JP2001320194A - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置

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JP2001320194A
JP2001320194A JP2000135686A JP2000135686A JP2001320194A JP 2001320194 A JP2001320194 A JP 2001320194A JP 2000135686 A JP2000135686 A JP 2000135686A JP 2000135686 A JP2000135686 A JP 2000135686A JP 2001320194 A JP2001320194 A JP 2001320194A
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JP
Japan
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gears
cover tape
groove
gear
tape
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JP2000135686A
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English (en)
Inventor
Hiroto Sumita
寛人 住田
Kunio Tanaka
邦男 田仲
Takashi Munezane
孝 宗實
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はキャリアテープの表面側にカバーテ
ープを設けたテーピング部材を有する電子部品供給装置
において剥離させたカバーテープを確実に収納ケース内
に送り込むことを目的とするものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
はカバーテープ8の表・裏面側に対向して設けた第1、
第2の歯車14,15のうち巻付側の第1の歯車14に
は、その歯面に溝14aを形成し、この溝14a内の、
前記第1、第2の歯車14,15の当接部より上流側で
あって、カバーテープ8がこの第1の歯車14に当接す
る部分より上流側から前記第1、第2の歯車14,15
の当接部の下流側までガイド27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品実装部に電子部
品を供給するための電子部品供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品供給装置は上面に開口部
を有する収納部が所定間隔ごとに配設された帯状のキャ
リアテープの上面にカバーテープを設けたテーピング部
材と、このテーピング部材を一方向に搬送する搬送手段
と、この搬送手段によるテーピング部材の搬送路におい
てキャリアテープからカバーテープを剥離させる剥離手
段と、この剥離手段によって剥離されたカバーテープを
収納ケースに送り込む送り込み手段とを備えた構成とな
っていた。すなわち、従来の構成においては、前記送り
込み手段は第1、第2の歯車間にカバーテープを挿入
し、この第1、第2の歯車による回転力によってカバー
テープを収納ケース内に送り込むような構成となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子部品供
給装置において問題となるのは、第1、第2の歯車によ
ってカバーテープを収納ケース内に安定的に押し込むこ
とが出来なくなることがあるということであった。
【0004】すなわちこのように第1、第2の歯車でカ
バーテープを収納ケース内に送り込むようにする場合、
いずれか一方の歯車はテープの巻付側となり、この巻付
側となった歯車にカバーテープが巻き込まれ、この結果
としてカバーテープを収納ケース内に送り込むことがで
きなくなってしまう。
【0005】そこでカバーテープの巻付側の歯面に溝を
設け、この溝の第1、第2の歯車の当接部よりも下流側
においては溝外から溝内に引剥手段を挿入している。つ
まりこの様な構成とすればこの巻付側の歯車の第1、第
2の歯車の当接部下流側においてカバーテープが巻き付
いたとしても、それは引剥手段によって歯車から引き剥
がして収納ケース内に収納させることができるようにな
るのである。
【0006】しかしながらこの様にカバーテープ引き剥
がしのために溝を設けた場合、第1、第2の歯車の当接
部より上流側において、カバーテープが溝内に落ち込む
ことになり、この結果として第1、第2の歯車で収納ケ
ース方向にカバーテープを搬送することができず、上述
のごとくカバーテープを収納ケース内に送り込むことが
できなくなるのであった。
【0007】そこで本発明はカバーテープを収納ケース
