JP2003214309A - 発電機一体形水車及び電動機一体形ポンプ - Google Patents

発電機一体形水車及び電動機一体形ポンプ

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JP2003214309A
JP2003214309A JP2002015584A JP2002015584A JP2003214309A JP 2003214309 A JP2003214309 A JP 2003214309A JP 2002015584 A JP2002015584 A JP 2002015584A JP 2002015584 A JP2002015584 A JP 2002015584A JP 2003214309 A JP2003214309 A JP 2003214309A
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casing
generator
stage
stator
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JP2002015584A
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Yuji Tanaka
雄司 田中
Yukihisa Fujita
幸央 藤田
Akio Shima
昭夫 島
Koichi Sato
幸一 佐藤
Seiji Yanagisawa
清司 柳澤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】流量と落差の割合が多様な水力資源用の発電機
一体形水車を提供する。 【解決手段】ケーシング1内のステータ17と、ケーシ
ング1の軸心部に配置した主軸4と、主軸4をケーシン
グ1に固定し、主軸4に設けた複数の水中軸受5,6
と、複数の水中軸受5,6に嵌合する羽根車ボス7a、
7b、7cと、羽根車ボス7a、7b、7cに多段の羽
根車2A、2B、2Cと、多段の羽根車2A、2B、2
Cに固着したロータヨーク15a、15b、15cと、
ロータヨーク15a、15b、15cに設けた永久磁石
16a、16b、16cとを具備し、永久磁石16a、
16b、16cがステータ17に相対すると共に、羽根
車2A、2B、2Cの上流側に多段のガイドベーン3
a、3b、3cを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電用水車発電機
に係わり、特に発電機と水車が一体になっている高落差
・小容量の水車発電機及びポンプ電動機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来発電機と水車が一体になっている水
車として一般的に知られているバルブ水車発電機の構造
を図6に示す。図6は、従来のバルブ水車発電機の構造
説明図である。バルブ水車発電機は、横軸可動形ランナ
ベーンのうち、発電機が流水路内にあるものをいうもの
である。
【0003】すなわち、発電機20と羽根車2は主軸を
介して軸線方向に直列に配置されており、発電機20は
支柱により流路に固定されている。羽根車2の上流には
可動のガイドベーン30が設けられ、該ガイドベーン3
0は流路の外側に設けられたサーボモータ40により駆
動されている。このような構成の水車全体は、大きな装
置となるため、これまで設置場所は山間部に限られてい
る。また、羽根車の形式が軸流型で一つしか設けられて
いないため、落差が比較的小さい水力資源箇所に限られ
ている。
【0004】また、図7を参照して、従来の発電機一体
型水車を説明する。図7は、従来(特開平5−1112
16号公報)のモータ一体型ポンプ装置及び発電機の構
造図である。図7に示すように、流体12の通路13と
連通するように設けられるケーシング1の内部通路の外
周部にステータ17を設け、上記ケーシング1の内部に
ロータ21が軸受22を介して回転可能に配置されてい
る。ロータヨーク15の内部にはこれと一体に回転する
ように羽根2を設けている。流体12により羽根2を回
転させるようにすると、ステータコイル9に誘起電圧が
生じ、この電圧を取り出すことで発電機として利用する
ものである。
【0005】特開平5−10245号公報に開示されて
いる水車発電機は、水車ランナを有する主軸をケーシン
