JP2010225837A - 電子部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーテープの回収性を向上させるとともに、カバーテープの弾発力によって排出口カバーが開いた場合であっても、カバーテープが排出口からこぼれ落ちてしまうことを防止し得る電子部品供給装置を提供する。
【解決手段】このフイーダ1は、カバーテープ収容部7内に収容されるカバーテープ24の排出口9に排出口カバー10を有する。そして、この排出口カバー10は、排出口9の開口部分9aを覆う蓋部10aと、その蓋部10aの両端からカバーテープ収容部7内に向けて張り出された一対の側壁部10bと、蓋部10aを回動可能にその下端に設けられた支軸部15と、その支軸部15に配設されて、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24による弾発力で蓋部10aが開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して排出口カバー10を閉じる方向に付勢するねじりコイルばね14とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品実装装置に用いられ、キャリアテープのベーステープから引き剥がされたカバーテープを収容するカバーテープ収容部を備える電子部品供給装置に係り、特に、そのカバーテープ収容部に収容されたカバーテープを排出する排出口の開口部分を開閉する排出口カバーの改良に関する。
電子部品実装装置では、電子部品を保持したキャリアテープを用いて移載ヘッドのノズルの吸着位置に電子部品を供給する電子部品供給装置が用いられている。この種の電子部品供給装置(以下、「フイーダ」ともいう)を模式的に示した図を図8に示す。また、図9に、キャリアテープを説明する模式図を、図10に、吸着位置の手前でベーステープからカバーテープを剥がしている状態を模式的に示す。
図9に示すように、キャリアテープ20は、電子部品30が収容されるベーステープ22と、電子部品30が落ちないように蓋をするカバーテープ24との二層から構成されている。
そして、図8に示すように、フイーダ100は、図9に示す電子部品30の供給作動時に、不図示のリールに巻かれたキャリアテープ20を搬送方向Hに送り出し、電子部品30をピックアップする吸着位置Aの手前でベーステープ22からカバーテープ24を剥がすようになっている(図10参照)。そして、その引き剥がされたカバーテープ24は、対向する一対の回収ローラ6によって回収方向Kに牽引され、導入口19からカバーテープ収容部107内に収容される。
ここで、このカバーテープ収容部107には、導入口19とは反対側の端面に排出口9が形成されている。そして、この排出口9には、開閉可能な排出口カバー110が付設されおり、この排出口カバー110を開くことによって、カバーテープ収容部107内のカバーテープ24を排出口9から排出可能になっている(例えば特許文献1ないし3参照)。
特に、特許文献1ないし3に記載の技術では、カバーテープ24がカバーテープ収容部107の容量を超えた場合には、カバーテープ収容部107内に充填されたカバーテープ24の弾発力によって排出口カバー110が内側から押されることで開くようになっており、これにより、カバーテープ24を簡単な機構によって排出可能としている。
特開2000−124667号公報(図7、段落0040参照) 特開2001−320194号公報(図8、段落0029参照) 特開2003−188584号公報(図6,図7、段落0025〜33参照)
しかしながら、従来のカバーテープ収容部107は、排出口カバー110が、図11に例示するように、フイーダ100の幅に近い単純な矩形状の板部材からなる構造であった。そのため、フイーダ100の幅が狭い場合には、カバーテープ収容部107内のカバーテープ24を手で取り出しにくいという問題がある。また、例えば特許文献1ないし3に記載の技術では、収容されたカバーテープ24がカバーテープ収容部107の容量を超えた場合には、排出口カバー110が弾発力によって自然に開くようになっている。そのため、カバーテープ24が排出口9からこぼれ落ちてしまう、という問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、排出口からのカバーテープの回収性を向上させるとともに、収容されたカバーテープの弾発力によって排出口カバーが開いた場合であっても、カバーテープが排出口からこぼれ落ちてしまうことを防止することができる電子部品実装装置の電子部品供給装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電子部品実装装置に用いられ、電子部品実装装置に用いられ、キャリアテープのベーステープから引き剥がされたカバーテープを収容するカバーテープ収容部を備え、該カバーテープ収容部が、自身内部に収容されたカバーテープを排出する排出口と、該排出口を開閉する排出口カバーとを有する電子部品供給装置であって、前記排出口カバーは、前記排出口の開口部分を覆う蓋部と、その蓋部の両端から前記カバーテープ収容部内に向けて張り出された一対の側壁部と、前記蓋部を回動可能にその下端に設けられた支軸部と、該支軸部に配設されて、前記カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープによる弾発力で前記蓋部が開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して当該排出口カバーを閉じる方向に付勢する付勢部材とを有することを特徴としている。
