JP2010216374A - 水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビテーション発生を防止し、エネルギー効率を向上させる。
【解決手段】水管90,91に接続される水力発電装置1であって、水管90,91に接続されて流路Rを形成し、コイル17が設けられた円環状のステータ15と、ステータ15の内周側に配置され、外周に永久磁石21が設けられた円環状のロータ19と、ステータ15に接続され、ロータ19の軸線上に配置される固定ボス12と、を備え、ロータ19には、径方向内側に突出する複数のブレード部24bと、複数のブレード部24bの径方向内端に接続されたリング部24cとを有するプロペラブレード部材24が設けられ、固定ボス12には、その外周面の一部に環状凹部12bが設けられ、リング部24cは、固定ボス12と隙間をあけた状態で環状凹部12bに配置され、リング部24cの外周面と、固定ボス12の環状凹部12bに隣接する部分の外周面とが、同一円筒面上に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、水管から流入する水流でプロペラブレード部材を回転させて発電する水力発電装置に関するものである。
現在、地球上には高低差のある上下水道、河川、農業用水、工場排水などの未使用小水力資源が多く存在しており、それらの落差を利用してダムを造らずに発電を行う小水力発電が注目されている。この小水力発電には、低落差小流量であっても効率よく発電できるリング水車を用いることが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。このリング水車は、コイルが設けられた円環状のステータと、外周に永久磁石が設けられて径方向内側にプロペラブレードが突出した円環状のロータと、ロータの中心軸線上に配置されたボスとを備え、水流によるプロペラブレードの回転により、ロータ内部に埋め込んだ永久磁石が回転し、ステータに設けたコイルに起電力が発生して発電する構成となっている。
特開2006−189014号公報(図2) 特開2008−14246号公報(図7)
しかしながら、特許文献1に開示されたリング水車では、固設されたボスの外周面とプロペラブレードの内周端との間に隙間があるために漏れ流が発生し、ボスの外周面近傍におけるブレード下流の流線角度が理想角度から大きくずれてしまう。そうすると、プロペラブレードと固定ボスとの隙間付近における静圧が局所的に低下し、キャビテーションが発生しやすくなるという問題がある。
また、特許文献2に開示されたリング水車では、分割されたボスの一方がプロペラブレードに一体に設けられているが、ボスは流線型にする必要があるため、プロペラブレードから見て軸線方向に対称形状とならずバランスが悪くなるとともに、回転部分の重量増加によりエネルギー損失が大きくなるという問題もある。
そこで本発明は、キャビテーション発生を防止し、エネルギー効率を向上させることを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る水力発電装置は、水が通流する水管に接続される水力発電装置であって、前記水管に接続されて流路を形成し、コイルが設けられた円環状のステータと、前記ステータの内周側に配置され、外周に永久磁石が設けられた円環状のロータと、前記ステータに接続され、前記ロータの軸線上に配置される固定ボスと、を備え、前記ロータには、径方向内側に突出する複数のブレード部と、前記複数のブレード部の径方向内端に接続されたリング部とを有するプロペラブレード部材が設けられ、前記固定ボスには、その外周面の一部に環状凹部が設けられ、前記リング部は、前記固定ボスと隙間をあけた状態で前記環状凹部に配置され、前記リング部の外周面と、前記固定ボスの前記環状凹部に隣接する部分の外周面とが、同一円筒面上に位置していることを特徴とする。
前記構成によれば、リング部の外周面と、固定ボスの環状凹部に隣接する部分の外周面とが同一円筒面上にあるため、上流側からプロペラブレード部材に向けて固定ボスの外周面上を流れた水は、リング部の外周面上をスムーズに流れてブレード部に旋回力を付与する。かつ、リング部とブレード部との間には隙間が形成されずに一体に設けられているので、リング部とブレード部との間で漏れ流が発生しない。よって、固定ボスの外周面近傍におけるブレード部の下流の流線角度が理想角度から大きくずれることがなく、局所的な静圧低下によるキャビテーションの発生を防止することができる。また、ブレード部に一体に設けたリング部を環状凹部に配置し、固定ボスとブレード部とを一体化していないので、プロペラブレードのバランスが良好に保たれるとともに、回転部分の重量増加も抑制することができる。以上より、水力発電装置のエネルギー効率を向上させることが可能となる。
前記リング部の下流端は、前記ブレード部の下流端よりも下流側に突出してもよい。
