JP2010226805A - 電動機及びそれを用いた換気送風機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動機は、反負荷側の外殻を構成するブラケットの軸方向外表にコンデンサー13を配置し、ブラケットの軸方向外表に配置した端子台上で固定子の巻線端とコンデンサー13とを電気的に接続するコンデンサー搭載型の電動機において、端子台11にコンデンサー13を配置し、一端が固定子の巻線に接続された導電ピン端子10a〜dの他端を、端子台11のコンデンサー13の周囲に立設させ、端子台11の取付面に垂直に配置した平板状の板状端子12a〜dにて導電ピン端子10a〜dとコンデンサー13とを電気的に接続した。
【選択図】図8
Description
図1は、この発明にかかる実施の形態1のコンデンサー搭載誘導電動機の内部構造を示す横断面図である。図2は、コンデンサー搭載誘導電動機を電動機本体と端子台とを分割した状態を示す横断面図である。コンデンサー搭載誘導電動機100は、電動機本体1と端子台11とから構成されている。本実施の形態はこれらの電気的接続方法に関するものである。図2は電動機本体1と端子台11とを分割した状態を示す。
図9は、板状端子の他の例を示す一部を断面とする斜視図である。本実施の形態の板状端子12Aにおいては、板状端子12Aの取り付け側の縁先端に抜け防止のかえし突起17をつけている。かえし突起17をつけることで、板状端子12Aを圧入したときかえし突起17が挿入溝16にくい込み端子台11から抜け難くすることができる。
図10は、板状端子12Bが導電ピン端子10と接続される様子を示す斜視図である。本実施の形態の板状端子12Bにおいては、導電ピン端子10と接続する部分が他の部分より幅が小さい。板状端子12Bの接合部分の板幅を図10に示すように導電ピン端子10との接続部分の幅を他の部分よりも狭くすることで、溶接の際に温度の拡散が抑えられ、短時間での溶接が可能となる。
図11は、端子台11に抜け止め突起を設けた様子を示す一部を断面とする斜視図である。図12は、その断面図である。本実施の形態の板状端子12は、ツメ19を有する抜け止め突起18により係止されている。すなわち、端子板12の上縁(被係合部)にツメ19を係合して端子板12の抜け方向の移動を規制する抜け止め突起18が設けられている。
図13は、板状端子の他の例を示す斜視図である。図14は切り欠き加工を行なった板状端子12Cを端子台11に取り付けた様子であり、図15は、その固定部の断面図である。板状端子12Cには、上方から切り欠いた切り欠き(被係合部)が設けられている。抜け止め突起18は弾性を有しており、板状端子12Cを挿入溝16に圧入するとき抜け止め突起18は反溝方向に逃げ、板状端子12Cが挿入溝16に完全に収まると、弾性力で元の状態に戻り、ツメ19の部分が板状端子12Cの切り欠きに係合することにより抜け止めとなる。このように被係合部を形成することで抜け止め突起18の高さを低くすることができる。なお、抜け止め突起18に係合する被係合部は、図16に示す板状端子12Dに設けられた窓状に開口でも、概略同様の効果を得ることができる。
図17は、抜け止め突起が係合部に係合する様子を示す一部を断面とする斜視図である。図18は、その固定部の断面図である。本実施の形態においては、板状端子12Eの端子台側端にツメ状のかえし突起17を形成し、そこに端子台11に形成した抜け止め突起18を係合させることにより、板状端子12Eを端子台11に固定する。なお、板状端子12Eに設ける被係合部は、図19に示す板状端子12Fのように板の下端縁部を端子台中央部側にU字状に折り返して形成してもよいし、図20に示す板状端子12Gのように板の下端縁部を端子台中央部側にL字状に折り返して形成してもよい。
図21は、上記実施の形態のコンデンサー搭載誘導電動機を搭載した換気送風機の正面図である。図22は、図21に示す換気送風機の一部を断面とする側面図である。本実施の形態の換気送風機200は、羽根車26を回す駆動源が上記実施の形態に示す構成のコンデンサー搭載誘導電動機100によって構成されている。コンデンサー搭載誘導電動機100は、例えば屋内と屋外とを隔てる壁部又は天井部等に形成された換気口に取り付けられて屋内空気の換気を行う。コンデンサー搭載誘導電動機100は、換気口に取り付けられて内部に通風路(空気流路)24を形成するケーシング(ベルマウス)25と、ケーシング25内に配設されて通風路24を介して空気を強制的に移動させる送風機とを含む。送風機は、コンデンサー搭載誘導電動機100とこのコンデンサー搭載誘導電動機100の駆動軸に取り付けられた羽根車26とから構成される。このような構成の換気送風機200によれば、従来の外郭形状を大型化せずコンデンサーの容量を大容量化可能としたことで、風路は維持しつつ、より大風量化を実現することができる。
2 回転子
3 固定子
4 固定子鉄心
5 固定子コイル
5a 第1補助コイル
5b 第1主コイル
5c 第2補助コイル
5d 第2主コイル
6 フロントブラケット
7 リアブラケット
8 巻枠(絶縁体)
9 内部カバー(絶縁体)
10(10a〜d) 導電ピン端子
11 端子台
12(12a〜d) 板状端子
12A,12B,12C,12D,12E,12F,12G 板状端子
13 コンデンサー
14 温度ヒューズ
15 カバー
16 板状端子挿入溝(挿入溝)
17 かえし突起
18 抜け止め突起
19 ツメ
20 駆動軸
21 フロントベアリング
22 リアベアリング
24 通風路
25 ケーシング
26 羽根車
27 従来の端子
100 コンデンサー搭載誘導電動機
200 換気送風機
Claims (10)
- 反負荷側の外殻を構成するブラケットの軸方向外表にコンデンサーを配置し、ブラケットの軸方向外表に配置した端子台上で固定子の巻線端と前記コンデンサーとを電気的に接続するコンデンサー搭載型の電動機において、
前記端子台に前記コンデンサーを配置し、
一端が前記固定子の巻線に接続された導電ピン端子の他端を、前記端子台の前記コンデンサーの周囲に立設させ、
前記端子台の取付面に垂直に配置した平板状の板状端子にて前記導電ピン端子と前記コンデンサーとを電気的に接続した
ことを特徴とする電動機。 - 前記端子台は円状の前記取付面を有し、
前記コンデンサーは、前記取付面の中央部に配置され、
前記導電ピン端子は、前記端子台の前記コンデンサーの周囲の円周上に複数に立設させ、
前記板状端子は、前記コンデンサーを囲むように前記導電ピン端子の配列円周上に沿って円弧状に湾曲する
ことを特徴とする請求項1に記載の電動機。 - 前記板状端子は、前記端子台に形成された挿入溝に圧入して固定されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。 - 前記板状端子の圧入する部分にかえし突起をつけて、前記板状端子を前記挿入溝に圧入して固定したことを特徴とする請求項3に記載の電動機。
- 前記板状端子は、前記導電ピン端子と接続する部分が他の部分より幅が小さい
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電動機。 - 前記端子台に立設し端子板に設けられた被係合部に係合して前記端子板の抜け方向の移動を規制する抜け止め突起をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電動機。 - 前記被係合部が、前記端子板の上端縁部に形成された切り欠きである
ことを特徴とする請求項6に記載の電動機。 - 前記被係合部が、前記端子板の板面に形成された開口である
ことを特徴とする請求項6に記載の電動機。 - 前記被係合部が、前記端子板の下端縁部が折り曲げられて形成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の電動機。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電動機を搭載したことを特徴とする換気送風機。
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