本発明に係る電子部品実装装置の電子部品供給装置によれば、その排出口カバーは、排出口の開口部分を覆う蓋部の両端からカバーテープ収容部内に向けて張り出された一対の側壁部と、蓋部下端に蓋部自身を回動可能に設けられた支軸部とを有するので、カバーテープを回収する際に、オペレータが排出口カバーを手で開き、支軸部まわりに排出口カバーを回動させれば、左右一対の側壁部間に充填されたカバーテープが側壁部の動きに伴って導かれ、カバーテープ収容部の排出口よりも外側の、オペレータが視認可能な位置まで引き出すことができる。したがって、排出口からのカバーテープの回収性を向上させることができる。
さらに、この排出口カバーは、支軸部に配設されて、カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープによる弾発力で当該排出口カバーの蓋部が開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して当該排出口カバーを閉じる方向に付勢する付勢部材を有するので、カバーテープがカバーテープ収容部内に収容可能な容量以上に収容された場合に、カバーテープによる弾発力で排出口カバーは開くものの、排出口カバーを閉じる方向に付勢する付勢部材によって、全開となる位置までは開ききることが防止されるとともに、排出口カバーが開いた状態であっても、溢れたカバーテープが排出口カバーの左右一対の側壁部間に保持されるため、カバーテープが排出口からこぼれ落ちてしまうことを防止することができる。
なお、上記付勢部材としては、例えば、ばね(例えばねじりコイルばねが好適である)や磁石、あるいは、粘性抵抗・摩擦などを利用してなるダンパ等を採用することができる。なおまた、例えば、カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープの収容量が限界に達したタイミングで排出口カバーが開くように付勢部材の付勢力を設定しておけば、排出口カバーが開いた状態をオペレータが目視することによって、オペレータにカバーテープの回収時期を知らせることができるという効果もある。
なおさらに、本発明に係る電子部品供給装置の他の態様としては、前記排出口カバーを、前記排出口の開口部分を覆う蓋部の両端からカバーテープ収容部内に向けて且つカバーテープ収容部に沿ってスライド移動可能にそのスライド移動方向に張り出された一対の側壁部と、該一対の側壁部のカバーテープ収容部内の先端部とその先端部に対向するカバーテープ収容部内壁面側とを相互に繋ぐ付勢部材とを有する構成とし、当該付勢部材が、前記カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープによる弾発力で当該排出口カバーの蓋部が前記スライド移動して開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して当該排出口カバーを閉じる方向に付勢するように構成することもできる。
このような構成であっても、カバーテープを回収する際に、オペレータが排出口カバーを手でスライド移動させて排出口を開けば、カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープを、スライド移動方向に張り出された一対の側壁部間に保持しつつ、側壁部のスライド移動の動きに伴って導かれて、カバーテープ収容部の排出口よりも外側の、オペレータが視認可能な位置まで引き出すことができる。したがって、排出口からのカバーテープの回収性を向上させることができる。
また、カバーテープがカバーテープ収容部内に収容可能な容量以上に送られてきた場合に、カバーテープによる弾発力で排出口カバーはスライド移動して開くものの、排出口カバーを閉じる方向に付勢する付勢部材を設けているので、この付勢部材によって排出口カバーが全開となる位置までは開ききることが防止されるとともに、溢れたカバーテープが排出口カバーの左右一対の側壁部間に保持されるため、カバーテープが排出口からこぼれ落ちてしまうことも防止することができる。
上述のように、本発明に係る電子部品供給装置によれば、カバーテープの回収性を向上させるとともに、収容されたカバーテープの弾発力によって排出口カバーが開いた場合であっても、カバーテープが排出口からこぼれ落ちてしまうことを防止することができる。