グ内に配設水車発電機において、上記主軸をガイドベー
ン及びステーベンを介して上記ケーシングと一体に形成
すると共に、上記水車ランナに一体に形成したランナボ
スと上記主軸との間に水中軸受を設けたものである。し
かし、羽根車はバルブ水車と同様の軸流型で一つしか設
けられていないため、落差が比較的小さい水力資源箇所
に限られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境問題がクロ
ーズアップされ環境負荷の小さい水力発電が注目されて
いる一方、山間部でない身近な生活環境においても未利
用の水力エネルギの有効活用が望まれている。しかしな
がら、これら水力資源は、容量が小さく、且つ設置スペ
ースも小さい。したがって、上記図5に示すバルブ水車
を適用することは発電コスト及び設置スペースの観点か
ら困難である。さらに、図6に示す発電機についても、
水力資源の落差と水量の割合がまちまちであるため、水
量に比べ落差が大きい水力資源への適用は困難である。
【0007】本発明は、このような従来技術の実状に鑑
みてなされたもので、その目的は水力資源容量・設置ス
ペースともに小さい場合でも適用できるとともに、水力
資源の落差と水量の割合がどのような組み合わせでも適
用できる小形でコストの安い発電機一体形水車並び電動
機機一体形ポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る発電機一体形水車の構成の一つは、円
筒状ケーシングの内側にステータコイルとステータコア
を有するステータと、上記ケーシングの軸心部にその軸
線方向に沿わせて配置した主軸と、該主軸をその両端部
で該ケーシングに固定する支持部材と、上記主軸に設け
たラジアル軸受とスラスト軸受からなる複数の水中軸受
と、該複数のラジアル軸受それぞれに嵌合する複数の羽
根車ボスと、該羽根車ボスの外周に複数枚の羽根を設け
た多段の羽根車と、該多段の羽根車の外周端部それぞれ
に固着した多段の円筒状のロータヨークと、該ロータヨ
ークの外周部それぞれに設けた永久磁石とを具備し、該
永久磁石が上記ステータコイルと相対していると共に、
上記羽根車の上流側の直近に上記ケーシングの軸線方向
に対し所定の角度で流体を当該多段の羽根車に導くため
に多段のガイドベーンを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0009】本発明に係る電動機一体形ポンプの構成
は、円筒状ケーシングの内側にステータコイルとステー
タコアを有するステータと、上記ケーシングの軸心部に
その軸線方向に沿わせて配置した主軸と、該主軸をその
両端部で該ケーシングに固定する支持部材と、上記主軸
に設けたラジアル軸受とスラスト軸受からなる複数の水
中軸受と、該複数のラジアル軸受にそれぞれ嵌合する羽
根車ボスと、該羽根車ボスの外周に複数枚の羽根を設け
た多段の羽根車と、該多段の羽根車の外周端部にそれぞ
れ固着した多段の円筒状のロータヨークと、該多段のロ
ータヨークの外周部に永久磁石とを具備し、上記ステー
タに電力を供給できるとともに、発電機をモータとして
駆動することにより、羽根車が水車運転時の回転方向と
逆回転するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を参照して、本発明
に係る発電機一体形水車の実施の形態を説明する。図1
は本発明に係る発電機一体形水車の構造を示す縦断面
図、図2は、図1に示す発電機一体形水車の羽根形状の
説明図、図3は、図1に示す発電機一体形水車のロータ
ヨークの説明図、図4は、図1に示す発電機一体形水車
のロータヨークとケーシング間のシール部説明図、図5
は、図1に示す発電機一体形水車の羽根と羽根車ボスの
斜視図である。なお、発電機は、同期機について説明す
る。
【0011】図1において、発電機一体形水車50は、
中央部に円筒状のケーシング1と、図示しない流体配管
と接続するための入口部フランジ1a1を有する流入口
INを備える入口ケーシング1Aと、図示しない流体配
管と接続するための出口部フランジ1b1を有する流出
口OUTを備える出口ケーシング1Bとから構成されて
いる。上記ケーシング1、入口ケーシング1A、出口ケ
ーシング1Bの材質は、例えばアルミダイカスト合金を
用いられる。
【0012】入口ケーシング部1Aは、流体の流れの方
向に拡大され、円筒状の中間ケーシング部1とほぼ同一
