JP5809126B2 - マイクロ水力発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、河川等の流水を利用して発電を行う際に用いて好適なマイクロ水力発電機に関する。
従来、河川等の流水を利用して発電を行う小水力発電機(マイクロ水力発電機)としては、特許文献1で開示される水力発電装置、特許文献2で開示される水力発電システム、特許文献3で開示されるマイクロ水力発電装置及び特許文献4で開示される水力発電装置などが知られている。
特許文献1で開示される水力発電装置は、携帯性に優れ、河川等の水流エネルギを電気エネルギに変換する発電装置の提供を目的とするものであり、具体的には、浮力を有するケース部と、複数の整流板と、可変板と、タービンと、発電部と、充電部と、ガイドとを備え、ケース部の形状を、流入口から流出口の方向に縮径して湾曲させ、ケース部の内部を通過する水流により、タービンを回転させ、発電部により、その回転運動エネルギを電気エネルギに変換する構成を備えている。
また、特許文献2で開示される水力発電システムは、水流をエネルギ源として発電を行うことができる水力発電システムの提供を目的とするものであり、具体的には、変換装置の前面側に設置され、河川等の水流の速度を増加させる増速ダクトと、内部に備えたプロペラによって、増速ダクトから放出される増速後の水流を捕らえて回転し、水流を回転運動に変換する変換装置と、発電機等を筺体内部に備えており、変換装置によって得られた回転運動を利用して発電を行う発電装置と、水面に浮かぶようにその構造が設計され、水力発電システムを河川等の水面近傍の所定位置に設置するためのフロート部材とを備え、このフロート部材の上部に発電装置が設置され、フロート部材の下部に変換装置が設置された構成を備えている。
また、特許文献3で開示されるマイクロ水力発電装置は、導水・送水・配水管路網において管路を流れる水の流量もしくは圧力を制御量とし、管路の途中に介装した水力発電装置の水車回転数を操作して制御量を制御するとともに、制御に伴う余剰圧力を利用して水力発電を行う発電方法であって、水力発電装置の上流側に設置した水車入口弁の開度制御と水力発電装置の水車回転数制御とをそれぞれ独立して行うことにより水力発電装置の下流側管路における配水の制御量を目標値に制御する構成を備えている。
さらに、特許文献4で開示される水力発電装置は、水流に対して直交方向で、かつ水面に対し水平方向の回転軸を有し両端部を回転自在に支持された形態の水車が組み込まれると共に外周部が角筒状の形態をなす水車部位とを具有し、かつ水車の回転力を発電機に伝達して発電できる手段と、河川等の水底部や堰堤等の下流近傍に固設できる手段を具有した構成を備えている。
特開2001−132607号公報 特開2002− 81362号公報 特開2006− 22745号公報 特開2008− 31879号公報
しかし、上述した従来のマイクロ水力発電機(小水力発電機)は、次のような問題点があった。
第一に、全体の構成が煩雑化する傾向にあるとともに、これに伴い、規模(サイズ)も大きくなる傾向がある。したがって、設置できる河川等が限定的となり汎用性に難があるとともに、設置も容易にできるとは言い難く設置性にも難がある。しかも、全体の構成が煩雑化するため、部品点数及び製作工数の増加によるコストアップも無視できず、多数のマイクロ水力発電機を設置する場合、多大なコストが必要となるとともに、十分なメンテナンス性及び信頼性も確保しにくい。
