JP2010227040A - 釣り用天秤 - Google Patents
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Abstract
【課題】魚が掛かった時など横桿が下方側に曲がって魚の引きを緩和し、上方側には曲がらないようにして屈曲部の折れを防止した釣り用天秤を提供することである。
【解決手段】釣り用天秤1は、金属製の線材で形成された縦桿2と、縦桿2から周方向外方に突出する金属製の線材で形成された横桿3を有している。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように屈曲されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、その周辺を溶接して固定されており、固定部分の下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2から略直角にその周方向へ突出して縦桿2と横桿3の基端部(縦軸部)3aに規制体5が取り付けられて規制体5の度当部材5aは屈曲部3bの上方を覆って度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から嵌められている。
【選択図】 図3
【解決手段】釣り用天秤1は、金属製の線材で形成された縦桿2と、縦桿2から周方向外方に突出する金属製の線材で形成された横桿3を有している。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように屈曲されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、その周辺を溶接して固定されており、固定部分の下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2から略直角にその周方向へ突出して縦桿2と横桿3の基端部(縦軸部)3aに規制体5が取り付けられて規制体5の度当部材5aは屈曲部3bの上方を覆って度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から嵌められている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、縦桿と横桿を有する釣り用天秤に関する。
従来から釣りには釣り用天秤が使用され、特に、船釣り等では、幹糸(道糸)に対して枝素(ハリス)の位置をずらして取り付け、仕掛けの上げ下ろし操作において絡みを防止する工夫がなされている。
釣り用天秤は特許文献1のように主に金属線材を折り曲げて形成され、この屈曲部を介して一端側が縦方向に向かう縦桿と他端側からこの縦桿に対して横方向に向かう横桿を有し、縦桿の上端(先端)にリングなどの幹糸の取り付け部が形成され、横桿の先端にもリングなどの枝素の取り付け部が形成されている。
ところが、このような釣り用天秤は、魚が掛かった時など横桿が下方に曲がって魚の引きを緩和するが、釣りに夢中になるとこの横桿を持って魚を引き揚げてしまうことがあり、この時重りの重さで縦桿は垂直状態を保とうとするが、重りの重さで下に引かれながら横桿を持ち上げているので、上方側に極端に曲げると屈曲部に応力が掛かって変形してしまう虞がある。
例えば特許文献1の従来例の第4図は、屈曲部の上方側に結束金具が取り付けられているが、横桿は、上下の両方向に曲げられるため魚を取り込む時に横桿を持ってしまい横桿が上方側に極端に曲げると屈曲部に応力が掛かって変形、疲労してしまう虞がある。
一方、特許文献1の第1図に示された例は、屈曲部に管状の結束金具が取り付けられているため屈曲部の上下両方向の屈曲が規制されてしまい釣り用天秤が有する横桿が下方に曲がって魚の引きを緩和する作用も規制されてしまう。
実開平1−118667号公報
釣り用天秤は特許文献1のように主に金属線材を折り曲げて形成され、この屈曲部を介して一端側が縦方向に向かう縦桿と他端側からこの縦桿に対して横方向に向かう横桿を有し、縦桿の上端(先端)にリングなどの幹糸の取り付け部が形成され、横桿の先端にもリングなどの枝素の取り付け部が形成されている。
ところが、このような釣り用天秤は、魚が掛かった時など横桿が下方に曲がって魚の引きを緩和するが、釣りに夢中になるとこの横桿を持って魚を引き揚げてしまうことがあり、この時重りの重さで縦桿は垂直状態を保とうとするが、重りの重さで下に引かれながら横桿を持ち上げているので、上方側に極端に曲げると屈曲部に応力が掛かって変形してしまう虞がある。
例えば特許文献1の従来例の第4図は、屈曲部の上方側に結束金具が取り付けられているが、横桿は、上下の両方向に曲げられるため魚を取り込む時に横桿を持ってしまい横桿が上方側に極端に曲げると屈曲部に応力が掛かって変形、疲労してしまう虞がある。
一方、特許文献1の第1図に示された例は、屈曲部に管状の結束金具が取り付けられているため屈曲部の上下両方向の屈曲が規制されてしまい釣り用天秤が有する横桿が下方に曲がって魚の引きを緩和する作用も規制されてしまう。
