JP2003060389A - テープ式部品供給装置 - Google Patents
テープ式部品供給装置Info
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Abstract
共に使用済みトップテープの回収を製造ラインの流れを
止めることなく連続的に行うテープ式部品供給装置を提
供する。 【解決手段】テープ回収ケース29を装着部28に装着
すると装置本体20側に固設されている回収テープ搬送
回転部材31と係合する。回収テープで満杯になったテ
ープ回収ケース29をオペレータが装着部28から脱抜
すると回収テープ搬送回転部材31による押し込みを解
除された一対の可動スクレーパは押し付勢部材の付勢力
によってケース外方に回動して対向部が閉成する。可動
スクレーパの対向面に形成されている複数の切り刃と受
け刃が回収テープを噛み込み、回収テープが対向部にお
いて自動的に切断される。
Description
の供給を安定したタイミングで行うテープ式部品供給装
置に関する。
類のテープ部材の間にチップ状電子部品を保持して、こ
のチップ状電子部品を部品搭載装置に供給するテープ式
部品供給装置がある。
装置を模式的に示す斜視図であり、部品搭載装置の部品
供給ステージ上に取り付けて配置された状態を示してい
る。同図(b) は、そのテープ式部品供給装置が取付けら
れる部品搭載装置の外観斜視図である。
部は図では見えない)に形成されている部品供給ステー
ジ2の前後には、同図(a) に示すように、それぞれ所定
のピッチで一列に配置された取り付け固定孔3が形成さ
れている。この取り付け固定孔3に、テープ式部品供給
装置4の図では下になっていて見えない2本の取り付け
ピンを差し込んで位置決めし、固定レバー5によって、
テープ式部品供給装置4を部品供給ステージ2に固定す
る。
常、部品供給ステージ2には50〜70台のテープ式部
品供給装置4が取り付けられる。したがって、前後の部
品供給ステージ2を合わせると、100〜140台のテ
ープ式部品供給装置4が1台の部品搭載装置1に配設さ
れる。
ル式カートリッジ6には、上下2枚のテープ(トップテ
ープと収容テープ)の間に多数のチップ状電子部品を挟
んで収容する部品テープが巻着されており、この部品テ
ープがリール式カートリッジ6から引き出され、装置内
部のガイド部を通って供給口7まで引き出され、上下の
テープが剥離されてチップ状電子部品が収納部から露出
し、この露出したチップ状電子部品が、部品搭載装置1
の不図示の作業ヘッド先端の吸着ノズルによって吸着さ
れて取り出される。上下に剥離された上側のテープ(ト
ップテープ)8は巻取り用リール9に巻き取られ、下側
の収容テープ10は部品供給ステージ2の内側縁部に沿
って自然落下して部品搭載装置1の下方の間隙に堆積す
る。
ー上部に、液晶ディスプレイとタッチパネルからなる表
示入力装置11と、CRTディスプレイからなるモニタ
装置12と、稼動状態を報知する警報ランプ13を備え
ている。下部の基台14の上には、中央に、固定と可動
の1対の平行する基板案内レール15(15a、15
b)が基板の搬送方向(図の斜め右下から斜め左上方
向)に水平に延在して配設されている。内部はカバー1
6の陰になって見えないが、基板案内レール15の下部
に接してループ状のコンベアベルトが配設され、このコ
ンベアベルトがベルト駆動モータにより駆動されて基板
搬送方向に走行し、生産ライン上流側から基板を搬入す
る。
いで、基板搬送方向に直角の方向に平行に延在して左右
一対の固定レールが配設され、これら一対の固定レール
に一本の移動レールが奥行き方向に滑動自在に係合し、
この移動レールには、左右方向に滑動自在なキャリッジ
が係合し、このキャリッジに、上下に昇降自在な作業ヘ
ッドが配設されている。
ルと移動レールとによって、奥行き方向と左右方向に移
動自在であり、自身では上下方向に移動自在である。こ
の作業ヘッドの先端には着脱自在な吸着ノズルが装着さ
れている。作業ヘッドは、この吸着ノズルによって搭載
プログラムにより指定される所望のチップ状電子部品を
そのチップ状電子部品に対応するテープ式部品供給装置
4の供給口7から吸着し、基板案内レール15によって
位置固定されている基板に搭載する。この作業を繰り返
してプログラムで指定された全てのチップ状電子部品を