第二に、いずれも原理的(アイデア的)構成に留まるため、実用化を図る観点からは不十分である。特に、流水を回転運動に変換する手段には一般的なプロペラ形状等の水車の開示に留まるなど、十分な発電能力及び発電効率を確保できるか否か不透明であり、実用性に難がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したマイクロ水力発電機の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、少なくとも、流水Wにより回転するスクリュユニット2と、このスクリュユニット2の回転運動を電気エネルギに変換する発電機構3とを備えてなるマイクロ水力発電機1を構成するに際して、下流側が漸次小径となるテーパ状の内周面21tを有し、かつ上流側の端部が流水Wの流入口11iとなる前導水筒部21,上流側が漸次小径となるテーパ状の内周面22tを有し、かつ下流側の端部が流水Wの流出口11eとなる後導水筒部22,及び前導水筒部21と後導水筒部22を所定間隔を置いて連結する固定筒部23を有する外郭筒体11と、前導水筒部21の下流側の端部と後導水筒部22の上流側の端部に配した前後一対のベアリング24,25により両端部が回動自在に支持されるとともに、固定筒部23により外周面12fが所定の空間Sを介して覆われ、かつ内部を流水Wが通過する回動筒部12,及びこの回動筒部12の内周面12cに一体に設けるとともに、中心部に、前後に貫通する通水孔27を有し、かつこの回動筒部12の軸方向に沿って螺旋状となる複数の羽根片13a,13b,13c,13dを有するスクリュ羽根部13により構成したスクリュユニット2と、回動筒部12の外周面12fとこの外周面12fに対向する外郭筒体11の内周面11c間に配設した発電機構3とを備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、発電機構3には、回動筒部12の外周面12fの周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ外周面12fに対して固定した複数のマグネット28…(又はコイル29…)と、この複数のマグネット28…(又はコイル29…)に対向させるとともに、周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ位置を固定した複数のコイル29…(又はマグネット28…)とを設けることができる。また、この際、発電機構3には、複数のコイル29…に沿って配したヨーク15を設けることができる。さらに、この発電機構3には、ヨーク15とマグネット28…間の少なくとも一部の間隔Gを変更して力学インピーダンスを変更可能な力学インピーダンス調整機能部16を設けることができる。
このような構成を有する本発明に係るマイクロ水力発電機1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 一端部に流水Wが流入する流入口11iを有し、かつ他端部に流入した流水Wが流出する流出口11eを有する外郭筒体11と、この外郭筒体11の内部に回動自在に支持され、かつ内部を流水Wが通過する回動筒部12を有するとともに、この回動筒部12の内周面12cに一体に設けたスクリュ羽根部13により構成したスクリュユニット2と、回動筒部12の外周面12fとこの外周面12fに対向する外郭筒体11の内周面11c間に配設した発電機構3とを備えてなるため、全体の構成を簡素化(シンプル化)できるとともに、サイズダウンによる小型化を図ることができる。この結果、様々な河川等に対して特別な工事を行うことなく、きわめて容易に設置可能となり、汎用性及び設置性を高めることができる。しかも、部品点数の削減及び製作工数の低減に伴うコストダウン、更にはメンテナンス性及び信頼性の向上にも寄与できる。
(2) 外郭筒体11には、下流側が漸次小径となるテーパ状の内周面21tを有し、かつ上流側の端部が流入口11iとなる前導水筒部21と、上流側が漸次小径となるテーパ状の内周面22tを有し、かつ下流側の端部が流出口11eとなる後導水筒部22とを設け、前導水筒部21の下流側の端部と後導水筒部22の上流側の端部により回動筒部12の両端部を回動自在に支持するとともに、前導水筒部21と後導水筒部22を所定の間隔を置いて連結し、かつ回動筒部12の外周面12fを所定空間Sを介して覆う固定筒部23を設けたため、マイクロ水力発電機1の全体の外郭形状を、軸方向にほぼ同径となる単純な円筒形にすることができる。この結果、無用な突出部分が排除され、例えば、外郭径とほぼ同じ幅の水路等に対しても容易かつ確実に設置できるなど、更なる設置性の向上に寄与できるとともに、所定空間Sを発電機構3の配設スペースとして利用可能となり、スペース効率の良好な運動変換機構、更には発電機構3を構築することができる。
