JP2010225834A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】強誘電体キャパシタの下部電極とバリアメタル膜との間の酸化膜の形成を防止する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、トランジスタTのソース/ドレイン拡散層11に接続するように形成された第1、第2のビアコンタクト23、24と、バリアメタル膜31を介して第1、第2のビアコンタクト23、24に接続された強誘電体キャパシタCとを備える。強誘電体キャパシタCは、バリアメタル膜31上に設けられた下部電極32と、強誘電体膜33と、上部電極34とを備える。下部電極32は、錐台形状の上部322と、この上部322に比べ水平方向に突出した鍔部を有する底部321とからなり、下部電極32の底部321は、バリアメタル膜31の上面を全て覆い、バリアメタル膜31の端面、鍔部の端面、及び強誘電体膜33の端面が水平方向において整合している。
【選択図】図2A

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に強誘電体キャパシタを用いた半導体記憶装置(FeRAM:Ferroelectric Random Access Memory)及びその製造方法に関する。
従来、強誘電体膜を電極で挟むことによりキャパシタを形成し、この強誘電体キャパシタを記憶素子として半導体記憶装置を形成する構成が知られている。強誘電体キャパシタは、情報書き込み後に電圧の印加を止めても分極が維持されるため、不揮発性の半導体記憶装置を構成することができる。この強誘電体キャパシタは、下部電極、強誘電体層及び上部電極を順に積層した後、エッチングすることにより形成される。
しかし、強誘電体キャパシタを用いた不揮発性半導体記憶装置において、積層された電極と強誘電体膜との接触面積は、微細化の進展により縮小化される。この接触面積がある一定の大きさよりも小さくなると、強誘電体キャパシタから得られる信号量が急激に減少するため、高集積化が非常に困難である。そこで、突出したコンタクトプラグを覆うように電極と強誘電体膜とを形成した強誘電体キャパシタ及びその製造方法が提案されている(特許文献1、2参照)。この強誘電体キャパシタを用いることにより、電極と強誘電体膜との接触面積を増大させ、信号量を増やすことができる。
しかし、下部電極自体を突出させた後、強誘電体膜、上部電極を積層して強誘電体キャパシタを形成する場合、特許文献2の図9に示されるように下部電極とバリアメタル膜との境界面に強誘電体膜が接する。強誘電体膜は高温工程により製膜されるが、この工程において下部電極とバリアメタル膜との境界面に酸化膜が形成されることがある。この酸化膜が形成されると、下部電極とコンタクトプラグとの接触不良が発生し、半導体記憶装置に不具合が起こるおそれがある。
米国特許第7067329号明細書 特開平10−242426号公報
本発明は、強誘電体キャパシタの下部電極とバリアメタル膜との間の酸化膜の形成を防止する半導体記憶装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタと、前記トランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層に接続するように形成されたビアコンタクトと、バリアメタル膜を介して前記ビアコンタクトに接続された強誘電体キャパシタとを備え、前記強誘電体キャパシタは、前記バリアメタル膜上に設けられた下部電極と、前記下部電極を覆うように設けられた強誘電体膜と、前記強誘電体膜上に設けられた上部電極とを備え、前記下部電極は、錐台形状の上部と、この上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する底部とからなり、前記下部電極の底部は、前記バリアメタル膜の上面を全て覆い、前記バリアメタル膜の端面、前記鍔部の端面、及び前記強誘電体膜の端面が前記水平方向において整合していることを特徴とする。
