JP3163597U - 作物の吊下ろし仕立具 - Google Patents
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Abstract
【課題】トマトのように主茎が長く成長する作物を吊紐で吊下ろし仕立するための用具において、吊紐の余長の繰出の操作を容易にし、製造コストをの低減を図った仕立具を提供する。【解決手段】横支柱に係止される取付部2と、吊紐の余長部分が巻回される吊紐巻付部3とを備えて、吊紐巻付部3が吊紐を固定して作物の主茎との間で吊紐にテンションを掛ける吊紐固定部を兼用している。吊紐巻付部3は、上部巻付棒31と上部巻付棒31よりも下方に配置された下部巻付棒32とで構成されている。吊紐巻付部3の上部巻付棒31は、基端部から先端部に向けて上方に傾斜されている。吊紐巻付部3の下部巻付棒32は、先端部に径が大きく形成されたストッパ32bが設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、トマトのように主茎が長く成長する作物を吊紐で吊下ろし仕立するための用具に係る技術分野に属する。
最近、作物の吊下ろし仕立具としては、作地の一定高さに架設したパイプ等の横支柱に着脱可能なフック形に形成されてなるものが提供されている。この作物の吊下ろし仕立具は、作物の主茎の成長を誘引する吊紐を支持するもので、吊紐の吊長さを簡単に調整する機能を備えている。
従来、作物の吊下ろし仕立具としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、横支柱に係止される取付部と、吊紐の余長部分が巻回される吊紐巻付部と、吊紐を固定して作物の主茎との間で吊紐にテンションを掛ける吊紐固定部とを備えてなる作物の吊下ろし仕立具が記載されている。
特許文献1に係る作物の吊下ろし仕立具は、作物の生長にともなって、吊紐を吊紐固定部から外して吊紐巻付部から吊紐の余長を繰出した後、繰出した吊紐を吊紐固定部に固定することで、横支柱に対する吊紐の煩雑な縛付け作業を解消するものである。
特許文献1に係る作物の吊下ろし仕立具では、吊紐巻付部,吊紐固定部が別個に設けられて他部が邪魔になるため、吊紐の余長の繰出の操作が面倒であるという問題点がある。また、吊紐巻付部,吊紐固定部が別個に設けられて構造が複雑であるため、製造コストが高くなるという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、吊紐の余長の繰出の操作が容易で製造コストの低い作物の吊下ろし仕立具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る作物の吊下ろし仕立具は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、横支柱に係止される取付部と、吊紐の余長部分が巻回される吊紐巻付部と、吊紐を固定して作物の主茎との間で吊紐にテンションを掛ける吊紐固定部とを備えてなる作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部は上部巻付棒と上部巻付棒よりも下方に配置された下部巻付棒とで吊紐固定部を兼用していることを特徴とする。
この手段では、吊紐巻付部が上部巻付棒,下部巻付棒で構成されて吊紐固定部を兼用することで、操作の際に他部が邪魔になったり構造が複雑化するのを避けることができる。
また、請求項2では、請求項1の作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部の上部巻付棒は基端部から先端部に向けて上方に傾斜されていることを特徴とする。
この手段では、吊紐巻付部に巻回された吊紐の余長が上部巻付棒の傾斜に沿って基端部に自然に集合される。
また、請求項3では、請求項1または2の作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部の下部巻付棒は先端部に径が大きく形成されたストッパが設けられていることを特徴とする。
この手段では、吊紐巻付部に巻回された吊紐の余長がストッパによって離脱を防止される。
本考案に係る作物の吊下ろし仕立具は、吊紐巻付部が上部巻付棒,下部巻付棒で構成されて吊紐固定部を兼用することで、操作の際に他部が邪魔になったり構造が複雑化するのを避けることができるため、吊紐の余長の繰出の操作が容易で製造コストが低くなる効果がある。
さらに、請求項2として、吊紐巻付部に巻回された吊紐の余長が上部巻付棒の傾斜に沿って基端部に自然に集合されるため、吊紐巻付部からの吊紐の余長の無用の離脱が防止される効果がある。
さらに、請求項3として、吊紐巻付部に巻回された吊紐の余長がストッパによって離脱を防止されるため、吊紐巻付部からの吊紐の余長の無用の離脱がより確実に防止される効果がある。
以下、本考案に係る作物の吊下ろし仕立具を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
この形態では、図4に示すように、トマトからなる作物Tの吊下ろし仕立に使用されるものを示してある。
