JP2010224928A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自発光型の表示装置を備え、ユーザの入力操作に応じて画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減することができる携帯型情報処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る携帯電話機10は、操作部14、マイクロフォン15、表示部16、スピーカ17などのほか、少なくともアンテナ21、送受信部22、フレームメモリ23、記憶部24および主制御部25を有する。フレームメモリ23は、主制御部25によりデータの書き換えが可能な記憶媒体により構成され、表示部16に表示される画像フレームを2枚分記憶する。主制御部25は、この2枚の画像フレームのうち、先にフレームメモリ23に入力された時系列的に前の画像フレームを前記表示部16に表示させる。主制御部25のCPUは、輝度制御プログラムに従って、ユーザの入力操作に応じて自発光型の表示部16の画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減する処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置の輝度を制御する携帯型情報処理装置に関する。
従来、この種の表示装置の輝度を制御する技術に、特開2007−219835号公報(特許文献1)に開示された技術がある。
この特許文献1に開示された画面送信装置は、画面表示装置とデータ送受信可能に接続されており、画像表示装置の電池残量の情報にもとづいて画面表示装置としての複数のバックライトを有するバックライト型液晶表示装置(分割バックライト型液晶表示装置)におけるバックライトの輝度をバックライトごとに決定する輝度決定手段と、輝度決定手段により決定された輝度を表す輝度情報を画面表示装置に送信する輝度情報送信手段と、を備え、画像表示装置の電池残量が少なくなった場合に、自動的に明るくすべき部分のディスプレイの輝度を高く、そうでない部分のディスプレイの輝度を低くすることができるようになっている。
特開2007−219835号公報
ところで、最近、有機EL(Electro Luminescence)をはじめとする自発光型の発光素子で構成された画素により構成された表示装置(自発光型表示装置)が利用されるようになってきた。自発光型表示装置は、画素ごとに輝度を制御することが可能であるため、分割バックライト型液晶表示装置に比べ、より細かな画面領域ごとに輝度を制御することができる。一方、駆動電力を二次電池に頼ることが多い携帯電話機などの携帯型の情報処理装置(携帯型情報処理装置)は、使用時の消費電力を低減させることが重要である。そこで、携帯型情報処理装置の消費電力を効率よく低減させる方法として、自発光型表示装置を用いて画素ごとに輝度を制御する方法を考えることができる。特に有機ELは、素子の特性上、使用履歴に応じて素子の劣化が生じるため、素子ごとに輝度を制御することは、消費電力の低減に加えて素子の劣化抑制にもつながる。
しかし、従来の技術は、携帯型情報処理装置に適用することについて考慮されていない。また、特許文献1には、従来の表示装置の輝度制御技術を自発光型の表示装置を備えた携帯型情報処理装置に適用する際に必要な構成について開示されていない。携帯型情報処理装置は、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報処理装置に比べ、装置全体のサイズを小型化する必要から、装置を覆う筐体内部の空間的な余裕や計算処理能力、駆動電力の余裕(二次電池容量)といった点で大きく劣る。このため、従来の技術を自発光型の表示装置を用いた携帯型情報処理装置に適用することは難しい。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、自発光型の表示装置を備え、ユーザの入力操作に応じて画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減することができる携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯型情報処理装置は、上述した課題を解決するために、自発光型の発光素子で構成された画素により構成された表示部と、前記表示部に表示される画像フレームを2枚分記憶するフレームメモリと、前記2枚の画像フレームから一枚の画像フレームを前記表示部に表示させる表示制御部と、ユーザによる入力操作を受けると、この入力操作に応じて前記フレームメモリに記憶された時系列的に前の画像フレームに連続する時系列的に後の画像フレームを生成する画像生成部と、前記画像生成部から受けた前記画像フレームを前記フレームメモリに記憶させるフレーム入力部と、前記フレームメモリに記憶された前記時系列的に後の画像フレームと前記時系列的に前の画像フレームとの差分の画素の情報を取得する差分取得部と、を備え、前記表示制御部は、前記差分の画素の情報に従って前記差分の画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるよう画素値を設定して前記時系列的に後の画像フレームを前記表示部に表示させることを特徴とするものである。
