JP4472574B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
特許文献1には、通信回線に接続された情報管理サーバから受信した新聞記事情報等の情報をユーザーの知覚できる状態で表した画像が、電子ペーパー(無給電画像表示手段)に表示される電子機器としての情報端末が開示されている。この情報端末によれば、ユーザーが電子ペーパーに表示されている画像を見ている間、電力が消費されることがないため、上記一般的な表示手段に比べて省エネルギー化を図ることができる。
また、特許文献2では、筐体の外表面上に電子ペーパーを設け、その電子ペーパーに表示されるデザイン画像を変更可能とした電子機器が開示されている。この電子機器によれば、ユーザーの好みに応じて筐体デザインを簡単に変更することができるようになる。筐体デザインは、一般に、長い期間ずっと表示状態が維持されることを望まれるが、このような長い期間ずっと電力を消費し続けることとなれば、実用性に欠けるものとなる。上記特許文献2に開示の電子機器は、筐体デザインを表示する手段として電子ペーパーを用いているので、電力を消費せずに筐体デザインを長い期間表示し続けることができ、実用性が高いと言える。
また、請求項2の発明は、請求項1の電子機器において、上記外観プレビュー画像中の候補画像に対する画像修正の内容を入力する画像修正入力手段を備え、第2の表示手段は、該画像修正入力手段の入力結果に基づいて該外観プレビュー画像を再描画して表示することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の電子機器において、上記画像修正は、上記候補画像に対する表示位置の変更、全画面表示への変更、画像サイズの変更の少なくとも一つの変更を行う画像修正であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の電子機器において、上記画像修正は、上記候補画像に対して別の画像を重ねて表示する画像修正であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の電子機器において、上記別の画像は、利用者が入力した文字情報の画像であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の電子機器において、上記文字情報は、利用者が設定した時刻とその時刻に対する予定との組み合わせからなる文字情報であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項4、5又は6の電子機器において、上記画像修正入力手段は、上記別の画像の重ね表示位置を調整可能に構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項2の電子機器において、上記画像修正は、上記第1の表示手段の表示領域のうち上記候補画像が表示される領域以外の空き領域の色を変更する画像修正であることを特徴とするものである。
また、上記「電子機器」には、移動体通信端末のほか、携帯型情報端末(PDA:Personal Digital Assistance)など、情報記憶手段を備えるあらゆる電子機器が含まれる。また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division ynchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などが挙げられる。
また、上記電子機器における処理及び制御は、これに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
そして、上記第2の表示手段に表示された外観プレビュー画像を指定して画像切換指示手段により画像の切り換えを指示すると、第1の表示手段は、その指定された外観プレビュー画像に含まれている候補画像に表示画像を描画して表示する。これにより、第1の表示手段における表示画像を、上記指定された画像に切り換えることができる。
以上のように、第1の表示手段の表示画像の切り換え時に、候補画像を第1の表示手段に実際に描画して表示する場合よりも短い時間で、その候補画像を含む外観プレビュー画像を第2の表示手段に描画して表示することができる。従って、候補画像が第1の表示手段に表示される様子を事前に確認できるとともに、その確認作業を伴う第1の表示手段の表示画像の切り換え時における操作性を向上させることができるという効果がある。