本発明の別態様に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタと、前記トランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層に接続するように形成されたビアコンタクトと、バリアメタル膜を介して前記ビアコンタクトに接続された強誘電体キャパシタとを備え、前記強誘電体キャパシタは、前記バリアメタル膜上に設けられた下部電極と、前記下部電極を覆うように設けられた強誘電体膜と、前記強誘電体膜上に設けられた上部電極とを備え、前記下部電極は、錐台形状の上部と、この上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する底部とからなり、前記下部電極は、前記バリアメタル膜の上面及び端面を全て覆うことを特徴とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板上に一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタを形成する工程と、前記トランジスタ上を含む前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を貫通して前記トランジスタのソース/ドレイン拡散層に接続するビアコンタクトを形成する工程と、前記ビアコンタクト上にバリアメタル膜を堆積する工程と、前記バリアメタル膜上に第1の下部電極膜を堆積する工程と、前記第1の下部電極膜を加工して前記バリアメタル膜を介した前記ビアコンタクト上に錐台形状の下部電極の上部を形成する工程と、前記下部電極の上部の上を含む全面に第2の下部電極膜を堆積する工程と、前記第2の下部電極膜上に強誘電体膜を堆積する工程と、前記強誘電体膜上に上部電極を堆積する工程と、前記上部電極、前記強誘電体膜、前記第2の下部電極膜をパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程とを備え、前記強誘電体膜及び前記第2の下部電極膜の端面が前記水平方向において整合するようにパターニングして、前記下部電極の上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する前記下部電極の底部を形成することを特徴とする。
本発明の別態様に係る半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板上に一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタを形成する工程と、前記トランジスタ上を含む前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を貫通して前記トランジスタのソース/ドレイン拡散層に接続するビアコンタクトを形成する工程と、前記ビアコンタクト上にバリアメタル膜を堆積する工程と、前記バリアメタル膜上に下部電極膜を堆積する工程と、前記下部電極膜を加工して前記バリアメタル膜を介した前記ビアコンタクト上に錐台形状の下部電極の上部を形成するとともに、前記バリアメタル膜上の全面に前記下部電極の底部を形成する工程と、前記下部電極上に強誘電体膜を堆積する工程と、前記強誘電体膜上に上部電極を堆積する工程と、前記上部電極、前記強誘電体膜、前記下部電極をパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程とを備え、前記強誘電体膜及び前記下部電極の端面が前記水平方向において整合するようにパターニングして、前記下部電極の上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する前記下部電極の底部を形成することを特徴とする。
本発明によれば、強誘電体キャパシタの下部電極とバリアメタル膜との間の酸化膜の形成を防止する半導体記憶装置及びその製造方法を提供することができる。
第1の実施の形態の半導体記憶装置を示す平面図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置を示す断面図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置を示す断面図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法の別の例を示す工程図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法の別の例を示す工程図である。 第2の実施の形態の半導体記憶装置を示す断面図である。 第2の実施の形態の半導体記憶装置を示す断面図である。 第2の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。 第2の実施の形態の半導体記憶装置の製造方法を示す工程図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置を示す平面図である。図2Aは、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置を示す図1のA−A’線断面図である。図2Bは、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置を示す図1のB−B’線断面図である。
(半導体記憶装置100の構成)