径となり、該同一径部においてフランジ部1a2を設
け、図示しないOリングを介して上記中間ケーシング部
1とボルト結合されている。同様に、出口ケーシング部
1Bは、流体の流れと反対方向に向かって拡大され、円
筒状の中間ケーシング部1とほぼ同一径となり、該同一
径部においてフランジ部1b2を設け、該フランジ部1
b2において図示しないOリング状を介して円筒状の中
間ケーシング部1とボルト結合されている。
【0013】発電機一体形水車50は円筒状のケーシン
グ1の内側にステータコア10とステータコイル9より
なるステータ17が配置され、その内周部には流体から
ステータ17を保護するための保護部材19が設けられ
ている。そして、ステータ17の一方の端部には保護部
材19の内周面にテーパ18が形成されている。円筒状
ケーシング1の軸心部には主軸4が主軸支持部材14
a、14bを介して、それぞれ入口ケーシング部1A、
出口ケーシング部1Bに固定されている。
【0014】主軸4には、該主軸4を介するラジアル荷
重を受けるラジアル軸受5a、5b、5cと、上記主軸
を介する軸方向の荷重を受けるスラスト軸受6a、6
b、6cが配置されている。上記スラスト軸受6aとラ
ジアル軸受5a、上記スラスト軸受6bとラジアル軸受
5b、上記ラジアル軸受6cとラジアル軸受5cとがそ
れぞれ一組の水中軸受を構成している。該水中軸受は流
体によって潤滑されている。
【0015】ラジアル軸受5a、5b、5cにはそれぞ
れ羽根車ボス7a、7b、7cが嵌合されて配置されて
いる。上記羽根車ボス7a、7b、7cの外周面にはそ
れぞれ多段の羽根2a、2b、2cが取付けられてお
り、羽根車ボス7a、7b、7cと共にそれぞれ多段の
羽根車2A、2B、2Cを構成している。図5には、一
段の羽根2aと、この羽根2aが取付けられている羽根車
ボス7aが示されている。
【0016】また、主軸4には、ガイドベーン3a、3
b、3cが取付けられているガイドベーンボス8a、8
b、8cが固着され、上記ガイドベーン3a、3b、3
cは流体が流入口INから多段の羽根2a、2b、2c
にそれぞれ滑らかに整流状に流入させるようになってい
る。上記ガイドベーンボス8a、8b、8cには、スラ
スト軸受6a、6b、6cが配設され、羽根車ボス7
a、7b、7cを介してスラスト荷重を受けるようにな
っている。
【0017】さらに、多段の羽根2a、2b、2cの外
周端にはそれぞれロータヨーク15a、15b、15c
が羽根車2A、2B、2Cに取付けられている。上記ロ
ータヨーク15a、15b、15cの外周面にはそれぞ
れ永久磁石16a、16b、16cが固着されている。
そして、図示しない流体が、発電機一体形水車50の内
部を流れると、多段の羽根車2A、2B、2Cには流体
力が作用し、羽根車2A、ロータヨーク15a、永久磁
石16aが一体で回転する。同様に、羽根車2B、ロー
タヨーク15b、永久磁石16b,羽根車2C、ロータ
ヨーク15c、永久磁石16cが一体で回転し、ステー
タコイル9には誘起電圧が発生するようになっている。
【0018】多段の羽根車2A、2B、2Cの上流直前
には多段のガイドベーン3a、3b、3cが設けられて
いる。この多段のガイドベーン3a、3b、3cは、流
体の圧力エネルギを運動エネルギに変換する目的で設け
られているものである。そのため、上記ガイドベーン3
a、3b、3cの形状はそれぞれ羽根車2A、2B、2
Cへ流体が滑らかに流入するように設計されている。
【0019】このように構成することにより、流体の位
置エネルギを運動エネルギに変換することができ、該運
動エネルギを羽根車2A、2B、2Cによって回収する
ことができるので、水車の効率を高くなるようにするこ
とができる。また、羽根車2A、2B、2Cの半径方向
外側に発電機のステータ17が配置されているので、ケ
ーシング1の軸方向長さを小さくすることができる。さ
らに、上記羽根車2A、2B、2Cと、該羽根車2A、
2B、2Cの羽根2a、2b、2cの外周端部に固着さ
れている円筒状のロータヨーク15a、15b、15c
及びガイドベーン3a、3b、3cが軸線方向に多段に
設けられるようにすることにより、水量に対し落差が大
きい水力資源に対しても適用可能な構成とすることがで
きる。
【0020】ここで、図2を参照して、多段の羽根2
a、2b、2c, ガイドベーン3a、3b、3cの相互