本発明に係る携帯型情報処理装置によれば、自発光型の表示装置を備え、ユーザの入力操作に応じて画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減することができる。
本発明に係る携帯型情報処理装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図。 携帯電話機の内部構成例を概略的に示すブロック図。 従来の携帯電話機により表示部に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の一例を示す説明図。 従来の携帯電話機により表示部に表示されるメニュー選択画像としてのツールメニュー画像の一例を示す説明図。 主制御部のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 画像フレームが主制御部からフレームメモリに入力されて表示部に表示される様子の一例を示す説明図。 図1に示す携帯電話機のCPUにより、ユーザの入力操作に応じて自発光型の表示部の画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減する際の手順を示すフローチャート。 本実施形態に係る携帯電話機により表示部に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の一例を示す説明図。 本実施形態に係る携帯電話機により表示部に表示されるメニュー選択画像としてのツールメニュー画像の一例を示す説明図。 図8に示す電子メール作成画像に画面スクロールが生じる様子の一例を示す説明図。 図9に示すツールメニュー画像に画面スクロールが生じる様子の一例を示す説明図。 本実施形態に係る携帯電話機により表示部に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の他の例を示す説明図。
本発明に係る携帯型情報処理装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る携帯型情報処理装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図である。なお、本発明は、自発光型の表示装置を備えた携帯型情報処理装置に適用することができる。本実施形態では、本発明に係る携帯型情報処理装置として、有機ELで構成された画素により構成された表示装置を備えた携帯電話機を用いる場合の一例について示す。図1にはこの携帯電話機が開いている状態における正面からみた外観図を示した。
携帯電話機10は、第1の筐体11、第2の筐体12、および第2の筐体12に対し第1の筐体11を開閉自在に連結する連結部13を有する。
第1の筐体11には、図1に示すように、操作部14およびマイクロフォン15が設けられる。また、一方、第2の筐体12には、表示部16およびスピーカ17が設けられる。
第2の筐体12は、第1の筐体11に対して、開閉軸を中心として矢印Xの方向に開閉自在となるように、連結部13(ヒンジ)を介して連結される。第2の筐体12が開閉軸を中心として矢印Xの方向に回転することにより、携帯電話機10は、開いている状態(図1参照)と、閉じた状態とで位置決めすることができる。
操作部14は、たとえばキーボード、タッチパネル、テンキー、などの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を出力する。また、操作部14の一部または全部を回転入力部により構成してもよい。回転入力部は、回転操作に応じた信号を出力する入力装置であり、たとえば磁気式ロータリーエンコーダなどにより構成される。この回転入力部は、たとえば回転リングを介してユーザにより操作され、所定の回転量だけ回転するごとに、正逆の回転方向に応じて回転信号を出力する。
図1には、操作部14が、少なくとも方向指示キー14a、決定キー14b、英字/カナ/漢字/数字の入力キー(テンキー)14c、電源のオン/オフキー14d、電子メール機能の起動キー(以下、メール起動キーという)14eを有する場合の例について示した。
方向指示キー14aは、表示部16に表示されたカーソルをユーザが上下左右に移動させるよう指示したり、表示部16に表示されたメニューのうちの1つをユーザが選択したりするためのキーである。決定キー14bは、ユーザにより方向指示キー14aを介して行われた選択を確定するためなどに用いられる。テンキー14cは、たとえば電子メールの作成画像表示中にユーザによりカーソルの表示位置に文字を入力する際などに用いられる。電源キー14dは携帯電話機10のシステムを起動および終了するためなどに用いられる。メール起動キー14eは、携帯電話機10の電子メール機能を起動するためなどに用いられる。
マイクロフォン15は、ユーザによって入力された音声をディジタル音声信号に変換する。
表示部16は、たとえば有機ELディスプレイなどの一般的な自発光型の表示出力装置により構成され、電子メールの作成画像や各種メニュー画像のほか、表示部16の背景画像(壁紙)、壁紙に重畳表示される電池残量や電波強度を概略的に示す画像などの各種アイコンや、着信時に表示される画像および映像などを表示する。以下の説明では、表示部16として有機EL素子で構成された画素により構成された表示出力装置(有機ELディスプレイ)を用いる場合の例について示す。
