JP2010223204A - 多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造 - Google Patents

多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造 Download PDF

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Abstract

【課題】オイル戻し通路98と、シリンダヘッド締結用ボルト用のボス穴86それぞれに対する冷却性を良くすると共に、複数の燃焼室の排気ポート74からの排気を集合排気ポート76へ向かわせる壁部88、90、92、94、96の設計自由度を大きくした、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を提供することが課題である。
【解決手段】隣接する燃焼室の間を仕切り、両側の燃焼室側から延在して集合排気ポート76側で結合する形状の第1の壁部88、90と、各燃焼室の一対の排気ポート間を仕切り、排気ポートのそれぞれから延在して集合排気ポート76側で結合する形状とした第2の壁部92、94、96とを有し、第1の壁部88、90から離間した位置に、シリンダヘッド70をシリンダブロック68に結合するシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86を、第2の壁部92、94、96における集合排気ポート76側にオイル戻し通路98を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造に係わり、特に、オイル戻し通路へのオイル落とし性を向上させると共に、オイル戻し通路とシリンダヘッドをシリンダブロックに結合するシリンダヘッド締結ボルトの冷却性をも向上させた、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造に関するものである。
エンジンの実用化に当たっては、シリンダヘッドおよびシリンダブロックを連通させるオイル戻し通路、オイル供給通路、ブローバイガス通路等のオイル戻し通路を設置することが必須であり、例えば特許文献1、特許文献2には、集合排気ポートを一体化したシリンダヘッドに、集合排気ポートと干渉しないようにオイル戻し通路(オイル落とし穴)を形成した、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッド構造が示されている。
従来の多気筒エンジンのシリンダヘッドの概略構造を、図4乃至図6を用いて簡単に説明すると、図4は、V型6気筒エンジンの縦断面図であり、この多気筒エンジンは、シリンダブロック11の上面に結合されたシリンダヘッド12を備え、シリンダヘッド12の上面にヘッドカバー13が結合されている。シリンダブロック11に形成された左右6個のシリンダ14の内部には、ピストン15が摺動自在に嵌合しており、ピストン15の上面に対向するシリンダヘッド12の下面に燃焼室16が形成されている。
シリンダヘッド12の吸気側の側面には燃焼室16に連なる吸気ポート17が開口し、同じく排気側の側面には燃焼室16に連なる集合排気ポート18(図4参照)が開口していて、その開口に排気管19が結合されている。シリンダヘッド12には、点火プラグ20を着脱するための点火プラグ挿入筒21が一体に形成され、下端に燃焼室16に臨む点火プラグ20が装着されると共に、その上端にイグニッションコイル22が装着される。
シリンダヘッド12の上部に形成され、ヘッドカバー13により覆われる動弁室23には、吸気カム24および排気カム25を備えたカムシャフト26と、吸気ロッカーアーム27および排気ロッカーアーム28を揺動自在に支持する、吸気ロッカーアームシャフト29及び排気ロッカーアームシャフト29とが設けられている。
図4における2−2線断面図である図5に示すように、3個の燃焼室16から延びる3個の吸気ポート17は、それぞれY字状に形成されて相互に集合することなく、独立してシリンダヘッド12の吸気側の側面に開口している。一方、集合排気ポート18は3個の燃焼室16(図3参照)から延びる合計6個の排気ポート46と、それら6個の排気ポート46が一体に集合するアーチ状の排気集合部47とから構成されており、排気集合部47の中央部に排気管19が結合される排気出口48が形成されている。
排気集合部47が臨むシリンダヘッド12の排気側の側壁12は、アーチ状に湾曲して外側に向けて張り出して、図5における3−3線断面図である図6に示すように、張出部49を構成して内部に形成された集合排気ポート18の排気集合部47は、アーチ状に湾曲する張出部49の側壁12に、図5、図6に示すウオータジャケットJ、J、J、Jを介さずに直接臨んでいる。