間の形状について説明する。ここで、羽根の周速度U,
絶対速度V,相対速度Wとする。図2に示す如く、速度
VGで1段目のガイドベーン3aに流入する流体は該ガ
イドベーン3aにより圧力エネルギの一部を運動エネル
ギに変換されて、速度V1、流れ角度βGで流出する。羽
根2aは上記ガイドベーン3aから流入する流体のもつ
流体力により周速度Uで回転する。その結果、1段目の
羽根車2aには相対速度W1、流れ角度β1で流体が流入
する。そこで、流体が滑らかに整流状に羽根2aに流入
するように入口の羽根角度はβ1に設定されている。
【0021】羽根2aの出口羽根角度はβ2に設定され
ているので、上記流体は羽根2aから流れ角度β2,相
対速度W2で流出する。一方、羽根2aが周速度Uで回
転しているので、2段目のガイドベーン3bには速度V
2で流入する。ここで、速度V2と前記速度VGは同じに
なるので、2段目以降のガイドベーン3bの形状は1段
目のガイドベーン3aと同じにすることができる。した
がって、発電機一体形水車を多段化することにより、落
差が大きい水力資源にも適用できる発電機一体形水車を
量産することができる。
【0022】ここで、再び図1を参照して、水車ケーシ
ング1の内部に流体が流れていない状態で生じている羽
根車ボス7とスラスト軸受6の間のギャップδを説明す
る。図1においては、三段の羽根車2A、2B、2Cが
示されているが同様な構成であるので、一段目の羽根車
2Aについてギャップδaを説明する。図1に示すよう
に、羽根車2Aに対して個別にラジアル軸受5aとスラ
スト軸受6aが設けられている。上記羽根車ボス7aと
上記スラスト軸受6aとの間には水車ケーシング1の内
部に流体が流れていない状態で、ギャップδaが生じて
いるように構成されている。ギャップδaは、ロータヨ
ーク15aの外周部に設けられた永久磁石16aの磁力
がステータコア17と引き合う力でその軸線方向位置を
自立的に保持されている。
【0023】本実施の形態においては、ギャップδaは
1mmに設定されているが、水車が設置される水資源の
状況により、0.5から3.0mmに設定するのが適当
である。このようにスラスト軸受6aが設けられている
ので、水車が運転されると羽根車2Aに作用する流体力
によりスラスト荷重が発生し、上記羽根車2Aをスラス
ト軸受6aの方へ押しやるので、ギャップδaは消滅し
てスラスト軸受6aが羽根車2Aを支える。
【0024】このとき、永久磁石16aの磁力は羽根車
2Aとスラスト軸受6aの間のギャップδaを保持する
ようにスラスト荷重と反対方向に作用するので、スラス
ト軸受6aにかかるスラスト荷重の一部を相殺するよう
に働くようになっている。したがって、スラスト軸受6
aを小形にすることができる。
【0025】また、多段の羽根車2A、2B、2Cは、
それぞれ個別にスラスト軸受6a、6b、6cにより支
持されているので、各スラスト軸受の荷重は一段当りの
荷重を支えるだけでよいのでスラスト軸受を小形化する
ことができる。
【0026】図3を参照して、ロータヨーク15a、1
5b、15cに設けた段差について説明する。図3に示
す如く、ロータヨーク15a、15b、15cは図示し
ない羽根車2A、2B、2Cに固着されており、図示し
ないが、羽根車ボス7a、7b、7c,ラジアル軸受5
a、5b、5cを介して主軸4に固定されている。各ロ
ータヨーク15a、15b、15cは、羽根車2A、2
B、2Cと同様に、それぞれ分離・独立しているが、そ
れぞれが対峙するロータヨーク15a、15b、15c
の端面には段差15ab、15bcが設けられている。
【0027】このため、多段化した場合には、ロータヨ
ーク15a、15b、15cそれぞれは分離している
が、各羽根車2A、2B、2Cによる回転駆動力をそれ
ぞれ互いに伝達する構造になっているので、独立したロ
ータヨーク15a、15b、15cは全て同じ回転数に
なるようになっている。したがって、独立したロータヨ
ーク15a、15b、15cのそれぞれが異なった回転
数になることにより生じる電気的特性の低下を防ぐこと
ができる。さらに、ロータヨーク15a、15b、15
cそれぞれは独立もしているので、機械加工公差等によ
りロータヨーク15a、15b、15cそれぞれに生ず
る心ズレが干渉することがないようになっており、水車
の組立が容易になる。
【0028】図1及び図4を参照して、ロータヨーク1
