JP2001037346A - 植物茎等の保持クリップ - Google Patents

植物茎等の保持クリップ

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JP2001037346A JP11218085A JP21808599A JP2001037346A JP 2001037346 A JP2001037346 A JP 2001037346A JP 11218085 A JP11218085 A JP 11218085A JP 21808599 A JP21808599 A JP 21808599A JP 2001037346 A JP2001037346 A JP 2001037346A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 価格が安く、また茎の成長と共に何度も固定
具の取り付け、取り外し誘引作業を繰り返し行うために
ワンタッチで使用可能な、作業性がよく、しかも強風時
にも確実に支柱と茎を固定する植物茎等の保持クリップ
を提供する。 【解決手段】 長手方向の中央部に折り曲げ部4が形成
された支柱挟み部1と、この支柱挟み部1の両側に連設
されたそれぞれ半円状の茎挟み固定部7A,7Bと、支
柱挟み部1と茎挟み固定部7A、7Bの連設部に設けら
れ、支柱挟み部1が折り曲げ部4から円形に曲げられた
ときに互いに重なり合って支柱を挟み付ける爪部3A、
3Bと、茎挟み固定部7a、7Bの先端に連設されて互
いに折り曲げられたときに折り曲げ状態をロックするロ
ック爪13とロック穴11からなるロック部とを備えた
植物茎等の保持クリップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トマトやナス、キ
ュウリ、メロン、ピーマンなどの植物茎や、梨、ぶど
う、いちじく等の枝を支柱に止めて誘引する植物茎等の
保持クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸において、施設園芸農家(パイプ
ビニールハウス、ガラスハウス施設による栽培農家)や
露地栽培農家では、トマト、ナス、メロン、ピーマン等
の栽培時、図11に示すように、茎が成長するにつれて
その重みで茎が地面を這うようになり、そのままでは茎
や葉等に虫が付いて病気が発生するので、それを防ぐた
めに、幹または茎等を支柱に固定して、地面に垂れ下が
らないようにする必要がある。
【0003】果樹などは枝を上に伸ばしっ放しにすると
栄養分が枝の成長に使われ、実の部分に行かないので、
枝を紐などで引っ張って上に伸びないようにし、実に栄
養が行くようにしている。
【0004】また、8月〜10月間は、ビニールハウス
栽培の場合、ハウス内の暑さによる青枯れ病の発生や、
台風等の強い風によるビニールハウスの破損を防ぐため
に、ビニールの被覆を取り除くので、茎が強風により折
れたりしないように支柱に固定する必要がある。露地栽
培も同様である。
【0005】従来は、施設園芸農家(ビニルハウス、ガ
ラスハウス等)においては、図12に示すように、地面
に所定間隔で立てた支柱31に横張りのビニール紐32
を巻き付けて茎を支持し、成長に応じて一段目、二段目
のビニール紐32で茎を支柱31に支持していた。支柱
31の上部は、支柱がぐらつかないように、同じくビニ
ール紐32でつないでいる。支柱の種類としては、図1
3(a)に示すイボタケといわれる鉄パイプにプラスチ
ックを被覆したもの(b)に示すフシタケといわれる同
じく鉄パイプにプラスチックを被覆したものが多い。
【0006】茎の他の支持方法の例としては、図14に
示すように支柱31に各茎単位で紐33やビニールテー
プ34を用いてステープラーで茎を止めていた。しか
し、茎の重量が掛かり、ステープラーの針でビニールテ
ープが破れることがあり、好ましくない。
【0007】更に、路地栽培では、図15(a)に示す
ように、地面に斜めに刺した支柱31に紐33を用いて
茎を止める方法もある。
【0008】このような手作業によって茎を支柱に止め
る方法では、茎の下部の方は屈んだままの姿勢で作業を
行わなければならないため、重労働な上、作業効率が悪
い。そこで、器具を用いて支柱に茎を止める固定具が各
種提案されている。
【0009】特開平7−99841号公報、実開昭56
