JP2007235222A - 携帯端末及びその表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツの閲覧に影響を及ぼすことなく消費電力を削減することができる携帯端末及びその表示方法を提供する。
【解決手段】表示部16は、複数の画素からなる複数の領域を有する。注視エリア面積推測部103は、表示部16の複数の領域から所定の領域を選択する。輝度決定部15は、所定の領域の輝度がそれ以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する。操作間隔測定部101は、領域決定部14が所定の領域を選択してから所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する。領域決定部14は、次の領域の範囲を、操作間隔保持部102に保持された計測時間に応じて設定する。
【選択図】図1
【解決手段】表示部16は、複数の画素からなる複数の領域を有する。注視エリア面積推測部103は、表示部16の複数の領域から所定の領域を選択する。輝度決定部15は、所定の領域の輝度がそれ以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する。操作間隔測定部101は、領域決定部14が所定の領域を選択してから所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する。領域決定部14は、次の領域の範囲を、操作間隔保持部102に保持された計測時間に応じて設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示デバイスの表示画面における輝度を制御して消費電力を削減する携帯端末及びその表示方法に関する。
従来、携帯電話装置のような携帯端末の消費電力を削減するために、ディスプレイの表示領域の一部の領域のみを駆動(明るさを高く制御)し、残りの領域を非駆動にすることが提案されている(例えば、特許文献1)。この場合、LCD(Liquid Crystal Display)のバックライトを複数枚に分割して駆動する領域に対応したバックライトのみを点灯している。
特開2005−156746号公報
上記特許文献1では、表示画面のバックライトの駆動する領域(ユーザが注視している領域)を決定し、決定した駆動領域のみバックライトを駆動することによって、携帯電話装置の消費電力を削減しているが、ユーザが注視したいと思う表示領域を臨機応変に変更することができない。また、駆動領域以外は表示されなくなるので、駆動領域以外の情報について全く認識することができなくなる。その結果、ユーザが携帯端末においてメール等のコンテンツを閲覧する際に支障をきたすことがある。
さらに、ユーザが携帯端末でコンテンツを閲覧するのに要する時間には個人差があるため、同一コンテンツであってもユーザごとに閲覧時に消費される消費電力は異なる。そのために、コンテンツを閲覧するスピードが比較的遅い人は、コンテンツを閲覧するスピードが比較的速い人に比べてコンテンツの閲覧完了までに消費される消費電力が多くなる。したがって、コンテンツを閲覧するスピードが比較的遅い人でもコンテンツ閲覧完了までに消費される電力を削減することが望まれる。
本発明の目的は、コンテンツの閲覧に支障をきたすことなく消費電力を削減することができる携帯端末及びその表示方法を提供することである。
本発明による携帯端末は、
複数の画素からなる複数の領域が設定可能な表示手段と、
該複数の領域から所定の領域を選択する選択手段と、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御手段と、
前記選択手段が前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測手段と、
前記次の領域の範囲を、前記計測手段の計測時間に応じて設定する設定手段とを具えることを特徴とする。
複数の画素からなる複数の領域が設定可能な表示手段と、
該複数の領域から所定の領域を選択する選択手段と、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御手段と、
前記選択手段が前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測手段と、
前記次の領域の範囲を、前記計測手段の計測時間に応じて設定する設定手段とを具えることを特徴とする。
本発明による携帯端末の表示方法は、
複数の画素からなる複数の領域から所定の領域を選択する選択ステップと、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御ステップと、
前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測ステップと、
前記次の領域の範囲を、前記計測時間に応じて設定する設定ステップとを有することを特徴とする。
複数の画素からなる複数の領域から所定の領域を選択する選択ステップと、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御ステップと、
前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測ステップと、
前記次の領域の範囲を、前記計測時間に応じて設定する設定ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の画素からなる複数の領域から所定の領域を選択し、所定の領域の輝度が所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する。また、所定の領域を選択してから所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測し、次の領域の範囲を、計測ステップの計測時間に応じて設定する。このように輝度を制御するとともに、選択すべき領域の範囲を、次の領域を選択するまでの時間に応じて設定しているので、領域を選択する速度、すなわち、コンテンツを閲覧するスピードに応じた適切な輝度制御を行うことができ、その結果、コンテンツの閲覧に支障をきたすことなく消費電力を削減することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面中、同一箇所及びステップについては、同一符号を付すものとする。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、符号1で表される携帯端末としてのバッテリ駆動型の携帯電話装置1は、注視エリア領域決定部11と、操作部12と、制御部13と、領域決定部14と、輝度決定部15と、表示部16と、表示制御部17と、データベース18とを具える。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、符号1で表される携帯端末としてのバッテリ駆動型の携帯電話装置1は、注視エリア領域決定部11と、操作部12と、制御部13と、領域決定部14と、輝度決定部15と、表示部16と、表示制御部17と、データベース18とを具える。