スピーカ17は、受話音声をはじめとした各種の情報に対応した音声を出力する。
図2は、携帯電話機10の内部構成例を概略的に示すブロック図である。
携帯電話機10は、図1に示した操作部14、マイクロフォン15、表示部16、スピーカ17などのほか、少なくともアンテナ21、送受信部22、フレームメモリ23、記憶部24および主制御部25を有する。
アンテナ21は、図示しない無線基地局との間で通信電波の送受信(無線通信)を行う。
送受信部22は、無線基地局との間で無線通信用の信号を送受信するための無線回路であり、主制御部25から出力される通信データを変調し、アンテナ21を介して送信する。また、アンテナ21を介して受信した通信データを復調し、主制御部25へ出力する。通信データには、少なくとも通話のための音声データが含まれる。
フレームメモリ23は、主制御部25によりデータの書き換えが可能な記憶媒体により構成され、表示部16に表示される画像フレームを記憶する。本実施形態では、フレームメモリ23が少なくとも2枚の画像フレームを記憶可能に構成された場合の例について説明する。主制御部25は、この2枚の画像フレームから1枚の画像フレームを表示部16に表示させる。以下の説明では、フレームメモリ23に記憶された画像フレームのうち、時系列的に前の画像フレームが記憶されるメモリ領域を第1領域と、時系列的に後の画像フレームが記憶されるメモリ領域を第2領域と、それぞれ言うものとする。
なお、本実施形態では、主制御部25がフレームメモリ23に記憶された2枚の画像フレームのうち先にフレームメモリ23に入力された画像フレーム(時系列的に前の画像フレーム)を表示部16に表示させる場合の例について説明する。この場合、時系列的に後の画像フレームを表示部16に表示させるためには、時系列的に後の画像フレーム(第2領域の画像フレーム)で時系列的に前の画像フレーム(第1領域の画像フレーム)を上書きすることにより時系列的に後の画像フレームを新たな時系列的に前の画像フレームとすればよい。 記憶部24は、主制御部25によりデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリであり、たとえば電子メールデータや音楽データなどの各種データを記憶している。また、記憶部24は、第1の輝度で発光する画素の位置情報と、第1の輝度で発光させた画素を含む画像フレームが表示部16に表示開始された時刻と、を関連付けて記憶しておく。
主制御部25は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、携帯電話機10の処理全体を制御する。
主制御部25のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
主制御部25のROMをはじめとする記憶媒体は、携帯電話機10の起動プログラム、輝度制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
主制御部25のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された輝度制御プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、この輝度制御プログラムに従って、ユーザの入力操作に応じて自発光型の表示部16の画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減する処理を実行する。
図3は、従来の携帯電話機により表示部16に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の一例を示す説明図である。また、図4は、従来の携帯電話機により表示部16に表示されるメニュー選択画像としてのツールメニュー画像の一例を示す説明図である。
表示部16に表示された画像の全領域のうち、ユーザの注目度は、ユーザの入力操作に応じて画素値が変更された画素を含む領域において高いものと推測できる。たとえば、図3に示すように、電子メール本文を作成するための画像(電子メール作成画像)などの文書作成画像が表示部16に表示されている場合において、この文書作成画像中のカーソル26の表示位置をユーザが操作部14の方向指示キー14aの下キーを一回押下することにより一行下に移動させるべき旨の指示を携帯電話機10に与えた場合、主制御部25はカーソル26の表示位置が一行下に変更された画像フレームを生成し表示部16に表示させる処理を行うことになる。また、図4に示すように、メニュー選択画像が表示部16に表示されている場合において、このメニュー選択画像中のカーソル26(反転表示された画像)の表示位置をユーザが操作部14の方向指示キー14aの下キーを一回押下することにより一行下に移動させるべき旨の指示を携帯電話機10に与えた場合もまた、主制御部25はカーソル26の表示位置が一行下に変更された画像フレームを生成し表示部16に表示させる処理を行うことになる。これらの場合、ユーザは、カーソル26の移動前および移動後の行の文書およびこれらの行の周辺行(たとえば前後1行)の文書に注目しているものと推測できる。