図1に示すように、本実施の形態の半導体記憶装置100のシリコン基板S上には、素子領域DRと、素子分離領域IRが設けられている。図2Aに示すように、シリコン基板Sの素子領域DR上に不純物を拡散することによりソース/ドレイン拡散層11が形成されている。隣接した二つのソース/ドレイン拡散層11の間のシリコン基板S上には、ゲート絶縁膜及び側壁絶縁膜12を介してゲート電極13が形成されている。このソース/ドレイン拡散層11、ゲート絶縁膜及び側壁絶縁膜12、ゲート電極13によりトランジスタTが構成される。ゲート電極13は、図2Aの紙面に垂直な方向(図1に示すy方向)に延長して、半導体記憶装置100のワード線として機能する。また、ゲート電極13、ソース/ドレイン拡散層11の上面には、電気抵抗を低減させるためのシリサイド層14が形成されている。
トランジスタT上を含むシリコン基板S上には、第1の層間絶縁膜21が形成されている。第1の層間絶縁膜21中には、例えば窒化シリコン膜(SiN)からなる水素バリア膜22がシリコン基板Sと略平行に形成されている。水素バリア膜22は、酸化アルミニウム膜(Al)であってもよい。また、第1の層間絶縁膜21は、水素バリア膜22を境に上のほうが吸水性の抑えられた層間絶縁膜としてもよい。第1の層間絶縁膜21及び水素バリア膜22を貫通してトランジスタTのソース/ドレイン拡散層11に達するようにコンタクトホールが形成されている。このコンタクトホールが、例えばタングステン(W)で埋め込まれることにより、第1及び第2のビアコンタクト23、24が形成される。
第1の層間絶縁膜21上には、第2のビアコンタクト24に用いられるタングステンの酸化を防ぐため、例えば窒化チタンアルミニウム(TiAlN)からなるバリアメタル膜31が形成されている。このバリアメタル膜31はチタンアルミニウム(TiAl)、チタン(Ti)等であってもよい。バリアメタル膜31上に例えばイリジウム(Ir)からなる下部電極32が形成されている。下部電極32上には例えばPZT(Pb(Zr,Ti1−x)O)からなる強誘電体膜33が形成されている。強誘電体膜22はSBT(SrBiTa)、BTO(BaTiO)等の酸化物強誘電体であってもよい。そして、強誘電体膜33上には例えば酸化イリジウム(IrO)からなる第1の上部電極34が形成されている。第1の上部電極34は、白金(Pt)、イリジウム(Ir)等により形成されていてもよい。第1の上部電極34上には、第2の上部電極35が設けられている。第2の上部電極35としては、例えばイリジウム(Ir)、アルミニウム(Al)等が用いられる。この下部電極32、強誘電体膜33、及び第1の上部電極34により強誘電体キャパシタCが構成されている。第2の上部電極35は、強誘電体キャパシタCの上部電極として機能するとともに、強誘電体キャパシタCとトランジスタTとの間の配線としても機能する。
(強誘電体キャパシタCの構成)
ここで、バリアメタル膜31上に形成された下部電極32は、図2A及び図2Bの断面図に示されるように、四角錐を底面に平行に切断して上部を取り除いた錐台状(釣鐘状)に形成されている。また、錐台状に形成された下部電極32の底部321は、錐台状の上部322に比べx方向(基板に水平方向)に突出した鍔部を有している。ここで、下部電極32の底部321の端部と、第1の層間絶縁膜21上に設けられたバリアメタル膜31の端部とは、その端面がx方向において整合するように形成されている。また、x方向に隣り合う2つの強誘電体キャパシタCは、同一のバリアメタル膜31上に形成されるとともに、下部電極32の底部321が接続されている。結果として、同一のバリアメタル膜31上に形成された2つの強誘電体キャパシタCの下部電極32により、バリアメタル膜31の上面が全て覆われている。強誘電体膜33は、このように形成された下部電極32の上面に形成されている。また、強誘電体膜33の端面も下部電極32及びバリアメタル膜31の端面と整合するように形成されている。従って、強誘電体膜33は、下部電極32とバリアメタル膜31との境界面と接していない。ここで、下部電極32が接続するように設けられた2つの強誘電体キャパシタCは、2つの錐台状の下部電極32の境目Bdにおいて第1の上部電極34が分離されている。
この強誘電体キャパシタCを埋め込むように、第2の層間絶縁膜41が形成される。第2の層間絶縁膜41を貫通して、第2のビアコンタクト24に達するようにコンタクトホールが形成される。このコンタクトホールを例えばイリジウム(Ir)で埋め込むことにより第3のビアコンタクト42が形成されている。第3のビアコンタクト42の材料は、アルミニウム(Al)等であってもよい。第2の上部電極35は、第1〜第3のビアコンタクト23、24、42を介して、トランジスタ15のソース/ドレイン拡散層11に接続される。