注視エリア領域決定部11は、操作間隔測定部101と、操作間隔保持部102と、注視エリア面積推測部103と、注視エリア基準ポイント推測部104と、注視エリア基準ポイント保持部105とを有する。操作部12は、テンキーやマウスやキーボードなどから入力情報を受け付け、制御部13は、携帯電話装置1内の各処理部を制御する。領域決定部14は、後に説明する注視エリア面積推測部103の出力するユーザ注視エリアの面積と、後に説明する注視エリア基準ポイント保持部105の保持するユーザ注視エリアの基準点とに基づいて、後に説明する表示部16上の情報表示領域全域における、各領域種別に対応する対応領域を決定する。
輝度決定部15は、領域決定部14において決定した対応領域の領域種別に応じて各対応領域の画素の輝度を制御する。表示部16は、自発発光素子である有機EL(Electro Luminescence)素子から構成される複数の画素を行列配置したもの(例えば、240×320画素)であり、これらの画素の各々を発光させて、複数の画素が連続的に発光することによって任意の画像を形成する。単一の画素は、赤、緑及び青(すなわち、RGB)の3種類の有機EL素子によって構成されており、これら有機EL素子のそれぞれの発光強度を調整することによって、画素全体としての発光色を形成している。
表示制御部17は、輝度決定部15の出力する各画素の輝度値に基づいて表示部16への表示情報の表示を制御する。データベース18は、アプリケーションで表示されているコンテンツデータ111と、各種アプリケーションプログラム117と、明るさテーブル113と、面積テーブル114と、ユーザ注視エリアの面積を保持している面積履歴データ115を記憶する。
操作間隔測定部101は、操作部12の出力する信号に応じて操作の間隔を測定する。操作間隔保持部102は、操作間隔測定部101の出力する操作間隔を保持する。注視エリア面積推測部103は、操作間隔保持部102の出力する操作間隔に基づいて、表示部16上の表示領域全体において、ユーザが注視していると推測されるユーザ注視エリアの面積を推測する。注視エリア基準ポイント推測部104は、注視エリア面積推測部103の出力するユーザ注視エリアの面積に基づいて、ユーザ注視エリアの基準点を推測する。注視エリア基準ポイント保持部105は、注視エリア基準ポイント推測部104の出力するユーザ注視エリアの基準点を保持する。
携帯電話装置1は、領域決定部14が表示部16上の情報表示領域における領域種別ごとの表示領域を決定し、輝度決定部15が領域種別に応じて、各表示領域を異なる輝度により制御して、コンテンツデータを表示する。ここでコンテンツデータとは、本実施形態においてはウェブブラウザで表示されるウェブページや、メールアプリケーションで表示されるメール内容などであるが、それ以外のアプリケーションプログラムによって表示されるコンテンツデータであってもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。図2において、メールアプリケーションによりメール閲覧画面を表示する場合の携帯電話装置1の処理について説明する。携帯電話装置1は、ユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にメール閲覧画面を表示する。メール閲覧画面は、メール内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。
図3は、本発明の第1の実施形態による面積テーブルを示す図である。図3において、面積テーブル114は、表示面積(本実施の形態においては行数)と、その表示面積に対応した閲覧時間とを対応付けて保持する。メール閲覧画面においては、例としてユーザ注視エリアの面積が3行である場合に4.5秒(1.5秒/行×3行〜1.6秒/行×3行)で閲覧する場合を基準に、基準の時間よりも短時間(1.5秒/行未満)で閲覧した場合には表示面積を拡大し、基準の時間よりも長時間(1.6秒/行を超える)で閲覧した場合には表示面積を縮小する。
図4は、本発明の第1の実施形態による面積履歴データのフォーマットを示す図である。図4において、面積履歴データ115は、少なくとも明表示面積と、閲覧対象面積とを保持する。前記明表示面積は、注視エリア基準ポイント推測部104において、次のユーザ注視エリアの基準点を推測する際に用い、前記閲覧対象面積は、注視エリア面積推測部103において、次のユーザ注視エリアの面積を推測する際に用いる。
図5は、本発明の第1の実施形態による明るさテーブルを示す図である。図5において、明るさテーブル113は、領域種別と、前記領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持する。メール閲覧画面の場合においては、各領域種別(ユーザ注視エリア、非ユーザ注視エリア、操作ガイド表示部、非文字表示エリア)についての明るさレベルを保持する。ユーザ注視エリア、操作ガイド表示部については、明るさレベル1の輝度にて表示制御を行う。また非ユーザ注視エリアについては、明るさレベル0.5の輝度にて表示制御を行う。また非文字表示エリアについては、明るさレベル0の輝度にて表示制御を行う。
図6は、本発明の第1の実施形態の処理フローを示す図である。図6において、制御部13の指示に基づいて表示制御部17がデータベース18内のアプリケーション112に格納されているメール閲覧画面を、表示部16に表示する。注視エリア基準ポイント保持部105の初期値として、注視エリア基準ポイントをメールの先頭が表示される位置に設定し(S201)、操作ガイド表示部の表示領域を決定する(S202)。以降、メール閲覧が終了するまで下記の処理を繰り返す(S203)。
メール閲覧中に操作部12の出力する信号を受け取り、制御部13が、スクロール操作が行われたか否かを判定する(S204)。S204においてスクロール操作が行われたと判定した場合は、下方向へのスクロールか否かを判定し(S205)、下方向のスクロールであればメールの終端がユーザ注視エリアであるかどうかを判定し(S206)、メールの終端がユーザ注視エリアである場合は、再描画を行わずにループの先頭に戻る。メールの終端がユーザ注視エリアでない場合は、操作間隔測定部101を実行し、前のスクロール操作からの時間経過を算出し(S208)、算出結果を操作間隔保持部102に保存する(S209)。
データベース18が保存する再描画直前のユーザ注視エリアの面積を示す面積履歴データ115の閲覧対象面積を取得し(S210)、注視エリア面積推測部103によって面積履歴データ115の閲覧対象面積が示す面積に対応する面積テーブル114内の時間と、操作間隔保持部102が保持する操作間隔とに基づいて、新たなユーザ注視エリアの面積を推測する(S211)。推測した新たなユーザ注視エリアの面積及び注視エリア基準ポイント保持部105が保持するユーザ注視エリア基準ポイントに基づいて、新たな注視エリア基準ポイントを推測し(S212)、推測した新たな基準ポイントを、注視エリア基準ポイント保持部105に保持させ(S213)、S211によって推測した新たなユーザ注視エリアの面積を、面積履歴データ115の明表示面積及び閲覧対象面積としてデータベース18に保存する(S214)。