基板に搭載し、これによって処理済みとなった基板はラ
イン下流側に搬出される。
容テープ10は、搭載作業が進んで収容しているチップ
状電子部品が無くなると、事前にその部品収容テープ1
0の終端部と新しいリール式カートリッジ6の部品収容
テープ10の始端部とを接着して連結し、空となった旧
いカートリッジと新しいカートリッジとを交換するよう
になっており、これによって、チップ状電子部品を供給
するリール式カートリッジ6側では、カートリッジ交換
のために停止することなく連続してチップ状電子部品の
供給を行うことができるようになっている。
ール9による使用済みトップテープ8の巻き取りが進行
するにつれて、巻取り用リール9の巻取りの径が徐々に
大きくなっていく。巻取り径が大きくなると、巻き取り
張力が変化するため、供給口7へのテープ送り出しのタ
イミングが変化し、このため作業ヘッドへのチップ状電
子部品の供給タイミングが安定しないという問題が発生
する。
2上に載設されるテープ式部品供給装置4は、前述した
ように極めて多数であり且つ密集して配設されているか
ら、隣接する他のテープ式部品供給装置4との間にオペ
レータが指先を挿入する間隙が無い。このため、巻取り
用リール9が、巻き取ったトップテープ8で一杯になっ
たとき、その巻取り用リール9をリール支持部から取り
外して新たな空の巻取り用リール9と交換する作業が、
極めて面倒であり、手間取って時間が掛かり過ぎると、
部品搭載装置1の稼動を一旦停止させて、交換作業が完
了してから再稼動させることになり、折角、リール式カ
ートリッジ6側で連続供給の体勢ができていても、全体
としての作業能率の向上にはつながらないことになり、
この改善も望まれていた。
電子部品の供給を安定したタイミングで行うと共に、使
用済みトップテープの回収を製造ラインの流れを止める
ことなく連続的に行うテープ式部品供給装置を提供する
ことである。
テープ式部品供給装置の構成を述べる。本発明のテープ
式部品供給装置は、部品搭載装置に装着され、トップテ
ープと収容テープの二種類のテープ部材間にチップ状電
子部品を封止して収容した部品テープを該部品テープ保
持部から供給口まで間欠的に引き出して該供給口におい
て上記二種類のテープ部材を剥離し、上記収容テープ側
に収容されていた上記チップ状電子部品を上記部品搭載
装置の作業ヘッドに順次供給するテープ式部品供給装置
であって、装置本体の装着部に着脱自在に装着され、上
記供給口において剥離された上記トップテープを収容す
るテープ回収ケースと、装置本体の上記装着部の一方の
端部近傍に回転可能に固設され、回転周面に一周する溝
を形成され、上記テープ回収ケースが上記装着部に装着
されたとき上記テープ回収ケースのテープ取入口に係合
する一対の回収テープ搬送回転部材と、上記テープ回収
ケースの上記テープ取入口に、該テープ取入口の内外方
向に回動可能に配設され、常には外方向に回動するよう
付勢部材により付勢され、上記テープ回収ケースが上記
装着部に装着されたとき一部が上記一対の回収テープ搬
送回転部材の上記溝にそれぞれ嵌入しながら押圧されて
内方向に回動し対向部が開成する一対の可動スクレーパ
と、該一対の可動スクレーパの上記対向部の面にそれぞ
れ形成され、上記テープ回収ケースが上記装着部から脱
抜されることにより上記付勢部材の付勢力により上記可
動スクレーパが外方向に回動して上記対向部が閉成した
とき、該対向部に介在していた上記トップテープを内外
に切り分ける切り刃部と、を備えて構成される。
えば請求項2記載のように、一方は固定して配置され、
他方は一方を押圧すべく付勢され且つ揺動可能に配置さ
れ、上記回転周面には対向部において相互に噛合可能に
形成された歯を備えて構成されている。
ば請求項3記載のように、上記一対の回収テープ搬送回
転部材の上記溝に一部が嵌入したとき他部は上記回収テ
ープ搬送回転部材の上記歯の山よりも外側に出るように
形成されて構成される。
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
るテープ式部品供給装置の側面図である。同図に示すよ
うに、テープ式部品供給装置20(以下、装置本体20
ともいう)は、前方下部に、部品供給ステージに配置し
て固定するための位置決めピン21と、ローラ付き固定
フック22を備え、上部左方に、そのローラ付き固定フ