(3) 外郭筒体11は、前導水筒部21の下流側の端部と後導水筒部22の上流側の端部に配した前後一対のベアリング24,25により回動筒部12の両端部を回動自在に支持するようにしたため、流水Wによるスクリュ羽根部13、更にはスクリュユニット2の安定した回転動作を確保できる。
(4) スクリュユニット2には、回動筒部12の軸方向に沿って螺旋状となる複数の羽根片13a,13b…を有するスクリュ羽根部13を設けたため、流水Wの水流運動をスクリュ羽根部13の回転運動に効率的に変換することができ、特に、水流の速度が遅い環境や水流の流量が少ない環境であっても確実に運動変換を行うことができる。
(5) スクリュユニット2におけるスクリュ羽根部13の中心部には、前後に貫通する通水孔27を設けたため、中心付近の流動抵抗を低下させ、整流性をより高めることができ、スクリュ羽根部13の回転性をより高めることができるとともに、ゴミ等の通過を許容してスクリュ羽根部13の手前におけるゴミの滞留を防止することができる。
(6) 好適な態様により、発電機構3に、回動筒部12の外周面12fの周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ外周面12fに対して固定した複数のマグネット28…(又はコイル29…)と、この複数のマグネット28…(又はコイル29…)に対向させるとともに、周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ位置を固定した複数のコイル29…(又はマグネット28…)とを設ければ、マグネット28…及びコイル29…の使用数量を大幅に増加させることができるため、発電性能及び発電安定性の向上に寄与できる。
(7) 好適な態様により、発電機構3に、複数のコイル29…に沿って配したヨーク15を設ければ、発電機構3における磁気特性を最適化できるため、発電性能(発電効率)をより高めることができる。
(8) 好適な態様により、発電機構3に、ヨーク15とマグネット28…間の少なくとも一部の間隔Gを変更して力学インピーダンスを変更可能な力学インピーダンス調整機能部16を設ければ、発電機構3における力学インピーダンスの大きさを任意に変更(調整)できるため、設置環境(流水量,流速等)に応じた適正な水力抵抗を設定することができる。
本発明の好適実施形態に係るマイクロ水力発電機の内部構造を示す側面断面図、 同マイクロ水力発電機におけるスクリュユニットの正面図、 同マイクロ水力発電機における発電機構を示す一部を破断した斜視図、 同発電機構におけるコイルユニットの正面図、 同発電機構におけるマグネットユニットの正面図、 同マイクロ水力発電機の外観斜視図、 同マイクロ水力発電機の使用例を示す説明図、 同マイクロ水力発電機における発電機構の変更例を示す側面断面図、 同変更例におけるコイルユニットの一部を抽出して示す平面展開図、 同マイクロ水力発電機における発電機構の他の変更例を示す一部抽出拡大図を含む側面断面図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るマイクロ水力発電機1の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態に係るマイクロ水力発電機1は、図1に示すように、大別して、一端部に流水Wが流入する流入口11iを有し、かつ他端部に流入した流水Wが流出する流出口11eを有する外郭筒体11と、流水Wにより回転するスクリュユニット2と、このスクリュユニット2の回転運動を電気エネルギに変換する発電機構3とを備える。