また図6に示すように、各々の燃焼室16に臨む2個の吸気バルブ穴30を開閉する吸気バルブ31のバルブステム32は、動弁室23内に突出しており、その突出部に装着されたバルブスプリング33で、吸気バルブ31は閉弁方向に付勢されている。各々の吸気ロッカーアーム27の一端には、吸気カム24に当接するローラ34(図上、ローラ39の後に隠れている)が設けられ、他端が吸気バルブ31のバルブステム32の上端に当接している。そして各吸気ポート17には、吸気バルブ穴30を指向して燃料を噴射する図示していないインジェクタが設けられている。
各々の燃焼室16に臨む2個の排気バルブ穴35を開閉する排気バルブ36のバルブステム37は、吸気バルブと同様動弁室23内に突出しており、その突出部に装着されたバルブスプリング38で、排気バルブ36は閉弁方向に付勢されている。各々の排気ロッカーアーム28の一端には排気カム25に当接するローラ39が設けられ、他端が排気バルブ36のバルブステム37の上端に当接している。
また、図5から明らかなように、シリンダヘッド12には吸気側および排気側にそれぞれ4個、合計8本のシリンダヘッド締結用ボルト51〜51を通すボルト穴が形成され、この8本のシリンダヘッド締結用ボルト51〜51をシリンダブロック11に形成したボルト穴に螺入することで、シリンダヘッド12がシリンダブロック11に締結される。
集合排気ポート18の内部には、中央のシリンダ14と両側のシリンダ14、14との間を仕切るように2個の壁部53、54が延びており、これら2個の壁部53、54を2本のシリンダヘッド締結用ボルト51、51がそれぞれ貫通する。また、特許文献1においては2個の壁部53、54における2本のシリンダヘッド締結用ボルト51、51よりも排気出口48側、特許文献2においては2個の壁部53、54の2本のシリンダヘッド締結用ボルト51、51よりもシリンダ列線L側を、それぞれオイル戻し通路55、55が貫通している。
2個の壁部53、54は集合排気ポート18内を流れる排気ガスの方向に沿うように、即ち、中央に位置する排気出口48を指向するように湾曲している。従って、特許文献1においては2個のオイル戻し通路55、55(図5においては55、55)は、それに隣接する2本のシリンダヘッド締結用ボルト51、51に対して排気出口48側に偏倚しており、特許文献2においては2本のシリンダヘッド締結用ボルト51、51は、それに隣接する2個のオイル戻し通路55、55(図5においては55、55)に対して排気出口48側に偏倚している。
また、シリンダヘッド締結用ボルト51、51の近傍にオイル戻し通路55、55(特許文献1では55のみ)が形成される。これら4個のオイル戻し通路55、55、55、55は、シリンダヘッド12に設けた動弁室23を、シリンダブロック11に設けたオイル戻し通路を介してオイルパン(図示せず)に連通されている。
図6に示すように、シリンダヘッド12の内部にはシリンダ列線L(図5参照)に沿うようにウオータジャケットJが形成される。また集合排気ポート18を通過する排気ガスにより高温になるシリンダヘッド12の張出部49には、集合排気ポート18の上面および下面をそれぞれ覆うウオータジャケットJ、Jが設けられる。排気ポート46と干渉しない部分、即ち、3個の点火プラグ挿入筒21の近傍で前記上下のウオータジャケットJ、Jは3個のウオータジャケットJ(図5参照)で相互に連通する。
このように特許文献1、特許文献2に示された従来の多気筒エンジンのシリンダヘッド構造では、各シリンダの排気バルブ穴から延びる排気ポートと、これら排気ポートを集合させる排気集合部とを一体化し、隣接するシリンダから延びる一対の排気ポート、および排気集合部によって囲まれた壁部をシリンダヘッド締結用ボルトが貫通していて、このシリンダヘッド締結用ボルトの外側または内側に隣接して、シリンダヘッドの動弁室からオイルパンにオイルを戻すオイル戻し通路が形成されている。
このような構造により、シリンダヘッドの排気側に、集合排気ポートと干渉することなくオイル戻し通路を形成することが可能となり、潤滑不良の発生やブローバイガスの偏在を効果的に回避することができ、さらに、特許文献1のシリンダヘッド締結用ボルトの外側にオイル戻し通路が隣接している場合は、低温時にオイル戻し通路を通過するオイルが集合排気ポートを通過する排気ガスで昇温され、特別のオイルヒータを設けることなくオイルの粘性を低下させて、摺動部の摩擦抵抗を低減することができるとしている。
特許第3605521号公報 特開2000−205042号公報
しかしながら、この特許文献1、特許文献2や図4乃至6に示された多気筒エンジンの集合排気ポートを備えたシリンダヘッド構造では、図5で説明したのと同様、特許文献1においてはオイル戻し通路55、55がシリンダヘッド締結用ボルト51、51に対して排気出口48側に、特許文献2においてはシリンダヘッド締結用ボルト51、51がオイル戻し通路55、55に対して排気出口48側に隣接しており、特許文献1においてはオイル戻し通路55、55がウオータジャケットJから離れた方に、特許文献2においてはシリンダヘッド締結用ボルト51、51がウオータジャケットJから離れた位置となり、それぞれに対する冷却性に問題がある。