しかし、従来の携帯電話機は、図3および図4に示したように、ユーザにより操作部14を介した入力操作を受けると、表示部16の表示画面全体を均一に明るくするようになっている。表示画面全体を明るくしてしまう場合、注目領域以外の領域をも明るくすることになってしまう。
そこで、本実施形態に係る携帯電話機10の主制御部25は、輝度制御プログラムに従って、表示部16の画素ごとに輝度を制御してユーザの入力操作に応じて画素値が変更された画素(および必要に応じてこの画素の所定の周辺画素)の輝度よりも他の画素の輝度を低くしたり消灯したりすることにより、画面の注目領域の視認性を維持することでユーザの利便性を確保しつつ、消費電力を低減する。
図5は、主制御部25のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。なお、この機能実現部は、CPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成してもよい。
図5に示すように、主制御部25のCPUは、輝度制御プログラムによって、少なくとも画像生成部31、フレーム入力部32、画面スクロール判定部33、差分取得部34、表示制御部35、時定数判定部36、入力判定部37、終了判定部38およびカーソル画素取得部39として機能する。この各部31〜39は、RAMの所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。
図6は、画像フレームが主制御部25からフレームメモリ23に入力されて表示部16に表示される様子の一例を示す説明図である。
画像生成部31は、表示部16に表示させるための画像フレームを生成してフレーム入力部32に与え、フレーム入力部32に対してこの生成した画像フレームをフレームメモリ23の第2領域に記憶させるよう指示する。ユーザが操作部14を介して現在表示部16に表示されている画像に対して入力操作を行うと、画像生成部31は、この表示画像に対する入力操作に応じて新たに画像を生成する。
フレーム入力部32は、画像生成部31から受けた画像フレームをフレームメモリ23の第2領域に記憶させる。また、フレーム入力部32は、フレームメモリ23の第2領域の画像フレームを第1領域に上書きコピーすることにより新たな時系列的に前の画像フレームとして記憶させる。
画面スクロール判定部33は、フレームメモリ23の第1領域の画像フレーム(時系列的に前の画像フレーム)と第2領域の画像フレーム(時系列的に後の画像フレーム)とを比較し、画面スクロールが生じているか否かを判定する。
たとえば、方向指示キー14aの上下キーに対して一行スクロールの機能が割り当てられている場合、カーソル26が画面の一番下または上に存在し、かつ画面外に画像が存在すると、画面に表示された画像が一行下または上にスクロールする。この場合、カーソル26位置は画面の一番下または上で変化しないものの、表示部16を構成する多くの画素の画素値が変更されることになることが多い。この場合、第1領域と第2領域の画像フレームの差分を取得すると、差分がある画素が全画面に渡ってしまうことになる。しかし、ユーザはカーソル26の表示位置およびカーソル26の周辺領域に注目していると考えられる。
そこで、本実施形態に係る携帯電話機10の主制御部25は、輝度制御プログラムに従って、画面スクロールがあると判定されると、カーソル26の位置情報を取得し、カーソル26の表示画素およびこの画素の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度を低くしたり消灯したりすることにより、画面の注目領域の視認性を維持することでユーザの利便性を確保しつつ、消費電力を低減する。
なお、以下の説明では、方向指示キー14aの上下キーに対してカーソル26の一行移動(一行スクロール)の機能が割り当てられている場合について説明するが、方向指示キー14aの上下キーに対して半ページスクロールや1ページスクロールの機能が割り当てられていてもよい。
差分取得部34は、フレームメモリ23の第2領域と第1領域の画像フレームを比較し、差分がある画素の位置情報を取得し、この差分の画素の情報をRAMや記憶部24の所要の記憶領域に記憶させる。
表示制御部35は、差分の画素の情報に従って、差分の画素および必要に応じてこの差分の画素の所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるよう画素値を設定して、フレーム入力部32により新たに時系列的に前の画像フレームとされた画像フレームを表示部16に表示させる。
たとえば差分の画素がカーソル表示画素の移動に伴う画素のみである場合をはじめ、差分の画素数が画面全体の画素数に対して非常に少ない場合など、ユーザの視認性をより向上させるために差分の画素に加えて差分の画素の所定の周辺画素の輝度も変更した方がよい場合がある。以下の説明では、表示制御部35が、差分の画素を含む行およびこの行の上下1行ずつを構成する画素を第1の輝度(第1の発光状態)で発光させ、他の行を構成する画素を第1の輝度よりも低い第2の輝度(第2の発光状態)で発光させるよう、画像フレームの画素値を設定する場合の例について示す。なお、第1の発光状態および第2の発光状態は、第1の発光状態で全画素を発光させる場合に比べて消費電力を低減させることができる発光状態であればよく、たとえば第1の発光状態および第2の発光状態の一方は点滅状態でもよい。この場合でも第1の発光状態で発光する画素の視認性は画面内で相対的に向上するといえる。