この場合、外郭筒体11は、前導水筒部21、後導水筒部22及び固定筒部23を備える。前導水筒部21は、全体を円筒状に形成し、下流側が漸次小径となるテーパ状の内周面21tを有する。これにより、前導水筒部21の上流側の端部開口が外郭筒体11の流入口11iとなる。後導水筒部22は、全体を円筒状に形成し、上流側が漸次小径となるテーパ状の内周面22tを有する。これにより、後導水筒部22の下流側の端部開口が外郭筒体11の流出口11eとなる。前導水筒部21と後導水筒部22は向きが反対となる点を除き、基本的な構成は同じとなるため、二つの前導水筒部21,21を用意し、一方を前導水筒部21に使用し、他方を後導水筒部22に使用することができる。
また、固定筒部23は、全体を単純な円筒形に形成し、前導水筒部21と後導水筒部22を所定の間隔を置いて連結する機能を有する。したがって、図1に示すように、前導水筒部21の下流側の端部を固定筒部23の一端開口に挿入し、複数の固定ネジ31…により固定するとともに、後導水筒部22の上流側の端部を固定筒部23の他端開口に挿入し、複数の固定ネジ32…により固定すれば、前導水筒部21,後導水筒部22及び固定筒部23が一体となる外郭筒体11を得ることができる。なお、外郭筒体11の形成素材は特に限定されるものではなく、前導水筒部21,後導水筒部22及び固定筒部23は、それぞれプラスチック素材,金属素材又はセラミックス素材等により一体形成することができる。その他、33…は、前導水筒部21と固定筒部23間、後導水筒部22と固定筒部23間、にそれぞれ介在させたシールリングを示す。
一方、スクリュユニット2は、図1及び図2に示すように、内部を流水Wが通過する全体を単純な円筒形に形成した回動筒部12及びこの回動筒部12の内周面12cに一体に設けたスクリュ羽根部13を備える。そして、外郭筒体11に組付ける際には、図1に示すように、回動筒部12の両端開口に、それぞれ係合リング35,36を装着するとともに、さらに、この係合リング35,36の外周面に形成した段差部に、それぞれベアリング24,25の内周面を装着し、この状態で、各ベアリング24,25の外周面を、前導水筒部21の下流側の端部に設けた係合段差部21jと後導水筒部22の上流側の端部に設けた係合段差部22jにそれぞれ装着する。したがって、外郭筒体11に対する回動筒部12の組付けは、当該外郭筒体11を組付ける際に一緒に組付けることができる。これにより、回動筒部12の両端部が外郭筒体11の内部に回動自在に支持される。このように、外郭筒体11において、前導水筒部21の下流側の端部と後導水筒部22の上流側の端部に配した前後一対のベアリング24,25により回動筒部12の両端部を回動自在に支持するようにすれば、回動筒部12、更にはスクリュユニット2の安定した回転動作を確保できる利点がある。
さらに、スクリュ羽根部13は、図1及び図2に示すように、回動筒部12の軸方向に沿って螺旋状となる複数(例示は四つ)の羽根片13a,13b,13c,13dを備える。例示のスクリュ羽根部13は、回動筒部12の内部に挿入し、各羽根片13a,13b,13c,13dの外郭部分を回動筒部12の内周面12cに一体に設ける。この場合、各羽根片13a,13b,13c,13dは内周面12cに対して一体形成してもよいし、別体形成したものを溶接等により固定してもよい。また、四枚の各羽根片13a,13b,13c,13dは周方向へ90〔゜〕間隔に配する。さらに、スクリュ羽根部13の中心部には、前後に貫通する通水孔27を設ける。
このように、スクリュユニット2に、回動筒部12の軸方向に沿って螺旋状となる複数の羽根片13a,13b…を有するスクリュ羽根部13を設けたため、流水Wの水流運動をスクリュ羽根部13の回転運動に効率的に変換することが可能となり、特に、水流の速度が遅い環境や水流の流量が少ない環境であっても確実に運動変換を行うことができる。また、スクリュユニット2におけるスクリュ羽根部13の中心部に、前後に貫通する通水孔27を設けたため、中心付近の流動抵抗を低下させ、整流性をより高めることが可能となり、スクリュ羽根部13の回転性をより高めることができるとともに、ゴミ等の通過を許容してスクリュ羽根部13の手前におけるゴミの滞留を防止できる利点がある。
