JP5332386B2 - 携帯端末 - Google Patents

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    • H04M1/0283Improving the user comfort or ergonomics for providing a decorative aspect, e.g. customization of casings, exchangeable faceplate

Description

本発明は、表示制御の際に、背景レイヤの合成を行う必要があるかどうかを判定して、不要な場合にはこの合成処理を省略することができる携帯端末に関する。
近年、携帯電話機等の携帯端末における表示装置(ディスプレイ等)の高精細化に伴い、画面のデータ量が増加し、ユーザに対して一度に多くの情報を提供することができるようになってきた。しかしながら、画面のデータ量が増加することで1回の画面更新にかかる時間や消費電力が増えてしまっているため、ユーザ操作に対する応答性が悪化するとともに、携帯端末の電池持ちも悪化してしまっている。
これらを解決するために、ユーザの視認性の向上を図りつつ、装置の開発コストや装置コストの低廉化、さらには、省電力化を図ることができる画像処理装置が提案されている(特許文献1参照)。この情報処理装置は、所定のサイズの表示部を備えると共に、この表示部に表示するための予め設定されたサイズの表示用データを出力する少なくとも2以上のアプリケーションが実装された情報処理装置であって、各アプリケーションから出力された各表示用データから、同一サイズの表示用画像データをそれぞれ生成する表示用画像データ生成手段と、これら生成された各表示用画像データを重ね合わせて合成し、表示部に表示するよう出力する画像合成出力手段と、を備えたものである。
特開2008−90645号公報
携帯端末のディスプレイの表示画面は複数の画像(画面レイヤ)が合成されることにより生成されており、その性能は合成する画面レイヤの数に比例する。一般的な携帯端末において、画面レイヤを合成する際に、通常、画面レイヤの透過指定が有効であるかどうかの判定を行っているが、背景レイヤが必要か否かに関わらずに背景レイヤが合成されるように設計されている。よって、携帯端末において、上位のアプリケーションプログラムに修正を発生させずに、背景レイヤの合成が不要な場合にはこの合成を省略できることが望ましい。
本発明は、上記課題を鑑みなされてものであり、表示制御の際に、背景レイヤの合成が不要な場合にはこの合成を省略することで、上位のアプリケーションプログラムの修正を発生させずに、画面の更新性能を向上させるとともに、負荷軽減によりユーザ操作の応答性を向上させた携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、複数の画面レイヤが合成されて生成された画面を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された画面を更新する際、更新対象の画面レイヤの透過指定が有効であるか否か判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により透過指定が有効であると判断された場合、前記更新対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段により前記更新対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であると判断された場合、前記更新対象の画面レイヤの背面に合成される画面レイヤが存在するか否かを判断する第3の判断手段と、前記第3の判断手段により背面に合成される画面レイヤが存在しないと判断された場合、前記更新対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末によると、表示制御の際に、背景レイヤの合成が不要な場合にはこの合成を省略することで、上位のアプリケーションプログラムの修正を発生させずに、画面の更新性能を向上させるとともに、負荷軽減によりユーザ操作の応答性を向上させることが可能となる。
本発明に係る電子機器の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本発明に係る携帯端末として、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるクラムシェル型の携帯電話機1を例に挙げて説明する。図1(A)は、携帯電話機1の開いた状態を示す正面図、図1(B)は、本発明に係る携帯電話機1の開いた状態を示す側面図、図2(A)は、携帯電話機1の閉じた状態を示す正面図、図2(B)は、携帯電話機1の閉じた状態を示す側面図である。
携帯電話機1は、図1及び図2に示すように、主に、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とにより構成されていて、これらの上筐体10及び下筐体11は、閉じた状態において相互に一面を覆うように積層されている。上筐体10及び下筐体11は、ヒンジ部12を挟むようにヒンジ結合されていて、上筐体10は下筐体11に対して、ヒンジ部12を軸にして、図1及び図2のX方向に所定角度だけ回転自在なように形成されている。携帯電話機1は、上筐体10を下筐体11に対して回転させることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形する。