なお、表示制御部35は、差分取得部34が差分の画素の情報を取得した後、かつフレーム入力部32が第2領域の画像フレームを第1領域の画像フレームに上書きする前に、上記差分の画素の画素値の設定を行って第2領域の画像フレーム(時系列的に後の画像フレーム)を表示部16に表示させてもよい。この場合、フレーム入力部32は、次の画像フレームを画像生成部31から受けて第2領域に入力する時までに第2領域の画像フレームの第1領域への上書きを行えばよい。
また、表示制御部35は、画面スクロール判定部33により画面スクロールが生じていると判定されると、カーソル26の表示画素の位置情報に従って、カーソル26の表示画素および所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるよう画素値を設定して、フレーム入力部32により新たに時系列的に前の画像フレームとされた第1領域の画像フレームを表示部16に表示させる。
なお、表示制御部35は、画面スクロール判定部33により画面スクロールが生じていると判定されカーソル26の表示画素の位置情報が取得された後、かつフレーム入力部32が第2領域の画像フレームを第1領域の画像フレームに上書きする前に、上記カーソル26の表示画素の画素値の設定を行って第2領域の画像フレーム(時系列的に後の画像フレーム)を表示部16に表示させてもよい。この場合も、フレーム入力部32は、次の画像フレームを画像生成部31から受けて第2領域に入力する時までに第2領域の画像フレームの第1領域への上書きを行えばよい。
また、表示制御部35は、第1の輝度で発光する画素の位置情報と、第1の輝度で発光させた画素を含む画像フレームが表示部16に表示開始された時刻と、を関連付けて記憶部24に記憶させる。画像生成部31により新たに画像フレームが生成され、この新たな画像フレームについて第1の輝度で発光させるべき画素が存在し、この画素の位置情報が記憶部24に記憶されている場合、記憶部24に関連付けられた表示開始時刻を新たな画像フレームの表示開始時刻で更新するとよい。
さらに、表示制御部35は、記憶部24を検索し、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間経過した画素について、この画素の輝度を第2の輝度へ変更する。この第1の輝度から第2の輝度への変更は、直ちに行われてもよいし、所定の時間をかけて1または複数の中間の輝度を経て段階的に行われてもよい。
時定数判定部36は、記憶部24を検索し、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間経過した画素があるか否かを判定する。第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間経過した画素の輝度は、表示制御部35により第2の輝度へ変更される。この時定数判定部36は、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間以内の画素に対し、たとえ変更が無くてもこの所定時間は第1の輝度で発光を維持させるために利用される。たとえ変更が無くても第1の輝度での表示開始時刻から所定時間は第1の輝度で発光を維持させることにより、ユーザによる入力操作が連続的に行われた場合に直ちに輝度が落ちる画素の発生を防ぐことができ、ユーザに対して不快感を与えたり視認性が低下したりすることを防ぐことができる。
入力判定部37は、画像生成部31からフレームメモリ23の第2領域への書込み要求があるか否かを判定する。
終了判定部38は、ユーザによる最後の入力操作から所定の時間経過したか否かを判定する。
カーソル画素取得部39は、画面スクロール判定部33により画面スクロールが生じていると判定されると、カーソル26の表示画素の位置情報を取得し、このカーソル26の表示画素の位置情報をRAMや記憶部24の所要の記憶領域に記憶させる。
次に、本実施形態に係る携帯型情報処理装置の動作の一例について説明する。
図7は、図1に示す携帯電話機10のCPUにより、ユーザの入力操作に応じて自発光型の表示部16の画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減する際の手順を示すフローチャートである。図7において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
また、図8は、本実施形態に係る携帯電話機10により表示部16に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の一例を示す説明図であり、図9は本実施形態に係る携帯電話機10により表示部16に表示されるメニュー選択画像としてのツールメニュー画像の一例を示す説明図である。
