JP2010229490A - 金属製品の表面処理方法 - Google Patents

金属製品の表面処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010229490A
JP2010229490A JP2009078137A JP2009078137A JP2010229490A JP 2010229490 A JP2010229490 A JP 2010229490A JP 2009078137 A JP2009078137 A JP 2009078137A JP 2009078137 A JP2009078137 A JP 2009078137A JP 2010229490 A JP2010229490 A JP 2010229490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal product
fatigue strength
carbonitriding
sample
subjected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009078137A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Nozaki
崎 精 彦 野
Makoto Taguchi
口 誠 田
Kazuhiro Hirakawa
川 和 宏 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2009078137A priority Critical patent/JP2010229490A/ja
Publication of JP2010229490A publication Critical patent/JP2010229490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】浸炭窒化処理した金属製品の疲労強度の向上を図ることが出来る金属製品の表面処理方法の提供。
【解決手段】機械加工した金属製品に対して浸炭窒化処理を行う工程(S1)と、浸炭窒化処理後の金属製品を2時間以上にわたって、300〜400℃で加熱する工程(S2)とを有している(請求項1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属製品、例えば鋼製品の表面処理方法に関する。より詳細には、本発明は、例えば自動車用トランスミッションのギヤのように、大きな曲げや捩じり及び転動負荷に曝されるような金属製品(特に鋼製品)の表面処理方法に関する。
自動車用トランスミッションのギヤのように、常時大きな曲げ、捩じり、及び転動(ピッチング)負荷が作用する金属製品(特に鋼製品)は、疲労強度を向上させる目的で、浸炭焼入れ処理や、浸炭窒化焼入れ処理を行った後に、150〜250℃で焼きならし処理を行っている。
ここで、浸炭焼入れ処理や、浸炭窒化処理の後、金属製品にショットピーニングを施す場合がある。
ショットピーニングを施した場合は、金属製品の表面近傍に付加された圧縮残留応力が、例えば、350℃程度の加熱処理によってほぼ完全に開放されてしまう。そのため、従来は、浸炭窒化処理後に処理対象物である金属製品を350℃程度に加熱する処理は行われることがなかった。
近年、エンジンの高トルク化に伴い、自動車用トランスミッションで用いられる浸炭窒化処理を施したギヤの様な鋼製品では、疲労強度をより向上することが要請されている。
しかしながら、係る要請には、未だ十分には応えられていない。
その他の従来技術として、すべりを伴う接触疲労がある条件下、又は潤滑油が希薄な環境下においても、優れた耐摩耗性と耐焼付き性、及び転動疲労寿命を有する浸炭軸受け部品が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来技術(特許文献1)では、素材の条件が厳密に定められていることに加えて、その用途が軸受部品に限定されているので、上述した問題を解決することはできない。
また、耐曲げ疲労特性と耐ピッチング特性に優れた浸炭部品又は浸炭窒化部品の提供がなされている(例えば特許文献2参照)。
ところが、係る従来技術(特許文献2)では、素材の条件が限定されており、浸炭窒化部品全般の疲労強度を向上させることが困難であった。
さらに、真空浸炭窒化方法に関する従来技術や(例えば特許文献3)、ガス浸炭方法、ガス浸炭窒化方法及び表面処理装置に関する従来技術(例えば特許文献4参照)が提案されているが、何れも上述した問題点を解消するものではない。
特開2006−97096号公報 特開2008−88536号公報 国際公開第2003/050321号パンフレット 特開2005−120404号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、浸炭窒化処理した金属製品の疲労強度の向上を図ることが出来る金属製品の表面処理方法の提供を目的としている。
発明者は、種々の研究の結果において、浸炭窒化処理を施した金属部品を高温下で長時間にわたって加熱処理を行うと、曲げ、捩じり及び転動(ピッチング)に対する疲労強度が向上することを見出した。本発明は、係る知見に基づいて提案されたものである。