解決しようとする問題点は、釣り用天秤の屈曲部に管状の結束金具が取り付けられて屈曲部の上下両方向の曲がりが規制されてしまい横桿が上方に曲がった時に変形しやすかったり、釣り用天秤の有する横桿が下方に曲がって魚の引きを緩和する作用も規制されてしまうことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、魚が掛かった時など横桿が下方側に曲がって魚の引きを緩和し、上方側には曲がらないようにして屈曲部の折れを防止した釣り用天秤を提供することである。
本発明の請求項1は、金属線材を折り曲げて形成した屈曲部を介して上下方向の縦桿と該縦桿から外方に突出する横桿を有する釣り用天秤において、前記屈曲部に前記横桿の下方への変形を規制しないで上方への変形を規制する規制体を設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、規制体は縦桿側に取り付き、屈曲部の上方を覆う度当部材であることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、規制体は屈曲部の中間部よりも横桿の先端側に及んで配されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項4は、規制体は屈曲部の下方に横桿が納まる凹部を有することを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、規制体は縦桿側に取り付き、屈曲部の上方を覆う度当部材であることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、規制体は屈曲部の中間部よりも横桿の先端側に及んで配されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項4は、規制体は屈曲部の下方に横桿が納まる凹部を有することを要旨とするものである。
本発明の請求項1から3によると、魚が掛かった時など横桿が屈曲部においても下方側に曲がって魚の引きを緩和し、上方側には曲がらないようにして屈曲部の折れを防止することができる。
本発明の請求項2によると、横桿が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材に当たって屈曲が防止され、横桿の折れが防止される。
本発明の請求項3によると、規制体は屈曲部の中間部よりも横桿の先端側に及んで配されているため、横桿が上方に変形しても屈曲部よりも先端側から曲がるため、屈曲部の中間部に応力が集中しないため横桿の折れが防止される。
本発明の請求項4によると、横桿が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部内に嵌まって位置ずれが防止できる。
本発明の請求項2によると、横桿が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材に当たって屈曲が防止され、横桿の折れが防止される。
本発明の請求項3によると、規制体は屈曲部の中間部よりも横桿の先端側に及んで配されているため、横桿が上方に変形しても屈曲部よりも先端側から曲がるため、屈曲部の中間部に応力が集中しないため横桿の折れが防止される。
本発明の請求項4によると、横桿が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部内に嵌まって位置ずれが防止できる。
本発明は釣り用天秤全般に利用できる。
釣り用天秤1は、ステンレスやニッケルチタン合金等の金属製の線材で形成された上下方向に延びるように配される縦桿2と、縦桿2から周方向外方に突出する縦桿2と別体の金属製の線材で形成された横桿3を有している。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように屈曲されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、その周辺を溶接して固定されており、この上下方向に配された基端部3aは縦桿2の一部分を形成し固定部分の下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2に対して略直角にその周方向へ先端部(横軸部)3eが突出している。
縦桿2と横桿3の基端部(縦軸部)3aに規制体5が取り付けられて規制体5の度当部材5aは屈曲部3bの上方を覆っている。
度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から収納されている。
管材4と規制体5は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