領域決定部14は、ユーザが注視していないと推測される非ユーザ注視エリアを決定する(S215)とともに、非文字表示エリアを決定する(S216)。輝度決定部15は、データベース18内にある明るさテーブル113から各領域に対応する明るさレベルを取得し、メール閲覧画面における各々の領域種別に対応する表示領域について、元の輝度に明るさレベルを乗算などの演算にて、新たな輝度を算出する(S217)。表示部16は、算出した輝度に基づいて、メール閲覧画面を表示する(S218)。
S205において上方向にスクロールしたと判定した場合は、メールの先頭がユーザ注視エリアであるか否かを判定し(S207)、メールの先頭がユーザ注視エリアである場合は、再描画を行わずにループの先頭に戻る。S207においてメールの先頭がユーザ注視エリアの先頭でないと判定した場合は、S208以降を実行し、表示部16の再描画を行う。
S204においてスクロール操作でない場合は、メールの閲覧を開始して最初のループであるかどうかを判定し(S219)、メールの閲覧を開始して最初のループであれば操作間隔測定部101を実行しアプリケーションの開始時刻を登録する(S220)。その後、データベース18内の注視エリアの面積を表す面積履歴データ115の閲覧対象面積を取得し(S221)、S215以降の処理を行い表示部16への表示を行う。
S219においてメールの閲覧を開始して最初のループではないと判定した場合は、表示部16への再描画を行わずにループの先頭に戻る。
図7は、本発明の第1の実施形態による操作間隔測定部の処理フローを示す図である。図7において、操作間隔測定部101は、コンテンツの閲覧開始直後か否かを判定し(S108−1)、コンテンツの閲覧開始直後である場合は、現在の時刻を直前の時刻として保持し(S108−2)、操作間隔を0秒として保持する(S108−3)。S108−1において、コンテンツの閲覧開始直後ではないと判定した場合は、現在の時刻と直前に操作間隔測定部を実行した時刻との差分を操作間隔として保持し(S108−4)、現在の時刻を直前の時刻として保持する(S108−5)。
図8は、本発明の第1の実施形態による操作間隔保持部の処理フローを示す図である。図8において、操作間隔保持部102は、操作間隔測定部101の算出結果をキューの最後尾に追加する(S109−1)。
図9は、本発明の第1の実施形態による注視エリア面積推測部の処理フローを示す図である。図9において、注視エリア面積推測部103は、操作間隔保持部102が保持する操作間隔と、データベース18に面積履歴データとして保存しており、閲覧対象面積を表す値に対応する面積テーブル114(図3)内の閲覧時間とを比較し(S110−1)、操作間隔のほうが大きい場合は、ユーザ注視エリアの面積を縮小する(S110−2)。
S110−1において、操作間隔のほうが小さい場合は、操作間隔と閲覧対象面積+1に対応する面積テーブル114内の閲覧時間とを比較し(S110−3)、操作間隔のほうが小さい場合は、ユーザ注視エリアの面積を拡大する(S110−4)。なお、+1とは、1行加算を意味している。
図10は、本発明の第1の実施形態による注視エリア基準ポイント推測部の処理フローを示す図である。図10において、注視エリア基準ポイント推測部104は、注視エリア基準ポイント保持部105にて、再描画前の注視エリア基準ポイントの位置を取得する(S111−1)。その後、上方向へのスクロールか否かを判定し(S111−2)、上方向へのスクロールでないと判定した場合は、再描画前の注視エリアの面積を示すデータベース18内の面積履歴データ115の明表示面積を取得し(S111−3)、S111−1において取得した値と、S111−3において取得した値と、注視エリア面積推測部103の推測結果とを加算し、結果を新たな注視エリア基準ポイントの位置とする(S111−4)。S111−2において上方向へのスクロールと判定した場合は、S111−1で取得した値から注視エリア面積推測部103の推測結果を減算し、結果を新たな注視エリア基準ポイントの位置とする(S111−5)。
図11は、本発明の第1の実施形態による注視エリア基準ポイント保持部の処理フローを示す図である。図11において、注視エリア基準ポイント保持部105は、推測した注視エリア基準ポイントの位置を保持する(113−1)。
図12は、本発明の第1の実施形態の処理概要を示す第1の図である。図12において、コンテンツの閲覧速度が速い人が操作した場合の、メール閲覧画面の状態遷移を示す。なおユーザ注視エリアの面積は行単位で決定する。d1−1では、日付「From 特許太郎」、Sub「おねがい」といったメールの先頭から3行以内の領域がユーザ注視エリアとなり、明るさレベル1、すなわち、輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値と同じ明るさで表示制御する。なお、メールの先頭から3行以内の領域のうち非文字表示エリアは明るさレベル0、すなわち、輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値に対して0、つまり明るさ0(例えば、非灯)で表示制御する。またd1−1では、「おはようございます〜\(^▽^)/」というメールコンテンツが非ユーザ注視エリアとなり、この非ユーザ注視エリアでは、明るさレベル0.5、すなわち、輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値に対して0.5、つまり半分の明るさで表示制御する。
d1−2は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行ってd1−1のユーザ注視エリアに続く次の3行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d1−3は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから3.93秒(1行あたり1.31秒で3行を閲覧。図3の面積テーブルを参照)よりも短時間でスクロールされたので、ユーザ注視エリアの面積を拡大し、d1−2のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d1−4は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから5秒(1行あたり1.25秒で4行を閲覧)よりも短時間でスクロールされたので、ユーザ注視エリアの面積を拡大し、d1−3のユーザ注視エリアに続く次の5行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d1−5は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから6.25秒(1行あたり1.25秒で5行を閲覧)以内でスクロールされなかったので、ユーザ注視エリアの面積を縮小し、d1−4のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d1−6からd1−10は、ユーザが下方向へ一定間隔(5.24秒(1行あたり1.31秒で4行を閲覧)≧操作間隔>5秒(1行あたり1.25秒で4行を閲覧))でスクロール操作を行い、直前のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