すなわち、特許文献1のようにオイル戻し通路55、55がウオータジャケットJから離れた方にあると、低温時には確かに集合排気ポートを通過する排気ガスでオイルが昇温されるが、集合排気ポートを通過する排気ガスで高温になったとき、オイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付くという問題が生じる。また、特許文献2のようにシリンダヘッド締結用ボルト51、51がウオータジャケットJから離れた位置にあると、シリンダヘッド締結用ボルト穴ボス部の温度が上昇して過熱し、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下してしまう、という問題も生じる。
また、特許文献1のオイル戻し通路55、55は、中央のシリンダ14と両側のシリンダ14、14との間を仕切るように設けた2個の壁部53、54に設けられているから、シリンダ3つに対して2つしかなく、オイル戻し性にも問題がある。さらに、オイル戻し通路55、55と、シリンダヘッド締結用ボルト51、51用の穴とは、それぞれ隣接して壁部53、54に設けられており、これらの穴は上からドリルで切削加工するため円形となるから、壁部53、54は、少なくとも穴の直径分の幅を有するように設計せざるを得ず、形を自由に設計できずに制約されて、排気ガスが排気ポートをうまく流れるように成型できないという問題もある。
そのため本発明においては、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結用ボルトそれぞれに対する冷却性を良くし、オイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりしないようにすると共に、複数の燃焼室の排気ポートからの排気を排気集合部へ向かわせる壁部の設計自由度を大きくし、排気が排気集合部へ流れ易くするようにした、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明になる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造は、

シリンダ列に沿って配置された複数の燃焼室からの排気ポートと、シリンダヘッドの内部に形成した排気集合部で一体に集合させて形成した集合排気ポートとを備え、該集合排気ポートは、前記隣接する燃焼室の間を仕切る第1の壁部と、各燃焼室の一対の排気ポート間を仕切る第2の壁部とを有している、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造であって、
前記第1の壁部は両側の燃焼室側から延在して前記集合排気ポート側で結合する形状をなし、前記第2の壁部は前記燃焼室の一対の排気ポートのそれぞれから延在して前記集合排気ポート側で結合する形状をなし、前記燃焼室間における第1の壁部から離間した位置に、シリンダヘッドをシリンダブロックに結合するシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を、前記第2の壁部における前記集合排気ポート側にオイル戻し通路を設けたことを特徴とする。
このように、第1の壁部は両側の燃焼室側から延在して集合排気ポート側で結合する形状を、第2の壁部は燃焼室の一対の排気ポートのそれぞれから延在して前記集合排気ポート側で結合する形状とすることで、それぞれの壁部は集合排気ポート側の結合部までウオータジャケットによる冷却が可能となる。さらに、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を燃焼室間における第1の壁部から離間した位置に、オイル戻し通路を第2の壁部における集合排気ポート側に設けたことで、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結用ボルトそれぞれに対する冷却性が良くなり、オイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりすることが無くなる。
また、オイル戻し通路を第2の壁部に設けたことで、第2の壁部は燃焼室の一対の排気ポート間を仕切るよう設けられているから燃焼室と同数設けられることになり、特許文献1、2のように燃焼室間の壁部に設けた場合より1つ多くなるからそれだけオイル落とし性が良くなる。さらにシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を壁部とは独立して設けたことで、壁部は特許文献1、2のように円形のボス穴を設けた場合に要求されるボス穴直径以上の幅を有する必要が無くなり、例えばオイル戻し通路を鋳抜きで作れば第2の壁部は幅が狭くても問題が無く、壁部の設計自由度を大きくすることが可能となる。