上筐体10の内面(下筐体11に対面する側の面)には、文字や画像等を含んだ表示情報を表示するためのディスプレイ13が設けられている。ディスプレイ13は、例えば液晶パネルで形成された液晶ディスプレイ、または有機EL(Electro−Luminescence)パネルで形成された有機ELディスプレイである。液晶パネルは、液晶に電圧を加えることにより液晶分子の向き(配向)を変化させ、この配向変化を利用して光のシャッターを実現して、バックライト等の光源から発せられた光を遮ったり透過させたりすることにより所定のデータを表示する表示パネルである。また、有機ELパネルは、有機化合物中に注入された電子と正孔の再結合によって生じた励起子(エキシトン)によって発光する現象を利用してデータを表示する表示パネルである。また、上筐体10の内面には、音声を出力するスピーカ14が設けられている。
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)には、例えば、電源のON/OFFを切り替えるための電源キーや発呼処理を行うための発呼キー、数字や文字を入力するためのテンキー、メール機能やWeb閲覧機能等を起動するためのショートカットキー等からなる操作キー15が設けられている。また下筐体11の内面には、音声を集音するためのマイクロフォン16が設けられている。
次に、携帯電話機1の機能について、図3に示すブロック図を用いて説明する。携帯電話機1は、図3に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及びテレビ受信部27が、バスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
主制御部20は、様々な演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯端末1の総括的な制御を行うとともに、後述する表示制御処理や、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部21は、ユーザによる操作キー15を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合には電力供給源(バッテリ等)から各部に対して電力を供給して、携帯端末1を動作可能にする。
操作入力制御部22は操作キー15に対する入力インタフェースを備え、操作キー15が有するいずれかのキーが押されたことを検知すると、押されたキーを示す信号を生成して主制御部20に伝送する。表示制御部23はディスプレイ13に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、ディスプレイ13に文字や画像等からなる画面を表示する。
音声制御部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ14から音声として出力する。
通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、基地局からアンテナ25aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部24に伝送されてスピーカ14から出力されたり、表示制御部23に伝送されてディスプレイ13に表示されたり、または記憶部26に記録されたりする。また通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン17で集音された音声データや操作キー16を介して入力されたデータや記憶部26に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
記憶部26は、主制御部20が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、データベース、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成される。また、主制御部20が後述する表示制御処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
テレビ受信部27は、テレビアンテナ27aを備えていて、放送局からの地上波ディジタルワンセグ放送波、地上波デジタル放送、地上波3セグメントラジオ放送波等のテレビ放送波をテレビアンテナ27aを介して受信する。そしてテレビ受信部28は、これらの受信したテレビ放送波の受信データを音声信号と画像信号に分離して、画像信号を表示制御部23によりディスプレイ13に表示するとともに音声信号を音声制御部24によりスピーカ14を介して出力するテレビ視聴処理を行う。
図4に示すように、携帯電話機1において、主制御部20がアプリケーションプログラムを起動すると、このアプリケーションプログラムの制御に基づいて複数の画面レイヤが生成される。これらの画面レイヤは、ユーザが携帯電話機1を操作するための情報が表示されるUI(User Interface)画面レイヤ40、動画像が表示されるマルチメディア画面レイヤ41等であり、これらの複数の画面レイヤが表示制御部23により合成されてディスプレイ13に表示される。なお、ここで、UI画面レイヤ40のサイズはディスプレイ13の表示画面44のサイズと同じものであるとする。
