JP2010222325A - 歯牙の象牙細管封鎖剤及び口腔用組成物 - Google Patents
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Abstract
【効果】本発明の歯牙の象牙細管封鎖剤は、歯牙の象牙細管を封鎖する効果が格段に高く発揮され、象牙質知覚過敏症を抑制するための有効成分として口腔用組成物に好適に配合できる。本発明の歯牙の象牙細管封鎖剤を配合した口腔用組成物は、高い象牙細管封鎖効果が発揮され、使用感や製剤安定性にも優れ、象牙質知覚過敏症を効果的に抑制することができる。
【選択図】なし
Description
アラビトールとしては、市販品の和光純薬工業社製、関東化学社製、シグマ社製のD(+)−アラビトール及びL(−)−アラビトールを使用できる。
ここで、アラビトールの含有量は、組成物全体の1〜60%(質量%、以下同様)、特に3〜50%が好ましい。含有量が1%未満では、唾液中のカルシウムイオンとリン酸イオンによる乳酸アルミニウムやハイドロキシアパタイトの沈着(象牙細管封鎖)促進効果が十分に得られず、また、乳酸アルミニウムの製剤中での安定化効果、及びえぐみや金属味の隠蔽効果が十分に発揮されないことがあり、60%を超えると、乳酸アルミニウムの活性が低下して象牙細管封鎖効果が低下する場合がある。
界面活性剤の配合量は、組成物全体の0.05〜3%が好ましく、特に製剤の安定性の点で0.2〜2%がより好ましい。界面活性剤の配合量が0.05%未満では、乳酸アルミニウムの溶解・分散安定性が悪くなり、3%を超えると味や使用感が悪くなる場合がある。
下記に示す組成の口腔用組成物(実施例及び比較例の洗口剤)を常法により調製後、ガラス製の容器に注入し、密栓をした。組成物を恒温室(50℃)で2ヶ月静置した後、白濁や沈殿の有無を目視にて確認した(下記評価基準1)。また、全量をよく撹拌後、その10mLをポリプロピレン製の遠沈菅に採取し、遠心機(国産遠心機(株)製、H−103N)にて室温、1,500×gで10分間遠心した。
遠心後、上清液1mLを10mLメスフラスコに注意深く採取し、1N塩酸を1mL加えて塩酸酸性下とした。最後に蒸留水で10mLにメスアップし、原子吸光分光光度計((株)日立ハイテクノロジーズ製、Z−5310)にて被験液中の可溶性アルミニウムの濃度C2Mを測定した。測定波長は309.2nmで、フレームはアセチレン−酸化二窒素を用いた。調製直後の洗口剤についても、同様に可溶性アルミニウムの濃度を測定し、各実施例について調製直後の可溶性アルミニウム濃度C0に対する、2ヶ月保存後の可溶性アルミニウムの濃度C2Mの残存率(%)を以下の式(1)で求めた。更に求められた残存率に関し、下記の評価基準2で評価を行った。実験はN=3で行い、可溶性アルミニウムの残存率は、その平均値を用いた。
可溶性アルミニウムの残存率(%)=((C0−C2M)/C0)×100 式(1)
○:組成物に白濁や沈殿が認められず、外観に問題は無い
△:組成物に白濁や沈殿がやや認められ、外観に問題がある
×:組成物に白濁や沈殿が多く認められ、外観にかなり問題がある
◎:組成物の可溶性アルミニウム残存率が90%以上である
○:組成物の可溶性アルミニウム残存率が80%以上90%未満である
△:組成物の可溶性アルミニウム残存率が60%以上80%未満である
×:組成物の可溶性アルミニウム残存率が60%未満である
下記に示す組成の口腔用組成物(実施例及び比較例の洗口剤)を用いて、Pashleyらの方法(J.Dent.Res.57,187−193,1987)に準じ、象牙細管の液の通過性を計測し、各洗口剤による象牙細管の狭窄及び閉塞の程度を評価した。
ヒトの歯根から象牙質ブロックを切り出し、耐水研磨紙#2000で研磨を行って標本を作製し、サンプルとした。この洗口剤30gと1mM相当のCaCl2及び3mM相当のKH2PO4を含むpH7.0の人工唾液3gとを混合して1.1倍希釈液とし、これを処置液とした。なお、1.1倍希釈は、洗口時に洗口剤が唾液によって希釈されることを想定したことによる。この処置液にサンプルを30秒間浸漬し、余分な処置液を除去した後、上記人工唾液中に37℃で12時間浸漬した。ここではヒトでの洗口用法を想定し、処置後の蒸留水による濯ぎは行わなかった。同様の操作を1日2回行い、この一連の操作を合計5日間繰り返した。最終日サンプルを蒸留水でよく濯ぎ、乾燥後サンプルを固定し一定圧下で生理食塩水を流し、サンプルを通過する単位時間当たりの生理食塩水の量を測定してコントロール処方(比較例1、乳酸アルミニウム無配合組成)に対する、各実施例及び比較例の通過性抑制効果を算出した(式(2))。各実施例及び比較例とも、評価はN=3で行い、その平均値を採用した。
((比較例1の通過量−各実施例及び比較例の通過量)/(比較例1の通過量))×100
式(2)
*通過量:10分間に通過する生理食塩水量(μL)
評価基準3;
◎:液通過性抑制率が90%以上である
○:液通過性抑制率が80%以上90%未満である
△:液通過性抑制率が60%以上80%未満である
×:液通過性抑制率が60%未満である
パネラー3名を用い、実施例及び比較例の洗口剤について使用感の評価を行った。具体的には各洗口剤20mLを口に含み、20秒間洗口し、吐出した。吐出後、洗口時の使用感についてアンケート行い、下記評価基準4に従い、評点化した。なお、各実施例及び比較例とも、評点はN=3の平均値を採用した。
5:洗口時、えぐみ・金属味は全く感じなかった
4:洗口時、えぐみ・金属味を若干感じた
3:洗口時、えぐみ・金属味を感じた
2:洗口時、えぐみ・金属味をやや強く感じた
1:洗口時、えぐみ・金属味を強く感じた
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 20.0
乳酸アルミニウム 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 0.5
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 30.0
乳酸アルミニウム 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 40.0
乳酸アルミニウム 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 60.0
乳酸アルミニウム 1.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 0.2
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 20.0
乳酸アルミニウム 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.5