本発明の金属製品の表面処理方法は、機械加工した金属製品に対して浸炭窒化処理を行う工程(S1)と、浸炭窒化処理後の金属製品を2時間以上にわたって、300〜350℃で加熱する(焼戻しを行なう)工程(S2)とを有することを特徴としている(請求項1)。
ここで、加熱時間及び加熱温度の最適値は、熱処理対象物の求められる機械的性質及び処理に要するコストを勘案し、金属材料の組成、形状、大きさ等によって適宜設定される。
前記金属製品の材料は、炭素量0.1%〜0.3%の合金鋼を用いた浸炭焼入れ、高濃度浸炭の熱処理において、部材表面に窒素を0.2〜1.0%浸入させ急冷したものであることを特徴としている(請求項2)。
ここで、本発明が適用される金属製品の材料として、炭素量0.4〜0.55%の炭素鋼、合金鋼を選択することも可能である。
発明者は、常温における疲労強度に関しては、浸炭処理品と浸炭窒化処理品とは同レベルであるか、或いは浸炭処理品の疲労強度の方が浸炭窒化処理品の疲労強度よりも高いが、図16に示す高温時(図16では300℃)の疲労強度では、浸炭焼入れ材(図16の特性線C)に対して、浸炭窒化材(図16の特性線B)の方が疲労強度は高いことに着目した。
上述する本発明の表面処理方法によれば、浸炭窒化処理工程(S1)後に、金属製品を2時間以上、300〜350℃で加熱する工程(S2:焼戻す工程)を付加することにより、曲げ、捩じり及び転動(ピッチング)に対する疲労強度が向上している。
浸炭窒化処理を施した金属製品(鋼製品)に本発明の表面処理方法を施した場合には、金属組織中に微細な析出物(例えば、Cr及びN等)が析出する。この析出物によって、金属製品は、常温時は勿論、高温時においても曲げ、捩じり及び転動(ピッチング)に対する疲労強度が向上すると推定される。
本発明の実施形態に関する金属製品の熱処理方法の工程の流れを示したフローチャートである。 実験例1で用いた加熱処理前の浸炭窒化材(サンプルA)の破断面を電子顕微鏡による組織写真(倍率400倍)で示している。 実験例1で用いた加熱処理前の浸炭焼入れ材(サンプルB)の破断面を電子顕微鏡による組織写真(倍率5000倍)で示している。 図2の浸炭窒化材(サンプルA)に対して加熱処理したものの破断面を電子顕微鏡による組織写真(倍率5000倍)で示している。 図4の拡大図(倍率5000倍)である。 実験例2で用いた材料(浸炭窒化材:サンプルC)に対して加熱処理したものの電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例2において「Fe」の析出を示す電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例2において「Cr」の析出を示す電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例2において窒素「N」の析出を示した電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例3で用いた材料(浸炭窒化材:サンプルD)に対して加熱処理したものの電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例3において「Fe」の析出を示した電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例3において「Cr」の析出を示した電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例3において窒素「N」の析出を示した電子顕微鏡による組織写真(倍率10000倍)である。 実験例1における鋼製品(浸炭窒化材)と比較例(浸炭窒化材、浸炭焼入れ材)の常温時の疲労線図である。 実験例2における鋼製品(浸炭窒化材)と比較例(浸炭窒化材、浸炭焼入れ材)の常温時の疲労線図である。 浸炭窒化材及び浸炭焼入れ材の高温疲労線図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る金属製品の表面処理方法の手順を示している。
図1のステップS1において、例えば、炭素量0.1%〜0.3%の合金鋼に対して、浸炭窒化処理、すなわち、部材表面に窒素を0.2〜1.0%浸入させる処理を行う。
そして、ステップS2では浸炭窒化処理を行った金属製品に対して、300〜350℃の範囲で2時間以上加熱処理を行う。
ここで、加熱温度及び加熱時間は、表面処理対象の求められる機械的性質及び処理に要するコストを勘案し、対象材料の組成、形状、大きさ等によって、適切な数値が設定される。なお、発明者による実験で、400℃以上で上記加熱処理を行なった場合には、疲労強度が低下してしまうことが判明している。
[実験例1]
図2〜図5は、第1実験例を示している。
図2〜図5は、加熱温度300℃、加熱時間120分(2時間)で加熱した鉄鋼製品(サンプルA、サンプルB)を、300℃高温疲労試験を行い、その破断面を電子顕微鏡により撮影した金属組織を示している。
図2は、炭素量0.2%の合金鋼に対して、部材表面に窒素を0.5%浸入させる浸炭窒化処理を施した鋼材サンプル(サンプルA)の加熱処理前の電子顕微鏡による組織写真を示している。
図3は、図2の浸炭窒化材に対する比較材料として、浸炭焼入れ材(サンプルB)におけるマルテンサイト組織の顕微鏡写真を示している。図2が倍率400倍であるのに対して、図3の倍率は5000倍である。