内に送り込むことができなくなるのを防止することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、上面に開口部を有する収納部が所定
間隔ごとに配置された帯状のキャリアテープの上面側に
カバーテープを設けたテーピング部材と、このテーピン
グ部材を一方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段に
よるテーピング部材の搬送路においてキャリアテープか
らカバーテープを剥離させる剥離手段と、この剥離手段
によって剥離されたカバーテープを収納ケースに送り込
む送り込み手段とを備え、前記送り込み手段はカバーテ
ープの表・裏面側に対向して設けた第1、第2の歯車よ
りなり、これらの第1、第2の歯車のうち巻付側のもの
には、その歯面に溝を形成し、この溝内の、前記第1、
第2の歯車の当接部より上流側であって、カバーテープ
がこの歯車に当接する部分より上流側から前記第1、第
2の歯車の当接部の下流側までガイドを設け、この溝の
前記第1、第2の歯車の当接部よりも下流側において溝
外から溝内に引剥手段を挿入したものであり、以上の構
成とすれば、カバーテープの巻付側の歯面に溝を設け、
この溝の第1、第2の歯車の当接部よりも下流側におい
ては溝外から溝内に引剥手段を挿入しているので、この
巻付側の歯車の第1、第2の歯車の当接部下流側におい
てカバーテープが巻き付いたとしても、それは引剥手段
によって歯車から引き剥がして収納ケース内に収納させ
ることができる。
【0009】またこの様にカバーテープ引き剥がしのた
めに溝を設けたとしても、第1、第2の歯車の当接部よ
り上流側であって、カバーテープがこの歯車に当接する
部分より上流側から前記第1、第2の歯車の当接部の下
流側までガイドを設けているので、カバーテープが溝内
に落ち込むことにより第1、第2の歯車で収納ケース方
向に搬送することができなくなるのを防ぐことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面に開口部を有する収納部が所定間隔ごとに配置
された帯状のキャリアテープの上面側にカバーテープを
設けたテーピング部材と、このテーピング部材を一方向
に搬送する搬送手段と、この搬送手段によるテーピング
部材の搬送路においてキャリアテープからカバーテープ
を剥離させる剥離手段と、この剥離手段によって剥離さ
れたカバーテープを収納ケースに送り込む送り込み手段
とを備え、前記送り込み手段はカバーテープの表・裏面
側に対向して設けた第1、第2の歯車よりなり、これら
の第1、第2の歯車のうち巻付側のものには、その歯面
に溝を形成し、この溝内の、前記第1、第2の歯車の当
接部より上流側であって、カバーテープがこの歯車に当
接する部分より上流側から前記第1、第2の歯車の当接
部の下流側までガイドを設け、この溝の前記第1、第2
の歯車の当接部よりも下流側において溝外から溝内に引
剥手段を挿入した電子部品供給装置であって、カバーテ
ープの巻付側の歯面に溝を設け、この溝の第1、第2の
歯車の当接部よりも下流側においては溝外から溝内に引
剥手段を挿入しているので、この巻付側の歯車の第1、
第2の歯車の当接部下流側においてカバーテープが巻き
付いたとしても、それは引剥手段によって歯車から引き
剥がして収納ケース内に収納させることができる。
【0011】またこの様にカバーテープ引き剥がしのた
めに溝を設けたとしても、第1、第2の歯車の当接部よ
り上流側であって、カバーテープがこの歯車に当接する
部分より上流側から前記第1、第2の歯車の当接部の下
流側までガイドを設けているので、カバーテープが溝内
に落ち込むことにより第1、第2の歯車で収納ケース方
向に搬送することができなくなるのを防ぐことができ
る。
【0012】次に本発明の請求項2に記載の発明は、ガ
イドの上面を、巻付側の歯車の歯面の凹部よりも低い状
態で溝内に設けた請求項1に記載の電子部品供給装置で
あって、このガイドに第1、第2の歯車の歯面の凸部が
衝突し、その回転が阻害されることはなく、この結果と
してカバーテープは収納ケース内にスムーズに収納され
ることになる。
【0013】次に本発明の請求項3に記載の発明は、溝
を複数本設け、各溝内にガイドを設け、これらの複数の
ガイドは、第1、第2の歯車の当接部より下流側におい
て溝外に引き出した請求項1、または2に記載の電子部
品供給装置であって、歯面に設けた複数本の溝内にそれ
ぞれガイドを配置し、それを第1、第2の歯車の当接部
よりも下流側において溝外に引き出せば、前記当接部の
下流側において巻付側の歯車の歯面にカバーテープが巻
き付いた状態となっても、このカバーテープはガイドの
溝外への引出部によって複数のガイドによって歯車から
引き剥がされることになり、この結果としてカバーテー
プは収納ケース内にスムーズに収納されることになる。
【0014】以下、本発明の一実施形態において添付図
面に従って説明をする。
【0015】(実施の形態1)図1において、1は本体
で、この本体1の右側には図3で示したリール2を収納
したリール収納部3が設けられ、更に本体1の左側には