5a、15b、15c相互間の間隙に設けたシール部材
12a、12b及び最上流側のロータヨーク15aとケ
ーシング1Aが対峙する隙間,最下流のロータヨーク1
5cとケーシング1Bが対峙する隙間それぞれに設けた
シール部13A、13Bについて説明する。
【0029】図1に示すように、ロータヨーク15aと
15b、ロータヨーク15bと15cとが対峙する隙間
にはそれぞれシール部材12a、12bが設けられてい
る。本実施の形態例では、ゴムバンドがシール部材12
a、12bとして用いられている。ゴムの弾性力を活用
することで、ロータヨーク15a、15b、15c相互
間の間隙を介して水車流路からのステータ17側への漏
れを防止すると共に、ロータヨーク15a、15b、1
5cの独立性を維持している。
【0030】図4を参照して、最上流のロータヨーク1
5aとケーシング1A間,最下流のロータヨーク15c
とケーシング1B間にそれぞれ設けたシール部13A、
13Bについて説明する。両シール13A、13Bは同
一構成であるので、シール部13Aを例にとり説明す
る。図4に示す通り、本実施の形態では、シール部13
Aはラビリンスシールを採用しており、ラビリンス13
aの間には磁気を帯びた部材13bがその磁力によりシ
ール13aに固定されている。
【0031】このような構成のラビリンス13aとロー
タヨーク15aの間の僅かなシール隙間から流体が僅か
ながら漏れ出るが、そのとき漏れ流体に含まれる磁性物
質は磁気を帯びた部材13bに付着するので、シール部
13Aを通り抜けて永久磁石16aに付着し発電機の電
気的特性を低下させることがない。さらに、磁気を帯び
た部材13bを一定期間稼動した後の定期点検で交換す
ることにより、 良好な発電機特性を長期間に渡って維
持することができる。
【0032】また、図1に示す如く、発電機一体形水車
はキャンド形式になっているので、流体がステータ保護
部材19を介してステータ17を直接冷却するので、
該ステータ17の絶縁劣化を低減することができる。
【0033】また、図1に示す如く、発電機一体形水車
は、複数のロータヨーク15a、15b、15cにそれ
ぞれ設けられる永久磁石16a、16b、16cが、ケ
ーシング1の軸線方向にそれぞれ所定の間隔をもって取
付けられるとともに、該間隔と同じ幅の溝11a、11
bがステータコア10の内側で上記間隔と相対する上記
軸線方向位置に設けられている。したがって、ステータ
コア10の内周面はケーシング1の軸心に向かって上記
溝11a、11bと相対的な三個の突設部(符号なし)
が上記軸線方向に配置された構造になっている。
【0034】突設部が永久磁石16a、16b、16c
がそれぞれ相対するので、該永久磁石16a、16b、
16cには軸線方向位置を上記突設部と相対した位置に
とどめようとする磁力が働くようになる。その結果、羽
根車2A、2B、2Cに作用する上記軸線方向流体力で
あるスラスト荷重の一部が相殺される。したがって、小
形の軸受を用いることができる構造となる。
【0035】また、ステータ保護部材19Aの内周面端
部の内径が、ステータコア10の保護部材内径よりも大
きく、軸線方向にテーパ状になっている。したがって、
ロータヨーク15a、15b、15cとステータコア1
0の組立が容易になり、水車組立時間が短くなる。
【0036】上記構成の発電機一体形水車50の発電動
作等を説明する。図1において、図示しない流体配管か
ら流体が流入口INを通り、入口ケーシング1Aに流入
する。入口ケーシング1Aに流入した流体は、主軸支持
部材14aを通り抜ける。該通り抜けた流体は、一段目
のガイドベーン3aで所定の角度に整流され、一段目の
羽根2aに流入し、該羽根2aを回転させる。該一段目
の羽根2aを通り抜けた流体は二段目のガイドベーン3
bで所定の角度に整流され、二段目の羽根2bに流入
し、該羽根2bを回転させる。同様にして、流体は三段
目のガイドベーン3cを経て三段目の羽根2cに流入
し、該羽根2cを回転させる。
【0037】このとき、永久磁石16a、ロータヨーク
15a、羽根2a及び羽根車ボス7a並びにラジアル軸
受5aからなる羽根車2Aと、同様の構成の2B、2C
は、主軸4に固定され分離・独立しているが、ロータヨ
ーク15a、15b、15cの端面の段差15ab、1
5bcにより全ての回転数が同一となる。
【0038】このように、三段のガイドベーン3a、3