図13は、本発明の第1の実施形態の処理概要を示す第2の図である。図13において、コンテンツの閲覧速度が遅い人が操作した場合におけるメール閲覧画面の状態遷移を示す。なお、ユーザ注視エリアの面積は行単位で決定する。d2−1では、日付「From 特許太郎」、Sub「おねがい」といったメールの先頭から3行以内の領域がユーザ注視エリアとなって、明るさレベル1、すなわち輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値と同じ明るさで表示制御する。なお、メールの先頭から3行以内の領域のうち非文字表示エリアは、明るさレベル0、すなわち、輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値に対して0、つまり明るさ0(例えば、非灯)で表示制御する。また、d2−1では、「おはようございます〜\(^▽^)/」というメールコンテンツが非ユーザ注視エリアとなり、この非ユーザ注視エリアでは、明るさレベル0.5、すなわち、輝度制御を行っていないメール閲覧画面の輝度値に対して0.5、つまり半分の明るさで表示制御する。
d2−2は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、d2−1のユーザ注視エリアに続く次の3行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。d2−3は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから3.93秒(1行あたり1.31秒で3行を閲覧。図3の面積テーブルを参照)以内でスクロールされなかったので、ユーザ注視エリアの面積を縮小し、d2−2のユーザ注視エリアに続く次の2行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d2−4は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、d2−3のユーザ注視エリアに続く次の2行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。d2−5は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから3秒(1行あたり1.5秒で2行を閲覧)以内でスクロールされたので、ユーザ注視エリアの面積を拡大し、d2−4のユーザ注視エリアに続く次の3行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d2−6は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、d2−5のユーザ注視エリアに続く次の3行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。d2−7及びd2−8は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから3.93秒(1行あたり1.31秒で3行を閲覧)以内でスクロールされなかったので、ユーザ注視エリアの面積を縮小し、d2−6のユーザ注視エリアに続く次の2行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
以上、本実施の形態によれば、ユーザの操作間隔に応じて、ユーザ注視エリアの面積を調整し、ユーザが注視していると思われる領域を明るく表示し、ユーザが注視しない他の部分(領域)については輝度を下げる。また、文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されているため、ユーザのメール内容の閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限にて消費電力を削減することが可能となる。
近年、携帯電話装置のような携帯端末の表示画面の表示デバイスとして、有機ELディスプレイを用いることが注目されている。この有機ELディスプレイは、自発光型のディスプレイであり、高輝度、高視野角及び超薄型という特徴を有している。また、有機EL素子は、緑、青、赤等の単色を発光するものがあり、これらを組み合わせることでマルチカラーディスプレイを製造することができる。さらに、自発光型であるために液晶ディスプレイのようにバックライトを必要とせず、これにより薄型化することができるという特徴が得られる。しかしながら、画面全体の明るさが高い状態では消費電力が大きくなり、バッテリの消耗が早くなるという不都合がある。
特に、バッテリ駆動型の携帯端末(携帯電話装置)では、電力消費が携帯端末の基本動作(例えば、通話)に影響を及ぼす(例えば、バッテリ消耗が早くなることによる動作(通話)時間の短縮)ため、消費電力をできるだけ削減することが望まれる。
本実施の形態によれば、ユーザの操作間隔に応じて輝度を制限することによって消費電力を削減するため、バッテリ駆動型の携帯端末や、有機ELディスプレイのような自発光型のディスプレイを有する携帯端末に対しても本実施の形態を良好に適用することができる。
図14は、本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。図14は、図1のブロック図に注視エリア拡張部106を追加したものであり、ユーザ注視エリアに含まれるアスキーアートやリンク等のコンテンツの影響を考慮したものである。
図15は、本発明の第2の実施形態の処理フローを示す図である。図15では、S210の後、注視エリア面積推測部103によって面積履歴データ115の閲覧対象面積が示す面積に対応する面積テーブル114内の時間と、操作間隔保持部102が保持する操作間隔とに基づいて、新たなユーザ注視エリアの面積を推測する(S311)。推測した新たなユーザ注視エリアの面積及び注視エリア基準ポイント保持部105が保持するユーザ注視エリア基準ポイントに基づいて、新たな注視エリア基準ポイントを推測し(S312)、S311で推測した新たなユーザ注視エリアの面積及びS312で推測した新たな注視エリア基準ポイントに基づいて決定する。その後、仮のユーザ注視エリアの内部に含まれるコンテンツの内容に応じて、ユーザ注視エリアの面積及び領域を調整する注視エリア拡張部106を実行し(S313)、前記推測した新たな基準ポイントを注視エリア基準ポイント保持部105に保持し(S314)、S313によって推測した新たなユーザ注視エリアの面積を、面積履歴データ115の明表示面積及び閲覧対象面積としてデータベース18に保存する(S315)。
図16は、本発明の第2の実施形態による注視エリア拡張部の処理フローを示す図である。図16において、注視エリア拡張部106は、注視エリア基準ポイント保持部105から最新のユーザ注視エリア基準ポイントiを取得し(S112−1)、ユーザ注視エリアの面積を表すデータベース18内の面積履歴データ115の明表示面積を取得し(nに代入)(S112−2)、データベース18内のデータ111から、ユーザ注視エリア基準ポイントを含むユーザ注視エリアの面積内にあるコンテンツの内容を、bufferに格納し(S112−3)、buffer内の文字列の位置を表すカーソルxの値を0で初期化する(S112−4)。
bufferの終端にカーソルxが到達するまでループを繰り返す(S112−5)。ループの先頭で、bufferのx文字目が記号などの文字から構成されたアスキーアートの先頭か否かを判定し(S112−6)、アスキーアートの先頭と判定した場合は、アスキーアートの文字数分カーソルxを進めて(S112−7)、ユーザ注視エリアの面積nにアスキーアートの文字数に0以上1以下の値aを乗算した値を加算する(S112−8)。