図1(a)は携帯電話機20の外観の一例を示す正面図であり、図1(b)はその携帯電話機20の背面図である。この携帯電話機20は、ヒンジ部を中心にして互いに揺動可能な蓋部29と本体部30とを有するクラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機である。蓋部29は、本体部30に設けられたキー操作部のキー21〜25が操作可能な開状態(図1の状態)と、キー操作部のキー21〜25を覆った閉状態とをとり得るようになっている。上記開状態にある蓋部29の外壁部を構成するケーシングには、画像の表示状態が維持されている間も電力を消費する一般的な給電画像表示手段(第2の表示手段)である液晶ディスプレイ(LCD)27、スピーカ28等が設けられている。液晶ディスプレイ(LCD)27としては、例えばTFT(Thin Film Transistor)型の液晶ディスプレイ等の高速描画機能を有するものが用いられる。また、上記本体部30の外壁部を構成するケーシングには、上記キー操作部を構成するキー21〜25や、マイク26等が設けられている。これらのキー21〜25等からなるキー操作部、および上記給電画像表示手段(第2の表示手段)としての通常の液晶ディスプレイ(LCD)27は、利用者が操作可能な上記開状態にあるケーシングの利用者に対向する側の外壁部に設けられている。これにより、利用者は、上記液晶ディスプレイ27の画面を見ながらキー操作部のキー21〜25を操作することができる。
上記表示パネル31は、表示画像を切り換えるための描画用駆動信号を受けることで表示画像が変化し、且つ、その画像の表示状態を無給電状態でも維持可能なものである。
この携帯電話機20は、本実施形態の携帯電話機10は、制御手段としての主制御部210と、記憶手段としての内部メモリ211と、携帯電話通信網を介して通信を行う通信手段としての無線通信部212及びアンテナ213とを備えている。更に、携帯電話機20は、前述の描画処理部200と、音信号処理部214と、表示制御部215と、操作手段としてのキー操作部216と、計時手段としての時計部217とを備えている。
また、上記内部メモリ211は、表示パネル31や液晶ディスプレイ27に表示する表示対象の画像データを記憶するための画像データ記憶手段や、表示パネル31や液晶ディスプレイ27の画面の全画素に対応する描画データを記憶するための描画データ記憶手段としても用いられる。
なお、これらの記憶手段としては、上記内部メモリ211ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
図6は、表示パネル31に表示する表示画像の設定(以下「着せ替えパネル画像設定」という。)を行うときの液晶ディスプレイ27の画面遷移の様子を示す説明図である。この着せ替えパネル画像設定は、携帯電話機20の電源をオンしたときのみ画像を表示することができる、画像表示の応答性に優れた給電画像表示手段としての液晶ディスプレイ27上で行われる。このように液晶ディスプレイ27上で着せ替えパネル画像設定を行うことにより、表示パネル31に表示する画像の切り換えや表示パネル31の表示領域の変更を行うときの画面表示切り換え速度が低下することなく、良好な操作性が得られる。
上記液晶ディスプレイ27の画像表示に使用される描画データは、画像データ記憶手段としての内部メモリ211等に設定されたLCD用一時記憶領域に保存される。このLCD用一時記憶領域に保存されている描画データに基づいて液晶ディスプレイ27の表示が制御される。この液晶ディスプレイ27には、後述のように利用者が指定した画像が表示パネル部分に埋め込まれた携帯電話本体の背面部の外観画像を含む外観プレビュー画面を表示することができる。この携帯電話本体の背面部の外観画像に対する描画データは、携帯電話本体(実機)の背面部の外観画像の画像データと、上記利用者が指定した画像の画像データとが合成されて生成され、上記LCD用一時記憶領域に保存される。この描画データの生成には、上記利用者が指定した画像が小さい場合などにおいて、必要に応じて表示パネル用壁紙の画像データも読み出されて使用される。この描画データの生成に使用される画像データは、プレインストールデータの一部として、あるいは利用者がダウンロード等によって取得したユーザ取得データの一部として、画像データ記憶手段としての内部メモリ211等に設定された画像データ記憶領域に予め保存されている。
着せ替えパネル画像設定が終了した後、最終的に確定した表示パネル31用の画像データ、又は上記LCD用一時記憶領域から抽出した表示パネル部分の描画データが、主制御部210から描画処理部200の駆動制御信号生成部201に送られる。ここで、上記表示パネル部分の描画データを主制御部210から駆動制御信号生成部201に送る場合は、駆動制御信号生成部201において画像データから描画データを生成する必要がない。