例えばディスプレイ13に「2008.4.4 横浜にて」のタイトルの映像が表示される場合、図5(A)に示すように、UI画面レイヤ40が「2008.4.4 横浜にて」のタイトルが表示される領域と、映像が表示される領域40a(透過指定)を備えていて、図5(B)に示すように、マルチメディア画面レイヤ41が映像が表示される領域を備えている。図5(C)に示すように、合成表示データ43において、UI画面レイヤ40とマルチメディア画面レイヤ41とが重ね合わされて、UI画面レイヤ40の一部の透過指定の領域40aにマルチメディア画面レイヤ41が嵌め込まれるような形で合成される。
表示制御部23は、主制御部20により生成された画面レイヤに基づいてディスプレイ13に画面を表示するためのドライバ30、ディスプレイ13に表示される画面の表示データを一時的に記憶するFB(Flame Buffer)31を備えている。ドライバ30は背景レイヤ42を備えていて、主制御部20から複数の画面レイヤを取得すると、これらの画面レイヤ及び背景レイヤ42を合成して合成結果データ43を生成して、この合成結果データ43をFV31に出力する。なお、合成結果データ43には、必要な場合にのみ、背景レイヤ42が合成される。
FB31は、VRAM(Video Random Access Memory)32を備えていて、ドライバ30により生成された合成結果データ43がこのVRAM32に一時的に記憶された後に、ディスプレイ13に表示される。
ここで、携帯電話機1において、ミドルウェアの制御に基づいて、実行中のアプリケーションプログラムにより生成された複数の画面レイヤがドライバ30により合成され、その合成結果がFB31によりディスプレイ13に転送されることで、ディスプレイ13に画面が表示される。このとき、ディスプレイ13の表示内容は、ディスプレイ13を制御するFB31内のVRAMに一旦格納されて、VRAMに格納された表示データがディスプレイ13により所定のリフレッシュレートで示される間隔で参照されることにより、ディスプレイ13に表示される。
従来、複数の画面レイヤが合成される際、いずれかの一つの画面レイヤに更新要求があり、透過指定があった場合において、画面を構成するすべての画面レイヤが参照されて合成し直されて、ディスプレイ13に表示される。このときに、画面レイヤは画面を構成するのに必要な数だけ用意され、各アプリケーションプログラムがそれぞれ画像を用意しているが、実際にはこれらのアプリケーションプログラムが使用する画面レイヤ以外に、ドライバ30が保持している背景レイヤ42も一緒に合成されている。
そして、いずれかの画面レイヤに透過指定があるときに背面の画面レイヤと合成処理が行なわれ、その背面の画面レイヤに透過指定があるときには、さらにその背面の画面レイヤとの合成が発生する。これが繰り返されて、最終的に背景レイヤ42との合成が行なわれて、合成結果データ43が生成される。画面レイヤの透過の有無は画面レイヤ毎に設定されていて、アプリケーションプログラムが画面レイヤを生成するときに、決定される。
透過の手段は、以下の(1)乃至(3)に示すように、複数存在する。
(1)特定の色を1つ透過色として定義する
(2)レイヤ単位に透過率を設定する
(3)画素単位に透過率を設定する
これらは合成の対象の状態に関わらず常に同じ設定のまま使用される。すなわち(1)なら固定の色、(2)なら固定の透過率、(3)ならば表示内容(画面デザイン)に合わせた透過率が設定される。なお、ここでは、合成の対象の状態にかかわらず(1)乃至(3)は常に同じ設定のまま使用されることに限定されず、状況に応じて(1)における透過色の設定を変えたり、(2)における透過率の設定を変えたり、(3)における透過率の設定を変えるようにしてもよい。
また一般的に、背景レイヤ42として、特定の色で一面塗りつぶされた画面レイヤが使用される。このとき、(1)の透過色と背景レイヤ42の塗りつぶしの色とを同一の色(あるいは近似の色)が設定されている。この状態で画面レイヤの使用者側(アプリケーションプログラム)で透過を要求された場合、すなわち透過指定が有効である場合に、対象の画面レイヤの背面に他の画面レイヤが合成されない場合には、ミドルウェアにおいて、対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定する。透過色が塗られた領域は本来背景レイヤ42の色が表示されるはずであるが、透過指定が無効であった場合には、透過されず透過色がそのまま表示される。しかし、透過色と背景レイヤ42の色が同一の色であるため、ユーザにとっては同一の色に見える。よって、透過指定を無効に設定した場合には、ドライバ30以下の合成処理が省略され、携帯電話機1は、より短時間で表示制御処理を行うことが可能になる。
アプリケーションプログラムからの画面更新要求はドライバ30へ直接要求されずミドルウェアを介しているため、ミドルウェアで画面レイヤの構成状態を判断してドライバ30への要求内容を変えることで、アプリケーションプログラムに処理を意識させることなく、ドライバ30への要求内容を最適化することができる。