テープ送り手段4が設けられている。図3に示すリール
2は、その内方にテーピング部材5を巻き付けているも
のである。このテーピング部材5は上面に開口部を有す
る収納部6が所定間隔ごとに配設された帯状のキャリア
テープ7と、このキャリアテープ7の上面側に接着剤に
よって貼り付けた樹脂製のカバーテープ8と、前記収納
部6内に収納された電子部品9とによって構成されてい
る。
【0016】すなわち、図2に示すごとくテーピング部
材5は図の左側に設けた送り用ラチェット10に図3で
示すキャリアテープ7の送り孔11を係合させ、その状
態で送り用ラチェット10を図2の反時計回りに回転さ
せることで断続的に図2の左側方向に搬送するような状
態となっている。
【0017】そして、この搬送時において送り用ラチェ
ット10の手前における剥離手段12部分でカバーテー
プ8がキャリアテープ7から剥がされ、その状態で送り
用ラチェット10よりも更に左側部分において図示して
いないが、吸着手段によって収納部6内から電子部品9
を吸着した状態で取り出し、この取り出したものを最終
的に実装ヘッドに受け渡して、この受け渡された実装ヘ
ッドが電子部品9をプリント基板に実装するようになっ
ているものである。
【0018】さて、その様な状態において、引き剥がさ
れたカバーテープ8は図2に示すごとく、ガイドローラ
13を経由した後に、第1の歯車14の外周の一部に巻
き付くように沿い、更に、この第1の歯車14に押圧さ
れた第2の歯車15との間を経由して収納ケース16内
に送り込まれるようになっているのである。
【0019】さて、第1の歯車14は図4から図7に示
すごとく構成されている。すなわち第1の歯車14は回
転軸17の外周に巻き取り用ラチェット18と一体とな
った状態で回転駆動されるようになっている。この送り
込み動作は上述した図2に示す送り用ラチェット10と
同期した状態によって行われるようになっている。
【0020】すなわち、送り用ラチェット10にはラチ
ェットレバー19が連結され、更にこのラチェットレバ
ー19には送りレバー20が連結されている。この送り
レバー20の回転軸は21であって、送りレバー20が
回転軸21を中心に図2における反時計方向に回動する
とラチェットレバー19が押され、次に送りレバー20
が回転軸21を中心に時計方向に回動した時に送り用ラ
チェット10によってテーピング部材5は送られる。
【0021】更に、この一連の動作において送りレバー
20にはリンク22、ラチェットレバー23を介してラ
チェット爪24が連結されており、ラチェット爪24が
ラチェット18に係合している。すなわち送りレバー2
0が回転軸21を中心に反時計方向に回動したときに
は、リンク22によってラチェットレバー23が軸25
を中心に時計方向に回動し、この状態においてはラチェ
ット爪24はラチェット18の外周を単に摺動し、次に
送りレバー20が時計方向に回動した状態においてはリ
ンク22が下降しこの状態においてラチェット爪24は
軸25を中心に反時計方向に回動し、この時にラチェッ
ト18を時計方向に回動させるような構成となってい
る。
【0022】これに伴って、図4,図5に示した第1の
歯車14が時計方向に回動しその外周面に設けた第2の
歯車15は反時計方向に回動する。これらの第1、第2
の歯車14,15には図4,図5に示すようにその外周
面の中心線部分に溝14a,15aが設けられており、
この溝14a,15aの左右に歯14b(歯車15の歯
は図示せず)が設けられている。
【0023】すなわち、この第1、第2の歯車14,1
5の歯14b間に挟まれた状態でカバーテープ8が収納
ケース16内へと強制的に送り込まれるようになってい
るものである。
【0024】さて、このような状態において、第1、第
2の歯車14,15が逆転するのを防止するためにラチ
ェット18には図1,図2のごとく逆回転防止用のラチ
ェット爪26が係合されている。すなわち、このよう
に、第1、第2の歯車14,15がテーピング部材5の
間欠動作と連動した状態で第1、第2の歯車14,15
によってカバーテープ8が収納ケース16内に送り込ま
れるようになっているものであり、その場合において逆
転を防止し、適度なテンションを加えるためにラチェッ
ト18にはラチェット爪26がそれの逆転を防止するた
めに係合させているものである。
【0025】さて、そのようにした状態でカバーテープ
8は順次収納ケース16内へと送り込まれていくのであ
るが、万が一第1、第2の歯車14,15の外周面に接
着してしまった場合には、それを引き剥がすために図5
に示すごとく溝14a内にはガイド27、第2の歯車1
5の溝内には剥離爪28を挿入している。すなわち本実
施形態においては大径の第1の歯車14が図1,図2の
ごとくカバーテープ8の巻付側となっているので、その
歯面に溝14aを形成し、この溝14a内の、前記第
1、第2の歯車14,15の当接部より上流側であっ
て、カバーテープ8がこの第1の歯車14に当接する部
分より上流側から前記第1、第2の歯車14,15の当