規制体5に開けた縦方向の孔5cの中に縦桿2と横桿3の基端部3aが嵌められて連結部材Cで上方への移動が規制されている。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように屈曲されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、その周辺を溶接して固定されており、この上下方向に配された基端部3aは縦桿2の一部分を形成し固定部分の下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2に対して略直角にその周方向へ先端部(横軸部)3eが突出している。
縦桿2と横桿3の基端部(縦軸部)3aに規制体5が取り付けられて規制体5の度当部材5aは屈曲部3bの上方を覆っている。
度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から収納されている。
管材4と規制体5は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
規制体5に開けた縦方向の孔5cの中に縦桿2と横桿3の基端部3aが嵌められて連結部材Cで上方への移動が規制されている。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図3は第1実施例で、図1は仕掛けを取り付けた釣り用天秤の側面図、図2は規制体の斜視図、図3は仕掛けを取り付けた釣り用天秤の断面側面図と要部拡大断面側面図である。
釣り用天秤1は、ステンレスやニッケルチタン合金等の金属製の線材で形成された上下方向に延びるように配される縦桿2と、縦桿2に添設され縦桿2から周方向外方に突出する縦桿2と別体の金属製の線材で形成された横桿3を有している。
図3のように、縦桿2は、その先端と下端を折曲して折り返し、それぞれ仕掛け止着部2a、2bが形成され、それぞれの仕掛け止着部2a、2bの折り返し部分は縦桿2に添設されたリベット等の連結部材Cで締め付けて保持され、止着部2a、2bがリング形状を維持している。
図3のように、縦桿2は、その先端と下端を折曲して折り返し、それぞれ仕掛け止着部2a、2bが形成され、それぞれの仕掛け止着部2a、2bの折り返し部分は縦桿2に添設されたリベット等の連結部材Cで締め付けて保持され、止着部2a、2bがリング形状を維持している。
横桿3は、先端側に仕掛け止着部3cを有する別体の先端部材3dを有し、横桿3に添設されてリベット等の連結部材Cで締め付けて固定される。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように屈曲されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、その周辺を溶接して固定されておりこの上下方向に配された基端部3aは縦桿2の一部分を形成し、固定部分の下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2に対して略直角にその周方向へ先端部(横軸部)3eが突出している。
そして、縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bが両端から突出するようにしてその間の縦桿2を横桿3の基端部(縦軸部)3aとともに管材4の筒部4aで覆うように取り付けられている。
管材4の筒部4aの下側の縦桿2と横桿3に規制体5が取り付けられて規制体5の度当部材5aは屈曲部3bの上方を覆っている。
度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から収納されている。
したがって、横桿3が上方に曲げられると度当部材5aに当接して曲がりが規制され、横桿3が下方に曲げられると度当部材5aの規制を受けずに曲がるようになっている。
管材4と規制体5は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
規制体5に開けた縦方向の孔5cの中に縦桿2と横桿3が嵌められて連結部材Cで上方への移動が規制されている。
度当部材5aの下側には凹部5bが形成されて凹部5bに横桿3が下側から収納されている。
したがって、横桿3が上方に曲げられると度当部材5aに当接して曲がりが規制され、横桿3が下方に曲げられると度当部材5aの規制を受けずに曲がるようになっている。
管材4と規制体5は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
規制体5に開けた縦方向の孔5cの中に縦桿2と横桿3が嵌められて連結部材Cで上方への移動が規制されている。
縦桿2の上端の仕掛け止着部2aには、道糸6が止着され、縦桿2の下端の仕掛け止着部2bには、ヨリモドシ7とスナップ8が設けられ、錘、ビシ等の重り9が容易に取り付け、取り外しできるようになっている。
さらに、横桿3の先端側の仕掛け止着部3cに釣り針10を取り付けたハリス11等の仕掛けを止着できるようになっている。
縦桿2は、重り9を取り付け、横桿3が固定されてこれを支持するため剛性の大きい材料で形成され、横桿3は、釣り針10に掛かった魚の引き込みに合わせて撓むように縦桿2よりも剛性が小さく、また、縦桿2よりも長く形成されているため、掛かった魚から釣り針10が外れたり、ハリス11が切れたりすることが防止される。
