JP3070196U - 植物保持具 - Google Patents
植物保持具Info
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- JP3070196U JP3070196U JP2000000033U JP2000000033U JP3070196U JP 3070196 U JP3070196 U JP 3070196U JP 2000000033 U JP2000000033 U JP 2000000033U JP 2000000033 U JP2000000033 U JP 2000000033U JP 3070196 U JP3070196 U JP 3070196U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に添え木に取り付け可能で、かつ確実に
茎又は蔓が倒れたりしないようにすることができる植物
保持具を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案の植物保持具1は、茎の細い植物
又は蔓を有した植物が倒れないようにするために該茎又
は蔓を添え木に保持させるものであり、一方に添え木P
に取り付ける取付部1Aを、他方に茎や蔓を保持するた
めの保持部1Bを備え、取付部1Aが付勢力によって添
え木Pに取り付けられるように構成されているものであ
る。
茎又は蔓が倒れたりしないようにすることができる植物
保持具を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案の植物保持具1は、茎の細い植物
又は蔓を有した植物が倒れないようにするために該茎又
は蔓を添え木に保持させるものであり、一方に添え木P
に取り付ける取付部1Aを、他方に茎や蔓を保持するた
めの保持部1Bを備え、取付部1Aが付勢力によって添
え木Pに取り付けられるように構成されているものであ
る。
Description
【0001】
本考案は、簡単に添え木に取り付けることができ、確実に茎又は蔓が倒れたり しないようにすることができる植物保持具に関するものである。
【0002】
従来、茎の細い植物又は蔓を有した植物では、倒れたりしないようにするため に、添え木を立て、この添え木の任意箇所に茎や蔓を沿わせ、茎又は蔓を添え木 に紐やビニールで被覆した針金等で巻き付けていた。
【0003】
しかしながら、従来のようにして茎又は蔓を添え木に針金で巻き付ける手法で は、非常に手間がかかると共に、巻き付けの力が強いと植物を傷つけたりすると いった問題があった。
【0004】 本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、簡単に添え木に取り付 け可能で、かつ確実に茎又は蔓が倒れたりしないようにすることができる植物保 持具を提供することを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案は、一方に添え木への取付部を、他方に 茎や蔓の保持部を備え、該取付部が付勢力によって添え木に取り付けられるよう にしたのである。このようにすることで、簡単に添え木に取り付けることが可能 となる。
【0006】
本考案の植物保持具は、茎の細い植物又は蔓を有した植物が倒れないようにす るために該茎又は蔓を添え木に保持させるための植物保持具であって、一方に添 え木に取り付ける取付部を、他方に茎や蔓を保持するための保持部を備え、取付 部が付勢力によって添え木に取り付けられるように構成されていることを特徴と するものである。
【0007】 本考案の植物保持具は、例えばばね状の鉄線であってもプラスチックでもよく 、つまり少なくとも取付部が付勢力によって添え木に取り付けられるように、例 えば円弧の両端部の間隔から添え木を挿入して、該円弧の間隔が開いたときに元 に戻ろうとするような付勢力が得られるならば材質は問わないが、耐久性及び強 固な付勢力の面からするとばね状の鉄線が望ましい。
【0008】 そして、取付部は、例えば添え木に取付けたときに該添え木を締め付けるよう に、つまり、取付部が例えば添え木の径より若干小さく設定してある円弧状とさ れた場合は、円弧が元の径に戻ろうとして付勢力が作用し、この作用によって添 え木に取り付けられる。なお、保持部では、植物の茎や蔓を引っかけたりして保 持する。
【0009】 このように、本考案の植物保持具は、取付部が付勢力によって添え木に取り付 けられるので、容易かつ強固に添え木に取り付けることが可能となる。
【0010】 また、本考案の植物保持具は、上記構成の保持部における、取付部と連続した 部位、連続していない終端部位、の一方又は両方に茎や蔓の抜止部を形成したり 、取付部における、保持部と連続した部位、連続していない終端部位、の一方又 は両方に添え木の抜止部を形成すれば、添え木と植物の茎や蔓との取り付けが確 実となる。
【0011】
以下に、本考案の植物保持具の実施例について図1〜図4を参照して説明する 。図1は、本考案の植物保持具の構成を示す。図2は、本考案の植物保持具の変 形例を示す。図3及び図4は、本考案の植物保持具の使用状態を示す。
【0012】 図において、1は、茎の細い植物又は蔓を有した植物が倒れないようにするた めに該茎又は蔓を添え木Pに保持させるための植物保持具であり、本実施例では 、1本のばね状の鉄線から以下に説明するように形成している。
【0013】 1Aは、図1(a)に示すように平面視円弧の両端部の間隔が常に一定に保た れるようにばね状にされ、立設した添え木Pに対して水平方向から該添え木Pに 取り付ける取付部であり、この取付部1Aは、円弧の一端部が終端とされ、かつ 円弧の他端部が後述する保持部1Bの他端部と連続している。
【0014】 そして、本実施例における取付部1Aは、図1(b)に示すように、上下2段 とされ、一方の取付部1Aが保持部1Bと連続している。取付部1Aは、保持部 1Bと連続する部位に、連続する鉄線を円環状に丸め、かつ取付部1Aの円弧に おける他端部に対向するように抜止部1Aaが形成されている。
【0015】 1Bは、取付部1Aの他端部と連続して形成された保持部であり、この保持部 1Bは、取付部1A同様にばね状とされている。そして、保持部1Bにおける円 弧の一端部は終端とされ、この終端部位に、鉄線を円環状に丸め、かつ保持部1 Bの円弧における他端部、すなわち取付部1Aと連続する部位に対向するように 抜止部1Baが形成されている。
【0016】 上記した抜止部1Aa,1Baは、例えば図2(a)に示すように、取付部1 A及び保持部1Bの、終端部位、及び連続する部位、の両方に互いに対向するよ うに設けても、また、図2(b)に示すように、連続する部位の一方に設けたも のであってもよい。