b、3cと羽根車2a、2b、2cが設けられ、一段の
場合に比べ、落差が三倍の水力資源に適用できるととも
に、発電電力量も一段の場合の約3倍になる。また、ロ
ータヨーク15a、15b、15cの全ての回転数が、
同一となるので、電気特性も良好となる。
【0039】3段の羽根車2A、2B、2Cに対してそ
れぞれ個別に設けられたラジアル軸受5a、5b、5c
とスラスト軸受6a、6b、6cにより、それぞれが羽
根車一段分の軸受荷重のみを支えればよいので、軸受を
小型化することができ、多段の段数でも各段間の芯出し
調整は不用となる。
【0040】また、ラジアル軸受5aとスラスト軸受6
aの間の水車ケーシング1に流体が流れていない状態で
生じたギャップδaを、永久磁石16aの磁力がステー
タコア17と引き合い、その軸線方向位置を保持するよ
うに作用するので、軸受6aにかかるスラスト荷重の一
部を相殺し、スラスト軸受6aを小形にすることができ
る。
【0041】ロータヨーク15aと15b、ロータヨー
ク15bと15cとの隙間に設けられたシール部材12
a、12bは水車流路からステータ17側への漏れを防
止し、かつ、ロータヨーク15a、15b、15cの独
立性を維持している。
【0042】ロータヨーク15aとケーシング1A間に
設けたシール部13Aは、ラビリンス13aの間に磁気
を帯びた部材13bが固定されており、ラビリンス13
aとロータヨーク15aの間から流れ出る流体に含まれる
磁性物質は磁気を帯びた部材に付着するので、シール部
13Aを通り抜けて永久磁石16aに付着し発電機の電
気的特性を低下させない。シール部13Bについても同
様である。
【0043】以上、発電機一体形水車について説明した
が、電動機一体形ポンプについては、流体の流れの方向
及び羽根車の回転方向並びに発電機と電動機との回転方
向が反対であるのみで、同一構造,同一機能であるの
で、煩瑣となるので説明を省略する。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明の構成
によれば、その目的は水力資源容量・設置スペースとも
に小さい場合でも適用できるとともに、水力資源の落差
と水量の割合がどのような組み合わせでも適用できる小
形でコストの安い発電機一体形水車並び電動機機一体形
ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電機一体形水車の構造を示す縦
断面図である。
【図2】図1に示す発電機一体形水車の羽根形状の説明
図である。
【図3】図1に示す発電機一体形水車のロータヨークの
説明図である。
【図4】図1に示す発電機一体形水車のロータヨークと
ケーシング間のシール部説明図である。
【図5】図1に示す発電機一体形水車の羽根と羽根車ボ
スの斜視図である。
【図6】従来のバルブ水車発電機の構造説明図である。
【図7】従来のモータ一体型ポンプ装置及び発電機の構
造図である。
【符号の説明】
1…水車ケーシング 1A…入口部ケーシング 1B…出口部ケーシング 2a、2b、2c…羽根 2A、2B、2C…羽根車 3a、3b、3c…ガイドベーン 4…主軸 5、5a、5b、5c…ラジアル軸受 6、6a、6b、6c…スラスト軸受 7a、7b、7c…羽根車ボス 8a、8b、8c…ガイドベーンボス 9…ステータコイル 10…ステータコア 11a、11b…ステータコアに設けた溝 12a、12b…ロータヨークの隙間シール 13A、13B…シール 14A、14B…主軸支持部 15a、15b、15c…ロータヨーク 16a、16b、16c…永久磁石 17…ステータ 18…ステータ保護部材端部の内周面に設けたテーパ 19A、19B…ステータ保護部材 50…発電機一体形水車 δ、δa…ギャップ。
フロントページの続き (72)発明者 島 昭夫 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立ドライブシステムズ内 (72)発明者 佐藤 幸一 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立ドライブシステムズ内 (72)発明者 柳澤 清司 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立ドライブシステムズ内 Fターム(参考) 3H072 AA17 AA26 BB07 BB08 CC01 CC10 CC23 CC42 5H590 AA03 CA11 CC02 DD62 HA26 JB18 5H607 AA12 BB02 BB07 BB14 DD04 DD06 DD16 FF06 FF27 FF36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状ケーシングの内側にステータコイル