ところで、前導水筒部21の内周面21tは下流側が漸次小径となるテーパ状に形成するとともに、後導水筒部22の内周面22tは上流側が漸次小径となるテーパ状に形成したため、水路となる回動筒部12の径は、外郭に位置する固定筒部23の径よりも小さくなり、図1に示すように、回動筒部12の外周面12fと固定筒部23の内周面23c間には所定空間Sが設けられる。即ち、固定筒部23はこの所定空間Sを介して回動筒部12の外周面12fを覆うことになる。したがって、回動筒部12の外周面12fとこの外周面12fに対向する外郭筒体11(固定筒部23)の内周面11c間に設けた所定空間Sを利用して発電機構3を配設することができる。
発電機構3は、基本的な構成として、回動筒部12の外周面12fの周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ外周面12fに対して固定した複数のマグネット28…と、この複数のマグネット28…に対向させるとともに、周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ位置を固定した複数のコイル29…とを設けて構成する。この場合、図4に示すように、固定筒部23の内周面11cに装着可能なリング状のコイルホルダ41を用意し、このコイルホルダ41に、複数(例示は十二)のコイル29…を一定間隔おきに保持させることによりコイルユニットUcを構成し、このコイルユニットUcを固定筒部23の内周面11cに装着する。なお、一つのコイル29は、図4に抽出拡大して示すように、小判形のコア部を有するコイルボビン29bとこのコイルボビン29bにマグネットワイヤMwを巻回して構成したコイル部29wにより構成し、各コイル29…はシリーズ接続される。その他、42は、コイルホルダ41の外周面に装着したリング形のヨーク(鉄心)を示す。
また、図5に示すように、回動筒部12の外周面12fに装着可能なリング状のマグネットホルダ43を用意し、このマグネットホルダ43に、複数(例示は十六)のマグネット28…を一定間隔おきに保持させることによりマグネットユニットUmを構成し、このマグネットユニットUmを回動筒部12の外周面12fに装着する。なお、一つのマグネット28は、図3に示すように円柱形に形成し、磁極(N)(S)が交互に位置するように配する。例示の場合、マグネットユニットUm,Umは二つ使用する。
次に、本実施形態に係るマイクロ水力発電機1の組立方法及び使用方法について、図1〜図7を参照して説明する。
まず、マイクロ水力発電機1を組立てるに際しては、予め、スクリュユニット2をアセンブリとして用意する。この場合、スクリュユニット2は、回動筒部12の内部にスクリュ羽根部13を挿入し、スクリュ羽根部13の外郭部を回動筒部12の内周面に溶接等により固定する。また、一つのマグネットユニットUmを、図1に示すように、回動筒部12の外周面12fにおける所定位置に装着し、溶接等により位置決め固定する。さらに、回動筒部12の両端開口に、係合リング35,36をそれぞれ装着するとともに、この係合リング35,36の外周面に設けた段差部にベアリング24,25の内周面をそれぞれ装着する。また、固定筒部23の内周面11cにはコイルユニットUcを固定ネジ又は溶接等により位置決め固定する。
そして、一方のベアリング24の外周面を、図1に示すように、前導水筒部21の下流側の端部内側に設けた係合段差部21jに装着するとともに、固定筒部23の一端開口を前導水筒部21の下流側の端部外側に装着し、複数の固定ネジ31…により固定する。この後、残りのマグネットユニットUmを、図1に示すように、回動筒部12の外周面12fに位置決め固定する。この結果、コイルユニットUcの両側が一対のマグネットユニットUm,Umにより挟まれる。なお、コイルユニットUcの両側と各マグネットユニットUm,Um間には僅かな隙間が存在するように考慮する。