本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置は、強誘電体キャパシタCとトランジスタTとが接続されたユニットが複数個直列接続されたTC並列ユニット直列接続型FeRAMとして説明するが、これに限定されるものではない。
(効果)
本実施の形態における半導体記憶装置100は、バリアメタル膜31の上面が全て下部電極32に覆われている。そのため、下部電極32の上面に形成され、端面が下部電極32、バリアメタル膜31の端面と整合している強誘電体膜33は、バリアメタル膜31と下部電極32との境界面に接しない。これにより、強誘電体膜33に起因する酸化膜がバリアメタル膜31と下部電極32との間に形成されることがなく、バリアメタル膜31と下部電極32との電気的接続を良好に保つことができる。また、半導体記憶装置100の下部電極32の底部321が水平方向に突出した鍔部でも強誘電体キャパシタCが構成されるため、キャパシタ面積が増大し、強誘電体キャパシタCの信号量を増大させることもできる。本実施の形態によれば、強誘電体キャパシタCの下部電極32とバリアメタル膜31との間の酸化膜の形成を防止する半導体記憶装置を提供することができる。
(半導体記憶装置100の製造方法)
次に、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置100の製造方法について説明する。図3A、図3B〜図18A、図18Bは第1の実施の形態に係る半導体記憶装置100の製造方法を示す工程図である。
まず、STI(Shallow Trench Isolation)により、シリコン基板S上に素子領域DR、及び素子分離領域IRを設ける。素子領域DR上に例えば熱酸化によりゲート絶縁膜及び側壁絶縁膜12となるシリコン酸化膜を形成する。このシリコン酸化膜上に例えばポリシリコンを堆積してパターニングすることによりゲート電極13を形成する。ゲート電極13をマスクとして不純物をシリコン基板Sに拡散させることにより、ソース/ドレイン拡散層11を形成する。この後、ゲート電極13上及びソース/ドレイン拡散層11上にシリサイド層14を形成する。トランジスタTが形成された領域を含むシリコン基板10上に第1の層間絶縁膜21を例えばLPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)により堆積した後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)で平坦化する。この第1の層間絶縁膜21を貫通してトランジスタTのソース/ドレイン領域11に達するようにコンタクトホールH1を形成する。このコンタクトホールH1を例えばタングステンで埋め込んだ後、平坦化することにより第1のビアコンタクト23を形成する。その後、平坦化した第1の層間絶縁膜21の上に水素バリア膜22を堆積し、さらにこの水素バリア膜22の上に第1の層間絶縁膜21をプラズマCVDにより堆積して平坦化する。この第1の層間絶縁膜21、及び水素バリア膜22を貫通して第1のビアコンタクト23に達するようにコンタクトホールH2を形成する。このコンタクトホールH2を例えばタングステンで埋め込んだ後、平坦化することにより第2のビアコンタクト24を形成する(図3A、図3B参照)。
この第2のビアコンタクト24上を含む第1の層間絶縁膜21上に例えば窒化チタンアルミニウム(TiAlN)からなるバリアメタル膜31、イリジウム(Ir)からなる下部電極膜32aを順に堆積する。下部電極膜32aは、例えば膜厚600nm程度の厚さで堆積する。さらに、バリアメタル膜31及び下部電極32aを加工するための、例えば酸化アルミニウム膜(Al)又は窒化シリコン膜(SiN)からなるハードマスクHM1、シリコン酸化膜(SiO)からなるハードマスクHM2を堆積する。(図4A、図4B参照)。
ハードマスクHM1、HM2上にレジスト膜を堆積した後パターニングを行う。そして、RIE(Reactive Ion Etching)により、下部電極膜32aを所定の形状にエッチングする。本実施の形態では、下部電極膜32aは、バリアメタル膜31を介した第2のビアコンタクト24上で錐台形状になるように加工される。この時、バリアメタル膜31(TiAlN)と下部電極32a(Ir)とは選択比があるため、バリアメタル膜32aは第1の層間絶縁膜21上の全面に残る(図5A、図5B参照)。
次に、下部電極膜32a上を含むバリアメタル膜31の上面を全て覆うように、例えばイリジウム(Ir)からなる下部電極膜32bを堆積する。ここで、下部電極膜32bは、イリジウムを膜厚50nm〜200nm程度の厚さで堆積する(図6A、図6B参照)。この下部電極膜32a及び下部電極膜32bにより、下部電極32が形成される。