本発明に係る電子部品供給装置を模式的に示した図である。 図1の要部(第一の実施形態)を示す図である。 本発明に係る電子部品供給装置のカバーテープ収容部の排出口カバーを説明する斜視図である。 本発明に係る電子部品供給装置のカバーテープ収容部の排出口カバーの動作を説明する図である。 カバーテープ収容部の第二の実施形態を説明する図であり、同図は図2に対応する図を示している。 第二の実施形態の排出口カバーを説明する斜視図である。 第二の実施形態の排出口カバーの動作を説明する図である。 従来の電子部品供給装置を模式的に示した図である。 キャリアテープを説明する図である。 吸着位置の手前でベーステープからカバーテープを剥がしている状態を模式的に示した図である。 従来のカバーテープ収容部の排出口カバーの一例を説明する斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る電子部品供給装置の第一の実施形態を模式的に示した図である。なお、上述した従来の構成と同様の構成については、同一の符号を付すとともに、その詳細な説明についてはこれを省略する。
この電子部品供給装置(フイーダ)は、電子部品実装装置に用いられるものであり、図1に示すように、このフイーダ1は、図9に示す電子部品30の供給作動時に、送りホイール3等を駆動することによって、電子部品30を保持したキャリアテープ20をフレーム2の下方から搬送方向Hに送り出し、電子部品30をピックアップする移載ヘッド4のノズルの吸着位置Aの手前でベーステープ22からカバーテープ24を引き剥がすように構成されている。
そして、その引き剥がされたカバーテープ24は、対向する一対の回収ローラ6によってアッパカバー5に沿って回収方向Kに牽引され、導入口19からカバーテープ収容部7内に収容される。ここで、このカバーテープ収容部7には、導入口19とは反対側の端面に排出口9が形成されており、この排出口9には、開閉可能な金属製の排出口カバー10が付設されている。この排出口カバー10は、排出口9の上端に配設された保持マグネット8によって閉じた状態が保持されるとともに、この排出口カバー10の摘み部10tをオペレータが手で持って開くことによって、カバーテープ収容部7内のカバーテープ24を排出口9から排出可能になっている。
以下、上記カバーテープ収容部7について図面を参照しつつより詳しく説明する。なお、図2は、カバーテープ収容部7を説明するための、図1の要部を示す図であり、また、図3は、カバーテープ収容部の排出口カバーを説明する斜視図である。
図2に示すように、排出口カバー10は、排出口9の開口部分9aを覆うように配設される。そして、図3に斜視図を示すように、この排出口カバー10は、排出口9の開口部分9aを覆うように上下を長辺とする矩形形状をなす蓋部10aと、その蓋部10aの左右両端からカバーテープ収容部7内に向けて四分円状に張り出された一対の側壁部10bとを有している。なお、底面は有しておらず、上下に開口されている。
また、図2に示すように、蓋部10a下端には、支軸部15が設けられている。この支軸部15は、蓋部10aと一体に形成された係止部10cと、この係止部10cに挿通される排出口カバー支軸12と、この排出口カバー支軸12の両端をフレーム2側に支持するようにフレーム2側に設けられた支持部17とからなる。つまり、係止部10cは、図3に示すように蓋部10a下端が、側面視が略かぎ爪状をなす円筒形状にプレス成形されて一体に形成されており、この係止部10cの凹部内に排出口カバー支軸12が挿通され、この排出口カバー支軸12の軸を中心として、蓋部10a自身が側壁部10bの四分円に沿って回動可能に案内されるようになっている。
さらに、この支軸部15には、図2に示すように、付勢部材として、ねじりコイルばね14が配設されている。このねじりコイルばね14は、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24による弾発力で蓋部10aが開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して排出口カバー10を閉じる方向に付勢している(図4での符号F参照)。なお、このねじりコイルばね14の付勢力は、予め繰り返した排出口カバー10の開閉実験の結果に基づいて、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24の収容量が限界に達したタイミングで排出口カバー10が開くように設定されている。
次に、このフイーダ1の動作およびその作用・効果について説明する。なお、図4は、カバーテープ収容部の排出口カバーの動作を説明する図である。
電子部品実装装置において、電子部品30の供給作動がなされると、上述したフイーダ1は、キャリアテープ20を搬送方向Hに送り出し、吸着位置Aの手前でベーステープ22からカバーテープ24を引き剥がす。そして、引き剥がされたカバーテープ24は、回収ローラ6によって回収方向Kに牽引され、導入口19からカバーテープ収容部7内に収容される。