S112−6において、bufferのx文字目がアスキーアートの先頭でないと判定した場合は、bufferのx文字目がURLや電話番号などのリンクの先頭であるか否かを判定し(S112−9)、リンクの先頭であると判定した場合は、リンクの文字数分カーソルxを進めて(S112−10)、ユーザ注視エリアの面積nにリンクの文字数に0以上1以下の値bを乗算した値を加算する(S112−11)。
S112−9において、bufferのx文字目がリンクの先頭でないと判定した場合は、カーソルxを一つ進める(S112−12)。bufferのx文字目の判定を完了後、ユーザ注視エリアの面積n(小数点以下切り上げ)行分の文字を表示部16に表示可能か否かを判定し(S112−13)、表示可能であると判定した場合は、ユーザ注視エリア基準ポイントを含むユーザ注視エリアの面積n内にあるコンテンツの内容を、bufferに格納し(S112−15)、ループの先頭に戻る。S112−13において、表示部16にn行分の文字を表示不可能と判定した場合は、ユーザ注視エリアの面積nに表示部に表示可能な行数を設定しループを抜ける(S112−14)。
図17は、本発明の第2の実施形態の処理概要を示す図である。図17において、コンテンツの閲覧速度が速い人が操作した場合の例であり、ユーザ注視エリアに含まれるコンテンツの内容を考慮したメール閲覧画面の状態遷移を示す。なお、ユーザ注視エリアの面積は、行単位で決定する。
d3−3は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、前のスクロールから3.93秒(1行あたり1.31秒で3行を閲覧)よりも短時間でスクロールされ、注視エリア面積推測部103−2によって、ユーザ注視エリアの面積を4行に拡大し、注視エリア拡張部106によって、アスキーアート「\(^▽^)/」の文字数に基づいて5行に拡大し、d1−2のユーザ注視エリアに続く次の5行を、ユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d3−4は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、注視エリア拡張部106によって、アスキーアート「m(_ _)m」の文字数に応じてユーザ注視エリアの面積を拡大し、d3−3のユーザ注視エリアに続く次の5行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。d3−5〜d3−7は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、面積テーブルに応じた行数をユーザ注視エリアの面積に設定し、直前のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
d3−8は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、注視エリア拡張部106によって、リンク「mail-to@mail.com」及び「http://www.△△△.com/house/t-tarou.htm」の文字数に応じて、ユーザ注視エリアの面積を6行に拡大し、d3−7のユーザ注視エリアに続く次の6行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。d3−9は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、面積テーブルに応じた行数をユーザ注視エリアの面積に設定し、直前のユーザ注視エリアに続く次の4行(メールの残りの行数)をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
図18は、本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。図18は、図14のブロック図に注視エリア面積保持部121及びフリッカ抑制注視エリア領域決定部122を追加したものであり、ユーザ注視エリアの面積が急峻に変化することで発生するフリッカを考慮したものである。
図19は、本発明の第3の実施形態の処理フローを示す図である。図19では、S211の後、フリッカの発生を抑制するために、推測した新たなユーザ注視エリアの面積及び注視エリア基準ポイント保持部105が保持するユーザ注視エリア基準ポイントに基づいて、新たな注視エリア基準ポイントを推測する(S413)。その後、S211で推測した新たなユーザ注視エリアの面積及びS413で推測した新たな注視エリア基準ポイントに基づいて決定される仮のユーザ注視エリアの内部に含まれるコンテンツの内容に応じて、ユーザ注視エリアの面積及び領域を調整する注視エリア拡張部106の動作を実行し(S414)、推測した新たな基準ポイントを、注視エリア基準ポイント保持部105に保持し(S415)、S414で算出した新たなユーザ注視エリアの面積を、注視エリア面積保持部121に保持し(S416)、S412に戻る。
S412のループをn回(nステップの表示分)繰り返した後、フリッカ抑制注視エリア領域決定部122の動作を実行し、フリッカの発生を抑制するユーザ注視エリアの面積を算出し(S417)、S417によって推測した新たなユーザ注視エリアの面積を、面積履歴データ115の明表示面積及び閲覧対象面積としてデータベース18に保存する(S418)。
図20は、本発明の第3の実施形態による注視エリア面積保持部の処理フローを示す図である。図20において、注視エリア面積保持部121は、注視エリア拡張部106の算出結果を保持する(S114−1)。
図21は、本発明の第3の実施形態によるフリッカ抑制注視エリア領域決定部の処理フローを示す図である。図21において、フリッカ抑制面積決定部115は、再描画直前のユーザ注視エリアの面積をcurrentに保持し(S115−1)、countを1で初期化し(S115−2)、合計を代入する変数sumを0で初期化する(S115−3)。ループ1において、countが予測する回数であるnを超えるまでループを繰り返す(S115−4)。
ループの先頭において、注視エリア面積保持部121が保持するリスト内のcountステップ先のユーザ注視エリアの面積の予測値を、futureとし(S115−5)、futureとcurrentとの差を合計sumに加算し(S115−6)、countを1加算する(S115−7)。ループを抜けた後、合計sumをnで割った商と再描画直前のユーザ注視エリアの面積currentとの和を、フリッカの発生を抑制するユーザ注視エリアの面積として決定する。(S115−8)。
図22は、本発明の第3の実施形態の処理概要を示す図である。図22において、コンテンツの閲覧速度が速い人が操作した場合の例であり、ユーザ注視エリアに含まれるコンテンツの内容を考慮し、3ステップ先までを予測してフリッカの発生を抑制したメール閲覧画面の状態遷移を示す。
d4−1において、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、d4−1のユーザ注視エリアの次の4行をユーザ注視エリアに設定した状態を示す。これは、d4−1から3ステップ先までを予測した結果、d4−2のユーザ注視エリアの面積が3行、d4−3のユーザ注視エリアの面積が4行、d4−4のユーザ注視エリアの面積が5行と予想したため、