ミドルウェアが透過指定を無効にする条件は以下の(4)乃至(6)のいずれも満たす場合である。
(4)画面更新対象の画面レイヤの透過指定が上記(1)である。
(5)画面更新対象の画面レイヤに割り当てられた画像がディスプレイ13の表示画面44の全体を覆っている。
(6)画面更新対象の画面レイヤより背面に使用中の画面レイヤが存在しない。
また、ミドルウェアが判断処理を行なうタイミングは以下の(7)及び(8)のいずれかである。
(7)画面レイヤに対する属性情報(透過指定)に変更が発生した時点。
(8)画面レイヤの使用開始/終了要求が発生した時点。
例えば、図6に示すように、UI画面レイヤ40の透過指定が「透過あり」で、マルチメディア画面レイヤ41の透過指定が「透過なし」であり、かつメディア画面レイヤ41の画面サイズがディスプレイサイズより小さい場合、ミドルウェアは、アプリケーションプログラムにより設定された通り、透過指定を有効にして、ドライバ30によりUI画面レイヤ40、マルチメディア画面レイヤ41、背景レイヤ42を合成して合成結果データ43を生成する。このときには、図7に示すように、ドライバ30は、(A)背景レイヤ42の内容を合成結果データ43の画面にコピーし、(B)合成結果データ43にUI画面レイヤ40の内容を透過判定しながらコピーする。
また、図8に示すように、UI画面レイヤ40の透過指定が「透過あり」であって、背面に他の画面レイヤが存在しない場合、ミドルウェアは、アプリケーションプログラムにより「透過あり」が設定されていても、この透過指定を無効にして(「透過あり」の設定を「透過なし」とするようにしても良い)、ドライバ30により背景レイヤ42が合成される処理を省略する。このときには、図10に示すように、ドライバ30は、(C)UI画面レイヤ40の内容を合成結果データ43の画面にコピーする。これは、「透過あり」の設定がなされていたとしても、その透過部分については、背景レイヤ42の色と同じ(又は近似)であるため、背景レイヤ42の画面と合成したとしても、結果は同じであるためである。そのため、この合成処理を省略することで、計算処理を少なくすることができる。
さらに、図9に示すように、UI画面レイヤ40の透過指定が「透過なし」である場合には、ミドルウェアは、この透過指定を無効のままにして、ドライバ30により背景レイヤ42が合成される処理を省略する。このときには、図10に示すように、ドライバ30は、(C)UI画面レイヤ40の内容を合成結果データ43の画面にコピーする。
このように携帯電話機1は、実行中のアプリケーションプログラムにより生成された複数の画面レイヤの状態に基づいて、ミドルウェアが各画面レイヤの透過指定を変更することにより、実行されるアプリケーションプログラムに手を加えることなく、画面の更新性能を向上させることができる。携帯電話機1がこの表示制御処理を行う際の手順について、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
まず、画面レイヤに対する属性情報(透過指定)に変更が発生した場合の表示制御処理について説明する。携帯電話機1が操作された際、例えばユーザにより操作キー15を介する入力処理がされたりメール・ブラウザなどにおいてデータを受信したり、または実行中の処理が終了したりする等して、ディスプレイ13の表示画面44を書き換える必要が生じた際に、主制御部20は、アプリケーションプログラムの制御に基づいて、表示画面44の画面レイヤを生成して、ミドルウェアの制御に基づいて、各々の画面レイヤの透過指定を設定する。
始めに主制御部20は、対象レイヤ(属性情報に変更が発生した画面レイヤ)のレイヤ管理情報50を取得する(S101)。レイヤ管理情報50は、ミドルウェアによりレイヤ枚数分だけ配列で管理されている情報であり、図12に示すように、レイヤ番号、幅サイズ、高さサイズ、色深度(色数)、レイヤ属性、バッファアドレス、ハンドル値、活性状態、回転指数、透過指定等の情報を含んでいる。
レイヤ番号はレイヤ識別子を示す情報であり、画面レイヤの順序も同時に表している(例えば最背面の画面レイヤが「0」で、前面に行くほど「1」が加算されるように設定されている)。レイヤ属性は、例えばUI画面レイヤであるか、マルチメディア画面レイヤであるかを示す情報である。なお、レイヤ属性がUI画面レイヤであった場合には用途が固定されるので、ドライバへ渡す画像バッファをミドルが保持している。また、レイヤ属性がマルチメディア画面レイヤであった場合には、画面サイズが可変であったりフレーム画像枚数が可変であったりするため、ミドルウェアはバッファを保持していない。
ハンドル値は、画面レイヤが使用である場合に発行される値であり、その画面レイヤの使用者情報を示す。また、活性状態は、その画面レイヤが使用中であるか否か(アプリケーションプログラムにおいて実際に使用されているか否か)を示す情報である。画面レイヤが使用(確保)されている場合にはハンドル値が発行されているが、実際に表示されているかどうかを別途制御するためのものである。回転指数は、回転表示の有無を示す情報である。透過指定は、画面レイヤが透過領域を含む場合には「有効」が、画面レイヤが透過領域を含まない場合には「無効」が設定されている。