次いで、他方のベアリング25の外周面を、後導水筒部22の上流側の端部内側に設けた係合段差部22jに装着するとともに、固定筒部23の他端開口に後導水筒部22の上流側の端部外側を装着し、複数の固定ネジ32…により固定する。以上により、目的のマイクロ水力発電機1を得ることができる。このマイクロ水力発電機1からは、コイルユニットUcに接続された電力出力リード45が導出されるため、この電力出力リード45は、外部に設置される交流/直流変換部等を含む発電処理部46を介して蓄電部(バッテリ)47に接続する。
一方、マイクロ水力発電機1を使用する際には、図7に示すように、そのまま河川51等の流水W中に設置すればよい。即ち、マイクロ水力発電機1の全体形態は、一体的な円筒形態となるため、そのまま河川51等に浸漬し、例えば、逆U形の固定具61…等を前導水筒部21の外周面に設けた段差部21s及び後導水筒部22の外周面に設けた段差部22sに係止することにより河川51等の底部に設置できるとともに、或いは変形逆U形の固定具62…等を前導水筒部21の外周面に設けた段差部21s及び後導水筒部22の外周面に設けた段差部22sに装着することにより河川51等の底部から所定高さの位置に設置できる。このように、マイクロ水力発電機1を設置するに際しては、各種方法(手段)を用いることができるが、マイクロ水力発電機1の基本的形態は、一体化された単純形態となるため、簡易かつ少ない固定具で極めて容易に設置できる。
他方、マイクロ水力発電機1を河川51等に設置すれば、流水Wは図1に示す点線矢印で示すように、流入口11iから前導水筒部21の内部に流入する。この際、前導水筒部21の内周面21tは下流側が小径となるテーパ状に形成されるため、流水Wの流速は、スクリュユニット2の内部、即ち、回動筒部12の内部で上昇し、スクリュ羽根部13、更には回動筒部12を、図2中矢印Fr方向(周方向)に回転させる。この際、回動筒部12の両端部は前後一対のベアリング24,25により回動自在に支持されるため、安定した回転動作が確保される。加えて、スクリュユニット2には、複数の螺旋状となる羽根片13a,13b…を有するスクリュ羽根部13を備えるため、流水Wの水流運動はスクリュ羽根部13の回転運動に効率的に変換される。したがって、設置した河川51等において、水流の速度が遅い場合や水流の流量が少ない場合であっても、より確実に運動変換を行わせることができる。そして、回動筒部12の内部を通過した流水Wは、後導水筒部22の内部を通って流出口11eから外部に流出する。
また、スクリュ羽根部13が回転することにより一体の回動筒部12も回転し、回動筒部12側に設けたマグネット28…は、固定筒部23側に設けたコイル29…に対して相対回転(相対変位)する。この結果、コイル29…からは起電力が発生し、電力出力リード45から発電出力が得られる。この場合、発電機構3には、回動筒部12の外周面12fの周方向に沿って所定間隔置きに固定した複数のマグネット28…と、外郭筒体11(固定筒部23)の内周面11cの周方向に沿って所定間隔置きに固定した複数のコイル29…とを設けたため、マグネット28…及びコイル29…の使用数量を大幅に増加させることができ、発電性能及び発電安定性の向上に寄与できる。
よって、このような本実施形態に係るマイクロ水力発電機1によれば、一端部に流水Wが流入する流入口11iを有し、かつ他端部に流入した流水Wが流出する流出口11eを有する外郭筒体11と、この外郭筒体11の内部に回動自在に支持され、かつ内部を流水Wが通過する回動筒部12を有するとともに、この回動筒部12の内周面12cに一体に設けたスクリュ羽根部13により構成したスクリュユニット2と、回動筒部12の外周面12fとこの外周面12fに対向する外郭筒体11の内周面11c間に配設した発電機構3とを備えてなるため、全体の構成を簡素化(シンプル化)できるとともに、サイズダウンによる小型化を図ることができる。この結果、様々な河川等に対して特別な工事を行うことなく、きわめて容易に設置可能となり、汎用性及び設置性を高めることができる。しかも、部品点数の削減及び製作工数の低減に伴うコストダウン、更にはメンテナンス性及び信頼性の向上にも寄与できる。