((3行(d4−2のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−3のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積))
+(5行(d4−4のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積)))
÷3ステップ+3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積)
=4行
をd4−2におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−1のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。なお、予測のための操作間隔は、データベース18に記憶している情報に基づく。
((3行(d4−2のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−3のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積))
+(5行(d4−4のユーザ注視エリアの面積の予測値)−3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積)))
÷3ステップ+3行(d4−1のユーザ注視エリアの面積)
=4行
をd4−2におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−1のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。なお、予測のための操作間隔は、データベース18に記憶している情報に基づく。
d4−2において、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、d4−2のユーザ注視エリアの次の4行をユーザ注視エリアに設定した状態を示す。これは、d4−2から3ステップ先までを予測した結果、d4−3のユーザ注視エリアの面積が4行、d4−4のユーザ注視エリアの面積が5行、d4−5のユーザ注視エリアの面積が4行と予想したため、
((4行(d4−3のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積))
+(5行(d4−4のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−5のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積)))
÷3ステップ+4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積)
=4.33行≒4行(四捨五入)
を、d4−3におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−2のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。
((4行(d4−3のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積))
+(5行(d4−4のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−5のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積)))
÷3ステップ+4行(d4−2のユーザ注視エリアの面積)
=4.33行≒4行(四捨五入)
を、d4−3におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−2のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。
d4−4〜d4−7において、d4−3のユーザ注視エリアの面積を決定する場合と同じ方法で各々画面におけるユーザ注視エリアの面積を決定する。d4−7において、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、d4−7のユーザ注視エリアの次の5行をユーザ注視エリアに設定した状態を示す。これは、d4−7から2ステップ先(2ステップ先でメールの終端に到達するため)までを予測した結果、d4−8のユーザ注視エリアの面積が5行、d4−9のユーザ注視エリアの面積が4行と予想したため、
((5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−9のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積)))
÷2ステップ+4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積)
=4.5行≒5行(四捨五入)
をd4−8におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−7のユーザ注視エリアに続く次の5行がユーザ注視エリアとなる。
((5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積))
+(4行(d4−9のユーザ注視エリアの面積の予測値)−4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積)))
÷2ステップ+4行(d4−7のユーザ注視エリアの面積)
=4.5行≒5行(四捨五入)
をd4−8におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−7のユーザ注視エリアに続く次の5行がユーザ注視エリアとなる。
d4−8において、ユーザが下方向へのスクロール操作を行い、d4−8のユーザ注視エリアの次の4行をユーザ注視エリアに設定した状態を示す。これは、d4−8から1ステップ先(1ステップ先でメールの終端に到達するため)までを予測した結果、d4−9のユーザ注視エリアの面積が4行と予想したため、
(4行(d4−9のユーザ注視エリアの面積の予測値)−5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積))
÷1ステップ+5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積)
=4行
をd4−9におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−8のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。
(4行(d4−9のユーザ注視エリアの面積の予測値)−5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積))
÷1ステップ+5行(d4−8のユーザ注視エリアの面積)
=4行
をd4−9におけるユーザ注視エリアの面積としたためである。このため、d4−8のユーザ注視エリアに続く次の4行がユーザ注視エリアとなる。