主制御部20は、対象レイヤに透過指定があるか否かを判断する(S102)。この際、主制御部20は、ステップS101にて取得したレイヤ管理情報50の透過指定が「有効」に設定されている場合に、対象レイヤに透過指定があるものと判断する。対象レイヤに透過指定がない場合(S102のNo)は、主制御部20は、透過指定を無効に設定する(S103)。これにより、ドライバ30は背景レイヤ42の合成を省略する。
対象レイヤに透過指定があった場合(S102のYes)は、主制御部20は、対象レイヤのサイズがディスプレイ13の表示画面44のサイズ以上であるか否かを判断する(S105)。この際、主制御部20は、ステップS101にて取得したレイヤ管理情報50の幅サイズや高さサイズに基づいて判断する。
対象レイヤのサイズが表示画面44のサイズ以上でなかった場合(S105のNo)は、対象レイヤがディスプレイ13の表示画面44のサイズより小さく、対象レイヤが他の画面レイヤ、または背面レイヤ42に合成される必要があるため、主制御部20は、透過指定を有効に設定する(S107)。
対象レイヤのサイズが表示画面44のサイズ以上であった場合(S105のYes)は、主制御部20は、対象レイヤを「A」とする(S109)。また主制御部20は、ステップ109またはS117にて設定したAのレイヤの一つ背面のレイヤを取得して、これを「B」とする(S111)。
主制御部20は、ステップS109にて設定されたBの画面レイヤが存在するか否かを判断する(S113)。この際、主制御部20は、ステップS101にて取得したレイヤ管理情報50のハンドル値に基づいて、Bの画面レイヤが存在するか否かを判断する。Bの画面レイヤが存在しない場合(S113のNo)は、主制御部20は、透過指定を無効にする(S103)。これにより、ドライバ30は背景レイヤ42の合成を省略する。
Bのレイヤが存在した場合(S113のYes)は、主制御部20は、Bのレイヤが使用中であるか否かを判断する(S115)。この際、主制御部20は、ステップS109にて取得したレイヤ管理情報50の活性状態に基づいて、Aの画面レイヤが使用中であるか否かを判断する。
Bのレイヤが使用中であった場合(S115のYes)は、主制御部20は、対象レイヤの背面に他の画面レイヤが合成されるため、透過指定を有効に設定する(S107)。これにより、ドライバ30は背景レイヤ42の合成を行う。
Bのレイヤが使用中でなかった場合(S115のNo)は、主制御部20は、ステップS111にて設定されたBのレイヤを「A」とする(S117)。そしてステップS111に戻って、主制御部20は再びBのレイヤが存在するか否かを判断する。
このようにして携帯電話機1において、ディスプレイ13の表示画面44に合成される画面レイヤを更新する際に、ミドルウェアが画面レイヤの構成状態を判断して、対象レイヤの透過指定が有効であっても、対象レイヤのサイズがディスプレイ13の表示画面44のサイズより小さい場合や、背面の画面レイヤが使用中である場合には、そのまま透過指定を有効にし、背面の画面レイヤが存在しない場合には、透過指定を無効に変更する。
次に、携帯電話機1において画面レイヤの使用が開始されるときの表示制御処理の手順について、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。画面レイヤの使用が開始されたときに、その開始された画面レイヤが最背面の画面レイヤであった場合に、ミドルウェアの制御に基づいて、前面の画面レイヤの透過指定が判定され直されて、再度透過指定が設定される。
始めに主制御部20は、ミドルウェアが記憶しているレイヤ管理情報50を更新する(S201)。このとき、レイヤ管理情報50において、開始された画面レイヤに関する情報が更新される。そして主制御部20は、対象レイヤ(使用が開始される画面レイヤ)を「A」とする(S203)。
主制御部20は、ステップS203またはS213にて設定されたAの画面レイヤが最背面の画面レイヤであるか否かを判断する(S205)。この際、主制御部20は、ステップS201にて更新されたレイヤ管理情報50のレイヤ番号に基づいて、Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤであるか否かを判断する。Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤでなかった場合(S205のNo)は、主制御部20は、そのまま処理を終了する。
Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤであった場合(S205のYes)は、主制御部20は、ステップS203またはS213にて設定されたAの画面レイヤの一つ前面の画面レイヤを「B」とする(S207)。
主制御部20は、ステップS207にて設定されたBの画面レイヤが存在するか否かを判断する(S209)。この際、主制御部20は、ステップS201にて更新されたレイヤ管理情報50のハンドル値に基づいて、Bの画面レイヤが存在するか否かを判断する。Bの画面レイヤが存在しない場合(S209のNo)は、主制御部20はそのまま処理を終了する。
Bの画面レイヤが存在する場合(S209のYes)は、主制御部20は、ステップS207にて設定されたBのレイヤが使用中であるか否かを判断する(S211)。この際、主制御部20は、ステップS201にて更新されたレイヤ管理情報50の活性状態に基づいて、Bの画面レイヤが使用中であるか否かを判断する。