特に、外郭筒体11には、下流側が漸次小径となるテーパ状の内周面21tを有し、かつ上流側の端部が流入口11iとなる前導水筒部21と、上流側が漸次小径となるテーパ状の内周面22tを有し、かつ下流側の端部が流出口11eとなる後導水筒部22とを設け、前導水筒部21の下流側の端部と後導水筒部22の上流側の端部により回動筒部12の両端部を回動自在に支持するとともに、前導水筒部21と後導水筒部22を所定の間隔を置いて連結し、かつ回動筒部12の外周面12fを所定空間Sを介して覆う固定筒部23を設けたため、マイクロ水力発電機1の全体の外郭形状を、軸方向にほぼ同径となる単純な円筒形にすることができる。この結果、無用な突出部分が排除され、例えば、外郭径とほぼ同じ幅の水路等に対しても容易かつ確実に設置できるなど、更なる設置性の向上に寄与できるとともに、所定空間Sを発電機構3の配設スペースとして利用できるため、スペース効率の良好な運動変換機構、更には発電機構3を構築できる。
他方、図8〜図10には、本実施形態に係るマイクロ水力発電機1における発電機構3の変更例を示す。
図8及び図9は、発電機構3を構成するに際し、マグネット28…とコイル29…を径方向(放射方向)に並べて配する場合を示す。即ち、図1に示した発電機構3は、マグネット28…とコイル29…を軸方向に並べて配したものであるが、図8に示す発電機構3は、回動筒部12の外周面12fの周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ外周面12fに対して固定した複数のマグネット28…と、この複数のマグネット28…に対して、径方向(放射方向)外方から対向させるとともに、周方向Frに沿って所定間隔置きに配し、かつ固定筒部23(外郭筒体11)に対して位置を固定した複数のコイル29…とを設けたものである。したがって、図8に示す発電機構3は、図1に対して、マグネット28…の磁極の方向を90〔゜〕異ならせ、また、コイル29…の向きを90〔゜〕異ならせる点を除いて、図1の場合と同様に実施可能である。この場合、コイル29…及びマグネット28…は、それぞれ図4及び図5と同様に、コイルユニットUc及びマグネットユニットUmとして構成できる。
図9には、コイルユニットUcの一部を抽出して示す。図9中、66はリング状に形成したボビンホルダであり、このボビンホルダ66に周方向Frに沿って一定間隔置きに配した複数の孔部66s…を形成するとともに、この孔部66s…にコイル29…を収容(嵌合)してコイルユニットUcを構成できる。コイル29は、コイルボビン29bとこのコイルボビン29bにマグネットワイヤMwを巻回して構成したコイル部29wにより構成する。また、29s…はコイルボビン29bに形成した三つの貫通孔を示す。さらに、コイルユニットUcと固定筒部23(外郭筒体11)間には、複数のコイル29…に沿って配したリング状のヨーク15を配する。したがって、コイルユニットUcは、このヨーク15を介して外郭筒体11に固定する。このようなヨーク15を設ければ、発電機構3における磁気特性を最適化できるため、発電性能(発電効率)をより高めることができる利点がある。
さらに、図10は、図8及び図9に示した発電機構3に対して、力学インピーダンス調整機能部16を付加したものである。即ち、図8及び図9に示した発電機構3は、コイル29…の外側にリング状のヨーク15を配するとともに、コイルボビン29bには三つの貫通孔29s…を有するため、このヨーク15及び貫通孔29s…を利用して力学インピーダンス調整機能部16を付加した。具体的には、図10に示すように、コイルボビン29bに有する各貫通孔29s…に対応するヨーク15の各位置に径方向のネジ孔部15s…をそれぞれ形成し、この各ネジ孔部15s…に、力学インピーダンス調整ネジ16n…を螺合させて構成した。したがって、力学インピーダンス調整ネジ16n…の先端は、マグネット28…に対向し、力学インピーダンス調整ネジ16n…をドライバ等の工具により回すことにより、マグネット28…に対する間隔(ギャップ)Gを変更することができる。