ユーザ注視エリアの面積が急峻に変化すると、フリッカが発生する。このようなフリッカの発生は抑制するのが好ましい。本実施の形態によれば、予め数ステップ先の状態を予測することで、フリッカの発生を抑制することが可能となる。
図23は、本発明の第4の実施形態の構成を示すブロック図である。図23は、図1のブロック図に有効データ表示面積測定部107を追加したものであり、ユーザ注視エリアに含まれる空白等の非表示文字を考慮したものである。
図24は、本発明の第4の実施形態の処理フローを示す図である。図24では、S212の後、ユーザ注視エリアの内部に含まれる空白などの非表示文字を除いたユーザ注視エリアの面積を測定する有効データ表示面積測定部107の動作を実行し(S513)、前記推測した新たな基準ポイントを、注視エリア基準ポイント保持部105に保持し(S514)、S211によって推測した新たなユーザ注視エリアの面積を、面積履歴データ115の明表示面積としてデータベース18に保存するとともに、S513で測定した空白文字を除いたユーザ注視エリアの面積を、面積履歴データ115の閲覧対象面積としてデータベース18に保存する(S515)。
図25は、本発明の第4の実施形態による有効データ表示面積測定部の処理フローを示す図である。図25において、有効データ表示面積測定部107は、注視エリア基準ポイントiを取得し(S121−1)、データベース18内の注視エリアの面積を表す面積履歴データ115の明表示面積を取得し(S121−2)、データベース18内のデータ111から、ユーザ注視エリア基準ポイントiを含むユーザ注視エリアの面積内にあるコンテンツのうち、空白等の非表示文字を除く文字列の面積mを求め(S121−3)、mをデータベース18に面積履歴データ115の閲覧対象面積として保存する(S121−4)。
図26は、本発明の第4の実施形態の処理概要を示す図である。図26において、コンテンツの閲覧速度が速い人が操作し、ユーザ注視エリアに含まれる空白等の非表示文字を考慮したメール閲覧画面の状態遷移を示す。なお、ユーザ注視エリアの面積は行単位で決定する。
d5−2は、ユーザが下方向へのスクロール操作を行って、d5−1のユーザ注視エリアに続く次の3行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。なお、d5−2におけるデータベース18内の面積履歴データ115の閲覧対象面積の示す値は、2.5行である。
d5−3は、ユーザの下方向へのスクロール操作が、前のスクロールから3.75秒(1行あたり1.5秒(d5−2における閲覧対象面積の値を四捨五入した場合の、3行の閲覧時間を基準)で2.5行分を閲覧。図3の面積テーブルを参照)よりも短時間でスクロールされたので、ユーザ注視エリアの面積を拡大し、d5−2のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。なお、d5−3におけるデータベース18内の面積履歴データ115の閲覧対象面積の示す値は、3行である。
d5−4〜d5−10は、ユーザが下方向へ一定間隔(1行あたり1.31秒(4行表示の基準)操作間隔>1行あたり1.25秒(5行表示の基準))でスクロール操作を行って、直前のユーザ注視エリアに続く次の4行をユーザ注視エリアに設定した場合の表示部16の状態を示す。
以上、本実施の形態によれば、ユーザ注視エリア内の非表示文字を考慮することで、ユーザ注視エリアの面積が急峻に変化することによるフリッカの発生を抑制することが可能となる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、有機EL素子によって構成した自発光型の表示部を用いた場合について説明したが、有機EL素子以外の素子(例えば、無機EL素子)によって自発光型の表示部を構成することもできる。また、表示部を自発光型でないもの(例えば、液晶ディスプレイ)によって構成することもできる。
例えば、上記実施の形態では、有機EL素子によって構成した自発光型の表示部を用いた場合について説明したが、有機EL素子以外の素子(例えば、無機EL素子)によって自発光型の表示部を構成することもできる。また、表示部を自発光型でないもの(例えば、液晶ディスプレイ)によって構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ユーザ注視エリアの閲覧時間が基準の時間よりも短いときには表示面積を拡大する場合について説明したが、バッテリ残量が所定の値未満である場合には、バッテリの消耗を早めないために、ユーザ注視エリアの閲覧時間が基準の時間よりも短いときでも表示面積を拡大しないようにすることもできる。
さらに、バッテリ残量が所定の値未満である場合には、ユーザ注視エリアの閲覧時間に関係なく表示面積を縮小して、バッテリの消耗を早めないようにすることもできる。
なお、上記携帯電話装置1は、内部にコンピュータシステムを有する。また、上記処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、これまで説明した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、これまで説明した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現可能なもの(いわゆる差分ファイル(差分プログラム))であってもよい。
また、上記実施の形態では、変更する輝度値をデフォルトの輝度に対する低減率で示す。この低減率に基づいて表示用のデータに対して処理を行っているが、この処理の他にも、表示部に関する電流、電圧、発光している時間(デューティー比)等を制御して画面の輝度を変更する輝度値に基づいて下げる制御にて実現してもよい。また、本実施の形態は、バッテリ駆動の携帯端末に適用すると有効である。なお、携帯端末とは、例えば、携帯電話装置、PDA、携帯ゲーム機、携帯テレビ、ノート型PCなどのバッテリ駆動装置等が挙げられる。
以上、本発明によれば、ユーザの閲覧速度に応じて明るく表示する領域の面積を調整することで、コンテンツを閲覧するスピードが遅い人でも、コンテンツの閲覧完了までに消費される消費電力を削減することが可能となる。
更に、文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されているので、ユーザのメール内容の閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限にて消費電力を制限することが可能となる。また予め数ステップ先の状態を予測することで、フリッカの発生を抑制することが可能となる。
更に、文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されているので、ユーザのメール内容の閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限にて消費電力を制限することが可能となる。また予め数ステップ先の状態を予測することで、フリッカの発生を抑制することが可能となる。
1 携帯電話装置
11 注視エリア領域決定部
12 操作部
13 制御部
14 領域決定部
15 輝度決定部
16 表示部
17 表示制御部
18 データベース