Bの画面レイヤが使用中でなかった場合(S211のNo)は、主制御部20は、このBの画面レイヤを「A」とする(S213)。そしてステップS207に戻って、主制御部20は、ステップS213にて設定されたAの画面レイヤの1つ前面の画面レイヤを「B」として、ステップS209乃至S219の処理を行う。
Bの画面レイヤが使用中であった場合(S211のYes)は、主制御部20は、ステップS207にて設定されたBの画面レイヤに透過指定があるか否かを判断する(S215)。この際、主制御部20は、ステップS201にて更新されたレイヤ管理情報50の透過指定が「有効」に設定されている場合に、対象レイヤに透過指定があるものと判断する。
ステップS207にて設定されたBの画面レイヤに透過指定があった場合(S215のYes)は、対象レイヤが他の画面レイヤ、または背面レイヤ42に合成される必要があるため、主制御部20は、透過指定を有効に設定する(S217)。一方で、ステップS207にて設定されたBの画面レイヤに透過指定がなかった場合(S215のNo)は、対象レイヤが他の画面レイヤ、または背面レイヤ42に合成される必要がないため、主制御部20は、透過指定を無効に設定する(S219)。
このようにして携帯電話機1において、ディスプレイ13の表示画面44に合成される画面レイヤの使用を開始する際に、ミドルウェアが画面レイヤの構成状態を判断して、対象レイヤの透過指定が有効であっても、対象レイヤが最背面の画面レイヤであり、かつ前面の画面レイヤの透過指定が有効である場合には、そのまま透過指定を有効にし、対象レイヤが最背面の画面レイヤであり、かつ前面の画面レイヤの透過指定が無効である場合には、透過指定を無効に変更する。
次に、携帯電話機1において画面レイヤの使用が終了されるときの表示制御処理の手順について、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。画面レイヤの使用が終了されたときに、その終了された画面レイヤが最背面の画面レイヤであった場合に、ミドルウェアの制御に基づいて、前面の画面レイヤの透過指定が判定され直されて、再度透過指定が設定される。
始めに主制御部20は、ミドルウェアが記憶しているレイヤ管理情報50を更新する(S301)。このとき、レイヤ管理情報50において、終了された画面レイヤに関する情報が更新される。そして主制御部20は、対象レイヤ(使用が終了される画面レイヤ)を「A」とする(S303)。
主制御部20は、ステップS303またはS313にて設定されたAの画面レイヤが最背面の画面レイヤであるか否かを判断する(S305)。この際、主制御部20は、ステップS301にて更新されたレイヤ管理情報50のレイヤ番号に基づいて、Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤであるか否かを判断する。Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤでなかった場合(S305のNo)は、主制御部20は、そのまま処理を終了する。
Aの画面レイヤが最背面の画面レイヤであった場合(S305のYes)は、主制御部20は、ステップS303またはS313にて設定されたAの画面レイヤの一つ前面の画面レイヤを「B」とする(S307)。
主制御部20は、ステップS307にて設定されたBの画面レイヤが存在するか否かを判断する(S309)。この際、主制御部20は、ステップS301にて更新されたレイヤ管理情報50のハンドル値に基づいて、Bの画面レイヤが存在するか否かを判断する。Bの画面レイヤが存在しない場合(S309のNo)は、主制御部20はそのまま処理を終了する。
Bの画面レイヤが存在する場合(S309のYes)は、主制御部20は、ステップS307にて設定されたBのレイヤが使用中であるか否かを判断する(S311)。この際、主制御部20は、ステップS301にて更新されたレイヤ管理情報50の活性状態に基づいて、Bの画面レイヤが使用中であるか否かを判断する。
Bの画面レイヤが使用中でなかった場合(S311のNo)は、主制御部20は、このBの画面レイヤを「A」とする(S313)。そしてステップS207に戻って、主制御部20は、ステップS213にて設定されたAの画面レイヤの1つ前面の画面レイヤを「B」として、ステップS309乃至S321の処理を行う。
Bの画面レイヤが使用中であった場合(S311のYes)は、主制御部20は、ステップS307にて設定されたBの画面レイヤに透過指定があるか否かを判断する(S315)。この際、主制御部20は、ステップS301にて更新されたレイヤ管理情報50の透過指定が「有効」に設定されている場合に、対象レイヤに透過指定があるものと判断する。
ステップS307にて設定されたBの画面レイヤに透過指定があった場合(S315のYes)は、主制御部20は、対象レイヤのサイズがディスプレイ13の表示画面44のサイズ以上であるか否かを判断する(S317)。この際、主制御部20は、ステップS301にて更新されたレイヤ管理情報50の幅サイズや高さサイズに基づいて判断する。