−145948号公報、実開平2−120146号公報
に記載された支柱用固定具は、複数の部品を組み立てて
1つの商品を完成させていたので、部品コスト、組立コ
ストが高い。また、これらの従来品は、誘引中、茎が太
く育ち、クリップを取り外すときに茎挟み部の開口部が
全開にならないために、無理に取り外すと茎を傷付ける
ことがあった。また、ときには茎からクリップを外すと
きに茎を折ったり枝を折ることもあった。
【0010】特開平5−3728号公報に開示された一
体成形の固定具では、操作杆が突出しているので、茎や
葉が引っかかったり作物の実が操作杆の突起に当たり傷
を入れることがある。
【0011】一体成形の固定具として実開昭63−19
3438号公報に記載された固定具があるが、茎を入れ
た状態で支柱に押し込むために茎を押し付け、傷付ける
ことがあり、現実的にはほとんどの生産農家では使われ
ていない。また、弾性で支柱に固定しているために、茎
や実の重量に耐えられない。
【0012】実開昭63−193439号公報は、茎を
保持する部分と支柱を止める部分が別々にあり、支柱を
挟む作業と茎を挟む作業との別工程になり、作業性が悪
く、また茎を茎保持部に入れるときに傷を付けるし、弾
性のみで茎や支柱を保持するために、茎や実の重量に耐
えられない。
【0013】特開平7−99841号公報、実開昭56
−145948号公報、実開平2−120146号公報
に記載された器具は、ピンチ式のバネの力により支柱を
挟み、また実開昭63−193438号公報や実開昭6
3−193439号公報に記載された器具は、弾性によ
り支柱を挟んでいるため、支柱誘引中に茎の重さや実の
重さでクリップが下にずり下がったりする事がある。
【0014】これらの器具では、支柱に茎を固定してい
ても、強い風が茎や葉に当たり、誘引している固定具と
茎が一緒に回転したり、強く揺すられると茎を折ってし
まうことがある。特に台風時の強い風が吹くときは、支
柱に茎が確実に固定されていない場合、被害が多く発生
する。
【0015】横張の紐を図16に示すようなバネ線35
で止めることがあるが、支柱にバネの弾力で取り付けて
いるため、素手では外しにくく、支柱に数個取り付けて
いなければならない。また、図12のように横張紐を支
柱と茎に巻き付けて誘引している場合は、上下の移動を
することができない。
【0016】このように、現状では、多種の支柱止め具
はあるが、現実的には使いづらい物ばかりで、全くとい
ってよいほど生産農家では使われていない。ほとんどの
農園芸家では、図12、図14、図15に示すように従
前の通り、紐やテープ等を使い、茎を支柱に結んだり、
茎と支柱を紐で巻き付けて止めている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の支柱止め具が生
産農家で使われていない大きな理由は、 (1)支柱止め具の価格が高く、農家の資材費の負担が
大きくなる。 (2)誘引作業時、嵩張るために作業性が悪い。 (3)ピンチ式固定具は、針金バネの挟む力を使い、支
柱と茎を止めているので、強風時に支柱固定具が回転し
たりすることがあり、茎を確実に固定できない。 (4)比較的価格の安い支柱固定具は、茎を無理に固定
具の隙間に押し込んだり、支柱に押し込んだりする必要
があるために、作業性が悪く、茎を傷付ける事がある。
また、大量に茎と支柱を止める必要があるため、現実的
に使用できない。
【0018】トマトは、10アール(300坪)当た
り、約2000茎を栽培するために、作業性がよい支柱
止め固定具であっても、価格が高ければ1茎に2個固定
具を使用しても4000個必要となり、生産農家の資材
費の大きな負担となる。
【0019】そこで本発明が解決しようとする課題は、
価格が安く、また茎の成長と共に何度も固定具の取り付
け、取り外し誘引作業を繰り返し行うためにワンタッチ
で使用可能な、作業性がよく、しかも強風時にも確実に
支柱と茎を固定する植物茎等の保持クリップを提供する
ことである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の植物茎等の保持クリップは、長手方向の中
央部に折り曲げ部が形成された支柱挟み部と、この支柱
挟み部の両側に連設されたそれぞれ半円状の茎挟み固定
部と、前記支柱挟み部と前記茎挟み固定部の連設部に設
けられ、前記支柱挟み部が前記折り曲げ部から円形に曲