接部の下流側まで図6のごとく凹字状のガイド27を設
け、この溝14aの前記第1、第2の歯車14,15の
当接部よりも下流側において溝14a内から溝14a外
にガイド27を引き出した構成となっている。
【0026】またガイド27の上面は、巻付側となる第
1の歯車14の歯面の凹部よりも低い状態で溝14a内
に設けられているので、このガイド27に第2の歯車1
5の歯面の凸部が衝突し、その回転が阻害されることの
ないようにされている。
【0027】なお前記ガイド27の溝14a外の両端に
は固定のための取付具29が設けられている。
【0028】次に、第2の歯車15は図1,図2,図4
に示すようにピン30を中心にレバー31によって回動
するようになっており、この回動によって第1、第2の
歯車14,15に隙間を設け、この隙間を設けた状態で
カバーテープ8をこれらの第1の歯車14と第2の歯車
15との隙間に位置させるようにしているのである。
【0029】さて、収納ケース16の後端部には図8の
ごとく蓋32が軸33を中心に開閉自在に設けられてお
り、この蓋32は図4に示すようにバネ34によって反
時計方向にレバー35の下端35bに付勢され当接して
いる。また、レバー35の下端35bはピン36を支点
にバネ37で時計方向に付勢され、収納ケース16内に
カバーテープ8が満杯状態となった時には、そのカバー
テープの圧力によって図8のごとく蓋32が自動的に開
くようになっている。
【0030】すなわち、蓋32が開くと共にレバー35
も回転し、レバー35の上端35aがテーピング部材5
の送り方向に対して垂直に起き上がり、それによって作
業者に収納ケース16がカバーテープ8で満杯になった
ことを表示するものである。
【0031】なお、リール2はリール収納部3内に図9
の状態で収納されているものである。すなわち、リール
収納部3は上面が開放した状態となっており、リール2
をリール収納部3内に収納した状態で第1のリール押え
38をバネ39によって当接させ、更に、その状態にお
いてリール2の側面に第2のリール押え40を弾性的に
当接させた状態にしておく。
【0032】すなわち第1のリール押え38によってリ
ール収納部3からリール2が上方に飛び出すのを防止
し、第2のリール押え40によってリール2が空まわり
しないようにしているのである。
【0033】以上の構成において本実施形態の特徴点に
ついて説明する。
【0034】つまり本実施形態においては上述のごとく
第1、第2の歯車14,15のうち巻付側の第1の歯車
14には、その歯面に溝14aを形成し、この溝14a
内の、前記第1、第2の歯車14,15の当接部より上
流側であって、カバーテープ8がこの第1の歯車14に
当接する部分より上流側から前記第1、第2の歯車1
4,15の当接部の下流側まで凹字状のガイド27を設
けている。またこの溝14aの前記第1、第2の歯車1
4,15の当接部よりも下流側において溝14a内から
溝14a外にこのガイド27を引き出している。
【0035】以上の構成とすればカバーテープ8の巻付
側である第1の歯車14に溝14aを設け、この溝14
aの第1、第2の歯車14,15の当接部よりも下流側
においてガイド27を溝14a内から外方へ引き出して
いる。この構成であればこの引出部においてはガイド2
7が溝14a外から溝14a内に引剥手段として挿入さ
れたのと同じ状態となっているので、この巻付側の第1
の歯車14の第1、第2の歯車14,15の当接部下流
側においてカバーテープ8が巻き付いたとしても、それ
は引剥手段となるガイド27によって第1の歯車14か
ら引き剥がして収納ケース16内に収納させることがで
きる。
【0036】またこの様にカバーテープ8引き剥がしの
ために溝14aを設けたとしても、第1、第2の歯車1
4,15の当接部より上流側であって、カバーテープ8
がこの第1の歯車14に当接する部分より上流側から前
記第1、第2の歯車14,15の当接部の下流側までガ
イド27を設けているので、カバーテープ8が溝14a
内に落ち込むことにより第1、第2の歯車14,15で
収納ケース16方向に搬送することができなくなるのを
防ぐことができる。
【0037】なお上記実施形態において溝14aを複数
本設け、各溝14a内にガイド27を設け、これらの複
数のガイド27は、第1、第2の歯車14,15の当接
部より下流側において溝14a外に引き出せば、前記当
接部の下流側において巻付側の第1の歯車14の歯面に
カバーテープ8が巻き付いた状態となっても、このカバ
ーテープ8はガイド27の溝14a外への引出部によっ
て複数のガイド27によって第1の歯車14から引き剥
がされることになり、この結果としてカバーテープ8は
収納ケース16内にスムーズに収納されることになる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、上面に開口部を
有する収納部が所定間隔ごとに配置された帯状のキャリ
アテープの上面側にカバーテープを設けたテーピング部
材と、このテーピング部材を一方向に搬送する搬送手段