前記構成によれば、上流からの水がリング部と環状凹部との間の若干の隙間を流れてブレード部の下流域に合流しても、ブレード部の下流端から離れた地点で合流することになるため、ブレード部により形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。
前記リング部と前記環状凹部との間に形成される隙間は、ラビリンス状に形成されてもよい。
前記構成によれば、リング部と環状凹部との間に形成される隙間の流路抵抗が増加するため、上流からの水が当該隙間に流入しにくくなる。そうすると、前記同様に、当該隙間を流れてブレード部の下流域に合流する水の流量が減少し、ブレード部により形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。
前記リング部の上流側の側端面には、径方向に延びる複数の溝部が形成されてもよい。
前記構成によれば、プロペラブレード部材の回転に伴ってリング部が回転することにより、溝部に存在する水に径方向外側に向かう遠心力が作用する。これにより、リング部の上流側の側端面と環状凹部の側面との隙間に水が流入しにくくなる。そうすると、前記同様に、当該隙間を流れてブレード部の下流域に合流する水の流量が減少し、ブレード部により形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、キャビテーション発生が防止され、エネルギー効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る水力発電装置を示す斜視図である。 図1に示す水力発電装置を示す断面図である。 半径位置ごとにおけるブレード下流の流線角度と理想角度との関係について本発明と従来例とを対比したグラフである。 本発明の第2実施形態に係る水力発電装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る水力発電装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る水力発電装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る水力発電装置を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る水力発電装置1を示す斜視図である。図2は図1に示す水力発電装置1を示す断面図である。図1及び2に示すように、本実施形態に係る水力発電装置1は、上流側部分である上流側配管部分2と、下流側部分である下流側配管部分3と、これらの中間に配置される発電機本体部分4との三区画から構成されている。水力発電装置1は、上流側配管部分2及び下流側配管部分3の端部を水管90,91に連結することで、水管90,91内の流路と連通する流路Rが形成されている。
上流側配管部分2の内周面には、ガイドベーン部材11が固定されている。ガイドベーン部材11は、上流側配管部分2の内周面に固定される筒状の外側ベース部11aと、その外側ベース部11aから径方向内方に突出する複数のガイドベーン部11bと、それらガイドベーン部11bの径方向内端に接続された筒状の内側ベース部11cとを有している。内側ベース部11cは、流路Rの中心軸線上に配置された固定ボス12に固定されている。固定ボス12は、略円筒状に形成され、その外周面のガイドベーン部材11に対向する位置に環状窪み部12aが設けられている。ガイドベーン部材11の内側ベース部11cは、その環状窪み部12aに隙間なく嵌合固定されており、内側ベース部11cの外周面と、固定ボス12の環状窪み部12aに隣接する部分の外周面とは、同一円筒面上に位置している。なお、固定ボス12の上流端面及び下流端面は、水の抵抗を低減すべく弾頭形状に丸められている。
発電機本体部分4は、上流端及び下流端にフランジを有する円筒状のケーシング13と、そのケーシング13を覆うカバー14とを有している。ケーシング13の上流側フランジは、上流側配管部分2の下流側端部に設けられた下流側フランジと結合され、ケーシング13の下流側フランジは、下流側配管部分3の上流側端部に設けられた上流側フランジと結合されている。これらケーシング13等の非回転部材が円環状のステータ15を構成している。即ち、ステータ15は、上流側配管部分2及び下流側配管部分3に直列的に連結されて流路Rを形成する。ケーシング13には、ステータコア(積層鉄芯)16と、そのステータコア16に巻かれたコイル17と、ステータコア16の内周面を覆うキャン18とが配設されている。
ケーシング13の内周側には、キャン18を介してステータコア16と対向するように円環状のロータ19が配置されている。ロータ19は、外周に永久磁石21が埋設された環状部19aと、その環状部19aの内周端から上流及び下流方向に突出する鍔部19bとを有している。また、ケーシング13内には、ロータ19の環状部19a及び鍔部19bに対向するように水潤滑軸受22,23が配置されている。