Bのレイヤの透過指定があるとともに対象レイヤのサイズがディスプレイ13の表示画面44のサイズ以上でなかった場合(S317のNo)は、主制御部20は、透過指定を有効に設定する(S319)。一方で、ステップS307にて設定されたBの画面レイヤに透過指定がなかった場合(S315のNo)、または対象レイヤのサイズがディスプレイ13の表示画面44のサイズ以上であった場合(S317のYes)は、主制御部20は、透過指定を無効に設定する(S321)。
このようにして携帯電話機1において、ディスプレイ13の表示画面44に合成される画面レイヤの使用が終了される際に、ミドルウェアが画面レイヤの構成状態を判断して、対象レイヤの透過指定が有効であっても、対象レイヤが最背面の画面レイヤであり、かつ前面の画面レイヤの透過指定が有効であり、かつ対象レイヤのサイズが表示画面44の最上より小さい場合には、そのまま透過指定を有効にし、対象レイヤが最背面の画面レイヤであり、かつ前面の画面レイヤの透過指定が無効である場合や、対象レイヤが最背面の画面レイヤであり、かつ前面の画面レイヤの透過指定が有効であり、かつ対象レイヤのサイズが表示画面44のサイズ以上である場合には、透過指定を無効に変更する。
本発明に係る携帯端末(携帯電話機1)によると、表示制御の際に、背景レイヤの合成が不要な場合にはこの合成を省略することで、上位のアプリケーションプログラムの修正を発生させずに、画面の更新性能を向上させるとともに、負荷軽減によりユーザ操作の応答性を向上させることが可能となる。
本発明の説明として、携帯電話機1について説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)、音楽プレイヤー、デジタルカメラ、ゲーム機等の画面表示処理を行う携帯端末であれば任意の携帯端末であって良い。
(A)は、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の開いた状態を示す正面図、(B)は、本発明に係る携帯電話機の開いた状態を示す側面図。 (A)は、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の閉じた状態を示す正面図、(B)は、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の閉じた状態を示す側面図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)の機能ブロック図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)における表示制御処理を示す概略図。 (A)は、UI画面レイヤを示す図、(B)は、マルチメディア画面レイヤを示す図、(C)は、UI画面レイヤ及びマルチメディア画面レイヤの合成結果を示す図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)において、UI画面レイヤが透過ありで、マルチメディア画面レイヤが透過なしの場合の表示制御処理を示す概略図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)が表示制御処理を行う際に、背景レイヤを合成する場合の処理の手順を示すフローチャート。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)において、UI画面レイヤが透過ありで、マルチメディア画面レイヤが存在しない場合の表示制御処理を示す概略図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)において、UI画面レイヤが透過なしで、マルチメディア画面レイヤが存在しない場合の表示制御処理を示す概略図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)が表示制御処理を行う際に、背景レイヤを合成しない場合の処理の手順を示すフローチャート。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)における画面レイヤの更新時の表示制御処理の手順を示すフローチャート。 レイヤ管理情報を示すデータ構成図。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)における画面レイヤの開始時の表示制御処理の手順を示すフローチャート。 本発明に係る携帯端末(携帯電話機)における画面レイヤの終了時の表示制御処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機,10…上筐体,11…下筐体,12…ヒンジ部,13…ディスプレイ,14…スピーカ,15…操作キー,16…マイクロフォン,20…主制御部,21…電源回路部,22…操作入力制御部,23…表示制御部,24…音声制御部,25…通信制御部,25a…アンテナ,26…記憶部,27…テレビ受信部,27a…テレビアンテナ,30…ドライバ,31…FB,32…VRAM,40…UI画面レイヤ,41…マルチメディア画面レイヤ,42…背景レイヤ,43…合成結果データ,44…表示画面,50…レイヤ管理情報。

Claims (10)

