約状況記憶手段に登録されている前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間と、その指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を読み取って、当該読み取った座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に前記読み取った予約区間の表示指示を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の座席予約管理方法。
  7. 前記管理装置の区間判定手段が、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定し、
    前記管理装置の警告手段が、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記予約状況表示装置に警告の表示指示を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の座席予約管理方法。
  8. 前記管理装置の区間判定手段が、前記現在の走行区間と前記指定席予約情報に含まれている前記予約区間とを比較して、前記現在の走行区間が前記予約区間の前の区間であるかを判定し、
    前記管理装置の警告手段が、前記現在の走行区間が前記予約区間の前である場合には、当該予約区間を示す前記指定席予約情報に対応付けて登録された前記座席識別情報を前記予約状況記憶手段から読み取って、当該座席識別情報を記憶する前記座席に設置された警告出力装置に警告の出力指示を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の座席予約管理方法。
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