JPH072614U - 止め具 - Google Patents

止め具

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Publication number
JPH072614U
JPH072614U JP3750393U JP3750393U JPH072614U JP H072614 U JPH072614 U JP H072614U JP 3750393 U JP3750393 U JP 3750393U JP 3750393 U JP3750393 U JP 3750393U JP H072614 U JPH072614 U JP H072614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
stopper
sheet
cloth
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP3750393U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 佐藤
勝弘 大内
Original Assignee
勇 佐藤
勝弘 大内
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勇 佐藤, 勝弘 大内 filed Critical 勇 佐藤
Priority to JP3750393U priority Critical patent/JPH072614U/ja
Publication of JPH072614U publication Critical patent/JPH072614U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は竿にシートや布地のものにあっては
その上から、竿のみのものにあっては竿に直に嵌合して
固着する止め具に関する。 【構成】弾性を有した帯状の板体の中央部から曲げた曲
げ部を有した両端の夫々に更に曲げ部を設けて、該曲げ
部の延長上につぼみ部と傾斜部を設けて止め具を構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は竿状のものにはめあい嵌着して使用する止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この考案に関する従来の技術について3つの例を上げて説明すると、1は、一 本の竿を湾曲状にしたものを直列に幾本も整列して並べた上部に合成樹脂から成 るシートをかぶせたトンネルハウス栽培などにおいて、竿にシートを固定するに 、従来はシートの内外に竿を等間隔に設けてシートを竿で安定的に支えていた。
【0003】 2は、家庭で布地を掛ける際に竿から布地がずれおちないように布地を洗濯ハ サミ等で止めていた。
【0004】 3は、家庭用盆栽やナスやトマトのように茎がある植物は成長とともに、茎の 近くに竿を立てた竿と紐をしばり紐の結び部分を介して、茎を支える輪を紐で作 り、茎を輪の中に入れた輪によって茎を倒れないように支えて、茎の成長につれ て、茎を紐で支える部分を増して植物の栽培をおこなっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
トンネルハウス栽培のように、シートの内部で支える竿間の上部にはシートの 上部から支える竿が必要となるため、竿の数量が多く必要であった。また、従来 はシートのたるみを竿に止めるにはよい方法がなかった。
【0006】 竿に布地を止めるには洗濯ハサミ等では体裁が悪い上に場所を多くとる欠点を 有した。
【0007】 植物の茎を支えるために紐を輪にして竿に結び止めて外れないようにするには 、二つの結びめが必要となる。その最初は竿にとめる結びめであり、次は輪とな る結びめである。紐を用いてこのように結ぶと、竿に設けた結びめを竿内で移動 調整する場合や竿を交換した場合などにおいて、竿から紐を取り外す際に結んだ 紐の全部をとかなければならないので、なかにはとけないものまであって手間が かり作業が困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
シートや布地を竿に止めるのに竿の外部に掛けたシートや布地の外面を竿の外 径にそって張り合せた状態のシートや布地の上部から止める必要があった。これ らの止め具として弾性を有する帯状の中心から第1の曲げ部を設け、次に帯状の 両端で竿を包囲するように帯状に第2の曲げ部を設けて竿に嵌着させると共に、 竿に入り易くするように、帯状の両端前方は竿に帯状の嵌着部が入り易くする傾 斜した丸み面を設けて、更に、両端の先端部には手によって取外しを容易にする 引掛部を設けた止め具によって竿にシートや布地を止めることができる。
【0009】 本考案の止め具を応用した盆栽やナス,トマトなどの茎が倒れないように保持 する竿においては、竿に直に前記止め具を装着しておき止め具の端部に紐や輪体 を設けて、紐や合成樹脂や金属などからなる輪体を形成した輪体の輪の中に植物 の茎を入れるようにすれば、植物の茎をいためないようできて、取付き取外しも 簡単で一度使用した止め具を何回でも使用できる植物育成用の保護具としての止 め具となるものである。
【0010】
【作用】
黄銅やバネ鋼板などの弾性力を有した帯状の中央部から折り返し部分に初めの 丸みを設けて曲げた後に、更に、次の丸みを有して曲げたものを竿に嵌着させる には、初めの丸み部分は次の丸み部分で生じる弾力性を保持すると共に弾性変形 を生じ、次の曲げ部の部分が弾性変形して竿に固着する弾力性を生じるような形 状を有して弾性力をそなえるものであって、シートや布地を竿に止めるには竿の 上部に掛けたシートや布地の上から止め具で止めることができる。
【0011】 一本の竿に直に取付けた止め具の一端から紐、又は、合成樹脂、又は、金属で なる輪状で植物の茎を支えれば、輪状の内部の空間部が広くとれるので植物の茎 をいためる心配がなく、植物の倒れを防止することができるものである。
【0012】
【実施例】
この考案を図示に基づいて説明すると、図1は帯状の板体の中央部から湾曲の 第1の曲げ部を設け、次の夫々の先端に向って湾曲の第2の曲げ部2,2aを設 けた後に、つぼみ部3,3aを設けて傾斜部4,4aと引掛部5,5aを有して 止め具Aを構成する。
【0013】 このように構成した止め具Aにおいて、竿の径なる部分に傾斜部4,4aを当 てて第一の曲げ部1を押し込めばつぼみ部3,3aの両側が広がり第2の曲げ部 2,2aに入り込み止め具は竿に嵌着する。