    とステータコアを有するステータと、上記ケーシングの
    軸心部にその軸線方向に沿わせて配置した主軸と、該主
    軸をその両端部で該ケーシングに固定する支持部材と、
    上記主軸に設けたラジアル軸受とスラスト軸受からなる
    複数の水中軸受と、該複数のラジアル軸受それぞれに嵌
    合する複数の羽根車ボスと、該羽根車ボスの外周に複数
    枚の羽根を設けた多段の羽根車と、該多段の羽根車の外
    周端部それぞれに固着した多段の円筒状のロータヨーク
    と、該多段のロータヨークの外周部それぞれに設けた永
    久磁石とを具備し、 該永久磁石が上記ステータコイルと相対していると共
    に、上記多段の羽根車のそれぞれの羽根車の上流側の直
    近に上記ケーシングの軸線方向に対し所定の角度で流体
    を当該多段の羽根車に導くために多段のガイドベーンを
    主軸に固定して設けたことを特徴とする発電機一体形水
    車。
  2. 【請求項2】上記多段の羽根車とガイドベーンがそれぞ
    れ同じ形状であることを特徴とする請求項1記載の発電
    機一体形水車。
  3. 【請求項3】上記羽根車と上記スラスト軸受間は、それ
    ぞれ水車の停止状態でギャップを形成していることを特
    徴とする請求項1記載の発電機一体形水車。
  4. 【請求項4】上記多段のロータヨークはそれぞれ分割さ
    れると共に、上記羽根車による回転駆動力を互いに伝達
    するように構成していることを特徴とする請求項1記載
    の発電機一体形水車。
  5. 【請求項5】上記永久磁石は軸線方向にそれぞれが所定
    の間隔をもって取付けられるとともに、上記ステータコ
    アの内側に上記所定の間隔と同じ幅の溝が該間隔と相対
    する軸線方向の位置に設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の発電機一体形水車。
  6. 【請求項6】円筒状ケーシングの内側にステータコイル
    とステータコアを有するステータと、上記ケーシングの
    軸心部にその軸線方向に沿わせて配置した主軸と、該主
    軸をその両端部で該ケーシングに固定する支持部材と、
    上記主軸に設けたラジアル軸受とスラスト軸受からなる
    複数の水中軸受と、該複数のラジアル軸受それぞれに嵌
    合する複数の羽根車ボスと、該羽根車ボスの外周に複数
    枚の羽根を設けた多段の羽根車と、該多段の羽根車の外
    周端部に固着した円筒状のロータヨークと、該多段のロ
    ータヨークの外周部に設けた永久磁石とを具備し、 流体の流れに対し最上流と最下流に配置された上記ロー
    タヨークと上記ケーシングの隙間をシールするためのシ
    ール構造部材を着脱可能に設け、該シール構造部材の一
    部もしくは全部が磁気部材で構成されていることを特徴
    とする発電機一体形水車。
  7. 【請求項7】円筒状ケーシングの内側にステータコイル
    とステータコアを有するステータと、上記ケーシングの
    軸心部にその軸線方向に沿わせて配置した主軸と、該主
    軸をその両端部で該ケーシングに固定する支持部材と、
    上記主軸に設けたラジアル軸受とスラスト軸受からなる
    複数の水中軸受と、該複数のラジアル軸受にそれぞれ嵌
    合する羽根車ボスと、該羽根車ボスの外周に複数枚の羽
    根を設けた多段の羽根車と、該多段の羽根車の外周端部
    にそれぞれ固着した多段の円筒状のロータヨークと、該
    多段のロータヨークの外周部に設けた永久磁石とを具備
    し、 上記ステータに電力を供給できるとともに、発電機をモ
    ータとして駆動することにより、羽根車が水車運転時の
    回転方向と逆方向に回転するように構成したことを特徴
    とする電動機一体形ポンプ。
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