ここで、このカバーテープ収容部7は、その排出口カバー10が、排出口9の開口部分9aを覆う蓋部10aの両端からカバーテープ収容部7内に向けて四分円状に張り出された一対の側壁部10bと、蓋部10a下端に蓋部10a自身を側壁部10bの四分円に沿って回動可能に設けられた支軸部15とを有するので、カバーテープ24を回収する際に、オペレータが排出口カバー10を手で開き、支軸部15まわりに排出口カバー10を回動させれば、左右一対の側壁部10b間に充填されたカバーテープ24が側壁部10bの動きに伴って導かれ、これにより、図4に示すように、カバーテープ収容部7の排出口9よりも外側の、オペレータが視認可能な位置までカバーテープ24が引き出される。したがって、排出口9からのカバーテープ24の回収性を向上させることができる。
また、このフイーダ1によれば、そのカバーテープ収容部7は、排出口カバー10が、支軸部15に配設されて、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24による弾発力で排出口カバー10の蓋部10aが開く方向に押されるときに、図4に示すように、その弾発力に抗して排出口カバー10を閉じる方向Fに付勢する付勢部材としてのねじりコイルばね14を有するので、カバーテープ24がカバーテープ収容部7内に収容可能な容量以上に収容された場合に、カバーテープ24による弾発力で排出口カバー10は開くものの、排出口カバー10を閉じる方向に付勢するねじりコイルばね14によって、全開となる位置までは開ききることが防止されるとともに、溢れたカバーテープ24が排出口カバー10の左右一対の側壁部10b間に保持されるため、カバーテープ24が排出口9からこぼれ落ちてしまうことを防止することができる。
さらに、このフイーダ1によれば、そのカバーテープ収容部7は、ねじりコイルばね14の付勢力が、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24の収容量が限界に達したタイミングで排出口カバー10を開かせるように設定しているので、排出口カバー10が開いた状態をオペレータが目視することによって、オペレータは、カバーテープ24の回収時期を容易に知ることができる。
次に、本発明の他の実施形態(第二の実施形態)について説明する。図5は、カバーテープ収容部の第二の実施形態を説明する図であり、図6は、第二の実施形態の排出口カバーを説明する斜視図、図7は、第二の実施形態の排出口カバーの動作を説明する図である。なお、以下の説明では、上記第一の実施形態と異なる点について説明し、上記第一の実施形態と同様な構成および対応する構成については同一の符号を付すとともにその説明を適宜省略する。
この第二の実施形態のフイーダ1は、図5に示すように、排出口カバー10を、排出口9の開口部分9aを覆う蓋部10aの両端からカバーテープ収容部7内に向けて且つカバーテープ収容部7に沿ってスライド移動可能に、そのスライド移動方向に張り出された一対の側壁部10bを有している。そして、図6に斜視図を示すように、この第二の実施形態の排出口カバー10は、上部に開口する箱形をなし、底面を有している。
さらに、図5に示すように、この排出口カバー10は、一対の側壁部10bのカバーテープ収容部7内の先端側の端面10fとその端面10fに対向するカバーテープ収容部7の内壁面側に設けられたピン16とを相互に繋ぐ付勢部材として、引っ張りコイルバネ14を設けた構成とし、この引っ張りコイルバネ14が、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24による弾発力で排出口カバー10の蓋部10aがスライド移動して開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して排出口カバー10を閉じる方向に付勢するように構成している(図7の符号F参照)。
すなわち、この第二の実施形態のフイーダ1は、その排出口カバー10が、排出口9の開口部分を覆う蓋部10aと、その蓋部10aの両端からカバーテープ収容部7内に向けて且つカバーテープ収容部7に沿ってスライド移動可能にそのスライド移動方向に張り出された一対の側壁部10bと、この一対の側壁部10bのカバーテープ収容部7内の先端部10fとその先端部10fに対向するカバーテープ収容部7内壁面側のピン16とを相互に繋ぐ付勢部材としての引っ張りコイルバネ14とを有する構成とされ、さらに、この引っ張りコイルバネ14が、カバーテープ収容部7内に充填されたカバーテープ24による弾発力で当該排出口カバー10の蓋部10aが前記スライド移動して開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して当該排出口カバー10を閉じる方向に付勢するように構成されている。