そして、前記第2の壁部に設けたオイル戻し通路は、前記シリンダヘッドにおけるシリンダブロック側に設けたオイル戻し通路連結通路で連結されていることで、ウオータジャケットにより冷却されたオイルがこの連結通路に集まるから、シリンダヘッドとシリンダブロック間が冷却されることになり、冷却性がそれだけ良くなる。
また、前記オイル戻し通路連結通路からオイルパンへ至る前記シリンダブロック側に設けた通路数を、前記第2の壁部に設けたオイル戻し通路数より少なくすることで、オイル戻し通路連結通路に溜まる冷却されたオイルの量が増え、それだけ冷却性を高めることができる。
さらに前記したように、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を壁部とは独立して設けたことで、壁部の設計自由度を大きくすることが可能であるから、前記第1と第2の壁部は、各燃焼室の排気ポートからの排気を前記集合排気ポート側に向かわせるよう形成することができ、より、排気が排気集合部へ効率的に流れる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を提供することができる。
以上記載のごとく本発明になる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造は、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結用ボルト用ボス穴それぞれに対する冷却性が良く、オイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりすることがない。また、シリンダヘッドにおけるシリンダブロック側に設けたオイル戻し通路連結通路により、ウオータジャケットで冷却されたオイルでシリンダヘッドとシリンダブロック間が冷却されることになり、それだけ冷却性が良くなる。
さらに、オイル戻し通路連結通路からオイルパンへ至るシリンダブロック側に設けた通路数を、第2の壁部に設けたオイル戻し通路数より少なくすることで、オイル戻し通路連結通路に溜まる冷却されたオイルの量が増え、それだけ冷却性を高めることができる。そして複数の燃焼室の排気ポートからの排気を排気集合部へ向かわせる第1と第2の壁部の設計自由度が大きくできることで、排気を排気集合部へ流れ易い形状とすることができ、効率的に排気することが可能な、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を提供することができる。
本発明になる、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を有したエンジンにおける、図4の2−2線部分に相当する、吸気ポートと集合排気ポート部分の断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1に示した多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドにおける、シリンダブロック側の底面図である。 従来の多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路を有したエンジンの縦断面図である。 図4の2−2線断面図である。 図5の3−3線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
最初に本発明の目的と概略を簡単に説明すると、本発明においては、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドにおける、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴それぞれに対する冷却性を良くし、オイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりしないようにすると共に、複数の燃焼室の排気ポートからの排気を排気集合部へ向かわせる壁部の設計自由度を大きくし、排気が排気集合部へ流れ易くするようにした、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を提供することが課題である。
そのため本発明の多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドは、シリンダ列に沿って配置された複数の燃焼室からの排気ポートを、シリンダヘッドの内部に形成した排気集合部で一体に集合させて集合排気ポートとし、その集合排気ポートに隣接する燃焼室の間を仕切る第1の壁部と、各燃焼室の一対の排気ポート間を仕切る第2の壁部とを設け、第1の壁部は両側の燃焼室側から延在して集合排気ポート側で結合する形状とし、第2の壁部は燃焼室の一対の排気ポートそれぞれから延在して集合排気ポート側で結合する形状として、燃焼室間における第1の壁部から離間した位置に、シリンダヘッドをシリンダブロックに結合するシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を、第2の壁部における集合排気ポート側にオイル戻し通路を設けた。