ロータ19の内周面には、プロペラブレード部材24が固定されている。プロペラブレード部材24は、ロータ19の内周面に固定されるベース部24aと、そのベース部24aから径方向内方に突出して軸流型に湾曲する複数のブレード部24bと、それらブレード部24bの径方向内端に接続されたリング部24cとを有している。なお、リング部24cの肉厚は、ガイドベーン部材11の内側ベース部11cの肉厚よりも大きい。
固定ボス12は、ロータ19の軸線上に配置されており、その外周面のリング部24cと対向する部分に環状凹部12bが設けられている。リング部24cは、その環状凹部12bに収容配置されており、環状凹部12bの表面との間で一定厚さの隙間が形成されている。リング部24cの外周面と、固定ボス12の環状凹部12bに隣接する部分(最大外径部分)の外周面とは、面一となるように同一円筒面上に位置している。
前記のような水力発電装置1は次のように動作する。上流側の水管90から流れてくる水は、上流側配管部分2の内部を流れて固定ボス12により管内外周部へ案内され、ガイドベーン部11bによって方向が調整されてからブレード部24bに当たり、プロペラブレード部材24が回転する。そして、プロペラブレード部材24の回転によってロータ19が一体回転し、ロータ19に固定された永久磁石21がステータコア16に対して相対回転することで、コイル17に起電力が生じる。
その際、リング部24cの外周面と、固定ボス12の環状凹部12bに隣接する部分の外周面とが同一円筒面上にあるため、上流側からプロペラブレード部材24に向けて固定ボス12の外周面上を流れた水は、リング部24cの外周面上をスムーズに流れてブレード部24bに旋回力を付与する。しかも、リング部24cとブレード部24bとの間には隙間が形成されずに一体に設けられているので、リング部24cとブレード部24bとの間で漏れ流が発生しない。さらに、リング部24cと環状凹部12bとの隙間は、クランク状で流路抵抗が大きいため、この隙間を通過する水の流量も少ない。
よって、固定ボス12の外周面近傍におけるブレード部24bの下流の流線角度が理想角度から大きくずれることがなく、局所的な静圧低下によるキャビテーションの発生を防止することができる。また、ブレード部24bに一体に設けたリング部24cを環状凹部12bに配置し、固定ボス12とブレード部24bとを一体化していないので、プロペラブレード部材24のバランスが良好に保たれるとともに、回転部分の重量増加も抑制することができる。以上より、水力発電装置1のエネルギー効率を向上させることが可能となる。
図3は半径位置ごとにおけるブレード部24bの下流の流線角度と理想角度との関係について本発明と従来例とを対比したグラフである。このグラフは、横軸を半径位置(無次元数)、縦軸を流線角度(無次元数)としており、縦軸は理想角度が「1.0」となるように無次元化されている。このグラフのデータは、本発明の水力発電装置1と、従来例(特開2006−189014号公報の水力発電装置)とをそれぞれコンピュータシミュレーションにより解析した結果をプロットしたものである。図3によれば、半径位置が小さいところ(ボスの外周面近傍)において、従来例ではブレード下流の流線角度が理想角度から大きくずれているのに対し、本発明ではブレード部24bの下流の流線角度が理想角度に近いことが分かる。
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態に係る水力発電装置101を示す断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図4に示すように、本実施形態の水力発電装置101では、プロペラブレード部材124のリング部124cの下流端が、ブレード部24bの下流端よりも下流側に突出している。詳しくは、ブレード部24bの下流端とリング部124cの下流端との間の流れ方向の距離は、ブレード部24bの上流端とリング部124cの上流端との間の流れ方向の距離よりも大きくなっている。リング部124cが収容配置される固定ボス112の環状凹部112bは、リング部124cとの間で一定厚さの隙間が形成されるように設けられている。
この構成によれば、上流からの水がリング部124cと環状凹部112bとの間の若干の隙間を流れてブレード部24bの下流域に合流しても、ブレード部24bの下流端から離れた地点Aで合流することになるため、ブレード部24bにより形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置101のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。
(第3実施形態)
図5は本発明の第3実施形態に係る水力発電装置201を示す断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図5に示すように、本実施形態の水力発電装置201では、プロペラブレード部材224のリング部224cの内周面に断面視で多数の周溝部224dが形成されている。これにより、リング部224cと環状凹部12bとの間に形成される隙間の流路断面積は、流れ方向に沿って周期的に変化することとなる。よって、リング部224cと環状凹部12bとの間に形成される隙間は、流路抵抗の大きいラビリンス状となる。なお、周溝部224dは、リング部224cの内周面に環状溝を多数形成することで構成されてもよいし、螺旋溝を形成することで構成されてもよい。