げられたときに互いに重なり合って支柱を挟み付ける爪
部と、前記茎挟み固定部の先端に連設されて互いに折り
曲げられたときに折り曲げ状態をロックするロック爪と
ロック穴からなるロック部とを備えたものである。
【0021】また、本発明の別の解決手段は、長手方向
の中央部に折り曲げ部が形成された支柱挟み部と、この
支柱挟み部の両側に連設されたそれぞれ半円状の第1及
び第2の茎挟み固定部と、前記支柱挟み部と前記第1及
び第2の茎挟み固定部の連設部に設けられ、前記支柱挟
み部が前記折り曲げ部から円形に曲げられたときに互い
に係合して折り曲げ状態をロックするロック爪とロック
穴からなるロック部とを備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。図1は本
発明の第1実施例を示す平面図、図2(a)はその正面
図、(b)はその背面図、(c)は(a)のA−A線に
おける断面図である。
【0023】これらの図において、1は支柱挟み部、2
A及び2Bは回転防止ストッパー兼ロック位置合わせ
部、3A及び3Bはロック位置合わせ爪、4は中央部か
ら曲がるように肉薄とした折り曲げ部、5は回転防止補
助リブ(なくても良い)、6A及び6Bは茎挟み時の茎
傷付け防止スロープ、7A及び7Bは茎挟み固定部、8
はロック案内板、9はロック解除時に押す押さえ部、1
0はロック爪部掛かり部、11はロック爪掛かり穴、1
2A及び12Bはロック位置合わせ爪3A及び3Bが当
たる案内部分、13はロック爪、14A及び14Bは連
設部、15A及び15Bは滑り止めローレットが設けら
れた指押さえである。
【0024】本実施例では、図3に示すように支柱挟み
部1の中央部が肉薄となっていて、中央部の折り曲げ部
4を支点として曲がるようになっている。図3よりも開
いた状態で支柱挟み部1の中に支柱20が入るように装
着し、また、茎挟み固定部7A及び7Bの中に茎21が
入るようにして、茎挟み固定部7A及び7Bを指押さえ
15A及び15Bを挟み付けながら曲げていく。図4は
ロックをする直前の状態を示すもので、茎傷付け防止ス
ロープ6A及び6Bは、支柱20と茎21を片手で持っ
て止めるときに、茎を傷付けないようにスロープで逃が
すようにするために形成している。また、乱暴な作業で
あっても、ロック部(ロック爪13とロック爪掛かり穴
11)が確実に止まるように、ロック位置合わせ爪3A
が案内部分12Bに当たり、ロック位置合わせ爪3Bが
案内部分12Aの内部に当たって入り、位置決めができ
るようにしている。指押さえ15A及び15Bを更に挟
み込むと、ロック爪13とロック案内板8がロック爪掛
かり穴11に入り、ロック爪13のロック爪掛かり部1
0がロック爪掛かり穴11に入り込むと、ロック爪13
が抜けなくなり、クリップはロックされる。
【0025】図5は本実施例のクリップを、支柱を挟ま
ないでロックした状態を示すもので、この状態では支柱
挟み部1は円形状には曲がらずに異形をしているが、円
形状の支柱を挟み込んでロックしたときに支柱挟み部1
が円形状に矯正される力と、支柱挟み部1全体で支柱を
物理的に強く絞め付ける。
【0026】図6は支柱20を実際に挟んだ状態を示す
ものであり、支柱20に挟んだときにロック位置合わせ
爪2A、2Bの中に図13(a)のイボタケ支柱20の
凸部が入り込み、強風であっても確実に固定する。ま
た、支柱20を挟んでロックするときに、ロックがずれ
ないように修正する役目も兼ねている。
【0027】図7は本発明の実施例の使用状態を示すも
のであり、(c),(d)の(イ)、(ロ)、(ハ)に
示すように、茎の成長に応じて本クリップを用いて、ワ
ンタッチで支柱に茎を止めることができる。なお、図7
(a)、(b)、(e)は従来の止め方を示している。
【0028】このようにして本発明のクリップを用いて
茎21を支柱20に支持することで、図8に示すよう
に、小茎の重量が下方向に掛かったときでも、支柱挟み
部1の折り曲げ部4の部分が内側に引っ張られ、下方向
にもずれにくい。
【0029】図6の状態からロックを外すには、ロック
爪13の押さえ部9を押すと、ロック爪13の根元の部
分が曲がってロック爪掛かり10とロック爪掛かり穴1
1の係合が外れ、支柱挟み部1の復元力でクリップが開
き、容易に取り外したり緩めたりすることができる。
【0030】支柱のぐらつきを止めるために支柱間をつ