下部電極32の上にPZTからなる強誘電体膜33、酸化イリジウム(IrO)からなる上部電極34を順に堆積する(図7A、図7B参照)。この上部電極34上に、第2の層間絶縁膜41を堆積し、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化する(図8A、図8B参照)。その後、第2の層間絶縁膜41上にレジストR1を堆積し、選択的にパターニングする。この時、レジストR1の形状は下部電極32を作製する際に用いたパターンよりも少し大きいパターン、すなわち下部電極膜32aの幅よりも少し大きいパターンで、錐台形状の下部電極32の上部に設けられる(図9A、図9B参照)。
レジストR1をマスクとして、上部電極34上の所定の位置の第2の層間絶縁膜41を除去する(図10A、図10B参照)。残存した第2の層間絶縁膜41をマスクとして、上部電極34、強誘電体膜33、下部電極32及びバリアメタル膜31の端部が整合し、且つ第1の層間絶縁膜21及び第2のビアコンタクト24が露出するようにエッチングを行う(図11A、図11B参照)。ここで、図11Aに示す隣接する2つの下部電極32間の狭い領域は、上部電極34のみ切れていて強誘電体膜33が残っていても良い。ただし、図11Bに示す下部電極32間の領域は強誘電体膜33及び下部電極32まで切断されていなければならない。この工程により、図2A、図2Bに示す強誘電体キャパシタCが形成される。
次に、強誘電体キャパシタCを埋め込むように、再度第2の層間絶縁膜41を堆積し(図12A、図12B参照)、CMPにより上部電極34の上面が露出するまで平坦化する(図13A、図13B参照)。その後、第2の層間絶縁膜41上にレジストR2を堆積し、選択的にパターニングする。この時、レジストR2の形状は、先の工程で露出させた第2のビアコンタクト24の上部に開口部を有する形状にする(図14A、図14B参照)。このレジストR2をマスクとして、第2のビアコンタクト24上の第2の層間絶縁膜41を除去して、コンタクトホールを形成する(図15A、図15B参照)。
このコンタクトホールの内部を埋め込み、且つ上部電極34の上面に接するように、第2の層間絶縁膜41上に、例えばイリジウム(Ir)又はアルミニウム(Al)を堆積させる。これにより、上部電極膜35’及び第3のビアコンタクト42を形成する(図16A、図16B参照)。そして、上部電極膜35’上に、レジストR3を堆積し、選択的にパターニングする(図17A、図17B参照)。このレジストR3をマスクとして、上部電極膜35’を所定の形状に加工して上部電極35を形成する。(図18A、図18B参照)。この後、第2の層間絶縁膜41を堆積させることにより、図2A、図2Bに示す第1の実施の形態に係る半導体記憶装置100を形成することができる。
(効果)
本実施の形態の半導体記憶装置100の製造方法では、強誘電体膜33を製膜する際に、下部電極膜32a、32bにより、バリアメタル膜31の表面が完全に覆われている。強誘電体膜33として、PZT膜を製膜する際には600℃程度の高温により蒸着させるが、バリアメタル膜31と下部電極32aとは密着性が弱いため、これらの界面に酸素が入り酸化膜が形成されるおそれがある。しかし、本実施の形態の製造方法では、下部電極膜32a、32bにより、バリアメタル膜31の表面が完全に覆われているため、強誘電体膜33を堆積する工程において、下部電極膜32aとバリアメタル膜31との間に酸化膜が形成されることがない。また、下部電極膜32bは、第1の層間絶縁膜21の全面を覆うように設けられており、バリアメタル膜31と第1の層間絶縁膜21との間でも化学反応を抑制することが可能である。
下部電極膜32aは、RIEによる加工時にその表面にダメージが与えられるが、下部電極膜32bを堆積することにより、このダメージを覆うこともできる。また、下部電極膜32aのエッチングは、バリアメタル膜31で停止するため、エッチングの面内均一性や、制御性が向上する。そして、水素バリア膜22より上の第1の層間絶縁膜21をプラズマCVDにより形成するため、第1の層間絶縁膜21の吸水性を抑えることができる。これにより、第1の層間絶縁膜21による強誘電体キャパシタCの特性の変化を防止できる。
(製造方法の他の例)
次に、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置100の製造方法の他の例について説明する。図19A及び図19Bは第1の実施の形態に係る半導体記憶装置100の製造方法の他の例を示す工程図である。ここで、製造方法の他の例において、図3A、図3B〜図4A、図4Bと、図7A、図7B〜図18A、図18Bに示す工程は、先の例と同様である。本例においては、下部電極32を加工する際の形状が先の例と異なる。