図7は、上記画像修正用の設定メニュー画面405で「1:画像表示位置変更」を利用者が選択した場合の画面遷移を示す説明図である。この「1:画像表示位置変更」を利用者が選択すると、表示位置調整用の画像修正画面411が表示され、上記選択された候補画像について、表示パネル31の表示領域における表示位置を調整することができる。この表示位置の調整は、画像修正画面411を確認しながら、例えば上記キー操作部216のスクロールキー24を利用者が操作することで行うことができる。図7の例では、利用者がスクロールキー24の上矢印キーを押下することにより、表示パネル31の上方に候補画像を移動した例を示している。利用者が、画像修正画面411上で希望の位置に候補画像を移動した後、ソフトキー「OK」を利用者が押下すると、最終確認用の外観プレビュー画面412が表示される。この外観プレビュー画面412上で、ソフトキー「登録」を利用者が押下すると、前述と同様に携帯電話機20の表示パネル31の表示領域に表示される画像が、上記利用者が指定して修正した画像に切り換えられ、着せ替えパネル画像設定が完了した旨を示す設定完了画面413が、液晶ディスプレイ27に表示される。
図8は、上記画像修正用の設定メニュー画面405で「2:全画面表示」を利用者が選択した場合の画面遷移を示す説明図である。この「2:全画面表示」を利用者が選択すると、上記選択された候補画像を表示パネル31の表示領域の全体に表示した全画面表示の画像修正画面421が表示される。利用者が、この画像修正画面421を確認し、ソフトキー「OK」を押下すると、最終確認用の外観プレビュー画面422が表示される。この外観プレビュー画面422上で、ソフトキー「登録」を利用者が押下すると、前述と同様に携帯電話機20の表示パネル31の表示領域に表示される画像が、上記利用者が指定して修正した全画面表示の画像に切り換えられ、着せ替えパネル画像設定が完了した旨を示す設定完了画面423が、液晶ディスプレイ27に表示される。
図9は、上記画像修正用の設定メニュー画面405で「3:拡大/縮小表示」を利用者が選択した場合の画面遷移を示す説明図である。この「3:拡大/縮小表示」を利用者が選択すると、拡大/縮小調整用の画像修正画面431が表示され、上記選択された候補画像について、表示パネル31の表示領域における表示サイズを調整することができる。この表示サイズの調整は、画像修正画面431を確認しながら、例えば上記キー操作部216のスクロールキー24を利用者が操作することで行うことができる。図9の例では、利用者がスクロールキー24の下矢印キーを押下することにより、候補画像のサイズを縮小した例を示している。利用者が、画像修正画面431上で希望の位置に候補画像を移動した後、ソフトキー「OK」を利用者が押下すると、最終確認用の外観プレビュー画面432が表示される。この外観プレビュー画面432上で、ソフトキー「登録」を利用者が押下すると、前述と同様に携帯電話機20の表示パネル31の表示領域に表示される画像が、上記利用者が指定して修正した画像に切り換えられ、着せ替えパネル画像設定が完了した旨を示す設定完了画面433が、液晶ディスプレイ27に表示される。
図10は、上記画像修正用の設定メニュー画面405で「4:画像装飾」を利用者が選択した場合の画面遷移を示す説明図である。この「4:画像装飾」を利用者が選択すると、画像装飾メニュー画面441が表示され、上記選択された候補画像について適用する各種画像装飾を選択することができる。
例えば、利用者が「フレーム挿入」を選択して「OK」を押下すると、挿入可能なフレーム画像の一覧画面442Aが表示され、その中から希望のフレームを選択して「OK」を押下すると、その選択されたフレームを重ねて表示した画像修正画面443Aが表示される。
また例えば、利用者が「マーカースタンプ挿入」を選択して「OK」を押下すると、挿入可能なマーカースタンプ画像の一覧画面442Bが表示され、その中から希望のマーカースタンプを選択して「OK」を押下すると、その選択されたマーカースタンプを重ねて表示した画像修正画面443Bが表示される。ここで、キー操作部216のスクロールキー24を利用者が操作することにより、上記マーカースタンプを挿入する位置を調整することができる。
また例えば、利用者が「文字挿入」を選択して「OK」を押下すると、文字を挿入するための文字入力画面442Cが表示され、その画面上で希望の文字列を入力して「OK」を押下すると、その入力された文字を重ねて表示した画像修正画面443Cが表示される。ここで、キー操作部216のスクロールキー24を利用者が操作することにより、上記文字を挿入する位置を調整することができる。また、ソフトキー「メニュー」を押下することにより、図示しない文字修正用のメニュー画面を表示し、文字の拡大/縮小、色、フォント等を変更することができる。
また例えば、利用者が「別画像挿入」を選択して「OK」を押下すると、挿入可能な別画像の一覧画面442Dが表示され、その中から希望の画像を選択して「OK」を押下すると、その選択された画像を重ねて表示した画像修正画面443Dが表示される。ここで、キー操作部216のスクロールキー24を利用者が操作することにより、上記画像を挿入する位置を調整することができる。