このように、発電機構3に、ヨーク15とマグネット28…間の少なくとも一部の間隔Gを変更して力学インピーダンスを変更可能な力学インピーダンス調整機能部16を設ければ、発電機構3における力学インピーダンスの大きさを任意に変更(調整)できるため、設置環境(流水量,流速等)に応じた適正な水力抵抗を設定できる利点がある。なお、例示の実施形態は、既設の貫通孔29s…をそのまま利用した場合を示したが、この貫通孔29s…は、別途形成しても勿論よい。このような発電機構3は、例示の形態に限定されるものではなく各種の変更形態により実施可能である。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、発電機構3として、回動筒部12の外周面12fに固定した複数のマグネット28…と、このマグネット28…に対して位置を固定した複数のコイル29…とを設けて構成した場合を示したが、回動筒部12の外周面12fに固定した複数のコイル29…と、このコイル29…に対して位置を固定した複数のマグネット28…とを設けて構成してもよい。
本発明に係るマイクロ水力発電機は、大小河川,農水路等をはじめ、流水が存在する環境下であれば、各種用途において利用できる。また、単独で利用してもよいし、風力発電システム等の他の発電システムと組合わせて利用してもよく、自然エネルギを利用した各種用途の電源として利用できる。
1:マイクロ水力発電機,2:スクリュユニット,3:発電機構,11:外郭筒体,11i:流入口,11e:流出口,11c:外郭筒体の内周面,12:回動筒部,12c:回動筒部の内周面,12f:回動筒部の外周面,13:スクリュ羽根部,15:ヨーク,16:力学インピーダンス調整機能部,21:前導水筒部,21t:テーパ状の内周面,22:後導水筒部,22t:テーパ状の内周面,23:固定筒部,24:ベアリング,25:ベアリング,27:通水孔,28…:マグネット,29…:コイル,W:流水,S:所定空間

Claims (4)

  1. 少なくとも、流水により回転するスクリュユニットと、このスクリュユニットの回転運動を電気エネルギに変換する発電機構とを備えてなるマイクロ水力発電機であって、下流側が漸次小径となるテーパ状の内周面を有し、かつ上流側の端部が前記流水の流入口となる前導水筒部,上流側が漸次小径となるテーパ状の内周面を有し、かつ下流側の端部が前記流水の流出口となる後導水筒部,及び前記前導水筒部と前記後導水筒部を所定間隔を置いて連結する固定筒部を有する外郭筒体と、前記前導水筒部の下流側の端部と前記後導水筒部の上流側の端部に配した前後一対のベアリングにより両端部が回動自在に支持されるとともに、前記固定筒部により外周面が所定の空間を介して覆われ、かつ内部を流水が通過する回動筒部,及びこの回動筒部の内周面に一体に設けるとともに、中心部に、前後に貫通する通水孔を有し、かつこの回動筒部の軸方向に沿って螺旋状となる複数の羽根片を有するスクリュ羽根部により構成したスクリュユニットと、前記回動筒部の外周面とこの外周面に対向する前記外郭筒体の内周面間に配設した発電機構とを備えてなることを特徴とするマイクロ水力発電機。
  2. 前記発電機構は、前記回動筒部の外周面の周方向に沿って所定間隔置きに配し、かつ前記外周面に対して固定した複数のマグネット(又はコイル)と、この複数のマグネット(又はコイル)に対向させるとともに、前記周方向に沿って所定間隔置きに配し、かつ位置を固定した複数のコイル(又はマグネット)とを備えることを特徴とする請求項1記載のマイクロ水力発電機。
  3. 前記発電機構は、前記複数のコイルに沿って配したヨークを備えることを特徴とする請求項2記載のマイクロ水力発電機。
  4. 前記発電機構は、前記ヨークと前記マグネット間の少なくとも一部の間隔を変更して力学インピーダンスを変更可能な力学インピーダンス調整機能部を備えることを特徴とする請求項3記載のマイクロ水力発電機。
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