図4A、図4Bに示すように、下部電極膜32a、ハードマスクHM1、HM2を堆積した後、パターニングを行う。そして、RIE(Reactive Ion Etching)により、下部電極膜32aを所定の形状にエッチングする。本例においては、下部電極膜32aは、第2のビアコンタクト24上で下部電極膜32aの上部322が錐台形状になるとともに、底部321がバリアメタル膜31の上面を全て覆うように加工される(図19A、図19B参照)。これにより、錐台状に形成された下部電極32の底部321は、上部322に比べ基板に平行な方向に突出した鍔部を有することになる。先の例では、下部電極32の底部321と上部322とは別工程で形成されたが、本例では下部電極膜32a上に下部電極膜32bを形成せず、下部電極膜32aのみで下部電極32を形成する。すなわち、下部電極32の底部321と上部322とは同一の膜により同一の工程で形成される。
この後、図7A、図7Bに示すように強誘電体膜33、上部電極34を堆積する。以降の工程は、先の例と同様であるため、その説明は省略する。
(効果)
第1の実施の形態の半導体記憶装置100の製造方法の他の例でも、強誘電体膜33を製膜する際には、下部電極32によりバリアメタル膜31の表面が完全に覆われている。そのため、強誘電体膜33を堆積する工程において、下部電極32とバリアメタル膜31との間に酸化膜が形成されることがない。本例の製造方法では、先の例の下部電極膜32bを積層する工程が省かれるため、半導体記憶装置100を形成する工程が削減される。
[第2の実施の形態]
図20A及び図20Bは、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置を示す断面図である。
(半導体記憶装置200の構成)
本実施の形態において第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態の半導体記憶装置200は、バリアメタル膜31及び下部電極32の構成が、図2A、図2Bに示す第1の実施の形態の半導体記憶装置100と異なる。
(強誘電体キャパシタCの構成)
本実施の形態の半導体装置200において、第1の層間絶縁膜21上には、第2のビアコンタクト24に用いられるタングステンの酸化を防ぐためのバリアメタル膜31が形成されている。このバリアメタル膜31は、第2のコンタクトプラグ24の上面を覆う領域に設けられており、強誘電体キャパシタCの下部の全面には設けられていない。このバリアメタル膜31上に第1の下部電極32cが形成されている。バリアメタル膜31上に形成された第1の下部電極32cは、図20A及び図20Bの断面図に示されるように、四角錐を底面に平行に切断して上部を取り除いた錐台状(釣鐘状)に形成されている。錐台状に形成された第1の下部電極32cを覆うように第2の下部電極32dが設けられる。ここで、バリアメタル膜31の表面は、第1の下部電極32cにより全て覆われている。また、第2の下部電極32dは、錐台状の第1の下部電極32cに比べx方向(水平方向)の第1の層間絶縁膜21上に突出した鍔部を有している。この第2の下部電極32dにより、バリアメタル膜31の端面が覆われている。そして、隣り合う2つの強誘電体キャパシタCは、第2の下部電極32dにより接続されている。結果として、バリアメタル膜31上に形成された強誘電体キャパシタCの第1の下部電極32c、第2の下部電極32dにより、バリアメタル膜31の上面及び端面が全て覆われている。
このように形成された第2の下部電極32d上に強誘電体膜33及び第1の上部電極34が形成されている。また、強誘電体膜33の端面は、第2の下部電極32dの端面と整合するように形成されている。従って、強誘電体膜33は、第1の下部電極32cとバリアメタル膜31との境界面と接していない。本実施の形態において、第1の下部電極32c、第2の下部電極32d、強誘電体膜33及び第1の上部電極34により強誘電体キャパシタCが構成されている。
(効果)
本実施の形態における半導体記憶装置200において、バリアメタル膜31と第1の下部電極32cとの境界面は、第2の下部電極32dに覆われているため、強誘電体膜33は、バリアメタル膜31に接することがない。そのため、強誘電体膜33に起因する酸化膜がバリアメタル膜31と第1の下部電極32cとの間に形成されることがなく、バリアメタル膜31と下部電極32との電気的接続を良好に保つことができる。また、半導体記憶装置200の第2の下部電極32dが水平方向に突出した鍔部でも強誘電体キャパシタCが構成されるため、キャパシタ面積が増大し、強誘電体キャパシタの信号量を増大させることもできる。本実施の形態によれば、強誘電体キャパシタCの下部電極32とバリアメタル膜31との間の酸化膜の形成を防止する半導体記憶装置を提供することができる。
(半導体記憶装置200の製造方法)