このようにすることで、第1と第2の壁部は集合排気ポート側の結合部まで、ウオータジャケットによる冷却が可能となる。さらに、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を燃焼室間における第1の壁部から離間した位置に、オイル戻し通路を第2の壁部における集合排気ポート側に設けたことで、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴それぞれをウオータジャケットにより冷却可能となるから、冷却性が良くなってオイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりすることが無くなる。
また、オイル戻し通路を第2の壁部に設けたことで、第2の壁部は燃焼室の一対の排気ポート間を仕切るよう設けられているから燃焼室と同数設けられることになり、特許文献1、2のように燃焼室間の壁部に設けた場合より1つ多くなるからそれだけオイル落とし性が良くなる。さらにシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を壁部とは独立して設けたことで、壁部は特許文献1、2のように円形のボス穴を設けた場合に要求されるボス穴直径以上の幅を有する必要が無くなり、例えばオイル戻し通路を鋳抜きで作れば第2の壁部は幅が狭くても問題が無く、壁部の設計自由度を大きくすることが可能となる。
さらに本発明では、第2の壁部に設けたオイル戻し通路をシリンダヘッドにおけるシリンダブロック側に設けたオイル戻し通路連結通路で連結し、その上、このオイル戻し通路連結通路からオイルパンへ至るシリンダブロック側に設けた通路数を、第2の壁部に設けたオイル戻し通路数より少なくして、ウオータジャケットにより冷却されたオイルが連結通路に集まること、オイル戻し通路連結通路に溜まる冷却されたオイルの量が増えることにより、シリンダヘッドとシリンダブロック間を冷却して冷却性の向上も実現した。
また、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を壁部とは独立して設けたことで、第1と第2の壁部の設計自由度を大きくすることが可能であるから、第1と第2の壁部は各燃焼室の排気ポートからの排気を集合排気ポート側に向かわせるよう形成でき、より、排気が排気集合部へ効率的に流れる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造とすることができる。
以上が本発明の概略であるが、次に図面に従い、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明になる、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造を有したエンジンにおける、図4の2−2線部分に相当する吸気ポートと集合排気ポート部分の断面図である。
図中、70はシリンダヘッド、72は排気バルブ穴、74は排気ポート、76は集合排気ポート、78はウオータジャケット、80は吸気バルブ穴、82は吸気ポート、84は点火プラグ挿入穴、86はシリンダヘッド締結用ボルト用のボス穴、88、90は第1の壁部、92、94、96は第2の壁部、98はオイル戻し通路(オイル落とし穴)、100はシリンダブロック側オイル戻し通路、102は燃焼室である。
この図1に示した断面図を持つエンジンは、前記した図4乃至6に示した従来のエンジンと同様、V型6気筒エンジンの場合であり、このシリンダヘッド70は図示していないシリンダブロックの上面に結合される。そのシリンダブロックには、6個のシリンダが形成されてその内部にはピストンが摺動自在に嵌合し、ピストンの上面に対向するシリンダヘッド70の下面、すなわち図1に示した断面図の下側に燃焼室が設けられる。
シリンダヘッド70の吸気側の側面には、3個の燃焼室に連なる吸気ポート82が開口し、それぞれY字状に形成されて相互に集合することなく、独立してシリンダヘッド70の吸気側の側面に開口した吸気バルブ穴80に繋がっている。一方、排気側の側面には、燃焼室の合計6個の排気バルブ穴72から排気ポート74が、集合排気ポート76に連なってその先には図示していない排気管が結合される。また吸気ポート82のY字状に形成された排気側には、点火プラグを着脱するための点火プラグ挿入筒84が一体に形成されている。
隣接する燃焼室の間を仕切る第1の壁部88、90は、前記したように両側の燃焼室における排気バルブ穴72から延在して集合排気ポート76側で結合する形状をなし、燃焼室の一対の排気バルブ穴72間を仕切る第2の壁部92、94、96は、これも前記したように燃焼室における一対の排気バルブ穴72から延在し、集合排気ポート側で結合する「人」の字の形状をなしている。そして第1の壁部88、90と第2の壁部92、94、96のある排気側と吸気ポート82との間の78は、冷却水を循環させるウオータジャケットとなっている。