【0014】 この止め具が竿に嵌着し取れないように固着する力は第1の曲げ部1が支部と なり、先端を開放したときに強い弾性力が発生するもので、第2の曲げ部2, 2aでは竿の径を抱くように竿に接触する部分を有して、該部でも弾性力を発生 することができる。このように二段階に弾性力を発生すれば止め具Aは竿にとれ ないように固着し取付け取外しによってへたることのない取付け取外しが自在な 止め具Aが得られる。
【0015】 竿にシートや布地をくるみその上部から本止め具Aによって、図3のように嵌 着すればシート6や布地は止め具Aの弾性力によって外れることなくしっかりと 竿10に止めることができて容易に外れなくなる。
【0016】 図4のように竿10に直に止め具Bを取付けて竿10に止め具Bの嵌着部が固 着すれば、竿10から止め具Bは容易に動かなくなるので止め具Bの曲げ部2と 曲げ部2aから生じる弾性力で竿10を抱く力が大きくなり竿10との摩擦力も 増すので竿10から止め具Bは容易に動かなくなる。
【0017】 このように竿に止める止め具の曲げ部1、又はその近辺に穴を明け、該穴に紐 7を備えつけたものを用いて、植物育成用として図4から図6の如く紐7で輪体 を作り茎が倒れないように保護するのに使用することもできる。
【0018】 また、紐では紐を結ぶのに手間がかかるので、図8のように金属、又は、合成 樹脂で輪体を設けて、端部同士が互いにまじわるように接した輪8を用いれば止 め具と輪体の取付け取外しが自由自在になり便利である。
【0019】 図9は輪体に弾性力を有する金属、又は、合成樹脂でなる板体の輪9を止め具 Cの傾斜部4D,4Eの両端に弾性変形をさせながら縮めて取付け取外しが簡単 にできるように、止め具Cと輪9の板面に凹凸を設けて結合させると、竿に止め 具が固定し止め具Cに板体の輪9が動かないように固定される。植物の茎が風等 でゆれても支え部である輪体は動かなくなるので安定的に植物の茎を支えること ができるようになる。
【0020】 図7のように止め具Dは第1の曲げ部1b及び第2の曲げ部2D,2Eは丸形 でなくても竿に固着するのは止め具Dの弾性力によるので、図7のような止め具 Dでは第2の曲げ部2D,2Eの腹部である4ケ所が竿に接すれば竿に固着する 力は充分に生じるものである。
【0021】
【考案の効果】
この考案の止め具は二つの丸みを有した曲げ部によって竿に押嵌し竿に固着す る力を増大させたものに、更に、竿に挿入し竿に入り易くする部分と竿から抜き 出すための人の手で抜き易く引きかかる部分を有するもので、一枚のバネ性に富 む板を幾重にも折り曲げることで弾性力を得た止め具であって、竿にシートや布 地を掛け、それが風等で飛ばないように止める役目には好適であり、シートや布 地を竿に強力に止めることができる。 また、竿に直に止め具を配設して止め具に金属や合成樹脂等で輪体をつけるこ とで植物の茎の生育の保護にも役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の止め具の正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の止め具によってシートを止めた状態を示
す要部断面図。
【図4】本考案を植物育生に用いる止め具の要部図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図4の止め具によって植物を保護する状態を示
す実施例を示す図。
【図7】この考案の他の応用例を示す止め具の正面図。
【図8】本考案の植物育生に用いる止め具に線状の輪体
を設けた要部正面図。
【図9】本考案の植物育生に用いる止め具の応用例を示
す要部正面図。
【図10】図9の側面部。
【符号の説明】
A,B,C,D…止め具、1,1a,1b…第1の曲げ
部、2,2a,2b,…2c,2D,2E…第2の曲げ
部、3,3a,3b,3c,3D,3E…つぼみ部、
4,4a,4b,4c,4D,4E,4F,4G…傾斜
面。5,5a,5D,5E…引掛部、6…シート、7…
紐、8…輪、9…輪、10…竿。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の弾性を有した板体の中央部に第1の
    曲げ部を設けてできる板体の両側に第2の曲げ部を設け
    て、該曲げ部の延長上につぼみ部と傾斜部を設けたこと
    を特徴とする止め具。
  2. 【請求項2】帯状の弾性を有した板体の中央部に第1の
    曲げ部を設けてできる板体の両側に第2の曲げ部を設け
    て、該曲げ部の延長上につぼみ部と傾斜部と引掛部を設
    けたことを特徴とする止め具。
  3. 【請求項3】請求項1において、請求項1の止め具に
    紐、又は、輪体を備えたことを特徴とする止め具。
JP3750393U 1993-06-16 1993-06-16 止め具 Pending JPH072614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3750393U JPH072614U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 止め具

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JP3750393U JPH072614U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 止め具

Publications (1)

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JPH072614U true JPH072614U (ja) 1995-01-13

Family

ID=12499332

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JP3750393U Pending JPH072614U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 止め具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115768U (ja) * 1975-03-15 1976-09-20
JP2010075053A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Shimizu Corp 下垂緑化用材
KR101490025B1 (ko) * 2013-05-30 2015-02-06 최승영 농작물 성장유도 망 내림용 걸이구
NL2020463B1 (en) * 2018-02-20 2019-08-29 Marcel Van Os Onroerend Goed B V A plant guide

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