次に、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置200の製造方法について説明する。図21A及び図21Bは第2の実施の形態に係る半導体記憶装置200の製造方法を示す工程図である。ここで、本実施の形態の半導体記憶装置200の製造方法において、図3A、図3B〜図4A、図4Bと、図7A、図7B〜図18A、図18Bに示す工程は、第1の実施の形態の半導体記憶装置100の製造方法と同様であるため、これらの図面も参照して説明を行う。本実施の形態においては、下部電極32を加工する際の形状が第1の実施の形態と異なる。
図4A、図4Bに示すように、下部電極膜32a、ハードマスクHM1、HM2を堆積した後、パターニングを行う。そして、RIE(Reactive Ion Etching)により、下部電極膜32aを所定の形状にエッチングして第1の下部電極32cを形成する。第1の下部電極32cは、第2のビアコンタクト24上でバリアメタル膜31を介して錐台状に形成される。本実施の形態においては、バリアメタル膜31は、下部電極膜32aとともにエッチングされて、第1の下部電極32cに上面が覆われている箇所のみ残存する。そして、第1の層間絶縁膜21及び第2のビアコンタクト24の上面が露出している。その後、第1の下部電極32c上と、露出した第1の層間絶縁膜21及び第2のビアコンタクト24上の全面に、第2の下部電極32dを堆積する(図21A、図21B参照)。これにより、錐台状に形成された第1の下部電極32cに比べ基板に平行な方向に突出した鍔部を有する第2の下部電極32dが形成されることになる。
この後、図7A、図7Bに示すように、第2の下部電極32d上に強誘電体膜33、上部電極34を堆積する。以降の工程は、第1の実施の形態と略同様であるため、その説明は省略する。
(効果)
本実施の形態の半導体記憶装置200の製造方法において、強誘電体膜33を製膜する際に、第1の下部電極32c、第2の下部電極膜32dにより、バリアメタル膜31の表面が完全に覆われている。そのため、強誘電体膜33を堆積する工程において、第1の下部電極32cとバリアメタル膜31との間に酸化膜が形成されることがない。また、第1の下部電極32cは、RIEによる加工時にその表面にダメージが与えられるが、第2の下部電極32dを堆積することによりこのダメージを覆うこともできる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加等が可能である。例えば、本発明の実施の形態において、強誘電体メモリをTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリとしているが、本発明は、その他のスタック型の強誘電体メモリに適用することが可能である。また、下部電極32の形状を角錐台状として説明したが、これは円錐台等の形状であってもよいし、錐台に限定されず、側面が曲面で構成された釣鐘形状や柱状等であってもよい。また、第2の実施の形態において、バリアメタル膜31の上面と端面を覆う下部電極32は異なる膜により形成されていたが、これは一層の下部電極膜により覆われていてもよい。
S・・・シリコン基板、 DR・・・素子領域、 IR・・・素子分離領域、 T・・・トランジスタ、 C・・・強誘電体キャパシタ、 11・・・ソース/ドレイン拡散層、 12・・・ゲート絶縁膜及び側壁絶縁膜、 13・・・ゲート電極、 14・・・シリサイド層、 21・・・第1の層間絶縁膜、 22・・・水素バリア膜、 23・・・第1のビアコンタクト、 24・・・第2のビアコンタクト、 31・・・バリアメタル膜、 32・・・下部電極、 33・・・強誘電体膜、 34・・・第1の上部電極、 35・・・第2の上部電極、 41・・・第2の層間絶縁膜、 42・・・第3のビアコンタクト、 100、200・・・半導体記憶装置。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタと、
    前記トランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層に接続するように形成されたビアコンタクトと、
    バリアメタル膜を介して前記ビアコンタクトに接続された強誘電体キャパシタとを備え、
    前記強誘電体キャパシタは、
    前記バリアメタル膜上に設けられた下部電極と、
    前記下部電極を覆うように設けられた強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜上に設けられた上部電極とを備え、
    前記下部電極は、錐台形状の上部と、この上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する底部とからなり、