この形態は、図1に示すように、板形の本体部1に取付部2,吊紐巻付部3が設けられている。
本体部1は、金属材,合成樹脂材の細幅の弾性を有した板材からなる。
取付部2は、本体部1の上端部を円弧形に湾曲させて、作地Eの一定高さに架設されたパイプ等の横支柱Pに嵌合引下げするようにして係止させることができるように形成されている。この取付部2は、半円形以上の円周をもつ円弧形で横支柱Pの外径よりもわずかに小さな内径を有して形成され、横支柱Pに弾圧力をもって係止されるようになっている。なお、取付部2を横支柱Pから取外すには、本体部1を掴んで弾圧に抗して持上げるようにすればよい。
吊紐巻付部3は、本体部1の側面に突出するように設けられた丸棒形の上部巻付棒31,下部巻付棒32からなるもので、上部巻付棒31,下部巻付棒32の間に吊紐Rの余長が巻回されるようになっている。上部巻付棒31,下部巻付棒32は、本体部1の側面に左右1対設けられている。上部巻付棒31は、本体部1の上部(取付部2よりも下方)に配置され、基端部31aから先端部31bに向けて上方に傾斜されている。下部巻付棒32は、本体部1の下部(上部巻付棒31よりも下方で吊紐固定部4よりも上方)に配置され、基端部32aから先端部32bに向けて横方向に水平延び、先端部32bが大径のストッパに形成されている。
この吊紐巻付部3は、下部巻付棒32に吊紐Rを数回絡げることで、吊紐Rを固定して作物Tの主茎との間で吊紐Rにテンションを掛ける吊紐固定部を兼用する。
この形態によると、吊紐固定部が吊紐巻付部3に兼用されるため、操作の際に他部が邪魔になったり構造が複雑化するのを避けることができるため、吊紐Rの余長の繰出の操作が容易で製造コストが低くなる。
この形態の使用では、取付部2が横支柱Pに係止された状態で、吊紐巻付部3に吊紐Rの余長を巻付けたり吊紐巻付部3から吊紐Rの余長を繰出したりする際には、片手で本体部1の下端部を掴んで全体の姿勢を安定化させことができる。従って、紐巻付部3に吊紐Rの余長を巻付けたり吊紐巻付部3から吊紐Rの余長を繰出したりする操作がかなり容易になる。
そして、吊紐巻付部3に巻付けられた吊紐Rの余長は、上部巻付棒31の傾斜に沿って基端部31aに自然に集合されるため、吊紐巻付部3からの無用の離脱が防止される。また、下部巻付棒32においても、ストッパとなった先端部32bが吊紐Rの余長の離脱を防止する。
さらに、この形態によると、取付部2が面状に横支柱Pに係止されているため、作物Tの生長で吊紐Rに係るテンションが増幅されても、横支柱Pに対して全体が傾倒し難くなる。従って、取付部2の弾圧と相まって、横支柱Pからの脱落が確実に防止される。
この結果、図4に示すように、吊紐巻付部3から吊紐Rの余長を繰出し、横支柱Pへの取付部2の係止位置を変更して、トマトからなる作物Tの生長を横方向へ匍匐させる吊下ろし仕立に有効性を発揮する。
以上、図示した形態の外に、作物Tの生長を横方向へ匍匐させる以外の吊下ろし仕立に使用することも可能である。
さらに、吊紐Rを単なる縦支柱とする仕立に使用することも可能である。
本考案に係る作物の吊下ろし仕立具は、トマト以外の広範な作物における吊紐での吊下ろし仕立に適用することが可能である。
1 本体部
2 取付部
3 吊紐巻付部
31 上部巻付棒
32 下部巻付棒
P 横支柱
R 吊紐
T 作物
2 取付部
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P 横支柱
R 吊紐
T 作物
Claims (3)
- 横支柱に係止される取付部と、吊紐の余長部分が巻回される吊紐巻付部と、吊紐を固定して作物の主茎との間で吊紐にテンションを掛ける吊紐固定部とを備えてなる作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部は上部巻付棒と上部巻付棒よりも下方に配置された下部巻付棒とで吊紐固定部を兼用していることを特徴とする作物の吊下ろし仕立具。
- 請求項1の作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部の上部巻付棒は基端部から先端部に向けて上方に傾斜されていることを特徴とする作物の吊下ろし仕立具。
- 請求項1または2の作物の吊下ろし仕立具において、吊紐巻付部の下部巻付棒は先端部に径が大きく形成されたストッパが設けられていることを特徴とする作物の吊下ろし仕立具。
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JP2010005362U Expired - Fee Related JP3163597U (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | 作物の吊下ろし仕立具 |
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2010
- 2010-08-10 JP JP2010005362U patent/JP3163597U/ja not_active Expired - Fee Related
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