図4は、浸炭窒化材を、例えば120分(2時間)の間、300℃で加熱した後に撮影した金属組織の顕微鏡写真(倍率5000倍)を示している。図4では、明瞭には写っていないが、図4を拡大して示す図5(倍率5000倍)では、マルテンサイト組織に析出物が存在することが確認できる。
図5では、白抜きの円(3箇所)内に析出物が確認できる。
図示はされていないが、発明者は、サンプルA、Bを300℃で2時間、4時間、6時間に亘って加熱する実験を行った。そして、実験を行ったサンプルの金属組織を倍率5000倍で観察した結果、金属組織中に1μ以下の析出物が確認された。
図14は、実験例1に係る浸炭窒化材の常温時の疲労強度特性(図14の特性線A)を示している。
図14では、比較対象として、本発明の加熱処理を行っておらず、160℃で焼きならし処理を行った浸炭窒化材の疲労強度特性(特性線E)と、本発明の加熱処理を行っていない浸炭焼入れ材の疲労強度特性(特性線F)を、本発明を適用した場合における疲労強度特性(特性線A)と共に示している。
図14によれば、実験例1に係る処理を施した浸炭窒化材(特性線A参照)の常温時の疲労限度に相当する応力振幅σは、520MPaである。係る数値(σ=520MPa)は、160℃で焼きならし処理を行った浸炭窒化材(特性線E参照)の疲労限度に相当する応力振幅480MPaと、本発明の加熱処理を行っていない浸炭焼入れ材(特性線F参照)の疲労限度に相当する応力振幅410MPaを明らかに上回っている。
なお、図14で示す疲労強度特性は、JIS Z 2274「金属材料の回転曲げ疲れ試験方法」による疲労試験の実験結果として得られた。
[実験例2]
図6〜図9は、実験例2を示す。
図6〜図9は、実験例1とは異なる鋼材サンプル(サンプルC)で行われた実験例を示している。
図6〜図9は、加熱処理後の浸炭窒化材(サンプルC:SCM420H)に対して300℃疲労試験を行ない、破断面を電子顕微鏡で観察した組織写真(倍率10000倍)を示している。
図6によれば、白抜きの円内に、明瞭ではないが析出物が確認できる。
図7は、図6(サンプルC)において、「Fe」が析出されている状態を示している(黒い線の円内)。
図8は、図6(サンプルC)において、「Cr」が析出されている状態を示している(白抜きの円内)。
図9は、図6(サンプルC)において、窒素(N)が析出されている状態を示している(白抜きの円内)。
図15は、実験例2に係る浸炭窒化材(サンプルC:SCM420H)の常温時の疲労強度特性(図15の特性線A)を示している。
図15においても、比較対象として、図14で示す実験結果と同様に、本発明の加熱処理を行っておらず、160℃で焼きならし処理を行った浸炭窒化材の疲労強度特性(図15の特性線E)と、本発明の加熱処理を行っていない浸炭焼入れ材の疲労強度特性(図15の特性線F)を、本発明を適用した場合における疲労強度特性(特性線A)と共に示している。
図15によれば、本発明の加熱処理を施した浸炭窒化材(特性線A参照)の常温時の疲労強度(曲げ疲労強度)は、160℃で焼きならし処理を行った浸炭窒化材(特性線E参照)の疲労強度(曲げ疲労強度)と、本発明の加熱処理を行っていない浸炭焼入れ材(特性線F参照)の疲労強度(曲げ疲労強度)を明らかに上回っている。
図15で示す疲労強度特性も、JIS Z 2274「金属材料の回転曲げ疲れ試験方法」による疲労試験の実験結果として得られた。
[実験例3]
図10〜図13は、実験例3を示す。
図10〜図13は、実験例1、実験例2とは異なる鋼材サンプル(サンプルD)の実験例を示している。
図10は、浸炭窒化材(サンプルD:SCM418H)の加熱処理後の電子顕微鏡による組織写真(倍率20000倍)を示している。図10によれば、白抜きの円内に、明瞭ではないが析出物が確認できる。
図11は、図10(サンプルD)において、「Fe」が析出されている状態を示している(黒い線の円内)。
図12は、図10(サンプルD)において、「Cr」が析出されている状態を示している(白抜きの円内)。
そして、図13は、図10(サンプルD)において、窒素(N)が析出されている状態を示している(白抜きの円内)。
図14、図15で示す様な図面は添付されていないが、実験例3においても、本発明の処理を施した浸炭窒化材(特性線A参照)の常温時の疲労強度(曲げ疲労強度)は、160℃で焼きならし処理を行った浸炭窒化材(特性線E参照)の疲労強度(曲げ疲労強度)と、本発明の加熱処理を行っていない浸炭焼入れ材(特性線F参照)の疲労強度(曲げ疲労強度)を明らかに上回っている。
図示の実施形態の表面処理方法によれば、浸炭窒化処理を施して、鉄鋼製品を2時間以上300〜350℃で加熱することにより、曲げ、捩じり及び転動(ピッチング)に対する疲労強度が向上する。
図示の実施形態の表面処理方法により、(例えば鋼製品の)金属組織中に微細な析出物(例えば、Fe、Cr、N)が析出し、この析出物(Fe、Cr、N)によって、鉄鋼製品における曲げ、捩じり及び転動(ピッチング)に対する疲労強度が向上したものと推定される。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、本発明は、炭素量0.4〜0.55%の炭素鋼、合金鋼に対しても適用が可能である。