ック22を固定/解除するための操作ハンドル23を備
えている。
ートリッジ24を着脱自在に保持するカートリッジ支持
部25が設けられ、上部最後端には、このカートリッジ
支持部25を後方に回動させて引き出すための操作レバ
ー26が備えられている。更に装置本体20の上部中央
には、持ち運び用の取っ手30が設けられている。
には、二本のガイドレール27からなる回収ケース装着
部28が配設されている。そして、この回収ケース装着
部28の一方の端部(図面右方の端部)近傍に、装置本
体20に回転可能に固設されて一対の回収テープ搬送回
転部材31が配置されている。回収ケース装着部28に
は、その後方から、テープ回収ケース29が二本のガイ
ドレール27に沿って挿入されて図のように装着され
る。テープ回収ケース29には多数の空気抜き孔を明け
た開き蓋18が取り付けられている。このテープ回収ケ
ース29が回収ケース装着部28に装着されると、その
開口部(図の右方の端部)が、回収テープ搬送回転部材
31に係合する。
部にはテープ押え32が配設され、その更に前方に、チ
ップ状電子部品の供給口33が形成されている。上記の
リール式カートリッジ24から供給口33まで引き出さ
れ、この供給口33で上下に剥離されてチップ状電子部
品を部品搭載装置の作業ヘッドに供給した後、収容テー
プは自重で下方に落下して堆積し、トップテープは後方
に折返してガイドローラ34に案内され、一対の回収テ
ープ搬送回転部材31に噛み込まれて挟持され、テープ
回収ケース29内に送り込まれる。
材31の部分を取り出して分かり易く示す図であり、同
図(b) は、回収ケース装着部28に装着されて回収テー
プ搬送回転部材31に係合したテープ回収ケース29を
示す図、同図(c) は、テープ回収ケース29を回収ケー
ス装着部28から脱抜して回収テープ搬送回転部材31
との係合を解除した状態を示す図である。尚、同図(b)
は開き蓋18を透視的に示しており、同図(c) は開口部
近傍の内部構造を示すため開き蓋18を取り除いた状態
で示している。
搬送回転部材31(31a、31b)の一方の回収テー
プ搬送回転部材31bは、装置本体20側に固定して配
置され、他方の回収テープ搬送回転部材31aは、回転
軸を揺動部材35に支持されている。揺動部材35は、
支点36を介し装置本体20のフレーム37に回動可能
に支持されており、引き螺旋ばね38により、支点36
を中心にして時計回り方向に付勢されている。これによ
り。他方の回収テープ搬送回転部材31aは、一方の回
収テープ搬送回転部材31bを、同図(a) の矢印Aで示
すように、上から下へ押圧するように付勢され且つ揺動
可能に配置される。
はそれぞれ二枚合せの歯車の形状をなし、二枚合せの合
せ部分に溝としての所定の間隙43が形成されている。
上記の歯車の歯は対向部39において相互に噛合可能に
形成されている。このように回収テープ搬送回転部材3
1の回転周面に歯車の歯が形成されていることにより、
トップテープ42は、一対の回収テープ搬送回転部材3
1aと31bによって噛み込まれて滑る余地なく挟持さ
れ、テープ回収ケース29内に一定速度で送り込まれて
回収テープ42−1として回収される。
プ搬送回転部材31a及び31bにより強制的に一定速
度で搬送されることにより、図1に示したリール式カー
トリッジ24から、供給テープが一定速度で引き出さ
れ、供給口33に安定したタイミングでチップ状電子部
品が供給される。
プ42−1で満杯になると、同図(c) に示すように、オ
ペレータが回収ケース装着部28からテープ回収ケース
29を後方に引き抜いて、交換用の空のテープ回収ケー
ス29を回収ケース装着部28に装着する。
止させることなく、すなわち製造ラインの流れを止める
ことなく、使用済みトップテープの回収を連続的に行う
ことができるようになる。図3は、テープ回収ケース2
9の満杯になった回収テープ42−1を廃棄する図であ
る。このように、オペレータは、回収テープ42−1で
満杯となっているテープ回収ケース29を適宜な回収テ
ープ廃棄場所へ持参し、同図に示すようにテープ回収ケ
ース29の開き蓋18を開いて、内部の回収テープ42
−1を廃棄する。そしてこのテープ回収ケース29を次
の交換用の空のテープ回収ケース29として保管する。
ケース29と回収テープ搬送回転部材31との係合状態
を示す拡大図であり、図4(b) は、そのときのテープ回