この手順は、図8の左に示す画像または図9の左に示す画像が表示部16に表示され、この表示された画像のカーソル26(反転表示された画像)の表示位置をユーザが操作部14の方向指示キー14aの下キーを一回押下することにより一行下に移動させるべき旨の指示を携帯電話機10に与え、画像生成部31がカーソル26の表示位置が一行下に変更された画像フレームを生成してスタートとなる。
なお、あらかじめ図8の左に示す画像または図9の左に示す画像の画像フレームがフレームメモリ23の第1領域に記憶されているものとする。また、図8の左に示す画像または図9の左に示す画像は、表示制御部35により、第1領域の画像フレームにもとづいて、カーソル26の画素を含む行およびこの行の上下1行ずつが第1の輝度で、他の行が第1の輝度よりも低い第2の輝度で、それぞれ発光するよう画素値を設定された画像であるものとする。
まず、ステップS1において、フレーム入力部32は、画像生成部31から受けた画像フレームをフレームメモリ23の第2領域に記憶させる。
次に、ステップS2において、画面スクロール判定部33は、フレームメモリ23の第1領域の画像フレーム(時系列的に前の画像フレーム)と第2領域の画像フレーム(時系列的に後の画像フレーム)とを比較し、画面スクロールが生じているか否かを判定する。画面スクロールが生じている場合は、ステップS11に進む。一方、画面スクロールが生じていない場合は、ステップS3に進む。
次に、ステップS3において、差分取得部34は、フレームメモリ23の第2領域と第1領域の画像フレームを比較し、差分がある画素の位置情報を取得し、この差分の画素の情報をRAMや記憶部24の所要の記憶領域に記憶させる。たとえば、図8の左の画像の画像フレームと右の画像の画像フレームとの差分の画素は、図8の左でカーソル26が表示されていた画素および図8の右でカーソル26が新たに表示される画素となる。
次に、ステップS4において、フレーム入力部32は、第2領域の画像フレームを第1領域に記憶させる。
次に、ステップS5において、表示制御部35は、RAMや記憶部24に記憶された差分の画素の情報を読み出し、第1領域の画像フレームについて、差分の画素および必要に応じて所定の周辺画素を第1の輝度で、他の画素を第2の輝度で、それぞれ表示部16に表示させる。図8の右および図9の右には、表示制御部35が、第1領域の画像フレームについて、差分の画素を含む行およびこの行の上下1行ずつを第1の輝度で、他の画素を第2の輝度で、それぞれ表示部16に表示させる場合の例について示した。
次に、ステップS6において、表示制御部35は、第1の輝度で発光する画素の位置情報と、ステップS5で第1の輝度で発光させた画素を含む画像フレームが表示部16に表示開始された時刻と、を関連付けて記憶部24に記憶させる。
次に、ステップS7において、時定数判定部36は、記憶部24を検索し、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間経過した画素があるか否かを判定する。所定の時間経過した画素がある場合は、ステップS8に進む。一方、所定の時間経過した画素がない場合は、ステップS9に進む。
次に、ステップS8において、表示制御部35は、記憶部24を検索し、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間経過した画素について、この画素の輝度を第2の輝度へ変更する。
なお、ステップS6〜ステップS8は、実行されなくてもよい。ステップS6〜ステップS8を実行する場合、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間以内の画素は、たとえ変更が無くてもこの所定時間は第1の輝度で発光を維持することができる。
次に、ステップS9において、入力判定部37は、画像生成部31からフレームメモリ23の第2領域への書込み要求があるか否かを判定する。画像生成部31から第2領域への書込み要求がある場合は、ステップS1に戻る。一方、画像生成部31から第2領域への書込み要求がない場合は、ステップS10に進む。
なお、画像生成部31から第2領域への書込み要求は、ユーザにより操作部14を介した入力操作があるごとに行われてもよいし、所定の周期ごとに行われてもよい。所定の周期ごとに行われる場合は、画像生成部31は第2領域に対して第1領域の画像フレームと全く同じ画像フレームを書込み要求することがある。
次に、ステップS10において、終了判定部38は、ユーザによる最後の入力操作から所定の時間経過したか否かを判定する。ユーザによる最後の入力操作から所定の時間経過した場合は、現在表示部16に表示されている画像に対するユーザの注目度が低い場合であると考えられることから、表示制御部35により表示部16の全画素を消灯するなどして一連の手順は終了となる。一方、ユーザによる最後の入力操作から所定の時間経過していない場合は、ステップS7に戻る。
図10は、図8に示す電子メール作成画像に画面スクロールが生じる様子の一例を示す説明図である。また、図11は、図9に示すツールメニュー画像に画面スクロールが生じる様子の一例を示す説明図である。図10および図11には、下方向への一行スクロールが生じる場合の一例について示した。