Claims (2)

  1. 機械加工した金属製品に対して浸炭窒化処理を行う工程と、浸炭窒化処理後の金属製品を2時間以上にわたって、300〜350℃で加熱する工程とを有することを特徴とした金属製品の熱処理方法。
  2. 前記金属製品の材料は、炭素量0.1%〜0.3%の合金鋼を用いた浸炭焼入れ、高濃度浸炭の熱処理において、部材表面に窒素を0.2〜1.0%浸入させ急冷した請求項1記載の金属製品の熱処理方法。
JP2009078137A 2009-03-27 2009-03-27 金属製品の表面処理方法 Pending JP2010229490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078137A JP2010229490A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 金属製品の表面処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078137A JP2010229490A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 金属製品の表面処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010229490A true JP2010229490A (ja) 2010-10-14

Family

ID=43045573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009078137A Pending JP2010229490A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 金属製品の表面処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010229490A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173762A (ja) * 1989-12-01 1991-07-29 Mazda Motor Corp 窒化処理した鋼部材の製造方法
JP2000008141A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Sumitomo Metal Ind Ltd 非調質軟窒化鋼鍛造部品およびその製造方法
JP2001073072A (ja) * 1999-08-30 2001-03-21 Kobe Steel Ltd 耐ピッチング性に優れた浸炭窒化部品
JP2002286115A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Nissan Motor Co Ltd 高強度歯車及びその製造方法
JP2005273698A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nsk Ltd 自動調心ころ軸受
JP2007332421A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sumitomo Metal Ind Ltd 軟窒化部品の製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173762A (ja) * 1989-12-01 1991-07-29 Mazda Motor Corp 窒化処理した鋼部材の製造方法
JP2000008141A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Sumitomo Metal Ind Ltd 非調質軟窒化鋼鍛造部品およびその製造方法
JP2001073072A (ja) * 1999-08-30 2001-03-21 Kobe Steel Ltd 耐ピッチング性に優れた浸炭窒化部品
JP2002286115A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Nissan Motor Co Ltd 高強度歯車及びその製造方法
JP2005273698A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Nsk Ltd 自動調心ころ軸受
JP2007332421A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sumitomo Metal Ind Ltd 軟窒化部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5094126B2 (ja) 転がり、摺動部品およびその製造方法
Farrahi et al. An investigation into the effect of various surface treatments on fatigue life of a tool steel
WO2011114836A1 (ja) 表層硬化処理用鋼及び表層硬化鋼部品とその製造方法
JP2008280583A (ja) 水素脆性型の面疲労強度に優れた肌焼鋼
JP2011225936A (ja) 水素脆性型の面疲労強度に優れた浸炭窒化鋼
JP2006200003A (ja) 熱処理品および熱処理方法
JP2006200627A (ja) 転がり軸受部品、その製造方法および転がり軸受
JP2009204024A (ja) 大型転がり軸受
JP2006250294A (ja) 転がり軸受
JP2008001943A (ja) 転がり、摺動部品およびその製造方法
WO2014028053A2 (en) Steel article having improved contact fatigue resistance and a method of making
JP2010255099A (ja) 異物環境下での転動疲労特性に優れた軸受部品の製造方法
JP4752635B2 (ja) 軟窒化部品の製造方法
WO2012176834A1 (ja) 圧力リング及びその製造方法
JP5152832B2 (ja) 高炭素クロム軸受鋼の焼入方法および高炭素クロム軸受鋼ならびに軸受部品および転がり軸受
JP4940849B2 (ja) 減圧浸炭部品およびその製造方法
JP2007113027A (ja) 鋼の熱処理方法、転がり支持装置の製造方法、転がり支持装置
JP3845843B2 (ja) 転がり、摺動部品およびその製造方法
JP5999485B2 (ja) 水素脆性型の面疲労強度に優れた浸炭窒化部品
JP2010229490A (ja) 金属製品の表面処理方法
JP2011168820A (ja) 浸炭窒化層を有する鋼製品およびその製造方法
JP2006176863A (ja) 転がり軸受用鋼
TW201544608A (zh) 可抑制滲碳處理時之異常粒產生的表面硬化鋼及使用其之機械構造零件
JP2015094021A (ja) 水素脆性型の面疲労強度に優れた浸炭窒化鋼及びそれを用いた浸炭窒化部品
JP2011105998A (ja) 鋼材の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110929

A977 Report on retrieval

Effective date: 20130911

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140728