と、この搬送手段によるテーピング部材の搬送路におい
てキャリアテープからカバーテープを剥離させる剥離手
段と、この剥離手段によって剥離されたカバーテープを
収納ケースに送り込む送り込み手段とを備え、前記送り
込み手段はカバーテープの表・裏面側に対向して設けた
第1、第2の歯車よりなり、これらの第1、第2の歯車
のうち巻付側のものには、その歯面に溝を形成し、この
溝内の、前記第1、第2の歯車の当接部より上流側であ
って、カバーテープがこの歯車に当接する部分より上流
側から前記第1、第2の歯車の当接部の下流側までガイ
ドを設け、この溝の前記第1、第2の歯車の当接部より
も下流側において溝外から溝内に引剥手段を挿入したも
のであり、カバーテープの巻付側の歯面に溝を設け、こ
の溝の第1、第2の歯車の当接部よりも下流側において
は溝外から溝内に引剥手段を挿入しているので、この巻
付側の歯車の第1、第2の歯車の当接部下流側において
カバーテープが巻き付いたとしても、それは引剥手段に
よって歯車から引き剥がして収納ケース内に収納させる
ことができる。
【0039】またこの様にカバーテープ引き剥がしのた
めに溝を設けたとしても、第1、第2のの歯車の当接部
より上流側であって、カバーテープがこの歯車に当接す
る部分より上流側から前記第1、第2の歯車の当接部の
下流側までガイドを設けているので、カバーテープが溝
内に落ち込むことにより第1、第2の歯車で収納ケース
方向に搬送することができなくなるのを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の主要部分の正面図
【図2】同装置の更に主要構成部分を示す正面図
【図3】リールの斜視図
【図4】収納ケース部分を示す正面図
【図5】第1の歯車を示す正面図
【図6】第1の歯車を示す分解斜視図
【図7】第1の歯車を示す斜視図
【図8】収納ケースの一部を示す正面図
【図9】リール収納部を示す一部断面正面図
【符号の説明】
1 本体 2 リール 3 リール収納部 4 テープ送り手段 5 テーピング部材 6 収納部 7 キャリアテープ 8 カバーテープ 9 電子部品 10 送り用ラチェット 11 送り孔 12 剥離手段 13 ガイドローラ 14 第1の歯車 14a 溝 14b 歯 15 第2の歯車 15a 溝 15b 歯 16 収納ケース 17 回転軸 18 巻き取り用ラチェット 19 ラチェットレバー 20 送りレバー 21 回転軸 22 リンク 23 ラチェットレバー 24 ラチェット爪 25 軸 26 ラチェット爪 27 ガイド 28 剥離爪 29 取付具 30 ピン 31 レバー 32 蓋 33 軸 34 バネ 35 レバー 35a 上端 35b 下端 36 ピン 37 バネ 38 第1のリール押え 39 バネ 40 第2のリール押え
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗實 孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3F108 JA07 5E313 AA03 AA18 CD05 DD01 DD02 DD32 DD34 DD35 EE24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有する収納部が所定間隔
    ごとに配置された帯状のキャリアテープの上面側にカバ
    ーテープを設けたテーピング部材と、このテーピング部
    材を一方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段による
    テーピング部材の搬送路においてキャリアテープからカ
    バーテープを剥離させる剥離手段と、この剥離手段によ
    って剥離されたカバーテープを収納ケースに送り込む送
    り込み手段とを備え、前記送り込み手段はカバーテープ
    の表・裏面側に対向して設けた第1、第2の歯車よりな
    り、これらの第1、第2の歯車のうち巻付側のものに
    は、その歯面に溝を形成し、この溝内の、前記第1、第
    2の歯車の当接部より上流側であって、カバーテープが
    この歯車に当接する部分より上流側から前記第1、第2
    の歯車の当接部の下流側までガイドを設け、この溝の前
    記第1、第2の歯車の当接部よりも下流側において溝外
    から溝内に引剥手段を挿入した電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】 ガイドの上面は、巻付側の歯車の歯面の
    凹部よりも低い状態で溝内に設けた請求項1に記載の電
    子部品供給装置。
  3. 【請求項3】 溝を複数本設け、各溝内にガイドを設
    け、これらの複数のガイドは、第1、第2の歯車の当接
    部より下流側において溝外に引き出した請求項1、また
    は2に記載の電子部品供給装置。
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