なぐ横張り紐は、図4に示すように連設部14Aに32
のように巻き付けるか、支柱挟み部1の折り曲げ部4付
近に32’のように巻き付けるか巻き付けずに支柱と一
緒に挟むようにする。
【0031】本実施例のクリップを用いた露地栽培の例
を図15(b)に示す。図15(a)の従来例では、支
柱31に紐33で茎を止めており、トマト等の実は茎の
下部から大きくなり、下部から収穫していくが、茎が支
柱31の上方にまで延びてそこに実がなっても、背丈以
上に高くなるため従来は茎を切断していた。本来は、紐
33を解いて茎を下の方にたぐり寄せて紐33を結び直
せばよいが、その作業が面倒であるため、実際はそのよ
うな作業はほとんどされていない。これに対して、本発
明のクリップを用いれば、図15(b)に示すように、
クリップのロックを外して茎を下の方にたぐり寄せて再
び支柱にクリップを止めるという簡単な作業が可能とな
り、茎の上部の実を収穫でき、1本の茎当たりの収量が
多くなる。したがって、茎数を減らしても、収穫量を増
やすことができる。
【0032】図9及び図10は本発明の第2実施例を示
すものであり、第1実施例が茎挟み固定部7A,7Bの
先端にロック爪13、ロック爪掛かり穴11を設けたの
に対し、第2実施例では、支柱挟み部1と茎挟み固定部
7A,7Bの連設部14A及び14Bにロック爪掛かり
穴16と係合部17及びロック爪3Cを設けたものであ
る。図9(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は正
面図、(d)は(c)のB−B線における断面図であ
る。
【0033】この実施例では、図10(a)に示すよう
に支柱挟み部1を折り曲げ部4の部分から図10(b)
〜(c)のように折り曲げていくと、ロック爪3Cがロ
ック爪掛かり穴16の内部に入り込み、ロック爪3Cの
フックの部分が係合部17に引っ掛かり、ロック爪3C
がロックされて支柱挟み部1で支柱が、茎挟み固定部7
Aと7Bの部分で茎が挟まれ、茎を支柱に支持すること
ができる。支柱間をつなぐ横張り紐を、連設部14Aか
折り曲げ部4付近に巻き付けることができるのは第1実
施例と同様である。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。
【0035】(1)本発明のクリップは、一体成形で製
造できるため、別部品と組立が一切不要であり、大幅な
コストダウンができる。
【0036】(2)本発明のクリップは、茎挟み固定部
が全開になるためにクリップを茎から取り外すときに茎
を傷付けることがない。
【0037】(3)選択挟み式の特開平5−3728号
公報記載のもののように操作杆が突出していないので、
茎や葉が引っかかったり作物の実を傷付けることがな
い。
【0038】(4)取り付け、取り外しがワンタッチで
繰り返し誘引作業が簡単にできる。このため、特に露地
栽培において、茎の下部の実を収穫した時点でクリップ
のロックを外して茎を下の方にたぐり寄せて再び支柱に
クリップを止めるという簡単な作業が可能となり、茎の
上部の実を収穫でき、1本の茎当たりの収量が多くな
る。したがって、茎数を減らしても、収穫量を増やすこ
とができる。
【0039】(5)本発明品は、支柱が円形状の断面に
対し、支柱挟み部1を折り曲げると異形になり、支柱に
当ててロックすると支柱挟み部は円形状に成形されなが
ら、支柱挟み部全体で機械的に絞め込みながらロックさ
れるために、支柱誘引中に茎の重さや実の重さでクリッ
プが下にずり下がったりする事がない。
【0040】(6)支柱誘引しているクリップが強風に
よって回転しないように回転防止ストッパー2A、2B
を設け、回転防止リブ5も設けることにより、強い風が
茎や葉に当たり、誘引している固定具と茎が一緒に回転
したり、強く揺すられると茎を折ってしまうことがな
い。
【0041】(7)支柱誘引用固定具以外の横張り紐止
め具としても使える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】 (a)は第1実施例の正面図、(b)はその
背面図、(c)は(a)のA−A線における断面図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施例においてクリップを曲げ
ている状態を示す平面図である。
【図4】 横張紐を巻いた状態の平面図である。