この第二の実施形態のフイーダ1によれば、カバーテープ24を回収する際に、オペレータが排出口カバー10を手でスライド移動させて排出口9を開けば、スライド移動方向に張り出された一対の側壁部10b間に、充填されたカバーテープ24が側壁部10bの動きに伴って導かれて、図7に示すように、カバーテープ収容部7の排出口9よりも外側の、オペレータが視認可能な位置まで引き出される。したがって、上記第一の実施形態同様に、排出口9からのカバーテープ24の回収性を向上させることができる。
また、この第二の実施形態のフイーダ1によれば、カバーテープ24がカバーテープ収容部7内に収容可能な容量以上に送られてきた場合に、カバーテープ24による弾発力で排出口カバー10はスライド移動して開くものの、図7に示すように、排出口カバー10を閉じる方向Fに付勢する付勢部材として引っ張りコイルバネ14設けたので、この引っ張りコイルバネ14によって全開となる位置までは開ききることが防止されるとともに、溢れたカバーテープ24が排出口カバー10の左右一対の側壁部10b間に保持されるため、上記第一の実施形態同様に、カバーテープ24が排出口9からこぼれ落ちてしまうことも防止することができる。
また、この排出口カバー10は、上部に開口する箱形をなすため、オペレータがこの箱形の排出口カバー10を手前に引き出すことにより、カバーテープ収容部7内のカバーテープ24を全体的に排出口9に引き出すことが容易なので、排出口9からのカバーテープ24の回収性を向上させる上で好適である。
以上説明したように、上記各実施形態のフイーダ1によれば、排出口9からのカバーテープ24の回収性を向上させるとともに、収容されたカバーテープ24の弾発力によって排出口カバー10が開いた場合であっても、カバーテープ24が排出口9からこぼれ落ちてしまうことを防止することができる。
なお、本発明に係る電子部品供給装置は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記各実施形態では、カバーテープ24による弾発力に抗して排出口カバー10を閉じる方向に付勢する付勢部材として、ばね(ねじりコイルばね14、引っ張りコイルバネ14)を用いた例でそれぞれ説明したが、これに限らず、この付勢部材として、例えば磁石や、粘性抵抗・摩擦などを利用してなるダンパ等を採用することができる。
また、例えば上記各実施形態では、排出口カバー10は、排出口9の上端に配設された保持マグネット8によって閉じた状態が保持される例で説明したが、これに限らず、上述したねじりコイルばね14や、引っ張りコイルバネ14等の付勢部材のみによる排出口カバー10を閉じる方向に付勢する力によって、閉じた状態が保持されるように構成してもよい。このような構成とすれば、保持マグネット8を省略できるので、その分のコストを低減させることができる。
なおまた、上記第二の実施形態の排出口カバー10は、上部に開口する箱形をなす例で説明したが、これに限らず、例えば上記第一の実施形態の排出口カバー10のように、底面を有しない、上下に貫通する角筒状にしてもよい。このような構成であっても、当該角筒状の第二の実施形態の排出口カバー10は、カバーテープ収容部7内の先端側の端面10fが、スクレーパ(かき込み具)として機能する。そのため、オペレータがこの角筒状の排出口カバー10を手前に引き出すことにより、カバーテープ収容部7内のカバーテープ24を全体的に排出口9にかき出すことができるので、排出口9からのカバーテープ24の回収性を向上させることができる。
1 フイーダ(電子部品供給装置)
2 フレーム
3 送りホイール
4 移載ヘッド
5 アッパカバー
6 回収ローラ
7 カバーテープ収容部
8 保持マグネット
9 排出口
10 排出口カバー
12 排出口カバー支軸
14 ねじりコイルばね(付勢部材)
15 支軸部
16 ピン
17 支持部
19 導入口
20 キャリアテープ
22 ベーステープ
24 カバーテープ
30 電子部品
A 吸着位置
H 搬送方向
K 回収方向

Claims (1)

  1. 電子部品実装装置に用いられ、キャリアテープのベーステープから引き剥がされたカバーテープを収容するカバーテープ収容部を備え、該カバーテープ収容部が、自身内部に収容されたカバーテープを排出する排出口と、該排出口を開閉する排出口カバーとを有する電子部品供給装置であって、
    前記排出口カバーは、前記排出口の開口部分を覆う蓋部と、その蓋部の両端から前記カバーテープ収容部内に向けて張り出された一対の側壁部と、前記蓋部を回動可能にその下端に設けられた支軸部と、該支軸部に配設されて、前記カバーテープ収容部内に充填されたカバーテープによる弾発力で前記蓋部が開く方向に押されるときに、その弾発力に抗して当該排出口カバーを閉じる方向に付勢する付勢部材とを有することを特徴とする電子部品供給装置。
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