そして隣接する燃焼室の間を仕切る第1の壁部88、90における燃焼室間には、第1の壁部から離間した位置に、シリンダヘッドをシリンダブロックに結合するシリンダヘッド締結ボルト86、86用のボス穴が設けられ、それ以外にもシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴は、シリンダヘッド70の両側に86、86が、3つの吸気ポート82のそれぞれの両側位置に86、86、86、86が設けられている。また、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86、86のそれぞれに近接して2つ、さらに「人」の字の形状をなしている第2の壁部92、94、96における集合排気ポート76側に、98、98、98で示したオイル戻し通路が設けられている。
そのため、シリンダヘッド締結ボルト86、86用のボス穴とオイル戻し通路98、98、98とは、それぞれウオータジャケット78に接することになるから、冷却性が良くなって、オイルが過熱してオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生し、耐久性が低下する、といった問題が生じることが無くなる。
また、オイル戻し通路98、98、98を第2の壁部92、94、96に設けたことで、第2の壁部92、94、96は、燃焼室の一対の排気ポート74間を仕切るよう設けられているから燃焼室と同数設けられることになり、特許文献1、2のように燃焼室間の壁部53、54に設けた場合より1つ多くなるからそれだけオイル落とし性が良くなる。さらにシリンダヘッド締結ボルト86、86用のボス穴を第1の壁部88、90とは独立して設けたことで、第1の壁部88、90は特許文献1、2のように円形のボス穴を設けた場合に要求されるボス穴直径以上の幅を有する必要が無くなり、例えばオイル戻し通路98、98、98を鋳抜きで作れば第2の壁部92、94、96は幅が狭くても問題が無く、第1、第2の壁部88、90、92、94、96の設計自由度を大きくすることが可能となる。
そのため、この図1に示したように、第1と第2の壁部88、90、92、94、96それぞれの間をだいたい等間隔となるようにすると共に、集合排気ポート76側を排気ガスが集合排気ポート76側に行くように形成することができ、排気が集合排気ポート76側へ効率的に流れるようにした、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造とすることができる。
また本発明では、図1におけるA−A線断面図である図2、シリンダヘッド70におけるシリンダブロック68側の底面図である図3に示したように、シリンダヘッド70に結合するシリンダブロック68との間に、オイル戻し通路98、98、98を連結するオイル戻し通路連結通路66を設けた。そしてこのオイル戻し通路連結通路66からは、シリンダブロック68側に設けたシリンダブロック側オイル戻し通路100でオイルをオイルパンに戻すようにし、シリンダヘッド70側から戻るオイルにより、シリンダヘッド70とシリンダブロック68との間を冷却して冷却性が改善されるようにした。また、オイル戻し通路連結通路66からオイルパンへ至るシリンダブロック68側に設けたシリンダブロック側オイル戻し通路100の数を、第2の壁部92、94、96に設けたオイル戻し通路98の数より少なく(図2の例では2つ)した。
このオイル戻し通路連結通路66は、シリンダヘッド70に設けると記したが、シリンダブロック68側に設けても、両方に設けても良い。このようにすることでオイルは、シリンダヘッド70に設けられたオイル戻し通路98、98、98を通るとき、ウオータジャケット78を循環している冷却水で冷却されてオイル戻し通路連結通路66に集まるから、それによってシリンダヘッド70とシリンダブロック68との間を冷却することが可能となり、それだけ冷却性が改善されるわけである。さらに、オイル戻し通路100の数を、第2の壁部92、94、96に設けたオイル戻し通路98の数より少なくしたことで、オイル戻し通路連結通路66に溜まる冷却されたオイルの量が増え、それだけ冷却性を高めることができる。なお、図3において、102は燃焼室である。
以上種々述べてきたように、本発明になる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造では、第1と第2の壁部88、90、92、94、96は集合排気ポート76側の結合部までウオータジャケット78による冷却が可能であり、また、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86を燃焼室間における第1の壁部88、90から離間した位置に、オイル戻し通路98を第2の壁部92、94、96における集合排気ポート76側に設けたことで、オイル戻し通路98とシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86それぞれがウオータジャケット78により冷却可能となるから、冷却性が良くなってオイルが過熱されてオイル戻し通路の内面に焼き付いたり、シリンダヘッド締結用ボルトに大きな圧縮応力が発生して耐久性が低下したりすることが無くなる。