【0017】 上記構成の植物保持具1は、次のようにして使用する。 すなわち、立設した添え木Pの任意の高さ位置及び任意の個数の植物保持具1 を取り付ける。この取り付けは、添え木Pの水平方向から、取付部1Aの円弧の 両端部の間隔を開き、この両端部間に添え木Pを水平方向から通す。添え木Pの 直径部分が円弧の両端部を超えて内側に入ると、取付部1Aの円弧の両端部は付 勢力によりその間隔が元に戻り、取付部1Aが添え木Pを縮径するように付勢力 が作用して取り付けられる。
【0018】 上記のようにして添え木Pに取り付けられた植物保持具1は、続いて、保持部 1Bによって、例えば図2及び図3に示すように、茎が倒れないように保持する ために、保持部1Bによって茎を保持する。本実施例では、保持部1Bへの茎の 取り付けも取付部1Aを添え木Pに取り付けるのと同様にして、円弧の両端部の 間隔を若干開くようにして行う。
【0019】 例えば、従来では、植物を倒れないようにするために、逐一紐やビニールで被 覆した針金で添え木に茎や蔓を取り付けていたために手間と時間がかかっていた が、本考案の植物保持具1を使用することで、簡単に添え木Pに対して取り付け ることができると共に、その取り付けが強固で、また、茎や蔓を簡単に保持させ ることができ、やり直しも容易である。
【0020】 また、本実施例の植物保持具1は、取付部1Aに抜止部1Aaを、保持部1B に抜止部1Baを形成することで、添え木Pに一旦取付けたときには水平方向に 外れにくくすることができ、また、茎を一旦保持したときは容易に外れにくくす ることができるので、添え木に茎や蔓を保持させることが確実となり、使い勝手 がよくなる。
【0021】 なお、本考案は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能であり、例えば 、上記実施例では、取付部1Aが上下2段になっていたが、1段でもよいし、ま た、上下2段とした取付部1Aに合わせて保持部1Bを2段としてもよい。さら には、上記実施例では、植物保持具1をばね状の鉄線で形成していたが、弾性力 を有したプラスチック材を用いてもよい。
【0022】
以上のように、本考案の植物保持具は、付勢力によって取付部を添え木に取り 付けるようにしたので、添え木に確実に取り付けることができる。
【0023】 また、本考案の植物保持具は、上記構成に加えて、保持部の先端部位、取付部 と連続する部位、の一方又は両方に茎や蔓の抜止部を形成したり、取付部の先端 部位、保持部と連続する部位、の一方又は両方に添え木の抜止部を形成したりす ることで、各々茎や蔓を確実に保持することが可能となり、また、添え木に確実 に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の植物保持具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図2】(a)(b)は、 本考案の植物保持具の変形
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】本考案の植物保持具を添え木に取り付け、植物
を保持した状態を示す図であり、(a)は全体図、
(b)は部分拡大図、である。
を保持した状態を示す図であり、(a)は全体図、
(b)は部分拡大図、である。
【図4】図3(b)におけるA−A線断面図である。
1 植物保持具 1A 取付部 1Aa 抜止部 1B 保持部 1Ba 抜止部 P 添え木
Claims (3)
- 【請求項1】 茎の細い植物又は蔓を有した植物が倒れ
ないようにするために該茎又は蔓を添え木に保持させる
ための植物保持具であって、一方に添え木に取り付ける
取付部を、他方に茎や蔓を保持するための保持部を備
え、前記取付部が付勢力によって添え木に取り付けられ
るように構成されていることを特徴とする植物保持具。 - 【請求項2】 保持部における、取付部と連続した部
位、連続していない終端部位、の一方又は両方に茎や蔓
の抜止部を形成したことを特徴とする請求項1記載の植
物保持具。 - 【請求項3】 取付部における、保持部と連続した部
位、連続していない終端部位、の一方又は両方に添え木
の抜止部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記
載の植物保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000033U JP3070196U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 植物保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000033U JP3070196U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 植物保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070196U true JP3070196U (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=43203604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000033U Expired - Lifetime JP3070196U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 植物保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070196U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584399U (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-16 | 有限会社ダイトー | 風船玩具 |
-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000000033U patent/JP3070196U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584399U (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-16 | 有限会社ダイトー | 風船玩具 |
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