【図5】 支柱を挟まないでクリップを閉じた状態を示
す平面図である。
【図6】 本発明のクリップで茎を支柱に止めている状
態を示す横断平面図である。
【図7】 本発明のクリップを用いて茎を支柱に固定し
ている状態の説明図である。
【図8】 本発明のクリップで茎を支柱に止めている状
態を示す斜視図である。
【図9】 本発明の第2実施例を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は正面図、
(d)は(c)のB−B線における断面図である。
【図10】 第2実施例において、折り曲げ状態及びロ
ック状態を示す平面図である。
【図11】 茎が成長するにつれてその重みで茎が地面
を這うようになる状態を示す説明図である。
【図12】 従来の茎の固定方法の一例を示す説明図で
ある。
【図13】 支柱の例を示す斜視図である。
【図14】 従来の茎の固定方法の他の例を示す説明図
である。
【図15】 (a)は従来の茎の固定方法のさらに他の
例を示す説明図、(b)は本発明のクリップを用いて茎
を固定する方法の説明図である。
【図16】 従来のバネ線で横張紐を止める方法の説明
図である。
【符号の説明】
1 支柱挟み部、2A,2B 回転防止ストッパー兼ロ
ック位置合わせ部、3A,3B ロック位置合わせ爪、
3C ロック爪、4 折り曲げ部、5 回転防止補助リ
ブ、6A,6B 茎傷付け防止スロープ、7A,7B
茎挟み固定部、8ロック案内板、9 押さえ部、10
ロック爪部掛かり部、11 ロック爪掛かり穴、12
A,12B 案内部分、13 ロック爪、14A,14
B 連設部、15A,15B 指押さえ、16 ロック
爪掛かり穴、17 係合部、20支柱、21 茎、31
支柱、32 ビニール紐、33 紐、34 ビニール
テープ、35 バネ線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月12日(2000.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の植物茎等の保持クリップは、長手方向の中
央部に折り曲げ部が形成された支柱挟み部と、この支柱
挟み部の両側に連設されたそれぞれ半円状の茎挟み固定
部と、前記支柱挟み部と前記茎挟み固定部の連設部に設
けられ、前記支柱挟み部が前記折り曲げ部から円形に曲
げられたときに互いに重なり合って支柱を挟み付ける爪
部と、前記茎挟み固定部の先端に連設されて互いに折り
曲げられたときに折り曲げ状態をロックするロック部
を備えたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、本発明の別の解決手段は、長手方向
の中央部に折り曲げ部が形成された支柱挟み部と、この
支柱挟み部の両側に連設されたそれぞれ半円状の第1及
び第2の茎挟み固定部と、前記支柱挟み部と前記第1及
び第2の茎挟み固定部の連設部に設けられ、前記支柱挟
み部が前記折り曲げ部から円形に曲げられたときに互い
に係合して折り曲げ状態をロックするロック部とを備え
たものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の中央部に折り曲げ部が形成さ
    れた支柱挟み部と、この支柱挟み部の両側に連設された
    それぞれ半円状の茎挟み固定部と、前記支柱挟み部と前
    記茎挟み固定部の連設部に設けられ、前記支柱挟み部が
    前記折り曲げ部から円形に曲げられたときに互いに重な
    り合って支柱を挟み付ける爪部と、前記茎挟み固定部の
    先端に連設されて互いに折り曲げられたときに折り曲げ
    状態をロックするロック爪とロック穴からなるロック部
    とを備えた植物茎等の保持クリップ。
  2. 【請求項2】 長手方向の中央部に折り曲げ部が形成さ
    れた支柱挟み部と、この支柱挟み部の両側に連設された
    それぞれ半円状の第1及び第2の茎挟み固定部と、前記
    支柱挟み部と前記第1及び第2の茎挟み固定部の連設部
    に設けられ、前記支柱挟み部が前記折り曲げ部から円形
    に曲げられたときに互いに係合して折り曲げ状態をロッ
    クするロック爪とロック穴からなるロック部とを備えた
    植物茎等の保持クリップ。
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