  1. 複数の画面レイヤが合成されて生成された画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された画面を更新する際、更新対象の画面レイヤの透過指定が有効であるか否か判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により透過指定が有効であると判断された場合、前記更新対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により前記更新対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であると判断された場合、前記更新対象の画面レイヤの背面に合成される画面レイヤが存在するか否かを判断する第3の判断手段と、
    前記第3の判断手段により背面に合成される画面レイヤが存在しないと判断された場合、前記更新対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第3の判断手段により背面に合成される画面レイヤが存在すると判断された場合、この背面に合成される画面レイヤが活性状態であるか否かを判断する第4の判断手段を備え、
    前記第3の判断手段は、前記第4の判断手段により背面に合成される画面レイヤが活性状態でないと判断された場合、この画面レイヤの更に背面に合成される画面レイヤが存在するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記設定手段は、前記第4の判断手段により背面に合成される画面レイヤが活性状態であると判断された場合、前記更新対象の画面レイヤの透過指定を有効に設定することを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記第1の判断手段により透過指定が無効であると判断された場合、前記設定手段は、前記更新対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記表示手段に表示される画面に合成される画面レイヤの活性を開始する際にのみ、この開始対象の画面レイヤが最背面に合成されるか否かを判断する第5の判断手段と、
    前記第5の判断手段により前記開始対象の画面レイヤが最背面に合成されると判断された場合、前記開始対象の画面レイヤの前面に合成される画面レイヤが存在して活性状態であるか否かを判断する第6の判断手段と、
    前記第6の判断手段により前記開始対象の画面レイヤの前面に合成される画面レイヤが存在してかつ活性状態であると判断された場合、この前面に合成される画面レイヤの透過指定が有効であるか否かを判断する第7の判断手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記第7の判断手段により透過指定が有効でないと判断された場合、前記開始対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記第6の判断手段は、前記第7の判断手段により前面に合成される画面レイヤが存在して活性状態でないと判断された場合、この画面レイヤの更に前面に合成される画面レイヤが存在して活性状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
  7. 前記設定手段は、前記第7の判断手段により透過指定が有効であると判断された場合、前記開始対象の画面レイヤの透過指定を有効に設定することを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
  8. 前記表示手段に表示される画面に合成される画面レイヤの活性を終了する際にのみ、この終了対象の画面レイヤが最背面に合成されるか否かを判断する第8の判断手段と、
    前記第8の判断手段により前記終了対象の画面レイヤが最背面に合成されると判断された場合、前記終了対象の画面レイヤの前面に合成される画面レイヤが存在して活性状態であるか否かを判断する第9の判断手段と、
    前記第9の判断手段により前記終了対象の画面レイヤの前面に合成される画面レイヤが存在してかつ活性状態であると判断された場合、この前面に合成される画面レイヤの透過指定が有効であるか否かを判断する第10の判断手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記第10の判断手段により透過指定が有効でないと判断された場合、前記終了対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. 前記第10の判断手段により透過指定が有効であると判断された場合、前記終了対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であるか否かを判断する第11の判断手段を備え、
    前記設定手段は、前記第11の判断手段により前記終了対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズ以上であると判断された場合、前記終了対象の画面レイヤの透過指定を無効に設定することを特徴とする請求項8記載の携帯端末。
  10. 前記設定手段は、前記第11の判断手段により前記終了対象の画面レイヤのサイズが前記表示手段により表示される画面のサイズより小さいと判断された場合、前記終了対象の画面レイヤの透過指定を有効に設定することを特徴とする請求項8記載の携帯端末。
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