収ケース29のみを取出して示す拡大斜視図である。図
4(a),(b) に示すように、回収テープ搬送回転部材31
(31a、31b)と係合するテープ回収ケース29に
は、その開口部に一対の可動スクレーパ44(44a、
44b)が配設されている。可動スクレーパ44aと4
4bはそれぞれT字型をしており、Tの横棒はやや円弧
状に形成されている。そして、そのTの横棒の一方の端
部は、回収テープ搬送回転部材31と同様に対向部39
を形成し、他方の端部は、スクレーパガイド47のガイ
ド溝48に滑動自在に挿通されている。可動スクレーパ
44aと44bは上記の対向部39に対し互いに対称形
をなして配置されている。
向部39の反対側に折れ曲がっており、その曲がり部分
が支点46によって回動自在に支持されている。この縦
棒の支点46と同じ側のほぼ中央側部には突起49が形
成されており、この突起49に押し付勢部材51が係合
している。これにより、可動スクレーパ44は、常にテ
ープ回収ケース29から外方に回動するよう付勢されて
いる。
ース29を図2(b) に示したように回収ケース装着部2
8に装着したとき、この装着時の押し込みによって、相
対的にテープ回収ケース29の開口部が回収テープ搬送
回転部材31によって押されることになり、可動スクレ
ーパ44の一部(T字型の横棒の一方の端部)が回収テ
ープ搬送回転部材31の二枚合せの歯車の間隙43に嵌
入し、歯車軸52に押圧されて全体が押し付勢部材51
の付勢力に抗してケース内方向に回動する。
棒のスクレーパガイド47との係合端はガイド溝48に
深く滑入し、一方の対向部39を形成する端部は対向部
39を開放する。回収テープ搬送回転部材31によって
挟持されて送り込まれてくるトップテープ42は、上記
開放された対向部39を通過して、テープ回収ケース2
9内に回収される。
る粘着剤によって回収テープ搬送回転部材31の回転周
面に巻き付こうとしても、回収テープ搬送回転部材31
の歯の山よりも外側に出ている可動スクレーパ44の他
部(スクレーパガイド47との係合端)によって周面か
ら引き剥がされ、図2(b),(c) に示したように、回収テ
ープ42−1となって、折れ曲がりながらケース内部に
押し込まれて、テープ回収ケース29に収容される。
には簡単な構成の可動スクレーパ、スクレーパガイド、
押し付勢部材が配設されているだけなので、安価であっ
て交換用のテープ回収ケースを別に備えることが負担に
ならず、また、簡単な構成であるので軽くて取り扱いが
容易である。
材は装置本体側に固設されているので、装着/脱抜時の
装置本体との係合/解除も容易であって、作業がしやす
く、作業能率が向上する。また、可動スクレーバ44の
上記対向部39を形成する対向面には、それぞれ刃53
(可動スクレーパ44aの切り刃53aと可動スクレー
パ44bの受け刃53b)が形成されている。この刃5
3について、以下その動作を説明する。
8から脱抜途上のテープ回収ケース29と回収テープ搬
送回転部材31との係合解除初期の状態を示す図であ
る。同図は、オペレータが、回収テープ42−1で満杯
となったテープ回収ケース29を、回収ケース装着部2
8から、図の矢印Bで示す方向に脱抜を開始した初期の
状態を示しており、テープ回収ケース29は、装着位置
から回収テープ搬送回転部材31のほぼ半径に近い距離
Lだけ抜脱されている。
テープ搬送回転部材31の歯車軸52による押し込みを
ほぼ解除され、押し付勢部材51の付勢力によってケー
ス外方に回動し、それまで開放していた対向部39を閉
成し、図4(b) に示した刃53(切り刃53、受け刃5
4)によってトップテープ42を噛み込む。
ケース装着部28から完全に抜脱して回収テープ搬送回
転部材31との係合が完全に解除された状態を示す図、
同図(b) は、そのテープ回収ケース29の開口部近傍の
拡大斜視図である。上記のように対向部39の閉成によ
って可動スクレーパ44の刃53に噛み込まれた回収テ
ープ42は、図6(a),(b) に示すように、テープ回収ケ
ース29の完全な脱抜によって、対向部39と回収テー
プ搬送回転部材31間において相対的にケース外方に引
かれることになる。これにより、対向部39における可
動スクレーパ44の先端面の閉成力を助長されて刃53
の剪断力が強力に作用し、回収テープ42が対向部48