特に横桿3に使用する線材は基端部(縦軸部)3aから先端側に掛けて同一径に形成されており、このため、基端部(縦軸部)3aから先端側に掛けて一様に撓み、魚の引き込みに対し、釣り針10が掛かった部分やハリス11に急な力がかからず、釣り針10が外れたり、ハリス11が切れたりしにくい。
特に横桿3に使用する線材は基端部(縦軸部)3aから先端側に掛けて同一径に形成されており、このため、基端部(縦軸部)3aから先端側に掛けて一様に撓み、魚の引き込みに対し、釣り針10が掛かった部分やハリス11に急な力がかからず、釣り針10が外れたり、ハリス11が切れたりしにくい。
そして、具体的には、縦桿2がステンレスで形成され、横桿3がニッケルチタン合金で形成されており、ニッケルチタン合金は超弾性の性質を有し塑性変形しにくい点で横桿3に適しており、撓っても破損しにくい。
また、縦桿2と横桿3は同じ材料を用いてもよく、例えば、両方をステンレス、またはニッケルチタン合金に統一して釣り用天秤1を形成してもよく、この場合、横桿3は縦桿2に比べて径の小さい線材を用いるとよい。
釣り用天秤1のリベット等の連結部材Cで締め付けた部分は、同時に溶接して確実に固定してもよい。
なお、ヨリモドシ7とスナップ8は有していなくてもよい。
また、縦桿2と横桿3の材料は、上記に限らず他の金属製の線材を使用してもよい。
なお、ヨリモドシ7とスナップ8は有していなくてもよい。
また、縦桿2と横桿3の材料は、上記に限らず他の金属製の線材を使用してもよい。
釣り用天秤1が使用される時には、魚が掛かって横桿3が図3の2点鎖線のように先端側が下方に撓んだ後、旧位に戻ると、規制体5の度当部材5aが屈曲部3bの上方を覆っているので、横桿3は凹部5bの中に納まり、位置ずれが起こらない。
前記のように釣り用天秤1が構成されると、魚が掛かった時など横桿3が屈曲部3bにおいても下方側に曲がって魚の引きを緩和し、上方側には曲がらないようにして屈曲部3bの折れを防止することができる。
横桿3が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材5aに当たって屈曲が防止され、横桿3の折れが防止される。
規制体5は上下方向の縦桿2および横桿3の基端部(縦軸部)3aから外方へ突出する横桿3の先端部(横軸部)3eに屈曲変移する範囲Wの屈曲部3bの屈曲中心となる中間部Dよりも横桿3の先端部(横軸部)3e側に及んで配されているため、横桿3が上方に変形しても屈曲部3bよりも先端側から曲がるため、屈曲部3bの中間部に応力が集中しないため横桿3の折れが防止される。
横桿3が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部5b内に嵌まって位置ずれが防止できる。
横桿3が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材5aに当たって屈曲が防止され、横桿3の折れが防止される。
規制体5は上下方向の縦桿2および横桿3の基端部(縦軸部)3aから外方へ突出する横桿3の先端部(横軸部)3eに屈曲変移する範囲Wの屈曲部3bの屈曲中心となる中間部Dよりも横桿3の先端部(横軸部)3e側に及んで配されているため、横桿3が上方に変形しても屈曲部3bよりも先端側から曲がるため、屈曲部3bの中間部に応力が集中しないため横桿3の折れが防止される。
横桿3が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部5b内に嵌まって位置ずれが防止できる。
図4は第2実施例で、図4は仕掛けを取り付けた釣り用天秤の断面側面図である。
釣り用天秤1′は、ステンレスやニッケルチタン合金等の金属製の線材で形成された上下方向に延びるように配される縦桿2と、縦桿2に添設され縦桿2から周方向外方に突出する縦桿2と一体の金属製の線材で形成された横桿3を有している。
縦桿2は、その先端と下端を折曲して折り返し、それぞれ仕掛け止着部2a、2bが形成され、それぞれの仕掛け止着部2a、2bの折り返し部分は縦桿2に添設されたリベット等の連結部材Cで締め付けて保持され、止着部2a、2bがリング形状を維持している。
縦桿2は、その先端と下端を折曲して折り返し、それぞれ仕掛け止着部2a、2bが形成され、それぞれの仕掛け止着部2a、2bの折り返し部分は縦桿2に添設されたリベット等の連結部材Cで締め付けて保持され、止着部2a、2bがリング形状を維持している。
横桿3は、先端側に仕掛け止着部3cを有する別体の先端部材3dを有し、横桿3に添設されてリベット等の連結部材Cで締め付けて固定される。
横桿3の基端部(縦軸部)3aは、縦桿2に沿うように連続して形成されて縦桿2の下端の仕掛け止着部2b近接の上方にリベット等の連結部材Cで締め付けて、連結部材Cより下側に屈曲部3bが形成されて、横桿3は屈曲部3bを介して縦桿2に対して略直角にその周方向へ先端部(横軸部)3eが突出している。