他方、ステップS2で画面スクロール判定部33により画面スクロールが生じていると判定される(図10および図11参照)と、ステップS11において、カーソル画素取得部39は、カーソル26の表示画素の位置情報を取得し、このカーソル26の表示画素の位置情報をRAMや記憶部24の所要の記憶領域に記憶させる。
次に、ステップS12において、フレーム入力部32は、ステップS4と同様に第2領域の画像フレームを第1領域に記憶させる。
次に、ステップS13において、表示制御部35は、RAMや記憶部24に記憶されたカーソル26の表示画素の位置情報を読み出し、第1領域の画像フレームについて、カーソル26の表示画素および所定の周辺画素を第1の輝度で、他の画素を第2の輝度で、それぞれ表示部16に表示させ、ステップS6に進む。図10の右および図11の右には、表示制御部35が、第1領域の画像フレームについて、差分の画素を含む行およびこの行の上1行を第1の輝度で、他の画素を第2の輝度で、それぞれ表示部16に表示させる場合の例について示した。
以上の手順により、ユーザの入力操作に応じて自発光型の表示部16の画素ごとに輝度を制御することによりユーザの利便性を確保しつつ消費電力を低減することができる。
本実施形態に係る携帯電話機10は、自発光型の表示部16を備え、表示部16の画素ごとに輝度を制御してユーザの入力操作に応じて画素値が変更された画素および必要に応じてこの画素の所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度を低くしたり消灯したりすることができる。たとえばユーザの入力操作がカーソル26の移動を目的とする場合、カーソル26の周辺領域が注目度の高い領域と推測される。このため、この携帯電話機10は、注目領域と他の領域とで輝度差をつけることにより注目領域の視認性を維持することでユーザの利便性を確保しつつ、消費電力を低減することができる。
また、本実施形態に係る携帯電話機10は、画面スクロールがあると判定されると、画面スクロール前後の画像フレームの差分は用いず、カーソル26の位置情報を取得してカーソル26の表示画素およびこの画素の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度を低くしたり消灯したりする。このため、画面スクロールにより、前後の画像フレーム間で大幅な画素値の変更があっても、画面の注目領域であるカーソル26の周辺領域の視認性を維持することでユーザの利便性を確保することができるとともに、消費電力を低減することができる。
なお、本実施形態に係る携帯電話機10のように、ポインティングデバイスとしてマウスを利用しない携帯型情報処理装置では、カーソル26の移動距離が方向指示キー14aに割り当てられた距離に限定される。このため、ポインティングデバイスとしてマウスを利用しない携帯型情報処理装置では、パーソナルコンピュータをはじめとする一般的な情報処理装置に比べ、非常に簡素な構成で画面スクロールを検出することができる。
さらに、本実施形態に係る携帯電話機10は、第1の輝度での表示開始時刻から所定の時間以内の画素は、たとえ変更が無くてもこの所定時間は第1の輝度で発光を維持することができる。このため、たとえば、ある画素について第1の輝度での表示開始した後、次のフレームでこの画素に対する変更が生じなかった場合でも、直ちに輝度が落ちることがなく、ユーザに対して不快感を与えたり視認性が低下したりすることを防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
たとえば、本発明は、本実施形態で説明した携帯電話機10のほかにも、様々な携帯型情報処理装置に適用可能であり、たとえばPDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機などの携帯型の情報処理装置に適用することが可能である。
また、本実施形態では注目領域の画素を第1の輝度で、他の画素を第1の輝度より低い第2の輝度で、それぞれ発光させる場合の例について説明したが、注目領域の視認性を確保しつつ消費電力を低減できればよく、他の発光形態であっても構わない。
図12は、本実施形態に係る携帯電話機10により表示部16に表示される文書作成画像としての電子メール作成画像の他の例を示す説明図である。
図12に示すように、たとえば差分の画素および差分の画素を含む行を第1の輝度(第1の発光状態)で、この行の所定の周辺画素(たとえば上下1行など)を第1の輝度より低く第2の輝度(第2の発光状態)より高い第3の輝度(第3の発光状態)で、他の画素を第2の輝度(第2の発光状態)で、それぞれ発光させてもよい。この場合でも、第1の発光状態で全画素を発光させる場合に比べて消費電力を低減させることができる。また、この場合、第3の輝度で発光する画素に対しても第1の輝度で発光する画素同様に所定の時間経過後に第2の輝度へ移行するようにしてもよい。このとき、第1の輝度で発光する画素は、所定の時間経過後に第3の輝度へ移行し、さらに所定の時間経過後に第2の輝度へ移行するようにしてもよい。これらの遅延時間は、図7のステップS6〜S8で説明した方法と同様の方法により、記憶部24、表示制御部35および時定数判定部36を利用して容易に設定することができる。