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 2.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 5.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 0.3
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 10.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.3
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 20.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
プロピレングリコール 0.5
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 30.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
硝酸カリウム 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 40.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 0.5
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 50.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 55.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 20.0
乳酸アルミニウム 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.15
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 3.0
乳酸アルミニウム 4.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
プロピレングリコール 0.2
硝酸カリウム 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 15.0
乳酸アルミニウム 0.5
イソプロピルメチルフェノール 0.15
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.2
フッ化ナトリウム 0.05
硝酸カリウム 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 45.0
乳酸アルミニウム 10.0
イソプロピルメチルフェノール 0.15
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.20
硝酸カリウム 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(和光純薬工業社製) 50.0
乳酸アルミニウム 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.20
エタノール 5.0
グリセリン 1.3
プロピレングリコール 0.3
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
L(−)−アラビトール(純正化学社製) 20.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
フッ化ナトリウム 0.025
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
プロピレングリコール 0.5
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
L(−)−アラビトール(関東化学社製) 40.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
プロピレングリコール 0.5
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.20
硝酸カリウム 5.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 20.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 0.3
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 1.0
乳酸アルミニウム 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 50.0
乳酸アルミニウム 0.8
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 0.4
乳酸アルミニウム 4.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 60.0
乳酸アルミニウム 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
D(+)−アラビトール(シグマ社製) 0.4
乳酸アルミニウム 15.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
キシリトール 20.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
ソルビトール 20.0
乳酸アルミニウム 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2.0
エタノール 5.0
グリセリン 1.0
リン酸水素二ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.01
香料 0.15
メチルパラベン 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 残
合計 100%
Claims (6)
- (A)アラビトールと、(B)乳酸アルミニウムとからなり、(A)/(B)が質量比で1/2〜50/1であることを特徴とする歯牙の象牙細管封鎖剤。
- 請求項1記載の歯牙の象牙細管封鎖剤を含有してなることを特徴とする口腔用組成物。
- (A)アラビトールの含有量が1〜60質量%、(B)乳酸アルミニウムの含有量が0.5〜10質量%である請求項2記載の口腔用組成物。
- 象牙質知覚過敏抑制用である請求項2又は3に記載の口腔用組成物。
- 液体製剤として調製される請求項2、3又は4に記載の口腔用組成物。
- 洗口剤として調製される請求項5に記載の口腔用組成物。
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