そして、縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bが両端から突出するようにしてその間の縦桿2を横桿3の基端部(縦軸部)3aとともに管材4の筒部4aで覆うように取り付けられている。
管材4の筒部4aの下側に規制体となる度当部材4bが一体に形成されて度当部材4bは屈曲部3bの上方を覆っている。
度当部材4baの下側には凹部4cが形成されて凹部4cに横桿3が下側から収納されている。
したがって、横桿3が上方に曲げられると度当部材4bに当接して曲がりが規制され、横桿3が下方に曲げられると度当部材4bの規制を受けずに曲がるようになっている。
管材4は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
度当部材4baの下側には凹部4cが形成されて凹部4cに横桿3が下側から収納されている。
したがって、横桿3が上方に曲げられると度当部材4bに当接して曲がりが規制され、横桿3が下方に曲げられると度当部材4bの規制を受けずに曲がるようになっている。
管材4は金属や合成樹脂からなり、管材4の筒部4aの中に縦桿2の上端の仕掛け止着部2aと下端の仕掛け止着部2bの間の部分が挿通され、管材4の筒部4aは縦桿2に遊嵌されているため両仕掛け止着部2a、2b間を上下に移動できる。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
前記のように釣り用天秤1′が構成されると、魚が掛かった時など横桿3が屈曲部3bにおいても下方側に曲がって魚の引きを緩和し、上方側には曲がらないようにして屈曲部3bの折れを防止することができる。
横桿3が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材4bに当たって屈曲が防止され、横桿3の折れが防止される。
規制体となる管材4の度当部材4bは上下方向の縦桿2および横桿3の基端部(縦軸部)3aから外方へ突出する横桿3の先端部(横軸部)3eに屈曲変移する範囲Wの屈曲部3bの屈曲中心となる中間部Dよりも横桿3の先端部(横軸部)3e側に及んで配されているため、横桿3が上方に変形しても屈曲部3bよりも先端側から曲がるため、屈曲部3bの中間部に応力が集中しないため横桿3の折れが防止される。
横桿3が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部4c内に嵌まって位置ずれが防止できる。
横桿3が上方に変形した時はその上方を覆う度当部材4bに当たって屈曲が防止され、横桿3の折れが防止される。
規制体となる管材4の度当部材4bは上下方向の縦桿2および横桿3の基端部(縦軸部)3aから外方へ突出する横桿3の先端部(横軸部)3eに屈曲変移する範囲Wの屈曲部3bの屈曲中心となる中間部Dよりも横桿3の先端部(横軸部)3e側に及んで配されているため、横桿3が上方に変形しても屈曲部3bよりも先端側から曲がるため、屈曲部3bの中間部に応力が集中しないため横桿3の折れが防止される。
横桿3が下方に曲がった後旧位に戻った時凹部4c内に嵌まって位置ずれが防止できる。
1、1′ 釣り用天秤
2 縦桿
3 横桿
3b 屈曲部
5 規制体
4b、5a 度当部材
4c、5b 凹部
2 縦桿
3 横桿
3b 屈曲部
5 規制体
4b、5a 度当部材
4c、5b 凹部
Claims (4)
- 金属線材を折り曲げて形成した屈曲部を介して上下方向の縦桿と該縦桿から外方に突出する横桿を有する釣り用天秤において、前記屈曲部に前記横桿の下方への変形は規制しないで上方への変形を規制する規制体を設けたことを特徴とする釣り用天秤。
- 規制体は縦桿側に取り付き、屈曲部の上方を覆う度当部材であることを特徴とする請求項1に記載の釣り用天秤。
- 規制体は屈曲部の中間部よりも横桿の先端側に及んで配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用天秤。
- 規制体は屈曲部の下方に横桿が納まる凹部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の釣り用天秤。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011118379A (ja) * | 2009-11-07 | 2011-06-16 | Nikon Corp | 撮影レンズ、この撮影レンズを有する光学機器、及び、撮影レンズの製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011118379A (ja) * | 2009-11-07 | 2011-06-16 | Nikon Corp | 撮影レンズ、この撮影レンズを有する光学機器、及び、撮影レンズの製造方法 |
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