また、画面スクロールが生じていない場合でも、カーソル26の表示画素およびこの画素の所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度が高くなるようにしてもよい。この場合、画像フレームに差分が生じない場合にも、カーソル26を含む所定の領域を常に他の領域よりも高輝度とすることができる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
10 携帯電話機
11 第1の筐体
12 第2の筐体
13 連結部
14 操作部
14a 方向指示キー
14b 決定キー
14c テンキー
14d 電源キー
14e メール起動キー
15 マイクロフォン
16 表示部
17 スピーカ
21 アンテナ
22 送受信部
23 フレームメモリ
24 記憶部
25 主制御部
26 カーソル
31 画像生成部
32 フレーム入力部
33 画面スクロール判定部
34 差分取得部
35 表示制御部
36 時定数判定部
37 入力判定部
38 終了判定部
39 カーソル画素取得部

Claims (5)

  1. 自発光型の発光素子で構成された画素により構成された表示部と、
    前記表示部に表示される画像フレームを2枚分記憶するフレームメモリと、
    前記2枚の画像フレームから1枚の画像フレームを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    ユーザによる入力操作を受けると、この入力操作に応じて前記フレームメモリに記憶された時系列的に前の画像フレームに連続する時系列的に後の画像フレームを生成する画像生成部と、
    前記画像生成部から受けた前記画像フレームを前記フレームメモリに記憶させるフレーム入力部と、
    前記フレームメモリに記憶された前記時系列的に後の画像フレームと前記時系列的に前の画像フレームとの差分の画素の情報を取得する差分取得部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記差分の画素の情報に従って前記差分の画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるよう画素値を設定して前記時系列的に後の画像フレームを前記表示部に表示させることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記差分の画素およびこの差分の画素の所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるように、前記差分の画素およびこの差分の画素の所定の周辺画素が前記第1の発光状態で、他の画素が前記第1の発光状態よりも低輝度である第2の発光状態で、それぞれ発光するよう画素値を設定して前記時系列的に後の画像フレームを前記表示部に表示させる、
    請求項1記載の携帯型情報処理装置。
  3. 前記2枚の画像フレーム間で画面スクロールが生じているか否かを判定する画面スクロール判定部と、
    前記フレームメモリに記憶された前記時系列的に後の画像フレームに含まれるカーソル画像の表示画素の情報を取得するカーソル画素取得部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、
    前記画面スクロール判定部により画面スクロールが生じていると判定されると、前記カーソル画像の表示画素およびこの画素の所定の周辺画素の輝度よりも他の画素の輝度が低くなるよう画素値を設定して前記時系列的に後の画像フレームを前記表示部に表示させる、
    請求項1または2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記表示制御部により前記他の画素よりも輝度が高くなるよう画素値を設定された画素について、この画素の位置情報と、この画素が前記他の画素よりも輝度が高くなるよう設定された画素値で前記表示部に表示開始された時刻とを関連付けて記憶する記憶部、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、
    前記記憶部を検索し、前記表示開始時刻から所定の時間以内の画素が前記設定された画素値で発光を維持するよう、前記表示開始時刻から所定の時間以内の画素の画素値を設定する、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯型情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、
    前記差分の画素およびこの差分の画素の所定の周辺画素が前記第1の発光状態で、前記周辺画素の所定の周辺画素が第3の発光状態で、他の画素が前記第2の発光状態で、それぞれ発光するよう画素値を設定して前記時系列的に後の画像フレームを前記表示部に表示させ、
    前記第3の発光状態は、
    前記第1の発光状態よりも低輝度かつ前記第2の発光状態より高輝度である、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の携帯型情報処理装置。
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