において自動的に切断される。
収ケースを装着部から脱抜するときに、外部に繋がるテ
ープが自動的に切断されるので、オペレータが挟みで切
り分ける手数が省けて作業能率が向上する。
れば、着脱が容易なテープ回収ケースによって製造ライ
ンの流れを止めることなく使用済みトップテープの回収
を連続的に行うので全体の作業能率が向上する。
置本体側のテープ送込回転部材で一定速度で引き込むの
で、リール式カートリッジから安定したタイミングで部
品テープを引き出すことができ、従来の不安定な供給タ
イミングの問題を解消することができる。
プ回収ケース脱抜時に閉成動作する可動スクレーパの先
端に、トップテープを自動的に切断する切り刃を設けた
ので、テープ回収ケースを装着部から脱抜する都度トッ
プテープを手作業で切断する必要がなく、手数が省けて
作業能率が向上する。
ースとは別体に装置本体側に設けているので、交換用を
含めて必ず複数個必要なテープ回収ケースを簡易な構成
とすることができ、製品コストの低減に貢献することが
できる。
側面図である。
示す図、(b) はテープ回収ケースが回収ケース装着部に
装着された状態を示す図、(c) はテープ回収ケースを回
収ケース装着部から脱抜した状態を示す図である。
廃棄する図である。
部材との係合状態を示す拡大図、(b) はそのときのテー
プ回収ケースのみを取出して示す拡大斜視図である。
ースと回収テープ搬送回転部材との係合解除初期の状態
を示す図である。
ら完全に抜脱した状態を示す図、(b) はそのテープ回収
ケースの開口部近傍の拡大斜視図である。
示す斜視図、(b) はテープ式部品供給装置が取付けられ
る部品搭載装置の外観斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 部品搭載装置に装着され、トップテープ
と収容テープの二種類のテープ部材間にチップ状電子部
品を封止して収容した部品テープを該部品テープ保持部
から供給口まで間欠的に引き出して該供給口において前
記二種類のテープ部材を剥離し、前記収容テープ側に収
容されていた前記チップ状電子部品を前記部品搭載装置
の作業ヘッドに順次供給するテープ式部品供給装置にお
いて、 装置本体の装着部に着脱自在に装着され、前記供給口に
おいて剥離された前記トップテープを収容するテープ回
収ケースと、 装置本体の前記装着部の一方の端部近傍に回転可能に固
設され、回転周面に一周する溝を形成され、前記テープ
回収ケースが前記装着部に装着されたとき前記テープ回
収ケースのテープ取入口に係合する一対の回収テープ搬
送回転部材と、 前記テープ回収ケースの前記テープ取入口に、該テープ
取入口の内外方向に回動可能に配設され、常には外方向
に回動するよう付勢部材により付勢され、前記テープ回
収ケースが前記装着部に装着されたとき一部が前記一対
の回収テープ搬送回転部材の前記溝にそれぞれ嵌入しな
がら押圧されて内方向に回動し対向部が開成する一対の
可動スクレーパと、 該一対の可動スクレーパの前記対向部の面にそれぞれ形
成され、前記テープ回収ケースが前記装着部から脱抜さ
れることにより前記付勢部材の付勢力により前記可動ス
クレーパが外方向に回動して前記対向部が閉成したと
き、該対向部に介在していた前記トップテープを内外に
切り分ける切り刃部と、 を備えたことを特徴とするテープ式部品供給装置。 - 【請求項2】 前記一対の回収テープ搬送回転部材は、
一方は固定して配置され、他方は一方を押圧すべく付勢
され且つ揺動可能に配置され、前記回転周面には対向部
において相互に噛合可能に形成された歯を備えているこ
とを特徴とする請求項1記載のテープ式部品供給装置。 - 【請求項3】 前記一対の可動スクレーパは、前記一対
の回収テープ搬送回転部材の前記溝に一部が嵌入したと
き他部は前記回収テープ搬送回転部材の前記歯の山より
も外側に出るように形成されていることを特徴とする請
求項1記載のテープ式部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249075A JP4520672B2 (ja) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | テープ式部品供給装置 |
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