また、オイル戻し通路98を第2の壁部92、94、96に設けたことで、第2の壁部92、94、96は、燃焼室の一対の排気ポート74間を仕切るよう設けられているから燃焼室と同数設けられることになり、特許文献1、2のように燃焼室間の壁部に設けた場合より1つ多くなるからそれだけオイル落とし性が良くなる。さらにシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86を壁部とは独立して設けたことで、壁部は特許文献1、2のように円形のボス穴を設けた場合に要求されるボス穴直径以上の幅を有する必要が無くなり、例えばオイル戻し通路98を鋳抜きで作れば第2の壁部92、94、96は幅が狭くても問題が無く、壁部の設計自由度を大きくすることが可能となる。
さらに本発明では、第2の壁部92、94、96に設けたオイル戻し通路98を、シリンダヘッド70におけるシリンダブロック68側に設けたオイル戻し通路連結通路66で連結し、その上、このオイル戻し通路連結通路66からオイルパンへ至るシリンダブロック68側に設けたオイル戻し通路100の通路数を、第2の壁部に設けたオイル戻し通路98の数より少なくしたから、ウオータジャケット78により冷却されたオイルがこの連結通路66に集まって滞留し、シリンダヘッド70とシリンダブロック68間を冷却して冷却性の向上も実現しできる。また、シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴86を壁部とは独立して設けたことで、第1と第2の壁部88、90、92、94、96の設計自由度を大きくすることが可能であるから、第1と第2の壁部88、90、92、94、96は各燃焼室の排気ポート74からの排気を集合排気ポート76側に向かわせる形状にでき、より、排気が排気集合部へ効率的に流れる多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造とすることができる。
本発明によれば、オイル戻し通路とシリンダヘッド締結用ボルトを効率的に冷却し、耐久性に優れた多気筒エンジンを提供できる。
66 オイル戻し通路連結通路
68 シリンダブロック
70 シリンダヘッド
72 排気バルブ穴
74 排気ポート
76 集合排気ポート
78 ウオータジャケット
80 吸気バルブ穴
82 吸気ポート
84 点火プラグ挿入筒
86 シリンダヘッド締結ボルト用のボス穴
88、90 第1の壁部
92、94、96 第2の壁部
98 オイル戻し通路
100 シリンダブロック側オイル戻し通路
102 燃焼室

Claims (4)

  1. シリンダ列に沿って配置された複数の燃焼室からの排気ポートと、シリンダヘッドの内部に形成した排気集合部で一体に集合させて形成した集合排気ポートとを備え、該集合排気ポートは、前記隣接する燃焼室の間を仕切る第1の壁部と、各燃焼室の一対の排気ポート間を仕切る第2の壁部とを有している、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造であって、
    前記第1の壁部は両側の燃焼室側から延在して前記集合排気ポート側で結合する形状をなし、前記第2の壁部は前記燃焼室の一対の排気ポートのそれぞれから延在して前記集合排気ポート側で結合する形状をなし、前記燃焼室間における第1の壁部から離間した位置に、シリンダヘッドをシリンダブロックに結合するシリンダヘッド締結ボルト用のボス穴を、前記第2の壁部における前記集合排気ポート側にオイル戻し通路を設けたことを特徴とする、多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造。
  2. 前記第2の壁部に設けたオイル戻し通路は、前記シリンダヘッドにおけるシリンダブロック側に設けたオイル戻し通路連結通路で連結されていることを特徴とする、請求項1に記載した多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造。
  3. 前記オイル戻し通路連結通路からオイルパンへ至る前記シリンダブロック側に設けた通路数を、前記第2の壁部に設けたオイル戻し通路数より少なくしたことを特徴とする請求項2に記載した多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造。
  4. 前記第1と第2の壁部は、各燃焼室の排気ポートからの排気を前記集合排気ポート側に向かわせるよう形成されていることを特徴とする、請求項3に記載した多気筒エンジンの集合排気ポート一体型シリンダヘッドのオイル戻し通路構造。
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