この構成によれば、リング部224cと環状凹部12bとの間に形成される隙間の流路抵抗が増加するため、上流からの水がこの隙間に流入しにくくなる。そうすると、この隙間を流れてブレード部24bの下流域に合流する水の流量が減少し、ブレード部24bにより形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置201のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。なお、本実施形態では、周溝部224dをリング部224cに形成したが、環状凹部12bの表面に形成してもよいし、リング部224cと環状凹部12bの両方に形成してもよい。
(第4実施形態)
図6は本発明の第4実施形態に係る水力発電装置301を示す断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図6に示すように、本実施形態の水力発電装置301では、プロペラブレード部材324のリング部324cの上流側の側端面に、径方向に延びる溝部324eが周方向に間隔をあけて複数形成されている。この溝部324eは、リング部324cの上流側の側端面において径方向の内外に貫通するように形成されている。
この構成によれば、プロペラブレード部材324の回転に伴ってリング部324cが回転することにより、溝部324eに存在する水に径方向外側に向かう遠心力が作用する。これにより、リング部324cの上流側の側端面と、それに対向する環状凹部12bの側面との間に形成された隙間に水が流入しにくくなる。そうすると、この隙間を流れてブレード部24bの下流域に合流する水の流量が減少し、ブレード部24bにより形成された流れ場が乱され難くなる。よって、水力発電装置301のエネルギー効率をさらに向上させることが可能となる。
(第5実施形態)
図7は本発明の第5実施形態に係る水力発電装置401を示す断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図7に示すように、本実施形態の水力発電装置401は、第2〜第4実施形態の特徴を全て設けている。具体的には、プロペラブレード部材424のリング部424cは、その下流端がブレード部24bの下流端よりも下流側に突出しており、リング部424cの内周面に断面視で多数の溝部424dが形成され、かつ、リング部424cの上流側の側端面に径方向に延びる溝部424eが周方向に間隔をあけて複数形成されている。この構成によれば、前述した第2〜第4実施形態の全ての特徴による効果が得られるため、水力発電装置401のエネルギー効率が高くなる。
以上のように、本発明に係る水力発電装置は、エネルギー効率が高いという優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できる小水力発電設備等に広く適用すると有益である。
1,101,201,301,401 水力発電装置
12,112 固定ボス
12b,112b 環状凹部
15 ステータ
17 コイル
19 ロータ
24,124,224,324,424 プロペラブレード部材
24b ブレード部
24c、124c,224c,324c,424c リング部
90,91 水管
224d,424d 周溝部
324e,424e 溝部

Claims (4)

  1. 水が通流する水管に接続される水力発電装置であって、
    前記水管に接続されて流路を形成し、コイルが設けられた円環状のステータと、
    前記ステータの内周側に配置され、外周に永久磁石が設けられた円環状のロータと、
    前記ステータに接続され、前記ロータの軸線上に配置される固定ボスと、を備え、
    前記ロータには、径方向内側に突出する複数のブレード部と、前記複数のブレード部の径方向内端に接続されたリング部とを有するプロペラブレード部材が設けられ、
    前記固定ボスには、その外周面の一部に環状凹部が設けられ、
    前記リング部は、前記固定ボスと隙間をあけた状態で前記環状凹部に配置され、
    前記リング部の外周面と、前記固定ボスの前記環状凹部に隣接する部分の外周面とが、同一円筒面上に位置していることを特徴とする水力発電装置。
  2. 前記リング部の下流端は、前記ブレード部の下流端よりも下流側に突出している請求項1に記載の水力発電装置。
  3. 前記リング部と前記環状凹部との間に形成される隙間は、ラビリンス状に形成されている請求項1又は2に記載の水力発電装置。
  4. 前記リング部の上流側の側端面には、径方向に延びる複数の溝部が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の水力発電装置。
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