19 フリッカ抑制部
101 操作間隔測定部
102 操作間隔保持部
103 注視エリア面積推測部
104 注視エリア基準ポイント推測部
105 注視エリア基準ポイント保持部
106 注視エリア拡張部
107 有効データ表示面積測定部
111 データ
112 アプリケーション
113 明るさテーブル
114 面積テーブル
115 面積履歴データ
121 注視エリア面積保持部
122 フリッカ抑制注視エリア領域決定部
Sig1,Sig2 操作信号
Sig3,Sig4 操作間隔保存信号
Sig5 面積テーブルデータ及び注視エリア面積信号
Sig6,Sig9,Sig13 注視エリア面積推測信号
Sig7 操作信号及び注視エリア面積信号
Sig8,Sig10,Sig12,Sig28 注視エリア基準ポイント信号
Sig11,Sig19 データ信号
Sig14 注視エリア面積信号及び注視エリア基準ポイント信号
Sig15,Sig24 データ信号及びアプリケーションデータ信号
Sig16 領域決定信号
Sig17 明るさ決定信号
Sig18 表示信号
Sig20 アプリケーションデータ信号
Sig21 明るさテーブルデータ信号
Sig22 面積テーブルデータ信号
Sig23,Sig25,Sig26,Sig27,Sig29,Sig30 注視エリア面積信号
11 注視エリア領域決定部
12 操作部
13 制御部
14 領域決定部
15 輝度決定部
16 表示部
17 表示制御部
18 データベース
19 フリッカ抑制部
101 操作間隔測定部
102 操作間隔保持部
103 注視エリア面積推測部
104 注視エリア基準ポイント推測部
105 注視エリア基準ポイント保持部
106 注視エリア拡張部
107 有効データ表示面積測定部
111 データ
112 アプリケーション
113 明るさテーブル
114 面積テーブル
115 面積履歴データ
121 注視エリア面積保持部
122 フリッカ抑制注視エリア領域決定部
Sig1,Sig2 操作信号
Sig3,Sig4 操作間隔保存信号
Sig5 面積テーブルデータ及び注視エリア面積信号
Sig6,Sig9,Sig13 注視エリア面積推測信号
Sig7 操作信号及び注視エリア面積信号
Sig8,Sig10,Sig12,Sig28 注視エリア基準ポイント信号
Sig11,Sig19 データ信号
Sig14 注視エリア面積信号及び注視エリア基準ポイント信号
Sig15,Sig24 データ信号及びアプリケーションデータ信号
Sig16 領域決定信号
Sig17 明るさ決定信号
Sig18 表示信号
Sig20 アプリケーションデータ信号
Sig21 明るさテーブルデータ信号
Sig22 面積テーブルデータ信号
Sig23,Sig25,Sig26,Sig27,Sig29,Sig30 注視エリア面積信号
Claims (8)
- 複数の画素からなる複数の領域が設定可能な表示手段と、
該複数の領域から所定の領域を選択する選択手段と、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御手段と、
前記選択手段が前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測手段と、
前記次の領域の範囲を、前記計測手段の計測時間に応じて設定する設定手段とを具えることを特徴とする携帯端末。 - 前記設定手段は、前記計測時間が所定の時間を超える場合、前記次の領域の範囲を縮小し、前記計測時間が所定の時間未満の場合、前記次の領域の範囲を拡大することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記設定手段は、前記次の領域に表示されるコンテンツに基づいて前記次の領域の範囲を拡大し又は縮小することを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
- 前記表示手段を、自発光型のディスプレイとしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記自発光型のディスプレイを、有機ELディスプレイとしたことを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
- 複数の画素からなる複数の領域から所定の領域を選択する選択ステップと、
該所定の領域の輝度が該所定の領域以外の領域の輝度より高くなるように、輝度を制御する制御ステップと、
前記所定の領域を選択してから前記所定の領域の次の領域を選択するまでの時間を計測する計測ステップと、
前記次の領域の範囲を、前記計測時間に応じて設定する設定ステップとを有することを特徴とする携帯端末の表示方法。 - 前記計測時間が所定の時間を超える場合、前記次の領域の範囲を縮小し、前記計測時間が所定の時間未満の場合、前記次の領域の範囲を拡大することを特徴とする請求項6記載の携帯端末の表示方法。
- 前記次の領域に表示されるコンテンツに基づいて前記次の領域の範囲を拡大し又は縮小することを特徴とする請求項7記載の携帯端末の表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006050791A JP2007235222A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 携帯端末及びその表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006050791A JP2007235222A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 携帯端末及びその表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007235222A true JP2007235222A (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=38555412
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006050791A Withdrawn JP2007235222A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 携帯端末及びその表示方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007235222A (ja) |
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JP2010224928A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Toshiba Corp | 携帯型情報処理装置 |
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-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006050791A patent/JP2007235222A/ja not_active Withdrawn
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