JP2013007290A - 漏斗状水流式羽根内蔵ロータ型発電機 - Google Patents

Abstract

【課題】装置の小型化、構造の簡素化、製造を簡単にし、高い発電効率の水力発電装置を提供する。
【解決手段】水管の外にステータ１０設置し、漏斗の入水口とモータの入水口の断面積の違いと本体ケースの整流効果により排水効率を高
めることにより内部を通る水流を速め、一体化した羽根７とバックヨーク8と磁石９を効率良く回転運動させる事により発電する。それ
により部品数が少なくなり、小型化、製造の簡素化出来る発電機となり、都市部周辺の河川以外に排水処理施設の貯水槽の水圧による水
流も利用でき配管等にも設置できる。

【提出物件の目録】
【選択図】 図１

Description

水力発電

従来の水力発電機はダムが主流である。

従来の発明では水管の中にボスを起きガイドベーンで水流を導き羽根を回し発電する。 （特許文献１。）

従来の発明では漏斗形状で水流を管内部に導いているが、管内部に羽根付きのモータが置いている。 （実用新案文献１。）

特開2006-189014号公報 登録実用新案第3157842号

以上の発明では建設費が大きく都市部までの送電線も長距離必要であり、環境問題も大きい。

以上の発明では水管内のボスとベーンで水流を加速している羽根に、より高回転を与え発電したい。

以上の発明では漏斗で水流を集めているが水管中のモータの設置が水流の流れの抵抗になる。

本発明は高低差の水流を使わず、都市部周辺の河川にも設置でき汚水処理場の貯水槽の水圧を利用できる為、長距離の送電線を必要とし
ない。

大きい断面積の漏斗の入水口から断面積の小さいモータ入水口の水流の速度は断面積に反比例するため断面積の大きい漏斗で水流を加速
させてからモータ内部の羽根を回転させ発電する。

管内部に羽根以外を置かずの水流を効率良く回転運動に変える。

流線形の本体ケースの整流効果により排水口の排水効率を高める。

小型化出来るため一定の水流を有する都市部の河川や汚水処理場の貯水槽に設置出来、送電による電力ロスを抑える事ができる。

大きい断面積の漏斗の入水口から断面積の小さいモータ入水口に絞り込んだ漏斗と整流効果を高めた本体ケースにより高い排水効率で速
めた水流で発電出来るため、部品数を少なく発電機自体を小型化できる。

水管内に羽根以外に余計なものが無いため、水流を羽根の回転の効率を高められる。

全体図 モータの側面図 モータの正面図

以下、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。

図に置いて１は漏斗、２はモータ、３はケースである。４、５、６は水流の流れを表す。

４で取り込まれた水流は５で加速し２のモータ内の７の羽根を回し６に抜ける。

羽根７の外周部にロータ８、磁石９が付き回転する事によりステータ１０で発電する。

本体ケース３は流線形とし水流を後方に流れ易くし排水口６からの排水効率を高める。

１ 漏斗
２ モータ
３ 本体ケース
４ 本体入水口
５ モータ入水口
６ 排水口
７ 羽根
８ バックヨーク
９ 磁石
１０ ステータ
１１ ベアリング

Claims (3)

1. 断面積の大きい入水口から絞り込んだ断面積の小さいモータ入水口を持つ漏斗の形状で水流を加速し、水流を効率良く回転運動に変えて
   発電する。
2. モータ内部に直線上に羽根を数枚付け、その羽根を外側のバックヨークと磁石を一体化させ回転させ、水管の外側に設置したステータに
   より発電する。
3. 流線形の整流効果を持つ本体ケースで水の流れを良くして排水口からの排水効率を高める。