以上のように画像が装飾処理された画像修正画面443A〜Dで、利用者がソフトキー「確定」を押下すると、最終確認用の外観プレビュー画面444が表示される。この外観プレビュー画面444上で、ソフトキー「登録」を利用者が押下すると、前述と同様に携帯電話機20の表示パネル31の表示領域に表示される画像が、上記利用者が指定して修正した画像に切り換えられ、着せ替えパネル画像設定が完了した旨を示す設定完了画面445が、液晶ディスプレイ27に表示される。
図11は、上記画像修正用の設定メニュー画面405で「5:空き領域色設定」を利用者が選択した場合の画面遷移を示す説明図である。この「5:空き領域色設定」を利用者が選択すると、表示パネル31の表示領域のうち上記選択された候補画像以外の空き領域に適用可能な複数の色の一覧画面451が表示される。この一覧画面451の中から希望の色を選択して「OK」を押下すると、その選択された色になった空き領域を含む画像修正画面451が表示される。利用者が、画像修正画面451を確認してソフトキー「確定」を押下すると、最終確認用の外観プレビュー画面452が表示される。この外観プレビュー画面412上で、ソフトキー「登録」を利用者が押下すると、前述と同様に携帯電話機20の表示パネル31の表示領域に表示される画像が、上記利用者が指定して修正した画像に切り換えられ、着せ替えパネル画像設定が完了した旨を示す設定完了画面413が、液晶ディスプレイ27に表示される。
特に、本実施形態のようにキー操作時の利用者が見にくい背面側に表示パネル31を設けた携帯電話機の場合、候補画像を表示パネル31に表示して逐次視認しつつ表示パネル31の表示を何度のやり直すという操作が不要となるため、表示パネル31の表示画像の切り換え時における操作性及び利便性が格段に向上する。
また、本実施形態によれば、上記候補画像に対して、文字情報の画像等の別の画像を重ねて表示する画像修正を行うことができ、その画像修正を行った画像が表示パネル31に表示される様子を、高速描画機能を有する液晶ディスプレイ27に表示して事前に確認できる。しかも、利用者がキー操作部216を操作することにより、その別の画像を重ね表示位置を調整することができる。
また、本実施形態によれば、表示パネル31の表示領域のうち上記候補画像が表示される領域以外の空き領域の色を変更する画像修正を行うことができ、その画像修正を行った画像が表示パネル31に表示される様子を液晶ディスプレイ27に表示して事前に確認できる。
この表示パネル31へのToDoリスト情報の表示設定は、例えば図13に示すように高速描画可能な液晶ディスプレイ27上で行うことができる。携帯電話機20の待受中に「メニュー」が押下され、ツール機能から「ToDoリスト」が選択されると、ToDoリスト画面511が表示される。更に、このToDoリスト画面511で「メニュー」が押下されると、ToDoの設定メニュー画面512が表示される。ここで、「新規登録」が選択され「OK」が押下されると、登録対象の1件のToDoの登録内容表示画面513が表示され、当該ToDoの開始時刻、期限時刻、アラーム、表示パネルへの表示有無等の編集設定が可能になる。登録内容表示画面513上で必要な編集設定が終了し、「メニュー」が押下されると、当該ToDoの設定メニュー画面514が表示される。この設定メニュー画面514で「登録」が選択され、「OK」が押下されると、「11月16日15:00までに週報提出」という内容のToDoが、ToDoリストに登録される。そして、この登録の内容が、図12に示すように表示パネル31の表示領域の一部に表示される。
この表示パネル31へのメモ情報の表示設定は、例えば図15に示すように高速描画可能な液晶ディスプレイ27上で行うことができる。携帯電話機20の待受中に「メニュー」が押下され、ツール機能から「メモ」が選択されると、メモ画面521が表示される。更に、このメモ画面521で「メニュー」が押下されると、メモの設定メニュー画面522が表示される。ここで、「本文編集」が選択され「OK」が押下されると、登録対象の1件のメモの編集画面523が表示され、メモの内容が入力可能になる。編集画面523上で必要な入力・編集設定が終了し、「メニュー」が押下されると、当該メモの設定メニュー画面524が表示される。この設定メニュー画面524で「登録」が選択され、「OK」が押下されると、「明日は給料日!」という内容のメモが登録され、表示パネル31へ表示するか否かを確認するパネル表示確認画面525が表示される。このパネル表示確認画面525は、上記メモの設定メニュー画面522で「着せ替えパネル貼り付け」が選択されたときも表示される。このパネル表示確認画面525で「貼り付ける」が選択されて「OK」が押下されると、登録したメモの内容が、図14に示すように表示パネル31の表示領域の一部に表示される。