    前記下部電極の底部は、前記バリアメタル膜の上面を全て覆い、
    前記バリアメタル膜の端面、前記鍔部の端面、及び前記強誘電体膜の端面が前記水平方向において整合している
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタと、
    前記トランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層に接続するように形成されたビアコンタクトと、
    バリアメタル膜を介して前記ビアコンタクトに接続された強誘電体キャパシタとを備え、
    前記強誘電体キャパシタは、
    前記バリアメタル膜上に設けられた下部電極と、
    前記下部電極を覆うように設けられた強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜上に設けられた上部電極とを備え、
    前記下部電極は、錐台形状の上部と、この上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する底部とからなり、
    前記下部電極は、前記バリアメタル膜の上面及び端面を全て覆う
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記下部電極は、複数の電極膜の積層膜として形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 半導体基板上に一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタを形成する工程と、
    前記トランジスタ上を含む前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を貫通して前記トランジスタのソース/ドレイン拡散層に接続するビアコンタクトを形成する工程と、
    前記ビアコンタクト上にバリアメタル膜を堆積する工程と、
    前記バリアメタル膜上に第1の下部電極膜を堆積する工程と、
    前記第1の下部電極膜を加工して前記バリアメタル膜を介した前記ビアコンタクト上に錐台形状の下部電極の上部を形成する工程と、
    前記下部電極の上部の上を含む全面に第2の下部電極膜を堆積する工程と、
    前記第2の下部電極膜上に強誘電体膜を堆積する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極を堆積する工程と、
    前記上部電極、前記強誘電体膜、前記第2の下部電極膜をパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程とを備え、
    前記強誘電体膜及び前記第2の下部電極膜の端面が前記水平方向において整合するようにパターニングして、前記下部電極の上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する前記下部電極の底部を形成する
    ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 半導体基板上に一対のソース/ドレイン拡散層を有するトランジスタを形成する工程と、
    前記トランジスタ上を含む前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を貫通して前記トランジスタのソース/ドレイン拡散層に接続するビアコンタクトを形成する工程と、
    前記ビアコンタクト上にバリアメタル膜を堆積する工程と、
    前記バリアメタル膜上に下部電極膜を堆積する工程と、
    前記下部電極膜を加工して前記バリアメタル膜を介した前記ビアコンタクト上に錐台形状の下部電極の上部を形成するとともに、前記バリアメタル膜上の全面に前記下部電極の底部を形成する工程と、
    前記下部電極上に強誘電体膜を堆積する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極を堆積する工程と、
    前記上部電極、前記強誘電体膜、前記下部電極をパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程とを備え、
    前記強誘電体膜及び前記下部電極の端面が前記水平方向において整合するようにパターニングして、前記下部電極の上部に比べ水平方向に突出した鍔部を有する前記下部電極の底部を形成する
    ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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