この表示パネル31へのスケジュール情報の表示設定は、例えば図17に示すように高速描画可能な液晶ディスプレイ27上で行うことができる。携帯電話機20の待受中に「メニュー」が押下され、ツール機能から「スケジュール」が選択されると、スケジュール画面531が表示される。更に、このスケジュール画面531で「メニュー」が押下されると、スケジュールの設定メニュー画面532が表示される。ここで、「新規登録」が選択され「OK」が押下されると、登録対象の1件のスケジュールの登録内容表示画面533が表示され、当該スケジュールの開始時刻、期限時刻、アラーム、表示パネル31への表示による通知の有無等の編集設定が可能になる。登録内容表示画面533上で必要な編集設定が終了し、「メニュー」が押下されると、当該スケジュールの設定メニュー画面534が表示される。この設定メニュー画面534で「登録」が選択され、「OK」が押下されると、「11月15日13:00スタートのグループミーティング」という内容のスケジュールが登録される。そして、この登録の内容が、図16に示すように表示パネル31の表示領域の一部に表示される。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記アプリケーション実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシン:VM)が終了するまで、RAM202内におけるアプリケーション用記憶領域に記憶される。また、アプリケーション実行環境は、アプリケーションプログラムの実行に際して用いる各種データも、そのアプリケーション用記憶領域に保存する。そして、この各種データを用いるときには、このアプリケーション用記憶領域から読み出したり、書き込んだりする。また、アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
また、上記実施形態においては、携帯電話機20を例に挙げて説明したが、本発明は、他の移動体通信端末や携帯機器等の電子機器についても同様に適用できるものである。
27 液晶ディスプレイ(給電画像表示手段)
29 蓋部
30 本体部
31 表示パネル(無給電画像表示手段)
200 描画処理部
201 駆動信号生成部
202 列電極駆動部
203 行電極駆動部
210 主制御部
290 ケーシング
311 透明下基材層
312 コレステリック液晶層
313 透明上基材層
314 列電極
315 行電極
Claims (8)
- 画像の表示状態を無給電状態でも維持可能な第1の表示手段と、表示領域の描画処理速度が第1の表示手段よりも速い第2の表示手段とを備えた電子機器であって、
第1の表示手段に表示する候補の画像を指定する画像指定手段と、第1の表示手段における表示画像の切り換えを指示する画像切換指示手段とを備え、
第2の表示手段は、第1の表示手段に表示可能な複数種類の候補画像を表示し、該複数種類の候補画像のいずれか一つが該画像指定手段で指定されたとき、その指定された候補画像が第1の表示手段に表示されている当該電子機器の外観の様子を示す外観プレビュー画像を描画して表示し、
第1の表示手段は、該指定された候補画像の外観プレビュー画像が第2の表示手段に表示された状態で該画像切換指示手段により画像の切り換えが指示されたとき、第2の表示手段に表示されている該外観プレビュー画像に対応する候補画像の画像データに基づいて、第1の表示手段の表示領域の画像を該指定された候補画像に切り替えるように該候補画像を描画して表示することを特徴とする電子機器。 - 請求項1の電子機器において、
上記外観プレビュー画像中の候補画像に対する画像修正の内容を入力する画像修正入力手段を備え、
第2の表示手段は、該画像修正入力手段の入力結果に基づいて該外観プレビュー画像を再描画して表示することを特徴とする電子機器。 - 請求項2の電子機器において、
上記画像修正は、上記候補画像に対する表示位置の変更、全画面表示への変更、画像サイズの変更の少なくとも一つの変更を行う画像修正であることを特徴とする電子機器。 - 請求項2の電子機器において、
上記画像修正は、上記候補画像に対して別の画像を重ねて表示する画像修正であることを特徴とする電子機器。 - 請求項4の電子機器において、
上記別の画像は、利用者が入力した文字情報の画像であることを特徴とする電子機器。 - 請求項5の電子機器において、
上記文字情報は、利用者が設定した時刻とその時刻に対する予定との組み合わせからなる文字情報であることを特徴とする電子機器。 - 請求項4、5又は6の電子機器において、
上記画像修正入力手段は、上記別の画像の重ね表示位置を調整可能に構成されていることを特徴とする電子機器。 - 請求項2の電子機器において、
上記画像修正は、上記第1の表示手段の表示領域のうち上記候補画像が表示される領域以外の空き領域の色を変更する画像修正であることを特徴とする電子機器。
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